JPH0448362B2 - - Google Patents
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- JPH0448362B2 JPH0448362B2 JP60037443A JP3744385A JPH0448362B2 JP H0448362 B2 JPH0448362 B2 JP H0448362B2 JP 60037443 A JP60037443 A JP 60037443A JP 3744385 A JP3744385 A JP 3744385A JP H0448362 B2 JPH0448362 B2 JP H0448362B2
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B5/00—Joining sheets or plates, e.g. panels, to one another or to strips or bars parallel to them
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B7/00—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
- G02B7/18—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for prisms; for mirrors
- G02B7/182—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for prisms; for mirrors for mirrors
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B2200/00—Constructional details of connections not covered for in other groups of this subclass
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、例えば光学部品とこれの保持具との
結合のごとく、熱膨張率差大の構造物の結合構造
に係り、特に前記光学部品のごとく、平面度が要
求される構造物の結合に好適な熱膨張率差大の構
造物の結合構造に関する。
結合のごとく、熱膨張率差大の構造物の結合構造
に係り、特に前記光学部品のごとく、平面度が要
求される構造物の結合に好適な熱膨張率差大の構
造物の結合構造に関する。
第７図、第８図および第９図に、熱膨張率の異
なる構造物を結合剤により結合する従来の結合構
造を示す。
なる構造物を結合剤により結合する従来の結合構
造を示す。
これらの図に示す従来技術は、例えばアルミニ
ウム製の保持具１の基準面２に、ミラー等の光学
部品３を組み付け、前記保持具１と光学部品３と
を、光学部品３における保持具１の基準面２と交
わる両側の側壁面４，５の両端部と、前記保持具
１の基準面２とにはさまれた隅角部に、すみ肉形
状に結合剤を施した係合部６，７，８，９により
結合しており、保持具１の基準面２に光学部品３
を押さえ込むように結合している。
ウム製の保持具１の基準面２に、ミラー等の光学
部品３を組み付け、前記保持具１と光学部品３と
を、光学部品３における保持具１の基準面２と交
わる両側の側壁面４，５の両端部と、前記保持具
１の基準面２とにはさまれた隅角部に、すみ肉形
状に結合剤を施した係合部６，７，８，９により
結合しており、保持具１の基準面２に光学部品３
を押さえ込むように結合している。
したがつて、前記従来技術では、保持具１と光
学部品３の熱膨張率の差により、低温時に第８図
に示すごとく、光学部品３の幅方向に応力F3が
発生すると、光学部品３に曲げモーメントM3を
与え、また第９図に示すごとく、光学部品３の長
さ方向に応力F4が発生すると、光学部品３に曲
げモーメントM4を与える。
学部品３の熱膨張率の差により、低温時に第８図
に示すごとく、光学部品３の幅方向に応力F3が
発生すると、光学部品３に曲げモーメントM3を
与え、また第９図に示すごとく、光学部品３の長
さ方向に応力F4が発生すると、光学部品３に曲
げモーメントM4を与える。
その結果、光学部品３が変形し、光学部品３の
歪みによる光束ずれが生じる問題がある。
歪みによる光束ずれが生じる問題がある。
前記従来技術により結合した光学部品の光束ず
れ現象を、第１０図に温度と目標点ずれの関係で
表す。
れ現象を、第１０図に温度と目標点ずれの関係で
表す。
この第１０図から、15℃を境に低温側でずれ
量、つまり光学部品３の歪みによる光束ずれが増
加していることが判る。
量、つまり光学部品３の歪みによる光束ずれが増
加していることが判る。
さらに、熱膨張率の異なる構造物の結合構造の
従来技術には、特開昭52−50704号公報、実開昭
56−119147号公報、実開昭57−33434号公報等に
開示されている技術がある。
従来技術には、特開昭52−50704号公報、実開昭
56−119147号公報、実開昭57−33434号公報等に
開示されている技術がある。
しかし、そのいずれの従来技術も熱膨張率の差
によつて構造物に歪みが生じる問題がある。
によつて構造物に歪みが生じる問題がある。
本発明の目的は、前記従来技術の問題を解決
し、熱膨張率の異なる構造物の温度変化による歪
みを防止し得る熱膨張率差大の構造物の結合構造
を提供することにある。
し、熱膨張率の異なる構造物の温度変化による歪
みを防止し得る熱膨張率差大の構造物の結合構造
を提供することにある。
本発明は、熱膨張率の異なる第１、第２の構造
物の、前記第２の構造物の側壁面における高さ方
向のほぼ中央部と、前記第１の構造物の凸部の側
壁面における前記第２の構造物の側壁面のほぼ中
央部と同一レベルの位置との間に、弾力性を有す
る結合剤により、すみ肉形状の架橋を架け渡した
こと、この架橋により前記第１、第２の構造物を
結合したことに特徴を有するもので、この構成に
より、熱膨張率の異なる構造物の温度変化による
歪みを防止することができる。
物の、前記第２の構造物の側壁面における高さ方
向のほぼ中央部と、前記第１の構造物の凸部の側
壁面における前記第２の構造物の側壁面のほぼ中
央部と同一レベルの位置との間に、弾力性を有す
る結合剤により、すみ肉形状の架橋を架け渡した
こと、この架橋により前記第１、第２の構造物を
結合したことに特徴を有するもので、この構成に
より、熱膨張率の異なる構造物の温度変化による
歪みを防止することができる。
以下、本発明の実施例を図面により説明する。
第１図〜第４図は、光デイスクヘツドのトラツ
キングアクチユエータ（可動ガルバミラー）に適
用した本発明の一実施例を示す。
キングアクチユエータ（可動ガルバミラー）に適
用した本発明の一実施例を示す。
これらの図に示す実施例では、第１の構造物と
しての保持具１０と、これとは熱膨張率が異なる
第２の構造物としての光学部品１６とが、結合剤
で形成された架橋１９，２０，２１，２２により
結合されている。
しての保持具１０と、これとは熱膨張率が異なる
第２の構造物としての光学部品１６とが、結合剤
で形成された架橋１９，２０，２１，２２により
結合されている。
前記保持具１０は、アルミニウム等で形成され
ている。また、保持具１０の基準面１１側にはＸ
−X′方向に間隔をおいて凸部１２，１３が一体
に設けられており、これらの凸部１２，１３の長
さ方向の中間部には、光学部品１６を組み付ける
ための切り欠き部が形成されている。
ている。また、保持具１０の基準面１１側にはＸ
−X′方向に間隔をおいて凸部１２，１３が一体
に設けられており、これらの凸部１２，１３の長
さ方向の中間部には、光学部品１６を組み付ける
ための切り欠き部が形成されている。
前記光学部品１６は、前記保持具１０の凸部１
２，１３に形成された切り欠き部に納められ、組
み付けられている。
２，１３に形成された切り欠き部に納められ、組
み付けられている。
前記架橋１９，２０，２１，２２を形成するた
めの結合剤には、エポキシ樹脂系、ゴム系、シリ
コン系等の弾力性を有する接着剤が使用される。
また、この結合剤は例えば厚さ２mmの光学部品１
６に対して、１mm程度の厚さに施される。
めの結合剤には、エポキシ樹脂系、ゴム系、シリ
コン系等の弾力性を有する接着剤が使用される。
また、この結合剤は例えば厚さ２mmの光学部品１
６に対して、１mm程度の厚さに施される。
前記架橋１９，２０，２１，２２は、前記結合
剤により、保持具１０の凸部１２，１３の同じ位
相の側壁面であるＸ側の側壁面１４，１５の高さ
方向Ｚ中央部中立軸上と、前記保持具１０の凸部
１２，１３の側壁面１４，１５と交わる光学部品
１６のＹ−Y′方向の側壁面１７，１８の高さ方
向Ｚの中央部中立軸上との間に、すみ肉形状に架
け渡されており、これらの架橋１９，２０，２
１，２２により保持具１０と光学部品１６とが結
合されている。
剤により、保持具１０の凸部１２，１３の同じ位
相の側壁面であるＸ側の側壁面１４，１５の高さ
方向Ｚ中央部中立軸上と、前記保持具１０の凸部
１２，１３の側壁面１４，１５と交わる光学部品
１６のＹ−Y′方向の側壁面１７，１８の高さ方
向Ｚの中央部中立軸上との間に、すみ肉形状に架
け渡されており、これらの架橋１９，２０，２
１，２２により保持具１０と光学部品１６とが結
合されている。
なお、第４図において、矢印ａ，ｂは結合剤の
硬化時に保持具１０や光学部品１６に掛かる力の
方向を示す。
硬化時に保持具１０や光学部品１６に掛かる力の
方向を示す。
前記実施例の熱膨張率差大の構造物の結合構造
は、次のように作用する。
は、次のように作用する。
すなわち、保持具１０と光学部品１６の熱膨張
率の差により、低温時に第２図に示すごとく、保
持具１０のＹ−Y′方向に応力F5が発生すると、
架橋１９，２１、および架橋２０，２２を通じて
光学部品１６に幅方向の圧縮力が作用する。しか
し、この圧縮力は光学部品１６の各側壁面１７，
１８の高さ方向Ｚの中央部中立軸上に作用し、し
かも前記各側壁面１７，１８に直角に作用する。
また、架橋１９〜２２は弾力性を有する結合剤で
形成されているため、前記圧縮力を吸収緩和す
る。
率の差により、低温時に第２図に示すごとく、保
持具１０のＹ−Y′方向に応力F5が発生すると、
架橋１９，２１、および架橋２０，２２を通じて
光学部品１６に幅方向の圧縮力が作用する。しか
し、この圧縮力は光学部品１６の各側壁面１７，
１８の高さ方向Ｚの中央部中立軸上に作用し、し
かも前記各側壁面１７，１８に直角に作用する。
また、架橋１９〜２２は弾力性を有する結合剤で
形成されているため、前記圧縮力を吸収緩和す
る。
その結果、光学部品１６の幅方向の両端部を保
持具１０の基準面１１に押さえ込む方向の曲げモ
ーメントが発生せず、この曲げモーメントによる
光学部品１６の変形を防止することができるの
で、前記曲げモーメントによる光学部品１６の歪
みを著しく小さくすることができる。
持具１０の基準面１１に押さえ込む方向の曲げモ
ーメントが発生せず、この曲げモーメントによる
光学部品１６の変形を防止することができるの
で、前記曲げモーメントによる光学部品１６の歪
みを著しく小さくすることができる。
一方、低温時に第３図に示すごとく、保持具１
０のＸ−X′方向に応力F6が発生すると、架橋１
９，２０、および架橋２１，２２を通じて光学部
品１６に長さ方向に圧縮力が作用する。しかし、
この圧縮力は光学部品１６の側壁面１７，１８の
高さ方向Ｚの中央部中立軸上に作用し、また架橋
１９，２０、および架橋２１，２２は保持具１０
の凸部１２，１３の同じ位相、つまりＸ軸の側壁
面１４，１５に架けられているので、前記圧縮力
を一方向に逃がすことが可能であり、しかも架橋
１９〜２２が前記圧縮力を吸収緩和する。
０のＸ−X′方向に応力F6が発生すると、架橋１
９，２０、および架橋２１，２２を通じて光学部
品１６に長さ方向に圧縮力が作用する。しかし、
この圧縮力は光学部品１６の側壁面１７，１８の
高さ方向Ｚの中央部中立軸上に作用し、また架橋
１９，２０、および架橋２１，２２は保持具１０
の凸部１２，１３の同じ位相、つまりＸ軸の側壁
面１４，１５に架けられているので、前記圧縮力
を一方向に逃がすことが可能であり、しかも架橋
１９〜２２が前記圧縮力を吸収緩和する。
その結果、光学部品１６の長さ方向の両端部を
保持具１０の基準面１１に押さえ込む方向の曲げ
モーメントが作用せず、この曲げモーメントによ
る光学部品１６の変形を防止することができるの
で、前記曲げモーメントによる光学部品１６の歪
みをも著しく小さくすることができる。
保持具１０の基準面１１に押さえ込む方向の曲げ
モーメントが作用せず、この曲げモーメントによ
る光学部品１６の変形を防止することができるの
で、前記曲げモーメントによる光学部品１６の歪
みをも著しく小さくすることができる。
さらに、低温時のみならず、高温時においても
曲げモーメントによる光学部品１６の歪みを極め
て小さくすることができる。
曲げモーメントによる光学部品１６の歪みを極め
て小さくすることができる。
したがつて、この実施例によれば、保持具１０
と光学部品１６間の熱膨張率の差が大きく、かつ
使用中に温度変化が生じた場合であつても、光学
部品１６の波面収差に影響を与えず、光学部品１
６を高精度に保持することができる。
と光学部品１６間の熱膨張率の差が大きく、かつ
使用中に温度変化が生じた場合であつても、光学
部品１６の波面収差に影響を与えず、光学部品１
６を高精度に保持することができる。
次に、第５図Ａ，Ｂは温度変化時の光学部品の
干渉縞の測定結果の一例を示す。
干渉縞の測定結果の一例を示す。
なお、第５図Ｂにおいて、
A1……干渉縞３０相互の間における一端側の
ピツチ A2……干渉縞３０相互の間における他端側の
ピツチ Ｂ……干渉縞の中心位置のずれ とするとき、 縞の曲がり量＝Ｂ／（A1＋A2）／２ となる。
ピツチ A2……干渉縞３０相互の間における他端側の
ピツチ Ｂ……干渉縞の中心位置のずれ とするとき、 縞の曲がり量＝Ｂ／（A1＋A2）／２ となる。
この図から常温では干渉縞３０の変形を1/10程
度に抑えることができ、０℃の場合には1/5程度
まで抑え得ることが判る。
度に抑えることができ、０℃の場合には1/5程度
まで抑え得ることが判る。
ついで、第６図は本発明による結合構造と、第
７図〜第９図に示す従来技術による光学部品の波
面収差の分布を表す。
７図〜第９図に示す従来技術による光学部品の波
面収差の分布を表す。
この第６図において、
1……本発明による結合構造での光学部品
（ミラー）の波面収差の平均値 σ1……同上標準偏差（3σ） 2……従来技術での光学部品（ミラー）の波
面収差の平均値 σ2……同上標準値（3σ） を示す。
（ミラー）の波面収差の平均値 σ1……同上標準偏差（3σ） 2……従来技術での光学部品（ミラー）の波
面収差の平均値 σ2……同上標準値（3σ） を示す。
この図から本発明による結合構造は従来技術に
比べて縞の曲がり量が減少していることが判る。
比べて縞の曲がり量が減少していることが判る。
なお、本発明は光学部品の結合に限らず、熱膨
張率の異なる構造物全般に適用でき、また３個以
上の構造物の結合にも適用できること勿論であ
る。
張率の異なる構造物全般に適用でき、また３個以
上の構造物の結合にも適用できること勿論であ
る。
また、この実施例において、厳密に保持具１０
の凸部１２，１３の側壁面１４，１５の高さ方向
Ｚの中央部中立軸上と、光学部品１６の側壁面１
７，１８の高さ方向Ｚの中央部中立軸上との間に
架橋１９〜２２を架け渡すものに限らない。特
に、保持具１０の凸部１２，１３の高さは必ずし
も光学部品１６と同じ高さに形成されるとは限ら
ないので、第２の構造物としての光学部品１６の
側壁面１７，１８の高さ方向Ｚのほぼ中央部と、
第１の構造物としての保持具１０の凸部１２，１
３の側壁面１４，１５の高さ方向Ｚにおける前記
光学部品１６のほぼ中央部と同一レベルの位置と
の間に架橋１９〜２２を架け渡していればよい。
の凸部１２，１３の側壁面１４，１５の高さ方向
Ｚの中央部中立軸上と、光学部品１６の側壁面１
７，１８の高さ方向Ｚの中央部中立軸上との間に
架橋１９〜２２を架け渡すものに限らない。特
に、保持具１０の凸部１２，１３の高さは必ずし
も光学部品１６と同じ高さに形成されるとは限ら
ないので、第２の構造物としての光学部品１６の
側壁面１７，１８の高さ方向Ｚのほぼ中央部と、
第１の構造物としての保持具１０の凸部１２，１
３の側壁面１４，１５の高さ方向Ｚにおける前記
光学部品１６のほぼ中央部と同一レベルの位置と
の間に架橋１９〜２２を架け渡していればよい。
以上説明し本発明によれば、凸部を有する第１
の構造物に、これとは熱膨張率の異なる材料で形
成された第２の構造物を前記凸部の伸びる方向に
交差させて組み付け、前記第１、第２の構造物を
結合剤により結合する結合構造において、前記第
１の構造物の凸部の側壁面と交わる前記第２の構
造物の側壁面における高さ方向のほぼ中央部と、
前記第１の構造物の凸部の側壁面における前記第
２の構造物の側壁面のほぼ中央部と同一レベルの
位置との間に、弾力性を有する結合剤により、す
み肉形状の架橋を架け渡し、この架橋により前記
第１、第２の構造物を結合しているので熱膨張率
の異なる構造物の温度変化による歪みを防止で
き、したがつて構造物を高精度に保持し得る効果
がある。
の構造物に、これとは熱膨張率の異なる材料で形
成された第２の構造物を前記凸部の伸びる方向に
交差させて組み付け、前記第１、第２の構造物を
結合剤により結合する結合構造において、前記第
１の構造物の凸部の側壁面と交わる前記第２の構
造物の側壁面における高さ方向のほぼ中央部と、
前記第１の構造物の凸部の側壁面における前記第
２の構造物の側壁面のほぼ中央部と同一レベルの
位置との間に、弾力性を有する結合剤により、す
み肉形状の架橋を架け渡し、この架橋により前記
第１、第２の構造物を結合しているので熱膨張率
の異なる構造物の温度変化による歪みを防止で
き、したがつて構造物を高精度に保持し得る効果
がある。
第１図〜第４図は光デイスクヘツドのトラツキ
ングアクチユエータに適用した本発明の一実施例
を示すもので、その第１図は全体の斜視図、第２
図は第１図の矢視図、第３図は第１図の矢視
図、第４図は要部の拡大斜視図、第５図Ａ，Ｂは
温度変化時の光学部品の干渉縞の測定結果の一例
を示す図、第６図は本発明による結合構造と従来
技術とについて光学部品の波面収差分布を示す
図、第７図〜第９図は従来技術を示すもので、そ
の第７図は全体の斜視図、第８図は第７図の矢
視図、第９図は第７図の矢視図、第１０図は光
学部品の温度と目標点ずれの関係を示す図であ
る。 １０……第１の構造物としての保持具、１１…
…保持具の基準面、１２，１３……保持具に設け
られた凸部、１４，１５……凸部の同じ位相の側
壁面、１６……第２の構造物としての光学部品、
１７，１８……凸部の側壁面と交わる光学部品の
側壁面、１９〜２２……保持具と光学部品とを結
合している架橋。
ングアクチユエータに適用した本発明の一実施例
を示すもので、その第１図は全体の斜視図、第２
図は第１図の矢視図、第３図は第１図の矢視
図、第４図は要部の拡大斜視図、第５図Ａ，Ｂは
温度変化時の光学部品の干渉縞の測定結果の一例
を示す図、第６図は本発明による結合構造と従来
技術とについて光学部品の波面収差分布を示す
図、第７図〜第９図は従来技術を示すもので、そ
の第７図は全体の斜視図、第８図は第７図の矢
視図、第９図は第７図の矢視図、第１０図は光
学部品の温度と目標点ずれの関係を示す図であ
る。 １０……第１の構造物としての保持具、１１…
…保持具の基準面、１２，１３……保持具に設け
られた凸部、１４，１５……凸部の同じ位相の側
壁面、１６……第２の構造物としての光学部品、
１７，１８……凸部の側壁面と交わる光学部品の
側壁面、１９〜２２……保持具と光学部品とを結
合している架橋。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 凸部を有する第１の構造物に、これとは熱膨
張率の異なる材料で形成された第２の構造物を前
記凸部の伸びる方向に交差させて組み付け、前記
第１、第２の構造物を結合剤により結合する結合
構造において、前記第１の構造物の凸部の側壁面
と交わる前記第２の構造物の側壁面における高さ
方向のほぼ中央部と、前記第１の構造物の凸部に
おける前記第２の構造物の側壁面のほぼ中央部と
同一レベルの位置との間に、弾力性を有する結合
剤により、すみ肉形状の架橋を架け渡し、この架
橋により前記第１、第２の構造物を結合したこと
を特徴とする熱膨張率差大の構造物の結合構造。 ２ 特許請求の範囲第１項において、前記第１の
構造物に複数個の凸部を設け、前記第２の側壁面
における高さ方向のほぼ中央部と、前記各凸部の
同じ位相の側壁面における前記第１の構造物の側
壁面のほぼ中央部と同一レベルの位置との間に、
架橋を架け渡したことを特徴とする熱膨張率差大
の構造物の結合構造。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60037443A JPS61198114A (ja) | 1985-02-28 | 1985-02-28 | 熱膨張率差大の構造物の結合構造 |
| US06/829,825 US4634624A (en) | 1985-02-28 | 1986-02-18 | Combined structure comprising parts having different coefficients of thermal expansion |
| DE19863606392 DE3606392A1 (de) | 1985-02-28 | 1986-02-27 | Verbindungsanordnung von bauteilen mit unterschiedlichen thermischen ausdehnungskoeffizienten |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60037443A JPS61198114A (ja) | 1985-02-28 | 1985-02-28 | 熱膨張率差大の構造物の結合構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61198114A JPS61198114A (ja) | 1986-09-02 |
| JPH0448362B2 true JPH0448362B2 (ja) | 1992-08-06 |
Family
ID=12497647
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60037443A Granted JPS61198114A (ja) | 1985-02-28 | 1985-02-28 | 熱膨張率差大の構造物の結合構造 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4634624A (ja) |
| JP (1) | JPS61198114A (ja) |
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| US3424642A (en) * | 1966-08-19 | 1969-01-28 | Pittsburgh Plate Glass Co | Laminated window panels |
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-
1985
- 1985-02-28 JP JP60037443A patent/JPS61198114A/ja active Granted
-
1986
- 1986-02-18 US US06/829,825 patent/US4634624A/en not_active Expired - Lifetime
- 1986-02-27 DE DE19863606392 patent/DE3606392A1/de not_active Withdrawn
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61198114A (ja) | 1986-09-02 |
| DE3606392A1 (de) | 1986-08-28 |
| US4634624A (en) | 1987-01-06 |
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