JPH0448292Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0448292Y2 JPH0448292Y2 JP1987134798U JP13479887U JPH0448292Y2 JP H0448292 Y2 JPH0448292 Y2 JP H0448292Y2 JP 1987134798 U JP1987134798 U JP 1987134798U JP 13479887 U JP13479887 U JP 13479887U JP H0448292 Y2 JPH0448292 Y2 JP H0448292Y2
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- JP
- Japan
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- barbed wire
- split
- fence
- fastening
- barbed
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 5
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 5
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 5
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000003776 cleavage reaction Methods 0.000 description 1
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- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
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- 230000007017 scission Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はフエンスの支柱を利用してフエンスに
有刺鉄線を取付けることができるようにした有刺
鉄線取付金具に関する。
有刺鉄線を取付けることができるようにした有刺
鉄線取付金具に関する。
(従来の技術及び問題点)
金網柵等のフエンスは所定間隔に支柱を立設し
て支柱間に横桟.胴縁等を架設しこれに金網を張
設するものであるが、このようなフエンスに有刺
鉄線を取付ける必要がある場合は、従来は支柱に
係止爪を切設してこれに有刺鉄線の一部を引掛け
るようにする方法が一般的であつた。しかし金属
製の支柱に係止爪を切設すると孔があいてそこか
ら雨水等が浸入し、又支柱の強度を損うといつた
問題がある。又支柱に有刺鉄線が直かに取付けら
れる為に絶えず金属同志の接摺が生じると共に、
有刺鉄線がフエンスに近接し過ぎて有刺鉄線の効
果が損われるといつたことも問題であつた。
て支柱間に横桟.胴縁等を架設しこれに金網を張
設するものであるが、このようなフエンスに有刺
鉄線を取付ける必要がある場合は、従来は支柱に
係止爪を切設してこれに有刺鉄線の一部を引掛け
るようにする方法が一般的であつた。しかし金属
製の支柱に係止爪を切設すると孔があいてそこか
ら雨水等が浸入し、又支柱の強度を損うといつた
問題がある。又支柱に有刺鉄線が直かに取付けら
れる為に絶えず金属同志の接摺が生じると共に、
有刺鉄線がフエンスに近接し過ぎて有刺鉄線の効
果が損われるといつたことも問題であつた。
(技術的課題)
従つて本考案においては、フエンスの支柱に係
止爪を切設したりしないで、簡単確実に有刺鉄線
を取付けでき、而もフエンスから後方へ充分な距
離を保つて取付けられ、且つ金属同志の接触をな
くして有刺鉄線の効果が高められるようにするこ
とを技術的課題とする。
止爪を切設したりしないで、簡単確実に有刺鉄線
を取付けでき、而もフエンスから後方へ充分な距
離を保つて取付けられ、且つ金属同志の接触をな
くして有刺鉄線の効果が高められるようにするこ
とを技術的課題とする。
(問題を解決するための手段)
上記の技術的課題を解決するために、本考案は
支柱10に嵌合抱持されるように左右二つの割環
体1,2を前端部の枢支部3を支点に開閉自在に
結合し、割環体1,2の後部に相対して突出する
ように脚片4,5を一体形成し、この両脚片4,
5に割環体1,2をボルト6とナツト7で締結す
る締結部8と、後端より有刺鉄線20を挟入係止
しうる有刺鉄線取付部9とを設けてなるのであ
る。
支柱10に嵌合抱持されるように左右二つの割環
体1,2を前端部の枢支部3を支点に開閉自在に
結合し、割環体1,2の後部に相対して突出する
ように脚片4,5を一体形成し、この両脚片4,
5に割環体1,2をボルト6とナツト7で締結す
る締結部8と、後端より有刺鉄線20を挟入係止
しうる有刺鉄線取付部9とを設けてなるのであ
る。
(作用)
上記の技術的手段は次のように作用する。左右
の割環体1,2を開いて支柱10に嵌合し適正位
置において脚片4,5の締結部8をボルト6とナ
ツト7で締結する。脚片4,5の後端に開口して
いる取付部9に有刺鉄線20を挟入係止させ、止
め具21で固定する。このようにすると有刺鉄線
20は支柱10の後部より一定の間隔S′離間した
位置に取付けられるから支柱10に対しても、又
金網11に対しても接触せず、常に必要な間隔を
保つて後方位置に保持される。
の割環体1,2を開いて支柱10に嵌合し適正位
置において脚片4,5の締結部8をボルト6とナ
ツト7で締結する。脚片4,5の後端に開口して
いる取付部9に有刺鉄線20を挟入係止させ、止
め具21で固定する。このようにすると有刺鉄線
20は支柱10の後部より一定の間隔S′離間した
位置に取付けられるから支柱10に対しても、又
金網11に対しても接触せず、常に必要な間隔を
保つて後方位置に保持される。
(効果)
本考案は、上記のように構成されているので、
左右割環体1,2を支柱10に装着して締結部8
をボルト6とナツト7で締結した後に、有刺鉄線
を後方の割溝9aより挟入係止してボルト挿入部
9bをボルト21aとナツト21bで締着すれば
フエンスの支柱を傷つけないで有刺鉄線を簡単迅
速に取付けできるとともに、後方より締着部8を
ボルト、ナツトで再締着することにより、支柱へ
の取付けをより強固に且つ有刺鉄線の取付を確実
に行うことができ、而もこの有刺鉄線の取付け
は、フエンスから後方へ所定の距離を保つて取付
けられる為、支柱や金網にも接触せず、従つて有
刺鉄線の機能を有効に発揮でき、また構成も簡単
で作業を迅速能率的に行うことができる為コスト
的にも有利である。
左右割環体1,2を支柱10に装着して締結部8
をボルト6とナツト7で締結した後に、有刺鉄線
を後方の割溝9aより挟入係止してボルト挿入部
9bをボルト21aとナツト21bで締着すれば
フエンスの支柱を傷つけないで有刺鉄線を簡単迅
速に取付けできるとともに、後方より締着部8を
ボルト、ナツトで再締着することにより、支柱へ
の取付けをより強固に且つ有刺鉄線の取付を確実
に行うことができ、而もこの有刺鉄線の取付け
は、フエンスから後方へ所定の距離を保つて取付
けられる為、支柱や金網にも接触せず、従つて有
刺鉄線の機能を有効に発揮でき、また構成も簡単
で作業を迅速能率的に行うことができる為コスト
的にも有利である。
(実施例)
本考案の好ましい実施例を次に示す。
左右の割環体1,2は一定幅の帯板金属を半円
形に形成したものを、対にして前端部の枢支部3
を支点に開閉自在となす。枢支部3は第4図のよ
うにピン3aを小円筒部3bに挿入してヒンジと
なすか、又は第3図に示すように係止突片3cと
係止孔3dによる係合式にして同様のヒンジとす
る。又ピンや係合式を用いないで、左右割環体
1,2を一連に形成してばねの弾力にて開閉する
ようにする場合もある。
形に形成したものを、対にして前端部の枢支部3
を支点に開閉自在となす。枢支部3は第4図のよ
うにピン3aを小円筒部3bに挿入してヒンジと
なすか、又は第3図に示すように係止突片3cと
係止孔3dによる係合式にして同様のヒンジとす
る。又ピンや係合式を用いないで、左右割環体
1,2を一連に形成してばねの弾力にて開閉する
ようにする場合もある。
脚片4,5は左右の割環体1,2の後端部を後
方へ突出するように一体形成して相対向させ、そ
の付根に近い位置にボルト孔8a,8aを設け
る。
方へ突出するように一体形成して相対向させ、そ
の付根に近い位置にボルト孔8a,8aを設け
る。
有刺鉄線取付部9は後端が開放した割溝9aと
割溝9aの中間にボルト挿入部9bを設けてな
り、割溝9aの前部9a′に有刺鉄線20を後方よ
り挟入係止させる構成とする。
割溝9aの中間にボルト挿入部9bを設けてな
り、割溝9aの前部9a′に有刺鉄線20を後方よ
り挟入係止させる構成とする。
止め具21はボルト21aとナツト21bとよ
りなる。有刺鉄線20を割溝9aの後部開口より
挿入して前部9a′へ押しやり、その後にボルト挿
入部9bにボルト21aを挿入しナツトた21b
で固定すると有刺鉄線20は割溝9aから抜脱で
きなくなる。この止め具21はボルト.ナツトの
他にリベツトや割ピン又は掛け外し式レバー等適
宜のものに代えることができる。
りなる。有刺鉄線20を割溝9aの後部開口より
挿入して前部9a′へ押しやり、その後にボルト挿
入部9bにボルト21aを挿入しナツトた21b
で固定すると有刺鉄線20は割溝9aから抜脱で
きなくなる。この止め具21はボルト.ナツトの
他にリベツトや割ピン又は掛け外し式レバー等適
宜のものに代えることができる。
図面は本考案の実施例を示すもので、その第1
図は金網フエンスに本考案金具を用いて有刺鉄線
を取付けた状態の斜視図、第2図は要部の拡大し
た側面図、第3図はその平面図、第4図は分解し
た斜視図である。 1,2……割環体、3……枢支部、4,5……
脚片、6……ボルト、7……ナツト、8……締結
部、9……有刺鉄線取付部、10……支柱、11
……金網、20……有刺鉄線。
図は金網フエンスに本考案金具を用いて有刺鉄線
を取付けた状態の斜視図、第2図は要部の拡大し
た側面図、第3図はその平面図、第4図は分解し
た斜視図である。 1,2……割環体、3……枢支部、4,5……
脚片、6……ボルト、7……ナツト、8……締結
部、9……有刺鉄線取付部、10……支柱、11
……金網、20……有刺鉄線。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) フエンスの支柱10に嵌合抱持されるように
左右に分離した2つの割環体1,2を前端部の
枢支部3を支点に開閉自在に結合し、左右割環
体1,2の各後部に相対して突出するように脚
片4,5を一体形成するとともに、この両脚片
4,5に割環体1,2をボルト6とナツト7で
締結する締結部8と、その後方に有刺鉄線取付
部9とを設けてなり、前記有刺鉄線取付部9
は、後端より有刺鉄線を挟入係止しうるように
後部が開放した割溝9aと、割溝9aの中間に
形成したボルト挿入部9b及びこのボルト挿入
部9bをボルト.ナツトで締着する止め具21
とよりなることを特徴とする有刺鉄線取付金
具。 (2) 前記有刺鉄線取付部9は、締結部8の後方に
距離Sを保つて形成されるようにした前記実用
新案登録請求の範囲第1項記載の有刺鉄線取付
金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987134798U JPH0448292Y2 (ja) | 1987-09-03 | 1987-09-03 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987134798U JPH0448292Y2 (ja) | 1987-09-03 | 1987-09-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6441564U JPS6441564U (ja) | 1989-03-13 |
JPH0448292Y2 true JPH0448292Y2 (ja) | 1992-11-13 |
Family
ID=31393871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987134798U Expired JPH0448292Y2 (ja) | 1987-09-03 | 1987-09-03 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0448292Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04125564U (ja) * | 1991-05-09 | 1992-11-16 | 孝男 伊勢谷 | 研削盤の砥石端面ドレツシング装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4941908U (ja) * | 1972-07-15 | 1974-04-12 | ||
JPS51140228A (en) * | 1975-05-30 | 1976-12-03 | Toru Nakashin | Flow pipe supporter |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5253620U (ja) * | 1975-10-14 | 1977-04-18 | ||
JPS58114356U (ja) * | 1982-01-27 | 1983-08-04 | 攝陽鋼管株式会社 | フエンス支柱連結金具 |
-
1987
- 1987-09-03 JP JP1987134798U patent/JPH0448292Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4941908U (ja) * | 1972-07-15 | 1974-04-12 | ||
JPS51140228A (en) * | 1975-05-30 | 1976-12-03 | Toru Nakashin | Flow pipe supporter |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6441564U (ja) | 1989-03-13 |
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