JP2534494Y2 - 自在門扉丁番 - Google Patents
自在門扉丁番Info
- Publication number
- JP2534494Y2 JP2534494Y2 JP1989135127U JP13512789U JP2534494Y2 JP 2534494 Y2 JP2534494 Y2 JP 2534494Y2 JP 1989135127 U JP1989135127 U JP 1989135127U JP 13512789 U JP13512789 U JP 13512789U JP 2534494 Y2 JP2534494 Y2 JP 2534494Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piece
- hinge
- gate
- bolt mounting
- bolt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、門柱に対し門扉を内開きおよび外開き自
在に連結することができる自在門扉丁番に関するもので
ある。
在に連結することができる自在門扉丁番に関するもので
ある。
門柱に対し、門扉を開閉可能に連結するためには、従
来、門柱および門扉枠材の各々に予め丁番を溶着し、門
柱の丁番と門扉枠材の丁番との間に連結ピンを挿入する
ことにより行なっていた。
来、門柱および門扉枠材の各々に予め丁番を溶着し、門
柱の丁番と門扉枠材の丁番との間に連結ピンを挿入する
ことにより行なっていた。
上述したように、従来は、門柱および門扉枠材の各々
に予め丁番が溶着されていたので、丁番の溶着位置によ
っては、門扉を一定の方向にしか開くことができない問
題があった。
に予め丁番が溶着されていたので、丁番の溶着位置によ
っては、門扉を一定の方向にしか開くことができない問
題があった。
従って、この考案の目的は、門柱に対し門扉を内開き
および外開き自在に連結することができ、且つ、各種形
式の門扉を適用できてしかも取付けの簡単な自在門扉丁
番を提供することにある。
および外開き自在に連結することができ、且つ、各種形
式の門扉を適用できてしかも取付けの簡単な自在門扉丁
番を提供することにある。
この考案の自在門扉丁番は、一端に突出した係止片を
有し、他端にボルト取付け片を有する半円状の雄丁番片
と、一端に前記雄丁番片の係止片が挿入される係止穴を
有し、他端にボルト取付け片を有する半円状の雌丁番片
とからなる２分割された円形状の丁番と、前記丁番の前
記雄丁番片および前記雌丁番片の各々のボルト取付け片
の間にその一端部が挿入される、他端部にピン孔を有す
るかすがい部材と、前記かすがい部材の前記ピン孔に挿
入される連結ピンとからなり、門柱および門扉枠材の各
々に、前記丁番を、その雄丁番片および雌丁番片の各々
のボルト取付け片と、前記ボルト取付け片の間に挿入さ
れたかすがい部材とにわたってボルトを挿入し緊締する
ことにより挾着し、このようにして挾着された門柱の丁
番および門扉枠材の丁番の各々のかすがい部材のピン孔
にわたり、前記連結ピンを挿入することにより、門柱と
門扉とを連結することに特徴を有するものである。
有し、他端にボルト取付け片を有する半円状の雄丁番片
と、一端に前記雄丁番片の係止片が挿入される係止穴を
有し、他端にボルト取付け片を有する半円状の雌丁番片
とからなる２分割された円形状の丁番と、前記丁番の前
記雄丁番片および前記雌丁番片の各々のボルト取付け片
の間にその一端部が挿入される、他端部にピン孔を有す
るかすがい部材と、前記かすがい部材の前記ピン孔に挿
入される連結ピンとからなり、門柱および門扉枠材の各
々に、前記丁番を、その雄丁番片および雌丁番片の各々
のボルト取付け片と、前記ボルト取付け片の間に挿入さ
れたかすがい部材とにわたってボルトを挿入し緊締する
ことにより挾着し、このようにして挾着された門柱の丁
番および門扉枠材の丁番の各々のかすがい部材のピン孔
にわたり、前記連結ピンを挿入することにより、門柱と
門扉とを連結することに特徴を有するものである。
次に、この考案を、図面を参照しながら説明する。
第１図は、この考案の一実施態様を示す概略正面図、
第２図は丁番の平面図、第３図はその正面図、第４図
（イ）は雄丁番片の端部を示す正面図、第４図（ロ）は
雌丁番片の端部を示す正面図である。図面に示すよう
に、円形状の丁番１は、半円状の雄丁番片２と半円状の
雌丁番片３とに２分割されている。半円状の雄丁番片２
の一端の一部には、第４図（イ）に示すように、突出し
た係止片４が形成され、その他端には、第２図および第
３図に示すように、長さの短かいボルト取付け片５が設
けられている。ボルト取付け片５には、ボルト挿通孔６
が形成され、ボルト挿通孔６にはナット７が固着されて
いる。
第２図は丁番の平面図、第３図はその正面図、第４図
（イ）は雄丁番片の端部を示す正面図、第４図（ロ）は
雌丁番片の端部を示す正面図である。図面に示すよう
に、円形状の丁番１は、半円状の雄丁番片２と半円状の
雌丁番片３とに２分割されている。半円状の雄丁番片２
の一端の一部には、第４図（イ）に示すように、突出し
た係止片４が形成され、その他端には、第２図および第
３図に示すように、長さの短かいボルト取付け片５が設
けられている。ボルト取付け片５には、ボルト挿通孔６
が形成され、ボルト挿通孔６にはナット７が固着されて
いる。
半円状の雌丁番片３の一端には、第４図（ロ）に示す
ように、上述した雄丁番片２の係止片４が挿入される係
止穴８が形成され、その他端には、雄丁番片２と同じボ
ルト取付け片５が設けられている。
ように、上述した雄丁番片２の係止片４が挿入される係
止穴８が形成され、その他端には、雄丁番片２と同じボ
ルト取付け片５が設けられている。
半円状の雄丁番片２の係止片４を、半円状の雌丁番片
３の係止穴８に挿入し係止することにより第２図に示す
ように円形状の丁番１が形成される。このような丁番１
の、雄丁番片２のボルト取付け片５と、雌丁番片３のボ
ルト取付け片５との間に、第５図に平面図で第６図に正
面図で示すかすがい部材９の一端部9aが挿入される。か
すがい部材９は、雄丁番片２および雌丁番片３のボルト
取付け片５と同じ長さを有している。かすがい部材９の
一端部9aには、雄丁番片２および雌丁番片３の各々に形
成されたボルト挿通孔６と合致するボルト挿通孔10が設
けられており、そして、かすがい部材９の他端部9bに
は、雄丁番片２および雌丁番片３の各々より突出する垂
直なピン孔11が設けられている。
３の係止穴８に挿入し係止することにより第２図に示す
ように円形状の丁番１が形成される。このような丁番１
の、雄丁番片２のボルト取付け片５と、雌丁番片３のボ
ルト取付け片５との間に、第５図に平面図で第６図に正
面図で示すかすがい部材９の一端部9aが挿入される。か
すがい部材９は、雄丁番片２および雌丁番片３のボルト
取付け片５と同じ長さを有している。かすがい部材９の
一端部9aには、雄丁番片２および雌丁番片３の各々に形
成されたボルト挿通孔６と合致するボルト挿通孔10が設
けられており、そして、かすがい部材９の他端部9bに
は、雄丁番片２および雌丁番片３の各々より突出する垂
直なピン孔11が設けられている。
第１図に示すように、門柱12に、雄丁番片２および雌
丁番片３を、各々のボルト取付け片５を下に向けて当
て、雄丁番片２の係止片４を、雌丁番片３の係止穴８に
挿入し係止する。次いで、雄丁番片２のボルト取付け片
５と、雌丁番片３のボルト取付け片５との間に、かすが
い部材９の一端部9aを挿入し、ボルト取付け片５のボル
ト挿通孔６とかすがい部材９のボルト挿通孔10とにわた
って、スプリングワッシャ付きのボルト13を挿入し緊締
する。かくして、門柱12に丁番１が挾着される。
丁番片３を、各々のボルト取付け片５を下に向けて当
て、雄丁番片２の係止片４を、雌丁番片３の係止穴８に
挿入し係止する。次いで、雄丁番片２のボルト取付け片
５と、雌丁番片３のボルト取付け片５との間に、かすが
い部材９の一端部9aを挿入し、ボルト取付け片５のボル
ト挿通孔６とかすがい部材９のボルト挿通孔10とにわた
って、スプリングワッシャ付きのボルト13を挿入し緊締
する。かくして、門柱12に丁番１が挾着される。
一方、門扉14の枠材15に、雄丁番片２および雌丁番片
３を、各々のボルト取付け片５を上に向けて当て、上記
と同じように両者を係止する。次いで、かすがい部材９
の一端部9aを挿入し、ボルト取付け片５のボルト挿通孔
６とかすがい部材９のボルト挿通孔10とにわたって、ス
プリングワッシャ付きのボルト13を挿入し緊締する。か
くして、門扉枠材15に丁番１が挾着される。門扉枠材15
への丁番１の挾着位置は、かすがい部材９のピン孔11が
設けられている他端部9bが、門柱12に挾着された丁番１
のかすがい部材９の他端部9b上にある位置にする。
３を、各々のボルト取付け片５を上に向けて当て、上記
と同じように両者を係止する。次いで、かすがい部材９
の一端部9aを挿入し、ボルト取付け片５のボルト挿通孔
６とかすがい部材９のボルト挿通孔10とにわたって、ス
プリングワッシャ付きのボルト13を挿入し緊締する。か
くして、門扉枠材15に丁番１が挾着される。門扉枠材15
への丁番１の挾着位置は、かすがい部材９のピン孔11が
設けられている他端部9bが、門柱12に挾着された丁番１
のかすがい部材９の他端部9b上にある位置にする。
このようにして門柱12に挾着された丁番１のかすがい
部材９のピン孔11と、門扉部材15に挾着された丁番１の
かすがい部材９のピン孔11との間に連結ピン16を挿入す
る。連結ピン16の、門柱12のかすがい部材９と門扉部材
15のかすがい部材との接触部には、真ちゅう製のワッシ
ャ17を挿入する。また、ピン孔11から突出する連結ピン
16の下端部の貫通孔に、連結ピン16の抜け止め用のステ
ンレス鋼製の割ピン18を挿入する。かくして、門柱12と
門扉14とは、丁番1,1によって連結される。第７図は、
この考案の丁番によって、門柱12に門扉14を連結した状
態の一例を示す正面図である。
部材９のピン孔11と、門扉部材15に挾着された丁番１の
かすがい部材９のピン孔11との間に連結ピン16を挿入す
る。連結ピン16の、門柱12のかすがい部材９と門扉部材
15のかすがい部材との接触部には、真ちゅう製のワッシ
ャ17を挿入する。また、ピン孔11から突出する連結ピン
16の下端部の貫通孔に、連結ピン16の抜け止め用のステ
ンレス鋼製の割ピン18を挿入する。かくして、門柱12と
門扉14とは、丁番1,1によって連結される。第７図は、
この考案の丁番によって、門柱12に門扉14を連結した状
態の一例を示す正面図である。
以上述べたように、この考案の丁番によれば、門柱に
対し門扉を内開きおよび外開き自在に連結することがで
き、且つ、各種形式の門扉に適用できて、その取付けも
簡単である等、多くの実用上優れた効果がもたらされ
る。
対し門扉を内開きおよび外開き自在に連結することがで
き、且つ、各種形式の門扉に適用できて、その取付けも
簡単である等、多くの実用上優れた効果がもたらされ
る。
第１図はこの考案の一実施態様を示す概略正面図、第２
図は丁番の平面図、第３図はその正面図、第４図（イ）
は雄丁番片の端部を示す正面図、第４図（ロ）は雌丁番
片の端部を示す正面図、第５図はかすがい部材の平面
図、第６図はその正面図、第７図はこの丁番による門扉
の取付け状態を示す正面図である。図面において、 １…丁番、２…雄丁番片、３…雌丁番片、４…係止片、
５…ボルト取付け片、６…ボルト挿通孔、７…ナット、
８…係止穴、９…かすがい部材、10…ボルト挿通孔、11
…ピン孔、12…門柱、13…ボルト、14…門扉、15…枠
材、16…連続ピン、17…ワッシャ、18…割ピン。
図は丁番の平面図、第３図はその正面図、第４図（イ）
は雄丁番片の端部を示す正面図、第４図（ロ）は雌丁番
片の端部を示す正面図、第５図はかすがい部材の平面
図、第６図はその正面図、第７図はこの丁番による門扉
の取付け状態を示す正面図である。図面において、 １…丁番、２…雄丁番片、３…雌丁番片、４…係止片、
５…ボルト取付け片、６…ボルト挿通孔、７…ナット、
８…係止穴、９…かすがい部材、10…ボルト挿通孔、11
…ピン孔、12…門柱、13…ボルト、14…門扉、15…枠
材、16…連続ピン、17…ワッシャ、18…割ピン。
フロントページの続き (56)参考文献 実公 昭63−22286（ＪＰ，Ｙ２) 実願 昭60−87836号（実開 昭61− 203999号）の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム （ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】一端に突出した係止片を有し、他端にボル
ト取付け片を有する半円状の雄丁番片と、一端に前記雄
丁番片の係止片が挿入される係止穴を有し、他端にボル
ト取付け片を有する半円状の雌丁番片とからなる２分割
された円形状の丁番と、前記丁番の前記雄丁番片および
前記雌丁番片の各々のボルト取付け片の間にその一端部
が挿入される、他端部にピン孔を有するかすがい部材
と、前記かすがい部材の前記ピン孔に挿入される連結ピ
ンとからなり、門柱および門扉枠材の各々に、前記丁番
を、その雄丁番片および雌丁番片の各々のボルト取付け
片と、前記ボルト取付け片の間に挿入されたかすがい部
材とにわたってボルトを挿入し緊締することにより挾着
し、このようにして挾着された門柱の丁番および門扉枠
材の丁番の各々のかすがい部材のピン孔にわたり、前記
連結ピンを挿入することにより、門柱と門扉とを連結す
ることを特徴とする、自在門扉丁番。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989135127U JP2534494Y2 (ja) | 1989-11-21 | 1989-11-21 | 自在門扉丁番 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989135127U JP2534494Y2 (ja) | 1989-11-21 | 1989-11-21 | 自在門扉丁番 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0373399U JPH0373399U (ja) | 1991-07-24 |
| JP2534494Y2 true JP2534494Y2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=31682416
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989135127U Expired - Lifetime JP2534494Y2 (ja) | 1989-11-21 | 1989-11-21 | 自在門扉丁番 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2534494Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61203999U (ja) * | 1985-06-10 | 1986-12-22 |
-
1989
- 1989-11-21 JP JP1989135127U patent/JP2534494Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0373399U (ja) | 1991-07-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323533 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |