JPH0448286B2 - - Google Patents

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JPH0448286B2
JPH0448286B2 JP60253408A JP25340885A JPH0448286B2 JP H0448286 B2 JPH0448286 B2 JP H0448286B2 JP 60253408 A JP60253408 A JP 60253408A JP 25340885 A JP25340885 A JP 25340885A JP H0448286 B2 JPH0448286 B2 JP H0448286B2
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JP
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signal
pulse
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light signal
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JP60253408A
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JPS62112418A (ja
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Masahiko Fukuda
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Keyence Corp
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Keyence Corp
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、各種産業において、位置検出、形状
検査等人間の目の代わりを果たす場合に利用さ
れ、所定周期の入光信号と他の周期の入光信号と
を弁別し、他の光電スイツチの入光信号による雑
音光及び連続した雑音光による誤動作を防止可能
にする光電スイツチに関する。
〔従来の技術〕
イ 同期型の光電スイツチでは、投光部よりパル
ス変調光を投光し、該投光部と受光部とを電気
的にケーブル等で接続し、同期信号を伝達する
ことによつて雑音光の除去を図つている。即
ち、このパルス変調光に同期した同期信号を投
光側から受光側に導き、受光側においてこの同
期信号によりゲートをかけて投光されたパルス
変調光のみを取り出しその他の雑音光を除去す
る技術を採用している。
ロ 又、非同期型つまり、電気的接続を必要とし
ない技術としては入光信号を抵抗、コンデンサ
ー等の素子で構成した積分回路で積分し、その
積分出力が所定のレベルに達したときに出力信
号を生じるように構成して、連続して入光して
くるパルス変調光のみを検出しようとする技術
がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記(イ)の如き技術では、投光部と受光部を同期
させるために、投光部と受光部との間に電気的接
続を必要としている。しかしながら、設備機器の
形状及び設置環境等の問題によつては投光部と受
光部との間に電気的配線が不可能な場合が多く、
従つて使用条件が限定されるという問題点があ
る。
又、(ロ)の技術では投光部と受光部との間に電気
的接続を必要としてはいないが、安定して出力信
号を発生させるには、比較的大きな時定数が必要
とされるため応答速度は遅くなるとともに連続し
て到来してくる雑音光に対しては防止する術がな
く、光電スイツチを並置する等は不可能である。
以上、性能上の問題に加えて、現在はロボツト等
の各種産業機械の目として使用されるものである
ため、光電スイツチは極力小型化が要求されてお
り、時定数の大きいコンデンサー及び抵抗素子を
用いていては、集積回路化は困難である。
本発明は従来の光電スイツチでは解決できない
以上の問題点を解消した光電スイツチを提供する
ことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するために、本発明は以下の構
成にする。即ち、一定繰り返し周期のパルス変調
光を投射する投光手段と、光信号を受光し、入光
信号を発生する受光手段と、該受光手段により発
生した入光信号を1パルス毎に該入光信号を起点
として入光信号を周期よりもシフト量が大となる
ように所定の回数シフトさせ、入光信号に基づく
後段部の出力パルスを計数用信号となすととも
に、前記入光信号より後に発生された入光信号に
基づく前段部の出力パルスであつて前記計数用信
号に重畳する一つの出力パルスをゲート信号とす
るシフトレジスタと、前記ゲート信号及び計数用
信号により前記一定繰り返し周期の入光信号を計
数する計数手段とよりなり所定周期の入光信号を
弁別することを特徴としている。
〔作用〕
以上の構成でなる本発明の光電スイツチの概念
を第3図のタイミングチヤートにて説明する。受
光手段に入光してくる単一入光信号a1,a2,
a3,……をシフトレジスタは所定の回数シフト
させゲート信号g′及び計数用信号d,eを取り出
す。例えば入光信号a2に基づくゲート信号g′2
の出力時(低レベル時)に計数用信号d,eのい
ずかれが出力される(高レベル時)と、計数手段
は入光信号a2の一定周期前に、この光電スイツ
チの投光手段から投射された入光信号a1の存在
を認識する。同様に、入光信号a3によりシフト
レジスタはゲート信号g′3を出力し、この時に計
数用信号d2,e2が入力されると、入光信号a
2の存在を認識する。このように、ゲート信号
g′により一定周期前に入力した入光信号をゲート
制御すれば、シフトレジスタによつて定められた
一定周期の入光信号以外は検出しない。
シフト回数はゲート信号及び計数用信号を所望
の周期、即ち投光部により投光される一定周期の
パルス変調光と略同一の周期に設定するためのも
ので、この周期以外の入光信号をもシフトレジス
タはシフトしゲート信号及び計数用信号を生じる
が、このゲート信号でゲートしている間に所望の
周期の入光信号による計数用信号は存在していな
いため、所定周期の入光信号以外は無視すること
ができるのである。
〔実施例〕
本発明に係る1実施例を第1図のブロツク図、
第2図の回路図、第3図のタイミングチヤート図
にて説明する。
第1図に示すように、1は投光手段で一定周期
のパルスを発生するパルス発振器2とこのパルス
発振器2の出力パルスに応じてパルス変調光を投
光する投光素子3とより構成される。
4は受光手段で、入光してくる光信号を受光し
光電変換する受光素子5と、受光素子5により変
換された電気信号を増幅する増幅回路6と、この
増幅された信号を高レベルと低レベルに2値化す
るレベル弁別回路7とより構成される。
8は発振器で、基準クロツクパルスkを発生
し、この基準クロツクパルスkを分周器9にあた
える。但し、この受光システムの発振器8に投光
手段1の発振器2を電線等で連結すれば、通常の
同期式光電スイツチとしても機能させることも可
能である。
分周器9は16進カウンター等で構成し、第2図
及び第3図に示すように、発振器8より入力され
る基準クロツクパルスkを分周して、シフトレジ
スタ10にシフトパルスbを、フリツプ・フロツ
プ15にクリヤパルスiをあたえる。
シフトレジスタ10は、前記レベル弁別回路7
により弁別された信号aをシフトパルスbに基づ
いてシフトするD型フリツプ・フロツプ11a〜
11gを7段直列配置して構成したもので、前記
受光手段4により発生した入光信号aを1パルス
毎に該入光信号aを起点として入光信号の周期よ
りもシフト量が大となるように所定の回数シフト
させ、入光信号aに基づく後段部の二つの出力パ
ルスd,eを計数用信号となすとともに、前記入
光信号aより後に発生された入光信号に基づく前
段部の出力パルスであつて前記二つの計数用信号
にのみ重畳する一つの出力パルスgの反転した信
号をゲート信号g′とするものである。
12は計数手段で、計数用信号であるフリツ
プ・フロツプ11fの出力パルスdとフリツプ・
フロツプ11gの出力パルスeとを入力とする
NORゲート13と、このNORゲート13の出力
パルスfとゲート信号であるフリツプ・フロツプ
11b側の出力パルスg′を入力とするNORゲ
ート14と、このNORゲート14の出力パルス
hをクロツク入力とし、分周器9の出力パルスi
をクリヤ信号とするフリツプ・フロツプ15とよ
り構成される。
16は出力手段で、前記分周器9の出力パルス
(図示省略)及び計数手段12で作成された出力
パルスjをANDゲートで合成する等して制御機
器に応じた信号を与えるものである。
以上の構成でなる実施例は第3図のタイミング
チヤートで示す動作を行う。
受光手段4により2値化された入光信号aはシ
フトレジスタ10のセツト入力とされ、分周器9
のシフトパルスbはクロツク入力とされるので、
シフトレジスタ10の第1段であるD型フリツ
プ・フロツプ11aはパルスcを出力する。この
出力パルスcは次段フリツプ・フロツプ11bの
D入力に伝達され、分周器9により作成されたシ
フトパルスbはフリツプ・フロツプ11bのクロ
ツク端子に与えられるので、第3図に示される如
くシフトパルスbの立ち上がりで計数され、以下
順次各フリツプ・フロツプによりパルスcはシフ
トパルスbに基づきシフトされる。このシフトさ
れたパルスの内、計数用信号である第6段のフリ
ツプ・フロツプ11fの出力パルスdと第7段の
フリツプ・フロツプ11gの出力パルスeとをゲ
ート入力とするNORゲート13の出力パルスは
波形fで示される。
また、フリツプ・フロツプ11bは入光信号a
毎にゲート信号であるQ側の出力であるパルス
g′をNORゲート14に出力しており、このパル
スg′の低レベル出力時に、前記NORゲート13
の出力パルスfが低レベルであれば、NORゲー
ト14は高レベルの出力パルスhを出力する。こ
のことは即ち、先に入光した入光信号a1をシフ
トレジスタ10でシフトさせ計数用信号として取
り出し、一定周期後に入光した入光信号a2によ
りゲート信号g′2を得て、ゲート信号によつて前
記計数用信号をゲートしたことにほかならない。
以上のようにして目的とする一定周期で入光す
る入光信号を弁別したパルスhを作成できたので
ある。
又、入光信号の周期と受光側のシステムとの周
期は非同期であるため、入光信号を弁別した後に
分周器9で設定している受光側のシステムの周期
で上記パルスhを計数する必要がある。フリツ
プ・フロツプ15はパルスhをクロツク入力と
し、分周器9の出力パルスiをクリヤ入力として
いるので、その出力パルスjは、パルスhの立ち
上がりで計数し、分周器9の出力パルスiつまり
クリヤパルスの立ち下がりで計数を終了する波形
jで示される。
ここで、フリツプ・フロツプ15のクロツク端
子にパルスhの立ち上がりが入力されても、すぐ
にパルスiによりクリヤされて入光情報が出力さ
れない場合がある。この為、正確に入光情報を伝
えるためにはパルスiより短い周期で入光させる
必要がある。
従つて、シフトレジスタ10を構成するフリツ
プ・フロツプの段数はパルスiの周期とシフトパ
ルスbの周期および入光信号の周期とによつて決
定される。
この一例として実施例は、16進カウンターでな
る分周器9により作成されるパルスiの周期を
160μs、シフトパルスbの周期を20μsとして動作
させている。よつて、投光手段1のパルス光の周
期を80〜100μsにすれば、最も正確な動作を行う。
上記のようにして得られた出力パルスjを基に
して、出力手段16は各種産業機器の制御手段に
適合した信号を送るのである。即ち、光電スイツ
チが各種産業機器の目となるのである。
以上の実施例は、順次入光してくる入光信号を
セツト入力として、第1段のフリツプ・フロツプ
で一パルス毎に取り出すとともに、第2段のフリ
ツプ・フロツプでゲート信号を作成し、前記取り
出されたパルスをフリツプ・フロツプでシフトさ
せ、このシフトさせたパルスを前記ゲート信号に
よりゲートすることによつて、一定周期に入光し
た入光信号を、シフト回数で設定される周期で弁
別するため、周期性のある入光信号のみを取り出
すことを可能にしてあり、又、受光システム側は
分周器により設定される周期の信号をもつてお
り、この信号の周期を入光信号よりやや長くして
いるので、弁別された周期性のある入光信号を計
数すれば、非同期である入光信号を正確に計数す
ることができる。
〔発明の効果〕
以上でなる本発明は、シフトレジスタがシフト
段数によつて設定される所定の周期の入光信号の
みを弁別するフイルタとして動作し、他の光電ス
イツチが近接して配置され、その光電スイツチに
よる雑音光であるパルス変調光が受光手段にて受
光され、入光信号として変換されても、他の光電
スイツチによる入光信号の周期と正規の入光信号
の周期が相違する場合は、雑音光によつて発生さ
れるゲート信号と計数用信号は重畳しないので、
全く計数されなく、また周期性のない雑音光を入
光信号として捕らえても、それが計数されるため
には間隔を置いて入光した二つの雑音光の時間差
が、正規の入光信号の周期と完全に一致しなけれ
ばならず、そのような確率は無視できる程度であ
るので、やはり計数されることはないのである。
また、コンデンサ及び抵抗のような素子を用いな
いため、マイクロ秒の単位で応答することを可能
とするとともに回路の小型化、特に昨今の半導体
技術を利用して、回路全体をIC化することを可
能にしているのである。このことは量産及びコス
トの低下ともなる。更に、投光手段のパルス変調
光と受光側システムのクロツクパルスを非同期で
使用することを可能としている為、同期をとるた
めの配線が不用となり、光電スイツチの設置を極
めて容易にし且ついかなる設備機器に対しても適
応可能となつたのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の概略を示すブロツク図、第
2図は、本発明に係る実施例を示す回路図、第3
図は、本発明に係る実施例の動作波形を示すタイ
ミングチヤート図である。 1……投光手段、4……受光手段、8……発振
器、9……分周器、10……シフトレジスタ、1
1a〜11g……D型フリツプ・フロツプ、12
……計数手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一定繰り返し周期のパルス変調光を投射する
    投光手段と、 光信号を受光し、入光信号を発生する受光手段
    と、 該受光手段により発生した入光信号を1パルス
    毎に該入光信号を起点として入光信号の周期より
    もシフト量が大となるように所定の回数シフトさ
    せ、入光信号に基づく後段部の出力パルスを計数
    用信号となすとともに、前記入光信号より後に発
    生された入光信号に基づく前段部の出力パルスで
    あつて前記計数用信号に重畳する一つの出力パル
    スをゲート信号とするシフトレジスタと、 前記ゲート信号及び計数用信号により前記一定
    繰り返し周期の入光信号を計数する計数手段と、 よりなり所定周期の入光信号を弁別する光電ス
    イツチ。 2 入光信号を一定周期のシフトパルスによりシ
    フトするシフトレジスタよりなる特許請求の範囲
    第1項記載の光電スイツチ。
JP25340885A 1985-11-11 1985-11-11 光電スイツチ Granted JPS62112418A (ja)

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JP25340885A JPS62112418A (ja) 1985-11-11 1985-11-11 光電スイツチ

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JP25340885A JPS62112418A (ja) 1985-11-11 1985-11-11 光電スイツチ

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JPS62112418A JPS62112418A (ja) 1987-05-23
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008010347A1 (fr) * 2006-07-19 2008-01-24 Masakatsu Kurita Capteur photoélectrique

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