JPH0448282Y2 - - Google Patents

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JPH0448282Y2
JPH0448282Y2 JP12586286U JP12586286U JPH0448282Y2 JP H0448282 Y2 JPH0448282 Y2 JP H0448282Y2 JP 12586286 U JP12586286 U JP 12586286U JP 12586286 U JP12586286 U JP 12586286U JP H0448282 Y2 JPH0448282 Y2 JP H0448282Y2
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JP
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binding
chuck
rotating shaft
rotor
binding material
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  • Basic Packing Technique (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、鉄筋組立工事において鉄筋結束を機
械的に行えるようにした結束装置に関する。
(従来の技術) 鉄筋組立工事における鉄筋結束作業は人手によ
るのが一般的であり、その方法は1本ずつ結束線
を鉄筋の交点に掛回して、ハツカーで結束するも
のである。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、結束線を手に持つて人手により
1本ずつ結束する作業は手間と時間がかかり、そ
のうえ、結束力が弱いために結束個所が増えるた
めに結束作業の能率が著しく劣ることになり、そ
して先組鉄筋を吊り上げる場合にも、要所を太い
結束線で結束するか又は何本もの番線で結束する
ため、上記と同様な不都合があり、結束作業の能
率が著しく悪くなり、また径の太い鉄筋を結束す
るには人手による結束には限界がある。
本考案の目的は、簡易迅速に結束できると共に
径の太い鉄筋でも確実に結束することができ、結
束個所を減らすことができる結束装置を提供する
ことにある。
(問題点を解決するための手段) 本装置は、駆動手段3により、回転駆動する回
転軸1を備え、この回転軸にはローター6を取付
けてあり、このローターには引掛け部6aが設け
てあり、ローターの後方には上記回転軸に結束材
把持用チヤツク7を取付け、さらにこのチヤツク
に対して結束材Wが通過可能の間〓11をもつて
結束材把持用チヤツク8を配置してあり、チヤツ
ク8は駆動手段により上記チヤツク7に向けて進
退可能のものである。このチヤツク8は上記チヤ
ツク7と協働して結束材Wを挾持できる。
(作用) 鉄筋R,Raの交点を掛回してローター6側か
らチヤツク7,8の間11に差し入れられた結束
材Wはチヤツク8の前進により両チヤツク間で挟
持され、この状態で回転軸1の回転によつて回転
するローターの引掛け部6aによつて結束材Wは
ひねられて、結束される。
(実施例) 以下本考案の実施例を説明する。
第1,2図に示す結束装置Maにおいて、回転
軸1は、下部に配設してある基板2を貫通し、下
端にこの基板に取り付けた駆動モータ3のモータ
軸と同軸的に接続してある。回転軸1の中間部
は、基板2上の取付け部4に取り付けた軸受5に
より軸受されている。回転軸1の上端部には羽根
付ローター6が固着してある。このローターの外
周部に結束材引掛け部である8枚の羽根6aが放
射状に設けてあり、各羽根の間隔は結束線Wが通
過可能のものである。またローター6の下方には
回転軸1に断面T字形の上結束線把持用チヤツク
7が取り付けてある。この上チヤツク7の下方に
は、軸心に回転軸1が位置している筒体状の下結
束線把持用チヤツク8が移動プレート9に回転軸
を中心として回転可能に設けてある。下チヤツク
8の下部はベアリング10を介して固定部8aと
なつており、この固定部がプレート9と一体とな
つている。下チヤツク8の上端開口部と上チヤツ
ク7の下部外周部との間は結束線Wが通過できる
間〓11があけてある。下チヤツク8の内周部は
上端開口から下方に向けて軸心に向けて傾斜した
傾斜面8bとなつている。下チエツク8の外側に
ガイド筒12が配設してあり、下部は上記取付け
部4に固着してある。ガイド筒12は下チヤツク
8の外周面と接し、上部は上端開口に向けて外側
に拡開して、結束線Wが上記間〓11を通過しや
すく案内している。移動プレート9はガイド筒1
2の孔12aを通つて外側に延出し、両端は基板
2上に固着したシリンダ13のラム14にボルト
15で固定してある。したがつてラム14を伸縮
すれば、移動プレート9が上下動し、これに伴な
つて下チヤツク8が昇降する。
本装置Maは、第2図に示す結束材供給装置
Mbと対となつて、鉄筋結束機Mを構成するよう
にすれば、結束線の供給と結束を完全に自動化す
ることができるので、この自動結束材供給装置の
具体的構成を第3,4図を参照して説明する。
供給装置Mbは、結束材ホルダ16と、このホ
ルダを側面で支持している押圧体支持枠17とを
備えている。このホルダ16は大小の逆U字状の
ホルダ孔16a,16bを重ね、その間に複数本
を分離可能に連設した逆U字状の結束線Wが収納
してある。ホルダ16の一側(第3図左側)開口
は結束線Wの排出口16cとなつており、他側開
口は挿入口となつている。この挿入口より逆U字
状の送出し体16dが差入れてあり、この送出し
体が押圧ばね18のばね力によつて常時結束線W
を排出口16c側にばね付勢している。
また押圧体支持枠17はロツドレスシリンダで
構成しており、シリンダ内に供給されるエアによ
つて上下動する押圧体19の先端部がシリンダ側
面から突出している。この押圧体は結束線Wの上
端部を下方に向けて押圧するものである。押圧体
19の上端部にはばね板で構成したストツパ板2
0の一端が連結してあり、このストツパ板の他端
はねじ21aで支持された巻戻し体21に連結
し、常時第3図時計方向にばね力が与えられてい
る。ストツパ板20はホルダ16の排出口16c
を開閉するシヤツタ板である。
またシリンダ17の側面には排出口16cと連
通する逆U字状に形成したガイド22が設けてあ
り、ガイドの両側のスライド部を結束線Wが通過
可能である。ガイド22の下端には結束用鉄筋
R,Raを内部で収納する収納部23が形成して
ある。
なお、結束装置Maと供給装置Mbとは保持フ
レーム(図示せず。)でそれぞれ保持してある。
次に結束材の供給作業及び結束作業について説
明する。
第1図に示すように先組する鉄筋R,Raの交
点の下方に結束装置Maを配置し、鉄筋Raの下方
にローター6を一定間隔を置いて対向させる。そ
して第2図に示すように供給装置Mbのガイド2
2の収納部23内に鉄筋R,Raを位置させ、シ
リンダ17を作動させて、押圧体19を下動させ
ると、ホルダ16からガイド内へ送り出された結
束線Wはガイドの収納部まで押し出され、さらに
収納部から下方に押し出された結束線の下部は第
1図鎖線に示すようにローターの羽根6a間から
ガイド筒12の開口端を経て間〓11を通つて下
チヤツク8に入り込む。この結果、結束線Wは鉄
筋Rに掛回される。その後、第1図鎖線に示すよ
うにシリンダ13を駆動させてラム14を伸ばし
て、移動プレート9を上昇させ、下チヤツク8を
上昇させて、上チヤツクとの間11で結束線Wを
挟持する。そして、モータ3を始動させると、ロ
ーター6が第2図に示すように回転し、羽根6a
で結束線Wをねじり、下方の鉄筋Raの下方で結
束する。この際、上下両チヤツク7,8も同期し
て回転する。ローター6の羽根6aが結束線Wを
引掛けるから、結束線のねじり位置Waを鉄筋Ra
の直下にすることができ、結束線のたわみを取
り、結束力を強める。
押圧体19は、結束時の結束の逃げを防ぐた
め、結束終了まで結束線Wを上昇させることなく
押える。
結束終了後、シリンダ17の下方からエアを供
給して押圧体19を上昇させて元位置に戻すと、
ストツパ板20が排出口16cを開放するから、
再び結束材Wが送出し体16dのばね力でガイド
22内に送り出され、以下上記と同様の方法で隣
接する鉄筋の交点を結束する。
結束装置Maのローターの位置を上下に調整可
能にすれば、鉄筋径の異なる鉄筋Raがローター
上方に位置しても、ローターは鉄筋と接触するこ
となく円滑に回転できる。上下調整方法として、
ローター6を回転軸1に位置調整可能の取り付け
る方法、回転軸をモータ3と一体として、例えば
シリンダによつて基板2に対して、上下動可能に
取り付ける方法などがある。
結束材は上例では線材で形成したが、一定幅の
プレートを用いて構成してもよい。またストツパ
板20は巻き戻すことなく、平板を押圧体19上
に起立させる構成としてもよい。さらに、収納部
23は側方から鉄筋を差し入れるようにしてもよ
く、上例のように下方に限定されない。収納部は
必ずしも設けることを要しない。
また先組鉄筋が大型化した場合には、門型支持
フレームに複数の供給装置Mbを吊り下げ、下方
にレールを敷設して、このレールの上を1台の結
束装置Maで移動できるように構成したものであ
つてもよい。
(考案の効果) 本考案によれば、結束材を簡単な構成で確実に
かつ簡易迅速に結束でき、結束作業の能率化を達
成できる。そして人手による結束力に比較して大
きな結束力を得られ、このため結束個所を減らす
ことができ、さらに太い鉄筋の場合でも容易に結
束できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部断面正面図、第2図は結束機の一
部断面側面図、第3図は供給装置の一部切欠側面
図、第4図は正面図である。 1……回転軸、3……駆動手段、6……ロータ
ー、6a……引掛け部、7,8……結束材把持用
チヤツク、11……間〓、13,14……駆動手
段、Ma……結束装置、R,Ra……鉄筋、W……
結束材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 駆動手段により回転駆動する回転軸と、 この回転軸に取付け、結束材の引掛け部を設け
    ているローターと、 上記回転軸に取付けてある結束材把持用チヤツ
    クと、 このチヤツクに向けて駆動手段によつて進退出
    可能であつて、上記チヤツクとの間に結束材が通
    過できる間〓をあけて配置してあり、上記チヤツ
    クと協働して結束材を挾持できる結束材把持用チ
    ヤツクと からなる鉄筋結束材の結束装置。
JP12586286U 1986-08-20 1986-08-20 Expired JPH0448282Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12586286U JPH0448282Y2 (ja) 1986-08-20 1986-08-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12586286U JPH0448282Y2 (ja) 1986-08-20 1986-08-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6334248U JPS6334248U (ja) 1988-03-05
JPH0448282Y2 true JPH0448282Y2 (ja) 1992-11-13

Family

ID=31019130

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12586286U Expired JPH0448282Y2 (ja) 1986-08-20 1986-08-20

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0759852B2 (ja) * 1988-03-22 1995-06-28 東京精密発条株式会社 鉄筋結束装置
JP2009180010A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Sapuron Kenzai Kogyo Kk 鉄筋の結束方法及び装置

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Publication number Publication date
JPS6334248U (ja) 1988-03-05

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