JPH0448192A - 熱交換器のフィン形状 - Google Patents

熱交換器のフィン形状

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JPH0448192A
JPH0448192A JP15771890A JP15771890A JPH0448192A JP H0448192 A JPH0448192 A JP H0448192A JP 15771890 A JP15771890 A JP 15771890A JP 15771890 A JP15771890 A JP 15771890A JP H0448192 A JPH0448192 A JP H0448192A
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JP
Japan
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fin
notch
fin collar
cut
collar
Prior art date
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Pending
Application number
JP15771890A
Other languages
English (en)
Inventor
Jitsuo Iketani
池谷 實男
Tetsuya Koido
哲也 小井戸
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPH0448192A publication Critical patent/JPH0448192A/ja
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) 本発明は空気調和機の熱交換器に係り、特にフィンカラ
ー下部のドレン水を流下させる熱交換器のフィン形状に
関するものである。
(従来の技術) 一般に、空気調和機の冷凍サイクルには、第14図に示
すように、圧mll[a、四方弁b、室外熱交換器C,
膨張m構d及び室内熱交換器eか主に備えられている。
その空気調和機の性能を左右する役割を果たす構成部品
の一つである室外熱交換器eとしては、熱伝達性能が良
いプレートフィンチューブ型の熱交換器が用いられてい
る。この熱交換器eは、第15図及び第16図に示すよ
うに、冷媒が流れる複数の伝熱管(Uバイブ)での外周
部に、その長平方向に多段となるようにプレート状の複
数枚のフィンgがフィンカラーhを介して並設されてい
ると共に、それらUパイプの端部が互いにベント管iで
連結されてなるものである。
(発明が解決しようとする課題) ところで、近年、居住空間の快適性向上に対する要求に
伴い、空気調和の分野においてら、空気関和機の性能向
上が要求され、特に、着霜、除霜を伴う熱交換器の性能
向上が要求されている。
これは、着霜、除霜を繰り返す場合、除霜時に溶けた霜
がドレン水としてフィン表面等を流れるために、ドレン
水がフィン表面に残留したまま次の暖房運転が行われる
と、そのドレン水が密度の大きい氷となるので、暖房運
転時間の低下や除霜時間の増加をもたらして暖房能力が
低下し、空調効果を損なうからである。また、湿り条件
でもフィン表面等に凝縮したドレン水が付着する。
このため、フィンの表面に親水性処理を施して、フィン
表面のドレン水の流れを良くすることにより、フィン表
面のドレン水の付着がほとんどなくなる。しかし、親水
性処理の親水性が良ければ良い程、第16図に示すよう
に、表面張力の増大により重力とバランスした方向すな
わちフィンカラーh下部にドレン水りが残留し易くなっ
てしまう。
そこで、本発明は、上記課題を解決すべく創案されたも
のであり、フィンカラー下部のドレン水を流下させるこ
とを可能にした熱交換器のフィン形状を提供することを
目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、上記目的を達成するために、伝熱管に、その
長平方向に多段となるように複数枚のフィンをフィンカ
ラーを介して並設する熱交換器において、上記フィンの
貫通支持部の重力方向下部に、その重力方向に沿った第
1切り込みと、その第1切り込みの下端から斜め方向に
傾斜した第2切り込みとを形成し、これら切り込みによ
り区画形成された舌片部を立ち上げたものである。
また、上記フィンに、その貫通支持部の周縁部の少なく
とも下部を除いて親水性被膜を施したものである。
(作用) 上記構成によれば、フィンカラー下部のドレン水は、第
1切り込みが重力方向に沿って形成されているために、
立ち上げられた舌片部により重力方向下方に引きつけら
れる。そして、第2切り込みが斜め方向に傾斜されてい
るために、第2切り込みの下端付近へと斜めに導かれ、
そこからフィン表面を流下することになる。従って、フ
ィンカラー下部のドレン水は、立ち上げられた舌片部に
より流下し、舌片部に滞留することなくフィン表面へと
流れる。
また、フィンのフィンカラー周縁部の少なくとも下部に
は親水性処理が施されていないために、フィンカラー下
部での水滴の表面張力が小さくなるので、そこにドレン
水が溜まりにくくなり、しかも、そのドレン水が舌片部
により流下されるので、フィンカラー下部に溜まるドレ
ン水量が可及的に少なくなる。これにより、フィン表面
等に残留するドレン水量が少なくなるので、通風抵抗が
減少されることになる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明する
第1図及び第2図において、1は、従来とほぼ同機の空
冷式の熱交換器の伝熱管(Uパイプ)2の外周部に、そ
の長手方向に所定の間隔を隔てて多段となるように並設
されるフィンを示している。
フィン1は、アルミニウム製の平らな薄板状に形成され
、従来と同様にその長手方向に沿ってパイプ挿通孔3が
形成されている。このパイプ挿通孔3には、フィン1と
Uパイプ2が密着するように、第2図に示す如く折り返
し状のフィンカラー4が形成されており、このフィンカ
ラー4にて相隣接するフィン1か接合されていると共に
、フィンカラー4にUパイプ2が挿通されてam的ある
いはハンダ等で固定される。
また、フィンlには、第1図及び第2図に示すように、
そのフィンカラー4の重力方向下部のドレン水を流下さ
せるためのスリット5が形成されている。このスリット
5は、2つの切り込み5a、5bがらなり、第1切り込
み5aが、フィン1の軸を含む重力方向にフィン1のフ
ィンカラ−4下部近傍に形成されていると共に、第2切
り込み5bが、第1切り込み5aの下端から斜め方向に
図示例ではほぼ円弧状に傾斜して形成されている。これ
ら切り込み5a、5bにより区画形成された舌片部6が
斜め下方に半玉日月状に立ち上げられて切起部7が形成
されおり、この切起部7によりフィンカラ−4下部のド
レン水が流下されるようになっている。
さらに、フィン1の表面には、第3図及び第4図に示す
ように、そのフィンカラー4の周縁部又はその下部を除
いて、約0.3〜1μの親水性被膜が施されており、フ
ィン1表面のドレン水の付着が防止されるようになって
いる。
次に本実施例の作用について説明する。
フィン1のフィンカラー4の下部近傍には、第1図及び
第2図に示すように、半玉日月状の切起部7が形成され
ているために、フィンカラ−4下部にドレン水が溜ろう
とすると、切起部7により表面張力の減少が促されてド
レン水が流下する。
すなわち、第1切り込み5aが重力方向に沿って形成さ
れているなめに、フィンカラ−4下部の水滴が、舌片部
6の第1切り込み片により重力方向下方に引きつけられ
る。そして、第2切り込み5bが第1切り込み5aの下
端から斜め方向にほぼ円弧状に傾斜されていると共に、
舌片部6が半玉日月状に斜め立ち上げられているために
、重力方向下方に引きつけられた水滴が斜め下方へ第2
切り込み5bの下端付近へと導かれる。このように、フ
ィンカラ−4下部の水滴は、半玉日月状の切起部7によ
り、重力方向下方へと案内され、その後、斜め下方へと
案内されて第2切り込み5bの下端へ流れるので、水滴
の一部が切起部7に溜まることなく、フィンカラ−4下
部の水滴がフィン1表面に流下することになる。このた
め、フィンカラ−4下部のドレン水量が少なくなり、フ
ィン1表面等に残留するドレン水量も少なくなる。
また、第5図及び第6図は切起部の他の実施例を示すも
のであり、フィン8のフィンカラー9の重力方向下部近
傍に、その重力方向に沿って所定の間隔を隔てて3本の
切り込み10が形成され、これら切り込みにより挟まれ
た2つの部分(切起基部)がそれぞれ反対方向に6設さ
れて切起部11が形成されている。第7図及び第8図は
、他の実施例の変形例を示すものであり、4本の切り込
み12により2つの切起基s13が形成されている。
それらのように構成することで、重力方向に沿って形成
された複数の切り込みio、12により、フィンカラ−
9下部の水滴が重力方向下方に引きつけられて、切起基
部11.13の下端付近へと導かれるので、上述とほぼ
同様にフィンカラ−9下部のドレン水を流下させること
ができる。
ここで、切起部の他の形状について検討してみる。但し
、フィン表面には親水性処理が施されていると共に、い
ずれもフィンカラー下部近傍に切り込みが形成されてい
る。
No3は、第9図(a)(b)に示す如く2等辺三角形
状の切り込み20により形成された舌片部21が斜め上
方に立ち上げられているものである。このように構成す
ると、水滴が三角形状の下部すなわち下辺22付近に滞
留する傾向がある。
NO,4及びNO,5は、第10図(a)To)及び第
11図(aHb)に示す如く先細り状の2等辺三角形状
に切り込み23が形成され、1104では舌片部24が
斜め下方に立ち上げられている。一方、NO,5では舌
片部25がスリットフィン的になるように立ち上げられ
ている。これらのように構成すると、水滴か三角形状の
上部すなわち上辺26付近に滞留する傾向かある。
NO,6は、第12図(a)(b)に示す如く第1の実
施例とほぼ同様な半玉日月状の上側に切り込み27か形
成され、その舌片部28が斜め上方に立ち上げられてい
る。このように構成すると、No3〜No、 5程では
ないか、水滴か半玉日月状の下端29付近及びフィン3
0間に滞留する傾向がある。
NO,7は、第13図(a)(b)に示す如く重力方向
に対して釧めく約30°)に2本の切り込み31がほぼ
平行に形成され、これら切り込み31により挟まれた部
分か6設されているにのように構成すると、水滴がある
程度流下するが、フィン32の強度が低下する傾向があ
る。
これにより、NO3〜!1o7における他の形状の切起
部では、ある程度の水滴を流下することができるが、一
部の水滴が切起部に滞留する傾向かある。尚、NO,3
〜間7における形状の切起部でも、切起部を多量に形成
すれば、水滴の流下を行えるが、熱伝達性能が低下して
、着霜時間をはやめるので、空気調和機の熱交換器とし
ては適さない。
よって、フィン1に第1の実施例に示す半三日月状の切
起部7(又は第5図〜第8図に示すような切起部11,
14)を形成することで、フィンカラー4下部の水滴を
、切起部に滞留するこむなくフィン1表面へと流下させ
ることができ、しかも切起部7を多量に形成することな
くドレン渠の流下を行える。
また、フィン1表面のフィンカラ−4周縁下部には第3
図及び第4図に示すように、親水性処理か施されていな
いために、フィンカラ−4周縁部下部のフィン1表面か
水滴をはじき、水滴の表面張力か小さくなるので、フィ
ンカラ−4下部には水滴か溜まりにくくなる。これによ
り、フィンカラ−4下部にドレン水が溜まっても、はぼ
円弧状に溜るので、その量も少なくなる。そのフィンカ
ラ−4下部のドレン水が上述の切起部7により流下され
るので、そこに溜まるドレン水量が可及的に減少される
。尚、フィンカラー周縁下部のフィン表面に親水性処理
を施さないだけでも、ある程度、フィンカラー下部に溜
まるドレン水量を減らすことができる。
したがって、フィン1に半三日月状の切起部7を形成す
ると共に、そのフィン1の少なくともフィンカラ−4周
縁下部を未親水性処理部として残したことにより、フィ
ンカラ−4下部に溜まるドレン水量が可及的に減少する
ので、フィン1表面等に残留するドレン水量か少なくな
る。このため、通風抵抗が減少するので、送風動力が一
定の場合、風量か増加して熱伝達性能が向上する。また
、風量を一定とした場合、送風動力を減少することがで
きると共に、空気の圧力損失が小さいので、騒音を低減
することができる。さらに、フィン1に切り込み5a、
5bを設けたので、空気側の熱伝達効率の向上を図れる
ことになる。さらにまた、フィン1形状を変え、熱伝達
性能が低下することなく、フィン1に切起部7を形成す
るだけで、フィンカラ−4下部のドレン水を流下するこ
とができる。また、除霜運転を行う場合、フィン1表面
等に残留する水滴量が少ないために、除霜運転時間の短
縮を図れるので、暖房能力を向上することかでき、快適
な空調を行える。
[発明の効果コ 以上要するに本発明によれば、次の如き優れた効果を発
揮する。
(1)第1切り込みと第2切り込みとにより区画形成さ
れた舌片部を立ち上げたので、フィンカラー下部のドレ
ン水を流下でき、しかもドレン水が舌片部に滞留するこ
となく流下する。
(2)フィンの表面のフィンカラー周縁部の少なくとも
下部には親水性処理が施されていないなめに、ドレン水
がフィンカラー下部に溜まりにくくなると共に、舌片部
によりドレン水が流下されるので、フィンカラー下部の
ドレン水量を減少できる。
(3)フィンカラー下部のドレン水量が少なくなるので
、フィン表面に残留するドレン水量が少なくなり、通風
抵抗を減少できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す正面図、第2図は第1
図の側面図、第3図及び第4図はフィン表面に親水性被
膜を施した状態を示す斜視図、第5図は他の実施例を示
す正面図、第6図は第5図の側面図、第7図は他の実施
例の変形例を示す正面図、第8図は第7図の■−■線断
面図、第9図〜第13図は比較例を示す図、第14図は
冷凍サイクルの一例を示す楕成図、第15図は熱交換器
の一例を示す斜視図、第16図はフィンカラー下部に溜
まるドレン水の状態を示す図である。 図中、1はフィン、2は伝熱管、4はフィンカラー、5
aは第1切り込み、5bは第2切り込み、6は舌片部を
示す。 第9図 第10図 (a) o7 (b) 第13図 第5図 第6 図 第7図 第14図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1. 伝熱管に、その長手方向に多段となるように複数
    枚のフィンをフィンカラーを介して並設する熱交換器に
    おいて、上記フィンのフィンカラーの重力方向下部に、
    その重力方向に沿った第1切り込みと、該第1切り込み
    の下端から斜め方向に傾斜した第2切り込みとを形成し
    、これら切り込みにより区画形成された舌片部を立ち上
    げたことを特徴とする熱交換器のフィン形状。
  2. 2. 上記フィンに、そのフィンカラーの周縁部の少な
    くとも下部を除いて親水性被膜を施したことを特徴とす
    る請求項1記載の熱交換器のフィン形状。
JP15771890A 1990-06-18 1990-06-18 熱交換器のフィン形状 Pending JPH0448192A (ja)

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JP15771890A JPH0448192A (ja) 1990-06-18 1990-06-18 熱交換器のフィン形状

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010008034A (ja) * 2008-05-26 2010-01-14 Panasonic Corp フィンチューブ型熱交換器
WO2012102053A1 (ja) * 2011-01-27 2012-08-02 パナソニック株式会社 フィンチューブ型熱交換器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010008034A (ja) * 2008-05-26 2010-01-14 Panasonic Corp フィンチューブ型熱交換器
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