JP3358355B2 - クロスフィン熱交換器 - Google Patents

クロスフィン熱交換器

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JP3358355B2 JP32052094A JP32052094A JP3358355B2 JP 3358355 B2 JP3358355 B2 JP 3358355B2 JP 32052094 A JP32052094 A JP 32052094A JP 32052094 A JP32052094 A JP 32052094A JP 3358355 B2 JP3358355 B2 JP 3358355B2
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かおり 吉田
光春 沼田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、フィンの座に設けた
フィンカラーを貫通させて伝熱管を取り付けてなるクロ
スフィン熱交換器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】空気調和機の室外機における熱交換器と
してクロスフィン熱交換器を使用した場合、暖房運転時
においては該クロスフィン熱交換器が凝縮器として機能
することから、特に外気温度が低い場合には水蒸気が凝
縮してフィン表面に着霜する。この着霜量が多くなると
フィン間を流れる空気の通風抵抗が過度に増加し所要の
熱交換性能が達成できなくなる。このため、かかる場合
には、室内機を停止させての逆サイクルによる除霜運転
を行って上記フィン表面の着霜を融解除去し、しかる
後、暖房運転を再開するようにしている。
【0003】ところが、除霜運転後の暖房運転時におい
ては、除霜運転による融霜でフィン表面に生じた水が水
滴としてフィン表面に残っているとこれが氷となり通風
抵抗の急激な上昇を引き起こし、暖房運転の継続時間を
短縮させることになり(換言すれば、除霜運転間隔が短
縮し)、暖房特性が損なわれることになる。
【0004】また一方、通常の暖房運転時においても、
フィン表面に付着した水滴の水捌けが悪いと、該フィン
の伝熱性能が低下するとともに通風抵抗が上昇し、結果
的に暖房性能の低下を招来することとなり、好ましくな
い。
【0005】尚、クロスフィン熱交換器は、例えば特開
平4−268195号公報に開示されるように、板厚方
向へ交互に折曲した波板状形態を有する複数のフィンを
所定のフインピッチで順次対向配置するとともに、これ
ら各フィンを板厚方向に順次貫通させて複数の伝熱管を
取り付けて構成され、且つ上記フィンの稜線を上下方向
に向けた状態で設置されるが、この場合、このフィン上
の伝熱管の貫通部分においては、フィンカラーを備えた
円形とかフィン段方向に長軸をもつ楕円形の平坦面で構
成される座を形成し、該フィンカラーを通して伝熱管を
貫通配置している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかる構造
のフィンを備えたクロスフィン熱交換器においては、フ
ィンの平坦面に付着した水滴は該フィン面を流下しなが
ら次第に稜線部分に集まって成長し、大水滴となって順
次稜線に沿って流下排出される。従って、フィン表面の
うちでも平坦面部分の水捌けはかなり良好である。
【0007】ところが、特に座の部分に付着した水滴
は、その平坦面を伝って流下し該座の下端部に集められ
るが、該座の形状が円形とか楕円形とされていることか
ら、この座の下端部に集まった水がここに溜まる傾向に
あり、特に「水捌け性」を考慮すべき部位であると言える。
しかるに、従来はかかるフィンカラーを備えた座の部分
の「水捌け性」については有効な手段は講じられていな
い。そこで本願発明は、フィンカラーを備えた座の部分に
おける「水捌け性」を良好ならしめることで暖房運転時間
の延長及びフィンの伝熱性能の維持を図るようにしたク
ロスフィン熱交換器を提供せんとしてなされたものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願発明ではかかる課題
を解決するための具体的手段として次のような構成を採
用している。
【0009】本願の第1の発明では、図1及び図2に示
すように、板厚方向へ交互に折曲した波板状形態を有し
且つその複数の稜線1b,1b,・・に跨がって板面方
向に延びる平坦面でなる複数の座3,3,・・が設けら
れるとともに該各座3,3,・・にはその平面方向に直
交する方向に立ち上がる円筒状のフィンカラー2がそれ
ぞれ形成された複数枚のフィン1,1,・・を、上記稜
線1b,1b,・・が上下方向に向くようにしてその板
厚方向に所定のフィンピッチで順次対向配置するととも
に、該各フィン1,1,・・の上記フィンカラー2,
2,・・部分を貫通し該各フィン1,1,・・間に跨が
った状態で複数本の伝熱管4,4,・・を取り付けてな
るクロスフィン熱交換器において、上記座3の平面形状
を上下方向に長軸をもつ流線形とし、且つ該長軸の一端
の頂部3bを上記フィン1の稜線1bに合致せしめた
とを特徴としている。
【0010】本願の第1の発明では、図3〜図5に例示
するように、板厚方向へ交互に折曲した波板状形態を有
し且つその複数の稜線1b,1b,・・に跨がって板面
方向に延びる平坦面でなる複数の座3,3,・・が設け
られるとともに該各座3,3,・・にはその平面方向に
直交する方向に立ち上がる円筒状のフィンカラー2がそ
れぞれ形成された複数枚のフィン1,1,・・を、上記
稜線1b,1b,・・が上下方向に向くようにしてその
板厚方向に所定のフィンピッチで順次対向配置するとと
もに、該各フィン1,1,・・の上記フィンカラー2,
2,・・部分を貫通し該各フィン1,1,・・間に跨が
った状態で複数本の伝熱管4,4,・・を取り付けてな
るクロスフィン熱交換器において、上記座3の平面形状
を上下方向に対角線の一つをもつ六角形とし且つ該対角
線の一端の頂部3bを上記フィン1の稜線1bに合致せ
しめたことを特徴としている。
【0011】
【発明の作用・効果】本願発明ではかかる構成とするこ
とにより次のような作用・効果が得られる。
【0012】 本願の第1の発明では、フィン3に設
けた平坦面で構成される座3の形状を上下方向に長軸を
もつ流線形とし、且つ該長軸の一端の頂部3bを上記フ
ィン1の稜線1bに合致せしめているので、特に上記座
3の部分に付着した水は、順次その平坦面を伝って流下
して該座3の稜線3aに至り、ここから該座3の稜線3
aを伝ってスムーズにその下端の頂部3bに集まり、さ
らにここからはこの頂部3bに合致しているフィン1の
稜線1bを伝って容易に流下排出され、フィン1の表面
の水残りが可及的に減少せしめられる。
【0013】従って、該座3の部分における「水捌け性」
が良好となり、例えば除霜運転後の暖房運転の再開時に
おいても座3の部分に溜まった水が氷結して通風抵抗を
急激に上昇させ暖房運転の継続可能時間が短くなるとい
うようなことが可及的に抑制され、それだけ良好な暖房
特性が得られるとともに、フィン1における伝熱性能が
良好に維持されるものである。
【0014】また、フィン1に対してその段方向の一端
側から流入する空気流Aは、上記座3の稜線3aに沿っ
て形成される壁部3cに案内されて伝熱管4の後方側へ
スムーズに回り込むことから、該伝熱管4の下流側の死
水域が減少し、それだけフィン1の有効伝熱面積が拡大
して伝熱性能の向上が期待できることになる。
【0015】 本願の第2の発明では、フィン3に設
けた平坦面で構成される座3の形状を上下方向に対角線
の一つをもつ六角形とし且つ該対角線の一端の頂部3b
を上記フィン1の稜線1bに合致せしめているので、上
記座3の部分に付着した水は、順次その平坦面を伝って
流下して該座3の稜線3aに至り、ここから該座3の稜
線3aを伝ってスムーズにその下端の頂部3bに集ま
り、さらにここからはこの頂部3bに合致しているフィ
ン1の稜線1bを伝って容易に流下排出され、フィン1
の表面の水残りが可及的に減少せしめられる。特に、こ
の発明では上記座3の形状を六角形に形成しているの
で、比較的 水捌け性 の良い座3の平坦面の面積を、例
えばこれを四角形としたような場合よりも広くとること
ができるため、さらに高い 水捌け性 が確保されるもの
である。
【0016】従って、該座3の部分における「水捌け性」
が良好となり、例えば除霜運転後の暖房運転の再開時に
おいても座3の部分に溜まった水が氷結して通風抵抗を
急激に上昇させ暖房運転の継続可能時間が短くなるとい
うようなことが可及的に抑制され、それだけ良好な暖房
特性が得られるとともに、フィン1における伝熱性能が
良好に維持されるものである。
【0017】また、フィン1に対してその段方向の一端
側から流入する空気流Aは、上記座3の稜線3aに沿っ
て形成される壁部3cに案内されて伝熱管4の後方側へ
スムーズに回り込むことから、該伝熱管4の下流側の死
水域が減少し、それだけフィン1の有効伝熱面積が拡大
して伝熱性能の向上が期待できることになる。
【0018】
【実施例】以下、本願発明のクロスフィン熱交換器を添
付図面に基づいて具体的に説明する。
【0019】第1実施例 図1には、本願発明の第1実施例にかかるクロスフィン
熱交換器の要部を示している。このクロスフィン熱交換
器は空調機の室外機として適用されるものであって、薄
板を波板状に所定間隔で板厚方向へ交互に折曲して複数
の稜線1b,1b,・・で区画された複数の平坦面1
a,1a,・・をもつ複数枚のフィン1,1,・・を備
えている。
【0020】また、このフィン1には、その複数の稜線
1b,1b,・・のうちの特定の稜線1bに対応する位
置に中心をもち且つその中心位置に短管状のフィンカラ
ー2を備えた平坦面状の座3が、プレスによる折曲加工
と同時に形成されている。そして、このフィンカラー2
を密着貫通して伝熱管4がフィン1に対して直交状態に
取り付けられてクロスフィン熱交換器を構成している。
【0021】ところで、上記座3は、隣接する三つの稜
線1b,1b,1bに跨がって平坦面状に形成される
が、その形状は、その長軸が隣接する稜線1b,1b,
1bのうちの中央の稜線1bに合致する流線形とすると
ともに、特にこの実施例ではフィン1の上方側の端部は
これを丸みをもった形状とするが、下方側の端部はこれ
を鋭角状に形成しその下端の頂部3bを上記中央の稜線
1bに合致させている。従って、この座3の稜線3aは
下方に尖った流線形を呈するとともに、該稜線3aと座
3の平坦面部分との間には該稜線3aに沿って立ち上が
る壁部3cが形成されている。
【0022】かかるフィン構造をもつクロスフィン熱交
換器においては、例えば、除霜運転により上記座3部分
に融解付着した水は、該座3の平坦面部分に沿って流下
し、上記壁部3cあるいは稜線3aに沿ってスムーズに
上記頂部3b側に流下し、さらにこの頂部3bからこれ
に合致したフィン1の稜線1bに沿って速やかに流下排
出される。従って、従来のクロスフィン熱交換器のよう
に座3の下端部が水が溜まり易い曲面状とされている場
合に比して、フィン1の表面の「水捌け性」が良好となり
水残りが可及的に減少することになる。このため、例え
ば除霜運転後の暖房運転の再開時においても座3の部分
に溜まった水が氷結して通風抵抗を急激に上昇させ暖房
運転の継続可能時間が短くなるというようなことが可及
的に抑制され、それだけ良好な暖房特性が得られるとと
もに、フィン1における伝熱性能も良好に維持されるも
のである。
【0023】尚、図6には、かかる構造の座3をもつフ
ィン1を備えたこの実施例にかかるクロスフィン熱交換
器における通風抵抗特性を曲線L2で、また従来構造の
座をもつフィンを備えたクロスフィン熱交換器における
通風抵抗を曲線L1で、それぞれ示している。この特性
図によれば、この実施例のクロスフィン熱交換器におい
ては上記構成の座3を備えることで通風抵抗が除霜運転
基準となる値に達するまでの時間(T2)が、従来のク
ロスフィン熱交換器における該時間(T1)に比して、
ほぼ2倍と長いことが分かる。
【0024】一方、フィン1に対してその段方向の一端
側から流入する空気流Aは、上記座3の稜線3aに沿っ
て形成される壁部3cに案内されて伝熱管4の後方側へ
スムーズに回り込むため、該伝熱管4の下流側の死水域
が減少し、それだけフィン1の有効伝熱面積が拡大し伝
熱性能のより一層の向上が期待できるものである。
【0025】第2実施例 図2には、本願発明の第2実施例にかかるクロスフィン
熱交換器の要部を示している。この実施例のフィン1
は、上記第1実施例にかかるフィン1と同様の基本構成
をもちフィンカラー2を備えた座3が形成されている
が、該第1実施例のものと異なる点は、該第1実施例に
おいては該座3の形状をフィン1の下方に位置する長軸
の一端のみを尖頭状に形成していたが、この実施例にお
いては長軸の上下両端をそれぞれ上方あるいは下方に尖
った尖頭状に形成している点である。
【0026】かかる構成とすることにより、上記座3の
下端部においては上記第1実施例の場合と同様に良好な
「水捌け性」が確保されることは勿論であるが、これに加
えて該座3の上端部においても座3の稜線3aが上方に
向けて尖っていることから、この座3より上方側のフィ
ン平坦面1aを伝って座3側に流下する水が該座3の稜
線3aに至るとこれに沿って速やかに流下し上記頂部3
bに集められ、ここでフィン1の稜線1bに沿って流下
排出されることから、上記座3部分の「水捌け性」のみな
らず該座3より上方のフィン平坦面1aの「水捌け性」も
向上し、結果的に上記第1実施例の場合よりもさらに高
い伝熱性能が確保されるものである。
【0027】第3実施例 図3には、本願発明の第3実施例にかかるクロスフィン
熱交換器の要部を示している。この実施例のものは、上
記第1及び第2実施例においては上記座3の形状を流線
形としていたのに対して、該座3の形状を四角形とし、
且つその二本の対角線のうちの一方を上記フィン1の特
定の稜線1bに合致させることで、該座3の下端部に位
置する頂部3bを該稜線1bに合致させた構成とされ
る。特に、この実施例においては、上記座3の四つの稜
線3a,3a,・・のうち、該座3の上半部に位置する
左右二つの稜線3a,3aはフィン幅方向中央の稜線1
bから斜め下方へ向け左右に別れて幅方向外側の稜線1
b,1bに至り、また、該座3の下半部に位置する左右
二つの稜線3a,3aは、上記幅方向外側の稜線1b,
1bから斜め下方に向け集合し中央の稜線1bに至るよ
うにその形状を設定している。
【0028】従って、かかる構成の座3を備えること
で、上記座3部分に付着した水が下半部の稜線3a,3
aに沿ってスムーズに頂部3bに流下集合されさらにフ
ィン1の稜線1bを伝って速やかに排出されることは勿
論であるが、該座3の上方側のフィン1の平坦面1a部
分に付着した水も上記座3の上半部の稜線3a,3aに
沿って流下し、フィン1の幅方向外側の稜線1b,1b
を伝ってスムーズに流下排出されるので、フィン1全体
としてより高い「水捌け性」が確保されるものである。
【0029】第4実施例 図4には、本願発明の第4実施例にかかるクロスフィン
熱交換器の要部を示している。この実施例のものは、上
記第3実施例と同様に多角形の形状をもつ座3を備えた
ものであるが、この第3実施例のものよりもさらに高い
「水捌け性」を確保するために、上記座3の形状を、その
長軸を上下方向に向けた菱形に形成したものである。
【0030】かかる菱形の座3とすることで、該座3の
下端部の頂部3bの角度が四角形の場合よりも小さいこ
とから、上記座3に付着した水、及び該座3の上方側の
フィン平坦面1aに付着した水を、上記第3実施例の場
合よりもさらに速やかに流下排出することができるもの
である。
【0031】第5実施例 図5には、本願発明の第5実施例にかかるクロスフィン
熱交換器の要部を示している。この実施例のものは、上
記第3実施例においては座3を四角形に形成していたの
に対して、これを六角形に形成したものである。このよ
うに座3を六角形とした場合には、比較的「水捌け性」の
良い座3の平坦面の面積を四角形の場合よりも広くとる
ことができるため、それだけ上記第3実施例の場合より
もさらに高い「水捌け性」が確保されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1実施例にかかるクロスフィン熱
交換器の要部斜視図である。
【図2】本願発明の第2実施例にかかるクロスフィン熱
交換器の要部斜視図である。
【図3】本願発明の第3実施例にかかるクロスフィン熱
交換器の要部斜視図である。
【図4】本願発明の第4実施例にかかるクロスフィン熱
交換器の要部斜視図である。
【図5】本願発明の第5実施例にかかるクロスフィン熱
交換器の要部斜視図である。
【図6】クロスフィン熱交換器の通風抵抗曲線である。
【符号の説明】
1はフィン、1aはフィンの平坦面、1bはフィンの稜
線、2はフィンカラー、3は座、3aは座の稜線、3b
は座の頂部3、4は伝熱管である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−82189(JP,A) 特開 昭62−142992(JP,A) 実開 昭57−87978(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F28F 1/32

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板厚方向へ交互に折曲した波板状形態を
    有し且つその複数の稜線(1b),(1b),・・に跨
    がって板面方向に延びる平坦面でなる複数の座(3),
    (3),・・が設けられるとともに該各座(3),
    (3),・・にはその平面方向に直交する方向に立ち上
    がる円筒状のフィンカラー(2)がそれぞれ形成された
    複数枚のフィン(1),(1),・・を、上記稜線(1
    b),(1b),・・が上下方向に向くようにしてその
    板厚方向に所定のフィンピッチで順次対向配置するとと
    もに、該各フィン(1),(1),・・の上記フィンカ
    ラー(2),(2),・・部分を貫通し該各フィン
    (1),(1),・・間に跨がった状態で複数本の伝熱
    管(4),(4),・・を取り付けてなるクロスフィン
    熱交換器であって、 上記座(3)の平面形状が上下方向に長軸をもつ流線形
    とされ、且つ該長軸の一端の頂部(3b)が上記フィン
    (1)の稜線(1b)に合致せしめられていることを特
    徴とするクロスフィン熱交換器。
  2. 【請求項2】 板厚方向へ交互に折曲した波板状形態を
    有し且つその複数の稜線(1b),(1b),・・に跨
    がって板面方向に延びる平坦面でなる複数の座(3),
    (3),・・が設けられるとともに該各座(3),
    (3),・・にはその平面方向に直交する方向に立ち上
    がる円筒状のフィンカラー(2)がそれぞれ形成された
    複数枚のフィン(1),(1),・・を、上記稜線(1
    b),(1b),・・が上下方向に向くようにしてその
    板厚方向に所定のフィンピッチで順次対向配置するとと
    もに、該各フィン(1),(1),・・の上記フィンカ
    ラー(2),(2),・・部分を貫通し該各フィン
    (1),(1),・・間に跨がった状態で複数本の伝熱
    管(4),(4),・・を取り付けてなるクロスフィン
    熱交換器であって、 上記座(3)の平面形状が上下方向に対角線の一つをも
    つ六角形とされ且つ該対角線の一端の頂部(3b)が上
    記フィン(1)の稜線(1b)に合致せしめられている
    ことを特徴とするクロスフィン熱交換器。
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