JPH0447944B2 - - Google Patents

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JPH0447944B2
JPH0447944B2 JP59222893A JP22289384A JPH0447944B2 JP H0447944 B2 JPH0447944 B2 JP H0447944B2 JP 59222893 A JP59222893 A JP 59222893A JP 22289384 A JP22289384 A JP 22289384A JP H0447944 B2 JPH0447944 B2 JP H0447944B2
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JP
Japan
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lens
magnetic field
focus correction
electrostatic
charged particle
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Hirobumi Morita
Teruo Hosokawa
Akira Shimizu
Akihira Fujinami
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/02Details
    • H01J37/04Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the discharge, e.g. electron-optical arrangement or ion-optical arrangement
    • H01J37/10Lenses
    • H01J37/145Combinations of electrostatic and magnetic lenses

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Electron Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、磁界型レンズと静電型焦点補正レン
ズを有する荷電粒子ビーム用集束装置に関するも
のである。
〔発明の背景〕
荷電粒子ビーム(以下ビームという)の集束装
置は、ブラウン管、テレビジヨン撮像管、走査電
子顕微鏡、電子ビーム露光装置、電子ビーム加工
機、イオンビーム露光装置などにおいて、ビーム
を偏向させる偏向器と組合わせ、集束偏向装置と
いう形態で広く利用されている。例えば、超LSI
技術の発展に伴つて、高速で、しかも高精度に微
細パタンを描画する電子ビーム露光装置の開発が
強く要望されているが、このような露光装置の実
現には、高性能な集束偏向装置を開発することが
必要不可欠である。
従来から集束偏向装置に対しては、ビームの偏
向に伴う収差(以下偏向収差という)が小さいこ
とが要求されている。偏向収差には、コマ収差、
非点収差、像面彎曲収差、歪曲収差、色収差等が
あるが、通常の集束偏向装置においては像面彎曲
収差が偏向収差の大部分を占める場合が多い。像
面彎曲収差は偏向に伴う結像面のずれであるか
ら、偏向に伴つて焦点補正レンズの焦点距離を変
えて結像面を試料面上に保つことによつて(いわ
ゆるDynamic Focusing)除去できることが知ら
れている。一方、LSIプロセスにおいては、シリ
コンなどのウエハが変形して反る現像がある。こ
のように反つたウエハを露光する際には、反りに
よる試料面の高さの変動で生じる焦点ボケを除去
するための焦点補正が不可欠である。このように
偏向収差の低減と試料面高さの変動に対する補正
の両面から、上記焦点補正レンズが果たす役割は
極めて大きい。
高速で、しかも高精度に微細パタンを描画する
ためには、焦点補正レンズに対する応答が高速で
あることが必要である。高速な応答を実現するに
は、コイルを用いる磁界型よりも電極板を用いる
静電型のレンズの方が原理的に適している。しか
し補正に要する電圧が非常に高い場合には、電気
回路技術上、高速な電圧印加が不可能である。し
たがつて焦点補正レンズの動作電圧は低くなけれ
ばならず、上記事項をまとめると、低い電圧で動
作する静電型の焦点補正レンズが要求されている
ということになる。
例えばJ.L.Mauerらによる“Electron Optics
of an Electron−Beam Lithographic
System”、IBM J.RES.DEVEOP.、pp514−521、
Nov.1977に、焦点補正レンズを備えた電子ビー
ム露光装置用集束偏向装置が開示されている。こ
の集束偏向装置では磁界型の焦点補正レンズ(J.
L.MauerらはDynamic focus coilと表現してい
る)を用いているので応答速度が遅い。
応答速度を速くするために静電型レンズを焦点
補正に使うことは、従来技術の単純な延長として
容易に考えつくことができる。しかし集束装置の
中に静電型レンズを単純に配置しても、焦点補正
に要する電圧が極めて高くなるために、実際上高
速な応答速度を実現することはできない。そのた
め実用的な電子ビーム露光装置においては、今ま
でに静電型焦点補正レンズが用いられなかつた。
第7図は従来技術の延長として容易に考えられる
集束装置の一例を示す図である。第7図において
物点1には荷電粒子ビームのクロスオーバ像や成
形像が作られ、像点2に露光装置ではウエハやマ
スク等の試料が置かれる。磁界型対物レンズ3の
像点2側に静電型偏向器4を設け、上記磁界型対
物レンズ3の中に静電型焦点補正レンズ5を配し
ている。上記焦点補正レンズとしてアインツエル
型静電レンズが用いられ、対物レンズ3の物点1
側に離れて配置されている。上記静電型焦点補正
レンズ5を構成する3枚の電極のうち、中央の電
極に焦点補正のための電圧を印加し、外側の2枚
の電極はアース電位(ほとんどの場合は像点2の
電位をアース電位にとる)に保つ。第8図も同様
に従来技術の延長の集束装置例を示す図で、アイ
ンツエル型静電焦点補正レンズ5が対物レンズ3
の像点2の側に離れて配置されている。上記焦点
補正レンズ5への電圧印加法は第7図に示した前
例と同様である。第7図の前例と異なるのは、焦
点補正レンズ5の位置のみである。近軸電子光学
理論に基づく計算機シミユレーシヨンで、上記第
7図および第8図に示す従来技術の延長例に対す
る焦点補正に必要な電圧を計算した。本計算で
は、荷電粒子ビームとして電子ビームを考え、そ
の加速電圧を30kVとし、200μmの試料高さの変
動を補正するものと仮定した。その結果、ともに
約220ボルトの印加電圧が必要なことが判つた。
このような高電圧では、電気回路技術上高速応答
特性を実現することは困難である。
上記のように従来装置の構成または従来技術の
単純な延長による装置構成においては、焦点補正
を高速に行うことができなかつた。
〔発明の目的〕
本発明は低い補正電圧によつて高速に焦点補正
動作が実現できる荷電粒子ビーム用集束装置を得
ることを目的とする。
〔発明の概要〕
上記の目的を達成するために、本発明による荷
電粒子ビーム用集束装置は、磁界型レンズと静電
型焦点補正レンズとを有する荷電粒子ビーム用集
束装置において、上記磁界レンズが作る集束磁界
の分布領域と上記静電型焦点補正レンズが作る電
位の分布領域の一部または全部が重なり合うよう
に、上記磁界型レンズと上記静電型焦点補正レン
ズとを配置したものである。
〔発明の実施例〕
つぎに本発明の実施例を図面とともに説明す
る。第1図は本発明による荷電粒子ビーム用集束
装置の第1実施例の断面図、第2図は上記実施例
の対物レンズ磁界分布と補正レンズ電位分布との
説明図、第3図は本発明の第2実施例における集
束装置の半断面図と対物レンズ磁界分布および補
正レンズ電位分布との関連を示す説明図、第4図
は本発明の第3実施例における集束装置の半断面
図と対物レンズ磁界分布および補正レンズ電位分
布との関連を示す説明図、第5図は本発明の第4
実施例における集束装置の半断面図と対物レンズ
磁界分布および補正レンズ電位分布との関連を示
す説明図、第6図は本発明の第5実施例における
集束装置の半断面図と対物レンズ磁界分布および
補正レンズ電位分布との関連を示す説明図であ
る。第1図において、物点1に荷電粒子ビームの
クロスオーバ像や成形像が作られ、像点2に露光
装置ではウエハやマスク等の試料が置かれる。磁
界型対物レンズ3の中に静電型焦点補正レンズ5
が配置され、静電型偏向器4が磁界型対物レンズ
3の像点2側に設けてある。上記焦点補正レンズ
5はアインツエル型静電レンズで、中央電極に補
正のための電圧を印加し、外側の2枚の電極はア
ース電位に保つ。なお本実施例では静電型の偏向
器を用いているが、磁界型の偏向器を用いてもよ
い。また静電型焦点補正レンズとしてアインツエ
ル型のものを用いているが、軸まわりに回転対称
な電位分布をなすものであれば、電圧印加方法や
電極構成が違う形式の静電レンズを用いてもよ
い。本実施例において30kVの電子ビームの結像
位置を200μm補正するのに必要な印加電圧を計
算したら約50ボルトであつた。本実施例は前記第
7図および第8図に示した従来技術の延長例に比
較して、物点1と像点2の位置、対物レンズ3の
形状と位置、偏向器4の形状と位置、焦点補正レ
ンズ5の形状と電圧印加方法は同じであり、異な
つているのは上記焦点補正レンズ5の位置だけで
あるが、上記焦点補正レンズ5を対物レンズ3の
中に配置したことにより、補正に必要な電圧が約
220ボルトから約50ボルトへと、4分の1以下に
低減されている。第2図は上記実施例の説明図
で、対物レンズ3が作る軸上集束磁界分布11と
焦点補正レンズ5が作る軸上電位分布12の位置
関係を示している。図に示す13は、磁界分布1
1と電位分布12の重なり合つている領域であ
る。第2図に示すように、本実施例では対物レン
ズ3の磁界11の分布領域と焦点補正レンズ5の
電位12の分布領域とが、上記13で示す領域で
重なり合つている。このように重なり合うように
配置することによつて、焦点補正に要する電圧が
大幅に低減される原理をつぎに詳記する。
静電型焦点補正レンズ5に電圧が印加される
と、上記焦点補正レンズ5の電位12が分布する
領域では焦点補正レンズ5の電位によつてビーム
のエネルギ(すなわち速度)が変化する。また磁
界型対物レンズ3の集束磁界における集束作用の
強さは、通過するビームのエネルギによつて異な
る。そこで焦点補正レンズ5の電位12の分布領
域と対物レンズ3の集束磁界11の分布領域とを
重ね合わせると、焦点補正レンズ5への電圧印加
に応じて、電位12と重なり合つた領域13の集
束磁界の中を通過するビームのエネルギが変化
し、領域13に存在する集束磁界のビームに対す
る集束作用の強さが相対的に変化する。これによ
り結像位置が変化する。この際印加電圧が小さけ
ればビームのエネルギ変化はわずかであり、集束
磁界11のビーム集束作用の相対的変化は小さ
い。しかし、ビームを結像させるために対物レン
ズ3の中に存在する集束磁界11は非常に強力で
あるため、わずかなビームエネルギの変化に対し
ても、集束磁界11の全体による総合的な集束作
用は大きく変化する。その結果、結像位置は大き
く移動する。したがつて、わずかな補正電圧で大
きな補正効果が得られるので、焦点補正に要する
電圧は低くてもよい。
上記のように、ビームエネルギ変化による磁界
の集束作用の相対的変化が、本発明による集束装
置における焦点補正効果の根本原理であるため
に、本発明による集束装置の静電型焦点補正レン
ズ5には、従来の静電レンズからは考えられない
凹レンズの効果を等価的に持たせることができ
る。例えば第1図および第2図に示す第1実施例
で、電子ビームの結像位置を補正する場合を考え
る。電子は負の荷電粒子なので焦点補正レンズ5
に負の電圧を印加すれば、焦点補正レンズ5の電
位12が分布する領域で電子は減速され、電子ビ
ームエネルギは減少する。その結果、焦点補正レ
ンズ5の電位12と重なり合つた領域13の集束
磁界11の電子ビームに対する集束作用は相対的
に増大し、結像点は物点1の方向に移動する。こ
の時は焦点補正レンズ5は等価的に凸レンズとし
て作用している。しかし焦点補正レンズ5に正の
電圧を印加すると、電子ビームは加速されエネル
ギが増大するので集束磁界11の集束作用は相対
的に減少し、結像点は物点1の方向と逆に移動す
る。この時、上記焦点補正レンズ5は等価的に凹
レンズとして作用している。このように焦点補正
レンズ5への印加電圧の符号によつて、高さ補正
の方向が逆転する。この作用を利用すれば、たと
えば第1実施例における200μmの高さの補正に
対して、0ボルトから50ボルトの電圧範囲を取る
かわりに、−50ボルトから0ボルトの電圧範囲や、
−25ボルトから+25ボルトの電圧範囲を取ること
も可能である。この結果、本発明の集束装置の焦
点補正においては、焦点補正用電源の仕様や電子
光学系構成部分との関係を考慮した、最適な電圧
範囲を自由に選定することができる。
第3図は本発明による荷電粒子ビーム用集束装
置の第2実施例で、集束装置とその対物レンズ3
の軸上磁界分布11および焦点補正レンズ5の軸
上電位分布12との関連を示している。本実施例
は第1図および第2図に示した第1実施例の焦点
補正レンズ5を、図中14で示したように6mmだ
け物点1の方向に移動させたものである。本実施
例においては、領域13に示すように、軸上磁界
分布11と軸上電位分布12の重なり合つた部分
はそれぞれの分布の一部分だけである。そのため
に30kVの電子ビームにおける200μmの高さの補
正に要する電圧は約116ボルトと、第1実施例よ
りも大きくなつている。しかし第7図または第8
図に示した従来技術の延長例と比較すると約半分
の電圧で補正が可能である。本実施例に示すよう
に、磁界型物体3の磁界分布11と静電型焦点補
正レンズ5の電位分布12の一部分だけが重なり
合うことによつて、補正電圧を大幅に低減でき補
正の高速化を図ることができる。
第4図は本発明による荷電粒子ビーム用集束装
置の第3実施例を示す図である。1は物点、2は
試料が置かれる像点、3は磁界型対物レンズ、4
は静電型偏向器、5は静電型焦点補正レンズ、7
は磁界型縮小レンズである。中間結像点1′は上
記物点1に作られた像が縮小レンズ7によつて縮
小され結像される。静電型偏向器4は対物レンズ
3の内部に配置されている。焦点補正レンズ5は
アインツエル型静電レンズである。対物レンズ3
の軸上磁界分布11、縮小レンズ7の軸上磁界分
布11′、静電型焦点補正レンズ5の軸上電位分
布12、および縮小レンズ7の軸上磁界分布1
1′と静電型焦点補正レンズ5の軸上電位分布1
2との重なり合つた領域13を合わせて示してい
る。本実施例においては、静電型焦点補正レンズ
5を縮小レンズ7の内部に置き、集束磁界分布1
1′と電位分布12とが重なり合うようにして焦
点補正の効果を高めている。一般に、静電型偏向
器や静電型レンズなどの静電型電子光学系構成要
素を互いに近接させて配置した場合、互いの電位
分布を乱し電子光学特性が劣化する場合が多い。
このような場合には静電型の電子光学系構成要素
を互いに離れた位置に配置する必要がある。した
がつて本実施例のように、静電型焦点補正レンズ
5を縮小レンズ7の内部に置けば対物レンズ3の
内部は静電型偏向器4だけが配置されるので、静
電型焦点補正レンズ5と静電型偏向器4の距離を
離して互いの干渉を除去できるという新たな利点
がある。さらに従来利用されることが少ない縮小
レンズ7内の空間を利用することにより、集束装
置全体の小形化が図れるという利点もある。な
お、本実施例においても第1実施例で詳記したよ
うに、集束磁界分布と電位分布を重ね合わせたこ
とによつて、補正に要する電圧が低減されるとい
う利点があることは言うまでもない。
第5図は本発明による荷電粒子ビーム用集束装
置の第4実施例を示す図で、その軸上磁界分布1
1、軸上磁界分布12、および上記画分布が重な
り合つた領域13も合わせ示している。本実施例
においては集束磁界がビーム通路方向に比較的広
く分布する対物レンズ3を用いて、上記対物レン
ズ3の内部に偏向器4を有し対物レンズの磁界分
布11のすそ部分に焦点補正レンズ5を配置し焦
点補正に要する電圧の低減を図つている。なお本
実施例では静電型偏向器4と静電型焦点補正レン
ズ5とが近接して配置されているので、設計時の
電位解析において上記偏向器4と焦点補正レンズ
5の相互干渉を考慮する必要がある。
第6図は本発明による荷電粒子ビーム用集束装
置の第5実施例を示す図で、その軸上磁界分布1
1、軸上電位分布12、および上記両分布が重な
り合つた領域13も合わせて示している。本実施
例では、2個の静電型偏向器4および4′に、偏
向収差をより一層低減させるため一定の比率を保
ちながら電圧が印加される。すなわち2段偏向系
にして偏向収差の低減を図るとともに、第1偏向
器4と第2偏向器4′との間の集束磁界11の比
較的強い領域に静電型焦点補正レンズ5を配置し
補正電圧の低減を図つている。
なお本発明は、上記第1〜第5実施例に限ら
ず、磁界型レンズの磁界分布領域と静電型焦点補
正レンズの電位分布領域とが重なり合うように、
集束レンズと焦点補正レンズとを配置することに
よつて同様の効果を得ることができる。
〔発明の効果〕
上記のように本発明による荷電粒子ビーム用集
束装置は、磁界型レンズと静電型焦点補正レンズ
とを有する荷電粒子ビーム用集束装置において、
上記磁界レンズが作る集束磁界の分布領域と上記
静電型焦点補正レンズが作る電位の分布領域の一
部または全部が重なり合うように、上記磁界型レ
ンズと上記静電型焦点補正レンズとを配置したこ
とにより、低い補正電圧によつて高速な焦点補正
動作を実現し、大きな補正効果を得ることができ
るという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による荷電粒子ビーム用集束装
置の第1実施例の断面図、第2図は上記実施例の
対物レンズ磁界分布と補正レンズ電位分布との説
明図、第3図は本発明の第2実施例における集束
装置の半断面図と対物レンズ磁界分布および補正
レンズ電位分布との関連を示す説明図、第4図は
本発明の第3実施例における集束装置の半断面図
と縮小レンズおよび対物レンズ磁界分布および補
正レンズ電位分布との関連を示す説明図、第5図
は本発明の第4実施例における集束装置の半断面
図と対物レンズ磁界分布および補正レンズ電位分
布との関連を示す説明図、第6図は本発明の第5
実施例における集束装置の半断面図と対物レンズ
磁界分布および補正レンズ電位分布との関連を示
す説明図、第7図および第8図は従来技術の延長
として容易に考えられる荷電粒子ビーム用集束装
置の断面図である。 3……磁界型レンズ、5……静電型集束補正レ
ンズ、11……集束磁界の分布領域、12……電
位分布領域。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 磁界型レンズと静電型焦点補正レンズとを有
    する荷電粒子ビーム用集束装置において、上記磁
    界型レンズが作る集束磁界の分布領域と上記静電
    型焦点補正レンズが作る電位の分布領域の一部ま
    たは全部が重なり合うように、上記磁界型レンズ
    と上記静電型補正レンズとを配置したことを特徴
    とする荷電粒子ビーム用集束装置。 2 上記磁界型レンズは、荷電粒子ビームのクロ
    スオーバ像または成形像を縮小して結像させる縮
    小レンズであり、静電型焦点補正レンズを上記縮
    小レンズの内部に配置したことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項に記載した荷電粒子ビーム用集
    束装置。 3 上記磁界型レンズは、荷電粒子ビームのクロ
    スオーバ像または成形像を試料面上に結像させる
    対物レンズであり、静電型焦点補正レンズを上記
    対物レンズの内部に配置したことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載した荷電粒子ビーム用
    集束装置。 4 上記荷電粒子ビーム用集束装置は、偏向器を
    磁界型レンズの内部に有し、上記静電型焦点補正
    レンズを上記偏向器より試料面側に配置したこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第3項の
    いずれかに記載した荷電粒子ビーム用集束装置。 5 上記荷電粒子ビーム用集束装置は、2個の偏
    向器を有し、上記静電型焦点補正レンズを上記2
    個の偏向器の間に配置したことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項乃至第3項のいずれかに記載し
    た荷電粒子ビーム用集束装置。
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CN110571116A (zh) * 2018-06-05 2019-12-13 纽富来科技股份有限公司 带电粒子束描绘装置以及带电粒子束描绘方法
CN110571116B (zh) * 2018-06-05 2023-09-01 纽富来科技股份有限公司 带电粒子束描绘装置以及带电粒子束描绘方法

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