JPH0447914B2 - - Google Patents

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JPH0447914B2
JPH0447914B2 JP59261112A JP26111284A JPH0447914B2 JP H0447914 B2 JPH0447914 B2 JP H0447914B2 JP 59261112 A JP59261112 A JP 59261112A JP 26111284 A JP26111284 A JP 26111284A JP H0447914 B2 JPH0447914 B2 JP H0447914B2
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JP
Japan
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rod
reverse
lock
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switching
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JP59261112A
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JPS61139964A (ja
Inventor
Hiroshi Kitaoka
Yotaro Yamauchi
Shinichi Tanaka
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP59261112A priority Critical patent/JPS61139964A/ja
Publication of JPS61139964A publication Critical patent/JPS61139964A/ja
Publication of JPH0447914B2 publication Critical patent/JPH0447914B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は磁気記録再生装置の自動反転・自動停
止切換装置に関するものである。
従来の技術 近年、磁気記録再生装置の小型軽量化、多機能
化には目ざましいものがあり、特に自動反転装置
や自動停止装置は様々なものが開発されている。
以下図面を参照しながら、上述した従来の自動
反転・自動停止切換装置の一例について説明す
る。
第6図、第7図は従来の自動反転・自動停止切
換装置の主要部を示すものである。第6図におい
て101は図示しないリール台にフリクシヨン部
材を介して回転自在に設けられたリール台アー
ム、102は反時計方向に定速回転する検出ギア
である。103は検出アームで、ばね114によ
り付勢され摺動自在のトリガーロツド104に軸
115を回動中心として回動自在に設けられてい
る。105はパワーカムで外周部に2ケ所、対称
の位置に歯の欠けた間欠ギアを備え、裏面に偏心
したカム面105bとピン105cを有する。1
06は摺動自在の正反切換ロツドで上記パワーカ
ム105により駆動され、図示しない正反各々の
ピンチローラやリール台機構への駆動伝達の切換
えをおこなう。107はばね116により付勢さ
れた摺動自在のプレイロツドで、ばね117によ
り付勢され摺動自在のロツクロツド108により
ロツクされる。109はロツクロツド108上に
植設された軸118を中心に回動自在に設けられ
たフツクである。110は軸119に回動自在に
設けられた選択レバーで、フツク109に植設さ
れた軸120が選択レバーのガイド溝121に摺
動自在に設けられている。111は定速回転する
フライホイル、113はパワーカム105が数度
回転すると外周の歯車に噛合する定速回転するギ
アである。
以下、従来の自動反転・自動停止切換装置につ
いてその動作を説明する。
まず図示しない操作ボタンを押すとプレイロツ
ド107はロツクロツド108によりロツクされ
テープ定速走行状態になる。テープ定速走行中に
はリール台アーム101は、図示しないリール台
が回転することにより、フリクシヨン部材を介し
て回動付勢を与えられ、検出アーム103を右方
向へ回動させる。すると検出アーム103に植設
されたピン103aは反時計方向に定速回転する
検出ギア102のフツク102aから常に逃げる
ように動き、テープ定速走行状態を続ける。
次にテープ終端になると図示しないリール台の
回転が止まりリール台アーム101への回動付勢
もなくなり、検出アーム103も回動しなくな
る。すると爪102aはピン103aに係合し、
検出ギア102の回転力により検出アーム103
はトリガーロツド104と共にA方向へ前進す
る。このときパワーカム105はトリガーロツド
の爪104aとの係合がはずればね112の付勢
力により反時計方向へ約10゜程回転し、外周に設
けられた間欠ギア105aが定速回転するギア1
13に噛合して次の間欠部により回動駆動を受け
なくなるまで約180゜回転する。するとパワーカム
105の裏面に設けられた偏心したカム面105
bにより正反切換ロツド106に植設されたピン
106aがガイドされ、正反切換ロツド106は
右へ摺動し図示しない正反各々のピンチローラや
リール台への回転駆動の切換え等をおこない、反
転モードに移る。この時選択レバー110を自動
停止側へ倒すとフツク109はパワーカム105
の裏面に植設されたピン105cに係合し、ロツ
クロツド108はフツク109と共に左へ移動
し、プレイロツド107との係合がはずれてプレ
イロツド107が復帰し停止状態に戻る。
しかし選択レバー110を連続自動反転側へ倒
すとテープ終端となつてパワーカム105が回転
してもフツク109はピン105cとは係合しな
い。従つてこの場合には自動反転動作のみをおこ
ない、自動停止動作はおこなわない。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では自動反転及
び自動停止動作中にはパワーカム105は反時計
方向に回転し続ける必要がある。マイクロカセツ
トテープレコーダへの応用を考えると常時モー
タ、フライホイル等の駆動系を同一方向に回転さ
せる2キヤプスタン方式では小型軽量化が困難で
ある。また、マイクロカセツトテープレコーダ特
有のセンターキヤプスタン方式では正反切換時に
キヤプスタンの回転方向を逆転させる必要があ
り、自動反転及び自動停止の動作中にパワーカム
105が逆回転してしまい従来の構成を利用する
ことは困難である。
本発明は上記問題点を鑑み、小型軽量で安価に
構成でき、かつ従来は困難であつたセンターキヤ
プスタン方式のマイクロカセツトテープレコーダ
への応用も可能な自動反転・自動停止切換装置を
提供するものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の自動反
転・自動停止切換装置は第1の走行モードから第
2の走行モードへ切換える手段を有する正反切換
部材と、上記正反切換部材を第1の走行モード位
置にロツクし第1及び第2のストロークを有する
第1のロツク部材と、上記正反切換部材を第1の
走行モード位置にロツクする第2のロツク部材
と、第1の走行モード中にテープ終端を検出しテ
ープ終端時に上記第1のロツク部材を付勢し第2
の走行モード中には上記第1のロツク部材を付勢
しないテープ終端検出手段と、上記第1のロツク
部材の第1のストロークでは操作部材のロツクを
解除せず第2のストロークで操作部材のロツクを
解除する第3のロツク部材を備え、上記第2のロ
ツク部材で上記正反切換部材をロツクすることに
より自動停止となし、ロツクしないことにより自
動反転となすように構成したものである。
作 用 本発明の自動反転・自動停止切換装置は、第1
の走行モードのテープ終端において、正反切換部
材を第2のロツク部材によつて第1の走行モード
位置にロツクした場合には駆動系も第1の走行モ
ード状態を保つたまま第1のロツク部材が第2の
ストロークまで移動し第3のロツク部材と操作部
材の係合を解除して自動停止させ、第2のロツク
部材によつて正反切換部材をロツクしない場合に
は第1のロツク部材の第1のストロークで正反切
換部材のロツクを解除して第2の走行モードへの
自動切換えをおこない、同時に第1のロツク部材
への付勢を中断して自動停止せずに第2の走行モ
ードによるテープ走行を続行するものであり、従
来困難であつたセンターキヤプスタン方式のマイ
クロカセツトテープレコーダ等にも応用可能なも
のである。
実施例 以下本発明の一実施例における自動反転・自動
停止切換装置について、図面を参照しながら説明
する。
第1図は本発明の一実施例における自動反転・
自動停止切換装置の主要部、第2図はその全体図
を示すものである。第1図において1はフライホ
イル、2はフライホイル1と一体のフライホイル
ギア、3はキヤプスタン、4はフライホイルギア
2に噛合する中間ギア、5は中間ギア4に噛合す
る中継ギア、6は遊星歯車装置で、中継ギア5、
遊星歯車装置6は中間ギア4の回転中心軸10を
回動中心として回動自在に設けられた遊星ギアレ
バー7に植設された軸8、軸9に回転自在に設け
られている。11は遊星歯車装置6に噛合する正
転用リールギア、12は正転用リールギア11に
フリクシヨン部材を介して設けられたリールフツ
クである。13はばね33により付勢されガイド
軸58,59をガイドにして摺動自在に設けられ
た再生ロツドで、再生ボタン14を一体に有す
る。15はそのロツク部15cで再生ロツド13
及びそのロツク部15bで後述する録音ロツド4
3をロツクするロツクロツドでばね47により付
勢されガイド軸60,61をガイドにして摺動自
在に設けられている。17は自動反軸ロツクロツ
ドでばね56により付勢されガイド軸63、溝1
9をガイドにして摺動自在に設けられている。1
6は正転用検出フツクで、ばね56により付勢さ
れ摺動自在の自動反転ロツクロツド17上に回動
自在に設けられ、さらにその回動支点軸18は基
板に設けた溝19でガイドされている。20は自
動反転ロツクロツド17に植設されたロツクピン
で後述する正反切換ロツド21をロツクする。
正反切換ロツド21は図示しない正反各々のヘ
ツドの位置制御及び図示しないモータ電流の正反
切換用スイツチの制御をおこなう。22はロツク
ピン23を一体に備え軸48を回動中心として回
動自在に設けられたモード切換レバーである。2
4は軸49を回動中心として回動自在に設けられ
た正転用ASレバーで、自動反転ロツクロツド1
7が前進するとその係合部17bで正転用ASレ
バー24に植設された軸32を左へ付勢し、正転
用ASレバー24を反時計方向へ回動付勢し、正
転用ASレバー24の係合部24aがロツクロツ
ド15のロツク部15bを左へ付勢する。第2図
の25は時計方向、反時計方向共に回転可能なモ
ータ、26はモータプーリ50とフライホイル1
の間にかけられたベルトである。
第3図において28,29,30,31はそれ
ぞれ遊星歯車装置6を構成する太陽車、制御車、
遊星車、検出車であり、太陽車28は前述の軸9
に回転自在に設けられており、中継ギア5に噛合
し、また遊星ギアレバー7が反時計方向に回動し
た時には正転用リールギア11に、時計方向に回
動した時には反転用リールギア36に噛合する。
制御車29は太陽車28と同軸に回転自在に設け
られ、前述と同様に遊星ギアレバー7が反時計方
向に回動した時には正転側のリールフツク12と
一体のギア46に噛合し、時計方向に回動した時
は反転側のリールフツク51と一体の図示しない
ギアに噛合する。遊星車30は制御車29と一体
の軸29aに回転自在に設けられ、太陽車28と
一体の小歯車28aに噛合する。検出車31は太
陽車28と同軸に回転自在に設けられ、遊星車3
0に噛合する内歯車31aを備え、その外周には
正転用検出フツク16の爪16a及び反転用検出
フツク37の爪37aと係合する爪31bを設け
ている。
また第2図において37は回動支点軸38を備
え、その回動支点軸38が基板57に設けた溝5
2でガイドされる反転用検出フツクである。39
は軸53に回動自在に設けられた反転用ASレバ
ーでその先端部39aが反転用検出フツク37の
回動支点軸38に当接しており、反転用検出フツ
ク37が基板の溝52にガイドされて前進すると
時計方向に回動付勢され、その係合部39bでロ
ツクロツド15の係合部15aを左へ付勢し、再
生ロツド13あるいは録音ロツド43とのロツク
保持を解除する。40は正反切換ボタンで、ばね
42により正反切換ロツド21のばねフツク部2
1aと連結されており、基板57上のガイド41
に摺動自在に設けられている。なお、正反切換ボ
タン40はその係合部40bで正反切換ロツド2
1と係合可能にしている。43は録音ボタン45
を一体に設ける録音ロツドで、ばね54により付
勢されておりガイド軸62,63をガイドにして
摺動自在である。44は反転阻止レバーで、基板
57に植設した軸55に回転自在に設けられ、図
示しないばねにより時計方向に付勢され、そのロ
ツク部44aは正反切換ボタン40の阻止部40
cに係合可能となつている。
以上のように構成された自動反転・自動停止切
換装置について、以下第1図より第5図までを用
いてその動作を説明する。
まず第2図は停止状態を示す全体図であつてま
ず再生ボタン14を押すと再生ロツド13が前進
し、ロツクロツド15のロツク部15cによりロ
ツクされ、図示しないスイツチがONとなりモー
タ25が定速回転し、ベルト26を介してフライ
ホイル1に時計方向へ定速回転を伝達し、第1図
に示すように正転再生状態にはいる。フライホイ
ル1の定速回転は駆動系の断面を示す第3図(第
2図におけるA−A断面)に示すように、フライ
ホイル1に一体のフライホイルギア2から中間ギ
ア4、中継ギア5、遊星歯車装置6の一部をなす
太陽車28を経由してリールギア11に伝達さ
れ、フリクシヨン部材27を介してリールフツク
12に伝達され、図示しないテープを巻取る。
テープ定速走行中にはリールフツク12が回転
してテープを巻取つており、その回転はリールフ
ツク12と一体のギア46から太陽車28と同軸
で回転自在の制御車29に伝達され、制御車29
に一体に設けられた回転軸29aに回転自在に設
けられ、太陽車28と一体の小歯車28aに噛合
する遊星車30はそれ自体が軸9を中心として反
時計方向に公転し、その内歯車31aが遊星車3
0に噛合する検出車31は反時計方向に回転す
る。すると第4図に示したように正転用検出フツ
ク16の爪16aは検出車31の爪31bを逃げ
るように回動支点18を中心として揺動し、テー
プ定速走行状態を続ける。
しかし、テープ終端になるとリールフツク12
が停止し、リールフツク12に噛合した制御車2
9も停止すると遊星車30は公転せず太陽車28
の小歯車28aの回転を受けて自転するので、遊
星車30に噛合する検出車31は太陽車28と逆
方向、つまり時計方向に回転する。そして第4図
に示したように検出車31の爪31bは正転用検
出フツク16の爪16aと係合し、正転用検出フ
ツク16をB方向へ押し上げる。すると第1図に
おいて正転用検出フツク16はその回動支点18
が基板57の溝19にガイドされているので溝1
9に沿つて自動反転ロツクロツド17と共に前方
へ移動する。すると正反切換ロツド21は自動反
転ロツクロツド17の第1のストロークで自動反
転ロツクロツド17に植設されたロツクピン20
によるロツクが解除される。
しかしこの時、モード切換レバー22のロツク
ピン23が正反切換ロツド21をロツクしている
と、正反切換ロツド21は正転状態を保持された
ままで、駆動系も正転状態を保ち、自動反転ロツ
クロツド17はさらに前進を続ける。すると自動
反転ロツクロツド17の係合部17bは正転用
ASレバー24に植設された軸32を左方へ押し
やり、正転用ASレバー24を反時計方向へ回動
させ、正転用ASレバー24はロツクロツド15
のロツク部15bを左方へ摺動させ、ロツクロツ
ド15のロツク部15cと再生ロツド13係合が
はずれ、ばね33の付勢力によつて再生ロツド1
3が復帰し、停止状態に戻る。
しかし、モード切換レバー22のロツクピン2
3が正反切換ロツド21をロツクしていない状態
でテープ終端になると、自動反転ロツクロツド1
7の第1のストロークでロツクピン20と正反切
換ロツド21の係合がはずれ、正反切換ロツド2
1はばね34の付勢力により右へ移動する。この
時正反切換ロツド21に植設されたピン35によ
り遊星ギアレバー7を軸10を中心として時計方
向に回動させ遊星歯車装置6を反転用のリールギ
ア36に噛合させると同時に、遊星歯車装置6を
正転用検出フツク16から離間させ、正転用検出
フツク16及び自動反転ロツクロツド17への付
勢を断つて自動停止動作を中断させている。また
この時遊星歯車装置6を反転用検出フツク37の
動作範囲内に移動させ、図示しないモータ電流の
正反切換用のリーフスイツチを切換えてモータ電
流の極性を入れ換えてモータを逆回転させ、また
図示しない正転用ヘツドを後退させ反転用ヘツド
を前進させる制御をおこない、第5図に示すよう
に反転再生状態に移る。
反転再生状態でテープ定速走行中は第4図に示
したのと同様に、反転用検出フツク37が軸38
を中心として揺動し続ける。テープ終端になると
前述と同様に検出車31の爪31bが反転用検出
フツク37の爪37aと係合し、反転用検出フツ
ク37を前方へ押し出し、反転用検出フツク37
の軸38に当接している反転用ASレバー39の
先端部39aを時計方向に回動させ、その係合部
39bでロツクロツド15の係合部15aを左へ
移動させ、再生ロツド13のロツクを解除して復
帰させ、停止させる。
次に手動で正反切換する場合、反転から正転へ
切換える時には第2図に示したように、摺動ガイ
ド41によりガイドされている正反切換ボタン4
0を左へ移動させると、正反切換ボタン40の係
合部40bに押されて正反切換ロツド21もばね
34の付勢力に抗しながら左へ移動し、ばね42
により付勢されている自動反転ロツクロツド17
に植設されたロツクピン20により正転モード位
置にロツクされる。
正転から反転へ切換える時には正反切換ボタン
40を右へ移動させると、正反切換ロツド21は
ロツクピン20でロツクされているので、正反切
換ロツド21と正反切換ボタン40を連結するば
ね42の付勢力に抗して、まず最初に正反切換ボ
タン40のみが右へ移動する。しかしこの時正反
切換ボタン40のカム40aがロツクピン20を
前方へ押しやり、正反切換ロツド21との係合を
はずし、正反切換ロツド21はばね34とばね4
2の付勢力により右へ反転モード位置まで摺動
し、反転に切換わる。
また第1図において録音ロツド43がばね54
の付勢力によつて復帰している場合には、図示し
ないばねにより時計方向に回動付勢された反転阻
止レバー44は録音ロツド43の腕43aにより
反時計方向に回動し、そのロツク部44aは正反
切換ボタン40の阻止部40cから離間してお
り、正反切換ボタン40を移動させることによ
り、自由に手動による正反切換をおこなうことが
可能である。
しかし、録音ボタン45を押し込み録音ロツド
43がロツクロツド15によつてロツクされて録
音状態になると、反転阻止レバー44は録音ロツ
ド43の腕43aによる回動付勢を解かれ、図示
しないばねの付勢力により時計方向へ回動し、そ
のロツク部44aにより正反切換ボタン40はの
阻止部40cはロツクされ、手動による正反切換
え操作を阻止する。
正転録音状態でテープ終端になると、前述と同
様に自動反転ロツクロツド17は遊星歯車装置6
により付勢されて前方へ摺動し、突起17aによ
つて反転阻止レバー44を反時計方向に回動さ
せ、ロツク部44aを正反切換ボタン40の阻止
部40cから離間させてロツクを解除すると同時
に、ロツクピン20による正反切換ロツド21の
ロツクを解除し、前述と同様にばね34の付勢力
により正反切換ロツド21は右へ摺動移動し、反
転録音状態となる。
以上のように本実施例によれば、正転から反転
へ切換える付勢力を与えるためのばね34を有す
る正反切換ロツド21と、正反切換ロツド21を
正転モード位置にロツクし第1及び第2のストロ
ークを有する自動反転ロツクロツド17と、正反
切換ロツド21を正転モード位置にロツクするモ
ード切換レバー22と、正転モード中にテープ終
端を検出しテープ終端時に自動反転ロツクロツド
17を付勢し反転モード中には自動反転ロツクロ
ツド17を付勢しない遊星歯車装置6及び正転用
検出フツク16と、自動反転ロツクロツド17の
第1のストロークでは再生ロツド13あるいは録
音ロツド43のロツクを解除せず第2のストロー
クで再生ロツド13あるいは録音ロツド43のロ
ツクを解除するロツクロツド15を備え、モード
切換レバー22で正反切換ロツド21をロツクす
ることにより自動停止に、ロツクしないことによ
り自動反転に切換えることができる。
発明の効果 以上のように本発明は、第1の走行モードから
第2の走行モードへ切換える手段を有する正反切
換部材と、上記正反切換部材を第1の走行モード
位置にロツクし第1及び第2のストロークを有す
る第1のロツク部材と、上記正反切換部材を第1
の走行モード位置にロツクする第2のロツク部材
と、第1の走行モード中にテープ終端を検出しテ
ープ終端時に上記第1のロツク部材を付勢し第2
の走行モード中には上記第1のロツク部材を付勢
しないテープ終端検出手段と、上記第1のロツク
部材の第1のストロークでは操作部材のロツクを
解除せず第2のストロークで操作部材のロツクを
解除する第3のロツク部材を設けることにより、
上記第2のロツク部材で上記正反切換部材をロツ
クすることにより自動停止に、ロツクしないこと
により自動反転に切換えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例における正転走行状態
を示す要部上面図、第2図は停止状態を示す上面
図、第3図は駆動系を示す第2図のA−A断面
図、第4図はテープ終端検出機構を示す要部上面
図、第5図は反転走行状態を示す要部上面図、第
6図は従来の自動反転・自動停止装置を示す上面
図、第7図は要部上面図である。 1……フライホイル、2……フライホイルギ
ア、4……中間ギア、5……中継ギア、6……遊
星ギア装置、7……遊星ギアレバー、11……正
転用リールギア、12……リールフツク、13…
…再生ロツド、15……ロツクロツド、16……
正転用検出フツク、17……自動反転ロツクロツ
ド、21……正反切換ロツド、22……モード切
換レバー、24……正転用ASレバー、25……
モータ、26……ベルト、28……太陽車、29
……制御車、30……遊星車、31……検出車、
37……反転用検出フツク、39……反転用AS
レバー、40……正反切換ボタン、43……録音
ロツド、44……反転阻止レバー、101……リ
ール台アーム、102……検出ギア、103……
検出アーム、104……トリガーロツド、105
……パワーカム、106……正反切換ロツド、1
07……プレイロツド、108……ロツクロツ
ド、109……フツク、110……選択レバー、
111……フライホイル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 第1の走行モードから第2の走行モードへ切
    換える手段を有する正反切換部材と、上記正反切
    換部材を第1の走行モード位置にロツクし第1及
    び第2のストロークを有する第1のロツク部材
    と、上記正反切換部材を第1の走行モード位置に
    ロツクする第2のロツク部材と、第1の走行モー
    ド中にテープ終端を検出しテープ終端時に上記第
    1のロツク部材を付勢し第2の走行モード中には
    上記第1のロツク部材を付勢しないテープ終端検
    出手段と、上記第1のロツク部材の第1のストロ
    ークでは操作部材のロツクを解除せず第2のスト
    ロークで操作部材のロツクを解除する第3のロツ
    ク部材を備え、上記第2のロツク部材で上記正反
    切換部材をロツクすることにより自動停止とな
    し、ロツクしないことにより自動反転となすこと
    を特徴とする自動反転・自動停止切換装置。
JP59261112A 1984-12-11 1984-12-11 自動反転・自動停止切換装置 Granted JPS61139964A (ja)

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