JPH0447896Y2 - - Google Patents

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JPH0447896Y2
JPH0447896Y2 JP1985183599U JP18359985U JPH0447896Y2 JP H0447896 Y2 JPH0447896 Y2 JP H0447896Y2 JP 1985183599 U JP1985183599 U JP 1985183599U JP 18359985 U JP18359985 U JP 18359985U JP H0447896 Y2 JPH0447896 Y2 JP H0447896Y2
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JP
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mercury
tubes
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long axis
discharge path
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  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野化〕 本考案は全体として1本の例えば屈曲形放電路
を備えた低圧金属蒸気放電灯に関する。
〔従来の技術〕
全体として1本の例えば屈曲形放電路を備えた
低圧金属蒸気放電灯、たとえばけい光ランプは、
従来、第5図および第6図に示されるように、そ
れぞれ一端を閉塞した一対の直管形チユーブを相
互に間隔を存し、かつ上記閉塞端側で接合するこ
とにより全体として1本のU字形放電路を形成し
てなるガラスバルブ30の内面に、けい光体被膜
31を形成するとともに、上記放電路の両端部に
位置して電極32,32を配置し、このバルブ3
0の内部に水銀および始動用希ガスを封入して形
成されている。
このようなけい光ランプは、光源形状の特殊性
を生かして液晶用バツクライトなどのような面光
源的な利用をすることが考えられる。
一方、このようなけい光ランプに封入されてい
る水銀は、長時間点灯を続けるうちにバルブの最
冷部に凝集してくる。
通常は、バルブ端部に接続されて排気後に封止
切りされるチツプ部が最冷部となり、水銀はこの
チツプ部に集まるが、第5図のように、チツプ部
が口金33で覆われるような構造の場合はチツプ
部が最冷部にならず、発光管の閉塞端に水銀が凝
集する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来においては、第6図に示すように、バルブ
30を構成するチユーブの断面形状が真円であつ
たため、バルブの温度分布が周方向に比較的一様
となつており、このため最冷部が閉塞端という一
定位置に安定して発生はするものの、閉塞端の周
方向のどの方向に発生するかは定まらず、したが
つてけい光ランプを面光源的に利用する場合、水
銀が発光管の目立つ方向に凝集することがあり、
このような場合外観が見苦しいばかりでなく、可
視光が吸収されて、面光源として必要な特定の光
照射方向の光束の低下が発生する不具合があつ
た。
このような欠点は、閉塞端以外のバルブ管壁に
最冷部ができる場合は一層顕著であつた。
したがつて本考案は、最冷部を形成して水銀が
凝集する部分を目立たないようにし、これにより
外観の向上および光の特定照射方向への光束低下
を防止した低圧金属蒸気放電灯を提供しようとす
るものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、複数の直管形チユーブを相互に間隔
を存して並べるとともにこれらチユーブの端部を
連通させることにより全体として屈曲した放電路
を形成したバルブと、上記放電路の両端に封装さ
れた電極とを有する低圧金属蒸気放電灯におい
て、上記チユーブの断面を偏平な形状とし、隣接
する上記チユーブを上記偏平な形状の長軸方向に
沿つて平面状に並べたことを特徴とする。
〔作用〕
このような構成によれば、放電路を構成するチ
ユーブの断面が偏平な形状となつているためバル
ブ壁においては上記偏平な形状の長軸方向の端部
壁がこれと直交する方向の壁よりも低温となり、
しかも隣接するチユーブを上記偏平な形状の長軸
方向に沿つて平面状に並べたから隣接するチユー
ブの互いに反対方向を向く端部壁、すなわち外側
に位置する端部壁が最冷部となり、よつて外側の
端部壁に凝集水銀が集めるようになる。このた
め、凝集水銀が照射に有効な方向の壁に付着する
のが防止され、照射方向の壁に影をつくつて外観
上見苦しくなつたり、またその方向への光束の低
下をもたらすなどの不具合を防止することができ
る。しかも、隣接するチユーブ間には隙間を確保
してあるから、隣接するチユーブ間の相互に対向
する壁の温度が過度の上昇をすることが防止され
る。
〔考案の実施例〕
以下本考案について、第1図および第2図に示
す一実施例にもとづき説明する。
図において1はガラスバルブであり、このガラ
スバルブ1は、一端が閉塞された一対の直管形チ
ユーブ1a,1aを並置してこれら直管形チユー
ブ1a,1a間に間隙を形成するとともに、その
閉塞端側で互いに導通接合させることにより、全
体として略U字形の放電路を形成している。
ガラスバルブ1の内面にはけい光体被膜2が形
成されており、また上記放電路の両端部に位置し
て電極3,3が設置されている。そしてこのバル
ブ1の内部には水銀および始動用希ガスが封入さ
れている。
ガラスバルブ1の両端は口金4にて覆われてい
る。
しかして、上記直管形チユーブ1a,1aは、
第2図に示すように、断面が偏平形状をなしてお
り、隣接する直管形チユーブ1a,1a相互は、
上記断面偏平形状をなす長軸方向X−Xに沿つて
平面的に、つまり横一列に並置されている。
このような構成によると、ランプ点灯中のバル
ブ温度は、直管形チユーブ1a,1aの中心部に
発生する放電からの距離が遠い断面偏平形状をな
す長軸方向X−Xの端部壁aが、短軸方向の端部
壁bより低くなる。
しかも、隣接する直管状チユーブ1a,1a相
互は、上記断面偏平形状をなす長軸方向X−Xに
沿つて横一列に並置されているため、各直管状チ
ユーブ1a,1aにおいては隣合う端部よりも、
背向する端部の温度が低くなる。
したがつて最冷部は、第2図のa,a部に発生
し、長時間の点灯中にこのa,a部に安定して水
銀の凝集が生じる。
しかも、この場所は、断面偏平形の長軸方向X
−Xの端部に位置するから、点灯中面光源として
機能した場合の光の照射方向、すなわち第2図の
Z方向から見た場合、目立たない部分となつてい
るので、この部分a,aに水銀が凝集しても、外
観を損ねることがない。また、この部分ならば長
期の点灯により凝集水銀が管壁黒化をもたらして
も、上記と同様に目立たないから外観を損ねるこ
とが少ない。しかもこの効果は、隣接する直管形
チユーブ1a,1a相互が、断面偏平形状をなす
長軸方向X−Xに平面的に、つまり横一列に並置
されていることにより一層顕著となる。
また、前記a,a部に水銀が凝集しても、凝集
水銀が第2図の図示Z方向と逆向きに放射される
光を吸収することが少なくなる。すなわち、第2
図に示す配光特性アにおけるZ方向と逆向きの光
出力は、直管形チユーブ1a,1aが平面的に、
つまり横一列に並置されているので、凝集水銀に
よる光吸収があつても、Z方向と逆向きの光束低
下は少ない。
なお、面光源として使用する場合、第3図に示
す通り、断面偏平形状をなす長軸X−Xを境とし
て分割された片面側に、反射膜10を形成すれ
ば、使用する面側の発光強度が増大する。
以上実施例ではガラスバルブ1を、一端が閉塞
された一対の直管形チユーブ1a,1aをその閉
塞端側で互いに導通接合させることにより構成し
たが、本考案は例えば第4図に示すように、予め
U字形に曲げ成型したガラスバルブ1であつても
実施可能である。
また、放電路はU字形に限らず、W字形などで
あつてもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、放電路を
構成するチユーブの断面が偏平な形状となつてい
るためバルブ壁においては上記偏平な形状の長軸
方向の端部壁がこれと直交する方向の壁よりも低
温となり、しかも隣接するチユーブを上記偏平な
形状の長軸方向に沿つて平面状に並べたから隣接
するチユーブの互いに反対方向を向く外側の端部
壁が最冷部となる。このため、水銀は上記偏平な
形状の長軸方向の端部壁に安定して凝集するよう
になり、この部分は目立たない部分であるから、
外観の低下を防止し、また凝集水銀の光吸収や遮
光作用による光束低下を防止することができる。
そして、隣接するチユーブ間には隙間を確保して
あるから、隣接するチユーブ間の相互に対向する
壁の温度が過度に上昇することが防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の一実施例を示
し、第1図はけい光ランプの斜視図、第2図は第
1図中−線の断面図、第3図は本考案の変形
例を示す断面図、第4図は本考案の他の実施例を
示す斜視図、第5図および第6図は従来の構造を
示し、第5図は斜視図、第6図は第5図中−
線の断面図である。 1……ガラスバルブ、1a,1a……直管状チ
ユーブ、2……けい光体被膜、3……電極、4…
…口金、10……反射膜。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数の直管形チユーブを相互に間隔を存して並
    べるとともにこれらチユーブの端部を連通させる
    ことにより全体として屈曲した放電路を形成した
    バルブと、上記放電路の両端に封装された電極と
    を有する低圧金属蒸気放電灯において、 上記チユーブの断面を偏平な形状とし、隣接す
    る上記チユーブを上記偏平な形状の長軸方向に沿
    つて平面状に並べたことを特徴とする低圧金属蒸
    気放電灯。
JP1985183599U 1985-11-28 1985-11-28 Expired JPH0447896Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985183599U JPH0447896Y2 (ja) 1985-11-28 1985-11-28

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JP1985183599U JPH0447896Y2 (ja) 1985-11-28 1985-11-28

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Publication Number Publication Date
JPS6291345U JPS6291345U (ja) 1987-06-11
JPH0447896Y2 true JPH0447896Y2 (ja) 1992-11-11

Family

ID=31130486

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JP1985183599U Expired JPH0447896Y2 (ja) 1985-11-28 1985-11-28

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60216435A (ja) * 1984-04-10 1985-10-29 Sharp Corp 平面状放電管

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60216435A (ja) * 1984-04-10 1985-10-29 Sharp Corp 平面状放電管

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JPS6291345U (ja) 1987-06-11

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