JPS62202452A - 蛍光ランプ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔１発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は互いにほぼ平行に設けられた複数の管形ガラス
バルブを有する蛍光ランプの構成の改良（従来の技術） 互いにほぼ平行な複数の管形ガラスバルブが接続部によ
って接続されて一本の放電路を形成し。

バルブ内面に蛍光体被膜が被着されるとともに両端に放
電電極を具備し、バルブ本体の端部側に口金などをとり
つけた蛍光ランプが、コンパクトな省電力光源として汎
く市販されている。

従来のこの種の光源はそれぞれの管形バルブの端部から
比較的小さい距離だけ離隔した位置の枝管によって管形
ガラスバルブが接続されていた。

すなわち、添付第３図は従来のこの種蛍光ランプの一例
の斜視図であって、バルブ本体（１）は４本の管形ガラ
スバルブ（２）　、　（３）、　（４）　、　（５）で
構成されており。

上記ガラスバルブ（２）　、　（３）は枝管（６）によ
って、ガラスバルブ（４）　、　（５）は図示しない枝
管によってその上部をそれぞれ接続されている。ガラス
バルブ（３）と成されることになる。ガラスバルブ（２
）および（４）の下上記ステムから導出される外溝線が
口金（力のビン（８）　、　＋８）　、・・・に接続さ
れている。

上記従来例の枝管が第３図示よりガラスバルブの上端に
近接して設けられたものもあった。

このような従来の構造の蛍光ランプはそれぞれの管形ガ
ラスバルブ（２）　、　（３）　、　（４）　、　（５
）の先端部（９）、α値。

ａυ、α２が互いに離隔しているから、上記先端部に水
銀が凝集し蛍光ランプの外観を損うばかりでなく。

性能低下をもたらしこの対策としてバルブ内にアーマル
ガムを封じ込んでも上記欠点を充分に防止する対策とは
ならなかった。

（発明が解決しようとする問題点） 本発明はバルブ本体のガラスバルブの先端部に水銀が凝
集して蛍光ランプの外観を損したり性能低下を抑制した
蛍光ランプを提供することを目的とする。

〔発明の構成〕 （問題点を解決するだめの手段） 本発明の蛍光ランプはバルブ本体の管形ガラスバルブが
口金と反対側において隣接する管形ガラスバルブと接触
しており、バルブ本体の互し・に並置された端部にとり
つけた口金内に埋設されたバルブ本体内にアマルガムが
収納されている構成を有している。

（作用） 本発明は口金内に埋設されたバルブ本体内に収納された
アマルガムによってガラスバルブ内の水銀蒸気圧を制御
するとともに管形ガラスバルブが口金と反対側の端部で
隣接する管形ガラスバルブと相互接触して加熱されるか
らガラスバルブ上端部における水銀凝集が抑えられ性能
及び外観の好まビい改良された蛍光ランプが提供できる
。

また本発明は管形ガラスバルブが隣接する管形ガラスバ
ルブと接触しているからガラスバルブの軸に直角な応力
が加わった時のガラスバルブの破損を防止し照明器具取
付時などにおける破損が減少する。

（実施例） 本発明の詳細を第１図ならびに第２図に示す本発明一実
施例を参照して説明する。第２図は口金のビン部を省略
して示しである。

バルブ本体（１段は内面に蛍光体被膜が被着された管形
ガラスバルブ（１４）　、　（Ｌｓ　、αｅおよびガラ
スバルブＩの後方に位置する図示しないガラスバルブの
４個によって構成されている。管形ガラスバルブα荀の
後方に位置するガラスバルブをαηとすると、上記ガラ
スバルブＩと０７１との下方の端部に放電電極が封着さ
れており、上記放’ａｔ極からバルブ本体α回外に導電
的に導出された外部リード線αυが口金α９のピン■に
接続されている。そうして管形ガラスバルブα４）　、
　（１５１の口金（１９と対向する上部側の接続部（２
１）と、ガラスバルブαｅ、αＤの同じく口金（１１と
対向する上部側の上記接続部（２１）と隣接する接続部
（２２）とは互いにその接触点（２３）で接触している
。

さらにバルブ本体（１３の口金（１９内に埋設されてい
る端部、たとえば管形ガラスバルブα荀の端部に設げら
れた排気管封緘端（２４）内にアマルガム、たとえばイ
ンジウム、ビスマスと０，７５ないし６重ｔ％の水銀と
の合金がバルブα荀内の水銀蒸気圧をコントロール−ｆ
るために収納々され、ト貢己排伍管のガラスバルブＩ側
を狭めてアマルガムのバルブ内への落下を防止している
。さらに放電電極の近傍に始動時の光束の立上りを良好
にするために補助アマルガムを設けても良い。

上記した排気管内のアマルガムはインジウム。

ビスマスと銀との水銀合金を使用してもよい。また０口
金内に埋設されているバルブ本体の管形ガラスバルブの
接続部は第２図に示すように管形ガラスバルブの平行な
直線部の径と同径である必要はなく、異った直径、すな
わち細いまたは太い直径のガラス管で接続してもよい。

さらに口金と反対側のガラスバルブの接続部は第１図、
第２図に示すような形状である必要はなく円弧状に折曲
されて接続されていてもよく、隣接する管形バルブとの
接触部はガラスバルブ外壁に突起を設は上記突起が接触
していてもよい。さらにまた、バルブ本体を構成する管
形ガラスバルブは４本に限らず何本でもよいが、バルブ
端部をバルブ本体の一端に設けた１個の口金に埋設する
から偶数本であることが好ましい。

本発明者らは第１図および第２図に示す構成の本発明蛍
光ランプと従来の管形ガラスバルブが口金と反対側で隣
接する管形ガラスバルブと接触してなく離隔しており、
バルブ内にアマルガムを保有する蛍光ランプについて比
較試験をした。蛍光ランプは１７Ｗを使用し１０００時
間経過後のバルブ本体上端部の水銀凝集発生度合及びバ
ルブ上端部の黒化発生割合を１００個のランプについて
検査してみた。又１本発明の蛍光ラン：ｙ’ｒ　ｏ　ｏ
　ｏ時間経１過後の光束維持率を比較してみた。これを
示したのが下記の表である。

バルブ本体上端部が黒化するのはそこに水銀凝集が常時
発生しているためであり、この水銀凝集と黒化のために
全体として光束維持率が悪くなるものと考えられる。

又１本発明の蛍光ランプはその上端部において隣接する
バルブ相互が接触しているので照明器具への取付時の破
損が少ない。これを確認するためバルブ上端部における
隣接するバルブ相互に一定の力を加えたときの破損率を
調べたところ１００本の試験品に対し本発明の蛍光ラン
プは破損が無かったのに対し従来品にあっては４個の破
損がみられた。このことから本蛍光ランプは照明器具へ
の取付時の破損のおそれが従来品よりも小さいことがわ
かる。

〔発明の効果〕

本発明は以上詳述したように、バルブ本体の管形ガラス
バルブが少なくとも４本からなっており。

口金と反対側のガラスバルブ上端部が隣接するガラスバ
ルブ上端部と接触しており１口金に埋設されるバルブ本
体の端部内にアマルガムが収納されている構成であり、
したがって水銀がガラスバルブの上端部に凝集すること
がな（、このため外観上見苦しくなったりすることがな
く、又、このために黒化、そして光束維持率の低下がも
たらされることがなくなる。またガラスバルブに応力が
加わってもガラスバルブの破壊のおそれが小さい良好な
蛍光ランプが得られる。

【図面の簡単な説明】

笛１図は本発明蛍光ランプの一実施例の一部切欠正面図
、第２図は同じ実施例の口金のピン部を省略し【示す一
部切欠側面図、第３図は従来の蛍光ランプの斜視図であ
る。 １３・・・・・・バルブ本体。 １４　、１５　、１６　、１７・・・・・・管形ガラス
バルブ１９・・・・・・口金。 ２３・・・・・・接触点

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 互いにほぼ平行に設けられた複数の管形ガラスバルブが
   接続部によって接続されて一本の放電路を形成し内面に
   蛍光体被膜が被着されたバルブ本体の互いに並置された
   端部に放電電極を具備し、バルブ本体の前記端部側に口
   金を設けたものにおいて、上記管形ガラスバルブは少な
   くとも４本からなり、上記管形ガラスバルブは口金と反
   対側において隣接する管形ガラスバルブと接触しており
   、口金に埋設されるバルブ本体の端部内にアマルガムが
   収納されていることを特徴とする蛍光ランプ。