JPH0447881B2 - - Google Patents

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JPH0447881B2
JPH0447881B2 JP58032689A JP3268983A JPH0447881B2 JP H0447881 B2 JPH0447881 B2 JP H0447881B2 JP 58032689 A JP58032689 A JP 58032689A JP 3268983 A JP3268983 A JP 3268983A JP H0447881 B2 JPH0447881 B2 JP H0447881B2
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JP
Japan
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voltage
switch
electronic switching
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magnetic head
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Esu Fuookusu Jon
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Ampex Corp
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/02Recording, reproducing, or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B15/12Masking of heads; circuits for Selecting or switching of heads between operative and inoperative functions or between different operative functions or for selection between operative heads; Masking of beams, e.g. of light beams
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/51Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used
    • H03K17/56Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices
    • H03K17/687Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices the devices being field-effect transistors
    • H03K17/6877Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices the devices being field-effect transistors the control circuit comprising active elements different from those used in the output circuit

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  • Electronic Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、磁気ヘツドの駆動に用いられ、磁気
バイアス記録回路又は消去回路に特に有用な電子
スイツチ回路に関する。
磁気ヘツド巻線に消去、バイアス又は記録動作
などのために供給される電流をオンオフするため
の、従来のスイツチ回路には、ヘツド駆動回路と
変換巻線との間に接続された機械的接点を有する
リレー型の電気機械的スイツチが周知のように用
いられる。スイツチングを制御するためにリレー
に制御電圧が印加される。このような従来のスイ
ツチ回路は、VPR−2ビデオ・プロダクシヨ
ン・レコーダー、カタログNo.1809384−2、10/
9頁、1980年5月発行に記載されているアンペツ
クス社製のVPR−2型ビデオレコーダーの音声
部分に用いられている消去ヘツドの駆動用に、一
例として使用されている。
上記の形式のスイツチ回路を、高周波ノイズ信
号が誘起されるトランスジユーサー駆動回路に使
用した場合、いろいろの不具合を生ずる。このス
イツチを作動させるごとに、機械的接点の急激な
分離又は接続によつて、接点のはね返りを生じ、
また接点に存在するノイズ電位のため大きな電流
スパイクを生じ、この電流スパイクが変換巻線に
入る。例えば2個以上の隣接記録チヤンネルを用
いる多重チヤンネルのテープレコーダーの場合、
当該技術において周知のように、変換巻線からの
漏洩磁束のため、隣接チヤンネルのトランスジユ
ーサーの間に高周波のクロストークが誘起される
ことがある。第1のトランスジユーサーが例えば
消去モード又は記録モードになつている場合、或
る量のクロストークがそのトランスジユーサーか
らそれに隣接した第2のトランスジユーサーに誘
起される。その後に第2のトランスジユーサーの
リレースイツチを制御信号によつてオンにする
と、当該技術において周知のように、第2トラン
スジユーサーの巻線中に誘起されたクロストーク
電位は、スイツチの機械的接点により短絡され、
関連する駆動回路が動作する前に接点に電流が流
れる。それに続いて、接点のはね返りが起こり、
大きな過渡電流スパイクとトランスジユーサー共
振回路に対するリンギングが附随して発生し、そ
れによる不所望の振動電流がトランスジユーサー
巻線を通つて流れる。上述した電流のため、記録
媒体上に存在する情報が消去されるだけでなく、
耳ざわりな尖鋭なポツプノイズ又はクリツクノイ
ズが記録媒体上に記録される。
発明の要約 従つて本発明の目的は、電気機械的スイツチを
使用することによる上述した不利益のない磁気ヘ
ツド駆動部のためのスイツチ回路を提供すること
にある。
本発明の別の目的は、スイツチ開放状態に対応
する高抵抗値とスイツチ閉成状態に対応する低抵
抗値との間において実質的に直線状に変化する抵
抗をもつた電子スイツチを使用する磁気ヘツド駆
動部用のスイツチ回路を提供することにある。
本発明の更に別の目的は、スイツチ動作時に変
換巻線中に誘起される高周波ノイズ信号による不
所望のノイズ状のスパイクが記録されたり、記録
された信号が不所望に消去されたりしないように
した、上述の特徴を備えたスイツチ回路を提供す
ることにある。
実施例の説明 本発明の作用並びに従来技術に対する利点がよ
りよく比較され理解されるように、第1A〜1C
図を参照して、従来技術の電圧−電流特性のいく
つかの例について説明する。
第1A図には、時点t0においてリレー型の従来
のスイツチ(図示しない)に印加され後述するよ
うにそれぞれのスイツチ接点を閉成する直流制御
電圧Vconの電圧Vaの値が示されている。
第1B図には、上述したカタログに記載されて
いるような従来技術のスイツチング回路(図示し
ない)の電圧特性の一例が示され、この回路のリ
レー接点(複数)は消去信号源と、磁気消去ヘツ
ド(以下に第1磁気ヘツド或いは磁気トランスジ
ユーサーとも称される)の巻線との間に接続され
ている。当該技術において周知のように、非常に
接近した隣接チヤンネルにある同様の第2消去ト
ランスジユーサー(図示しない)が作動し、従つ
て最適消去電圧を受けているものと想定する。時
点t1以前の第1B図の特性曲線の一部は、第1磁
気ヘツドが作動していない時、即ちそのそれぞれ
のリレー接点が開放され、従つてその巻線が回路
の残部から遮断されている時に、第2磁気ヘツド
の巻線から第1磁気ヘツドの巻線中に誘起され
た、交流クロストーク電圧の包絡線Vcr、Vcrを
表わしている。典型的には、誘起されたクロスト
ーク電圧は、最適消去電圧レベルの30%となり得
る。第1A図の時点t0においての制御電圧Vaを
リレーに適用すると、時点t1において第1磁気ト
ランスジユーサー回路のそれぞれのリレー接点が
閉成され、これらの接点に存在するクロストーク
電圧を短絡する。第1B図の時点t0〜t1間の特性
部分は、当該技術において周知のように、リレー
の接点が閉成されるまでの所要の遅延(典型的に
は約4m秒)を表わしている。第1B図の時点t1
〜t2間の電圧特性部分は、上述したように接点が
接触した後の接点のはね返りによつて生ずる変動
を表わしている。時間t1〜t2は、電圧変動が安定
し、零に近い公称レベルの電圧包絡線を時点t2
おいて得るまでの所要時間である。この時間は典
型的には2m秒である。
第1C図は上述した従来技術のスイツチング回
路(図示しない)に所属する第1B図の電圧特性
に対応した電流特性を表わしている。第1C図か
らわかるように、第1磁気トランスジユーサーの
リレー接点が接触する時点t1以前には、このトラ
ンスジユーサーの巻線に大きなクロストーク電流
が流れることはない。しかし時点t1においてリレ
ー接点が接触した後は、第1B図に示すクロスト
ーク電圧の包絡線Vcr、−Vcrの短絡のため、実
際の消去駆動回路が時点t2において動作する前
に、第1磁気ヘツドの巻線に不所望のクロストー
ク電流が流れる。関連した接点のはね返りのた
め、クロストークにより誘起された高周波電流が
変調され、実質的な大きさの不所望の電流スパイ
クが一方向に形成され、対応するリンギング電流
が磁気トランスジユーサー(図示しない)の関連
する共振回路に逆方向に流入する。これは当該技
術では周知のことであり、特性の一部は第1C図
の時間t1〜t2に示すようになる。電流スパイクは
第1C図に示すように、最適消去電流包絡線
1,−1の値に対応する大きさになり得る。そ
のため尖鋭な不所望のじよう乱信号(ホツプノイ
ズ又はクリツクノイズ)が媒体上に記録され、媒
体のその部分に以前に記録されていた信号はその
ノイズ信号のため消去される。
第1B,1C図の時点t2は、上述した時間隔の
終わりと、直線状に増大する高周波消去電圧及び
電流の包絡線の始まりを表わしている。この電圧
及び電流はそれぞれランプアツプ電圧及びランプ
アツプ電流と普通呼ばれており、関連する駆動回
路(図示しない)によつてトランスジユーサー巻
線に印加される。これは当該技術では周知のこと
であり、一例として上記のカタログに記載されて
いる。時点t3において最適電圧値の包絡線士V
1,士1が得られ、その後は従来技術の回路に
よつて第1B,1C図に示すように、当該技術に
おいて周知のように一定の値に保たれる。
第1B,1C図の時間t1〜t2において見られる
ような電圧及び電流の過渡特性は、第1A図の制
御電圧Vaを従来技術のリレー巻線から突然除去
してリレー接点を離開させリレー接点の間のクロ
ストーク電流を突然消失させることによつても生
じ得る。この消失は、当該技術において周知のよ
うに、電圧及び電流の最適値士V1,士1をほ
ぼ零までランプダウンさせた後にも一般に与えら
れる。
第1D,1E図は、第2図に示した本発明の好
ましい実施例による回路の電圧特性及び電流特性
をそれぞれ示し、これらの特性はそれぞれ第1
B,1C図の従来技術の特性に対応している。
本発明の好ましい実施例に用いられる電子スイ
ツチの制御回路に時点t11において印加される制
御電圧Vconを表わす電圧Vbの値の一例を第1A
図に示す。
第1D図は本発明の実施例によつて得られる消
去電圧の包絡線の一例、第1E図は対応する消去
電流の包絡線の一例を示す。第1D,1E図から
わかるように、接点のはね返り及びリンギング電
流による電圧の変動及び電流スパイクは、第1
D、1E図の特性からはそれぞれ除かれている。
更に第1D,1E図からわかるように、従来技術
の対応の特性と比較して実質的に直線状に変化す
るクロストーク電圧及び電流特性が得られ、第1
B,1C図の時間t0〜t1に見られるようなスイツ
チング動作の遅延も除かれている。
次に第2図に示した好ましい実施例による回路
と、第1D,1E図との関連においてのその作用
を説明する。高周波駆動信号源1は導線2を経て
電圧増幅器3に接続されている。これは磁気バイ
アス又は磁気飽和記録或いは消去技術において周
知のことであり、一例として上述のカタログに記
載されている。この好ましい実施例において、電
圧増幅器3は、反転演算増幅器31と、その出力
に接続された1対の相補形の出力トランジスター
32,33との周知の組合わせとして形成され、
全体的な負帰還ループは電圧増幅器3の出力導線
8から入力導線2に接続されている。この好まし
い例では消去電圧によつて表わされる駆動信号
は、音声の磁気記録において周知のように用いら
れる80kHzの周波数を一例として有している。磁
気トランスジユーサー4は概略的に図示され、両
側の磁極が変換ギヤツプ16を形成する磁心5を
有し、導電性トランスジユーサーコイル7が当該
技術において周知のように磁心5に巻回されてい
る。機械的接点を有さない第2図のスイツチング
回路に電子スイツチが本発明に従つて用いられて
いる。電子スイツチは好ましくは電界効果トラン
ジスター(出力トランジスター)例えばVMOS
により形成され、電圧増幅器3とコイル7との間
に次のように接続される。この電子スイツチ即ち
FETスイツチ6のソース端子Sは出力導線8を
経て電圧増幅器3の出力に接続してあり、そのド
レン端子Dはコンデンサー9によりコイル7に接
続してある。コンデンサー9とコイル7とは、当
該技術において周知のように、磁気トランスジユ
ーサー4のLC共振回路を形成している。FETス
イツチ6のゲート端子Gは、第1A図に示した制
御電圧Vbにより間接的に制御される。制御電圧
Vbは、TTLゲート(図示しない)のような適当
な電圧源から低値移行又は負値直流ステツプ電圧
の形で導線に供給するが、別の方法として、マイ
クロプロセツサー論理システム(図示しない)に
より発生させてもよい。
導線10の制御電左Vbは後述する制御回路を
経てFETスイツチ6のゲート端子Gに供給され
る。反転トランジスタースイツチ11のベースは
導線10に接続してあり、エミツターは接地さ
れ、コレクターは抵抗器12を経て+15V直流電
圧源に接続されている。受動積分回路とも呼ばれ
るRCランプ発生回路13の一端はトランジスタ
ースイツチ11のコレクターに接続され、他端は
別の抵抗18によりFETスイツチ6のゲートに
接続されている。ランプ発生回路13のコンデン
サー15は抵抗14,18の接合部と大地との間
に接続されている。別のコンデンサー17は
FETスイツチ6のゲート端子Gとソース端子S
との間に接続してあり、以下の説明からわかるよ
うに、いわゆるブーストラツプコンデンサーであ
る。なお上述したFETスイツチ6の回路内のソ
ースードレン配向は、ソース端子Sとドレン端子
Dとの間に無視できる程度の電流がある実効的な
オフ状態に対応する例えば数万オームから数十メ
ガオームのオーダーのスイツチ6の非常に低いト
ランスコンダクタンス従つて非常に高い内部抵抗
を得るためのものである。その反対に、数オーム
のオーダーの非常に低い内部抵抗に対応する非常
に高いトランスコンダクタンスがスイツチ6の実
効的オン状態に対応してソース端子Sとドレン端
子との間に得られる。
次に第2図の回路の作用について詳述する。
FETスイツチ6を動作させるために、第1A図
の時点t11に示すような低値移行直流ステツプ電
圧Vb(例えば3.4V)を導線10に与え、トランジ
スタースイツチ11のベースに見かけ上の接地電
圧を導入する。それにより+15V直流電源からの
対応する高値移行ステツプ電圧が抵抗14,18
を経てFETスイツチ6のゲート端子Gに与えら
れる。抵抗器18の抵抗値は、直流ランプ発生回
路13からFETスチツチ6のゲートの高周波回
路を実効的に分離するように、好ましくは10〜
100kオームの大きな抵抗範囲に選定する。
コンデンサー17(ブーストラツプコンデンサ
ー)は、スイツチ作動の遷移期間中にFETスイ
ツチ6のゲート端子Gとソース端子Sとの間の交
流を短絡させてFETスイツチ6の出力信号の歪
みを少くするように、周知のように、ゲート端子
Gとソース端子Sとの間に接続されている。ラン
プ発生回路13は、抵抗18が比較的大きなオー
ム抵抗であるために、導線8の高周波消去電流を
受けない。時点t11においてトランジスタースイ
ツチ11のコレクターに上述した高値移行制御電
圧が供給されると、ランプ発生回路13は、実質
的に直線状に増大する制御電圧(ランプ)を発生
させ、抵抗18を経てそれをFETスチツチ6の
ゲート端子Gに送出する。使用した型式のFET
の特性から知られるように、FETスイツチ6の
ソースードレン電圧は、制御電圧の変化にほぼ直
線状に追随する。FETスイツチ6のソース端子
は、FETスイツチ6を適正に動作させるために
できるだけ低いインピーダンスに接続されるよう
に、電圧増幅器3は好ましくは数オームのような
非常に低い出力インピーダンスを持つように選択
される。
第1D図にFETスイツチ6のソースードレン
間の電圧特性を示す。第1D図の電圧特性を第1
B図の電圧特性と比較することによつて明らかに
なるように、高周波クロストーク電圧の包絡線
Vcr、−Vcrのレベルは、時点t11において制御電
圧Vbを印加するのとほぼ同時に、ほぼ直線状に
減少する。時間t11〜t2はランプ発生回路13の抵
抗R14とコンデンサー15との時定数RCによ
つて定まり、この時定数は、本実施例の場合、
0.5m秒に選定される。
FETスチツチ6の第1D図の電圧特性に対応
する電流特性を第1E図に示す。明らかなよう
に、時点t11以前のクロストーク電流包絡線はほ
ぼ零であり、時間t11〜t2のほぼ直線状に減少する
電圧包絡線に対応して第1E図のほぼ直線状に増
大するランプがそれに続いている。以上の説明か
らわかるように、第2図のスイツチング回路は、
導線10に与えられるステツプ制御電圧Vbに応
答して、クロストーク電圧及びクロストーク電流
のそれぞれのエンベロープをほぼ直線状のランプ
波形とする回路である。そのためテープ上に誘起
されるクロストークによりじよう乱性ポツプノイ
ズ又はクリツクノイズが記録されることはない。
上述したことから明らかなように、第1A図の時
点t5において示す高値移行ステツプ制御電圧Vb
を導線10に与えた時にも、第2図の回路は同様
に作動する。消去電圧包絡線が最適値V1、−V
1からほぼ零まで直線状に減少した後は、当該技
術において周知のように消去電流駆動回路を遮断
することが望ましい。そのため時点t5において導
線10にステツプ電圧が与えられると、ランプ発
生回路13は、第1D図の時間t5〜t6において見
られるようにほぼ直線状に増大するクロストーク
電圧包絡線(ランプエンベロープ)を発生させ
る。このクロストーク電圧包絡線には、それに対
応して直線状に減少する第1E図に示すようなク
ロストーク電流包絡線(ランプエンベロープ)が
伴なつている。これらの電圧及び電流包絡線は、
上述した時間t1〜t2(本実施例では0.5m秒に選定
される)に対応する時間t5〜t6の間に供給され
る。
以上の説明から明らかなように、本発明のスイ
ツチ回路の利用により、直流制御信号の方向に依
存して第1方向に、スチツチの開放状態の10メ
ガオームのオーダーの非常に高い抵抗値からスチ
ツチの閉成状態の10オームのオーダーの非常に
低い抵抗値まで、又はそれと反対の第2方向に、
高周波の誘起ノイズ信号を、実質的に抵抗性の形
態で、ランプ波形とすることができる。
なお、本実施例においては、上述の形式の
FETスイツチは、ピンチオフ電圧領域において
ランプ波形とし得る電圧及び電流の特性の実質的
に直線状の領域について用いられる。
本発明のスイツチ回路の特別の利点は、上述し
た低抵抗値が閉成状態において、第2図に示すト
ランスジユーサーのLC共振回路と干渉しない
(即ちこの回路を減衰させない)ことにある。
ランプ持続時間即ち時間t11〜t2及び時間t5〜t6
の遷移時間を定める所望の時定数がランプ発生回
路13の抵抗14とコンデンサー15とのそれぞ
れの値によつて定まることも1つの利点である。
従つてこれらの素子値の選定により所要遷移期間
を上述したように最小値とすることができる。以
上の説明からわかるように、本発明のスイツチ回
路は、磁気トランスジユーサーの駆動部に用いら
れる従来技術によるリレー形のスイツチに比較し
て、スイツチ動作の遅延時間を短くし、電力の実
質的な節減を可能にする。
磁気信号消去回路に用いられる電子スイツチン
グ回路に関連した本発明の好ましい実施例につい
て以上に説明したが、当業者には明らかなよう
に、わずかな変更により、信号記録回路にも本発
明を適用することができる。その場合、高周波バ
イアス記録又は飽和記録信号源を信号源1の代り
に使用し、また適当な記録トランスジユーサーを
消去トランスジユーサーの代りに、当該技術にお
いて周知のように使用する。或る応用例において
は、第2図の共振コンデンサー9の代りに非共振
コンデンサーを用いてもよく、また電圧増幅器3
の出力導線8の直流オフセツトを充分低い値に保
ち得る場合には、コンデンサー9を全く取外し、
直流結合とすることも可能である。
本発明は上述した実施例のほかにも、種々変更
して実施でき、上述した特定の構成は単なる例示
に過ぎず、本発明を限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
第1A図はスイツチ回路を動作させるために加
える直流ステツプ電圧の波形図、第1B、1C図
は従来技術のスイツチ回路の電圧及び電流特性を
示す線図、第1D、1E図は第1B、1C図にそ
れぞれ比較される本発明の好ましい実施例による
スイツチ回路の電圧及び電流特性を示す線図、第
2図は本発明の好ましい実施例によるスイツチ回
路の回路図である。 符号の説明、1……駆動信号源。4……磁気ト
ランスジユーサー。5……磁心。6……FETス
イツチ(電子スイツチ手段)。7……コイル(変
換巻線)。16……ギヤツプ(変換ギヤツプ)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 磁気ヘツド駆動回路1,3と磁気ヘツド変換
    巻線7との間に設けられた電子的スイツチング回
    路であつて、該電子的スイツチング回路は、2つ
    或はそれ以上の隣接した記録チヤンネルを使用す
    るレコーダーで用いられ、該レコーダーにおいて
    は、高周波のクロストーク(Vcr、−Vcr)が上
    記変換巻線から発生する漏洩磁束のため隣接した
    チヤンネルのヘツド間に誘起せしめられ、上記電
    子的スイツチング回路は、増大あるいは減少する
    制御信号に応じて実質的に直線状に内部抵抗が変
    化する電子的スイツチ手段6を設けており、該電
    子的スイツチ手段は上記磁気ヘツド駆動回路の出
    力に接続したソース端子と、上記磁気ヘツド変換
    巻線に接続したドレン端子と、ゲート端子を有す
    る電界効果トランジスタからなり、上記電子的ス
    イツチング回路は、それぞれの一端が相互接続し
    た第1の抵抗14と第1のコンデンサ15とを含
    み、該第1の抵抗の他端は直流電圧ステツプを受
    け、該第1のコンデンサの他端は接地され、上記
    相互接続端と上記トランジスタ6のゲート端子と
    の間に第2の抵抗18が設けられ、かつ上記ゲー
    ト端子と上記トランジスタ6のソース端子との間
    に第2のコンデンサ17が設けられたことを特徴
    とする電子的スイツチング回路。
JP58032689A 1982-04-02 1983-02-28 電子的スイッチング回路 Granted JPS58177502A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/364,692 US4428008A (en) 1982-04-02 1982-04-02 Electronic switching circuit for use in magnetic head drives
US364692 1982-04-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58177502A JPS58177502A (ja) 1983-10-18
JPH0447881B2 true JPH0447881B2 (ja) 1992-08-05

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ID=23435642

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58032689A Granted JPS58177502A (ja) 1982-04-02 1983-02-28 電子的スイッチング回路

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4428008A (ja)
EP (1) EP0091229B1 (ja)
JP (1) JPS58177502A (ja)
DE (1) DE3368795D1 (ja)

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