JPH0447835B2 - - Google Patents

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JPH0447835B2
JPH0447835B2 JP12801082A JP12801082A JPH0447835B2 JP H0447835 B2 JPH0447835 B2 JP H0447835B2 JP 12801082 A JP12801082 A JP 12801082A JP 12801082 A JP12801082 A JP 12801082A JP H0447835 B2 JPH0447835 B2 JP H0447835B2
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JP
Japan
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liquid crystal
crystal panel
circuit board
display device
crystal display
Prior art date
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JP12801082A
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English (en)
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JPS5917579A (ja
Inventor
Osamu Suzawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は組立性を改良した液晶表示装置の製造
方法に関する。
(発明の概要) 液晶パネルを駆動回路を搭載させた基板と一体
化し、外部から電源、その他簡単な信号を入力し
表示を行う表示装置(以下、モジユールと呼ぶ)
は、クロツク表示や、数字や文字を表示をするア
ルフアニユーメリツク(以下、αNと略す)用表
示用に使用されている。本発明はかかるモジユー
ルにおいて組立性を改良した液晶表示装置の製造
方法に関するものである。
(従来の技術) 従来、かかるモジユールは、第3図に示す様に
あらかじめ、液晶パネル11が入るように型成形
されたプラスチツク枠12に液晶パネル11を入
れ、導電ゴム13を液晶パネル11と駆動回路基
板14間に挿入して、基板14上にあけられた穴
14−Aを介してプラスチツク枠12の所定位置
に設けられた穴に基板14下からネジ15を入
れ、パネル11を固定していた。このような従来
の液晶表示装置の製造方法は、 (1) プラスチツク枠12がネジ15により固定さ
れるため、ネジ止めの組立工数が大きい。
(2) プラスチツク枠12は液晶パネル11が所定
の位置にぴつたりおさまるような形に型成形さ
れており、旋盤によつてこのような型をつくる
と非常に大きな工数を要し、又、射出成形によ
つて製造する際も型代に大きな費用がかかり、
少ロツト生産に不向きである。
(3) プラスチツク枠12をネジ15によつて固定
するにはあらかじめプラスチツク枠12の所定
の位置にネジ15の数と等しい数のネジ15の
径より若干小さな穴があけられていることが必
要である。ネジ15はプラスチツク枠12の穴
にネジのミゾを刻みながら進むため、ネジ穴が
刻まれたプラスチツク枠12を再使用すること
ができない。
(4) プラスチツク枠12はネジ15がネジ穴を刻
む程度に柔らかな材料である必要がある。型成
形の際プラスチツク枠は精度が出にくい、プラ
スチツク枠は熱変形が起きやすい等の理由で組
立精度が出にくい。
(5) プラスチツク枠12は熱変形が起きやすく一
旦ネジで固定しても気温の変化でゆるみやす
く、導通不良を起こしやすい。
等の欠点があつた。
(発明が解決しようとする課題) 本発明の液晶表示装置の製造方法はかかる欠点
を除去したものであり、この目的は、組立性に優
れた液晶表示装置の製造方法を提供する点にあ
る。
本発明の他の目的は、信頼性が良い液晶表示装
置の製造が可能な液晶表示装置の製造方法を提供
する点にある。
本発明の他の目的は、少ロツト生産に対しても
安価な液晶表示装置の製造方法を提供する点にあ
る。
(発明を解決するための手段) 本発明の液晶表示装置の製造方法は、液晶パネ
ルを回路基板と押え枠により固定する液晶表示装
置の製造方法において、該押え枠と前記回路基板
には、前記液晶パネルの外周の辺に接する位置に
複数の通し穴を有しており、該通し穴に嵌入でき
るように配置された複数のピンを有する組立治具
上に、前記押え枠、前記液晶パネル、前記回路基
板の順に配置した後、前記液晶パネルを押圧固定
したことを特徴とする。
(実施例) 第1図は本発明の液晶表示装置の製造方法を説
明する第1の実施例の展開図説明図である。本発
明の製造方法により製造される液晶表示装置は、
押え枠2と液晶パネル1、導電ゴム3、LSI、コ
ンデンサ、抵抗等の駆動回路素子6を搭載させた
回路基板4とから少なくとも構成される。押え枠
2は薄い金属板であり、厚さは0.1〜1.2mm程度で
ある。材質は鉄、銅、青銅、黄銅、ステンレス、
アルミの板等がある。薄い金属板は厚さが一定で
あり、圧延された金属材料を使用すれば良い。鉄
の材料が最も安い。鉄材料を使用したときはニツ
ケル等で下地をつくると錆に対して強くなる。ま
た、ステンレスの板を使用すると、錆に対して強
い他に延性も優れている。押え枠2は、このよう
な1枚の金属の薄板を曲げ加工して第1図のよう
な形に加工する。押え枠2は図面上に記載されて
いる様に、液晶パネル1を囲うように4辺がほぼ
直角に折り曲げられている。そして所定の部分に
は押え枠2自身や液晶パネル1を回路基板4に固
定するための足2Aが出ている。
第1図に示した液晶パネル1はツイストネマチ
ツク型(以下、TN型と略す)の液晶パネルを例
示している。液晶パネル1がTN型の場合は、上
下偏光板や反射板がシリコン系やアクリル系の粘
着剤によつてパネルに固定されている。液晶パネ
ル1がホワイトテーラー型のゲストホスト型(以
下、GHと略す)の場合は、液晶パネル1の上面
にはUVフイルター、下面には反射板が貼り付け
られている。
導電ゴム3は、液晶パネル1の端子部の下に配
置される。通常シリコン樹脂を主原料とし、黒鉛
や銀粉を混入した導電部材を所定の位置に配して
いる。
回路基板4は、ガラエポ基板、紙エポ基板、紙
フエノール基板、又はCC4基板(日立化成製)等
を使用する。回路基板4は一定の硬さが必要であ
り、フレキシブル基板の様な柔らかい材料は不適
である。回路基板4の上面、又は下面には液晶パ
ネル1を駆動し表示を行わせるためのLSI6等の
駆動素子が配されている。LSIはフラツトパツケ
ージのものが、液晶表示装置全体の小型化のため
には有効である。LSI6を回路基板4の上面に付
けると、回路基板4上の配線の工夫により、回路
基板を片面基板で製造できる利点がある。LSI6
を回路基板4の下面に付けると、液晶パネル1を
回路基板4に取り付ける際、パネル1の下面に貼
り付けられた反射板がLSI6にあたつて傷が付く
ことがなく組立しやすい。その他LSI6の配置さ
れる部分に穴をあけてその中にLSI6を埋め込む
方法もある。こうすると、液晶表示装置全体が薄
型化、小型化できる利点がある。回路基板4上に
は、液晶パネル1に信号を伝えるための端子部が
設けられ、端子部上部には導電ゴム3が配置され
る。回路基板4の端に設けられた端子は、外部と
信号を入出力する。回路基板4上には、押え枠2
の足2Aに対応した部分に穴4Aがあけられて
る。穴4Aの形状は長方形、又は楕円形であり、
押え枠2の足2Aが入れるように、足2Aの大き
さより若干大きくなつている。回路基板4上に
は、液晶パネル1の位置決め用に設けられた穴4
Bがあけられている。穴4Bの形状は円形や楕円
形、長方形、正方形等がある。押え枠2上にも、
回路基板6上の液晶パネル1の位置決め用の穴4
Bに対応した部分に穴2Bがあけられている。
少なくとも上記の部品から構成される本発明の
組立製造方法によれば次のような方法で組立られ
る。第2図に示した組立治具7は、本発明の製造
方法で液晶表示装置を組立る際に使用される治具
である。組立用治具7上には、ピン7Bがたてら
れている。ピン7Bのたてられた位置は、押え枠
2の穴2Bの位置である。この組立治具7上に押
え枠2を裏返しにして置く。押え枠2は穴2Bを
ピン7Bに通して組立治具7上に置かれる。次に
液晶パネル1を外周の辺がピン7Bに当たる様に
して組立治具7上に置かれた押え枠2の上に置
く。本実施例では液晶パネル1の1辺に2本のピ
ン7Bがくるようにし、上記1辺と垂直方向の辺
に1本のピン7Bがくるようにしてある。このた
め、液晶パネル1の外周の辺を上記3本のピン7
Bに当てるようにすると、液晶パネル1の位置は
必然的にピン7Bで決められる一定の位置に定ま
る。次に液晶パネル1の端子上に、導電ゴム3を
載せる。次に、駆動回路基板4を載せる。回路基
板4上にはあらかじめ組立治具7のピン7B位置
と対応する場所に通し穴4Bがあけられている。
回路基板4は基板4にあけられた穴4Bを組立治
具7のピン7Bに通して液晶パネル1上にセツト
される。押え枠2の足2Aは、基板4の穴4Aを
通して突き出される。次に回路基板4から突き出
された押え枠2の足2Aを捻り、液晶パネル1を
回路基板4に固定する。
なお、導電ゴム3は、側面に粘着剤、又は接着
剤を付け、液晶パネル1に貼り付けると、導電ゴ
ム3が液晶パネル1と一体となり、導電ゴム3の
位置ズレが起きないため、組立が非常に容易にな
る利点がある。粘着剤は、例えば液晶パネル1の
偏光板や反射板の貼り付けに使用されている公知
のアクリル系の粘着剤がある。接着剤としては例
えば、セメダインKKのポリウレタン系の接着剤
−製品番号700番台、エポキシ系樹脂の接着剤−
製品番号1500番台がある。これらの接着剤や粘着
剤は、導電ゴム3の導電部が出た面でなく、導電
部を有しない側面に塗布されているので、導電性
を損なうことがない。
また、第2図に示した組立治具7は、本発明の
液晶表示装置を組立る際に使用される組立治具の
一実施例であり、本実施例の液晶表示装置を組み
立てるには、ピン7Bが所定の位置関係にあれば
充分である。
(発明の効果) 上述の如く、本発明によれば、 (1) 組立治具7のピン7Bにより、液晶パネル1
と回路基板4の相対位置が一定の位置関係にな
るので組立がしやすく、組立工数が減る利点が
ある。組立を液晶パネル1の端子と回路基板4
の端子を合わせる目あわせで行う必要がないた
め組立は非常に容易で、且つ自動化も用意であ
る。
(2) ネジによる固定方法でなく、押え枠2の足2
Aの捻りによる固定方法をとるため、組立工数
が少ない。
(3) 押え枠2が、プラスチツクでなく金属板であ
るため、射出成形によつて型をつくる等の手間
は不要であり大量生産は勿論、小ロツト生産に
も適し、製造が容易、且つ材料費も安い。
(4) 押え枠2が金属であるため、組立てられたモ
ジユールが温度変化、湿度変化等の環境変化に
対して安定であり、信頼性が高い。
等の効果がある。
以上述べたように、本発明の液晶表示装置の製
造方法は組立が容易で、且つ信頼性も高く、産業
の発展に寄与すること大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の液晶表示装置の製造方法を説
明する図。第2図は本発明の液晶表示装置の組立
に使用する組立治具を示す図。第3図は従来の液
晶表示装置の製造方法の説明図。 11は液晶パネル、12は押え枠、13は導電
ゴム、14は回路基板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 液晶パネルを回路基板と押え枠により固定す
    る液晶表示装置の製造方法において、該押え枠と
    前記回路基板には、前記液晶パネルの外周の辺に
    接する位置に複数の通し穴を有しており、該通し
    穴に嵌入できるように配置された複数のピンを有
    する組立治具上に、前記押え枠、前記液晶パネ
    ル、前記回路基板の順に配置した後、前記液晶パ
    ネルを押圧固定したことを特徴とする液晶表示装
    置の製造方法。
JP12801082A 1982-07-21 1982-07-21 液晶表示装置の製造方法 Granted JPS5917579A (ja)

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JP12801082A JPS5917579A (ja) 1982-07-21 1982-07-21 液晶表示装置の製造方法

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JP3309207A Division JPH0772776B2 (ja) 1991-11-25 1991-11-25 液晶表示装置

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JPS5917579A JPS5917579A (ja) 1984-01-28
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JPS6320968A (ja) * 1986-07-15 1988-01-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd テレビジヨン画像信号の処理装置

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JPS5917579A (ja) 1984-01-28

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