JPH04475Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH04475Y2 JPH04475Y2 JP1985000985U JP98585U JPH04475Y2 JP H04475 Y2 JPH04475 Y2 JP H04475Y2 JP 1985000985 U JP1985000985 U JP 1985000985U JP 98585 U JP98585 U JP 98585U JP H04475 Y2 JPH04475 Y2 JP H04475Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- smoke detector
- smoke
- heater
- humidity
- sensing element
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000000779 smoke Substances 0.000 claims description 39
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 10
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 6
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- 230000005494 condensation Effects 0.000 description 1
- 238000009833 condensation Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Fire-Detection Mechanisms (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、火災報知器に使用する煙感知器に
関し、特に多湿場所での使用に適した煙感知器に
関する。
関し、特に多湿場所での使用に適した煙感知器に
関する。
湿度の高い場所に使用する煙感知器の防湿装置
としては、例えば実公昭58−25512号公報として
既に知られている。この従来技術の防湿装置は、
煙感知器本体を収容し、加熱保温用ヒーターおよ
び空気の流入孔を側面に有する保温筒から成り、
常時、上記ヒーターによつて保温筒を加熱保温し
ておき、空気流入孔より入つた高湿度の空気を温
め、相対湿度を低下させた後、煙感知器本体内に
侵入させ、霧あるいは結露による誤発報を防止し
たものである。
としては、例えば実公昭58−25512号公報として
既に知られている。この従来技術の防湿装置は、
煙感知器本体を収容し、加熱保温用ヒーターおよ
び空気の流入孔を側面に有する保温筒から成り、
常時、上記ヒーターによつて保温筒を加熱保温し
ておき、空気流入孔より入つた高湿度の空気を温
め、相対湿度を低下させた後、煙感知器本体内に
侵入させ、霧あるいは結露による誤発報を防止し
たものである。
上記のような従来のものにおいては、煙感知器
本体の外周部に所定の間隔を設けて加熱するた
め、保温効率が悪く、したがつて加熱容量の大き
いヒーターを必要とし、また常時、加熱式である
ため、低湿度時においてもヒーターに電力を供給
し続けるため、ヒーターの寿命が短かく、さらに
保温筒によつて空気の流入を防害されるという欠
点があつた。
本体の外周部に所定の間隔を設けて加熱するた
め、保温効率が悪く、したがつて加熱容量の大き
いヒーターを必要とし、また常時、加熱式である
ため、低湿度時においてもヒーターに電力を供給
し続けるため、ヒーターの寿命が短かく、さらに
保温筒によつて空気の流入を防害されるという欠
点があつた。
この考案は、このような問題点を解決したもの
である。
である。
この考案は、煙感知器の煙感知室内側底部に加
熱用ヒーターを設けるとともに、上記煙感知器本
体外に設けられた感湿素子を備え、該感湿素子の
出力値に応じて上記加熱用ヒーターをON・OFF
制御するスイツチ回路を設けることにより上記問
題点を解決したものである。
熱用ヒーターを設けるとともに、上記煙感知器本
体外に設けられた感湿素子を備え、該感湿素子の
出力値に応じて上記加熱用ヒーターをON・OFF
制御するスイツチ回路を設けることにより上記問
題点を解決したものである。
このように構成することにより煙感知器周辺が
高湿度になつたときのみヒーターに通電され、か
つ煙感知室内にこのヒーターを設けたため小電力
で良く、また煙感知室への煙の流入には全く支障
をおよぼさない。
高湿度になつたときのみヒーターに通電され、か
つ煙感知室内にこのヒーターを設けたため小電力
で良く、また煙感知室への煙の流入には全く支障
をおよぼさない。
次にこの考案をその一実施例を示す図面によつ
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
第1図は、煙感知器としてイオン化式煙感知器
にこの考案を実施した状態を示す。図において、
Aは煙感知器本体、1は放射線源、2は内部電
極、3は中間電極、4は外部電極をそれぞれ示
し、空気流入口41から煙は流入し、煙感知室5
内に煙が侵入したときの中間電極3の電位変化を
検出して火災警報を発する。なお、一般的には、
外部電極4の外周には、更に絶縁カバーが設けら
れている。6は加熱ヒーターであつて、ドーナツ
状の面ヒーターが煙感知室5の底部に接着して取
り付けられているが、このヒーター6の形状およ
び材質は、特別限定されるものではない。7は感
湿素子を示し、この実施例においては、感知器本
体の外部底面に設けられているが、感知器近傍で
外気に容易に晒される場所であれば良い。
にこの考案を実施した状態を示す。図において、
Aは煙感知器本体、1は放射線源、2は内部電
極、3は中間電極、4は外部電極をそれぞれ示
し、空気流入口41から煙は流入し、煙感知室5
内に煙が侵入したときの中間電極3の電位変化を
検出して火災警報を発する。なお、一般的には、
外部電極4の外周には、更に絶縁カバーが設けら
れている。6は加熱ヒーターであつて、ドーナツ
状の面ヒーターが煙感知室5の底部に接着して取
り付けられているが、このヒーター6の形状およ
び材質は、特別限定されるものではない。7は感
湿素子を示し、この実施例においては、感知器本
体の外部底面に設けられているが、感知器近傍で
外気に容易に晒される場所であれば良い。
尚、感湿素子7としては、絶縁基板等を使用し
湿度が高くなり、その表面に水滴となつて付着す
ると電気抵抗が小さくなる湿度素子や、金属酸化
物系材料からなる湿度素子等が使用され、電極間
の抵抗値が相対湿度の変化に応じて変化するもの
であればよい。
湿度が高くなり、その表面に水滴となつて付着す
ると電気抵抗が小さくなる湿度素子や、金属酸化
物系材料からなる湿度素子等が使用され、電極間
の抵抗値が相対湿度の変化に応じて変化するもの
であればよい。
第2図は、第1図に示す煙感知器の回路の要部
ブロツク図を示し、煙感知室5の信号は、増幅器
10を経て継電装置であるSCRのゲートに印加
されており、このSCRの導通信号は図示しない
受信機に火災信号として送出される。一方、感湿
素子7の信号は、増幅器8を経てスイツチ回路9
に印加されており、したがつてこの出力が所定値
以上になると、スイツチ回路9はONし、加熱ヒ
ーター6に電圧が印加されて煙感知室5は加熱さ
れる。
ブロツク図を示し、煙感知室5の信号は、増幅器
10を経て継電装置であるSCRのゲートに印加
されており、このSCRの導通信号は図示しない
受信機に火災信号として送出される。一方、感湿
素子7の信号は、増幅器8を経てスイツチ回路9
に印加されており、したがつてこの出力が所定値
以上になると、スイツチ回路9はONし、加熱ヒ
ーター6に電圧が印加されて煙感知室5は加熱さ
れる。
単一の感湿素子7、増幅器8およびスイツチ回
路9によつて、煙感知器数個分の加熱ヒーター6
をまとめて制御するように構成しても良い。
路9によつて、煙感知器数個分の加熱ヒーター6
をまとめて制御するように構成しても良い。
このような煙感知器を洞道あるいは地下室等の
霧や氷滴の発生し易い場所に設置すると、該設置
場所が予め設定された湿度以上になると、直ちに
煙感知器の煙感知室5内に設けられた加熱ヒータ
ー6が発熱し、外気との温度差を生じ、したがつ
て煙感知室5内に霧あるいは水滴を生ずることは
なく、誤発報しない。
霧や氷滴の発生し易い場所に設置すると、該設置
場所が予め設定された湿度以上になると、直ちに
煙感知器の煙感知室5内に設けられた加熱ヒータ
ー6が発熱し、外気との温度差を生じ、したがつ
て煙感知室5内に霧あるいは水滴を生ずることは
なく、誤発報しない。
外気状態が平常の湿度に復帰すると、直ちにス
イツチ回路9がOFFされ、ヒーター6への給電
は停止される。
イツチ回路9がOFFされ、ヒーター6への給電
は停止される。
この実施例においては、イオン式煙感知器につ
いて示したが、光電式煙感知器についても同様で
ある。
いて示したが、光電式煙感知器についても同様で
ある。
上述のように、この考案の煙感知器のように、
煙感知室内の底部に発熱体を設け、また煙感知器
近傍の外気と容易に接触する部分に感湿素子を設
け、外気の湿度状態に応じてヒーターをON・
OFF制御するように構成すると、小電力のヒー
ターで効率よく加温でき、また高湿度時のみヒー
ターに通電されるため、ヒーターを長持ちさせ、
さらに既在の煙感知器に適応した場合においても
空気流入特性等の物理的あるいは電気的特性に何
ら影響を与えないなどの効果を有する。
煙感知室内の底部に発熱体を設け、また煙感知器
近傍の外気と容易に接触する部分に感湿素子を設
け、外気の湿度状態に応じてヒーターをON・
OFF制御するように構成すると、小電力のヒー
ターで効率よく加温でき、また高湿度時のみヒー
ターに通電されるため、ヒーターを長持ちさせ、
さらに既在の煙感知器に適応した場合においても
空気流入特性等の物理的あるいは電気的特性に何
ら影響を与えないなどの効果を有する。
第1図は、この考案の煙感知器の一実施例を示
す概略断面図、第2図は第1図の煙感知器の回路
の要部ブロツク図をそれぞれ示す。 A……煙感知器本体、5……煙感知室、6……
加熱ヒーター、7……感湿素子、9……スイツチ
回路、SCR……継電装置。
す概略断面図、第2図は第1図の煙感知器の回路
の要部ブロツク図をそれぞれ示す。 A……煙感知器本体、5……煙感知室、6……
加熱ヒーター、7……感湿素子、9……スイツチ
回路、SCR……継電装置。
Claims (1)
- 本体低部周縁に空気流入口を有し、内部に煙感
知室を有する煙感知器において、上記煙感知室の
内側底部に設けられた加熱用ヒーターと、上記煙
感知器本体外に設けられた感湿素子とを備え、該
感湿素子の出力値に応じて相対湿度が所定以上の
時だけ上記加熱用ヒーターに電源を供給するスイ
ツチ回路とを設けたことを特徴とする煙感知器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985000985U JPH04475Y2 (ja) | 1985-01-10 | 1985-01-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985000985U JPH04475Y2 (ja) | 1985-01-10 | 1985-01-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61120995U JPS61120995U (ja) | 1986-07-30 |
JPH04475Y2 true JPH04475Y2 (ja) | 1992-01-08 |
Family
ID=33428349
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985000985U Expired JPH04475Y2 (ja) | 1985-01-10 | 1985-01-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04475Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH044317Y2 (ja) * | 1985-10-09 | 1992-02-07 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52131090U (ja) * | 1976-03-31 | 1977-10-05 |
-
1985
- 1985-01-10 JP JP1985000985U patent/JPH04475Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61120995U (ja) | 1986-07-30 |
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