JPH0447193Y2 - - Google Patents

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JPH0447193Y2
JPH0447193Y2 JP9543786U JP9543786U JPH0447193Y2 JP H0447193 Y2 JPH0447193 Y2 JP H0447193Y2 JP 9543786 U JP9543786 U JP 9543786U JP 9543786 U JP9543786 U JP 9543786U JP H0447193 Y2 JPH0447193 Y2 JP H0447193Y2
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JP
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hydraulic
hydraulic cylinder
piston
oil
chamber
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JP9543786U
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JPS634996U (ja
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (1) 産業上の利用分野 本考案は自動車の点検、整備において自動車を
傾斜状態で持ち上げることを可能としたリフト装
置に関する。
(2) 従来の技術 従来この種のリフト装置としてロツドの上端に
車体の受部を有する左右の第1第2油圧シリンダ
ーの該第1油圧シリンダー内のピストンの下側の
下側油圧室を油圧ユニツトに第1油圧管路を介し
て連結すると共に、前記第1油圧シリンダー内の
前記ピストンの上側の上側油圧室と前記第2油圧
シリンダー内の下側の下側油圧室との間を第2油
圧管路を介して連通し、前記油圧ユニツトの作動
による油圧の発生によれば前記第1油圧シリンダ
ーのピストンを上昇し、該ピストンの上昇に伴つ
て該ピストンの上側の前記上側油圧室内の油が第
2油圧管路を経て前記第2油圧シリンダーの前記
下側油圧室に流入してピストンを押し上げ前記両
受部を同調して昇降する式のものが知られてい
る。
(3) 考案が解決しようとする問題点 この従来のリフト装置によれば、両受部が同調
して同じレベルを保ち乍ら上昇するので、これら
受部により支承される自動車は水平状態で持ち上
げられ、かくて該自動車の車体の下面の機器等の
点検整備が行いにくいことがあり、この点検整備
を行い易くするために必要に応じて前記車体を傾
斜させて持ち上げることができるリフト装置の出
現が整備業界において望まれていた。
本考案は必要に応じて自動車の車体を傾斜させ
て持ち上げることも可能にしたリフト装置を提供
することを目的とする。
(4) 問題点を解決するための手段 この目的を達成すべく本考案は、第2油圧管路
を分岐した分岐管路に貯油量調節装置を接続した
ことを特徴とする。
(5) 作用 油圧ユニツトの作動による油圧の発生によれば
第1油圧シリンダーのピストンを上昇し、該ピス
トンの上昇に伴つて該ピストンの上側の上側油圧
室内の油が第2油圧管路を経て第2油圧シリンダ
ーの下側油圧室に流入してピストンを押し上げ、
両受部を同調して同レベルで昇降して自動車を水
平状態を保持しながら昇降する。ここで自動車の
水平を持ち上げ状態において、貯油量調節装置を
調節操作して、該貯油量調節装置に第2油圧管路
中の油を一部流入させるとこれに応じて第2油圧
シリンダーのピストンのみ多小降下し、かくて左
右の受部の高さが相違して持ち上げられている自
動車が傾斜状態になる。
(6) 実施例 本考案のリフトの装置の1実施例を図面に従つ
て説明する。
1a,1bは整備作業場の床に互に間隔を存し
て埋設した左右の第1第2油圧シリンダー、2
a,2bはこれら油圧シリンダー1a,1b内の
ピストン、3a,3bはこれらピストン2a,2
bのロツドを示し、これらロツド3a,3bは床
面上の上方に突出した上端に自動車の車体Aを支
承するための帯状板の受部4a,4bが固定され
ている。又5は油圧ユニツトを示し、該油圧ユニ
ツト5は油タンク5aとポンプ5bと切換弁5c
からなり、該切換弁5cと前記第1油圧シリンダ
ー1a内の前記ピストン2aの下側の下側油圧室
6aとの間を第1油圧管路7aにより連通してお
り、該切換弁5cの切換により該第1油圧管路7
aを前記ポンプ5bの吐出側又は前記油タンク5
aへの油の還流管路7dに連通するようにした。
又前記第1油圧シリンダー1a内のピストン2
aの上側の上側油圧室6bと前記第2油圧シリン
ダー1b内のピストン2bの下側の油圧室6cと
の間を第2油圧管路7bにより連通し、該第2油
圧管路7bを分岐した分岐管路7cに貯油量調節
装置8を接続した。ここで該油量調節装置8は油
圧シリンダー8aと油圧ユニツト8bとからな
り、又該油圧ユニツト8bは前記油圧ユニツト5
と同様に油タンク8cとポンプ8dと切換弁8e
とからなり、前記分岐管路7cは前記油圧シリン
ダー8a内のピストン8fの上側の油圧室6dに
連通すると共に、該油圧シリンダー8a内のピス
トン8fの下側の油圧室6eからの第3油圧管路
7eは前記切換弁8eを介して前記ポンプ8dの
吐出側又は前記油タンク8cへの油の還流管路7
fに連通するようにした。
尚、8gは前記油圧シリンダー8aのロツド8
hの上端部に形成の螺条に螺合するナツト状の傾
斜限ストツパー、9は前記分岐管路7c介在した
絞り弁、10aは前記第3油圧管路7eに介在し
常時は開いている開閉弁、7gは前記分岐管路7
cと第3油圧管路7e間を連通する連結管路、1
0bは該補助分岐管路7gに介在し常時は閉じて
いる開閉弁を示す。
次に上記実施例のリフト装置の作動について説
明する。
切換弁8eをポジシヨンに切換えてポンプ8
dを駆動することにより油圧シリンダー8aのピ
ストン8fを最上位置にしてから切換弁8eをポ
ジシヨンに切換えると該ピストン8fは最上位
置に保持されたままになる。この状態において、
切換弁5を切換えてポジシヨンにしてポンプ5
bを駆動すると、第1油圧シリンダー1aのピス
トン2aが上動し、これに伴つて上側の上側油圧
室6b内の油は第2油圧管路7bを介して第2油
圧シリンダー1b内に流入してピストン2bを上
動させる。このとき、前述の如く油圧シリンダー
8a内のピストン8fが最上位置にあつて前記油
が分岐管路7cを介して油圧シリンダー8a内に
流入しないので、第1第2油圧シリンダー1a,
1bのピストン2a,2bは同調して同一レベル
を保持しながら上動し、かくて第1図の点線図示
の如く自動車Aは水平状態で持ち上げられる。そ
して切換弁5cをポジシヨンに切換えるとその
持ち上げ状態が保持される。その後該切換弁5c
をポジシヨンに切換えると第1油圧管路7aが
還流管路7dに連通して第1油圧シリンダー1a
の下側油圧室6a内の油が油タンク5aへの流出
が可能の状態になり、かくて自動車Aの自重によ
り前述とは逆に受部4a,4bは降下し該自動車
Aは水平状態を保持しながら降下する。
ところが前述の自動車Aの水平状態の持ち上げ
では点検整備が行いにくいときは、切換弁8eを
ポジシヨンに切換えて第3油圧管路7eを還流
管路7fに連通し油圧シリンダー8aの下側油圧
室6e内の油の1部を油タンク8cに流出してピ
ストン8fを降下可能な状態にさせ、かくて分岐
管路7c中の油が絞り弁9を介して油圧シリンダ
ー8aの上側油圧室6d内に流入して前記ピスト
ン8fが徐々に降下し、これに伴つて第2油圧シ
リンダー1bのピストン2bも徐々に降下し、右
側の受部4bが所定のストローク降下したとき切
換弁8eをポジシヨンに切換えると油圧シリン
ダー8aの下側油圧室6eからの油の流出が停止
して右側の受部4bの降下が停止し、自動車Aが
第1図の実線図示の如く所定の傾斜角度で傾斜し
た状態で持ち上げ保持される。そして点検整備終
了後切換弁8aをポジシヨンに切換えてポンプ
8dを駆動することにより、油圧シリンダー8a
の下側油圧室6e内に流入してピストン8fを最
上位置にし、上側油圧室6d内の油を第2油圧シ
リンダー1bの下側油圧室6c内に戻して右側の
受部4bを上昇し、自動車Aを水平状態に戻して
切換弁8eをポジシヨンに切換えておく。
尚、自動車Aを傾斜状態にしているときに、切
換弁8eの誤操作又は第3油圧管路7eからの油
漏れ等により油圧シリンダー8aのピストン8f
が降下してもその降下が傾斜限ストツパー8gに
より規制され、かくて右側の受部4bが降下し過
ぎて自動車Aが持ち上げ状態から落下するのを防
止する。
又リフト装置の使用中、両受部4a,4bを同
調して同レベルで昇降させているにもかかわら
ず、両受部4a,4bのレベルに相違が生じたと
きは、開閉弁10aを閉めると共に開閉弁10b
を開けてから、切換弁8eをポジシヨンに切換
えてポンプ8dを駆動させるか又は該切換弁8e
をポジシヨンに切換えて連結管路7gを還流管
路7fに連通して第2油圧シリンダー1bの下側
油圧室6c内の油量を調節すればよい。
尚、前記貯油量調節装置8は前述の実施例に限
るものでなく、例えばモータ等の動力源に連動し
て内容積の可変制御可能なものであればいずれの
ものであつてもよい。
(7) 考案の効果 このように本考案によると、第1油圧シリンダ
ー内のピストンの上側の上側油圧室と第2油圧シ
リンダー内のピストンの下側の下側油圧室との間
を連通する第2油圧管路を分岐した分岐管路に貯
油量調節装置を接続したので、該貯油量調節装置
の貯油量を調節することにより自動車の水平状態
以外の傾斜状態の持ち上げも可能となり、自動車
の車体下面等の点検整備が行い易くなる効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案リフト装置の1実施例の油圧回
路図、第2図は正面図である。 1a……第1油圧シリンダー、1b……第2油
圧シリンダー、2a,2b……ピストン、3a,
3b……ロツド、4a,4b……受部、5……油
圧ユニツト、6a……下側油圧室、6b……上側
油圧室、6c……下側油圧室、7a……第1油圧
管路、7b……第2油圧管路、7c……分岐管
路、8……貯油量調節装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ロツドの上端に車体の受部を有する左右の第1
    第2油圧シリンダーの該第1油圧シリンダー内の
    ピストンの下側の下側油圧室を油圧ユニツトに第
    1油圧管路を介して連通すると共に、前記第1油
    圧シリンダー内の前記ピストンの上側の上側油圧
    室と前記第2油圧シリンダー内の下側の下側油圧
    室との間を第2油圧管路を介して連通し、前記両
    受部を同調して昇降する式のものにおいて、前記
    第2油圧管路を分岐した分岐管路において貯油量
    調節装置を接続したことを特徴とする自動車整備
    用リフト装置。
JP9543786U 1986-06-24 1986-06-24 Expired JPH0447193Y2 (ja)

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JP9543786U JPH0447193Y2 (ja) 1986-06-24 1986-06-24

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JP9543786U JPH0447193Y2 (ja) 1986-06-24 1986-06-24

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JPS634996U JPS634996U (ja) 1988-01-13
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JPS634996U (ja) 1988-01-13

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