JPH078399U - ツウシリンダ−型の車輌用リフト装置 - Google Patents

ツウシリンダ−型の車輌用リフト装置

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JPH078399U
JPH078399U JP4090993U JP4090993U JPH078399U JP H078399 U JPH078399 U JP H078399U JP 4090993 U JP4090993 U JP 4090993U JP 4090993 U JP4090993 U JP 4090993U JP H078399 U JPH078399 U JP H078399U
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hydraulic
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新井仁
鈴木勇
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日産アルティア株式会社
オリオンテクノ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ツウシリンダ−型の車輌用リフト装置に於い
て、油圧シリンダーの作動杆が初期位置へと完全に収縮
する前に、直ちに可動リフトを移動可能にし、よって、
可動リフト側のセッテイング作業時間の短縮を図ること
ができること。 【構成】 ピット内に前方側リフトと移動可能な後方側
リフトとが設けられているツウシリンダ−型の車輌用リ
フト装置に於いて、前記後方側リフト7の油圧回路11
のリヤ油圧シリンダ−4Aの一次側と流量制御弁18と
を結ぶ主管路20に、該主管路20内の油圧が所定圧以
上の高圧あるいは所定圧下の低圧に達すると作動する圧
力スイッチ19を設け、一方、作業ベイの適当な箇所に
は前記圧力スイッチと電気リレ−回路を介し電気的に接
続する表示器を設けたことを特徴とするツウシリンダ−
型の車輌用リフト装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はピット内に前方側リフトと移動可能な後方リフトとが設けられている ツウシリンダ−型の車輌用リフト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のツウシリンダ−型の車輌用リフト装置は、可動リフトの作動杆 がリヤ油圧シリンダー内に完全に収縮状態(最下位)にならなければ、作業員は 可動リフトを直ちに次の作業のために移動することができなかった。
【0003】 従って、例えば整備が終了した整備車輛を退出させ、次に車軸の間隔が異なる 次の整備車輛を当該作業ベイに乗り込ませ、可動リフトを任意の方向に走行移動 させる必要がある場合には、リヤ荷受け台のアタッチメントが車輛のリヤアクス ルハウジングから離れ、作動杆がリヤ油圧シリンダー内に完全に収縮状態になる までの無駄な時間が介在する。それ故に、アタッチメントを次の整備車輛のリヤ アクスルハウジングにセッティイングするまでに時間を要した。
【0004】 従って、現在、上記のようなセッティイングするまでの無駄な時間を解消し、 整備車輛のリヤアクスルハウジングにアタッチメントを短時間でセッティイング することができるツウシリンダ−型の車輌用リフト装置の出現が要望されている 。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は以上のような従来の欠点に鑑み、リヤ荷受け台のアタッチメントが車 輛のリヤアクスルハウジングから離れ、作動杆がリヤ油圧シリンダー内に完全に 収縮状態になるまでの無駄な時間を解消し、可動リフトのアタッチメントを次の 整備車輛のリヤアクスルハウジングにセッティイングするまでの時間を短縮する ことができるツウシリンダ−型の車輌用リフト装置を得ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案のツウシリンダ−型の車輌用リフト装置は、ピット内に前方側リフトと 移動可能な後方側リフトとが設けられているツウシリンダ−型の車輌用リフト装 置に於いて、前記後方側リフト7の油圧回路11のリヤ油圧シリンダ−の一次側 と流量制御弁とを結ぶ主管路に、該主管路内の油圧が所定圧以上の高圧あるいは 所定圧下の低圧に達すると作動する圧力スイッチ19を設け、一方、作業ベイの 適当な箇所には前記圧力スイッチと電気リレ−回路を介し電気的に接続する表示 器を設けたことを特徴とする。
【0007】
【作用】
駆動電動機が駆動すると、油圧ポンプの吐出油は逆止め弁を通り主管路に流れ 込む。その結果、リヤ油圧シリンダーの一次側の回路圧が高まり、作動杆は上昇 する。そこで、荷受け台の突出アームが整備車輛のリヤアクスルハウジングに当 たり、かつ、当該整備車輛の重量(負荷)が加わり、主管路内の油圧が所定圧以 上に達すると、圧力スイッチが閉路側に作動する。その結果、表示器のランプが 点燈する。
【0008】 この様な条件下で整備車輌を必要な高さまで上げ、油圧ポンプを停止して整備 作業を実施する。またこの時のリヤ油圧シリンダーの一次側の回路圧は作動時の 圧を保持する。
【0009】 一方、当該整備車輛の作業が終った後に流量制御弁が作動した場合、主管路内 の圧力は低下し、ポンプ吐出油は油タンクに返送され始める。そこで、リヤ油圧 シリンダーの作動杆が下降し、整備車輛の車輪が床面に着地し、かつ、主管路内 の油圧が低圧になると、圧力スイッチが開路側に作動する。その結果、表示器の ランプが消灯する。
【0010】 そこで、整備作業員は、表示器のランプが消灯したのを確認したならば、直ち に次の作業にかかるためにワイヤレスリモコン等を操作し、可動リフト7を所望 する位置へと走行させる。
【0011】
【実施例】
以下、図面に示す実施例により本考案を詳細に説明する。
【0012】 図1ないし図4に於いて、Xはトラック等の大型車輌をリフトアップするため に使用されるツウシリンダ−型の車輌用リフト装置である。まず1は床面Fに形 成されたピットである。2はピット1内に固定的または可動的、本実施例では固 定的に設けられた固定リフト(ここでは「前方側リフト」とも言う。)で、この 固定リフト2は整備車輌のフロント側をリフトアップする。固定リフト2は、油 圧ユニット3を適宜に備え、ピット1の一側内面寄りの位置に垂直状態に立設さ れた油圧シリンダ−4と、この油圧シリンダ−4に嵌挿され、かつ、前記ユニッ ト3を駆動源として圧力媒体により昇降動する作動杆5と、この作動杆5の上端 部に取付けられ、かつ、整備車輌を支持する荷受け台6とから成る。
【0013】 次に7はピット1内を水平移動する可動リフト(ここでは「後方側リフト」と も言う。)で、この可動リフト7は整備車輌のリヤ側をリフトアップする。可動 リフト7は、油圧ユニット3Aを有するリヤ油圧シリンダー4Aの上端部に複数 個の走行ローラー8を有していると共に、リヤ荷受け台6Aの両端部にはリヤ油 圧シリンダ−の作動秤5Aの中心点0よりもオフセットした状態で水平方向に伸 びる一対のアッタチメントとしての突出ア−ム9を有している。
【0014】 なお、10はピット1内の上部寄りの部位に水平状態に配設した走行ロ−ラ用 レ−ルである。
【0015】 次に11は車輌用リフト装置Xの可動リフト7側の油圧ユニット3Aに於ける 油圧回路、すなわち、リヤ油圧シリンダー4Aの作動杆5Aを昇降動させるため の油圧回路である。
【0016】 この油圧回路11をさらに詳しく説明すると、12は油タンク、13はタンク 用フィルタ、14は定容量形油圧ポンプ、15は駆動電動機、16は圧力制御弁 としてのリリ−フ弁、17は方向制御弁としての逆止め弁、18は流量制御弁と しての逆止め弁付電磁弁、19はリヤ油圧シリンダ−4Aの一次側と前記流量制 御弁18とを結ぶ主管路20に設けられ、かつ、主管路内の油圧が所定圧以上の 高圧あるいは所定圧下の低圧(便宜上、「設定圧」とも言う。)に達すると「オ ン」、「オフ」のいずれかに作動する圧力スイッチ、21はアキュ−ムレ−タ、 22は作業ベイの適当な箇所に設けられた表示器の一例としての点燈・消灯ラン プ、23はこの表示器22と前記圧力スイッチ19との間に介在し、両者を電気 的に接続する電気リレ−回路である。
【0017】 上記構成に於いては、整備車輛Vが作業ベイに乗り込む前または乗り込んだ後 、リヤ荷受け台6Aの突出アーム9で当該整備車輛Vのリヤアクスルハウジング Hを支持することができるようにする。
【0018】 しかして、駆動電動機15が駆動すると、油圧ポンプ14の吐出油は逆止め弁 17を通り、主管路20に流れ込む。その結果、リヤ油圧シリンダー4Aの一次 側の回路圧が高まり、作動杆5Aは上昇する。そこで、荷受け台6Aの突出アー ム9が整備車輛VのリヤアクスルハウジングHに当たり、かつ、当該整備車輛V の重量(負荷)が加わり、主管路20内の油圧が設定圧に達すると、圧力スイッ チ19が閉路側に作動し、その結果、表示器22のランプが点燈する。この時リ リーフ弁16から油タンク12に油を一部逃し、主管路20内の回路圧が一定に 保たれる。そして、整備車輛Vは適当な高さまで持ち上げられ、作業員によって 整備作業が行われる。
【0019】 一方、当該整備車輛Vの所望する作業、例えばディファレンシャルギアのオイ ルの排出処理などが終った後に逆止め弁付電磁弁18が作動した場合は、主管路 20内のポンプ吐出油は油タンクに還流(返送)され始める。そこで、リヤ油圧 シリンダー4Aの作動杆5Aが下降し、図3及び図4で示すように整備車輛Vの 車輪30が床面Fに着地し、整備車輛の負荷が荷受け台6Aにかからなくなり、 かつ、リヤ油圧シリンダー4Aの一次側の回路圧が所定圧下、すなわち、主管路 20内の油圧が低圧になると、圧力スイッチ19が開路側に作動し、その結果、 表示器22のランプが消灯する。
【0020】 そこで、整備作業員は、表示器22のランプが消灯したのを確認後、リヤ油圧 シリンダー4Aの作動杆5Aが初期位置へと完全に収縮する前に、直ちに次の作 業にかかるため、図示しないワイヤレスリモコン等を操作し、可動リフト7を所 望する位置へと走行させることができる。
【0021】 なお、上記構成に於いては、圧力スイッチ19は主管路20内の油圧が所定圧 以上に達すると、開路側に作動して表示器22のランプが消灯し、一方、主管路 20内の油圧が低圧になると圧力スイッチ19が閉路側に作動して表示器22の ランプが点燈するようにしても良い。
【0022】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案にあっては、整備作業員は、表示器の ランプが消灯または点燈したのを確認後、リヤ油圧シリンダーの作動杆が初期位 置へと完全に収縮する前に、直ちに次の作業にかかることができる。したがって 、図示しないワイヤレスリモコン等を操作し、可動リフトを所望する位置へと走 行させることができるので、作業時間の短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すツウシリンダ−型の車
輌用リフト装置の概略説明図。
【図2】本考案の油圧回路を中心する概略説明図。
【図3及び図4】本考案の作用(表示器が点燈または消
灯状態)を示す概略説明図。
【符号の説明】
X…車輛用リフト装置、 V…整備車輛、 1…ピット、 7…可動リフト(後方側リフト)、 3A…油圧ユニット、 4A…リヤ油圧シリンダー、 5A…作動杆、 6A…リヤ荷受け台、 9…突出アーム、 19…圧力スイッチ、 22…表示器、 23…電気リレー回路。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピット内に前方側リフトと移動可能な後
    方側リフトとが設けられているツウシリンダ−型の車輌
    用リフト装置に於いて、前記後方側リフト7の油圧回路
    11のリヤ油圧シリンダ−4Aの一次側と流量制御弁1
    8とを結ぶ主管路20に、該主管路20内の油圧が所定
    圧以上の高圧あるいは所定圧下の低圧に達すると作動す
    る圧力スイッチ19を設け、一方、作業ベイの適当な箇
    所には前記圧力スイッチと電気リレ−回路を介し電気的
    に接続する表示器を設けたことを特徴とするツウシリン
    ダ−型の車輌用リフト装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に於いて、圧力スイッチ19
    は、整備車輛Vの車輪30が床面Fに着地し、かつ、リ
    ヤ荷受け台6Aに当該整備車輛Vの負荷がかからなくな
    って主管路20内の油圧が所定圧よりも低圧になった時
    に、圧力スイッチ19が開路又は閉路側に作動して表示
    器22が消灯又は点燈することを特徴とするツウシリン
    ダ−型の車輌用リフト装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5313203U (ja) * 1976-07-16 1978-02-03

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5313203U (ja) * 1976-07-16 1978-02-03
JPS5753097Y2 (ja) * 1976-07-16 1982-11-17

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