JPH0447182B2 - - Google Patents

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JPH0447182B2
JPH0447182B2 JP19851586A JP19851586A JPH0447182B2 JP H0447182 B2 JPH0447182 B2 JP H0447182B2 JP 19851586 A JP19851586 A JP 19851586A JP 19851586 A JP19851586 A JP 19851586A JP H0447182 B2 JPH0447182 B2 JP H0447182B2
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JP
Japan
Prior art keywords
brake
torque
assembly
hub flange
cover
Prior art date
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Expired
Application number
JP19851586A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6357929A (ja
Inventor
Yoshio Nishimura
Masaaki Asada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Exedy Corp
Original Assignee
Daikin Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Manufacturing Co Ltd filed Critical Daikin Manufacturing Co Ltd
Priority to JP19851586A priority Critical patent/JPS6357929A/ja
Priority to US07/180,867 priority patent/US4832165A/en
Priority to PCT/JP1987/000588 priority patent/WO1990008269A1/ja
Publication of JPS6357929A publication Critical patent/JPS6357929A/ja
Publication of JPH0447182B2 publication Critical patent/JPH0447182B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D67/00Combinations of couplings and brakes; Combinations of clutches and brakes
    • F16D67/02Clutch-brake combinations

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はクラツチブレーキ、より詳細には回転
自在な軸に駆動作用を伴つて連関するブレーキア
ツセンブリーと、外側摩擦面を有し、前記ブレー
キアツセンブリーに対し相対回転可能に枢支され
たカバーアツセンブリーを備え、特に非同期強力
伝動装置に利用されるクラツチブレーキに関す
る。
(従来技術及びその問題点) 本件出願人は、この種のクラツチブレーキに関
して第4図に示す先行技術を開発し、既に出願済
みである(特願昭61−46786号、出願日:昭和61
年3月4日)。
この先行技術ではカバーアツセンブリーCとブ
レーキアツセンブリーBの間にコーンスプリング
100を介装し、ブレーキアツセンブリーBによ
つて発生するトルク特性を改善するようにしてい
るが、回転数の上昇にともなつて出力軸(シンク
ロ機構がない変速機に繋がる)に作用する慣性力
が増大するにも拘らず、ブレーキトルクを回転数
の上昇に応じて大きくすることができない。
また回転数が上昇した時の連結動作が急激であ
るので、フエーシング110の摩耗も大きい。
(発明の目的) 本発明は、回転数の上昇に応じてブレーキトル
クを増大させることができ、摩擦フエーシングの
摩耗量を減少させ得るクラツチブレーキを提供す
ることを目的としている。
(発明の構成) (1) 技術的手段 本発明は、回転自在な軸に駆動作用を伴つて連
関するブレーキアツセンブリーと、外側摩擦面を
有し、前記ブレーキアツセンブリーに対し相対回
転可能に設けられたカバーアツセンブリーを備え
たクラツチブレーキにおいて、前記カバーアツセ
ンブリーを構成する互いに対向した略円板上の2
枚のカバー要素の間に、ブレーキアツセンブリー
を構成する出力軸に連結したハブフランジを設
け、ハブフランジの外周部にハブフランジを半径
方向外方に向かつて開いた凹部を形成し、この凹
部に遠心力でハブフランジの半径方向外方に押さ
れる遠心子を設け、遠心子とハブフランジとの間
に遠心力を、遠心子の外周面に対向する前記カバ
ーアツセンブリーの摺接面に向かつて圧接する初
期トルク発生用のばね部材を介装したことを特徴
とするクラツチブレーキである。
(2) 作 用 ばね部材のばね力で遠心子をカバーアツセンブ
リーの摺接面に押圧し、初期トルクを発生する。
回転数が上昇すると、遠心子に働く遠心力で遠
心子の外周面が前記摺接面に摺接することによつ
て発生する摩擦力を、前記初期トルクに加えてト
ルク特性を増大させる。
(実施例) 本発明を採用したクラツチブレーキを示す第1
図中で10はインプツトシヤフト3(中心線のみ
示す)に嵌合し、常時インプツトシヤフト3と回
転する略環状のハブであり、その内周部にはイン
プツトシヤフト3挿通用の挿通孔15が形成さ
れ、この挿通孔15の所定箇所には例えば対向す
る2個の突起11が形成され、この突起11がイ
ンプツトシヤフト3側と係合し、ハブ10とイン
プツトシヤフト3との回転方向の一体化が図られ
ている。
ハブ10には半径方向外方に伸びたハブフラン
ジ12が連続して形成されている。このハブフラ
ンジ12の外周部には、第2図に示すように円周
方向の例えば6箇所に切欠き14(凹部)が形成
されている。切欠き14には本発明の要旨である
ウエイト16(遠心子)がハブ10の半径方向に
摺動自在に設けられている。なお、切欠き14の
側線14aは放射状に開いているが、2点鎖線で
示すように平行でもよい。
ウエイト16の外周面16aは円弧状に形成さ
れており、外周面16aは、回転時に作用する遠
心力で矢印P方向に押され、後述するカバーアツ
センブリーCの摺接面Sに摺接するようになつて
いる。
ウエイト16の内周面と切欠き14の底面14
bとの間には、圧縮コイルスプリング18(ばね
部材)が介装されている。この圧縮コイルスプリ
ング18はクラツチブレーキが、回転していない
初期状態において、圧縮コイルスプリング18の
ばね力でウエイト16を摺接面Sに押し付けてイ
ンプツトシヤフト3(第1図)に初期トルク(ブ
レーキ力)を及ぼす機能を有している。なお、圧
縮コイルスプリング18の代りに板ばね18a
や、逆向きの板ばね18bを使用してもよい。
以上のハブ10、切欠き14、ウエイト16お
よび圧縮コイルスプリング18等でブレーキアツ
センブリーBが構成されている。
第1図中右側のリテイニングカバー19(カバ
ー要素)には、その軸芯側にはインプツトシヤフ
ト3挿通用の挿通孔21が形成され、その外周部
にはカバー24との連結部であるフランジ22が
形成されている。
第1図中左側のドリブンカバー24(カバー要
素)には、その軸芯側にはインプツトシヤフト3
挿通用の挿通孔27が形成され、その外周部には
略L型断面に屈曲した折曲げ部28が形成されて
いる。この折曲げ部28の内周面が、外周面16
a(第2図)が摺接する摺接面Sになつている。
リテイニングカバー19との連結部であるフラン
ジ25が形成されている。
これら両フランジ25,22は円周方向に等間
隔を隔てた8本のリベツト26で固定されてい
る。なお、リベツト26の代りに、周知の如くフ
ランジ22,25の一方を折曲げて、「かしめ加
工」で固定するようにしてもよい。
リテイニングカバー19及びドリブンカバー2
4の外側面にはそれぞれ環状の摩擦フエーシング
29,30が貼着されており、詳しくは後述する
レリーズベアリング2及びキヤツプ5との当接に
より、摩擦トルクの伝達が可能な構成となつてい
る。
以上のクランチブレーキAは第5図に示すよう
に、レリーズレバー50でインプツトシヤフト3
の軸方向に摺動するレリーズベアリング2の押圧
面56とキヤツプ5の間に配置される。クラツチ
1はレリーズレバー50でレリーズベアリング2
をトランスミツシヨン側へ引張る時に、レリーズ
動作する所謂プルタイプである。
キヤツプ5はトランスミツシヨン4に固定さ
れ、クラツチブレーキAで所謂シンクロ機構の設
けられていないトランスミツシヨン4のインプツ
トシヤフト3に、変速時にイナーシヤブレーキを
働かせるようになつている。すなわち、クラツチ
1がレリーズ動作すると、インプツトシヤフト3
は慣性で回り続けようとするので、クラツチブレ
ーキAでインプツトシヤフト3にブレーキをかけ
る構造である。
次に作動を説明する。クラツチ1(第5図)が
接続状態にある時は、クラツチブレーキAはイン
プツトシヤフト3と一体的にフリーの状態で回転
する。レリーズベアリング2が第5図中右側へと
作動され、クラツチ1(第5図)が遮断状態にな
ると、クラツチブレーキAはこのレリーズベアリ
ング2によりトランスミツシヨン4側に押圧さ
れ、非回転部材であるキヤツプ5及びレリーズベ
アリング2との当接により、これらキヤツプ5及
びレリーズベアリング2と摩擦フエーシング2
9,30との間に摩擦トルクが作用することとな
る。この摩擦トルクがドリブンカバー24の摺接
面Sから外周面16aに伝達され、ブレーキアツ
センブリーB側に制動トルクが作用することとな
る。このブレーキアツセンブリーBから、ブレー
キアツセンブリーBに回転不能に嵌合しているイ
ンプツトシヤフト3に制動トルクは作用し、イナ
ーシヤ(慣性)で回り続けようとするインプツト
シヤフト3にブレーキがかかりギヤシフトが容易
となる。
また、クラツチブレーキAが回転しない場合の
カバーアツセンブリーCの接続状態において(初
期状態)、摺接面S側からウエイト16側へ作用
する摩擦トルクの大きさは圧縮コイルスプリング
18のばね力だけで規制され、圧縮コルクスプリ
ング18の特性から摩耗代Mに対するトルクTの
変化を表す第3図に示すような摩擦部材摩耗代−
トルク特性曲線が得られる。すなわち、特性Yに
は最大伝達トルク値Trが発生し、この最大伝達
トルク値Trは圧縮コイルスプリング18のばね
力による外周面16aと摺接面(第2図)の摩擦
トルクで規制される。
次に、クラツチブレーキAが回転する場合のカ
バーアツセンブリーCの接続状態において、摺接
面S側からウエイト16側へ作用する摩擦トルク
の大きさは、圧縮コイルスプリング18のばね力
に第2図の矢印P方向に働くウエイト16の遠心
力を加えた力で可変的に制御される。すなわち、
回転数Rに対するトルクTの変化を示す第3a図
のように、回転数Rが0の時には圧縮コイルスプ
リング18のばね力による外周面16aと摺接面
Sの摩擦力で初期トルクT0が発生し、回転数R
の上昇につれてトルクTが増える特性Xを発揮す
る。
(発明の効果) 本発明にかかるクラツチブレーキでは、カバー
アツセンブリーCを構成する互いに対向した略円
板状の2枚のカバー19,24(カバー要素)間
に、ブレーキアツセンブリーBを構成する出力軸
に連結したハブフランジ12を設け、ハブフラン
ジ12の外周部にハブフランジ12の半径方向外
方に向かつて開いた切欠き14(凹部)を形成
し、この切欠き14に遠心力でハブフランジ12
の半径方向に押されるウエイト16(遠心子)を
設け、ウエイト16とハブフランジ12との間に
ウエイト16を、ウエイトの外周面に対向する前
記カバーアツセンブリーCの摺接面Sに向かつて
圧接する初期トルク発生用の圧縮コイルスプリン
グ18(ばね部材)を介装したので、摺接面S側
からウエイト16側へ作用する摩擦トルクの大き
さを、圧縮コイルスプリング18のばね力に第2
図の矢印P方向に働くウエイト16の遠心力を加
えた力で可変的に制御することができる。
したがつて、第3a図の特性Xのように、回転
数Rが0の時にも圧縮コイルスプリング18のば
ね力による外周面16aと摺接面Sの摩擦力で初
期トルクT0を発生させることができ、回転数R
の上昇につれてトルクTを2次関数的に増大さ
せ、回転数Rの上昇とともに大きくなるインプツ
トシヤフト3の慣性力に対応して大きなブレーキ
トルクを発生できる。
したがつて、インプツトシヤフト3を急速に停
止させ、摩擦フエーシング29,30の摩耗量を
低減できるとともに、シンクロ機構(同期機構)
のないトランスミツシヨン4でも変速動作を容易
にすることができる。
(別の実施例) (1) 凹部は切欠き14に限らず、少なくともウエ
イト16をハブフランジ12の半径方向に摺動
自在に収容する形状であればよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す第2図における
−断面図、第2図は一部を切欠いた正面図、
第3図は摩擦部材摩耗代−トルク特性をあらわす
グラフ、第3a図は回転数−トルク特性をあらわ
すグラフ、第4図は従来例を示す一部切欠き側面
略図、第5図は本発明のクラツチブレーキを使用
する所謂プルタイプクラツチを示す縦断面略図で
ある。3……インプツトシヤフト(軸)、14…
…切欠き(凹部)、16……ウエイト(遠心子)、
18……圧縮コイルスプリング(ばね部材)、2
9,30……摩擦フエーシング(外側摩擦面)、
A……クランチブレーキ、B……ブレーキアツセ
ンブリー、C……カバーアツセンブリー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 回転自在な軸に駆動作用を伴つて連関するブ
    レーキアツセンブリーと、外側摩擦面を有し、前
    記ブレーキアツセンブリーに対し相対回転可能に
    設けられたカバーアツセンブリーを備えたクラツ
    チブレーキにおいて、前記カバーアツセンブリー
    を構成する互いに対向した略円板状の2枚のカバ
    ー要素の間に、ブレーキアツセンブリーを構成す
    る出力軸に連結したハブフランジを設け、ハブフ
    ランジの外周部にハブフランジの半径方向外方に
    向かつて開いた凹部を形成し、この凹部に遠心力
    でハブフランジの半径方向外方に押される遠心子
    を設け、遠心子とハブフランジとの間に遠心子
    を、遠心子の外周面に対向する前記カバーアツセ
    ンブリーの摺接面に向かつて圧接する初期トルク
    発生用のばね部材を介装したことを特徴とするク
    ラツチブレーキ。
JP19851586A 1986-08-25 1986-08-25 クラツチブレ−キ Granted JPS6357929A (ja)

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JP19851586A JPS6357929A (ja) 1986-08-25 1986-08-25 クラツチブレ−キ
US07/180,867 US4832165A (en) 1986-08-25 1987-08-05 Clutch brake
PCT/JP1987/000588 WO1990008269A1 (en) 1986-08-25 1987-08-05 Clutch brake

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JP19851586A JPS6357929A (ja) 1986-08-25 1986-08-25 クラツチブレ−キ

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JPS6357929A JPS6357929A (ja) 1988-03-12
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JP19851586A Granted JPS6357929A (ja) 1986-08-25 1986-08-25 クラツチブレ−キ

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5099974A (en) * 1990-08-01 1992-03-31 Dana Corporation Electromagnetically actuated spring clutch
KR101013437B1 (ko) * 2009-03-31 2011-02-14 박광동 자전거용 과속방지장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3763977A (en) * 1972-09-13 1973-10-09 Dana Corp Brake with torque limiting coupling
JPS50278A (ja) * 1973-04-25 1975-01-06

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WO1990008269A1 (en) 1990-07-26
JPS6357929A (ja) 1988-03-12

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