JPH0447076Y2 - - Google Patents

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JPH0447076Y2
JPH0447076Y2 JP1985036465U JP3646585U JPH0447076Y2 JP H0447076 Y2 JPH0447076 Y2 JP H0447076Y2 JP 1985036465 U JP1985036465 U JP 1985036465U JP 3646585 U JP3646585 U JP 3646585U JP H0447076 Y2 JPH0447076 Y2 JP H0447076Y2
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JP
Japan
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film
label
plastic
bag
opaque
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、各種食品や雑貨用品、文具、趣味
用品等のパツケージとして用いるラベル付き透明
袋に関するものである。
従来例の構成とその問題点 従来、この種の袋として、第9図に示すよう
に、2枚のプラスチツクフイルム30A,30B
の内面にラベルとなる印刷層31A,31Bを施
し、この印刷層31A,31Bが裏側から透けて
見えることを防止するために、不透明シート32
を挟み込んだものがある。不透明シート32の介
在部は、内容物の収容部分と融着部33で分離し
てある。しかし、プラスチツクフイルム30A、
30Bは単一材料からなるものであつて、強度の
関係から、あまり熱融着性の良い材質が用いられ
ていないため、融着部33は狭い幅でしか得られ
ない。そのため完全な分離が得られず、内容物が
漬物や汁物の食品等の場合、不透明シート32の
介在部に染みて汚すことがあつた。
第10図は他の従来例を示す。この例は、プラ
スチツクフイルム35に施したラベルとなる印刷
層36の周辺にアルミ蒸着層37を施し、プラス
チツクフイルム35を折返し線38で2重に折り
重ねて、周縁部を融着したものである。アルミ蒸
着部37の蒸着は、マスク39を用いて行なう。
この方法によると、ある程度の強度と高級感が
得られる。しかし、印刷層36のある部分は蒸着
が行なえないため、薄い色の印刷であると、透け
て見えるという問題があつた。しかも、マスク3
9を用いて融着を行うため、工程が複雑になると
いう問題があつた。なお、不透明層をフイルム表
面に設け、ラベル印刷が透けないようにしたもの
も提案されている。しかし、不透明層がフイルム
表面に露出するため、見栄えが悪いという問題点
がある。
考案の目的 この考案は、ラベルの印刷が透けず、不透明層
が表面に露出しなくて見栄えが良く、またラベル
部分に内容物が染み込んだりすることがなく、さ
らに製造が簡単なラベル付き透明袋を提供するこ
とを目的とする。
考案の構成 この考案のラベル付き透明袋は、透明のプラス
チツクフイルムを二重に重ね合わせて袋状体と
し、この袋状体の一部の領域をラベル部としたラ
ベル付き透明袋において、 前記ラベル部の表裏のプラスチツクフイルムの
各々の内部にラベルとなる印刷層を設け、両面に
融着し易いプラスチツク層を設けた不透明フイル
ムを、前記ラベル部の前記表裏のプラスチツクフ
イルムの間に挟み、前記不透明フイルムの両面の
少なくとも周縁を前記表裏のプラスチツクフイル
ムに融着したことを特徴とするものである。
上記において、プラスチツクフイルムの内部と
は、例えば、プラスチツクフイルムが積層構造の
場合はプラスチツクフイルムの層間を意味し、一
層の場合はプラスチツクフイルムの内面を意味す
る。
この構成によると、不透明フイルムをラベルと
なる部分の全体に介在させてあり、印刷層の間に
も不透明フイルムが介在するので、薄い色の印刷
であつても、透けて見えない。また、不透明フイ
ルムは両面に融着し易いプラスチツク層を設けて
あつて、前記プラスチツクフイルムとの融着が確
実であるので、内容物が水ものであつても、ラベ
ル部分に染み込むことがない。さらに、袋の製造
過程で、蒸着やマスク等が不要であり、予め別に
製造した不透明フイルムを挟み込んで融着させる
だけで済むので、製造が簡単である。
実施例の説明 この考案の実施例を第1図ないし第6図に示
す。このラベル付き透明袋は、透明のプラスチツ
クフイルム1を折返し縁2で2重に重ね合わせ、
上下のプラスチツクフイルム1A,1Bの折返し
縁2の近傍の内部にはラベルとなる印刷層3A,
3Bを予じめ形成しておき、この印刷層3A,3
Bおよびその周辺部間に不透明フイルム4を挟
み、不透明フイルム4の両面の全体を上下のブラ
スチツクフイルム1A,1Bと融着させるととも
に、上下のプラスチツクフイルム1A,1Bの両
側縁5を相互に融着したものである。ラベル部分
6と反対の側縁は融着せずに開口7としてあり、
内容物を入れた後に融着する。開口7は、内容物
によつては、粘着剤等で閉じてもよい。
プラスチツクフイルム1は、ポリエステルまた
はポリプロピレン等のフイルムからなる基材フイ
ルム100の片面に印刷層3A,3Bを設け、印
刷層3A,3B側の面の全体に、ポリエステルあ
るいはポリプロピレン等からなる融着し易いプラ
スチツク層101を形成したものである。不透明
フイルム4は、第3図のように、ポリエステルフ
イルム等のプラスチツクフイルムからなる基材8
の片面にアルミ蒸着層9を施し、さらに両面に融
着し易いプラスチツク層10を形成したものであ
る。プラスチツク層10は、ポリエステル、また
はポリプロピレン等からなり、コーテイングある
いはラミネート等により形成する。なお、不透明
フイルム4として、この構成のものの他に、アル
ミ箔の両面に融着し易いプラスチツク層を設けた
ものや、プラスチツクフイルムに銀色やその他の
色の印刷を施して、さらに両面に融着し易いプラ
スチツク層を形成したもの、さらに紙シートの両
面に融着し易いプラスチツク層を設けたもの等を
用いてもよい。
製造方法を説明する。第4図Aに示すように、
印刷層3A,3Bを形成したプラスチツクフイル
ム1を準備し、片側の印刷層3Bの周辺に不透明
フイルム4を載せる(第4図B)。プラスチツク
フイルム1を折返し縁2で2重に折り重ね、この
後、不透明フイルム4を配置した部分と、両側縁
5(第2図)とにわたり、加熱プレスで融着す
る。第5図の鎖線によるハツチング部分11は融
着範囲を示す。
第6図は、連続して多数製造する過程を示す。
1′は、2重に折返した多数枚分のプラスチツク
フイルム1の原材フイルムであり、鎖線13間が
1枚分の袋となる。原材フイルム1′は印刷層3
A,3Bを施したものであり、不透明フイルム4
の長く連なつた帯状のものを挟み込んである。こ
の原材フイルム1′を矢印方向に送りながら、L
形の加熱プレス14で融着を行ない、鎖線13が
各々の袋に分離する。
このように製造するが、この構成によると、次
の利点がある。
すなわち、不透明フイルム4をラベル部6の全
体に介在させてあり、印刷層の3A,3Bの間に
も不透明フイルム4が介在するので、薄い色の印
刷であつても、透けて見えない。また、不透明フ
イルム4は内容物を入れるフイルム1A,1Bと
全面を融着させてあり、また銀色としてあるの
で、高級感が得られる。しかも、内容物が水もの
であつても、ラベル部6に染み込むことがない。
さらに、袋の製造過程で、蒸着やマスク等が不要
であり、予じめ別に製造した不透明フイルム4を
挟み込んで融着させるだけで済むので、製造が簡
単である。また、二重のプラスチツクフイルム1
A,1B間に不透明フイルム4を挟んでいるた
め、不透明フイルム4が露出せず、見栄えが良
い。しかも、袋の底をラベル部6とし、この部分
に不透明フイルム4を挟み込んでいるため、不透
明フイルム4を挟み込むにつき、特別の作業が不
要で、袋の両面を構成するプラスチツクフイルム
1A,1Bにより挟み込むことができ、製造が簡
単である。
なお、不透明フイルム4に色つきのものを用い
れば、色つきの背景を有するラベルとすることが
でき、また不透明フイルム4を異なる色のものに
取り換えるだけで、背景色の種々異なるラベルを
得ることができる。また、プラスチツクフイルム
1も、有色透明のものであつてもよい。
第7図は他の実施例を示す。この例は、開口
7′をラベル部6との境界に設け、開口7′の封鎖
用の延出片15を設けたものである。開口7′の
近傍には粘着剤塗布部16を設け、離型シート
(図示せず)で覆つておく。内容物を入れた後、
延出片15を粘着剤塗布部16に貼り付ける。そ
の他は第1の実施例と同様である。
なお、前記実施例では不透明シート4の両面の
全体を融着したが、第8図のように、ラベル部6
の周縁6aだけを加熱プレスして融着してもよ
い。この場合にも不透明シート4が両面に融着し
易いプラスチツク層を有するものであつて、融着
幅aを十分に広く得られるので、内容物がラベル
部6内の非融着部分に入ることがない。
また、前記各実施例では、ラベル部6を袋の縁
部としたが、袋の中央としてもよい。例えば、2
箇所の内容物の収容部を設け、その間の仕切り部
分をラベル部としてもよい。
さらに、前記各実施例では、1枚のプラスチツ
クフイルム1を折り重ねて形成したが、2枚の分
離されたプラスチツクフイルムを重ね合せて形成
してもよい。
考案の効果 この考案のラベル付き透明袋は、ラベルの印刷
が透けず、またラベル部分に内容物が染み込んだ
りすることがなく、さらに製造が簡単である。特
に、二重のプラスチツクフイルム間に不透明フイ
ルムを挟んでいるため、不透明フイルムが露出せ
ず、見栄えが良い。しかも、袋の底をラベル部と
し、この部分に不透明フイルムを挟み込んでいる
ため、不透明フイルムを挟み込むにつき、特別の
作業が不要で、袋の両面を構成するプラスチツク
フイルムにより挟み込むことができ、製造が簡単
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の部分断面図、第
2図はその全体の斜視図、第3図は同じくその不
透明フイルムの断面図、第4図は同じくその製造
工程の説明図、第5図は同じくその融着部分の説
明図、第6図は同じくその連続製造する工程の説
明図、第7図は他の実施例の斜視図、第8図はさ
らに他の実施例の平面図、第9図は従来例の断面
図、第10図は他の従来例の製造工程の断面図で
ある。 1,1A,1B……プラスチツクフイルム、3
A,3B……印刷層、4……不透明フイルム、6
……ラベル部、7……開口、8……基材、9……
アルミ蒸着層、10……プラスチツク層、14…
…加熱プレス。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 透明のプラスチツクフイルムを二重に重ね合わ
    せて袋状体とし、この袋状体の一部の領域をラベ
    ル部としたラベル付き透明袋において、 前記ラベル部の表裏のプラスチツクフイルムの
    各々の内部にラベルとなる印刷層を設け、両面に
    融着し易いプラスチツク層を設けた不透明フイル
    ムを、前記ラベル部の前記表裏のプラスチツクフ
    イルムの間に挟み、前記不透明フイルムの両面の
    少なくとも周縁を前記表裏のプラスチツクフイル
    ムに融着したことを特徴とするラベル付き透明
    袋。
JP1985036465U 1985-03-13 1985-03-13 Expired JPH0447076Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985036465U JPH0447076Y2 (ja) 1985-03-13 1985-03-13

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JP1985036465U JPH0447076Y2 (ja) 1985-03-13 1985-03-13

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JPS61153746U JPS61153746U (ja) 1986-09-24
JPH0447076Y2 true JPH0447076Y2 (ja) 1992-11-06

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5597348A (en) * 1979-01-12 1980-07-24 Nippon Seal Co Packing bag and its preparation

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5597348A (en) * 1979-01-12 1980-07-24 Nippon Seal Co Packing bag and its preparation

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JPS61153746U (ja) 1986-09-24

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