JPH0447032A - 地下構造物及びその構築工法 - Google Patents
地下構造物及びその構築工法Info
- Publication number
- JPH0447032A JPH0447032A JP2154448A JP15444890A JPH0447032A JP H0447032 A JPH0447032 A JP H0447032A JP 2154448 A JP2154448 A JP 2154448A JP 15444890 A JP15444890 A JP 15444890A JP H0447032 A JPH0447032 A JP H0447032A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- underground
- constructed
- floor
- roof
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000010276 construction Methods 0.000 title claims abstract description 28
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 14
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 7
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 abstract description 6
- 239000010959 steel Substances 0.000 abstract description 6
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 5
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 3
- 238000009408 flooring Methods 0.000 description 2
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 description 1
- 229940092727 claro Drugs 0.000 description 1
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005065 mining Methods 0.000 description 1
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
- 210000002435 tendon Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野1
本発明は、特に多数層を有しかつ大空間を有する地下構
造物、及びそれを構築する場合に用いて好適な地下構造
物の構築工法に関するものである。
造物、及びそれを構築する場合に用いて好適な地下構造
物の構築工法に関するものである。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕国土の
狭い日本においては地下構造物を構築することが従来よ
り行われている。特に近年の地価高騰により都市部及び
その周辺地域において地下構造物を構築することが考え
られている。さらに最近においては地下−階に鉄道ホー
ム、地下二階に駐車場、地下三階に物流センター、地下
四階にに商店等を設けるごとく、多数層を有する地下構
造物を構築することが求められている。
狭い日本においては地下構造物を構築することが従来よ
り行われている。特に近年の地価高騰により都市部及び
その周辺地域において地下構造物を構築することが考え
られている。さらに最近においては地下−階に鉄道ホー
ム、地下二階に駐車場、地下三階に物流センター、地下
四階にに商店等を設けるごとく、多数層を有する地下構
造物を構築することが求められている。
ところで従来より、多数層を有する地下構造物を構築す
る場合には、山止めと切張りを組み合わせた工法が採用
されている。斯かる工法は、地上から徐々に下方へ掘削
するにつれて切張りを増していくものである。
る場合には、山止めと切張りを組み合わせた工法が採用
されている。斯かる工法は、地上から徐々に下方へ掘削
するにつれて切張りを増していくものである。
そのため、切張りが多数段となり、大空間における床の
構築を可能とする、/% −7P C粱(現場打ちコン
クリートと一体となって梁を形成する、一部がプレキャ
スト製のプレストレスを導入した梁)や、ハーフPCス
ラブ(現場打ちコンクリートと一体となってスラブを形
成する、一部がプレキャスト製のプレストレスを導入し
たスラブ)、さらには本出願人が既に出願しているトラ
ス梁(特願昭60−175997号参照)を使用するこ
とができなかっt;。その結果、多数層を有する地下構
造物においては大空間を構築することができないという
問題点があった。
構築を可能とする、/% −7P C粱(現場打ちコン
クリートと一体となって梁を形成する、一部がプレキャ
スト製のプレストレスを導入した梁)や、ハーフPCス
ラブ(現場打ちコンクリートと一体となってスラブを形
成する、一部がプレキャスト製のプレストレスを導入し
たスラブ)、さらには本出願人が既に出願しているトラ
ス梁(特願昭60−175997号参照)を使用するこ
とができなかっt;。その結果、多数層を有する地下構
造物においては大空間を構築することができないという
問題点があった。
また、従来の地下構造物は、構造的にはラーメン構造が
主体であったため、大空間を有する地下構造物を地下に
構築することができないという問題点があった。
主体であったため、大空間を有する地下構造物を地下に
構築することができないという問題点があった。
請求項1及び2記載の発明は、斯かる問題点に鑑みてな
されたものであり、その課題とするところは、従来技術
に比べて大きな地下空間を提供することができる地下構
造物を提供する点にある。
されたものであり、その課題とするところは、従来技術
に比べて大きな地下空間を提供することができる地下構
造物を提供する点にある。
他方、上記従来技術においては露天掘りとなるため、雨
、雪等により施工工程が遅れるという問題点があった。
、雪等により施工工程が遅れるという問題点があった。
請求項3記載の発明は、上記二つの問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その課題とするところは、従来技術に
比べて大きな地下空間を提供することができるとともに
、天候によって施工工程が遅れることのない地下構造物
の構築工法を提供する点にある。
れたものであり、その課題とするところは、従来技術に
比べて大きな地下空間を提供することができるとともに
、天候によって施工工程が遅れることのない地下構造物
の構築工法を提供する点にある。
[課題を解決するための手段]
請求項1記載の発明の要旨は、地下空間を囲繞する連続
地中壁と、当該連続地中壁の相対向する二辺の上端部に
架設した複数の梁からなる屋根と、地下空間に設けた複
数の梁からなる床とを備えた地下構造物に存する。
地中壁と、当該連続地中壁の相対向する二辺の上端部に
架設した複数の梁からなる屋根と、地下空間に設けた複
数の梁からなる床とを備えた地下構造物に存する。
請求項2記載の発明の要旨は、前記粱が、上弦材、下弦
材、ラチス状に組まれてなるトラス梁において、前記上
弦材と前記下弦材との少なくとも一方に緊張材を一体に
取り付け、当該緊張材を緊張してなることを特徴とする
トラス粱である請求項1記載の地下構造物に存する。
材、ラチス状に組まれてなるトラス梁において、前記上
弦材と前記下弦材との少なくとも一方に緊張材を一体に
取り付け、当該緊張材を緊張してなることを特徴とする
トラス粱である請求項1記載の地下構造物に存する。
請求項3記載の発明の要旨は、地下構造物を構築すべき
地盤を囲繞するように連続地中壁を構築する工程と、当
該連続地中壁の相対向する二つの壁体の上端部に、梁を
挿入することができる開口部を残して、当該梁を順次架
設して屋根を構築する工程と、構築すべき地下構造物の
最下部まで前記地盤を掘削する工程と、掘削した地盤の
所定の深度に、構築すべき床を構成することとなる梁を
前記開口部から挿入し、前記床を構築する工程とを備え
た地下構造物の構築工法に存する。
地盤を囲繞するように連続地中壁を構築する工程と、当
該連続地中壁の相対向する二つの壁体の上端部に、梁を
挿入することができる開口部を残して、当該梁を順次架
設して屋根を構築する工程と、構築すべき地下構造物の
最下部まで前記地盤を掘削する工程と、掘削した地盤の
所定の深度に、構築すべき床を構成することとなる梁を
前記開口部から挿入し、前記床を構築する工程とを備え
た地下構造物の構築工法に存する。
[作用]
請求項1ないし3記載の発明にかかる連続地中壁は、地
下構造物構築に際しての、山止め及びそれを支持する切
張りを不要とする。したがって、本発明は大空間を構築
することができる粱さらにはトラス梁を用いることを可
能とする。その結果、本発明は地下構造物を従来技術に
比べて大きくする。
下構造物構築に際しての、山止め及びそれを支持する切
張りを不要とする。したがって、本発明は大空間を構築
することができる粱さらにはトラス梁を用いることを可
能とする。その結果、本発明は地下構造物を従来技術に
比べて大きくする。
さらに、請求項3記載の発明においては連続地中壁を構
築した後、屋根を構築するので、施工期間中、雨、雪等
により施工工程が遅れることはない。したがって、本発
明は施工工程が遅れないようにする。
築した後、屋根を構築するので、施工期間中、雨、雪等
により施工工程が遅れることはない。したがって、本発
明は施工工程が遅れないようにする。
[実施例]
以下、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説
明する。ただし、本実施例に記載されている構成部品の
寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な
記載がないかぎりは、この発明の範囲をそれらのみに限
定する趣旨のものではなく、巣なる説明例にすぎない。
明する。ただし、本実施例に記載されている構成部品の
寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な
記載がないかぎりは、この発明の範囲をそれらのみに限
定する趣旨のものではなく、巣なる説明例にすぎない。
まず、本実施例に係る地下構造物の構成について第1図
ないし第2図(ロ)を用いて説明する。
ないし第2図(ロ)を用いて説明する。
第1図乃至第2図(ロ)は本発明の一実施例を示すもの
であり、第1図は地下構造物Aの平面図、第2図は(イ
)は第1図のa−a線断面図、第2図(ロ)は第1図の
b−b線断面図である。
であり、第1図は地下構造物Aの平面図、第2図は(イ
)は第1図のa−a線断面図、第2図(ロ)は第1図の
b−b線断面図である。
当該地下構造物Aは、第1図ないし第2図(ロ)に示す
ように連続地中壁lが外壁をなす囲繞する三層のもので
ある。
ように連続地中壁lが外壁をなす囲繞する三層のもので
ある。
前記連続地中壁1は、平面視において外輪郭が四角形で
、地表面から支持層Sまで至るものである。
、地表面から支持層Sまで至るものである。
地表面には屋根2を有し、下方には地下−階フロアー3
、地下二階フロア−4、地下三階フロア−5を有する。
、地下二階フロア−4、地下三階フロア−5を有する。
前記屋根2及び前記地下−階フロアー3は、前記連続地
中壁lの相対向する二つの壁体1aの上端1bに敷設し
た軌道9に、トラス梁6又はトラス梁8をその幅方向に
連続して架設することにより構築したものである。前記
トラス梁6,8は、上弦材、下弦材、ラチス状に組まれ
てなるトラス梁6において、前記下弦材にPC鋼材(緊
張材)を一体に取り付け、当該PC鋼材を緊張してなる
ものである。さらに詳しくは本出願人が既に出願してい
る特願昭60−175996号公報を参照されたい。
中壁lの相対向する二つの壁体1aの上端1bに敷設し
た軌道9に、トラス梁6又はトラス梁8をその幅方向に
連続して架設することにより構築したものである。前記
トラス梁6,8は、上弦材、下弦材、ラチス状に組まれ
てなるトラス梁6において、前記下弦材にPC鋼材(緊
張材)を一体に取り付け、当該PC鋼材を緊張してなる
ものである。さらに詳しくは本出願人が既に出願してい
る特願昭60−175996号公報を参照されたい。
前記地下二階70アー4及び前記地下三階フロア−5は
在来工法により構築したものである。
在来工法により構築したものである。
次に、前記地下構造物Aの構築工法について、第3図(
イ)ないし第3図(チ)を用いて説明する。
イ)ないし第3図(チ)を用いて説明する。
■まず、第3図(イ)に示すように地下構造物Aを構築
すべき地盤Gに、地表面から支持層Sに至るように前記
連続地中壁lを構築する。係る構築工法については本発
明を実施するうえで好適な方法を用いて構築すれば良い
。
すべき地盤Gに、地表面から支持層Sに至るように前記
連続地中壁lを構築する。係る構築工法については本発
明を実施するうえで好適な方法を用いて構築すれば良い
。
■次いで、第3図(ロ)に示すように連続地中壁1の相
対向する二つの壁体1aの上端1bに軌道9を敷設する
。当該軌道9は前記上端1bに鉄骨梁を設置することに
より敷設するものである。
対向する二つの壁体1aの上端1bに軌道9を敷設する
。当該軌道9は前記上端1bに鉄骨梁を設置することに
より敷設するものである。
■次いで、第3図(ハ)1こ示すように、組み立てたト
ラス梁6を吊下手段Cにより吊下し、前記軌道9に架は
渡す。なお、トラス梁6の組み立ては、前記連続地中壁
lの一辺に隣接した仮設構台(図示lIiりで行えば良
い。また、前記吊下手段Cには、クラーロクレーン等、
本発明を実施するうえで好適なものを用いればよい。
ラス梁6を吊下手段Cにより吊下し、前記軌道9に架は
渡す。なお、トラス梁6の組み立ては、前記連続地中壁
lの一辺に隣接した仮設構台(図示lIiりで行えば良
い。また、前記吊下手段Cには、クラーロクレーン等、
本発明を実施するうえで好適なものを用いればよい。
■次いで、次に組み立てたトラス梁6を同じように吊下
し、当該トラス梁6の側面と既に架設したトラス梁6の
側面とを当接するように前記軌道9に架設し、それら側
面同士をボルト締め等により連結する。
し、当該トラス梁6の側面と既に架設したトラス梁6の
側面とを当接するように前記軌道9に架設し、それら側
面同士をボルト締め等により連結する。
■次いで、M結したトラス梁6を油圧ジヤツキ若しくは
ウィンチ等(図示路)により、第3図(ハ)におけるX
、矢視方向にスライドさせる。
ウィンチ等(図示路)により、第3図(ハ)におけるX
、矢視方向にスライドさせる。
前記■及び■の工程を繰り返すことにより前記屋根2を
構築することができる。
構築することができる。
ただし、第3図(ニ)に示すように、−ないし二のトラ
ス梁6の幅分だけ架設しないようにして第1開口部7を
設ける。
ス梁6の幅分だけ架設しないようにして第1開口部7を
設ける。
■次いで、第3図(ホ)に示すように前記第1開口部7
を設けてなる屋根2に床材2aを布設する。
を設けてなる屋根2に床材2aを布設する。
■次いで、第3図(へ)に示すように前記第1開口部7
から掘削機Bを入れて、第3図(ト)に示すように地下
−階フロアー3を構築する深度まで前記連続地中壁1が
囲繞する地盤Gを根切りする。
から掘削機Bを入れて、第3図(ト)に示すように地下
−階フロアー3を構築する深度まで前記連続地中壁1が
囲繞する地盤Gを根切りする。
■次いで、地下−階フロアー3を構築する部分にトラス
梁8を架設するための軌道を敷設する。当該軌道は、ス
ライド方向(第3図におけるX X (−X+)矢視方
向)に平行な連続地中壁1の面に沿って敷設した2本の
沿設軌道10と、当該両沿設軌道10の中央に中央軌道
11を敷設したものである。
梁8を架設するための軌道を敷設する。当該軌道は、ス
ライド方向(第3図におけるX X (−X+)矢視方
向)に平行な連続地中壁1の面に沿って敷設した2本の
沿設軌道10と、当該両沿設軌道10の中央に中央軌道
11を敷設したものである。
■次いで、第3図(チ)に示すように、前記沿設軌道1
0と中央軌道11との間にそれぞれトラス梁8を架設し
て地下−階フロアー3を構築する。
0と中央軌道11との間にそれぞれトラス梁8を架設し
て地下−階フロアー3を構築する。
したがって、当該トラス梁8は前記トラス梁6の半分以
下のスパンとなる。
下のスパンとなる。
[相]次いで、地下二階フロア−4及び地下三階フロア
−5の柱12と杭13を、現場打ちコンクリートを打設
することにより構築した後、地下二階フロアー4を構築
する深度まで地盤Gを根切りし、斯かる掘削面に地下二
階フロア−4を従来工法により構築する。ただし、地下
三階フロア−5を構築するための機材、資材等を搬入す
るf:めの第2開口部(図示時)を設けておく。
−5の柱12と杭13を、現場打ちコンクリートを打設
することにより構築した後、地下二階フロアー4を構築
する深度まで地盤Gを根切りし、斯かる掘削面に地下二
階フロア−4を従来工法により構築する。ただし、地下
三階フロア−5を構築するための機材、資材等を搬入す
るf:めの第2開口部(図示時)を設けておく。
■次いで、前記地下構造物Aの最深部まで根切りし、斯
かる掘削面に地下三階フロア−5を構築する。
かる掘削面に地下三階フロア−5を構築する。
■次いで、前記第1開口部7及び前記第2開口部を前記
トラス梁6又は8により閉塞する。
トラス梁6又は8により閉塞する。
以上の工程により前記地下構造物Aを構築することがで
きる。
きる。
次に、以上のように構成した地下構造物A及びその構築
工法の作用について説明する。
工法の作用について説明する。
前記連続地中壁lは、山止め及びそれを支持する切張り
を不要とする。
を不要とする。
前記屋根2は、施工期間中において雨、雪等が地下空間
に侵入するのを防止する。
に侵入するのを防止する。
前記第1開口部7及び前記第2開口部は、建築機材、資
材等の搬入を可能とする。
材等の搬入を可能とする。
また、前記トラス梁6,8は、PC鋼材によりプレスト
レスを導入してなるので、大空間の構築を可能とする。
レスを導入してなるので、大空間の構築を可能とする。
次に、以上のように構成した地下構造物A及びその構築
工法の効果について説明する。
工法の効果について説明する。
切張りを用いないので、大スパンのトラス梁6を用いる
ことを可能とし、その結果、従来技術に比べて大きな地
下構造物Aを構築することができる。なお、設計上にお
いては、前記トラス梁6のスパンを120m以上にする
ことができる。
ことを可能とし、その結果、従来技術に比べて大きな地
下構造物Aを構築することができる。なお、設計上にお
いては、前記トラス梁6のスパンを120m以上にする
ことができる。
また、前記屋根2は、雨、雪等の侵入を防止するので、
雨等により施工期間が所期計画より長くなることはない
。
雨等により施工期間が所期計画より長くなることはない
。
さらに本実施例においては、前記トラス梁8は、前記ト
ラス梁6に比べて半分のスパンであるので、前記地下−
階フロアー3の構築作業を軽減することができる。
ラス梁6に比べて半分のスパンであるので、前記地下−
階フロアー3の構築作業を軽減することができる。
なお、本実施例においては前記トラス梁6を用いて前記
屋根2を構築し、前記トラス梁8を用いて前記地下−階
フロアー3を構築したが、本発明の範囲をそれに限定す
る趣旨ではなく、本発明においては他のもの、例えば、
PC梁、PCスラブ等、本発明を実施するうえで好適な
ものを用いることができる。
屋根2を構築し、前記トラス梁8を用いて前記地下−階
フロアー3を構築したが、本発明の範囲をそれに限定す
る趣旨ではなく、本発明においては他のもの、例えば、
PC梁、PCスラブ等、本発明を実施するうえで好適な
ものを用いることができる。
また、地下二階フロア−4及び地下三階フロア−5は、
在来工法により構築したが、本発明においては、トラス
梁6を用いて構築することができる。斯かる場合には、
地下二階フロア−4及び地下三階70アー5を二つに分
割しないで構築することができる。
在来工法により構築したが、本発明においては、トラス
梁6を用いて構築することができる。斯かる場合には、
地下二階フロア−4及び地下三階70アー5を二つに分
割しないで構築することができる。
また、地下−階からの施工において、柱12を構築した
後地盤Gを掘削したが、本発明の範囲をそれに限定する
趣旨ではなく、本発明においては他の方法、例えば、地
下構造物Aの最下部まで掘削した後、前記状13を打設
し前記柱12を立ち上げ、地下三階フロア−5から構築
する方法等、本発明を実施するうえで好適な方法を用い
ることができる。
後地盤Gを掘削したが、本発明の範囲をそれに限定する
趣旨ではなく、本発明においては他の方法、例えば、地
下構造物Aの最下部まで掘削した後、前記状13を打設
し前記柱12を立ち上げ、地下三階フロア−5から構築
する方法等、本発明を実施するうえで好適な方法を用い
ることができる。
また、トラス梁8はそのスライド方向に沿って二つに分
割して地下−階フロアー3を構築したが、本発明の範囲
をそれに限定する趣旨ではなく、本発明においては三つ
以上に分割することもでき、また、斯かる分割をしない
こともできる。
割して地下−階フロアー3を構築したが、本発明の範囲
をそれに限定する趣旨ではなく、本発明においては三つ
以上に分割することもでき、また、斯かる分割をしない
こともできる。
また、前記地下構造物Aは3層のものであるが、本発明
の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、本発明において
は本発明を実施するうえで好適な暦数とすることができ
る。
の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、本発明において
は本発明を実施するうえで好適な暦数とすることができ
る。
また、前記連続地中壁1は、上記のごとく構成してなる
ものであるが、本発明の範囲をそれに限定する趣旨では
なく、本発明においては他の構造、例えば、第4図(イ
)及び第4図(ロ)に示すように外周にリブ14を設け
ることもできる。斯かる場合には大深度まで至る地下構
造物Aを構築することができる。また、前記リブ14の
形状も、第4図(ハ)に示すようにσ度が大きくなるに
つれてリブ高さが漸増する等、本発明を実施するうえで
好適な形状とすることができる。
ものであるが、本発明の範囲をそれに限定する趣旨では
なく、本発明においては他の構造、例えば、第4図(イ
)及び第4図(ロ)に示すように外周にリブ14を設け
ることもできる。斯かる場合には大深度まで至る地下構
造物Aを構築することができる。また、前記リブ14の
形状も、第4図(ハ)に示すようにσ度が大きくなるに
つれてリブ高さが漸増する等、本発明を実施するうえで
好適な形状とすることができる。
[発明の効果]
本発明は、以上のように構成しているので、以下に記載
するような効果を奏する。
するような効果を奏する。
請求項1ないし4記載の発明にかかる連続地中壁は、大
空間を構築することができる梁さらにはトラス梁を用い
ることを可能とするので、従来技術に比べて大きな地下
構造物を構築することができる。
空間を構築することができる梁さらにはトラス梁を用い
ることを可能とするので、従来技術に比べて大きな地下
構造物を構築することができる。
さらに、請求項3記載の発明においては連続地中壁を構
築した後、屋根を構築するので、施工期間中、雨、雪等
により施工工程が遅れないようにすることができる。そ
の結果、本発明によれば施工効率を増加することができ
る。
築した後、屋根を構築するので、施工期間中、雨、雪等
により施工工程が遅れないようにすることができる。そ
の結果、本発明によれば施工効率を増加することができ
る。
第1図乃至第3図(チ)は本発明の一実施例を示すもの
であり、第1図は地下構造物の平面図、第2図(イ)は
第1図のa−a線断面図、第2図(ロ)は第1図のb−
b線断面図、第3図(イ)ないし第3図(チ)は工程図
であり、第4図(イ)及び第4図(ロ)は本発明の他の
実施例を示すものであり、第4図(イ)は連続地中壁の
平面図、第4図(ロ)及び第4図(ハ)は連続地中壁の
一途縦断面図である。 A・・・・・・地下構造物、G・・・・・・地盤、S・
・・・・・支持層、 l・・・・・、連続地中壁、la・・・・・・壁体、l
b・・・・・・上端、2・・・・・・屋根、2a・・・
・・・床材、3・・・・・・地下−階フロアー 4・・
・−・・地下二階フロア−5・・・・・・地下三階フロ
ア−6,8・・・・・・トラス梁、7・・・・・・第1
開口部、9・・・・・・軌道、lO・・・・・・沿設軌
道、11・・・・・・中央軌道。
であり、第1図は地下構造物の平面図、第2図(イ)は
第1図のa−a線断面図、第2図(ロ)は第1図のb−
b線断面図、第3図(イ)ないし第3図(チ)は工程図
であり、第4図(イ)及び第4図(ロ)は本発明の他の
実施例を示すものであり、第4図(イ)は連続地中壁の
平面図、第4図(ロ)及び第4図(ハ)は連続地中壁の
一途縦断面図である。 A・・・・・・地下構造物、G・・・・・・地盤、S・
・・・・・支持層、 l・・・・・、連続地中壁、la・・・・・・壁体、l
b・・・・・・上端、2・・・・・・屋根、2a・・・
・・・床材、3・・・・・・地下−階フロアー 4・・
・−・・地下二階フロア−5・・・・・・地下三階フロ
ア−6,8・・・・・・トラス梁、7・・・・・・第1
開口部、9・・・・・・軌道、lO・・・・・・沿設軌
道、11・・・・・・中央軌道。
Claims (3)
- (1)地下空間を囲繞する連続地中壁と、 当該連続地中壁の相対向する二辺の上端部に架設した複
数の梁からなる屋根と、 地下空間に設けた複数の梁からなる床と を備えた地下構造物。 - (2)前記梁が、 上弦材、下弦材、ラチス状に組まれてなるトラス梁にお
いて、前記上弦材と前記下弦材との少なくとも一方に緊
張材を一体に取り付け、当該緊張材を緊張してなること
を特徴とするトラス粱である請求項1記載の地下構造物
。 - (3)地下構造物を構築すべき地盤を囲繞するように連
続地中壁を構築する工程と、 当該連続地中壁の相対向する二つの壁体の上端部に、梁
を挿入することができる開口部を残して、当該梁を順次
架設して屋根を構築する工程と、構築すべき地下構造物
の最下部まで前記地盤を掘削する工程と、 掘削した地盤の所定の深度に、構築すべき床を構成する
こととなる梁を前記開口部から挿入し、前記床を構築す
る工程と を備えた地下構造物の構築工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2154448A JPH0447032A (ja) | 1990-06-13 | 1990-06-13 | 地下構造物及びその構築工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2154448A JPH0447032A (ja) | 1990-06-13 | 1990-06-13 | 地下構造物及びその構築工法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0447032A true JPH0447032A (ja) | 1992-02-17 |
Family
ID=15584436
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2154448A Pending JPH0447032A (ja) | 1990-06-13 | 1990-06-13 | 地下構造物及びその構築工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0447032A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015218442A (ja) * | 2014-05-14 | 2015-12-07 | 株式会社竹中工務店 | 構造物の施工方法 |
-
1990
- 1990-06-13 JP JP2154448A patent/JPH0447032A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015218442A (ja) * | 2014-05-14 | 2015-12-07 | 株式会社竹中工務店 | 構造物の施工方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5425152A (en) | Bridge construction | |
KR100694493B1 (ko) | 브라켓 지지되는 가설구조체를 작업대로 활용할 수 있는역타설 공법 | |
KR20070052109A (ko) | 슬림형 합성 바닥 구조를 이용한 슬라브와 외벽의 동시 타설 및 지하 역타설 동시구축방법 | |
JP6889010B2 (ja) | 橋梁の施工方法 | |
US4006574A (en) | Method of forming a construction of building substructures | |
JPH0447032A (ja) | 地下構造物及びその構築工法 | |
JPH0633627B2 (ja) | 既存施設上の新築構法 | |
JPS62288269A (ja) | 建造物の地下階増築方法 | |
JP2003003420A (ja) | プレハブ橋の支持部材 | |
JP6404508B1 (ja) | 建て替え工法 | |
JP2536376B2 (ja) | 道路保護用シェッドの基礎構造 | |
JPS5918860A (ja) | 作業用構台 | |
JPH0312172B2 (ja) | ||
JP4267175B2 (ja) | 地下構造物の構築方法 | |
JPH11152762A (ja) | 構造物およびその構築方法 | |
NL1025567C2 (nl) | Werkwijze voor het bouwen van een tunnel onder een rijweg en welfsel daarbij toegepast. | |
JP4037855B2 (ja) | 道路橋の架設工法 | |
JP2860751B2 (ja) | 地下道導入部の構築方法 | |
JP2004084367A (ja) | 基礎構造体及び高架式交通路 | |
JPH04293824A (ja) | 大スパン地下構造物の構築工法 | |
JPH06228979A (ja) | 建築構造物用逆巻き工法 | |
JPH05141090A (ja) | 工区分割方式による全天候型の建物構築法 | |
KR100789990B1 (ko) | 구조물용 조립식 프리케스트 패널 | |
JP2003193405A (ja) | 立体交差施工方法および立体交差 | |
JP2587029B2 (ja) | 高架橋施工方法 |