JPH0446995A - 石炭・水スラリの製造方法 - Google Patents

石炭・水スラリの製造方法

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JPH0446995A
JPH0446995A JP15401390A JP15401390A JPH0446995A JP H0446995 A JPH0446995 A JP H0446995A JP 15401390 A JP15401390 A JP 15401390A JP 15401390 A JP15401390 A JP 15401390A JP H0446995 A JPH0446995 A JP H0446995A
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Isamu Motomura
本村 勇
Yajuro Seike
彌十郎 清家
Kenji Nishizawa
西沢 賢二
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、特に加圧流動床ボイラ燃焼炉に用いるのに適
した石炭・水スラリの製造方法に関する〔従来の技術〕 加圧流動床ボイラ燃焼炉への石炭および石灰石(脱硫剤
)の供給には、ロックホッパタイプの乾式供給方法を用
いるのが一般的である。
第5図に従来の石炭、石灰石供給装置を示す。
この装置では、石炭供給管1から石炭供給装置2へ供給
された石炭は、ロンクホノバ3を経て供給ボノバ4へ供
給され、同供給十ツバ4のフィーダ5によって分配混合
器9へ送られる。一方、石灰石は石灰石供給管6から供
給ホッパ7へ供給され、同供給ホッパ7のフィーダ8に
よって前記分配混合器9へ送られる。分配混合器9内で
混合された石炭と石灰石は、加圧流動床燃焼炉ll内へ
送られ、同燃焼炉11の流動層において石炭が燃焼し、
また、石灰石は石炭燃焼の結果発生する硫黄酸化物の除
去に寄与し、石炭の燃焼により生した灰は同燃焼炉11
の下部より灰貯蔵タンク12へ排出される。灰の1部を
同伴する燃焼ガスは燃焼炉11よりサイクロン13へ入
り、ここでガスと灰が分離され、分離された灰は灰貯蔵
タンク14へ排出される。サイクロン13を出る微粒灰
を含むガスは、更に高温脱じん装置15へ導入され、こ
こでガスと微粒灰が分離され、分離された微粒灰は灰貯
蔵タンクI6へ排出される。17は灰貯蔵タンク16内
の灰の排出管である。
〔発明が解決しようとする課題〕
第5図に示す従来のロックホッパタイプの乾式供給にお
いては、ホッパの加圧動力が大きく、かつ、弁の切換操
作での摩耗の問題などがあり、コスト高となる欠点があ
った。
本発明は、従来の乾式供給方法に代えて石炭をスラリ化
して供給することにより、前記の従来方法の欠点をなく
すことができる加圧流動床ボイラ燃焼炉等に好適な石炭
・水スラリを製造する方法を提供することを目的とする
ものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は次の手段を講した。
(1)石灰石を含む平均粒径0.3〜3■の粗粒炭80
〜90重量%と、加圧流動床ボイラ燃焼炉の脱じん装置
から排出される微粒灰20〜10重量%とを、水を添加
して攪拌混合して石炭・水スラリを製造する。
(2)石灰石を含む平均粒径0.3〜31の粗粒炭80
〜90重量%と200メツシユアンダ一80〜90%の
微粒炭20〜10重量%とを、水を添加して攪拌混合し
て石炭・水スラリの製造する。
〔作用〕
加圧流動床ボイラ燃焼炉等への石炭供給に当って要求さ
れる石炭・水スラリの性状は、より高濃度の石炭を含存
し、かつ沈降することなく安定なスラリであることであ
る。石炭の高濃度化をはかり、かつ安定なスラリをつく
るには、粗い粒子と細かい粒子を適当に混合することが
必要である。
本発明(1)では、石灰石を含む平均粒径0.3〜3閣
の粗粒炭80〜9帽1%と、加圧流動床ボイラ燃焼炉の
脱じん装置から排出される微粒灰20〜10重量%とを
水を添加して攪拌混合することによって、粗粒炭粒子相
互の間隙に微粒灰が充填されるために空隙率が小さくな
り、石炭濃度が高いスラリか得られる。
その反面微粒灰の添加率が増加するとスラリの粘度が上
昇し、ポンプ輸送に支障を来たすなどの欠点が生ずるが
、本発明(1)では、前記の粗粒炭と微粒灰との混合比
率を、前記のように、それぞれ80〜90%重量比と2
0〜lO%重量比とすることによって、高濃度でしかも
輸送が容易なスラリか製造される。
また、以上のように、粘度の観点からは微粒灰の添加率
が低いことが望ましいが、微粒灰の添加率が10重量%
を下廻ると、スラリ中の粗粒炭が沈降してスラリの安定
性を損うので、本発明(1)における微粒灰の重量%の
下限は10%とした。
また更に、石炭・水スラリに含まれる石灰石は、石炭の
燃焼によって生ずる硫黄酸化物の除去に寄与する。
本発明(2)では、石灰石を含む平均粒径0.3〜3■
の粗粒炭80〜90重量%と200メツシユアンダ一8
0〜90%の微粒炭20〜10重量%とを、水を添加し
て攪拌混合することによって粗粒炭粒子間の空隙に微粒
炭が充填されるため、空隙率が小さくなり、したがって
石炭濃度が高いスラリか得られる。
その反面微粉炭の添加率を上げると粘度が上昇しポンプ
輸送に支障を来すなどの問題点があるが、本発明(2)
では、前記の粗粒炭と微粒炭の粒径を、前記のように、
それぞれ0.3〜3m+と200メツツユアンダ一80
〜90%とし、またそれらの混合率を、それぞれ86〜
911%と20−10重量%に調整することにより、上
記のような欠点をなくし、高濃度でかつポンプ輸送可能
なスラリか製造される。
また、以上のように、粘度の観点からは微粒炭の添加率
が低いことが望ましいが、微粒炭の添加率が10重量%
を下廻ると、スラリ中の粗粒炭が沈降してスラリの安定
性を損うので、本発明(2)における微粒炭の重量%の
下限は10%とした。
また更に、石炭・水スラリに含まれる石灰石は、石炭の
燃焼によって生ずる硫黄酸化物の除去に寄与する。
〔実施例〕
本発明の第1の実施例を、第1図によって説明する。
石炭として海外産のN炭を用い、ハンマークラッシャー
18で粉砕して得た平均粒径2.2mの粗粒炭19の8
5重量%、平均粒径0.5腫の石灰石20の5重量%、
及び第5図に示す従来の脱じん装置15から排出された
平均粒径27μの微粒法17の10重量%に水21を加
え、スラリ調整槽22で攪拌器23により攪拌混合して
石炭・水スラリを製造する。
製造された石炭・水スラリは、例えば、ポンプ24によ
り第5図に示す石炭・石灰石供給管10を介して加圧流
動床燃焼炉11に供給される。
第2図は、末弟1の実施例におけるような粒径をもつ粗
粒炭、石灰石及び微粒法よりなる石炭・水スラリの石炭
濃度と粘度の関係を示す。
第2図から、粗粒炭:石灰石:微粒法の混合比が85:
5:10と微粒法の添加率が低い末弟1の実施例の場合
が、同一粘度での石炭濃度が最も高いことが分る。従っ
て、末弟1の実施例によって製造された石炭・水スラリ
は、ポンプ輸送の点からも、燃焼効率の点からでも優れ
ていることを第2図が示している。
また、以上のように、微粒法の添加率を低くすることが
石炭・水スラリのポンプ輸送及び燃焼効率上は望ましい
が、その添加率が10重量%を下廻ると、スラリ中の粗
粒炭が沈降するため、スラリの安定性上、微粒法の添加
率の下限を10重量%とする必要がある。
本発明の第2の実施例を第3図によって説明する。
石炭として海外炭のN炭31を用い、ハンマーフラッシ
ャ−32で粉砕して得た平均粒径2.2閣の粗粒炭33
の85重量%、次に粗粒炭33を湿式チューブミル34
でさらに粉砕して製造した石炭濃度55%、200メツ
シユアンダ一85%の微粉炭35の10重量%、平均粒
径0.3−の石灰石36の5重量%および水37を加え
、スラリ調整槽38で攪拌機39により攪拌混合して石
炭・水スラリを製造する。製造された石炭・水スラリは
、例えば、ポンプ40によって第5図に示す石炭供給管
10を介して加圧流動床ボイラ燃焼炉11に供給される
第4図は、末弟2の実施例におけるような粒径をもつ粗
粒炭と微粉炭よりなる石炭・水スラリの石炭濃度と粘度
の関係を示す。
第4図から、粗粒炭の微粉炭に対する重量比が大きくな
る程、同一粘度での石炭濃度は高く、石炭・水スラリの
ポンプ輸送の点からも、燃焼効率の点からも、末弟2の
実施例における粗粒炭:石灰石:微粉炭の混合率が85
:5:10の場合が最も優れていることが分る。
また、以上のように、粗粒炭の添加率を低くする程石炭
・水スラリのポンプ輸送及び燃焼効率上は望ましいが、
その添加率が10重量%を下廻ると粗粒炭が沈降するた
め、スラリの安定性上、微粉炭の添加率の下限を10重
量%とする必要がある。
〔発明の効果〕
本発明に係る石炭・水スラリの製造方法は、特許請求の
範囲に記載された構成を具えることによって、簡単な工
程によって、粘度が低くて輸送が容易であり、かつ、石
炭濃度が高くて燃焼効率の高く、しかも安定性のある石
炭・水スラリを低コストで製造することができ、産業上
極めてを益な方法である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の系統図、第2図は同第
1の実施例等による石炭・水スラリの石炭濃度とスラリ
粘度の関係を示すグラフ、第3図は本発明の第2の実施
例の系統図、第4図は同第2の実施例等による石炭・水
スラリの石炭濃度とスラリ粘度の関係を示すグラフ、第
5図は従来の加圧流動床ボイラの石炭・石灰石供給装置
の側面図である。 17・・・微粒法、 19・・・粗粒炭、 21・・・水、 23・・・撹拌器、 31・・・石炭、 33・・・粗粒炭、 35・・・微粉炭、 37・・・水、 39・・・攪拌機、 18・・・ハンマークラ、ツヤ− 20・・・石灰石、 22・・・スラリ調整槽、 24・・・ポンプ、 32・・・ハンマークラ。 34・・・チューブミル、 36・・・石灰石、 38・・・スラリ調整槽、 40・・・ポンプ。 代理人 弁理士 坂 間   暁 外2名 第1図 第3図 第2図 石 次 51度(%) 石 炭 屓 度 (%〕

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)石灰石を含む平均粒径0.3〜3mmの粗粒炭8
    0〜90重量%と、加圧流動床ボイラ燃焼炉の脱じん装
    置から排出される微粒灰20〜10重量%とを、水を添
    加して攪拌混合することを特徴とする石炭・水スラリの
    製造方法。
  2. (2)石灰石を含む平均粒径0.3〜3mmの粗粒炭8
    0〜90重量%と200メッシュアンダー80〜90%
    の微粒炭20〜10重量%とを、水を添加して撹拌混合
    することを特徴とする石炭・水スラリの製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0718273A (ja) * 1993-06-30 1995-01-20 Kawasaki Heavy Ind Ltd 高濃度石炭・水ペーストの製造方法及び装置
CN104315506A (zh) * 2014-10-16 2015-01-28 张家港市大新热电有限公司 循环流化床锅炉的石灰石输送装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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