JPH0446856Y2 - - Google Patents

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JPH0446856Y2
JPH0446856Y2 JP12578286U JP12578286U JPH0446856Y2 JP H0446856 Y2 JPH0446856 Y2 JP H0446856Y2 JP 12578286 U JP12578286 U JP 12578286U JP 12578286 U JP12578286 U JP 12578286U JP H0446856 Y2 JPH0446856 Y2 JP H0446856Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は接着剤塗布治具、さらに詳細には小寸
法の部材の所定部分にのみ、迅速に接着剤を塗布
可能な接着剤用治具に関する。
〔考案の技術的背景〕
たとえば、第1図に示すように、小寸法の金属
製などの部材1の一端にゴム部材2を成形と同時
に接着して、小寸法の部品、たとえばニードルバ
ルブを製造することが行われている。このように
前記金属製などの部材1にゴム2を成形接着する
場合、ゴムの成形時に余分のゴム部分、すなわち
バリ21を生じることが知られている。このバリ
21は前記部品を製造したのち、第1図の矢印A
に示す部分より明らかなように、なんらかの手段
で除去しなければならない。
前記部材1とゴム2の接着は、通常接着剤によ
つて行われるが、前記バリ21を生じる部分にも
接着剤が誤つて塗布されていると、このバリ21
と部材1が接着剤によつて強固に接着してしま
い、前記バリ21の除去は極めて困難な作業にな
る。
このため、上記のような小寸法の部材1にゴム
2を接着したような部品を製造する場合、ゴム2
が接着される接着部分にのみ接着剤を塗布し、前
記バリ21を生じた場合においても、このバリ2
1が部材1に接着剤によつて接着しないように
し、バリの除去作業を容易化するのが一般的であ
る。この接着剤の塗布作業は、前記部材(被塗布
部材)1が小寸法であり、かつ前記被塗布部材1
の所定部分にはみ出さないように塗布する必要が
あることから、手作業で行つているのが現状であ
る。しかしながら、このような部品、たとえばニ
ードルバルブのように小寸法の所定部分にのみ、
接着剤を塗布する作業は、極めて細かく、かつ神
経を消耗するものであるばかりでなく、塗布効率
も熟練者で300〜500個/時間と、あまり良好では
ないという欠点がある。このため、なんら熟練を
要することなく、かつ小寸法の被塗布部材1の所
定部分にのみ接着剤を、効率よく塗布しえる治具
が希求されているのが現状である。
〔考案の概要〕
本考案は上述の点に鑑みなされたものであり、
上述のような小寸法の部材の所定部分にのみ、接
着剤を、効率よく塗布可能な接着剤塗布用治具を
提供することを目的とするものである。
したがつて、本考案による接着剤塗布用治具に
よれば、突出部分を有する被塗布部材の前記突出
部分あるいは前記突出部分とその周囲のみに接着
剤を塗布するための接着剤塗布用治具において、
前記治具は、液状接着剤を装入するための接着剤
装入管と、前記接着剤装入管と相互に連通し、か
つ前記被塗布部材に接着剤を塗布するための接着
剤塗布管とを有し、前記接着剤装入管は、前記接
着剤塗布管に被塗布部材の突出部分を挿入したと
きに、前記突出部分あるいは突出部分とその周囲
の接着部分にのみ接着剤が塗布されるように、前
記接着剤塗布管の接着剤液面を所定位置に保持す
るための液面保持穴を有していることを特徴とし
ている。
〔実施例〕
第2図は本考案による接着剤塗布用治具の一実
施例の断面図であるが、この図より明らかなよう
に、本考案による接着剤塗布用治具は、治具本体
3に立設された中空管状の接着剤装入管4とこの
接着剤装入管4と同様に、治具本体3に立設され
た中空管状の接着剤塗布管5を有している。そし
て、この接着剤装入管4と接着剤塗布管5は治具
本体3中に形成された連通路6によつて接続され
ており、相互に連通するようになつている。
さらに、前記接着剤装入管4には液面を保持す
るための液面保持穴41が形成されており、前記
接着剤装入管4に液状接着剤7を装入したとき
に、前記接着剤装入管4の接着剤液面71は一定
に保持されるようになつている。そして、前記接
着剤装入管4と接着剤塗布管5は連通管6によつ
て相互に連通しているために、前記接着剤装入管
4の液面71と前記塗布管5の接着剤液面72は
同一水準に保持されることになる。
この接着剤塗布管5における液面72は、被塗
布部材2の突出部分11を前記接着剤塗布管5の
中空部分に挿入したときに、前記突出部分11の
一部の接着剤7への浸漬によつて、前記浸漬部分
の容積分だけ接着剤7が排除され、前記液面72
が上昇して前記突出部分11および突出部分周囲
12にのみ接着剤7が塗布可能であるような液面
72に保持される。換言すれば、前記液面72と
接着剤塗布管5の内側上部で構成される接着剤7
が充填されていない空隙部分51の容積を、前記
突出部分11の接着剤排除容積と同一あるいは多
少小さくすることによつて、前記突出部分11お
よびその周囲12にのみ接着剤7を塗布すること
が可能になる。
上述の接着剤塗布管5の上部先端の内側部分に
はテーパが形成されている。このテーパ部52は
前記接着剤排除容積より空隙部分51の容積が多
少小さい場合、に接着剤7が容易に前記塗布管5
外に溢れでるように形成されたものである。
次ぎに本考案の作用について説明する。
まず、接着剤装入管4の上端部に形成された接
着剤装入口42より液状接着剤7を装入する。装
入された接着剤7は、まず治具本体3中に形成さ
れた連通路6に流れ込み、前記連通路6を充填す
ることになる。前記連通路6が接着剤7で充填さ
れたのち、さらに接着剤7を装入すると、接着剤
7は接着剤塗布管5内を上昇して所定液面72を
構成する。この所定液面72まで上昇すると、前
記接着剤装入管4に形成された液面保持穴41よ
り接着剤7は外部に排出されるために、前記接着
剤装入管4および接着剤塗布管5の接着剤液面7
1および72は同一でかつ所定水準に保持される
ことになる。
このような状態で、前記被塗布部材1の突出部
分11を前記接着剤塗布管5に挿入すると、前記
突出部分11の一部は接着剤7中に浸漬される。
接着剤の粘度は大きいため、短時間では接着剤の
液面72は通常の液面より上方に盛り上がり、空
隙部分51を満たすことになる(浸漬後、相当時
間が経過すれば液面71と液面72は同一レベル
になるが……)。換言すれば、接着剤は粘度が高
いので突出部分11を浸漬したときの液面のレベ
ル変化は装入管4に伝達されるより早く、塗布管
5の液面72を上昇させ、空隙51を満たすこと
になる。このため浸漬容積だけ接着剤7の液面は
上昇する。前記接着剤塗布管5の空隙部分51の
容積と前記突出部分11の浸漬容積(接着剤排除
容積)を同一あるいは前記空隙部分51を多少小
さい容積にしてあるために、前記突出部分11な
いしこの突出部分11の周囲のみに接着剤7が塗
布可能になる。
この実施例においては、前記接着剤挿入管4に
単一の接着剤塗布管5を設けた例について説明し
たが、本考案においてはこれに限定されるもので
はなく、前記連通路6に連通して、さらに一以上
の接着剤塗布管5を立設し、単一の接着剤装入管
4に対し、複数の接着剤塗布管5を連通せしめる
ことも可能である。この場合、複数の被塗布部材
1に同時に接着剤を塗布でき、塗布効率はさらに
向上するという利点がある。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案による接着剤塗布
用治具によれば、熟練を要することなく効率的に
小寸法の被塗布部材1の所定部分にのみ接着剤を
塗布可能になるとともに、従来の手作業による接
着剤塗布に比較して5倍以上の効率で接着剤が塗
布できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は典型的な被塗布部品の側面図、第2図
は本考案による接着剤塗布用治具の一実施例の断
面図、第3図は被塗布部品に接着剤を塗布すると
きの状態を示す断面図である。 1……被塗布部材、11……突出部分、3……
治具本体、4……接着剤装入管、41……液面保
持穴、5……接着剤塗布管、51……空隙部分、
6……連通路、7……接着剤、71,72……接
着剤液面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 突出部分を有する被塗布部材の前記突出部分あ
    るいは前記突出部分とその周囲にのみ接着剤を塗
    布するための接着剤塗布用治具において、前記治
    具は、液状接着剤を装入するための接着剤装入管
    と、前記接着剤装入管と相互に連通し、かつ前記
    被塗布部材に接着剤を塗布するための接着剤塗布
    管とを有し、前記接着剤装入管は、前記接着剤塗
    布管に被塗布部材の突出部分を挿入したときに、
    前記突出部分あるいは突出部分とその周囲の接着
    部分にのみ接着剤が塗布されるように、前記接着
    剤塗布管の接着剤液面を所定位置に保持するため
    の液面保持穴を有していることを特徴とする接着
    剤塗布用治具。
JP12578286U 1986-08-20 1986-08-20 Expired JPH0446856Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12578286U JPH0446856Y2 (ja) 1986-08-20 1986-08-20

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JP12578286U JPH0446856Y2 (ja) 1986-08-20 1986-08-20

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Publication Number Publication Date
JPS6332675U JPS6332675U (ja) 1988-03-02
JPH0446856Y2 true JPH0446856Y2 (ja) 1992-11-05

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JP12578286U Expired JPH0446856Y2 (ja) 1986-08-20 1986-08-20

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