JPH02234184A - 電子写真感光体 - Google Patents

電子写真感光体

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Publication number
JPH02234184A
JPH02234184A JP5454789A JP5454789A JPH02234184A JP H02234184 A JPH02234184 A JP H02234184A JP 5454789 A JP5454789 A JP 5454789A JP 5454789 A JP5454789 A JP 5454789A JP H02234184 A JPH02234184 A JP H02234184A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flange
substrate
press
face
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5454789A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Nakai
中井 隆生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP5454789A priority Critical patent/JPH02234184A/ja
Publication of JPH02234184A publication Critical patent/JPH02234184A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (al産業上の利用分野 この発明は、電子写真感光体に関する.山》従来の技術 円筒状基体の外周表面に感光膜を形成するには、浸漬塗
布による方法がある。この方法では、昇降装置が基体を
保持し、感光材料の入った浸漬塗液槽に浸漬、引き上げ
、乾燥して、基体の外周表面に感光材料の塗膜を形成す
る。このとき昇降装置は基体を垂直にし上端部ぎりぎり
まで浸漬塗液槽に浸漬する.したがって、上端面は塗液
に浸漬する直前で止めることにより塗液が付着すること
はない。下端部は塗液中にすっかり浸漬される。
このため基体内部に圧力を掛けて、塗液が円筒状基体の
内部に浸入し基体内面にも塗液が付着するのを防いでい
る。しかし、基体の下端面には当然付着するし、内面に
も下端より2〜3龍まで塗液が付着して、これを防ぐこ
とはできない。
一方、円筒状基体とフランジは所定の結合力で固定する
必要があり、フランジの外周面に軸方向に接着剤の溜ま
り溝を設け両者を接着している。
この場合、基体に惑光膜が付着していると、接着剤はフ
ランジと感光膜を接着していることとなり結合力が弱い
。さらに基体の端部の惑光膜は浸漬の際、槽の下部で凝
集物などの浮遊区域近傍のため塗膜は不均一である。不
均一な面を組立面とすることは組立後の心振れの原因と
なる。
以上の対策として、従来は、円筒状基体に感光膜を形成
した後、フランジ組立前に別工程にて、下端面および端
部内面の感光膜を除去している。
すなわち、端面拭取工程、内面拭取工程、仕上工程の全
工程あるいは2工程を行うのが通常である(Cl発明が
解決しようとする課題 しかしながら、上述のような拭取工程は労務費、設備費
、材料費の面でコストが高くつき感光体のコストにも影
響を及すという問題点がある。
また、拭取工程では溶剤を使用するため排気、脱臭、そ
の他の公害対策用の設備が必要であとともに、従業員の
健康管理の面からも好ましいものではない. さらに、拭取液が感光体に飛散にすることにより惑光膜
不良が多く発生するという欠点をも有する. そこでこの発明は、その製造工程において、円筒状基体
に惑光膜を形成した後の端面拭取工程や内面拭取工程を
必要としない感光体の提供を目的とする. (d)課題を解決するための手段 この発明は、浸漬塗布方式により感光膜を形成した円筒
状基体の端部に、この円筒状基体のほぼ内径に相当する
外径の圧入部を持つフランジを圧入してなる電子写真感
光体において、 前記フランジの圧入部の周面でかつ前記円筒状基体の端
部に対応する位置に溝を設け、前記円筒状基体の端面と
対応する部分に、円筒状基体端面の感光膜に食い込む形
状をした複数の突起部を形成するとともに、フランジの
前記圧入部の前記溝より先の部分と基体内面とを接合さ
せたことを特徴とする. (e)作用 この発明に係る電子写真感光体では、円筒状基体に感光
膜を塗布した後、拭取工程を経ることなく直ちにフラン
ジを圧入する.フランジには、その圧入部の基体端部に
対応する部分に溝が設けられてあるので、その圧人後は
基体端部内面の感光膜に接することはない。一方、フラ
ンジの基体端面に対応する部分には複数の突起部が形成
されているので、基体端面の惑光膜に食い込んでフラン
ジは基体と強固に結合する。さらに、フランジ圧入部の
溝より先の基体内径と同寸の外径部分は、接着剤により
基体端部より奥の感光膜のない内面に接着・結合される
if)実施例 第2図は、この発明の実施例である感光体の断面図であ
る.円筒状の基体2の外周面2lには浸漬塗布により感
光膜24が形成されている.惑光膜24は、基体2の浸
漬塗布時上端部2bでは端面には付着していないが、浸
漬塗布時下端部2aではその端面23に、さらに内面2
2の下端部にまで付着している。基体2の上端部2bに
は従来のフランジ3が圧入・接合されている.フランジ
3はそのフランジ部31に直接圧入部32が接続してい
て、圧入部32の外周には一定の間隔で接着剤用溝33
が形成され、接着剤により基体2の内面に接合している
.基体2の下端部2aには溝付きフランジ1が圧入・接
合されている。溝付きフランジ1の−圧入部12の、基
体2の下端部2aに対応する位置に溝1)が設けられて
いる。圧入部12の前記溝以外の部分には従来通り接着
剤用溝l3が形成され、基体2の下端部2aの内面に付
着した感光膜24のさらに奥の内面22と接合されてい
る.この溝1)の部分でフランジlは感光膜24に接触
することはない。従って、基体2とフランジlは感光膜
24を介しての接着がな《、円周方向にずれずに強固に
接合されている。フランジ1のフランジ部l4の基体2
の端面23に接する部分には複数の突起l5が形成され
ていてい、端面23の感光膜24に食い込んで、突起1
5の先端が端面23に当接して固定されている。
これにより、基体2とフランジ1は円筒状の基体2の軸
方向の組立精度が高くなる. 第1図は同電子写真感光体の円筒状基体の端部と溝付き
フランジの圧入前の断面図である。基体2の外周面21
には惑光膜24が形成されている。下端部2aの端面2
3にも感光膜24は付着し、内面22の下端部2aにも
感光膜24が付着している。溝付きフランジ1の圧入部
12の溝l1の部分を除いた部分の外径は、基体2の内
径と等しく、基体2の下端部2aでは惑光膜24が内面
にも付着している分だけ内径が小さくなっている。感光
膜24の厚みTは15〜20μmと薄いため、溝付きフ
ランジIを基体2の下端部2a圧入ずるさいには、やや
固くなり一部感光膜が剥がれる箇所もあるが、圧入力に
より基体2が外周方向に膨張することにより、感光膜を
乗り越え完全に圧入することができる。フランジ1の圧
入部12の基体2下端部2aに対応する位置には溝1)
が設けられ感光膜に接することはない。溝付きフランジ
1のフランジ部14の基体2端面23に対応する位置に
複数の突起15が形成されていて、圧人時その突起15
は感光膜24に食い込む。
第3図はその内面に溝付きフランジlの圧入部l2が接
合された状態の同電子写真惑光体のの断面A−A’  
(第2図参照)の断面図である。溝付きフランジlの圧
入部12の外周面には接着剤用溝13が形成され、この
接着剤によって基体内面22に接合している. なお、溝つきフランジ1、フランジ3のの圧入部12、
32の先端にテーバ部あるいは段差を設けることにより
、組立・圧人のさい仮止めすることができる. (幻発明の効果 以上のように、この発明によれば、電子写真感光体のフ
ランジの圧入部の周面に溝を設けたことにより、感光材
料の浸漬塗布のさいに円筒状基体の下端部内面に付着し
た惑光膜に、フランジが接触しない。フランジは圧入部
の溝以外の部分で、円筒状基体の感光膜の付着した下端
部の奥の部分の基体内面に接着させてあるので、しっか
りと圧入・固定する。また、フランジの円筒状基体の端
面に付着した感光膜に接する部分には、複数の突起を形
成して、基体端面の感光膜に食い込ませたため、感光体
の軸方向の組立精度も高くなる。したがって、怒光材料
の浸漬塗布により円筒状基体の端部内面及び端面に付着
した感光膜を取り除くかずに、円筒状基体とフランジの
結合力、組立精度を出すことができる. すなわち、拭取工程が必要ないので、それにともなう労
務費、設備費、材料費などが節約でき、大幅なコストダ
ウンが図られる。さらに、拭取工程では大量の溶剤を使
用するため、その工程が不要であれば、排気、脱臭など
、公害対策、従業員の健康管理などの問題が解消すると
ともに、そのための費用も不要となる。
一方、製品は、拭取工程での拭取液の飛散に因る感光膜
不良が発生することがなく、品質の安定・向上が図られ
る. 断面図である。第3図はその内面に溝付きフランジ1の
圧入部12が接合された状態の同電子写真感光体の寺断
面A−A’  (第2図参照)の断面Wである. 溝付きフランジ、 1一溝、  12一圧入部、 4−フランジ部、 15一突起部、 一円筒状基体、 2一基体内面、 24一感光膜。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)浸漬塗布方式により感光膜を形成した円筒状基体
    の端部に、この円筒状基体のほぼ内径に相当する外径の
    圧入部を持つフランジを圧入してなる電子写真感光体に
    おいて、 前記フランジの圧入部の周面でかつ前記円筒状基体の端
    部に対応する位置に溝を設け、前記円筒状基体の端面と
    対応する部分に、円筒状基体端面の感光膜に食い込む形
    状をした複数の突起部を形成するとともに、フランジの
    前記圧入部の前記溝より先の部分と基体内面とを接合さ
    せたことを特徴とする電子写真感光体。
JP5454789A 1989-03-07 1989-03-07 電子写真感光体 Pending JPH02234184A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5454789A JPH02234184A (ja) 1989-03-07 1989-03-07 電子写真感光体

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JP5454789A JPH02234184A (ja) 1989-03-07 1989-03-07 電子写真感光体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02234184A true JPH02234184A (ja) 1990-09-17

Family

ID=12973706

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JP5454789A Pending JPH02234184A (ja) 1989-03-07 1989-03-07 電子写真感光体

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JP (1) JPH02234184A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5997974A (en) * 1997-09-24 1999-12-07 Xerox Corporation Invisible seam electrostatographic belt
JP2014191299A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Mitsubishi Chemicals Corp フランジ、及び、感光体ドラムユニット

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US5997974A (en) * 1997-09-24 1999-12-07 Xerox Corporation Invisible seam electrostatographic belt
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