JPH0446351A - 感光体 - Google Patents

感光体

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JPH0446351A
JPH0446351A JP15585790A JP15585790A JPH0446351A JP H0446351 A JPH0446351 A JP H0446351A JP 15585790 A JP15585790 A JP 15585790A JP 15585790 A JP15585790 A JP 15585790A JP H0446351 A JPH0446351 A JP H0446351A
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秀昭 植田
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重明 徳竹
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公幸 伊藤
Yuuki Shimada
嶋田 有記
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はスチルベン系蛍光増白剤を添加剤として含有す
る感光体に関する。
従来の技術および課題 般に電子写真においては、感光体の感光層表面に帯電、
露光を行なって静電潜像を形成し、これを現像剤で現像
し、可視化させ、その可視像をそのまま直接感光体上に
定着させて複写像を得る直接方式、また感光体上の可視
像を紙などの転写材上に転写し、その転写像を定着させ
て複写像を得る粉像転写方式あるいは感光体上の静電潜
像を転写紙上に転写し、転写紙上の静電潜像を現像、定
着する潜像転写方式等が知られている。
二の種の電子写真法に使用される感光体の感光層をIl
l成する材料として、従来よりセレン、硫化カドミウム
、酸化亜鉛等の無機光導電性材料が知られている。
これらの光導電性材料は数多くの利点、例7.ば暗所で
電荷の散逸が少なし・二と、あるいは光照射によって遼
やかに!荷を散逸できることなとの利点を持っても・る
反面、各種の欠点を持っている。
例えは、セレン系感光体では、製造する条件か難しく、
製造コストが高く、また熱や機械的な衝撃に弱いため取
り扱いl:注意を要する。硫化カドミウム系感光体や酸
化亜鉛感光体では、多湿の環境下で安定した感度が得ら
れなし・点や、増感剤として添加した色素かコロナ帯電
による帯電劣化や露光による光退色を生しるため、長期
に渡って安定した特性を与える二とかで鼻ないという欠
点を有している。
方、ポリヒニル力ルハゾールをはじめとする各種の有機
光導電性ポリマーが提案されてきI;が、これらのポリ
マーは、前述の無機系光導電材料に比べ、成膜性、軽量
性などの点で優れているが、未だ充分な感度、耐久性お
よび環境変化による安定性の点で無機系光導電材料に比
べ劣っている。
また低分子量の有機光導電性化合物は、併用する結着材
の種類、組成比等を選択することにより被膜の物性ある
いは電子写真特性を制御することができる点では好まし
いものであるが、結着材と併用されるため、結着材に対
する高い相溶性が要求される。
これらの高分子量および低分子量の有機光導電性化合物
を結着材樹脂中に分散させl;感光体は、キャリアのト
ラップか多いため残留電位が大きく、感度が低い等の欠
点を有する。そのため光導電性化合物に電荷輸送材料を
配合して前記欠点を解決する二とが提案されている。
また、光導電性機能の電荷発生機能と電荷輸送機能とを
それぞれ別個の物質に分担させるようにした機能分離型
感光体か提案されている。このような機能分離型感光体
!二おいて、電荷輸送層に使用される電荷輸送材料とし
ては多くの有機化合物が挙げられているが実際には種々
の問題点がある。
例えば、米国特許3189.447号公報に記載されて
いる2、5−ビス(P−ジエチルアミノフェニル)1,
3.4−オキサシア7゛−ルは、結着材に対する相溶性
が低く、結晶か析出しやすい。米国特許第3.820.
989号公報に記載されているジアリールアルカン誘導
体は結着材に対する相溶性は良好であるが、繰り返し使
用した場合に感度変化が生じる。また特開昭54−59
143号公報ノこ記載されているヒドラゾン化合物は、
残留電位特性は比較的良好であるが、帯電能、繰り返し
特性が劣るという欠点を有する。
このように感光体としての実用性を黄斑させるt:めに
は、感度、帯電能のほかに繰り返し特性、光疲労特性あ
るいはそれらの耐久性等に優れる必要がある。
しかし、有機感光体は、一般に繰り返し使用することに
より初期表面電位あるいは光減衰特性等か一定しない、
また光疲労か激しし゛という問題があり、耐久性に乏し
い。
感光体の光感度および耐久性を改善した技術としては例
えば特開昭60−191264号公報、あるいは特開昭
59−123845号公報が知られている。
特開昭60−191264号公報は、感光層中にヒドラ
ゾン化合物を含有させることにより、優れた光感度およ
び初期表面電位の繰り返し特性を達成することのできる
技術を開示する。この技術は、さらに光感度を増感させ
るために、アクリジン染料、チアジン染料あるいはオキ
サジン染料の添加か育効であることを開示する。しかし
、上記感光体は、繰り返し使用した場合、表面電位、残
留tQ等の電子写真特性が安定しないという欠点かなお
存在する。
特開昭59−123845号公報は、電荷発生層と電荷
輸送層とを順次積層してなる電子写真感光体において、
電荷発生層に、例えばフェナジン、トリアゾールなとの
電子供与性物質を添加することにより、電荷発生層で発
生したキャリアの電荷輸送層への注入効率を高め、光感
度特性を改良する技術を開示するか、本願か開示しよう
とする感光体の上記繰り返し特性、耐久性等の解決ある
し・は向上を目的とするものではない。
また、特開昭62−249167号公報は、感光層中1
こチオキサントン系化合物を添加することで繰り返し特
性を安定化させることを、特開昭61−262053号
公報は、感光層にチウラムモノスルフィド系化合物を添
加することで繰り返し特性を安定化させることを、そし
て特開昭6230256号公報はトリフェニルメタン系
色素を添加する二とで繰り返し特性を安定化させること
を開示する。
さらに、その他にも感光層に酸化防止剤を含有する感光
体(特開昭57−122444号公報)、感光層の最上
層に紫外線吸収剤を含有する感光体(特開昭57−13
2154号公報)、電荷輸送層にベンゾフェノン系化合
物を含有する感光体(特開昭58−163945号公報
)あるいは、電荷輸送層Iこンアノビニル系の電子受容
性物質を添加した感光体(特開昭58−7643号公報
)等積々の添加剤を添加した感光体が開示されている。
しかし、上記いずれの感光体も、繰り返し特性、耐久性
等の感光体特性のなお一層の改良が望まれるものであり
、また本願が開示しようとする添加剤とその種類が異な
る。
発明が解決しようとする課題 本発明は上記したような事情に鑑みなされたものであり
、繰り返し使用しても初期特性(感度、表面電位等)を
維持でき、劣化が少なく、安定した複写画像を形成でき
る感光体を提供することを目的とする。
かかる目的は、感光層にスチルベン系蛍光増白剤を添加
することにより達成される。
課題を解決するための手段 すなわち、本発明は導電性支持体上に電荷輸送物質を含
有する感光層を有する感光体において、該感光層にスチ
ルベン系蛍光増白剤を含有することを特徴とする感光体
に関する。
このように、スチルベン系蛍光増白剤を電荷輸送物質を
含有する感光層に添加することにより、繰り返し使用し
ても初期特性の変化の少ない、性能の良い感光体を得る
ことかできる。
本発明においてスチルベン系蛍光増白剤とは、スチルベ
ンを基本骨格とする各種の誘導体であり、蛍光増白剤と
いえるためには、その物質が日光のもとて蛍光を発し、
目で見たときの白さが増加する効果をもつような物質、
より詳しくは、紫外線域波長の光を420Vi付近の置
き光の蛍光を発するようなものであればよい。
例えば、下記一般式[■1 : [式中、R1、R2、R,8よびR1はそれぞれ独立し
て、フェニル基等のアリール基、アルキル基、スルホニ
ル基、アミン基、トリアジニルアミノ基、ベンゾトリア
ゾリル基、トリアゾリル基、ベンゾオキサゾール基、フ
ェニルカルバモイル基、フェニル−NHCONH基を表
し、それらの基は置換基を有してもよく、あるいは水素
原子であってもよい1 で表される化合物、または下記一般式[■] :C目 「23 So 、 Na 5o 、 Na [3] NH。
NH2 [41 〔式中R1、R2、R3およびR,はそれぞれ独立して
、水素原子、ハロゲン原子、スルホニル基またはフェニ
ル基を表す で表される化合物をあげることができるが、それらのも
のに限定されるものではなく、その他一般に市販されて
いるもの等各種のスチルベン系化合物であって、蛍光増
白剤として使用されているものも使用することができる
具体的には下記構造式で表される化合物を例示すること
かできる。
[5] OCR。
OCH。
[6] NHCH3 NHCH。
[71 HC2H5 NHC2H6 NHC20,OH [211 [22] NHC2H,OH [29] αcH=cH(X)co・CHつ [30] CH,O舎鉗=cHK〉()cH=cH舎QC)l。
[31] 0INa So 、 Na [32] 0INa So 、 Na [33] [34] [351 [361 [37] [381 本発明の感光体はスチルベン蛍光増白剤を1種または2
種以上含有する感光層ををする。
各種の形態の感光体は知られているが、スチルベン蛍光
増白剤はそのいずれの感光体の感光層に含有されていて
もよい。
例えば、支持体上に電荷発生材料と、電荷発生物質を樹
脂バインダーに分散させて成る感光層を設けた単層感光
体や、支持体上に電荷発生材料を主成分とする電荷発生
層を設け、その上に電荷輸送層を設け!二所謂積層感光
体等がある。
単層型感光体を作製するためζこは、スチルベン系蛍光
増白剤とともに、電荷発生材料の微粒子を樹脂溶液およ
び!荷輸送材料と樹脂を溶解した溶液中に分散せしめ、
これを導電性支持体上に塗布乾燥すればよい。
このとき電荷輸送材料は一般的にバインダー樹脂1重量
部lこ対して、0.01〜2重量部使用されるか、スチ
ルベン系蛍光増白剤の添加量は、この電荷輸送材料に対
して0.1〜40重量%、好ましくは0.5〜30重量
% より好ましくは1〜20重量%である。40重量%
より多いと、感度が悪くなり、残留電位が上昇する。0
.1重量%より少ないと本発明の効果を十分に得ること
ができない。
感光層の厚さは3〜30prn、好ましくは5〜20μ
mがよい。使用する電荷発生材料の量が少な過ぎると感
度が悪く、多過ぎると帯電性が悪くなったり、感光層の
機械的強度か弱くなったりし、感光層中に占める割合は
樹脂1重量部に対して0゜01〜3重量部、好ましくは
0.2〜2重量部の範囲がよい。
積層型感光体を作製するには、導電性支持体上に電荷発
生材料を真空蒸着するか、あるいは、アミン等の溶媒に
溶解せしめて塗布するか、顔料を適当な溶剤もしくは必
要かあれはバインダー樹脂を溶解させた溶液中に分散さ
せて作製した塗布液を塗布乾燥した後、その上にスチル
ベン系蛍光増白剤、電荷輸送材料およびバインターを含
む溶液を塗布乾燥して得られる。
電荷発生層をバインダー樹脂分散型で形成する場合は、
単層型感光層を形成する場合と同し理由で、電荷発生材
料はバインダー樹脂1重量部に対して、0.1〜5FI
量部を使用する。
電荷輸送層においては、該層中の電荷輸送材料の割合は
バインダー樹脂1重量部に対して0.2〜2重量部、好
ましくは、0.3〜1.3重量部であり、スチルベン系
蛍光増白剤の添加量、は、単層型感光層のところで述べ
たと同様の理由により、この電荷輸送材料に対して0.
1〜40重量%、好ましくは0.5〜30重量% より
好ましくは1〜20!量%である。
電荷発生層の厚みは4μm以下、好ましくは2μm以下
かよく、電荷輸送層の厚みは3〜30μm、好ましくは
5〜20μmかよい。
本発明t:おいて、感光層形成に使用される電気絶縁性
のバインダー樹脂としては、電気絶縁性であるそれ自体
公知の熱可塑性樹脂あるいは熱硬化性樹脂や光硬化性樹
脂や光導電性樹脂等の結着剤を使用できる。
適当なバインダー樹脂の例Iま、これ!:@定されるも
のではないか、飽和ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂
、アクリル樹脂、エチレン−酢酸ビニル樹脂、イオン架
橋オレフィン共重合体(アイオノマー)、スチレンーブ
タノエンブロンク共重合体、ポリカーボネート、塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合体、セルロースエステル、ポリ
イミド、スチロール樹脂等の熱可盟性樹脂;エボキン樹
脂、ウレタン樹脂、/リコーン樹脂、フェノール樹脂、
メラミン樹脂、キンレン樹脂、アルキッド樹脂、熱硬化
アクリル樹脂等の熟硬化性樹脂:光硬化性樹脂;ポリヒ
ニル力ルバゾール、ポリビニルピレン、ポリビニルアン
トラセン、ポリビニルビロール等の光導電性樹脂である
これらは単独で、または組合せて使用することもできる
これらの電気絶縁性樹脂は単独で測定してlX10”Ω
・cm以上の体積抵抗を有することが望ましい。
感光層形成に使用される電荷発生材料としては、ビスア
ゾ系顔料、トリアリールメタン系染料、チアジン系染料
、オキサジン系染料、キサンチン系染料、ンアニン系色
素、スチリル系色素、ピリリウム系染料、アゾ系顔料、
キナクリドン系顔料、イン・7′ゴ系顔料、ペリレン系
顔料、多環キノン系顔料、ビスベンズイミダゾール系顔
料、インダスロン系顔料、スクアリウム環系顔料、アズ
レン系色素、フタロ/アニン系顔料等の有機物質や、セ
レン、セレン・テルル、セレン・砒素などのセレン合金
、硫化カドミウム、セレン化カドミウム、酸化亜鉛、ア
モルファスシリコン等の無機物質が挙げられる。これ以
外でも、光を吸収し極めて高い確率で電荷担体を発生す
る材料であれば、いずれの材料であっても使用すること
ができる。
真空蒸着に適用可能なものとしては、例えば無金属フタ
ロ、アニン、チタニルフタロうアニン、アルミクロロフ
タロンアニンなどのフタロ/アニン類か挙げられる。
感光層形成に使用される電荷輸送材料としてはヒドラゾ
ン化合物、ビラゾIJン化合物、スチリル化合物、トリ
7二二ルメタン化合物、オキサゾール、オキサジアゾー
ル化合物、カルバゾール化合物、エナミン化合物、オキ
サゾール化合物、トリフェニルアミン化合物、テトラフ
ェニルベンジジン化合物、アジン化合物等色々なものを
使用することができるが、例えばカルバゾ−ル、N−エ
チルカルバゾール、N−ビニルカルバゾール、N−7エ
ニルカルバゾール、テトラセン、クリセン、ピレン、ペ
リレン、2−フェニルナフタレン、アザビI・ン、2.
3−ベンゾクリセン、3,4−ベンゾピレン、フルオレ
ン、1.2−ベンゾフルオレ>、4−C2−フルオレニ
ルアゾ)レゾルシノール、2−p−アニソールアミノフ
ルオレン、p−*エチルアミノアゾベンゼン、カシオン
、N、N−ジメチル−p−7二二ルアゾアニリン、p−
(ジメチルアミノ)スチルベン、9−(4−ジエチルア
ミノ7ニニル)アントラモレ。2.5−ビス(4−ジエ
チルアミノ7ニニル)−1,3,5−オキサシフ :/
 −ル、l−7二二ルー3−(p−ジエチルアミ/スチ
リル)−5−(p−ジエチルアミノ7ニニル)ビラゾ」
ン、1−フェニル−3−フェニル−5−ヒ°ラゾロン、
2−(p−ジエチルアミノスチリルジエチルアミノベン
ズオキサゾール、2−(p−ジエチルアミノスチリル)
−6−ジエチルアミノベンズアノール、ヒス<a−’;
エチルアミノー2メチルフェニル)フェニルメタン、l
,l−ヒス(4−N,N−ン゛エチルアミノー2ーエチ
ルフェニル)へブタン、N,N−ジフェニルヒドラジノ
−3メチリデン−10−エチルフェノチアジン、N。
N−ジフェニルヒドラジノ−3−メチリデン−10−エ
チルフェノチアジン、l,12,2,テトラキス−(4
−N.N−ジエチルアミ/−2−エチルフエニノし)エ
タン、p−ジエチルアミノベンズアノしデヒドーN.N
〜ジフェニルヒドラゾン、p−ジエチルアミノベンズア
ルデヒド−N,N−ンフニニルヒドラゾン、N−エチル
力ルハヅールーNーメチル−N−フェニルヒドラノン、
p−ジエチルアミノベンズアルデヒド−N−σーナフチ
ルーNーフェニルヒドラゾン、p−ソ゛エチルアミノベ
ンズアルデヒド−3−メチルベンズチアゾリノン−2−
ヒドラゾン、2−メチル−4−N,N−ジフェニルアミ
ノ−β−7二二ルスチルベン、σーフェニルー4ーN,
Nージフェニルアミノスチルベン、1、1−ヒス−(p
−;エチルアミノフェニル)4、4−ジフェニル−1,
3−ブタジェン等が挙げられる。
これらの輸送物質は単独または2種以上混合して用いら
れる。
本発明の感光体はさらにバインダー樹脂とともI:、ハ
ロゲン化ハラフィン、ポリ塩化ビフェニル、ジメチルナ
フタレン、ジブチルフタレート、0ターフェニルなどの
可塑剤やタロラニル、テトラシアノエチレン、2,4.
7−)リニトロフルオレノン、5.6−ジ、アノベンゾ
キノン、テトラシアノキノジメタン、テトラクロル無水
フタル酸、3.5−ジニトロ安息香酸等の電子吸引性増
感剤、メチルバイオレット、ローダミンB、シアニン染
料、ビリリウム塩、チアピリリウム塩等の増感剤を使用
してもよい。
また、酸化防止剤や紫外線吸収剤、分散助剤、沈降防止
剤等も適宜使用してもよい。
本発明の感光体に用いられる導電性支持体としては、銅
、アルミニウム、銀、鉄、亜鉛、ニッケル等の金属や合
金の箔ないしは板をシート状又はドラム状にしたものが
使用され、あるいはこれらの金属を、プラスチックフィ
ルム等に真空蒸着、無電解メツキしたもの、あるいは導
電性ポリマー酸化インジウム、酸化錫等の導電性化合物
の層を同じく紙あるいはプラスチックフィルムなどの支
持体上に塗布もしくは蒸着によって設けられたものが用
いられる。
なお、以上のようにして得られる感光体にはいずれも必
要に応じて接着層またはバリア層および表面保護層を設
けることかでさる。
中間層4こ用いられる材料としては、ポリイミド、ポリ
アミド、ニトロセルロース、ポリビニルブチラール、ポ
リビニルアルコールなどのポリマーをそのまま、または
酸化スズや酸化インジウムなどの低抵抗化合物を分散さ
せたもの、酸化アルミニウム、酸化亜鉛、酸化ケイ素な
どの蒸着膜等が適当である。
また中間層の膜厚は、1μm以下が望ましい。
表面保護層に用いられる材料としては、アクリル樹脂、
ボリアリール樹脂、ポリカーボネート樹脂、ウレタン樹
脂などのポリマーをそのまま、または酸化スズや酸化イ
ジウム等の低抵抗化合物を分散させt;ものが適当であ
る。
また有機プラズマ重合膜も使用できる。該有機プラズマ
重合膜は、必要に応じて適宜酸素、窒素、ハロゲン、周
期律表の第三風、第5属厚子を含んでいてもよい。
また表面保護層の膜圧は、5μm以下が望ましい・実施
例1 下記化学式[A)で表されるヒスアゾ化合物:[A1 1重量部(以下、重量部を「部」と表す)、ポリエステ
ル樹脂(V−200:東洋紡績社製)1部をンクロヘキ
サノン90部とともにサンドグライダ−により分散させ
た。得られたビスアゾ化合物の分散物を、アルミドラム
上に、乾燥膜厚が0.2g/m2となる様に塗布した後
乾燥させて、電荷発生層を形成した。
このようにして得られた電荷発生層の上に下記化学式[
B]で現されるブタジェン化合物:[B] 10部およびポリカーボネイト樹脂(パンライトK13
00.奇人化成社製)10部をテトラヒドロフラン80
部に溶解し、スチルベン系化合物[5]を0.5部添加
した塗布液を、ディッピング法により塗布し、乾燥して
、膜厚が約20μmの電荷輸送層を形成した。この様に
して、2層からなる感光層を有する電子写真感光体を得
た。
実施例2〜4 実施例1において、スチルベン系化合物[51の添加量
を0.25部、0.75部、1部とする以外は、実施例
1と同様に感光体を作製した。
比較例1 実施例1において、化合物[5]を添加しないこと以外
は実施例1と同様に感光体を作製した。
比較例2 実施例1において、化合物[5]の代わりに、2.5−
ジーter−ブチルーp−クレゾールを0.5部添加す
ること以外は実施例1と同様に感光体を作製した。
比較例3 実施例1において、化合物[51の代わりに、トリーノ
リルフェニルフェニル−ホスフェートを0.5部添加す
ること以外は実施例Iと同様に感光体を作製した。
比較例4 実施例1において、化合物[5]の代わりに、フェナジ
ンを0.5部添加すること以外は実施例1と同様に感光
体を作製した。
比較例5 実施例1において、化合物[51の代わりに、2− (
2’  −ヒドロキ/−5′−メチルフェニル)ベンゾ
トリアゾールを0.5部添加すること以外は実施例1と
同様に感光体を作製した。
実施例5 下記化学式〔C〕で表されるヒスアゾ化合物[(1 1部、ブチラール樹脂(BH−3:ff水化学社製)1
部をンクOヘキサノン90部とともにサンドミルを二よ
り分散させた。得られたビスアゾ化合物の分散液をアル
ミドラム上に塗布後の膜厚が0.2g/m2となる様に
塗布した後乾燥させた。
このようにして得られた電荷発生層の上に下記化学式[
D]で表されるジスチリル化合物:[D] 10部、ポリカーボネート樹脂(PC−Z :三菱ガス
化学社製)10部をテトラヒドロフラン80部l;溶解
し、スチルベン系化合物[91を0.3部添加した塗布
液をデインピング法により塗布して、膜厚約20μmの
電荷輸送層を形成した。
以上のようにして2層からなる感光層を有する感光体を
得l;。
比較例6 実施例5において化合物[91を添加しないこと以外は
実施例5と同様にして感光体を作製した。
比較例7 実施例5において化合物[9]の代わりに、界面活性剤
ポリオキ/エチレンノニルフェニルエーテルを0.3部
添加すること以外は実施例5と同様にして感光体を作製
した。
実施例6 σ型チタニルフタロシアニン4.5部、ブチラール樹脂
(BX−1:覆水化学社製)4.5部およびスチルベン
系化合物[21]0.45部をジクロルエタン500部
とともにサンドミルで分散させた。得られた分散液をア
ルミニウムドラム上に塗布液の膜厚が0.2g/m2と
なるように塗布した後、乾燥させた。
二のようにして得られた電荷発生層の上に前記化学式[
B]で表されるブタ、゛エン化合物lO部および化学式
[E] で表されるヒドラゾ)・化合物:[E] 40部およびボリアリレート(Ll−100:ユニチカ
社製)50部をテトラヒドロフラン500部に溶解させ
た溶液を塗布し、乾燥して、膜厚約15μmの電荷輸送
層を形成した。
このようにして、2層からなる感光層ををする感光体を
得た。
!l!施例7〜10 実施例6において化合物[21]の添加量を0゜23部
、0668部、0.9部、1.35部にした以外は実施
例6と同様にして感光体を作製した。
比較例8 実施例6において化合物[21]を添加しないこと以外
は実施例6と同様ILLで感光体を作製しt二。
比較例9 実施例6において、化合物[21]の代わりに、トリニ
トロフルオレノンを0.45部添加する以外は実施例6
と同様にして感光体を作製した。
比較例10 実施例6において化合物[21]の代わりにIHl、2
.4− トリアゾールを0.45部添加する以外は実施
例6同様にして感光体を作製した。
実施例II 銅フタロシアニン50部とテトラニトロ銅フタロシアニ
ン02部を98%濃硫#500部に十分撹拌しながら溶
解させ、これを水5000部にあけ、銅フタロンアニン
とテトラニトロ銅フタロシアニンの光導電性材料組成物
を析出させた後、その析出物を濾過、水洗し、減圧下1
20℃で乾燥した。
こうして得られた光導電性組成物10部を熱硬化性アク
リル樹脂(アクリディックA405:大日本インキ社製
)22.5部、メラミン樹脂(スーパーベッカミンJ8
20:大日本インキ社製)7.5部、下記構造式[Fl
 : [Fl で示されるピラゾリン化合物[F]15部およびスチル
ベン系蛍光増白剤[23] 0.6部をメチルエチルケ
トンとキシレンを同量混合した混合溶剤100部ととも
にボールミルボットに入れて、48時間分散し感光塗液
を調製し、この塗液をアルミニウムドラム上に塗布し、
乾燥して、厚さ約15μmの感光層を形成させ、感光体
を作製した。
実施例12〜14 実施例11において化合物[23]の代わりに、化合物
[281、[311、[34]を添加すること以外は実
施例11と同様を二して感光体を作製しIこ。
坪迦 こうして得られた感光体を市販の電子写真複写機(EP
−50(50◆):ミノルタカメラ社製)を用い、−6
KVでコロナ帯!(ただし、実施例11〜14の感光体
に対しては+6KV)で帯電させ、初期表面電位V。(
V)、初期電位を1/′2にするために要した露光量E
 1+’2(luX’5ec)、1秒間暗中に放置した
ときの初期電位の減衰率DDR。
(%)を測定した。結果を表1に示す。
さらに、感光体を複写機と同様の構成を有する感光体テ
スター(第1図)に取り付け、電子写真特性を測定した
すなわち、実施例および比較例で得られた感光体を感光
体ドラム(1)に取り付け、帯電器(2)で−500V
(ただし、実施例11〜14の感光体に対しては+50
0V)i二帯電接、0.3秒後の感光体の初期表面電位
(V6)、帯電後、ハロゲンランプよりの白色光(3)
で露光した後の表面電位(V、)8よび露光後、光イレ
ーサー(5)で除電した後の残留電位(V、)をプロー
ブ(4)により、それぞれ測定し、さらに上記工程を5
000回繰り返した後のvo、VlおよびV7を測定し
、繰り返し特性を調べた。
結果を表2に示した。
(以下、余白) 表2 表 1(Rき) 発明の効果 本発明により、感光層にスチルベン系蛍光増白剤を添加
することにより、繰り返し使用しても初期特性(感度、
表面電位等)を維持でさ、劣化が少なく、安定した複写
画像を形成できる感光体を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は感光体テスターの概略構成例を示す図である。 特許出願人 ミノルタカメラ株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、導電性支持体上に電荷輸送物質を含有する感光層を
    有する感光体において前記感光層にスチルベン系蛍光増
    白剤を含有することを特徴とする感光体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0732629A1 (en) * 1995-03-17 1996-09-18 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Photoelectric sensor, information recording system, and information recording and reproducing method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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