JPH0446303Y2 - - Google Patents

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JPH0446303Y2
JPH0446303Y2 JP16087488U JP16087488U JPH0446303Y2 JP H0446303 Y2 JPH0446303 Y2 JP H0446303Y2 JP 16087488 U JP16087488 U JP 16087488U JP 16087488 U JP16087488 U JP 16087488U JP H0446303 Y2 JPH0446303 Y2 JP H0446303Y2
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bolt
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は受付用カウンタ等に設置されるCRT
などによるデイスプレイモニタの載架装置に関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来より受付用カウンタ等に設けられるCRT
等によるデイスプレイモニタを、前後左右に移動
させる移動機構や、当該モニタを昇降させる昇降
機構については種々のものが提案され、また、実
用に供されているものもある。
而して、移動機構は、例えば、デイスプレイモ
ニタの載架台に車輪を付け、この車輪をレール等
に支持案内させるものが大半であり、また、昇降
機構は、載架台をパントグラフ状のリンク等で支
持し、これを駆動シリンダや送りネジの作用で昇
降させるものがある。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、上記移動機構や昇降機構は、CRT等
のデイスプレイモニタ全体が天板の上などに全部
露出した形態で設けられるため、その作動精度等
はかなり粗いものであつても足り、また、当該モ
ニタのメインテナンスもその載架台からCRT等
を下せば容易に行うことができるが、デイスプレ
イモニタのデイスプレイ面等が天板の面に合致す
るように、CRTが天板に形成した穴の下面側に
設けられている場合には、CRT等の載架台は単
に昇降できたり、或は、単に移動できるだけでは
不十分であるという問題がある。
即ち、CRTのデイスプレイ面を天板の上面に
対し、均斉な向きで上昇させて位置決めしたり、
或は、天板下面に設けられているCRT本体を外
部に引出してメインテナンス等を行う必要がある
場合には、従来の昇降機構や移動機構の機能で
は、対応できない場合があるからである。
本考案の考案者らはこのような点に鑑み、昇降
方向において、CRT表示の微妙な配向を調整す
ることができ、また、天板下面にあつてもメイン
テナンス時には、CRTを外部に引出すことがで
きるなどの付加機能をもたせたCRT等のデイス
プレイモニタの載架装置を実願昭63−74293号
(実開平01−177781号公報)として提案した。本
考案は上記の提案した載架装置の構造を簡潔にす
ることをその課題とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するための本考案の構成は、カ
ウンタ等の左右の側板部材の対向面にサスペンシ
ヨン等のガイド部材を介して進退自在に配設され
た下部基板の上に、パントグラフ等による昇降機
構を介して上部基板を載架すると共に、該上部基
板の上面に固定手段を介して支持台を緊締弛緩自
在に取付け、この支持台の上に、CRT載架台を
その四隅に上下アジヤスタを介して載架して成る
デイスプレイモニタの載架装置において、前記上
部基板と支持台との略央部に、互に直交する長穴
を形成し、これら両長穴をそれらにゆるく貫通す
るボルト、ナツトのような軸部材をガイド軸とし
て軸結合し、前記支持台の固定手段を緩めて上部
基板の上で当該支持台を前後、左右、斜めの相対
位置を微調整することができるようにしたことを
特徴とするものである。
〔作用〕
デイスプレイ載架台は、サスペンシヨン等のガ
イド部材により進退できると共に、パントグラフ
等による昇降機構によつて昇降させることができ
る。
上記載架台は、進退、昇降動作をする上部基板
の上に設けられた支持台の上で、その高さが上部
基板の四隅のアジヤスタにより微調整可能であ
り、また、上部基板に対する支持台は、支持板の
固定手段を緩め、両板の略中央部に設けた直交す
る長穴を通した軸結合部において、上部基板に対
する前後、左右及び斜め位置が微調整可能であ
る。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例を図に拠り説明する。
第1図は本考案装置の一例の一部を断面にした
側面図、第2図は第1図に示した装置の平面図、
第3図は第1図の装置の右半を省略した正面図、
第4図は本考案装置をカウンタに取付けた状態の
一例を示す側断面図、第5図はハンドルのロツク
状態の一例を示す側断面図、第6図は同じくロツ
ク状態の別例の側断面図である。
第4図に於て、1はデスクの抽出しなどに使用
されるサスペンシヨン部材で、そのスライダに、
平面略矩形状をなす下部基板2の左、右の側面が
取付けられている。このサスペンシヨン部材1
は、一例として第4図に示すような受付用カウン
タの脚部材や袖部に取付けられて、下部基板2を
カウンタに対し前後に進退可能に支持する。
第1図に於て、3は、上記下部基板2の上面
に、側面略くの字状(又は逆くの字状)をなすよ
うにリンク部材3aを、軸3b,3cによつて組
付けたパントグラフ状(平行リンク状)の昇降機
構で、上位のリンク部材3aの上端には、上部基
板4が軸3dにより取付けられている。上部基板
4は下部基板2と同様の平面形状である。
5は、上記昇降機構3を、その軸3cにおいて
伸縮させ上部基板4を昇降させるための伸縮駆動
部で、ここでは、上記軸3c,3cのそれぞれ
に、上記サスペンシヨン部材1と平行な向きのス
ラストベアリングやカラーにより形成されたスラ
イダ5aと、内面にネジが切られたナツト部材5
bとを取付ける一方、上記スライダ5aとナツト
部材5bに嵌挿される送りネジ部材5cを主体に
形成されている。5dはこのネジ部材5cに切ら
れたネジ山、5eはネジ部材5cの手前に形成し
たハンドル取付部である。ハンドル5fは、一例
としてクランク状をなすように形成したものをそ
の取付部5eに当該ハンドルに設けた取付穴にお
いて着脱自在に取付ける。
而して、第1図に於て、上記ネジ部材5cを正
転させるとナツト部材5bが左方へ進み、この進
行により平行な各リンク部材3aの作用でスライ
ダ部材5aは右方へ進んで、上部基板4が水平な
向きのまま降下する。上記ネジ部材5cを逆転さ
せれば、上部基板4は、上記とは逆に上昇する。
尚、ネジ部材5cの回転方向と、上部基板4の
昇、降方向の関係は、上記例とは逆にしてもよ
い。
51は上部基板4と下部基板2の間に案内ロツ
ド52を介して挿入した圧縮バネで、上部基台4
にかかる荷重のカウンタースプリングとして作用
させ、上記昇降機構3の駆動部5の作動を軽快、
円滑にさせるための機構である。53は上記ロツ
ドの軸受け、53aはその取付ボルトである。
本考案に於て、上部基板4の昇降をさせる昇降
機構及びその駆動機構は、上記実施例のものに限
られるものではなく、他の適宜構造の昇降機構と
駆動力、例えば、シリンダを利用したもの、昇降
ネジを利用したものなどであつてもよい。
6は上部基板4の上面に載架した支持台で、こ
こでは、次の構造のものが用いられている。
而して、支持台6は第2図に示す平面形状で、
上部基板4の上面に対し前後、左右及び斜め微動
固定自在に載架される下位部材6aと、この下位
部材6aの左右両側を略90度立上げ(立上げ幅は
前後でテーパが付されている。第1図参照)上部
を水平の翼状部に曲げ加工した上位部材6bと、
下位部材6aの左右両側に当該下位部板6aと同
じ面内に取付けたルースホール6dを有する取付
部6cとから形成されている。
支持台6における下位部材6aの略央部には左
右方向の横長穴61aが設けられている。この長
穴61aに対応する上部基板4の略央部には、前
後方向の縦長穴41aが形成され、これら両穴6
1a,41aには、穴に緩く嵌る座つきボルト6
1bが貫挿され、このボルト61bに上部基板4
の裏面からナツト部材41bが取付けられること
により、このボルト61bの座の部分が両長穴の
ガイドとして機能するように形成されている。
一方、支持台6の左右の取付部6cは、それぞ
れ板状をなす押え部材62を通して上部基板4の
ナツト部64に螺合される取付ボルト63によ
り、上部基板4に固定される。尚、図の実施例で
は押え部材62はロツドの軸受53の取付ボルト
53aにより上部基板4に取付けられているが、
このような取付けをしなくてもよい。
而して、上記、支持台6を上部基板4に対し、
前後及び左右に微動させるには、上記取付ボルト
63のノブ63aをつかんでこのボルトを緩める
と、支持台6は上部基台4に対し長穴61a,4
1a,座つきボルト61bの作用により長穴の範
囲でフリーとなるから、この支持台6を上部基板
4に対し微動させ、位置決めされたらこれらボル
ト61b,63を再び締結することにより、その
位置に固定される。
上記のように形成される支持台6における上位
部材6bの上面には、ほぼ四隅にスタツドボルト
7aが立設されると共に、このボルト7aに、円
板状をなす4枚の受座7bが螺合され、この受座
7bの上面に、上記ボルト7aの貫挿孔を形成し
たCRT載架台7が載架される一方、この台7が
上記ボルト7aに螺装される固定ナツト7cによ
り上記受座7bに挟持固定されるように形成され
ている。
即ち、CRT載架台7は、各受座7bが各スタ
ツドボルト7aで、上、下位置を調整されること
により、その平面上の傾き度合の微調整ができる
ように形成されているのである。
以上により、本考案装置の一例を形成するが、
この装置は、一例として第4図に示すような態様
で、受付用カウンタ等に配設されるデイスプレイ
モニタ用のCRT載架装置として設けられる。
第4図に於て、11はカウンタの天板で、この
天板にはCRT10の表示画面10aを適合させ
る表示窓11aが形成されている。11bはこの
穴11aの化粧枠、11cは防眩スクリーンであ
る。
12は上記カウンタの天板を支持する側パネル
兼脚部材として機能するものであり、本考案装置
はそのサスペンシヨン部材1がこのパネル12に
取付けられることにより、このカウンタの天板1
1の下面側に装着される。
13は、上記パネル12の前面側に張設したフ
ロントパネル、13aはこのフロントパネル13
の背面に設けた配線用ダクト、13bはフロント
パネルの下方に配設された前面巾木部材である。
而して、上記CRT10は、その画面10aを
上面に向けた姿勢でCRT載架台7に載せられる
が、この載架は次のような手順でなされる。
即ち、ハンドル5fが回転させられて昇降機構
3及びその駆動機構5の作用で、載架台7が降下
位置に位置付けられ、上、下部基板2,4ごと一
体に本考案装置はサスペンシヨン部材1の作用で
カウンターの手前側に引出される。
ここで、CRT10を上記姿勢で載架台7に載
せて、本考案装置を天板11の表示窓11aの下
面直下に押込む。
次いでハンドル5fを回転させてCRT10を
上昇させ、CRTの画面10aと化粧枠11bと
の適合具合を見る。このとき、上記画面10aと
枠11bとの当接具合が不均斉であれば、その不
均斉の内容、つまり、画面10aと枠11bの傾
き度合が不一致であるときは、固定ナツト7cを
緩めて4個の受座7bのいずれかを正、逆転させ
て画面10aの傾き度合を枠11bに合せること
ができる。
また、画面10aの前後、或は、左右が枠11
bに対しずれているときは、取付ボルト63を緩
めると共に座つきボルト61bを緩めて載架台7
を前後、又は、左右、或は斜めに微動させて枠1
1bに合わせることができる。
これらの微調整が完了すれば、各固定ナツト7
cや上記ボルト61b,63を締付け、ハンドル
5fをその取付部5eから取外し、ハンドル5f
の向きを逆にして取付部5eに装着する。
このとき、逆向きにされたハンドル5fの把手
を、その嵌合部14aを形成した把手受け14に
支持させることにより、ネジ部材5cを勝手に回
転させることができないようにロツクする(第5
図参照)。尚、ネジ部材5cのロツク機構はここ
では下部基板2に取付けて形成されているが、そ
の取付位置はこの例に限られるものではない。例
えば、第6図に示すように下部基板2を手前(図
の右側)に延長してロツクバー受け14′に形成
し、これに設けたロツクバー5f′の嵌挿孔14
a′にロツクバー5f′を挿入することによりネジ部
材5cの回転を阻止するようにしてもよい。第6
図に於て、5gはロツクバー5f′の押えネジであ
る。
〔考案の効果〕
このように、本考案装置はCRT10の表示画
面を、その表示窓11aにきつちりと適合させる
ことができるので、あたかもCRTをカウンター
に固定的に設けたように配備することができ、ま
た、本考案装置の組立精度や取付精度に多少の粗
さがあつても、後から微調整ができるため、前記
精度の粗さが問題となることはないので、装置の
製造、或は、組立ての上できわめて有用である。
特に、上部基板4の上面に載架される支持台6
は、両者にクロスさせて設けた長穴61aと41
aを座つきボルト61bとナツト部材41bによ
るガイドピンで連結し、支持台6の固定手段のボ
ルト63の締緩により、この支持台6を上部基板
4の全方向に対し微調整できるようにしたので、
微調整のための構造が簡単ですむことは勿論、微
調整操作も全方向を一度で行うことができるとい
う固有の効果がある しかも、CRT自体のメインテナンスの必要が
あるときは、カウンターに一体的に組付けられた
ように見えるCRTでも、容易にカウンター外部
に引出すことができるので、この点でもきわめて
便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の一例の一部を断面にした
側面図、第2図は第1図に示した装置の平面図、
第3図は第1図の装置の右半を省略した正面図、
第4図は同じく取付状態の一例を示す側断面図、
第5図はハンドルのロツク状態の一例を示す側断
面図、第6図は同じく別例の側断面図である。 1……サスペンシヨン部材、2……下部基板、
3……リンク機構、4……上部基板、5……伸縮
駆動部、6……支持台、7……載架台。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カウンタ等の左右の側板部材の対向面にサスペ
    ンシヨン等のガイド部材を介して進退自在に配設
    された下部基板の上に、パントグラフ等による昇
    降機構を介して上部基板を載架すると共に、該上
    部基板の上面に固定手段を介して支持台を緊締弛
    緩自在に取付け、この支持台の上に、CRT載架
    台をその四隅に上下アジヤスタを介して載架して
    成るデイスプレイモニタの載架装置において、前
    記上部基板と支持台との略央部に、互に直交する
    長穴を形成し、これら両長穴をそれらにゆるく貫
    通するボルト、ナツトのような軸部材をガイド軸
    として軸結合し、前記支持台の固定手段を緩めて
    上部基板の上で当該支持台を前後、左右、斜めの
    相対位置を微調整することができるようにしたこ
    とを特徴とするデイスプレイモニタの載架装置。
JP16087488U 1988-12-13 1988-12-13 Expired JPH0446303Y2 (ja)

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JPH0281577U JPH0281577U (ja) 1990-06-22
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