JPH0139466Y2 - - Google Patents

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JPH0139466Y2
JPH0139466Y2 JP1985057983U JP5798385U JPH0139466Y2 JP H0139466 Y2 JPH0139466 Y2 JP H0139466Y2 JP 1985057983 U JP1985057983 U JP 1985057983U JP 5798385 U JP5798385 U JP 5798385U JP H0139466 Y2 JPH0139466 Y2 JP H0139466Y2
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bolt
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、中空状脚体に上下動自在に嵌挿した
支柱にて天板等を支持することにより、天板等を
上下昇降自在に構成して成る製図台や学習机等の
机類、或いは、テーブル類において、前記支柱の
上下動をガタ付きなく円滑に行えるようにしたガ
イド装置に関するものである。
〔従来の技術〕 机において、天板を上下昇降自在に構成する手
段としては、一般に、中空状の脚体に、天板等を
支持する支柱を上下動自在に嵌挿するようにして
おり、その場合、支柱の上下動を円滑ならしめる
ため、支柱にガイドローラを取り付け、該ガイド
ローラを脚体の内側面に回転自在に接当させるよ
うにしている。
その例として、先行技術として実開昭56−
73437号公報には、中空状支柱の内部にガイドロ
ーラを、当該ガイドローラが前記支柱の一側板に
穿設した孔から突出して脚体の内面に接当するよ
うに設けることが開示されている。
また、同じく先行技術としての実開昭54−
138808号公報には、支柱の外面に、当該支柱の外
面に沿つて延びる支持板を傾斜状に配設して、該
支持体の一端と他端とに各々ガイドローラを設
け、該両ガイドローラのうち一方のガイドローラ
を脚体における一側板の内面に接当させる一方、
他方のガイドローラを、脚体における側板のうち
前記一側板と反対側に位置した他側板の内面に接
当させ、且つ、前記支持板の一端と他端との間の
中途部を前記支柱に対して回動自在に枢着して、
該支持板を、当該支持板に穿設した長孔を介して
任意の回動位置に止めねじにて固定するようにし
た考案が開示されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、前記両先行技術のうち、前者の先行技
術は、ガイドローラを支柱の内部に配設したもの
で、支柱の外面と脚体の内面との間の隙間間隔を
小さくできるため、脚体が大型化するのを回避で
きる利点を有する反面、ガイドローラの取り付け
位置が支柱に対して固定的であるため、支柱や脚
体の製造誤差とか、ガイドローラの摩耗等がある
と、ガイドローラの外周面と脚体の内側面との間
に隙間が生じて、支柱が脚体に対してガタ付いて
しまい、延いては、天板が水平方向にガタ付いて
しまうと言う問題がある。
他方、後者の先行技術の場合は、支持板の回動
角度を調節することにより、ガイドローラを脚体
の内面に接当させることができるので、支柱のガ
タ付きを防止することができるが、これら支持板
やガイドローラは支柱の外側に設けているため、
支柱の外面と脚体の内面との隙間間隔が広くな
り、換言すると、支柱の断面積に対して脚体の断
面積が非常に大きくなるため、脚体が大型化して
机等の全体の重量が増大するのである。
また、この後者の先行技術では、前記支持板の
回動角度を調節するに際しては、一々支柱を脚体
から抜き出してから、止めねじを緩めて支持板を
回動し、再度止めねじを締め付ける、と言う作業
をしなければならず、支持板の角度調節が面倒な
のであり、しかも、支柱を脚体から抜き出して支
持板の角度調節をするもので、支持板の角度調節
は作業者の勘に頼つて行なわねばならず、一旦調
節しても、支柱の上下動が固過ぎたり支柱にガタ
付きがあつたりすると、再度調節し直さねばなら
ないため、ガイドローラが脚体の内面に適度の強
さで接当するように調節することが、非常に面倒
であつた。
本考案は、これらの問題を解消することを目的
とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため本考案は、机等におけ
る中空状の脚体に、天板等を支持する中空状の支
柱を上下動自在に嵌挿し、該支柱の内部には、当
該支柱の上下方向に長手のローラ取付体を配設
し、該ローラ取付体の上下両端に、前記支柱の一
側板に穿設の孔から突出して前記脚体の内面に接
当するようにしたガイドローラを各々回転自在に
設ける一方、前記支柱の一側板には、頭付きボル
トを、当該ボルトの軸部が前記支柱の内部に突出
するようにして挿入し、該ボルトの軸部を、前記
ローラ取付体における上下方向の略中途部に回転
自在に枢着した支持体に螺着し、且つ、前記脚体
における側板のうち前記支柱の一側板に面した側
板には、前記ボルトに対する締め付け用工具の挿
入孔を穿設する構成にした。
〔考案の作用・効果〕
この構成において、脚体の外側から工具の挿入
孔に挿入したドライバ等の工具にて、ボルトを締
め付けると、ボルトを螺着した支持体がボルトの
軸線方向に沿つて支柱の一側板に向けて移動する
ことにより、支持体に取り付けたローラ取付体
が、支柱の一側板に向けて接近動するから、一本
のボルトを回転操作するだけのワンタツチ的な作
業にて、上下両ガイドローラを脚体の内面に接当
するように移動調節することができる。
この場合、ローラ取付体が支持体に対して回動
自在であるから、上下両ガイドローラは、脚体の
内側面に対して同じ強さで接当するのであり、ま
た、支柱を脚体の内部に嵌挿した状態で調節する
ものであり、ボルトを締め付ける際の感触によ
り、上下両ガイドローラが脚体の内面にどの程度
の押圧力で接当しているかを把握できるから、支
柱の上下動が固過ぎたり支柱にガタ付きが生じた
りすることなく、上下両ガイドローラを、適度の
押圧力にて脚体の内面に接当させることができる
ことになる。
そして、ローラ取付体は支柱の内部に配設した
もので、支柱の外面と脚体の内面との間には、ロ
ーラ取付体及びガイドローラを配設するスペース
を形成する必要はないから、支柱の外面と脚体の
内面との間の隙間の間隔寸法を小さくできること
になる。
従つて、本考案によれば、脚体の外側から一本
のボルトを回転操作するだけで、上下一対のガイ
ドローラを脚体の内面に同じ強さで接当するよう
に調節できることと、ガイドローラが脚体の内面
に適度の押圧力で接当するように的確に調節でき
ることとが相俟つて、支柱の上下動をガタ付きな
く円滑に行えるように調節することを、至極簡単
且つ確実に行うことができる効果を有する。
しかも、ローラ取付体及びガイドローラを支柱
の内部に配設したことにより、支柱の外面と脚体
の内面との間の隙間寸法を小さくすることができ
るから、脚体が必要以上に大型化して重量が増大
する不具合を回避できる効果も有する。
〔実施例〕
次に、本考案を製図台における図板の昇降装置
に適用した場合の実施例を図面に基づいて説明す
ると、図において符号1は製図台を示し、該製図
台1は、ベース2から立設した左右一対の中空状
脚体3と、これら両脚体3の各々に上下動自在に
嵌挿した左右一対の中空状支柱4、及び、図板5
に対する図板支持枠6とを備えており、前記図板
支持枠6は、前記両支柱4に対して前後傾動自在
に取り付けられている。
前記左右両支柱4は、ガススプリング等の従来
公知の昇降機構(図示せず)を介して軽い力で上
下動されると共に、ロツク機構(図示せず)によ
り、任意の高さ位置に保持されるように構成して
いる。
前記左右両脚体3及び左右両支柱4は、第5図
に示すように、製図台1の前端寄り部位を断面半
円状で、製図台1の後端寄りの部位を断面コ字状
に形成しており、左右両脚体3の後端面に、縦長
溝状のガイドレール8を固着すると共に、両脚体
4の後端寄り部位における左右両側板間に、上下
適宜寸法l1隔てて位置固定式のガイドローラ7を
ピン9にて回転自在に軸支し、該位置固定式のガ
イドローラ7を、前記ガイドレール8の凹溝面に
接当させる。
他方、支柱4の内部のうち製図台1の前端寄り
部位には、左右一対のローラ取付体11を上下方
向に延びるように配設し、これら両ローラ取付体
11の上端間と下端間とに、上下適宜寸法l′隔て
て各々ガイドローラ13を水平軸12にて回転自
在に取り付け、これら上下両ガイドローラ13の
各々を、支柱1の前面板に穿設した孔19から部
分的に突出して、これを前記脚体3の内面に接当
させる。
また、前記左右両ローラ取付体11の上下中途
高さ位置の相互間に、支持体14をピン15にて
回転自在に枢着する一方、支柱4における前面板
のうちローラ取付体11の上下中途高さ位置に対
応した部位に凹所17を形成し、該凹所17内
に、六角孔付き等の頭付きボルト16を、その軸
部が支柱4内に突出するようにして挿入し、該ボ
ルト16の軸部を、前記支持体14に螺着する。
そして、前記脚体2における前側板のうち適宜
高さ部位には、前記ボルト16を締め付けるため
の六角レンチやドライバ等の工具の挿入孔18を
穿設する。
以上の構成において、脚体3の外側から工具の
挿入孔18に挿入した六角レンチ等の工具にてボ
ルト16を締め付けると、支持体14がボルト1
6の軸線に沿つて移動することにより、両ローラ
取付体11が支柱3の前面板に向けて接近動し、
上下両ローラ13が、脚体3の内面に接当するか
ら、1本のボルト16を回転操作するだけのワン
タツチ的な作業により、上下両ローラ13を、脚
体3における前面板の内面に接当するように移動
調節できる。
この場合、ローラ取付体11が支持板14に対
して回動自在であるから、上下両ローラ13は、
同じ押圧力で脚体3の内面に接当するのであり、
また、支柱4を脚体3の内部に嵌挿したままで調
節するもので、ボルト16の締め付ける際の感触
により、上下両ガイドローラ13が脚体3の内面
に接当する強さを把握できるから、支柱4の上下
動が固過ぎたり支柱4がガタ付いたりすることな
く、上下両ガイドローラ13を、適度の押圧力で
脚体3の内面に接当するように調節できることに
なる。
このように、ガイドローラ13の位置の調節
を、一本のボルト16の回転操作にてワンタツチ
的に行うことができることと、上下両ガイドロー
ラ13を適度の押圧力にて脚体3の内面に接当す
るように的確に調節できることとが相俟つて、支
柱4をガタ付きなく円滑に上下動するように調節
することを、至極簡単且つ確実に行うことができ
るのである。
また、ローラ取付体11及びガイドローラ13
は支柱4の内部に配設されているから、支柱3の
外面と脚体3の内面との間の隙間間隔を小さくし
て、脚体3の小型化・軽量化を図ることができ
る。この場合、実施例のように、ボルト16の頭
を凹所17内に嵌挿すると、支柱3の外面と脚体
3の内面との隙間間隔をより一層小さくすること
ができる。
なお、実施例のように、脚体3の前面板を半円
状に形成すると、前記上下ガイドローラ13が、
前記脚体3における前面板の左右中間位置に押さ
れ勝手になることにより、支柱4が脚体3の左右
方向にずれることがないから、支柱4の前後部位
のみにガイドローラ7,13を設けるだけで、支
柱4を円滑に上下動できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は第5図
の要部拡大断面図、第2図は製図台の側面図、第
3図は正面図、第4図は第3図の−視断面
図、第5図は第4図の−視断面図、第6図は
ローラ取付体の正面図である。 1……製図台、3……脚体、4……支柱、6…
…図板支持枠、5……製図板、7……位置固定式
ガイドローラ、11……ローラ取付体、13……
ガイドローラ、14……支持体、16……ボル
ト、18……工具の挿入孔、19……支柱におけ
る孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 机等における中空状の脚体に、天板等を支持す
    る中空状の支柱を上下動自在に嵌挿し、該支柱の
    内部には、当該支柱の上下方向に長手のローラ取
    付体を配設し、該ローラ取付体の上下両端に、前
    記支柱の一側板に穿設の孔から突出して前記脚体
    の内面に接当するようにしたガイドローラを各々
    回転自在に設ける一方、前記支柱の一側板には、
    頭付きボルトを、当該ボルトの軸部が前記支柱の
    内部に突出するようにして挿入し、該ボルトの軸
    部を、前記ローラ取付体における上下方向の略中
    途部に回転自在に枢着した支持体に螺着し、且
    つ、前記脚体における側板のうち前記支柱の一側
    板に面した側板には、前記ボルトに対する締め付
    け用工具の挿入孔を穿設したことを特徴とする机
    等における天板等の昇降ガイド装置。
JP1985057983U 1985-04-17 1985-04-17 Expired JPH0139466Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985057983U JPH0139466Y2 (ja) 1985-04-17 1985-04-17

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JP1985057983U JPH0139466Y2 (ja) 1985-04-17 1985-04-17

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JPS61172545U JPS61172545U (ja) 1986-10-27
JPH0139466Y2 true JPH0139466Y2 (ja) 1989-11-27

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ID=30583040

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JP1985057983U Expired JPH0139466Y2 (ja) 1985-04-17 1985-04-17

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5465078B2 (ja) * 2010-04-26 2014-04-09 株式会社岡村製作所 家具の支柱

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5847238B2 (ja) * 1982-06-03 1983-10-21 武三 香山 第1,第2蒸溜水の同時採取製法及びその再製蒸溜装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5811220Y2 (ja) * 1978-03-14 1983-03-02 コクヨ株式会社 製図台などにおける昇降支柱
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JPS61172545U (ja) 1986-10-27

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