JPH0446063A - 焼成用敷粉又はシートの接着用組成物 - Google Patents
焼成用敷粉又はシートの接着用組成物Info
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- JPH0446063A JPH0446063A JP2152225A JP15222590A JPH0446063A JP H0446063 A JPH0446063 A JP H0446063A JP 2152225 A JP2152225 A JP 2152225A JP 15222590 A JP15222590 A JP 15222590A JP H0446063 A JPH0446063 A JP H0446063A
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- sheet
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Landscapes
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は低結合側の超硬合金のような被焼成物を真空中
または非酸化性雰囲気中で焼成する際に被焼成物とセッ
ター間の融着−を防止するために使用する焼成用敷粉又
はシートの接着用組成物に関するものである。
または非酸化性雰囲気中で焼成する際に被焼成物とセッ
ター間の融着−を防止するために使用する焼成用敷粉又
はシートの接着用組成物に関するものである。
（従来の技術）
ＷＣ，ＴｉＣ、ＴａＣ、ＮｂＣ等の一部又は全部を主要
成分とする超硬合金のような被焼成物を焼成する際には
、セッター本体を形成するカーボン板の表面にたとえば
Ａ１□０３ 、 ＡＩＮなどのセラミック粉末やカーボ
ン粉末の敷粉を散布したり、これらの粉末を含有させた
焼成用シートを被覆したりすることで被焼成物とセッタ
ーとが融着するのを防止している。そして従来のもので
はセラミック粉末やカーボン粉末、焼成用シートは有機
化合物からなる結着剤と溶剤、及びカーボン粉末を含有
する接着制によってカーボン板に接着されていた。
成分とする超硬合金のような被焼成物を焼成する際には
、セッター本体を形成するカーボン板の表面にたとえば
Ａ１□０３ 、 ＡＩＮなどのセラミック粉末やカーボ
ン粉末の敷粉を散布したり、これらの粉末を含有させた
焼成用シートを被覆したりすることで被焼成物とセッタ
ーとが融着するのを防止している。そして従来のもので
はセラミック粉末やカーボン粉末、焼成用シートは有機
化合物からなる結着剤と溶剤、及びカーボン粉末を含有
する接着制によってカーボン板に接着されていた。
（発明が解決しようとする課１５１）
しかしながら、上記従来の接着制は色調が黒くカーボン
板に塗布してもその塗布状態を判別しにくく、また、塗
布にむらがあっても発見されにくいため、むらのあるセ
ッターをそのまま用いることにより焼成体に不良品が生
じる可能性があった。それに加えて従来の接着制は乾燥
すると接着性が失われるため、敷粉や焼成用シートは接
着剤が未乾燥の短時間の間に散布あるいは貼着する必要
があり、かつ、接着剤が含有するカーボン粉末が周辺を
汚損する危険があるなど、製造時にも問題点を有してい
た。
板に塗布してもその塗布状態を判別しにくく、また、塗
布にむらがあっても発見されにくいため、むらのあるセ
ッターをそのまま用いることにより焼成体に不良品が生
じる可能性があった。それに加えて従来の接着制は乾燥
すると接着性が失われるため、敷粉や焼成用シートは接
着剤が未乾燥の短時間の間に散布あるいは貼着する必要
があり、かつ、接着剤が含有するカーボン粉末が周辺を
汚損する危険があるなど、製造時にも問題点を有してい
た。
（課題を解決するための手段）
本発明は上記の点に鑑み、接着剤のカーボン板上の塗布
状態を判別しやすくし、かつ、接着剤が乾燥しても接着
性が充分に保たれるようにすることを目的としてなされ
たもので、被焼成物を載置して焼成するカーボン板の表
面に融着防止用敷粉又はシートを接着する接着用組成物
であって、アクリル酸エステル共重合体を主成分とする
接着用組成物に、粘度調整、接着力調整、成分調整をす
るための成分として、ポリビニルアルコール、メチルセ
ルロース、カルボキシメチルセルロースのうちのいずれ
か１種を１〜２５重量％含有させたことを特徴とするも
のである。
状態を判別しやすくし、かつ、接着剤が乾燥しても接着
性が充分に保たれるようにすることを目的としてなされ
たもので、被焼成物を載置して焼成するカーボン板の表
面に融着防止用敷粉又はシートを接着する接着用組成物
であって、アクリル酸エステル共重合体を主成分とする
接着用組成物に、粘度調整、接着力調整、成分調整をす
るための成分として、ポリビニルアルコール、メチルセ
ルロース、カルボキシメチルセルロースのうちのいずれ
か１種を１〜２５重量％含有させたことを特徴とするも
のである。
本発明において用いられるアクリル酸エステル共重合体
を主成分とする接着用組成物は白色であり、通常アクリ
ル樹脂接着剤といわれる乾燥後に粘着性が生じるタイプ
のものである。このようなアクリル酸エステル共重合体
を主成分とする接着用組成物は３重量％より少ないと接
着力がほとんどなくなり、４０重量％より多いとカーボ
ン板への塗布が均一に、かつ、作業性良く行えず好まし
くない。したがって３〜４０重量％に調節することが好
ましい。
を主成分とする接着用組成物は白色であり、通常アクリ
ル樹脂接着剤といわれる乾燥後に粘着性が生じるタイプ
のものである。このようなアクリル酸エステル共重合体
を主成分とする接着用組成物は３重量％より少ないと接
着力がほとんどなくなり、４０重量％より多いとカーボ
ン板への塗布が均一に、かつ、作業性良く行えず好まし
くない。したがって３〜４０重量％に調節することが好
ましい。
また、ポリビニルアルコール（ＰＶＡ） メチルセル
ロース、カルボキシメチルセルロースは塗膜調整剤であ
り、上記のアクリル酸エステル共重合体を主成分とする
接着用組成物にこれらのうちのいずれか１種を１〜２５
重置％添加することにより、カーボン板と焼成用敷粉あ
るいはカーボン板と焼成用シートを均一にセットするこ
とができる。そして、この塗膜調整剤の添加量は１重量
％より少なくても、２５重量％より多くても接着用組成
物の塗膜調整効果が小さくなり、カーボン板と焼成用敷
粉、あるいは焼成用シートを均一に接着できない。なお
ここでいう塗ＩｔＡ整剤とは、粘度調整、接着力調整、
成分調整をするための成分であり、塗膜厚みや塗膜成分
の調整を行うものである。
ロース、カルボキシメチルセルロースは塗膜調整剤であ
り、上記のアクリル酸エステル共重合体を主成分とする
接着用組成物にこれらのうちのいずれか１種を１〜２５
重置％添加することにより、カーボン板と焼成用敷粉あ
るいはカーボン板と焼成用シートを均一にセットするこ
とができる。そして、この塗膜調整剤の添加量は１重量
％より少なくても、２５重量％より多くても接着用組成
物の塗膜調整効果が小さくなり、カーボン板と焼成用敷
粉、あるいは焼成用シートを均一に接着できない。なお
ここでいう塗ＩｔＡ整剤とは、粘度調整、接着力調整、
成分調整をするための成分であり、塗膜厚みや塗膜成分
の調整を行うものである。
（実施例）
次に、本発明の好ましい実施例を示す。
実施例１
第１図は本発明の第１番目の実施例を示す図で、セッタ
ー本体を構成するカーボン板（１）の表面にポリビニル
アルコール１０重量％、アクリル酸エステル共重合体３
０重量％、水５９．５重量％、防腐剤０゜５重量％から
なる接着用組成物（２）を塗布し、乾燥したのちに焼成
用敷粉（３）を散布、接着し、真空中で焼成した。この
結果カーボン板（１）に敷粉（３）が均一、かつ強固に
接着されたセッターを得ることができた。
ー本体を構成するカーボン板（１）の表面にポリビニル
アルコール１０重量％、アクリル酸エステル共重合体３
０重量％、水５９．５重量％、防腐剤０゜５重量％から
なる接着用組成物（２）を塗布し、乾燥したのちに焼成
用敷粉（３）を散布、接着し、真空中で焼成した。この
結果カーボン板（１）に敷粉（３）が均一、かつ強固に
接着されたセッターを得ることができた。
なお、図中の符号（４）で示す部材は被焼成物である。
実施例２
第２図は本発明の第２番目の実施例を示す図で、センタ
ー本体を構成するカー ボン板（１）の表面にポリビニ
ルアルコール１２重量％、アクリル酸エステル共重合体
２５重量％、水６２．５重量％、防ｇＪ剖０゜５重量％
からなる接着用組成物（２）を塗布し、グラファイトの
ようなカーボン（３）を含有あるいは付着させた焼成用
シート（５）を常温で仮接着した後、真空炉において１
４００’Ｃで焼成した。
ー本体を構成するカー ボン板（１）の表面にポリビニ
ルアルコール１２重量％、アクリル酸エステル共重合体
２５重量％、水６２．５重量％、防ｇＪ剖０゜５重量％
からなる接着用組成物（２）を塗布し、グラファイトの
ようなカーボン（３）を含有あるいは付着させた焼成用
シート（５）を常温で仮接着した後、真空炉において１
４００’Ｃで焼成した。
この結果、カーボン板（１）にカーボン（３）（グラフ
ァイト）が強固に接着された。そして、このセッターは
３０回、敷粉を再接着することなく使用することができ
た。
ァイト）が強固に接着された。そして、このセッターは
３０回、敷粉を再接着することなく使用することができ
た。
（発明の効果）
このように構成された本発明の接着用組成物を用いると
その白い色調のため、従来の接着剤では判別しにくかっ
た塗布時のむらが容易に判別でき修正を適切に行うこと
ができる。また、本発明のものは乾燥後に粘着性が出る
タイプであり、従来のもののように未乾燥の短時間の間
に作業を完了させる必要がなく、かつ、接着剤が含有す
るカーボン粉末で周辺部分を汚を員する危険もない、さ
らに、センター製造時の歩留まりは接着用組成物の塗布
むらが発見されやすくなるため、従来のものより１０％
以上高くなり、製品としての信鱈性は高く、繰り返しの
使用に耐えうる。
その白い色調のため、従来の接着剤では判別しにくかっ
た塗布時のむらが容易に判別でき修正を適切に行うこと
ができる。また、本発明のものは乾燥後に粘着性が出る
タイプであり、従来のもののように未乾燥の短時間の間
に作業を完了させる必要がなく、かつ、接着剤が含有す
るカーボン粉末で周辺部分を汚を員する危険もない、さ
らに、センター製造時の歩留まりは接着用組成物の塗布
むらが発見されやすくなるため、従来のものより１０％
以上高くなり、製品としての信鱈性は高く、繰り返しの
使用に耐えうる。
以上に説明したとおり、本発明は従来の問題点を一掃し
た焼成用敷粉又はシートの接着用組成物として、産業の
発展に寄与するところは極めて大きいものである。
た焼成用敷粉又はシートの接着用組成物として、産業の
発展に寄与するところは極めて大きいものである。
第１図及び第２図はいずれも本発明の接着用組成物の使
用状態を示す断面図である。 （１）：カーボン板、（２）：接着用組成物、（３）：
敷粉、（４）：被焼成物、（５）：焼成用シート。
用状態を示す断面図である。 （１）：カーボン板、（２）：接着用組成物、（３）：
敷粉、（４）：被焼成物、（５）：焼成用シート。
Claims (1)
- 被焼成物を載置して焼成するカーボン板の表面に融着
防止用敷粉又はシートを接着する接着用組成物であって
、アクリル酸エステル共重合体を主成分とする接着用組
成物に、粘度調整、接着力調整、成分調整をするための
成分として、ポリビニルアルコール、メチルセルロース
、カルボキシメチルセルロースのうちのいずれか１種を
１〜２５重量％含有させたことを特徴とする焼成用敷粉
又はシートの接着用組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2152225A JPH0446063A (ja) | 1990-06-11 | 1990-06-11 | 焼成用敷粉又はシートの接着用組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2152225A JPH0446063A (ja) | 1990-06-11 | 1990-06-11 | 焼成用敷粉又はシートの接着用組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0446063A true JPH0446063A (ja) | 1992-02-17 |
Family
ID=15535822
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2152225A Pending JPH0446063A (ja) | 1990-06-11 | 1990-06-11 | 焼成用敷粉又はシートの接着用組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0446063A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009040668A (ja) * | 2007-08-13 | 2009-02-26 | Mitsubishi Materials Corp | 焼結用セッター及び焼結体の製造方法 |
| US11258327B2 (en) | 2017-09-21 | 2022-02-22 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Rotating electric machine having magnetic wedge with planes and having differences in magnetic permeability |
-
1990
- 1990-06-11 JP JP2152225A patent/JPH0446063A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009040668A (ja) * | 2007-08-13 | 2009-02-26 | Mitsubishi Materials Corp | 焼結用セッター及び焼結体の製造方法 |
| US11258327B2 (en) | 2017-09-21 | 2022-02-22 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Rotating electric machine having magnetic wedge with planes and having differences in magnetic permeability |
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