JPH0445963Y2 - - Google Patents

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JPH0445963Y2
JPH0445963Y2 JP1986030155U JP3015586U JPH0445963Y2 JP H0445963 Y2 JPH0445963 Y2 JP H0445963Y2 JP 1986030155 U JP1986030155 U JP 1986030155U JP 3015586 U JP3015586 U JP 3015586U JP H0445963 Y2 JPH0445963 Y2 JP H0445963Y2
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JP
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license plate
bumper
bumper cover
board
cushioning material
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  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車のバンパーカバー及びこれを
保持するバンパーリインフオース間の空間に緩衝
材を充填してあるバンパー部分に対するナンバー
プレートの取付け構造に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図に示すように、バンパーカバー1とバン
パーアーム5に取付けられてバンパーカバー1の
保持を行なうバンパーリインフオース2との間の
空間に緩衝材3が充填されている場合でも、ナン
バープレート4は、通常バンパーリインフオース
2の下端又はバンパーカバー1に取付けられてい
た。したがつて、路側に沿石をまたいで駐停車す
る場合、或は路面に突出物がある場合にナンバー
プレート4をぶつけて曲げてしまうことがあつ
た。
そこで、実開昭55−110351によれば、ソフトフ
エースバンパを備えた自動車において、バンパー
のリインフオースの下部にナンバープレートを取
付けるバツクプレートの上縁を枢支すると共に、
リインフオースとバツクプレートとの間にスプリ
ングを掛渡したナンバープレートの取付け構造が
開示されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
これにより、バネ力に抗してバツクプレートを
傾斜可能にしてナンバープレートの破損を回避す
る作用が得られる。
本考案は、このようなバネ力を得るのにバンパ
内蔵の緩衝材を利用できることに着眼して、バン
パーカバー及びこれを保持するバンパーリインフ
オース間の空間に緩衝材を充填してある自動車の
バンパー部分に対するナンバープレートの取付け
構造において、バンパ内蔵の緩衝材を利用してナ
ンバープレートを傾倒可能にするナンバープレー
トの取付け構造を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕 本考案は、バンパーカバー及びこれを保持する
バンパーリインフオース間の空間に緩衝材を充填
してある自動車のバンパーに対するナンバープレ
ートの取付け構造において、この目的を達成する
ために、空間内に、バンパーカバーのほぼ水平の
底面から上方へ向けて曲がつた前面にわたつて接
触する形状の基板を配置し、この基板の底面に接
触する部分に、底面に形成した開口を通つて突出
してナンバープレートが取付けられる脚を下設
し、開口に、脚が車室内方向へ緩衝材の弾性に抗
して変位するのを許容する〓間を持たせたことを
特徴とする。
〔作用〕
ナンバープレートに何等かの突出物が車室外方
向からぶつかると、基板の先端がバンパーカバー
前面において支点となり、脚が〓間に従つて緩衝
材の弾性に抗して回動変位する。即ち、脚に取付
けられたナンバープレートは、変位可能な範囲で
突出物から逃ることができる。
〔考案の実施例〕
第1図はナンバープレート取付け用のブラケツ
ト10を示すもので、第3図に示すようなバンパ
ーカバー1のほぼ水平の底面1aに接触する平坦
な底面部11a及び上方へ向けて曲げられたその
前面1bに沿つて曲がつた前面部11bから鳴る
基板11と、この基板の中間に下設された脚12
とが合成樹脂材で一体成形されている。一方、バ
ンパーカバー底面1aには、前述の接触状態で脚
12の占める位置に第2図に示すような開口1c
が形成されている。この開口は、その前縁が脚1
2に接触し、かつ後縁方向に〓間Aを残す形状で
あり、ブラケツト10の個数、例えば2個形成さ
れる。これにより、脚12を開口1cから外部に
突出させ、底面部11aと前面部11bをバンパ
ーカバー1の底面1a及び前面1bにそれぞれ接
触させた状態で緩衝材3、例えばウレタンフオー
ムをバンパーカバー1及びバンパーリインフオー
ス2間の空間に従来のように充填すると、脚12
は開口1cの前縁に接触し、車室内寄りに〓間A
を備えた状態で位置付けされる。ナンバープレー
ト4は、ケースナツト14を脚12の突出部分に
差し込み、ボルト15aをナンバープレート4の
穴及び脚12の穴12aを通してケースナツト1
4にねじ込むことにより取付けられる。
路面からの突出物がナンバープレート4へ車室
外方向から衝突すると、ナンバープレート4は〓
間Aに対応した範囲で弾性的に車室内方向へ後退
する(第2図の点線位置)。したがつて、その範
囲内で自動車が停車した場合或は停車しなくても
ナンバープレート4の先端に僅かに接触した場合
にはナンバープレート4の損傷或いは曲がりが防
止される。突出物と衝突しなくなつた場合或は通
常の状態では、ブラケツト10は緩衝材3の弾性
によりバンパーカバー1の前面1b及び底面1a
で規定される所定位置に位置付けされ、ナンバー
プレート4は正規の位置を占める。
尚、前述の実施例において、底面部11aの脚
12よりも後方の部分は、ブラケツト10を安定
的に位置付けするのに有効であるが、特にバンパ
ーカバーの形状等によつては廃止することができ
る。その外、本考案の範囲内で種々の変形が可能
である。
〔考案の効果〕
以上、本考案によりナンバープレートをバンパ
ーに内蔵の緩衝材を利用して正規位置から所定量
弾性的に車室内方向へ変位可能にする取付ける構
造により、ナンバープレートの損傷を防止又は軽
減することができる。また、変位後も弾性により
直ちに正規位置に復帰させ得る。特に、バンパー
内の既設の緩衝材を利用することにより、構造及
びコスト的にも有利となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例によるナンバープレー
ト取付け用ブラケツトの斜視図、第2図はブラケ
ツトをバンパーカバーに装着した状態及び動作状
態を示す部分断面図並びに第3図は従来のナンバ
ープレート取付け構造を例示する断面図。 1……バンパーカバー、1a……バンパーカバ
ー前面、1b……バンパーカバー底面、1c……
開口、3……緩衝材、4……ナンバープレート、
10……ブラケツト、11……基板、12……
脚。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 バンパーカバー及びこれを保持するバンパーリ
    インフオース間の空間に緩衝材を充填してある自
    動車のバンパーに対するナンバーピレートの取付
    け構造において、 前記空間内に、前記バンパーカバーのほぼ水平
    の底面から上方へ向けて曲がつた前面にわたつて
    接触する形状の基板を配置し、 この基板の前記底面に接触する部分に、前記底
    面に形成した開口を通つて突出してナンバープレ
    ートが取付けられる脚を下設し、 前記開口に、前記脚が車室内方向へ前記緩衝材
    の弾性に抗して変位するのを許容する〓間を持た
    せたことを特徴とするナンバープレートの取付け
    構造。
JP1986030155U 1986-03-04 1986-03-04 Expired JPH0445963Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986030155U JPH0445963Y2 (ja) 1986-03-04 1986-03-04

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986030155U JPH0445963Y2 (ja) 1986-03-04 1986-03-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62145756U JPS62145756U (ja) 1987-09-14
JPH0445963Y2 true JPH0445963Y2 (ja) 1992-10-28

Family

ID=30834710

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986030155U Expired JPH0445963Y2 (ja) 1986-03-04 1986-03-04

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JP (1) JPH0445963Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS588593Y2 (ja) * 1979-01-29 1983-02-16 富士重工業株式会社 自動車用ライセンスプレ−トの取付構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62145756U (ja) 1987-09-14

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