JPH0445851Y2 - - Google Patents

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JPH0445851Y2
JPH0445851Y2 JP1986147832U JP14783286U JPH0445851Y2 JP H0445851 Y2 JPH0445851 Y2 JP H0445851Y2 JP 1986147832 U JP1986147832 U JP 1986147832U JP 14783286 U JP14783286 U JP 14783286U JP H0445851 Y2 JPH0445851 Y2 JP H0445851Y2
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robot
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fixed
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JP1986147832U
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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は成形機等の加工機にワークを投入する
ロボツトに関する。
(従来技術) 従来ワークを金型等を用いた加工機へ投入する
ロボツトとしては第8図に示すものがあつた。こ
れは成形機101内の1対の金型102a,10
2bへシート状のワーク(ここではラベル)を挿
入するシステムであり、成形機101の斜め上部
に固定されたベース103に設けられた直進ガイ
ド104a,104bによつて摺動案内されるス
ライド部材105に、該スライド部材105の直
進方向に対し直角方向に開閉する1対のツール1
06a,106bを設け、このツール106a,
106b先端に設けた吸着パツド111によりや
はり成形機101に固定された1対のワークマガ
ジン107a,107bにストツクされたラベル
108を吸着し、前記ベース103に設けられた
直進アクチユエーター(ここではエアシリンダ)
109によつてスライド部材105が斜め下方へ
前進した時に吸着したラベル108を金型102
a,102b内へ挿入するというものである。
なお110a,110bはアーム状のツール1
06a,106bを開閉するためのクレビス型の
エアシリンダである。
(考案が解決しようとする問題点) このロボツトは頻繁に行われる金型交換時にロ
ボツト自体が邪魔にならない様に金型に対して斜
め上方に設置されているので、金型交換やメンテ
ナンス時に都合が良いのであるが、その反面、ロ
ボツトの直進方向が金型に対して斜めであるので
通常の水平に並んでいる2ケ取り以上の多数個取
りの金型にワークを装入することは周辺の装置と
の干渉等があるためかなり困難であつた。
また、多数個取りの金型に対しワークを装入可
能であつたとしても金型の数だけワークマガジン
数を増加せねばならず、コストアツプの要因にな
るばかりかワークマガジン交換の時間が長くなつ
たり、金型交換に対応してワークマガジンの位置
調整が繁雑になるという問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記問題点を解決することを目的とす
るもので、直線駆動源により水平に摺動するロボ
ツトをロボツト設置台に取り付け、該ロボツト内
部にロボツトの摺動方向と同一方向に直線駆動さ
れるガイドロツドを設け、該ガイドロツド先端に
取り付けたツール内に、ガイドロツドの軸方向と
直角方向に直線摺動し得るワーク把持部及び駆動
源を配設し、ロボツト後退所定位置のワーク把持
部に対向してワーク供給部を配置したことを特徴
とするものである。
(実施例) 以下、図示した実施例に基づいて具体的に説明
する。第1図は本考案の一実施例の側面図、第2
図は平面図、第3図は正面図である。なお、本実
施例はワークとしてシート状物を用いた場合にて
説明する。
成形機1に連結固定された固定ベース2に設け
られた直進摺動ガイド3a,3bにより移動ベー
ス4が左右に摺動案内されている。該移動ベース
一端部4a上面にロボツト設置台5がそれぞれ1
対で軸方向も同じであるねじ軸6a,6bと支持
ロツド7a,7bによつて水平に支持されてい
る。前記ねじ軸6a,6bは上端をロボツト設置
台5に固定され、下部分でそれぞれ移動ベース4
をはさんだダブルナツト8a,9a,8b,9b
によつて固定されている。また、前記支持ロツド
7a,7bは上端をロボツト設置台に固定され、
下部分で移動ベース4に設けられた軸受10a,
10bに摺動自在に嵌合している。また、前記ね
じ軸6a,6bに螺合している片側のナツト9
a,9bはその端部がチエーンスプロケツト11
a,11bに結合している。チエーンスプロケツ
ト11a,11bにはチエーン12が歯合してい
て、該チエーン12はハンドル13を連結して移
動ベース4に軸支されたチエーンスプロケツト1
4にも歯合している。
また、前記移動ベース4は固定ベース2一端で
ボルト15,16によつてその位置を固定、微調
整される様になつている。また、固定ベース2は
4個のスクリユーマウント17a,17b,17
c,17dによつて支持されている。
一方、ロボツト設置台5上面ではロボツト18
が直線摺動ガイド19によつて摺動案内されてい
る。20a,20bはロボツト18に固定され前
記直進摺動ガイド19に嵌合した直線軸受であ
る。21はロボツト取付台に設置されたエアシリ
ンダでそのロツド21aは連結板22を介してロ
ボツト18に結合している。
一方、23a,23bはロボツト内部に設けら
れた図示省略のアクチユエーターによりロボツト
18の摺動方向と同一方向に直線駆動されるガイ
ドロツドであり、そのロボツト支持側と反対の一
端にツール取付フランジ24が固定されている。
該ツール取付フランジ24には前記ガイドロツド
23の軸方向に対して直角な軸上を互に反対方向
へ直線摺動案内されたそれぞれ1対の吸着パツド
25a,25b,26a,26bを設けた第1ツ
ール27が固定されている。さらに、ガイドロツ
ド23の軸上で第1ツール27のロボツト18に
対し、反対側に第1ツール27と同様に設置され
た吸着パツド28a,28b,29a,29bを
設けた第2ツール30が固定されている。各ツー
ル内には前記の吸着パツドを直線摺動させ開閉す
るためのアクチユエーター(図示省略)が設けら
れている。
一方、ロボツト設置台5上面のロボツト18と
成形機1との間に第1ツール27、第2ツール3
0をはさみ込む様にして、1対のワークマガジン
31a,31bが設けられている。該ワークマガ
ジン31a,31bにはシート状のワーク32
a,32bが収容されていて、ワーク32a,3
2bは前記吸着パツド25,26,28,29の
開閉方向に対して略直角になる様セツトされてい
る。また、ガイドロツド23の後退端において第
2ツール30の吸着パツド28a,28b,29
a,29bが開閉した時に、吸着パツド28a,
28b,29a,29bとワーク32a,32b
が当接するようにもワークマガジン31a,31
bが設置されている。
一方、ロボツト取付台5のエアシリンダ21の
ロツド21aが前進時に当接することができる可
動ストツパ(図示省略)を有した中間ストツパ機
構33が設けられている。34a,34bは成形
機1内に設けられた1対の金型でそれぞれ2ケ取
りになつている。ロボツト18は金型34a,3
4bの開閉の中心でかつ2ケ取りの金型の中心線
35に対してガイドロツド23の軸が直角になる
様に設定されている。又、マガジン31a,31
bはロボツト取付台5に対して位置、姿勢を微調
整できる様になつている。尚、ガイドロツド23
a,23b駆動用のアクチユエータはエアシリン
ダ等の既知の直線駆動方式でよい。
次に作用について説明する。第4図〜第7図は
一連の動作順序を示すものである。
第4図はロボツト18が後退端にある時で第2
ツール30を作動させ(開)吸着パツド28,2
9をそれぞれワーク32a,32bに当接させた
後、ワーク32a,32bを吸着把持する。その
後、第2ツールを作動させ吸着パツド28,29
を引込める(閉)。次に中間ストツパ機構33を
作動させた状態でエアシリンダ21を作動させロ
ツド21aを前進させる。ロボツト18は中間ス
トツパ機構33とロツド21a先端部が当接する
ことにより、第5図の如く第1ツール27がワー
ク32を把持できる位置に停止する。それから第
1ツール27によつて第2ツール30と同様にし
て、吸着パツド25,26によりワーク32a′,
32b′をマガジン31a,31bより取り出し把
持する。
それから、中間ストツパ機構33をOFFにし
た後、エアシリンダ21を作動させるとロボツト
18は第6図の如く前進端に達する。
次に、金型34a,34bが開いた後、ロボツ
ト18に設けた図示省略のアクチユエーターによ
りガイドロツド23を前進させると第7図の如
く、ガイドロツド前進端でちようど2ケ取りの金
型34a,34b内のワーク投入位置に把持した
ワーク32a,32b、32a′,32b′が停止す
る様にガイドロツド23の前進端が設定されてい
る。なお、2ケ取りの金型のピツチP2とロボツ
ト18後退端から中間停止までのピツチP1は等
しくなるように設定されている。また、このピツ
チP1と第1ツールと第2ツールのピツチP3もほ
ぼ等しくなる様に設定されている。
ガイドロツド23が第7図の如く前進端に達し
た時ツール27,30を作動させ、吸着パツド2
5,26,28,29をワークを介して金型内に
侵入させワーク32a,32b,32a′,32
b′を金型34a,34bに当接した後、吸着を停
止しツール27,30を閉じる。それからガイド
ロツド23とロボツトを後退させツール27,3
0を金型内から退避させる。その後、成形機によ
る作業が終了した後、ロボツトは再び第4図で説
明した動作を繰り返す。
一方、金型を交換する時は移動ベース4と固定
ベース2を結合しているボルト15をはずして移
動ベースを右端へ移動させる移動ベース4退避
後、正面よりの金型の交換が可能となる。金型交
換後のロボツトの位置調整であるが、固定ベース
2を支持している4個のスクリユーマウント17
a,17b,17c,17dによりあらかじめ、
固定ベース2の水平出しを行つておけば、あとは
金型交換によるワーク投入位置のズレは高さ方向
に対してはハンドル13を回すことにより、ロボ
ツト取付台5が上下に移動するのでこれにより調
整できる。又、左右方向は移動ベース4を固定ベ
ース2に結合する時にボルト15,16によつて
行うことができる。なお、ボルト15は移動ベー
ス4と固定ベース2との結合用、ボルト16はダ
ブルナツトのストツパ用とすれば確実、容易な位
置調整が可能である。さらに、ワーク投入方向の
位置調整はロボツトのストローク方向によつてで
きるので、これにより投入位置のX,Y,Z方向
の調整がそれぞれ単独で可能である。
なお、2ケ取り以上の金型に対してはツールの
数とロボツトの中間停止位置を増やすことにより
対応できる。又本実施例ではロボツト18の直線
摺動駆動にエアシリンダを用いたが、これをモー
ターとボールねじの組み合せ、もしくはリニアモ
ーター等を用いることにより位置決めを行うよう
にすれば、エアシリンダに比べて高価になるが中
間ストツパが不用でかつストロークの調整が容易
となる。又、吸着パツドの替りにチヤツクを用い
れば種々の形状のワークを把持できること勿論の
こと、ワークマガジンの代りにパーツフイーダー
をロボツト設置台に設置してもよい。
(効果) 本考案によると直線駆動源により水平に摺動す
るロボツトをロボツト設置台に取り付け、該ロボ
ツト内部にロボツトの摺動方向と同一方向に直線
駆動されるガイドロツドを設け、該ガイドロツド
先端に取り付けたツール内に、ガイドロツドの軸
方向と直角方向に直線摺動し得るワーク把持部及
び駆動源を配設し、ロボツト後退所定位置のワー
ク把持部に対向してワーク供給部を配置したの
で、複数取りの金型に対して1ケ所のワークマガ
ジンで済むので装置全体が簡易で制御が容易とな
りコスト低減、ワークマガジン交換時間及び調整
時間の短縮が計れる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例側面図、第2図は第
1図のロボツト部分の平面図、第3図は第2図の
正面図、第4図乃至第7図は作動説明平面図、第
8図は従来装置の正面図である。 1成形機、2……固定ベース、4……移動ベー
ス、5……ロボツト設置台、18……ロボツト、
21……エアシリンダ、25a,25b,26
a,26b……吸着パツド、27……第1ツー
ル、28a,28b,29a,29b……吸着パ
ツド、30……第2ツール、31a,31b……
ワークマガジン、32a,32b……ワーク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 直線駆動源により水平に摺動するロボツトをロ
    ボツト設置台に取り付け、該ロボツト内部にロボ
    ツトの摺動方向と同一方向に直線駆動されるガイ
    ドロツドを設け、該ガイドロツド先端に取り付け
    たツール内に、ガイドロツドの軸方向と直角方向
    に直線摺動し得るワーク把持部及び駆動源を配設
    し、ロボツト後退所定位置のワーク把持部に対向
    してワーク供給部を配置したワーク投入ロボツト
    装置。
JP1986147832U 1986-09-29 1986-09-29 Expired JPH0445851Y2 (ja)

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JP1986147832U JPH0445851Y2 (ja) 1986-09-29 1986-09-29

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JPS6353717U JPS6353717U (ja) 1988-04-11
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5006719B2 (ja) * 2007-07-04 2012-08-22 曙ブレーキ工業株式会社 ロボットハンド

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58160110A (ja) * 1982-03-18 1983-09-22 Star Seiki:Kk 射出成型品自動取出装置

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JPS58160110A (ja) * 1982-03-18 1983-09-22 Star Seiki:Kk 射出成型品自動取出装置

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