JPH0445627B2 - - Google Patents

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JPH0445627B2
JPH0445627B2 JP59013496A JP1349684A JPH0445627B2 JP H0445627 B2 JPH0445627 B2 JP H0445627B2 JP 59013496 A JP59013496 A JP 59013496A JP 1349684 A JP1349684 A JP 1349684A JP H0445627 B2 JPH0445627 B2 JP H0445627B2
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JP
Japan
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arm
reinforcing bars
reinforcing bar
feeding device
reinforcing
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP59013496A
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English (en)
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JPS60161829A (ja
Inventor
Akyoshi Yano
Akira Matsui
Fumitaka Oguro
Yukio Mori
Seizo Nametake
Toshimichi Ikeda
Katsunaga Ogushi
Kunihiko Yoshida
Toshiaki Shimomura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kajima Corp
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Tokyo Electric Power Co Holdings Inc
Original Assignee
Kajima Corp
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Tokyo Electric Power Co Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Kajima Corp, Hitachi Construction Machinery Co Ltd, Tokyo Electric Power Co Inc filed Critical Kajima Corp
Priority to JP1349684A priority Critical patent/JPS60161829A/ja
Publication of JPS60161829A publication Critical patent/JPS60161829A/ja
Publication of JPH0445627B2 publication Critical patent/JPH0445627B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66CCRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
    • B66C1/00Load-engaging elements or devices attached to lifting or lowering gear of cranes or adapted for connection therewith for transmitting lifting forces to articles or groups of articles
    • B66C1/68Load-engaging elements or devices attached to lifting or lowering gear of cranes or adapted for connection therewith for transmitting lifting forces to articles or groups of articles mounted on, or guided by, jibs

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Stacking Of Articles And Auxiliary Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、鉄筋、パイプ、ビーム等の長尺部材
を所定の形態に配置する配設機械に関する。
第1図は長尺部材の配置形態の一例を示す説明
図で、この第1図は原子力発電所の基礎工事にお
ける配置形態を示している。この図において、1
は床、2はコンクリートブロツク等から成るう
ま、3,4,5,6,7は長尺部材たとえば鉄
筋、8,9は鉄筋どうしを締結する結束線であ
る。
この第1図に示すような基礎工事にあつては次
のようにして床1上にうま2、鉄筋3,4,5,
6,7等が配置される。すなわち、あらかじめ形
成された強固な床1上に、例えば等間隔にうま2
を配置し、このうま2の上に鉄筋3を配置する。
次にこの鉄筋3の上に、当該鉄筋3に直交するよ
うに鉄筋4,5を配置し、これらの鉄筋4,5と
鉄筋3とを結束線8で縛結する。なお、鉄筋4,
5は鉄筋4,5の縛結部が一直線になることによ
るコンクリートの強度低下を防ぐために、例えば
交互にずらして配置される。そして、このような
鉄筋4,5の配置が終了すると、一点鎖線で例示
する鉄筋6,7を鉄筋4,5と同様に配置した
後、鉄筋6,7を結束線9によつて鉄筋4,5の
それぞれに締結する作業がおこなわれる。以下同
様にしてうま2上に1段目の鉄筋が配置される。
次いで図示しないが、鉄筋4,5,6,7等の
上に、かつ、これらの鉄筋4,5,6,7等に直
交するように、すなわち鉄筋3に平行となるよう
に2段目の鉄筋が配置され、それぞれ結束線で締
結される。このようにして1組目の格子構造がで
き上がる。その後、上記を同様に1組目の格子構
造の上にうま2を載置し、2組目の格子構造を作
る。以下、順次複数組の積層格子構造が作られ、
その上にコンクリートが流し込まれて基礎が完成
する。
ところで、上述した基礎工事における配筋作業
は従来、人力によつておこなわれているが、第1
図に例示するような原子力発電所のように強固な
基礎を作る場合には、鉄筋3,4,5,6,7等
はたとえば、直径が約50mm、長さが約10m、重量
が約150Kgのように径寸法が大きく、かつ重量の
重いものを使用せざるを得ない。したがつて、1
本の配筋作業を数人がかりでおこなつているのが
実情である。それ故、この配筋作業は苛酷で、か
つ危険なものとなつており、また多くの労力を要
し、作業効率の向上を見込めない。
本発明は、このような従来技術におけるる実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、鉄筋、パ
イプ、ビーム等の長尺部材の配置作業を人力を介
在させることなくおこなうことができる長尺部材
の配設機械を提供することにある。
この目的を達成するために、本発明は、接地面
上の任意の方向の走行が可能な走行体、およびこ
の走行体の上部に配置される旋回体を有する本体
と、この本体に設けられ長尺部材を収容可能な収
容部と、該長尺部材の把持が可能で、かつ該長尺
部材を把持した状態で、その軸心方向に送り出し
可能な送り装置と、上記本体に装着され、上記送
り装置を上記収容部位置に移動させ、および該収
容部から離れた位置に移動させる腕とを備え、こ
の腕は、上記旋回体に回転自在に設けたブーム
と、このブームに回動自在に設けたアームと、こ
のアームに装着され、送り装置を支持する支持部
材とを有し、上記収容部が、鉄筋を複数本収納可
能な受部と、この受部に収納された鉄筋を一本ず
つ、他の鉄筋から所定距離離れた位置に送り出す
フイーダとを有する構成にしてある。
以下、本発明の長尺部材の配設機械を図に基づ
いて説明する。第2図は本発明の一実施例を示す
外観斜視図である。この第2図において、10は
本体で、例えば下部にフレーム11およびこのフ
レーム11に保持される履帯12を有する走行体
13を有し、上部に走行体13に対して旋回可能
に設けた旋回体14を有している。また15は旋
回体14に設けた運転室、16は走行体13上に
配置した後述の収容部、17はこの収容部16に
収容される長尺部材たとえば鉄筋である。
また18は旋回体14に上下方向の回動可能に
装着されるブーム、19はこのブーム18に上下
方向の回動可能に装着されるアーム、20はアー
ム19の先端に装着され、上下方向の回動可能な
ブラケツト、21はこのブラケツト20に装着さ
れ、水平方向に回動可能な棒状体である。また2
2は、一端を旋回体14に、他端をブーム18に
連結され、ブーム18を回動させる油圧シリン
ダ、23は一端をブーム18に、他端をアーム1
9に連結され、アーム19を回動させる油圧シリ
ンダ、24は一端をアーム19に、他端をブラケ
ツト20に連結され、ブラケツト20を回動させ
る油圧シリンダ、25は一端をブラケツト20
に、他端を棒状体21に連結され、棒状体21を
回動させる油圧シリンダである。また26は棒状
体21の一方の端部に装着した送り装置で、後述
するように鉄筋17の把持が可能で、かつ鉄筋1
7を把持した状態で、その軸心方向に送り出し可
能になつている。27は棒状体21の他方の端部
に装着した送り量検出装置で、送り装置26にお
ける把持機能と同等の把持機能を有するととも
に、送り装置26によつて送り出された鉄筋17
の送り量を検出し、信号を出力する。
なお上記した棒状体21およびブラケツト20
は、送り装置26を上下方向および左右方向の回
動可能に支持する支持部材を構成しており、また
この支持部材、アーム19およびブーム18は、
送り装置26を収容部16の位置に移動させ、お
よび該収容部16から離れた位置に移動させる腕
を構成している。
第3図は上記した収容部16の一例を示す説明
図で、第3図aは要部側面図、第3図b,cはそ
れぞれ鉄筋の送り出し過程を示す説明図である。
第3図aにおいて、28は鉄筋17を複数本収容
可能な受部で、図示しないがその下面板28aの
例えば中央部に図の左右方向に沿つて後述する移
送用爪35が挿入されるための長穴を有してい
る。29は例えば走行体13のフレーム11に支
持される水平案内体、30は水平案内体29上を
摺動可能な摺動体である。31は摺動体30を水
平方向に移動させる水平シリンダで、そのロツド
32の先端はピン33を介して摺動体30に連結
されている。34は水平案内体29に直交するよ
うに例えば摺動体30に形成した上下案内体、3
5はこの上下案内体34に沿つて案内される移送
用爪、36はこの移送用爪35に一体に設けた傾
斜案内部である。移送用爪35および傾斜案内部
36は前述した受部28の長穴内に挿入可能にな
つている。37は移送用爪35を上下方向に移動
させる縦シリンダで、トラニオン部38を介して
摺動体30に装着してあるとともに、そのロツド
39の先端はピン40を介して移送用爪35に連
結されている。なお、摺動体30には第3図bに
示すように、受部28に収容された鉄筋17に接
触可能な検出部41を有する検出スイツチ42が
装着されている。
上記した水平案内体29、摺動体30、水平シ
リンダ31、上下案内体34、移送用爪35、傾
斜案内部36、縦シリンダ37等によつて、受部
28内の鉄筋17を1本ずつ送り出すフイーダが
構成されている。
この収容部16にあつては、次のようにして、
鉄筋17を送り出すことができる。すなわち、例
えばまず水平シリンダ31を伸長させて、摺動体
30を移動させる。そして第3図bに示すよう
に、検出スイツチ42の検出部41が受部28内
の最前列の鉄筋17aに接触すると、検出スイツ
チ42から出力される信号に応じて水平シリンダ
31の駆動が停止し、第3図aに示す状態にな
る。そして縦シリンダ37を伸長させると、これ
によつて移送用爪35および傾斜案内部36が同
第3図bの矢印43方向に上昇し、移送用爪35
の先端が鉄筋17aと、この鉄筋17aに隣接す
る鉄筋17bとの間に挿入され、第3図cに示す
状態に至る。このとき鉄筋17bは傾斜案内部3
6上にあり、したがつてこの傾斜案内部36の高
さ寸法44に相応して同第3図cの矢印45方向
に落下する。そしてこの状態から水平シリンダ3
1を収縮させると、鉄筋17aは移送用爪35に
よつて押圧されながら受部28内を移動し、第3
図aの二点鎖線で示すように、受部28の前方位
置に分離される。以下同様にして順次1本ずつ鉄
筋17を送り出すことができる。
また第4図は上記した送り装置26の一例を示
す説明図で、第4図aは鉄筋17を把持する前の
状態を示す側面図、第4図bは鉄筋17を把持し
た状態を示す側面図である。
これらの第4図a,bにおいて、46は固定ア
ーム、47はこの固定アーム46に対向して配置
され、基本形状がL字状の可動アームである。4
8は固定アーム46に固定したブラケツト、49
はこのブラケツト48に固定した突出片、50は
この突出片49に設けた穴に挿入されるピンであ
る。このピン50は可動アーム47の末端部の下
方部分に形成した穴に挿入され、これによつて可
動アーム47は固定アーム46に対して回動可能
に支持されている。51,52は回転体たとえば
ローラである。このうちローラ51は該ローラ5
1を回転させる駆動手段たとえばモータ53の出
力軸54に装着してあり、モータ53は固定アー
ム46に装着してある。またローラ52は可動ア
ーム47の先端に設けた軸55に回転可能に装着
してある。なお、ローラ51,52の位置は互い
に対向可能なように配置してある。
また、56は固定アーム46に固定した別のブ
ラケツト、57は昇降部材である。この昇降部材
57はブラケツト56に設けた穴に挿通されるロ
ツド部58と、ロツド部58の上方に位置するば
ね受部59と、ブラケツト56の下方に突出する
ロツド部58に螺合され、ブラケツト56に当接
可能なナツト60とからなつている。また61は
後述するリンク機構を介して可動アーム47が固
定アーム46に近づくように付勢力を与える付勢
手段たとえばばねで、昇降部材57のロツド部5
8を取囲むように配置され、下端がブラケツト5
6に係着され、上端がばね受59に係着されてい
る。
また62はばね受59に設けたピン、63は一
端がこのピン62に回動自在に係合し、他端が前
述のピン50に回動自在に係合する第1のリン
ク、64は一端がピン62に係合する第2のリン
ク、65は可動アーム47の末端部の上方部分に
設けたピン、66は一端がこのピン65に回動自
在に係合する第3のリンク、67は第2のリンク
64の他端と第3のリンク66の他端とを回動自
在に連結するピンである。また68はシリンダた
とえば油圧シリンダで、外殻を形成するシリンダ
チユーブは、固定アーム46に設けたブラケツト
48に固定した突出片69にピン70を介して固
定され、ロツドの上端は第2のリンク64と第3
のリンク66とを連結するピン67に連結されて
いる。
上記したピン50,62,65,67、第1の
リンク63、第2のリンク64、および第3のリ
ンク66は、可動アーム47を回動させるリンク
機構を構成しており、またこのリンク機構と、こ
のリンク機構を作動させる油圧シリンダ68は、
可動アーム47を固定アーム46に近接する状態
すなわち、第4図bに示す状態にメカニカルロツ
ク可能で、かつ、可動アーム47を固定アーム4
6から離隔する状態すなわち第4図aに示す状態
にロツク解除可能なアーム保持手段を構成してい
る。
なお第4図bに示すように、油圧シリンダ68
の最大伸長時にあつては、ピン62とピン65と
を結ぶ線よりもピン67が上方に位置するよう
に、当該リンク機構の形状および位置、並びに油
圧シリンダ68の大きさおよび位置を設定してあ
る。
また71は固定アーム46の上面に形成したガ
イド部材、72はこのガイド部材71に対向可能
なように、可動アーム47の下面に形成したガイ
ド部材で、これらのガイド部材71,72は鉄筋
17をローラ51,52部分に案内可能な案内手
段を構成している。
このように構成した送り装置26にあつては鉄
筋17を次のようして当該鉄筋17の軸心方向に
送ることができる。
すなわち、鉄筋17を把持する前の状態にあつ
ては第4図aに示すように、油圧シリンダ68は
収縮しており、これによりピン67がピン62と
ピン65とを結ぶ線よりも十分に下方に位置し、
これに伴つて可動アーム47が固定アーム46か
ら離れたロツク解除状態すなわち第2の状態に保
持される。このとき、昇降部材54はばね61の
力によつて最高位置まで上昇しており、ナツト6
0がブラケツト56に係止される。
この第4図aに示す状態において、例えば固定
アーム46と可動アーム47との間に形成される
空間部73の任意の位置に鉄筋17を配置し、油
圧シリンダ68を最大ストロークまで伸長させる
と、油圧シリンダ68のロツドの上昇に伴つてピ
ン67が上昇し、第3のリンク66およびピン6
5を介して可動アーム47がピン50を中心に同
第4図aの矢印74方向に回動し、昇降部材57
がばね61の力に抗して矢印75方向に下降す
る。このとき鉄筋17は、可動アーム47の矢印
74方向の回動に伴つて、可動アーム47のガイ
ド部材72と固定アーム46のガイド部材71と
によつて同第4図aの矢印76方向に押出され、
ローラ51,52部分に案内され、当該鉄筋17
はこれらのローラ51,52に接触し、ローラ5
1,52間に位置する。また前述したように、ピ
ン67がピン62とピン65とを結ぶ線よりも上
方に位置することにより可動アーム47はメカニ
カルロツクされ、第4図bに示す状態となる。
なおこのとき、ばね61によつて昇降部材57
およびピン62は同第4図bの図示上方向の力を
受け、これにより第1のリンク63に引張力、第
2のリンク64に圧縮力が生じ、この圧縮力はピ
ン67、第3のリンク66を介してピン65に伝
えられる。このため可動アーム47はピン50を
中心としたモーメントを受け、これによつてロー
ラ52がローラ51に近づく方向に付勢される。
すなわち鉄筋17がローラ52,51によつて
ばね61の力に相応した力で把持される。
そして、この第4図bに示す第1の状態におい
てモータ53を駆動すると、ローラ51が回転
し、これによつて鉄筋17が軸心方向に送られ、
また鉄筋17の送りに伴つてローラ52が回転す
る。
なお、特には図示しないが第2図に示す送り量
検出装置27は、例えば第4図a,bに示す送り
装置26に近似した構成にしてある。すなわち、
第4図a,bに示す送り装置26の構成からモー
タ53を除き、ローラ51を固定アーム46の先
端に回動自在に装着し、このローラ51に、当該
ローラ51の回転に応じて信号を出力する回転計
例えばロータリエンコーダを装着した構成にして
ある。この送り量検出装置27から出力される信
号があらかじめ定められた値になつたとき、送り
装置26のモータ53の駆動が停止し、送り装置
26および送り量検出装置27における鉄筋17
の把持が解除されるようになつている。
このように構成した一実施例にあつては、走行
体13を駆動させることによつて自在に走行する
ことができ、旋回体14を駆動させることによつ
てブーム18、アーム19、ブラケツト20、棒
状体21、送り装置26、送り量検出装置27を
一体的に旋回させることができる。また油圧シリ
ンダ22,23,24を駆動させることによりブ
ーム18、アーム19、ブラケツト20をそれぞ
れ単独に上下方向に回動させることができ、油圧
シリンダ25を駆動させることにより棒状体2
1、送り装置26、送り量検出装置27を水平方
向に一体的に回動させることができる。また収容
部16の水平シリンダ31、縦シリンダ37を駆
動することにより収容部16の受部28において
鉄筋17を1本ずつ送り出すことができ、送り装
置26を駆動することにより鉄筋17をその軸心
方向に送ることができる。なおこれらの駆動を制
御する制御機構については特には図示しないが、
公知の手段によつて構成することができ、その制
御は運転室15内に配置した操作レバー等を介し
ておこなわれる。
次に、この一実施例によつておこなわれる配筋
作業の一例について説明する。
すなわち、まず図示しないクレーン等により、
収容部16に鉄筋17が複数本収容される。一
方、第2図に示すように基礎が形成される床1の
上にうま2が配置される。次いで走行体13を駆
動し、うま2の近傍の所定の配筋作業位置に至
る。そして当該位置において第3図aに示す水平
シリンダ31および縦シリンダ37が駆動され、
これによつて鉄筋17が前述したように受部28
の前方位置に送り出される。次いで油圧シリンダ
22,23,24が駆動され、これによつてブー
ム18、アーム19、ブラケツト20が上下方向
に回動し、棒状体21に支持された送り装置2
6、送り量検出装置27が収容部16の位置すな
わち、受部28の前方に送り出された第3図aの
二点鎖線で示す鉄筋17aを把持する位置に至
る。なお、このとき送り装置26および送り量検
出装置27は鉄筋17の把持が可能な状態、すな
わち第4図aに例示するロツク解除状態になつて
いる。この状態において第4図aに示す油圧シリ
ンダ68等が伸長され、これにより上述の鉄筋1
7aは送り装置26および送り量検出装置27に
把持される。次いで、油圧シリンダ22,23,
24および必要ならば油圧シリンダ25が駆動さ
れ、これによつて上述の鉄筋17aは収容部16
から取出され、うま2上に配置される。第2図の
3はこのようにしてうま2上に配置された鉄筋を
示している。
次いで走行体13を駆動して、例えば当該走行
体13が鉄筋3上に位置するようにする。この状
態において上述のように収容部16の水平シリン
ダ31および縦シリンダ37が駆動され、鉄筋1
7のうちの1本が送り出される。そして、上述の
ようにブーム18、アーム19、ブラケツト20
を適宜回動させ、送り装置26および送り量検出
装置27によつて送り出された鉄筋17を把持さ
せた後、ブーム18、アーム19、ブラケツト2
0を回動させ、把持した鉄筋17が先に配置した
鉄筋3の上に、かつ直交するように位置決めす
る。この状態において送り装置26を駆動させ、
所定量送られたところで送り装置26および送り
量検出装置27による把持を解除するる。第2図
の4はこのようにして鉄筋3上に配置された鉄筋
を示している。次に同様の操作によつて一点鎖線
で示す鉄筋5が鉄筋3上に、かつ鉄筋4に対して
ずらして配置される。以下、第1図に例示した配
筋作業が順次同様の操作によつておこなわれる。
このように構成した一実施例にあつては、鉄筋
17の配筋作業を油圧、電気等を介しておこなわ
れ機械的動作によつて、すなわち人力を介在させ
ることなく容易に実施することができる。
またこの一実施例にあつては、旋回体14およ
びブラケツト20に回動可能に装着される棒状体
21および油圧シリンダ25を備えていることか
ら、鉄筋17を上述した格子状に限らず所望の形
態に、例えば第2図の鉄筋3に対して所定角度傾
斜するように交差させた状態に容易に配置するこ
とができる。
またこの一実施例にあつては、アーム19に回
動可能に装着されるブラケツト20、および油圧
シリンダ24を備えていることから鉄筋の配置面
に対して送り装置26の把持角度を垂直に位置決
めし、鉄筋の配置を高精度におこなうことができ
る。
なお、第5図a,bは収容部16の別の例を示
す説明図で、第5図aは要部側断面図、第5図b
は第5図aに示す収容部16を構成するフイーダ
を示す平面図である。これらの図において、77
は鉄筋17が収容される受部で、例えば走行体1
3に支持されており、下面の中央部に穴78を有
している。79はこの受部77の穴78の下方に
配置したガイドチヤンネル、80はこのガイドチ
ヤンネル79の長手方向に沿つて、当該ガイドチ
ヤンネル79内に配置した送りねじ、81はガイ
ドチヤンネル79内の両端部に配置され、送りね
じ80を支持する軸受、82はガイドチヤンネル
79に装着され、送りねじ80を回転させる油圧
モータである。
また83は送りねじ80の回転に応じて当該送
りねじ80の軸心方向に移動するキヤリヤで、油
路84を有するとともに送りねじ80と螺合する
キヤリヤ本体85と、油路84に連通し、圧油を
供給可能なホース86と、キヤリア本体85内に
形成され、油路84に連通するシリンダ87と、
このシリンダ87内に配置したピストン88と、
このピストン88に一体に設けられ、キヤリヤ本
体85の上方に突出可能な棒体からなるキヤツチ
ヤ89と、シリンダ87に配置され、ピストン8
8を下方に付勢するばね90と、キヤリヤ本体8
5の上方部分に形成され、受部77の穴78から
上方に突出する突出部91と、この突出部91に
装着され、鉄筋17に接触可能な検出部92を有
するスイツチ93と、キヤリヤ本体85に装着さ
れ、ガイドチヤンネル79上を走行可能なローラ
94とを備えている。
なお第5図bに示す95は受部77の前方位置
に相応するガイドチヤンネル79の位置に装着さ
れ、キヤリヤ83の接近に応じて信号を出力する
別の検出スイツチである。
上述した受部77を除く、油圧モータ82、キ
ヤリヤ83、ガイドチヤンネル79、検出スイツ
チ93,95等の部材は、鉄筋17を受部77の
前方位置に1本ずつ送り出すフイーダを構成して
いる。
この第5図a,bに示すようにフイーダを構成
した収容部16にあつては、例えば次のようにし
て鉄筋17が送り出される。すなわち、まず動作
の開始に際し、ピストン88およびキヤツチヤ8
9が第5図aに示すように下方に下げられる。次
いで油圧モータ82が駆動され、これによつて送
りねじ80が回転し、キヤリヤ83が受部77に
収容された鉄筋17に近づく方向に、すなわち矢
印96方向に移動する。この間、ローラ94はガ
イドチヤンネル79に案内されながら転動する。
そして、検出スイツチ93の検出部92が受部7
7に収容された鉄筋17のうちの最前列に位置す
る鉄筋17に接触したとき、この検出スイツチ9
3から信号が出力され、油圧モータ82の駆動が
停止し、すなわちキヤリヤ83が停止し、ホース
86を介してキヤリヤ本体85の油路84に圧油
が供給される。これによつて、ピストン88がば
ね90の力に抗して上昇し、キヤツチヤ89が最
前列に位置する鉄筋17と、この鉄筋17に隣接
する鉄筋17との間に挿入される。すなわち、こ
の状態にあつては最前列に位置する鉄筋17はキ
ヤツチヤ89と突出部91との間に挾まれるよう
に位置する。
次いで油圧モータ82が反転し、これに伴つて
送りねじ80が上記とは逆に回転し、前述した鉄
筋17を挾持した状態でキヤリヤ83は受部77
の前方位置に向つて、すなわち矢印97方向に移
動する。そして、キヤリヤ83が受部77の前方
位置に近づいたとき、検出スイツチ95が作動
し、この検出スイツチ95から出力される信号に
応じて油圧モータ82が停止し、すなわちキヤリ
ヤ83が停止し、鉄筋17の1本の送り出しが終
了する。なお第5図aの破線で示す17は送り出
された鉄筋17を例示している。
この第5図a,bに示す収容部16にあつて
も、前述した第3図a,b,cに示す収容部16
と同様に安定して鉄筋17を1本ずつ送り出すこ
とができる。
なお第2,3,4図に示す上記実施例では、棒
状体21の一方の端部に送り装置26を装着し、
他方の端部に送り量検出装置27を装着してある
が、棒状体21の両端部に送り装置26を装着
し、鉄筋17の送り量は第4図aに示すモータ5
3の回転数を検出する等の別の手段によつて検出
する構成にしてもよい。
また上記実施例では、走行体13を履帯12を
有する構成にしてあるが、本発明はこれに限ら
ず、履帯12の代りにホイールを有するものであ
つてもよい。
また上記実施例では、収容部16を走行体13
上に配置してあるが、本発明はこれに限定され
ず、当該収容部16を旋回体14上に配置する構
成にしてもよい。
本発明の長尺部材の配設機械は、以上のように
構成してあることから、走行体による走行と、旋
回体による旋回と、ブーム、アームを含む腕の回
動とにより、水平面上に位置する接地面の任意の
位置に長尺部材を直交して配置する作業を含む3
次元的なあらゆる方向の長尺部材の配置作業を人
力の介在なく実施でき、それ故、この配置作業の
安全を確保でき、当該配置作業の能率を向上させ
ることができる。また、収容部を本体に設けてあ
ることから、全体をコンパクトにすることができ
る。さらに、収容部が、受部に収納された鉄筋を
一本ずつ、他の鉄筋から所定距離離れた位置に送
り出すフイーダを有することから、取り出す鉄筋
を他の鉄筋に接触する懸念なく把持して取り出す
ことができ、上記とは別の観点から作業能率の向
上を実現させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は長尺部材の配置形態の一例を示す説明
図、第2図は本発明の長尺部材の配設機械の一実
施例を示す外観斜視図、第3図は第2図に示す一
実施例に備えられる収容部の一例を示す説明図
で、第3図aは要部側面図、第3図b,cはそれ
ぞれ鉄筋送り出し過程を示す説明図、第4図は第
2図に示す一実施例に備えられる送り装置の一例
を示す説明図で、第4図aは鉄筋を把持する前の
状態を示す側面図、第4図bは鉄筋を把持した状
態を示す側面図、第5図a,bは収容部の別の例
を示す説明図で、第5図aは要部側断面図、第5
図bは第5図aに示す収容部を構成するフイーダ
を示す平面図である。 3,4,5,6,7,17,17a,17b…
…鉄筋(長尺部材)、10……本体体、13……
走行体、14……旋回体、16……収容部、18
……ブーム、19……アーム、20……ブラケツ
ト、21……棒状体、22,23,24,25,
68……油圧シリンダ、26……送り装置、27
……送り量検出装置、28,77……受部、29
……水平案内体、30……摺動体、31……水平
シリンダ、34……上下案内体、35……移送用
爪、36……傾斜案内部、37……縦シリンダ、
41,92……検出部、42,93,95……検
出スイツチ、46……固定アーム、47……可動
アーム、50,62,65,67……ピン、5
1,52,94……ローラ、53……モータ、6
1,90……ばね、63……第1のリンク、64
……第2のリンク、66……第3のリンク、7
1,72……ガイド部材、78……穴、79……
ガイドチヤンネル、80……送りねじ、81……
軸受、82……油圧モータ、83……キヤリヤ、
84……油路、85……キヤリヤ本体、86……
ホース、87……シリンダ、88……ピストン、
89……キヤツチヤ、91……突出部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 接地面上の任意の方向の走行が可能な走行
    体、およびこの走行体の上部に配置される旋回体
    を有する本体と、この本体に設けられ長尺部材を
    収容可能な収容部と、該長尺部材の把持が可能
    で、かつ該長尺部材を把持した状態で、その軸心
    方向に送り出し可能な送り装置と、上記本体に装
    着され、上記送り装置を上記収容部位置に移動さ
    せ、および該収容部から離れた位置に移動させる
    腕とを備え、この腕は、上記旋回体に回動自在に
    設けたブームと、このブームに回動自在に設けた
    アームと、このアームに装着され、送り装置を支
    持する支持部材とを有し、上記収容部が、鉄筋を
    複数本収納可能な受部と、この受部に収納された
    鉄筋を一本ずつ、他の鉄筋が配置されている位置
    から所定距離離れた位置に送り出すフイーダとを
    有することを特徴とする長尺部材の配設機械。
JP1349684A 1984-01-30 1984-01-30 長尺部材の配設機械 Granted JPS60161829A (ja)

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JPS58189461A (ja) * 1982-04-27 1983-11-05 鹿島建設株式会社 壁筋自動配筋方法

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