JPH0445626Y2 - - Google Patents

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JPH0445626Y2
JPH0445626Y2 JP13474889U JP13474889U JPH0445626Y2 JP H0445626 Y2 JPH0445626 Y2 JP H0445626Y2 JP 13474889 U JP13474889 U JP 13474889U JP 13474889 U JP13474889 U JP 13474889U JP H0445626 Y2 JPH0445626 Y2 JP H0445626Y2
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applicator
shaft
holding cylinder
fitted
mascara
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は化粧用のマスカラ塗布具に関する。
〔従来の技術〕
従来、塗布体である刷子部を屈曲できるように
形成したマスカラ塗布具は、実開昭60−12314号
公報に記載されている。
前記公報に記載されたマスカラ塗布具は、第1
0図、第11図に示すように、キヤツプ8に設け
た塗布棒50の下端部に、凹部51を設け、この
凹部51に塗布体38の球状基部40を嵌入し、
この球状基部40を、前記塗布棒50の下端部の
筒状部で押さえて、前記球状基部40が適度の摩
擦抵抗でもつて回動できるように形成したもので
ある。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記第10図、第11図に示す従来のマスカラ
塗布具は、塗布体38を、球状基部40により、
塗布棒50から屈曲させられるので、塗布体38
を容器1内に挿入した場合に、塗布体38を球状
基部40で屈曲させ、塗布体38をその全長にわ
たり容器1の内壁に接触させ、容器1の内壁に付
着したマスカラを取り出すことができ、また、塗
布体38を塗布棒50から屈曲させた状態でマス
カラの塗布ができ、使い易いマスカラ塗布具であ
る。
しかしながら、前記従来のマスカラ塗布具は、
球状基部40を適度の摩擦抵抗でもつて回動でき
るように形成することは難しいものであり、屈曲
が困難であつたり、また、屈曲し易過ぎるものと
なる虞れがあつた。
本考案は前記事項に鑑みなされたものであり、
塗布体が適度な力で屈曲し、そして、その屈曲状
態が維持できるようにすることを技術的課題とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
請求項1記載の考案は、容器1の口筒部2にキ
ヤツプ8を嵌着し、このキヤツプ8には、前記容
器1内に延びる保持筒9を設け、この保持筒9に
は、底部16を設け、この底部16には、中央部
より放射状に複数個の切抜孔17を設け、そし
て、前記保持筒9内には、塗布体38の球状基部
40を嵌入し、この球状基部40には、前記底部
16の切抜孔17を貫通して下方に延びる塗布軸
39を設け、この塗布軸39には前記塗布体38
を設け、さらに、前記切抜孔17は、前記塗布軸
39が嵌入され、前記切抜孔17の両方の側縁1
8で前記塗布軸39を保持できる幅に形成し、さ
らに、前記保持筒9内には、スプリング29で付
勢されて、前記塗布体38の球状基部40に圧接
する軸27を嵌入してマスカラ塗布具とした。
請求項2記載の考案は、請求項1記載のマスカ
ラ塗布具において、塗布体38の球状基部40に
凹入部41を設け、軸27の下端部に、前記凹入
部41に嵌合できる半球状凸部35を設けてマス
カラ塗布具とした。
請求項3記載の考案は、容器1の口筒部2にキ
ヤツプ8を嵌着し、このキヤツプ8には、前記容
器1内に延びる保持筒9を設け、この保持筒9に
は、底部16を設け、この底部16には貫通孔2
1を設け、そして、前記保持筒9内には、スプリ
ング29で前記底部16に向けて付勢された合成
樹脂製の軸27を嵌入し、この軸27の下端部に
は、小径に形成して可撓性を持たせた接続部45
を介して、前記底部16に圧接された球状部46
を設け、この球状部46には、前記底部16の貫
通孔21を貫通する塗布軸39を設け、この塗布
軸39には、塗布体38を設けてマスカラ塗布具
とした。
〔作用〕
請求項1記載の考案は、第2図に示すように、
容器1から塗布体38を抜き出す途中において、
塗布体38を容器1の内壁に押し当てて押圧する
と、第4図、第5図に示すように、塗布体38の
塗布軸39が、保持筒9の底部16に設けた切抜
孔17に入り込み、塗布体38は、前記保持筒9
に対して屈曲される。
そして、前記切抜孔17の両方の側縁18は、
塗布体38の塗布軸39を、その屈曲位置に保持
できる幅に形成してあるので、塗布軸39はその
位置に保持される。さらに、塗布軸39の設けら
れた球状基部40は、スプリング29で付勢され
た軸27によつて底部16に圧接されているの
で、適度の摩擦抵抗でその位置に保持され、塗布
体38は、その全長で容器1の内壁に接し、内壁
に付着したマスカラを塗布体38の全長にわたつ
て付着させることができる。
また、屈曲した状態で容器1外に抜き出された
塗布体38は、その状態を確実に維持してマスカ
ラの塗布ができる。
請求項2記載の考案は、さらに、第3図に示す
ように、塗布体38の球状基部40の凹入部41
に、軸27の下端部に設けた半球状凸部35を嵌
合させると、塗布体38はその位置(実施例では
保持筒9と塗布体38が一直線状となつた位置)
に固定され、マスカラの塗布に用いられる。
請求項3記載の考案は、塗布体38を横方向に
押圧すると、軸27に接続部45を介して接続す
る球状部46は、前記接続部45で屈曲して回動
し、塗布体38が屈曲する。そして、前記軸27
は、スプリング29により押圧され、球状部46
が、底部16に圧接されて、その屈曲状態を維持
し、塗布体38にマスカラが付着され、そして、
マスカラの塗布が行なわれる。
〔実施例〕
第1図ないし第5図は、請求項1及び請求項2
記載の考案の一実施例の説明用の図である。
この実施例のマスカラ塗布具は、円筒状の容器
1の口部に、雄ねじを設けた筒体を嵌入止着して
口筒部2とし、この口筒部2には、筒状のしごき
パツキン3を嵌着し、このしごきパツキン3に
は、内方に環状に突出するしごき片4が設けてあ
る。
そして、前記口筒部2には、キヤツプ8を螺合
して嵌着し、このキヤツプ8には、前記容器1内
に延びる保持筒9の基部大径部10を固く嵌入し
て設け、凹凸部により脱出しないように形成して
ある。
前記保持筒9には、下方に凹入する円弧状の底
部16を設け、この底部16には、中央部より放
射状に3個の切抜孔17を設け、そして、前記保
持筒9内には、刷子として形成した塗布体38を
挿入し、この塗布体38は、前記切抜孔17よ
り、前記底部16の外部に押出し、塗布体38の
球状基部40を、前記保持筒9内に嵌入した状態
に形成する。この球状基部40には、前記底部1
6の切抜孔17を貫通して下方に延びる塗布軸3
9が設けてあり、この塗布軸39には、前記塗布
体38が設けてある。
さらに、前記切抜孔17は、前記塗布軸39が
嵌入されて、前記切抜孔17の中央部近くの両方
の側縁18で、前記塗布軸39を移動できないよ
うに保持できる幅に形成し、さらに、前記保持筒
9内には、軸27が摺動可能に嵌入され、この軸
27は、前記軸27の筒状基部28内に挿入され
たスプリング29により、前記塗布体38の球状
基部40に圧接されている。
そして、前記マスカラ塗布具の塗布体38の球
状基部40には、前記塗布軸39の設けられた側
の反対側の中央部に、凹入部41を設け、軸27
の下端部は、前記塗布体38の球状基部40に合
致する円弧状に形成されると共に、この軸27の
下端部の中央部には、前記球状基部40の凹入部
41に嵌合できる半球状凸部35が設けてあり、
前記塗布体38は、前記球状基部40の凹入部4
1が、前記軸27の半球状凸部35に嵌合して、
前記保持筒9と同一直線状に確実に保持されるよ
うに形成してある。
第6図ないし第9図は、請求項3記載の考案の
一実施例の説明用の図であり、さきの第1図ない
し第5図に示す実施例と同様の部分は、同一の符
号を用い説明を省略した。
この実施例のマスカラ塗布具は、保持筒9の円
弧状の底部16には、円形の貫通孔21を設け、
保持筒9の基部大径部10の内側に縦溝13を設
け、この縦溝13に、軸27の筒状基部28の外
側に設けた凸部32を嵌入して、保持筒9内に挿
入した軸27を前後摺動可能で回動不能に嵌入し
ている。
そして、前記軸27は、ポリプロピレンからな
る合成樹脂で形成し、この軸27の下端部には、
小径に形成して可撓性を持たせ、屈曲できるよう
に形成した接続部45を介して、前記底部16に
圧接されている球状部46を一体に設け、この球
状部46には、前記底部16の貫通孔21を貫通
する塗布軸39を設け、この塗布軸39には、刷
子として形成した塗布体38が設けてある。
〔考案の効果〕
本考案の請求項1記載の考案は、塗布体38の
球状基部40を、保持筒9内に嵌入し、この保持
筒9の底部16には、放射状に複数個の切抜孔1
7を設け、この切抜孔17の側縁18で、前記切
抜孔17に入り込んだ塗布体38の球状基部40
を、スプリング29で付勢された軸27で底部1
6に圧接するので、塗布体38を屈曲した位置に
確実に保持し、塗布体38の全長にわたつてマス
カラを付着させ易く、また、マスカラの塗布もし
易いものである。
請求項2記載の考案は、さらに、塗布体38の
球状基部40に凹入部41を設け、軸27の下端
部に半球状凸部35を設け、この半球状凸部35
に前記球状基部40の凹入部41を嵌合できるよ
うに形成したので、塗布体38を屈曲して保持で
きるマスカラ塗布具の塗布体38を、使用上の必
要性から直線状に保持することを要求される場合
は、直線状にも確実に保持できるものである。
請求項3記載の考案は、塗布体38を横方向の
いずれの向きに押圧しても、塗布体38は接続部
45で屈曲し、塗布体38の球状基部46はスプ
リング29で、保持筒9の底部16に圧接される
ので、その屈曲位置を保持し、塗布体38の操作
がし易い。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は、請求項1及び2記載の
考案の一実施例説明用の図であり、第1図は断面
図、第2図は操作状態の要部の断面図、第3図は
要部の断面図、第4図は要部の正面図、第5図は
塗布軸を屈曲した状態の要部の断面図、第6図な
いし第9図は請求項3記載の考案の一実施例説明
用の図であり、第6図は断面図、第7図は操作状
態の要部の断面図、第8図は要部の断面図、第9
図は塗布軸を屈曲した状態の要部の断面図、第1
0図は従来例の分解側面図、第11図はその要部
の側面図である。 1……容器、2……口筒部、8……キヤツプ、
9……保持筒、16……底部、17……切抜孔、
18……側縁、21……貫通孔、27……軸、2
9……スプリング、35……半球状凸部、38…
…塗布体、39……塗布軸、40……球状基部、
41……凹入部、45……接続部、46……球状
部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 容器1の口筒部2にキヤツプ8を嵌着し、こ
    のキヤツプ8には、前記容器1内に延びる保持
    筒9を設け、この保持筒9には、底部16を設
    け、この底部16には、中央部より放射状に複
    数個の切抜孔17を設け、そして、前記保持筒
    9内には、塗布体38の球状基部40を嵌入
    し、この球状基部40には、前記底部16の切
    抜孔17を貫通して下方に延びる塗布軸39を
    設け、この塗布軸39には前記塗布体38を設
    け、さらに、前記切抜孔17は、前記塗布軸3
    9が嵌入され、前記切抜孔17の両方の側縁1
    8で前記塗布軸39を保持できる幅に形成し、
    さらに、前記保持筒9内には、スプリング29
    で付勢されて、前記塗布体38の球状基部40
    に圧接する軸27を嵌入したマスカラ塗布具。 (2) 塗布体38の球状基部40に凹入部41を設
    け、軸27の下端部に、前記凹入部41に嵌合
    できる半球状凸部35を設けた請求項1記載の
    マスカラ塗布具。 (3) 容器1の口筒部2にキヤツプ8を嵌着し、こ
    のキヤツプ8には、前記容器1内に延びる保持
    筒9を設け、この保持筒9には、底部16を設
    け、この底部16には貫通孔21を設け、そし
    て、前記保持筒9内には、スプリング29で前
    記底部16に向けて付勢された合成樹脂製の軸
    27を嵌入し、この軸27の下端部には、小径
    に形成して可撓性を持たせた接続部45を介し
    て、前記底部16に圧接された球状部46を設
    け、この球状部46には、前記底部16の貫通
    孔21を貫通する塗布軸39を設け、この塗布
    軸39には、塗布体38を設けたマスカラ塗布
    具。
JP13474889U 1989-11-20 1989-11-20 Expired JPH0445626Y2 (ja)

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US10398215B2 (en) * 2017-03-02 2019-09-03 Aa R&D Llc Adjustable end mascara brush
CN109788841B (zh) * 2017-07-13 2022-04-15 美露研发有限责任公司 可调节端部睫毛膏

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