JPH0445490Y2 - - Google Patents

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JPH0445490Y2
JPH0445490Y2 JP1986051953U JP5195386U JPH0445490Y2 JP H0445490 Y2 JPH0445490 Y2 JP H0445490Y2 JP 1986051953 U JP1986051953 U JP 1986051953U JP 5195386 U JP5195386 U JP 5195386U JP H0445490 Y2 JPH0445490 Y2 JP H0445490Y2
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JP
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chain
clamping
conveying device
conveyance
conveying
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、搬送チエーンと挟持レールとからな
る第1挟持搬送装置の終端に、該第1挟持搬送装
置の搬送チエーンと挟持レールとの配置関係を逆
に配置した搬送チエーンと挟持レールとからなる
第2挟持搬送装置の始端を臨設した茎稈搬送装置
に関する。
〔従来の技術〕
かかる茎稈搬送装置において、従来では、例え
ば第5図に示すように、第1挟持搬送装置として
のフイードチエーン3及び第2挟持搬送装置とし
ての排ワラチエーン104を備える脱穀装置を例
に挙げて説明すれば、前記排ワラチエーン104
の搬送チエーン104Aを、所定姿勢に固定する
と共に、前記排ワラチエーン104の挟持レール
104Bを一対のスプリング105,105にい
より上下動自在でかつ搬送チエーン側に弾性付勢
状態で設けていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、フイードチエーン3に排ワラチエー
ン104を臨設する場合において、排ワラチエー
ン104の始端部がフイードチエーン3の後端部
に干渉することを回避するために排ワラチエーン
104の搬送チエーン104Aよりも挟持レール
104Bを大きく前方側へ突出させることができ
ないものである。そして、排ワラチエーン104
の始端部に形成する茎稈受渡し口106を、例え
ば茎稈の搬送量が少ない場合にフイードチエーン
3と排ワラチエーン104との間、つまり排ワラ
チエーン104の挟持レール104B上に滞留し
てしまう、あるいは排ワラチエーン104に受け
継ぐ際に茎稈が抜けてしまうことを回避するため
に挟持レール104Bを極力始端側から搬送チエ
ーン側から離れる側に屈曲させることにより形成
すると、上記の如く、挟持レール104Bを大き
く前方側へ突出できないものであるため、挟持レ
ール104Bの屈曲角度が大きくなり、フイード
チエーン3から掻き出される茎稈による排ワラチ
エーン104の挟持レール104Bの押し開き作
用及び茎稈のくわえ込み時における搬送チエーン
104Aの回転に伴う挟持レール104Aへの押
圧作用が発揮させ難いものであり、その結果、茎
稈をフイードチエーン3と排ワラチエーン104
との間に詰まらせてしまい、茎稈の搬送が良好に
行なうことができないことがあつた。
ちなみに、排ワラチエーン104の挟持レール
104Bを、排ワラチエーン104への受け渡し
時に茎稈が抜けてしまうこと及び茎稈がフイード
チエーン3と排ワラチエーン104との間に詰ま
つてしまうことの両面を同程度に回避できるよう
に屈曲させることが考えられるが、特に搬送量が
多い場合や特に搬送量が少ない場合において上記
問題を十分に回避することができないものであつ
た。
本考案の目的は、特に搬送量が多い場合あるい
は特に搬送量が少ない場合における不具合をも解
消できるようにして搬送量の多少に拘らず、茎稈
の搬送が良好に行なえるようにする点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案にかかる茎稈搬送装置は、上記目的を達
成するために、冒記構造のものにおいて、前記第
2挟持搬送装置の搬送チエーンを、搬送終端側の
固定支点を中心にして前記第2挟持搬送装置の挟
持レールに対して遠近揺動自在に構成すると共
に、この挟持レール側に揺動自在にバネ付勢し、
かつ、前記第2挟持搬送装置の挟持レールをその
搬送始端部の固定支点を中心にして前記第2挟持
搬送装置の搬送チエーンに対して遠近揺動自在に
構成すると共に、この搬送チエーン側に揺動自在
にバネ付勢してあることを特徴構成する。
かかる特徴構成による作用・効果は次の通りで
ある。
〔作用〕
すなわち、第1挟持搬送装置から掻き出された
茎稈の押し出し力及び第2挟持搬送装置の搬送チ
エーンの掻き込み力に対する反発力がその搬送チ
エーンに作用して、第2挟持搬送装置の搬送チエ
ーンが挟持レールに対して遠ざかる側に揺動され
るのである。要するに、茎稈搬送量が多い場合に
は、前記押し出し力や反発力が増大して、受け渡
しがスムーズに行なわれるようになり、茎稈搬送
量が少ない場合には、前記押し出し力や反発力が
小さいものとなり、第2搬送装置による茎稈の適
正挟持力を維持できるのである。
〔考案の効果〕
したがつて、第2挟持搬送装置の搬送チエーン
側を揺動自在に構成することによつて、特に搬送
量が多い場合あるいは特に搬送量が少ない場合に
おいても、茎稈の受渡し搬送が円滑良好に行なえ
るようになつた。
〔実施例〕
第3図及び第4図に、コンバイン搭載用の脱穀
装置を示しており、この脱穀装置は、扱胴1を備
える扱室Aと処理胴2を備える処理室Bとを横方
向に並設すると共に、穀稈穂先部を扱室A内に挿
入させた状態で穀稈株元部を挟持搬送する第1挟
持搬送装置としてのフイードチエーン3を設け
て、順次供給される刈取穀稈を扱処理するように
構成し、そして、扱処理後の排ワラを細断カツ
タ、結束装置等の排ワラ処理装置に供給する第2
挟持搬送装置としての排ワラチエーン4を、その
始端が前記フイードチエーン3の後端に臨設する
状態で設けて、構成されるものである。
前記扱胴1及び前記処理胴2に対する受網5を
無端状に設けてある。そして、この受網5を回動
自在に張設すると共に、この受網5に対して振動
を与える機構Cを設けて、回動させることにより
下部側に位置させた受網5に振動を与えることに
よつて受網5に付着したワラ屑等を除去するよう
にしてある。
前記排ワラチエーン4は、上方側搬送チエーン
4Aと下方側挟持レール4Bとからなり、この排
ワラチエーン4は、前記フイードチエーン3の搬
送チエーン3Aと挟持レール3Bとの配置関係を
逆に配置したものであり、その構造について説明
すれば、第1図に示すように、搬送チエーン4A
を、後端側すなわち搬送終端側の固定支点Xを中
心にして挟持レール4Bに対して遠近揺動自在に
構成すると共に、挟持レール側にスプリング6に
より揺動付勢し、かつ、挟持レール4Bをその前
端部すなわち搬送始端部の固定支点Yを中心にし
て搬送チエーン4Aに対して遠近揺動自在に構成
すると共に、搬送チエーン側にスプリング7によ
り揺動付勢し、もつて、フイードチエーン3から
掻き出された茎稈の押し出し力及び排ワラチエー
ン4の搬送チエーン4Aの掻き込み力に対する反
発力によつて搬送チエーン4Aがスプリング6の
付勢力に抗して挟持レール4Bに対して遠ざかる
側に固定支点Xを中心にして揺動されると共に、
排ワラチエーン4の後部に挟持搬送されるに伴つ
て挟持レール4Bがスプリング6の付勢力に抗し
て下方側に固定支点Yを中心にして揺動されるよ
うに構成してある。
前記排ワラチエーン4の駆動構造について説明
すれば、第2図に示すように、扱胴1の駆動軸8
に一端がベベルギヤ9により連動連結される伝動
軸10の他端に、排ワラチエーン4の駆動スプロ
ケツト11が取付けられた入力軸12をベベルギ
ヤ13により連動連結してある。
〔別実施例〕
前記実施例では、第1挟持搬送装置3を上方側
挟持レール3Bと下方側搬送チエーン3Aとから
構成したが、挟持レール3Bと搬送チエーン3A
との上下関係は逆であつてもよい。
本考案は、コンバインに備える搬送装置に適用
したが、その他各種の農作業車に備える茎稈搬送
装置に適用してもよい。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る茎稈搬送装置の実施例を示
し、第1図はフイードチエーンと排ワラチエーン
との配置関係を示す側面図、第2図は排ワラチエ
ーンの駆動構造を示す平面図、第3図は脱穀装置
の縦断背面図、第4図は脱穀装置の縦断側面図で
ある。第5図はフイードチエーンと排ワラチエー
ンとの配置関係の従来例を示す側面図である。 3A,4A……搬送チエーン、3B,4B……
挟持レール、3……第1挟持搬送チエーン、4…
…第2挟持搬送チエーン、X,Y……固定支点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 搬送チエーン3Aと挟持レール3Bとからなる
    第1挟持搬送装置3の終端に、該第1挟持搬送装
    置3の搬送チエーン3Aと挟持レール3Bとの配
    置関係を逆に配置した搬送チエーン4Aと挟持レ
    ール4Bとからなる第2挟持搬送装置4の始端を
    臨設した茎稈搬送装置であつて、前記第2挟持搬
    送装置4の搬送チエーン4Aを、搬送終端側の固
    定支点Xを中心にして前記第2挟持搬送装置4の
    挟持レール4Bに対して遠近揺動自在に構成する
    と共に、この挟持レール4B側に揺動自在にバネ
    付勢し、かつ、前記第2挟持搬送装置4の挟持レ
    ール4Bをその搬送始端部の固定支点Yを中心に
    して前記第2挟持搬送装置4の搬送チエーン4A
    に対して遠近揺動自在に構成すると共に、この搬
    送チエーン4A側に揺動自在にバネ付勢してある
    茎稈搬送装置。
JP1986051953U 1986-04-07 1986-04-07 Expired JPH0445490Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986051953U JPH0445490Y2 (ja) 1986-04-07 1986-04-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986051953U JPH0445490Y2 (ja) 1986-04-07 1986-04-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62162947U JPS62162947U (ja) 1987-10-16
JPH0445490Y2 true JPH0445490Y2 (ja) 1992-10-26

Family

ID=30876688

Family Applications (1)

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JP1986051953U Expired JPH0445490Y2 (ja) 1986-04-07 1986-04-07

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5583957U (ja) * 1978-12-07 1980-06-10
JPS56117647U (ja) * 1980-02-07 1981-09-08

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62162947U (ja) 1987-10-16

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