JPH044544A - 液冷式マグネトロン - Google Patents

液冷式マグネトロン

Info

Publication number
JPH044544A
JPH044544A JP10296090A JP10296090A JPH044544A JP H044544 A JPH044544 A JP H044544A JP 10296090 A JP10296090 A JP 10296090A JP 10296090 A JP10296090 A JP 10296090A JP H044544 A JPH044544 A JP H044544A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yoke
magnet
anode
liquid
magnetron
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10296090A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Ishiyama
石山 国雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP10296090A priority Critical patent/JPH044544A/ja
Publication of JPH044544A publication Critical patent/JPH044544A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Microwave Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は陽極を冷却液で冷却する液冷式マグネトロンに
関する。
〔従来の技術〕
従来の液冷式マグネトロンは、第2図及び第3図に示す
ような構造よりなる。眞空管部からなるマグネトロン本
体の陽極1の入力側には、フィルタケース2が取付けら
れ、フィルタケース2には雑音防止用コンデンサ3が取
付けられている。また陽極1の上下には磁石4が配置さ
れ、更に陽極1及び磁石4を磁性体からなる金属等で作
られたヨーク5で囲み、磁石4とヨーク5を用いて磁気
回路を構成している。
そして、第2図の構造は、銅パイプをコイル状に巻いた
蛇管6を陽極IKろう付は又は半田付けしてなり、蛇管
6に冷却液を流すことによって陽極1の冷却を行ってい
る。
第3図の構造は、陽極1の外周に密封された空間を形成
するようにジャケット7をろう付は等の方法で直接溶着
してなり、供給口8より冷却液をジャケット7の内部に
供給し、排出口9より排出することによって陽極1の冷
却を行っている。なお、この種のマグネトロンは、フィ
リップス社のカタログrTechnical  Pub
lication  219YJ  1600 mag
netron for microwaveh6ati
ng  up to  6KWJ (テクニカル パブ
リケーション219 YJ 1600  マグネトロン
本体 マイクロウェブ ヒーティング アップツウ 6
KW)に記載されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところでマグネトロンは、陰極が2000°にと高温で
あることから、その輻射熱によや陽極1の上下方向にあ
る部品の温度を高める。そして、これの部品から熱伝導
により磁石4、ヨーク5、フィルタケース2及びコンデ
ンサ3の温度上昇を招く。
磁石4は、一般に温度が高くなるに従って磁力が減少す
るため、磁石4の温度上昇はそのままマグネトロンの動
作電圧の低下につながり出力低下となる。またフィルタ
ケース2及びその内部の温度上昇はコンデンサ3の信頼
性を低下させる方向にある。
しかるに、上記従来技術は、陽極1のみの冷却を目的と
しているために、磁石4及びコンデンサ3の温度上昇は
避けられなかった。そこで、磁石4やコンデンサ3の温
度上昇が問題になるマグネトロンでは、この部分に冷却
風を当てなければならなくなる。
本発明の目的は、磁石やコンデンサ等の湿度上昇を防止
し、特性変化の少ない信頼性の高いマグネトロンを提供
することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、陽極及び磁石を囲むように
設けられたヨークを内側が密封された空間となるように
冷却用ジャケットに形成し、ヨークの内部に冷却液を導
くように構成したものである。
〔作用〕
ヨークそのものを冷却用ジャケットとする構造よりなる
ので、ヨークの冷却はもとより、磁石及び陽極は冷却液
内に入っており、十分に冷却される。
このように、磁石の温度上昇が防止されるので、マグネ
トロンの特性変化を減少させることができる。またヨー
ク、磁石及び陽極の温度上昇が防止されることにより、
フィルタケースの温度上昇が防止され、信頼性が向上す
る。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図によ1説明する。なお
、第2図及び第3図と同一部材には、同一符号を付して
説明する。陽極1及磁石4を囲むように設けられ、マグ
ネトロンの磁気回路を構成するヨーク10は、内側が気
密封止された空間11となるように冷却用ジャケットに
形成されている。ヨーク10内の気密封止は、ヨーク1
0の合わせ面を溶接し、また陽極lと磁石4間に厚さ1
菌根度のゴムパツキン12を配設し、更に磁石4とヨー
ク5の接触面にシリコンゴム系の接着剤を塗布すること
によって行われ、冷却液が漏れないようになっている。
ヨークlOには空間11に冷却液を供給する供給口13
及び排出する排出口14が設けられている。
従って、陽極1、磁石4及びヨーク10は冷却液によっ
て直接冷却される。例えば、冷却液として水を用いると
、陽極1を含め磁石4の温度を80℃にすることができ
、特性のドリフトが非常に少なく、またマグネトロン内
部の電極温度も下げることができる。また陽極1、磁石
4、ヨーク10及びマグネトロン本体内部の温度が下る
ことにより、フィルタケース2及びコンデンサ3の温度
上昇が抑えられ、信頼性が向上する。
〔発明の効果〕
本発明によれば、陽極、磁石及びヨークを直接冷却する
ので、マグネトロンの特性変化を減少させることができ
ると共に、信頼性の向上が図れる。
また銅パイプの蛇管、銅製の冷却ジャケットを用いない
ので、材料費の低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す一部断面図、第2図及
び第3図はそれぞれ従来例の側面図である。 1−・・陽極、   4・・・磁石、   10・・・
ヨーク、11・・・空間。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、マグネトロン本体の陽極の上下に磁石を配置し、陽
    極及び磁石をヨークで囲み、磁石とヨークを用いて磁石
    回路を構成したマグネトロンにおいて、前記ヨークを内
    側が密封された空間となるように冷却用ジャケットに形
    成し、ヨークの内部に冷却液を導くように構成したこと
    を特徴とする液冷式マグネトロン。
JP10296090A 1990-04-20 1990-04-20 液冷式マグネトロン Pending JPH044544A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10296090A JPH044544A (ja) 1990-04-20 1990-04-20 液冷式マグネトロン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10296090A JPH044544A (ja) 1990-04-20 1990-04-20 液冷式マグネトロン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH044544A true JPH044544A (ja) 1992-01-09

Family

ID=14341361

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10296090A Pending JPH044544A (ja) 1990-04-20 1990-04-20 液冷式マグネトロン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH044544A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1003198A1 (en) * 1998-11-18 2000-05-24 Matsushita Electronics Corporation Magnetron apparatus and manufacturing method therefor
EP1355340A2 (en) * 2002-04-18 2003-10-22 Lg Electronics Inc. Magnetron
JP2015191793A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 東芝ホクト電子株式会社 マグネトロン及びその製造方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1003198A1 (en) * 1998-11-18 2000-05-24 Matsushita Electronics Corporation Magnetron apparatus and manufacturing method therefor
US6351071B1 (en) 1998-11-18 2002-02-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Magnetron apparatus and manufacturing method therefor
EP1355340A2 (en) * 2002-04-18 2003-10-22 Lg Electronics Inc. Magnetron
EP1355340A3 (en) * 2002-04-18 2006-03-01 Lg Electronics Inc. Magnetron
JP2015191793A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 東芝ホクト電子株式会社 マグネトロン及びその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2432513A (en) Ionic discharge device
JPS62246229A (ja) 同軸導波管構体およびその製造方法
JPS61156624A (ja) 電子レンジ用マグネトロン
JPS583338B2 (ja) マグネトロン
JPH04308648A (ja) 無電極低圧放電ランプ
JPH044544A (ja) 液冷式マグネトロン
US2515337A (en) Metal to glass seal and method of producing same
US2848523A (en) Vacuum crucible furnace
JP4263896B2 (ja) マグネトロン
JPH08273616A (ja) 金属蒸気発光管の開口部の封止部構造
JPH03297034A (ja) マグネトロン
JP3039956B2 (ja) マグネトロン陰極構体
US2137841A (en) Electric discharge device
US2931935A (en) Electric discharge device
JPH0227489Y2 (ja)
JP3159502B2 (ja) マグネトロン装置
JPS6129156Y2 (ja)
JPH0737120Y2 (ja) 熱処理炉の電極構造
US2290967A (en) Electron tube
JP3515943B2 (ja) 誘導加熱用二重容器
KR20010092585A (ko) 마그네트론의 브레이징 구조
JPS6153882B2 (ja)
JPS6298537A (ja) 電子レンジ用マグネトロン
CN114300324A (zh) 用于行波管的收集极及其制备方法
JPH07176296A (ja) 金属蒸気発光管の封止方法