JPH0445438B2 - - Google Patents

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JPH0445438B2
JPH0445438B2 JP59212508A JP21250884A JPH0445438B2 JP H0445438 B2 JPH0445438 B2 JP H0445438B2 JP 59212508 A JP59212508 A JP 59212508A JP 21250884 A JP21250884 A JP 21250884A JP H0445438 B2 JPH0445438 B2 JP H0445438B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hanging
hanging tool
spherical bearing
center
spherical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59212508A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6194995A (ja
Inventor
Kazuhisa Makino
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS6194995A publication Critical patent/JPS6194995A/ja
Publication of JPH0445438B2 publication Critical patent/JPH0445438B2/ja
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  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は吊具の傾動装置に係り、特に傾動時の
傾動動力を小さくするのに好適な吊具の傾動装置
に関するものである。
〔発明の背景〕
従来の吊具の傾動装置としては、例えば、昭和
57年6月30日付で日本国特許庁から発行された特
許庁公報「周知・慣用技術集(クレーン)」の50
ページに記載されているような、ワイヤロープを
吊具のシーブを介して、トロリ上の2個のドラム
に導き、2個のドラムを回転させることによつて
吊具を傾斜させるものが知られている。
また、実公昭52−2216号公報に記載のように、
ワイヤロープによつて吊られた吊具に傾動装置が
設けてあつて、該傾動装置を介して吊荷を吊つた
ものがある。傾動装置は縦向きの三角形状の直角
角部を回動自在に固定した複数対のプレートと、
該プレートの上方端部を結ぶ水平部材と、該水平
部材を軸方向に平行移動させる動力装置と、前記
プレートの他端に取付けた吊荷を支持する支持ア
ームとから成る。前記プレートは吊具の四隅に平
行に設けてあり、前記動力装置は前記水平部材の
中央に設けてある。動力装置を動かすことによつ
て複数対の一方のプレートの上端部は水平部材に
引張られ、また他方のプレートの上端部は水平部
材に押されて、それぞれ回転する。前者のプレー
トの他端はプレートの上端が引張られたことによ
つて引き上げられ、プレートに取付けた支持アー
ムを介して吊荷を引き上げる。後者のプレートの
他端はプレートの上端が押されたことによつて押
し下げられ、プレートに取付けた支持アームを介
して吊荷を押し下げる。以上の傾動装置の動きに
よつて、吊荷の傾動を行うことができ、複数対の
プレートの相反する動きによつてプレートの両支
持点に生じる力が相殺されて、可及的小容量の動
力装置で、吊荷を傾動させることができる。
しかし、後者の吊具の傾動装置によるものは一
方向の傾動しか行えず、実際には使用しづらい場
合もあり、前者のワイヤロープ方式と組み合わせ
て二方向の傾動が行えるようにしたり、ワイヤロ
ープの長さを全て変える方法等で行つていた。
したがつて、吊具の傾動の中心が吊具のシーブ
の高さになつて、第4図に示すように吊荷の重心
が吊具の垂直方向の中心線上にある中心から斜め
上方に移動する。吊荷の重心の移動によつて、重
心の移動距離分だけ吊荷を動かしたことになり、
そこに仕事が発生して余分なエネルギを必要とす
る。また、吊荷の重心が寄つた側のワイヤロープ
には過大な張力が発生する等の問題があつた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、吊具の傾動に際し余分なエネ
ルギを消費することのない吊具の傾動装置を提供
することにある。
〔発明の概要〕
本発明は、トロリから吊り下げたヘツドブロツ
クと、該ヘツドブロツクの下方にあつて吊荷を掛
止する吊具と、吊具の垂直方向の中心線上で且つ
吊具より下方の点を球心とした球面を持ち前記ヘ
ツドブロツクと前記吊具との間に設けた球面軸受
と、吊具を球面軸受に沿わせて傾けるものであつ
て前記ヘツドブロツクと前記吊具との間の複数個
所に設けた動力手段とを具備したことを特徴と
し、吊具の傾動に際し余分なエネルギを消費する
ことのないようにしたものである。
〔発明の実施例〕
本発明の一実施例を第1図から第3図によつて
説明する。
ヘツドブロツク30はヘツドブロツクフレーム
31と、該ヘツドブロツクフレーム31の上側に
設けたシーブ32と、前記ヘツドブロツクフレー
ム31の下側に設けた球面軸受33とから成る。
ヘツドブロツク30はシーブ32を介してワイヤ
ロープ21aおよび21bによつてトロリ10か
ら吊り下げられる。
吊具40は吊具フレーム41と、該吊具フレー
ム41の上側に設けた球面軸受42と、吊具フレ
ーム41の四隅に設けた掛止装置43とから成
る。吊具40の球面軸受42はヘツドブロツク3
0の球面軸受33に掛かり、吊具40をヘツドブ
ロツク30から吊り下げ支持している。
球面軸受33および42の球心Gは、吊具40
と平均的な吊荷60とから成る重心に一致してい
る。したがつて、球面軸受33および42の大き
さは吊具40と吊荷60とから成る重心によつて
決められる。
シリンダ50a、50b,50cおよび50d
はヘツドブロツクフレーム31の下部と吊具フレ
ーム41との間に配置され、シリンダの両端はそ
れぞれ球面軸受34および44によつて回動自在
に支持取付けされる。シリンダ50a,50b,
50cおよび50dは球面軸受33および42の
垂直方向の中心から同円周上で、ヘツドブロツク
30の下側四隅から中心に向つて配置されてい
る。
以上の構成において、シリンダ50aと50d
とを一緒に同量動かしシリンダ50bと50cと
を一緒に同量動かす組合わせでは、シリンダ50
aと50dとを伸ばしシリンダ50bと50cと
を縮めることによつて、吊具のコーナAとDとが
同量上がりコーナBとCとが同量下がり、また、
この逆を行うことによつて吊具40の長手方向の
傾動ができる。
シリンダ50aと50bとを一緒に同量動かし
シリンダ50cと50dとを一緒に同量動かす組
合わせでは、シリンダ50aと50bとを伸ばし
シリンダ50cと50dとを縮めることによつ
て、吊具のコーナAとBとが同量上がりCとDが
同量下がり、また、この逆を行うことによつて吊
具40の長手方向に対して直角方向の傾動ができ
る。
また例えば、シリンダ50aを伸ばしシリンダ
50cを縮めれば、吊具40を斜めに傾けること
もできる。
以上のように、動作させるシリンダの組合わせ
によつて吊具の傾きの方向を任意に設定できる。
以上本実施例によれば、吊具の傾動中心がおお
よそ吊具と吊荷とから成る重心点に一致するの
で、吊荷の動く距離が少なくなり、傾動するとき
に余分な仕事をしなくて済み、エネルギを少なく
できる。合わせて、ワイヤロープで吊り下げたヘ
ツドブロツク下の吊具だけで傾動操作ができ、ワ
イヤロープの操作もなく、吊荷重心が吊具の垂直
方向の中心から外れないので、ワイヤロープに荷
重が片寄つて過大な張力が生じることもない。ま
たシリンダの動作させる組合わせによつて吊具の
傾き方向を任意にすることもできる。
なお、本実施例では吊具の傾動の動力手段にシ
リンダを使用しているが、ねじを使つた伸縮手段
とすることができる。
また、本実施例ではヘツドブロツクの吊り下げ
手段にワイヤロープを使用をしているが、その他
に、チエーンやベルト等による吊り下げ又は機械
的なリンク機構やフレーム構造等による吊り下げ
方法もある。
〔発明の効果〕 本発明によれば、吊具の傾動中心が吊具の下方
にあり、おおよそ吊具と吊荷とから成る重心位置
に近いので、傾動に要する動力を小さくできる効
果があり、また、球面軸受と4つの伸縮手段を用
いているので、いずれの方向にも吊具を傾動させ
ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による吊具の傾動装置の一実施
例を示す吊具の正面図、第2図は第1図のイ−イ
視平面図、第3図は第1図の吊荷を傾動させたと
きを示す説明図、第4図は従来技術における吊荷
を傾動させたときを示す説明図である。 10……トロリ、30……ヘツドブロツク、3
3,34……球面軸受、40……吊具、50aな
いし50d……シリンダ、60……吊荷。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 トロリから吊り下げたヘツドブロツクと、該
    ヘツドブロツクの下方に有って吊荷を掛止する吊
    具と、該吊具を上方から見た中心を中心とした円
    周上の4点に設けられ、この4点の位置の部材の
    それぞれは前記中心線上であつて、該吊具より下
    方の点を球心とした一つの球面の一部を構成する
    ものであつて、該球面を上方に向けて前記ヘツド
    ブロツクの下部に設置した雄側の第1の球面軸受
    と、該第1の球面軸受と同一の球心を有し、前記
    吊具の上部の4点に設置されて前記4点の位置の
    前記第1の球面軸受に載つている雌側の第2の球
    面軸受と、前記吊具を前記球面軸受に沿わせて傾
    けるものであつて前記第1の球面軸受の下部と前
    記吊具との間の4点に設けられ、それぞれの位置
    において前記第1の球面軸受と前記吊具との間隔
    を変更可能な伸縮手段と、からなる吊具の傾動装
    置。
JP21250884A 1984-10-12 1984-10-12 吊具の傾動装置 Granted JPS6194995A (ja)

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JP21250884A JPS6194995A (ja) 1984-10-12 1984-10-12 吊具の傾動装置

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JP21250884A JPS6194995A (ja) 1984-10-12 1984-10-12 吊具の傾動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6194995A JPS6194995A (ja) 1986-05-13
JPH0445438B2 true JPH0445438B2 (ja) 1992-07-24

Family

ID=16623829

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JP21250884A Granted JPS6194995A (ja) 1984-10-12 1984-10-12 吊具の傾動装置

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JPS6194995A (ja) 1986-05-13

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