JPH0616030U - 合成樹脂製管の突合せ溶接装置 - Google Patents

合成樹脂製管の突合せ溶接装置

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JPH0616030U
JPH0616030U JP5862892U JP5862892U JPH0616030U JP H0616030 U JPH0616030 U JP H0616030U JP 5862892 U JP5862892 U JP 5862892U JP 5862892 U JP5862892 U JP 5862892U JP H0616030 U JPH0616030 U JP H0616030U
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呉羽化学工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 チャック部材を取り替えたり、チャック部材
にアタッチメント等を取り付ける等の繁雑な作業を不要
とし得、しかして効率的な突合せ溶接を行い得る合成樹
脂製管の突合せ溶接装置を提供する。 【構成】 突合せ溶接装置1は、管2及び3の端部4及
び5を挟持するチャック6及び7と、各チャック6及び
7の対向挟持面を互いに接近、離反させるチャック移動
装置13及び14と、管2及び3の端面15及び16の
面間距離D1を所定値に設定する可動のスペーサ17
と、端面15及び16間に隙間D2及びD3をもって配
されて端面15及び16を非接触状態で加熱する可動の
加熱板18と、加熱板18を端面の外に移動させる加熱
板移動装置と、加熱板により加熱、溶融された端面15
及び16同志を所定圧で圧接させるチャック移動装置
と、加熱板移動装置18及びチャック移動装置の動作を
制御する制御装置とを具備している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はポリフェニレンスルフィド樹脂(以下PPSという)を含むポリアリ ーレンスルフィド等の熱溶融性合成樹脂からなる管を突合せ溶接する溶接装置に 関する。
【0002】
【従来の技術】
PPS等からなる合成樹脂製管は溶水性成分が極めて少なく、このため超LS I等の電子デバイスの製造における洗浄用超純水の配管に使用されて好適である 。更に、PPS樹脂製等の管の配管に際しては、接着剤による接合が困難である 、接着剤からの溶出が問題になるなどの理由により、管端部を熱により溶融して 接合するいわゆる突合せ溶接が広く採用されている。そして、従来のかかる突合 せ溶接装置としては、特公昭63−28011号公報等に開示されているように 、加熱板を樹脂製管の両端面に接触させ、この樹脂製管の両端面を溶融し、その 後この溶融した両端面を圧着して接合するようにした装置が知られており、また 特開昭62−279925号公報に開示されているように、加熱板を用いること なしに、樹脂製管の両端面に熱風を吹き付けて非接触的に両端面を溶融させ、そ の後この溶融した両端面を圧着して接合するようにした方法も知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで特公昭63−28011号公報に開示の装置によれば、加熱板を樹脂 製管の両端面に接触させるため、加熱後に加熱板を両端面から除去することが容 易ではない。なぜならば、溶融された樹脂製管の両端面から、その形状を所定に 維持して加熱板を除去し得ないと、接合部の内面にビードと称する突出部(バリ ともいう)が生じたり、接合部が曲ったりすることがあるからである。接合部に このようなビード等があると、管内流体の流れがそこで乱れるため、微粒子溜り の原因となったり、バクテリヤや藻が発生したりして超純水用の配管として適さ なくなる。また、管の両端面を加熱板に接触させる上記方法には、加熱板に微量 に付着した溶融樹脂が徐々に熱変成を受け、次の圧接操作の際に不純物として溶 融樹脂に混入するという問題もある。
【0004】 また特開昭62−279925号公報に開示の方法によれば樹脂製管を回転さ せる必要があるため、長尺の樹脂製管には適用し難く、また遠心力が十分でない と外からの風圧により溶融した両端面が中心に向かって若干曲げられる傾向をも ち、このように両端面が中心に向かって若干曲げられるとビードの発生を助長す る虞を有し、この傾向は両端面にテーパ付けされた開先が設けられれば更に強く なる。また回転が所定に行われないとその両端面が熱風により酸化熱劣化してし まう虞もあり、いずれにしても満足し得るものとはいえない。
【0005】 そこで本出願人は、前述の問題に鑑みて、先に平成4年特許願第27358号 にて、溶接されるべき合成樹脂製の一対の管の夫々の端部を挟持する一対のチャ ックと、チャック間に配して用いられ、一対の管の端面距離を設定する可動のス ペーサと、前記端面距離が所定値に設定された管の端面間に隙間をもって配され て両端面を非接触状態で加熱する可動の加熱板と、この加熱板を両端面間及びそ の外方に移動させる加熱板移動装置と、一対のチャックのうち少なくとも一方を 移動させて、加熱板により加熱、溶融された端面同志を所定圧で圧接させるチャ ック移動装置と、加熱板移動装置及びチャック移動装置の動作を制御する制御装 置とを具備した合成樹脂製管の突合せ溶接装置を提案した。
【0006】 本提案にかかる合成樹脂製管の突合せ溶接装置は、非接触的に加熱板により合 成樹脂製管の両端面を加熱して溶融させることができ、加えてビードの発生を極 力少なくし得ると共に酸化熱劣化などを生じさせることがなく、更にビードの発 生を極力少なくして合成樹脂製管の突合せ溶接を自動的に行い得、しかして前述 の問題を好ましく解決し得るものであるが、しかしながら本提案にかかる具体的 な溶接装置では、異なる外径の管を突合せ溶接しようとする場合、チャック部材 を取り替えたり、チャック部材にアタッチメント等を取り付ける等の繁雑な作業 を要し、効率的な突合せ溶接を行い難い。
【0007】 本考案は前記諸点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、 異なる外径の管を突合せ溶接しようとする場合にも、チャック部材を取り替えた り、チャック部材にアタッチメント等を取り付ける等の繁雑な作業を不要とし得 、しかして効率的な突合せ溶接を行い得る合成樹脂製管の突合せ溶接装置を提供 することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば前記目的は、溶接されるべき合成樹脂製の一対の管の夫々の端 部を挟持する一対のチャックと、管の端部を挟持する各チャックの対向挟持面を 、管の中心に直交する方向において互いに接近、離反させるチャック移動装置と 、チャック間に配して用いられ、一対の管の端面距離を設定する可動のスペーサ と、前記端面距離が所定値に設定された管の端面間に隙間をもって配されて両端 面を非接触状態で加熱する可動の加熱板と、この加熱板を両端面間及びその外方 に移動させる加熱板移動装置と、一対のチャックのうち少なくとも一方を移動さ せて、加熱板により加熱、溶融された端面同志を所定圧で圧接させる他のチャッ ク移動装置と、加熱板移動装置及び他のチャック移動装置の動作を制御する制御 装置とを具備する合成樹脂製管の突合せ溶接装置によって達成される。
【0009】 本考案では好ましくは、各チャックはそれぞれ挟持面を有する一対のチャック 部材を具備しており、各チャックの対向挟持面を互いに接近、離反させるチャッ ク移動装置は、案内レールと、この案内レールに移動自在に嵌装されており、各 チャック部材を支持した一対のスライダブロックと、この一対のスライダブロッ クが螺合しており、案内レールと平行に配された回転自在なねじ棒とを具備して おり、ねじ棒において、一方のスライダブロックが螺合するねじ部のねじ切り方 向は、他方のスライダブロックが螺合するねじ部のねじ切り方向と逆である。
【0010】 なお、本考案では上記のように両チャック部材を移動させて対向挟持面を互い に接近、離反させるように構成する必要はなく、一方のチャック部材のみを移動 させて対向挟持面を互いに接近、離反させるようにしてもよい。
【0011】
【作用】
本考案の合成樹脂製管の突合せ溶接装置においては、一対のチャック間に配さ れた可動のスペーサを間にしてかつこれに当接して突合せ溶接されるべき合成樹 脂製の一対の管の夫々の端部が配される。こうして配された一対の管の夫々は、 チャックのそれぞれによって挟持されて固定される。その後スペーサが一対のチ ャック間外に移動され、次にスペーサにより距離が所定値にされた管端面間に隙 間をもって加熱板が配され、これにより両端面が非接触状態で加熱、溶融される 。こうして所定に加熱されると、加熱板が一対のチャック間外に移動され、次に 一対のチャックのうち少なくとも一方が移動されて、加熱板により加熱、溶融さ れた両端面同志が所定圧で圧接される。そして異なる外径の管の突合せ溶接にお いては、チャック移動装置の操作により各チャックの対向挟持面の互いの接近量 が管の外径に対応して設定される。
【0012】 次に本考案を図に示す好ましい具体例に基づいて更に詳細に説明する。なお、 本考案はこれら具体例に何等限定されないのである。
【0013】
【具体例】
図1から図7に示すように本例の合成樹脂製管の突合せ溶接装置1は、突合せ 溶接されるべき合成樹脂製、本例ではPPS製の一対の管2及び3の夫々の端部 4及び5を挟持する一対のチャック6及び7と、管2及び3の端部4及び5を挟 持する各チャック6及び7の対向挟持面を、すなわちチャック6については対向 挟持面8及び9を、チャック7については対向挟持面10及び11を、それぞれ 管2及び3の中心12に直交する方向において、すなわちA方向において互いに 接近、離反させるチャック移動装置13及び14と、チャック6及び7間に配さ れて管2及び3の端面15及び16の面間距離D1を所定値に設定する可動のス ペーサ17と、スペーサ17により距離D1が所定値にされた管端面15及び1 6間に隙間D2及びD3をもって配されて管2及び3の対向する端面15及び1 6を非接触状態で加熱する可動の加熱板18と、加熱板18を管2及び3の対向 する端面15及び16間及びその外に移動させる加熱板移動装置19と、チャッ ク6及び7のうち少なくとも一方、本例ではチャック6を移動させて、加熱板1 8により加熱、溶融された管2及び3の端面15及び16同志を所定圧で圧接さ せるチャック移動装置20と、加熱板移動装置18及びチャック移動装置20の 動作を制御する制御装置21とを具備している。
【0014】 図6に示すように、チャック6は、それぞれ挟持面8及び9を有する一対のチ ャック部材31及び32を具備している。挟持面8を有するチャック部材31は 、それぞれの厚みが3mmであるステンレス製の2枚のチャック板33と、チャ ック板33間に配された厚さ3.2mmのステンレス製のスペーサ板34と、一 方のチャック板33側面に配された厚さ3.2mmのステンレス製の補強板35 とを具備しており、これら2枚のチャック板33、スペーサ板34及び補強板3 5はねじ36により連結されて一体化されており、チャック板33のそれぞれの 一縁に形成された略半矩形切り欠き凹所により挟持面8が形成されている。挟持 面9を有するチャック部材32もまたチャック部材31と同様に形成されており 、それぞれの厚みが3mmであるステンレス製の2枚のチャック板37と、チャ ック板37間に配された厚さ3.2mmのステンレス製のスペーサ板38と、一 方のチャック板37側面に配された厚さ3.2mmのステンレス製の補強板39 とを具備しており、これら2枚のチャック板37、スペーサ板38及び補強板3 9はねじ40により連結されて一体化されており、チャック板37のそれぞれの 一縁に形成された略半矩形切り欠き凹所により挟持面9が形成されている。なお 、2枚のチャック板33はスペーサ板38及び補強板39に、スペーサ板34及 び補強板35は2枚のチャック板37にそれぞれA方向に関して対向して配置さ れている。
【0015】 一方、チャック7はチャック6とほぼ同様に形成されている。すなわちチャッ ク7はそれぞれ挟持面10及び11を有する一対のチャック部材51及び52を 具備し、挟持面10を有するチャック部材51は、それぞれの厚みが3mmであ るステンレス製の2枚のチャック板53と、チャック板53間に配された厚さ3 .2mmのステンレス製のスペーサ板54と、一方のチャック板53側面に配さ れた厚さ3.2mmのステンレス製の補強板55とを具備しており、これら2枚 のチャック板53、スペーサ板54及び補強板55はねじ56により連結されて 一体化されており、チャック板53のそれぞれの一縁に形成された略半矩形切り 欠き凹所により挟持面10が形成されており、挟持面11を有するチャック部材 52もまたチャック部材51と同様に形成されており、それぞれの厚みが3mm であるステンレス製の2枚のチャック板57と、チャック板57間に配された厚 さ3.2mmのステンレス製のスペーサ板58と、一方のチャック板57側面に 配された厚さ3.2mmのステンレス製の補強板59とを具備しており、これら 2枚のチャック板57、スペーサ板58及び補強板59はねじ60により連結さ れて一体化されており、チャック板57のそれぞれの一縁に形成された略半矩形 切り欠き凹所により挟持面11が形成されおり、2枚のチャック板53はスペー サ板58及び補強板59に、スペーサ板54及び補強板55は2枚のチャック板 57にそれぞれA方向に関して対向して配されている。なお、以上のようにチャ ック6及びチャック7において、スペーサ板がチャック板よりも厚く形成されて 、しかもこれらが図6に示すように交互に配されていると、一方のチャック部材 のチャック板を他方のチャック部材のチャック板間に配することができ、口径の 十分小さな管2及び3をも挟持し得る。
【0016】 図4に示すように、チャック移動装置13は、一対の対向する支持部材61及 び62にそれぞれ端部が支持された案内レール63と、案内レール63にA方向 に移動自在に嵌装された一対のスライダ部64及び65を有したスライダブロッ ク66及び67と、一対のスライダブロック66及び67のブロック部68及び 69が螺合しており、案内レール63と平行に配されたねじ棒70とを具備して おり、ねじ棒70においては、一方のスライダブロック66のブロック部68が 螺合するねじ部71のねじ切り方向は、他方のスライダブロック67のブロック 部69が螺合するねじ部72のねじ切り方向と逆であり、そのねじ切りピッチは 同じであるように形成されている。ブロック部68はねじ81によりスライダ部 64に、ブロック部69はねじ82によりスライダ部65にそれぞれ取り付けら れて一体化されており、チャック部材31はねじ83によりスライダブロック6 6のブロック部68に取り付けられて支持されており、チャック部材32はねじ 84によりスライダブロック67のブロック部69に取り付けられて支持されて いる。ねじ棒70は、その両端部でそれぞれ支持部材61及び62に回転自在に 支持されており、支持部材61及び62から突出する端部85及び86は工具に より容易に回転し得るように四方取りされている。
【0017】 図3に示すように、チャック移動装置14は、チャック移動装置13とほぼ同 様に形成されており、一対の対向する支持部材91及び92にそれぞれ端部が支 持された案内レール93と、案内レール93にA方向に移動自在に嵌装された一 対のスライダ部94及び95を有したスライダブロック96及び97と、一対の スライダブロック96及び97のブロック部98及び99が螺合しており、案内 レール93と平行に配されたねじ棒100とを具備しており、ねじ棒100にお いては、一方のスライダブロック96のブロック部98が螺合するねじ部101 のねじ切り方向は、他方のスライダブロック97のブロック部99が螺合するね じ部102のねじ切り方向と逆であり、そのねじ切りピッチは同じであるように 形成されている。ブロック部98はねじ111によりスライダ部94に、ブロッ ク部99はねじ112によりスライダ部95にそれぞれ取り付けられて一体化さ れており、チャック部材51はねじ113によりスライダブロック96のブロッ ク部98に取り付けられて支持されており、チャック部材52はねじ114によ りスライダブロック97のブロック部99に取り付けられて支持されている。ね じ棒100は、その両端部でそれぞれ支持部材91及び92に回転自在に支持さ れており、支持部材91及び92から突出する端部115及び116は工具によ り容易に回転し得るように四方取りされている。
【0018】 上述のようにねじ部71とねじ部72とにおいて、またねじ部101とねじ部 102とにおいて、ねじ切り方向がそれぞれ互いに逆であって、そのねじ切りピ ッチが同じであると、中心12の位置を変えることなしに異なる外径の管2及び 3を、端部85若しくは86及び端部115若しくは116の工具による回転だ けで、チャック6及びチャック7で挟持し得ることになる。
【0019】 なお、ねじ部71と101とのねじ切り方向及びねじ部72と102とのねじ 切り方向は本例では夫々同じである。
【0020】 図7に示すように、スペーサ17は本例では厚みD1=40mmをもった角板 状部材からなる本体部131と、本体部131の一端面に一体的に形成された鍔 部132と、本体部131の前端面にねじ等により取り付けられた取手133と を具備している。なお、厚みD1はこれに限定されず、加熱板18の厚みと前記 隙間D2、D3の設定値とから決定されるのはいうまでもない。スペーサ17は 、使用に際しては、取手133をもってチャック部材6及び7の間に配されて、 鍔部132がチャック板33、57、補強板39及び55にそれぞれねじ等によ り取り付けられた係止板134に載置されて保持される。本体部131に複数の 孔135を穿設して本体部131の軽量化を図ってもよい。またスペーサ17を このように手動によりチャック部材6及び7の間に配するようにする代わりに、 電動モータ又は油圧シリンダ等を用いて自動的にチャック部材6及び7の間に配 するようにしてもよい。
【0021】 図2に示すように、加熱板18は本例では多孔セラミック板製ケース内にニク ロム線を収容したものからなるが、管2及び3の端面15及び16を均一に加熱 し得る他の加熱板、例えばセラミック等の電気的絶縁部材に棒状加熱線を面全体 に均一に埋め込んだものでもよい。加熱板18の表面温度は突合せ溶接する管2 及び3の溶融温度、隙間D2及びD3、加熱時間等により適宜決定し得るが、D 2=D3=1.0mmとした本例では445℃〜455℃の範囲が好ましく用い られる。
【0022】 図3に示すように、加熱板移動装置19は、基台141にブラケット142を 介して取付けられた空気圧式シリンダ装置143と、空気圧式シリンダ装置14 3のピストンロッド144の先端に一端が連結された連結板145と、連結板1 45の他端にねじ146等によりに取り付けられたスライダ147と、スライダ 147がA方向に移動自在に嵌装されて基台141に取り付けられた案内レール 148と、一端が加熱板18に、他端が連結板145にそれぞれ連結されたアー ム149とを具備しており、空気圧式シリンダ装置143が作動されてそのピス トンロッド144がA方向に移動されると、連結板145を介してスライダ14 7もまたA方向に案内レール148に案内されて移動され、これにより加熱板1 8はアーム149を介して同じくA方向に移動される結果、加熱板18は管2及 び3の対向する端面15及び16間及びその外に移動される。本空気圧式シリン ダ装置143もまたこれに代えて、例えば油圧式のシリンダ装置又は電動モータ をもって構成しても良く、また直動式に代えてロータリ式で構成してもよい。
【0023】 図4及び図5に示すように、チャック移動装置20は、ブラケット等を介して 基台141に支持された薄型の空気圧式シリンダ装置151と、空気圧式シリン ダ装置151のピストンロッド152の先端に連結部材153及びねじ154を 介して連結された移動台155と、移動台155の両端にねじ156等を介して 取り付けられたスライダ157及び158と、スライダ157及び158のそれ ぞれがC方向に移動自在に嵌装された案内レール159及び160とを具備して おり、移動台155に案内レール63の基部161並びに支持部材61及び62 がねじ162及び163等により取り付けられており、案内レール159及び1 60の基部164及び165は基台141に取り付けられている。空気圧式シリ ンダ装置151が作動されてピストンロッド152がC方向に伸縮されると、連 結部材153を介して移動台155は案内レール159及び160に案内されて 同じくC方向に関して移動され、その結果チャック6もまたC方向に関して移動 される。チャック移動装置20は、チャック6をチャック7に向かって移動させ ると同時に、加熱板18により加熱、溶融された管の端面15及び16同志を所 定の圧力で圧接する。管2及び3の端面15及び16同志に対する圧接圧力は、 管2及び3の端面15及び16における開先の有無、加熱時間並びに管2及び3 の材質等により決定され得るが、本例では開先角度30度、開先長さ1mm、加 熱時間45秒、D2=D3=1.0mmのときに1平方センチメートル当たり2 kgf程度の圧力である。なお、本例ではチャック移動装置20の動力源として 空気圧式シリンダ装置151を用いて空気弾性的な圧接圧力を得ているが、これ に代えて上記各装置と同様に油圧シリンダ又は電動モータを用いても良い。
【0024】 なお、図2に示すように、支持部材91及び92並びに案内レール93の基部 201はねじ202及び203等によりそれぞれベースブロック204に取り付 けられており、ベースブロック204は同じくねじ等により基台141に固定さ れている。
【0025】 図1に示すように、制御装置21は、基台141の下の筐体171内に配され た制御電気回路と、動作スタートを指示するプッシュボタンスイッチ172と、 リセットプッシュボタンスイッチ173と、加熱時間を設定し計時するタイマ1 74と、圧接時間を設定し計時するタイマ175と、リミットスイッチとを具備 している。制御電気回路はスイッチ172、173、リミットスイッチ並びにタ イマ174及び175からの電気信号に基づいて後述する動作を行わせるために 、加熱板移動装置19及びチャック移動装置20に作動信号を送出する。タイマ を含めて制御電気回路をマイクロコンピュータから構成し、本突合せ溶接装置1 の動作を予め記憶されたプログラムによって行わせるようにしても良い。リミッ トスイッチは加熱板18のA方向の移動において左右移動位置を検出してこれの 電気信号を制御電気回路に送出する。タイマ174で計時される加熱時間は本例 では45秒であるが、この時間は加熱板18の表面温度、管2及び3の材質で決 まる端面15及び16の溶融温度、隙間D2及びD3及び開先の有無等により適 宜設定され得る。また、制御装置21には加熱板18の温度を調節する温度調節 器176、空気圧シリンダ装置151との組み合わせで用いられる減圧弁に係る 主空気圧設定器181、圧接圧力設定器182、加熱中表示ランプ183、圧接 中表示ランプ184及び動作完了表示ランプ185が設けられている。
【0026】 なお、図2に示すように、基台141には、管2及び3を支持する支持装置1 91及び192が取り付けられており、支持装置191及び192はそれぞれ、 基台141に固定された中空支柱193及び194と、中空支柱193及び19 4にそれぞれ入れ子式に取り付けられた上下方向に伸縮自在な叉部材195及び 196と、叉部材195及び196の夫々の伸縮位置を固定する蝶ねじ198及 び199とからなる。また加熱板18を覆って基台141には保護カバー197 が取り付けられている。
【0027】 以上の突合せ溶接装置1は次のように動作する。まず空気圧シリンダ装置15 1のシリンダ内を外部に開放し、次にスペーサ17をチャック6及び7間に配し 、チャック6をチャック7に向かって手動で移動させ、係止板134によりスペ ーサ17をチャック6及び7間に保持する。この際鍔部132がぴったりとチャ ック6及び7に当接するようにする。次に支持装置191及び192により支持 された管2及び3の端面15及び16をスペーサ17の本体131の側面221 及び222にぴったりと当接させて、工具によりねじ棒72及び100を回転さ せてチャック部材31及び32の相互並びにチャック部材51及び52の相互を 互いに接近させて管2及び3の端部4及び5をチャック6及び7の挟持面8、9 及び10、11でそれぞれ挟持する。
【0028】 この初期設定後、スイッチ172を押すと、まず空気圧式シリンダ装置143 が作動される。空気式シリンダ装置143の作動で加熱板18はA方向に移動さ れる。加熱板18はスペーサ17の厚みD1よりも隙間D2及びD3分だけ狭い ので、加熱板18は、その両側面が管2及び3の端面15及び16に接触するこ となしに、その両側面が端面15及び16に対してそれぞれ隙間D2及びD3を もつて両チャック6及び7間に配される。この位置に加熱板18が配されると、 これを検出するリミットスイッチから検出信号が発せられ、これにより空気圧式 シリンダ装置143の加熱板18に対するA方向の移動動作が停止されてその状 態が保持され、同時にタイマ174は加熱時間を計時する動作を開始する。加熱 板18がこうして端面15及び16間に配されると、端面15及び16が加熱板 18で所定時間加熱され溶融される。本例の管2及び3の溶融開始温度(示差走 査熱量計におけるサンプルの溶融に伴う吸熱の立ち上がり温度)は220℃であ るため、この温度以上であって、好ましくは溶融終了温度以下に端面15及び1 6、より詳しくいえば端面15及び16からそれぞれ軸方向において0.5mm 程度までの領域が加熱されて溶融される。この加熱溶融条件から設定された時間 である45秒が経過すると、タイマ174から計時完了信号が発せられ、これに より空気圧式シリンダ装置143が再び作動される。空気式シリンダ装置143 のこの作動で加熱板18は上記とは逆方向に移動され始め、加熱板18は両チャ ック6及び7間外に配される。以後加熱板18は空気圧式シリンダ装置143に より移動されて初期位置にもたらされ、これを検出するリミットスイッチから検 出信号が発せられると、空気圧式シリンダ装置143の加熱板18に対するA方 向の移動動作が停止されてその状態が保持される。
【0029】 一方、加熱板18の初期位置への復帰を検出するリミットスイッチからの検出 信号は、タイマ175の圧接時間を計時する動作を開始させると共に同時に空気 圧式シリンダ装置151を作動させる。空気圧式シリンダ装置151の作動はチ ャック6をチャック7に接近させるように移動台155をC方向に移動させる。 これによりチャック6に挟持された管2の端面15は管3の端面16に近付けら れついには加熱溶融された端面15が同じく加熱溶融された端面16に圧接され る。なお、加熱板18が両チャック6及び7間外に配されてから圧接動作までの 時間は、管2及び3の溶融開始温度が220℃というかなり高温であってすぐに 冷めてしまう虞があるため、極めて短いことが要求され、本例では0.5秒程度 であるが、これを可能な限りに短くすると良い。
【0030】 圧接完了後及び溶接部の完全冷却に至る時間の経過後、次に工具によりねじ軸 72及び100を前記とは逆に回転し、チャック部材31及び32の相互並びに チャック部材51及び52の相互を互いに離反させて、管2及び3の端部4及び 5のチャック6及び7によるそれぞれの挟持を解除し、人手により突合せ溶接さ れた管2及び3を取除くことにより、突き合わせ溶接された合成樹脂管を得るこ とができる。この後スイッチ173を押下すると、空気圧式シリンダ装置151 が再び作動され、この空気圧式シリンダ装置151の作動で、チャック6をチャ ック7から離すように移動台155はC方向に移動され、移動台155が初期位 置にもたらされるとこれを検出するリミットスイッチからの信号で空気式シリン ダ装置151の作動が停止され、移動台155はその位置に保持される。以下新 たに突合せ溶接すべき管2及び3がチャック6及び7に配されて上記の動作が次 々に繰返される。
【0031】 以上のように本例の突合せ溶接装置1では、加熱溶融される端面15及び16 間の距離D1が予めスペーサ17により常に一定にされ、この一定にされた端面 15及び16間に非接触的に配された加熱板18によりPPS製の両端面15及 び16を均一に加熱して溶融させるため、加熱板18の除去において生じ得る加 熱溶融部の曲り、変形の虞をなくすことができ、その上ビードの発生を極力少な くすることができ、加えて酸化熱劣化などの虞が極めて少ない。また、突合せ溶 接装置1では、凹状の挟持面8及び9並びに10及び11をA方向に関して互い に接近、離反して管2及び3を挟持面8及び9並びに10及び11で挟持してこ れを支持するように形成されているため、外径の異なる管の突合せ溶接に際して は、ねじ棒72及び100の回転量をそれに対応させるだけで外径の異なる管を 挟持面8及び9並びに10及び11で挟持して支持し得るため、作業が極めて容 易となる。
【0032】 ところで前記例の突合せ溶接装置1では、加熱板18を空気圧式シリンダ装置 143でA方向に直動させたが、本考案はこれに限定されず、例えば図8及び図 9に示すように突合せ溶接装置301を形成してもよい。突合せ溶接装置301 では、加熱板移動装置302は、支持ブロック303にブラケット304を介し て取り付けられた空気圧式のロータリアクチュエータ305と、ロータリアクチ ュエータ305の出力回転軸306に一端が取り付けられたアーム307とを具 備しており、アーム307の他端に加熱板18が取り付けられて、ロータリアク チュエータ305の作動でその出力回転軸306が回転されると、加熱板18は R方向に回動されてチャック6及び7間に配置され、そしてその外に配置される ようになっている。このようにロータリアクチュエータ305でもって本考案に おける加熱板移動装置を形成してもよい。また本例の突合せ溶接装置301では 、チャック移動装置311は、支持ブロック303に取り付けられた空気圧式シ リンダ装置312と、一端が支持ブロック303に取り付けられた一対の案内棒 313及び314と、案内棒313及び314が貫通して案内棒313及び31 4にC方向に可動に案内支持された可動ブロック315とを具備して形成されて おり、空気圧式シリンダ装置312のピストンロッド317の先端は可動ブロッ ク315にナット318等により連結されており、前述の支持部材61、62及 び移動台155は可動ブロック315に取り付けられている。このようなチャッ ク移動装置311でも、空気圧式シリンダ装置312の作動によるピストンロッ ド317の伸縮で移動台155をC方向に移動させることができる結果、チャッ ク7に対してチャック6を接近させることができ、これにより管2及び3の端面 15及び16同志を圧接させことができる。したがって本例の突合せ溶接装置3 01でも突合せ溶接装置1と同様な作用効果を奏し得る。
【0033】 また前記例の突合せ溶接装置1及び301では、加熱板18に対して別に準備 したスペーサ17を用いて構成したが、例えば図10に示すように可動台401 にスペーサ402と加熱板403とを取り付け、可動台401を上述の空気圧式 シリンダ装置143と同等のシリンダ装置に連結し、まずスペーサ402がチャ ック6及び7間に配されるように、可動台401をシリンダ装置により動かし、 その後、チャック6及び7によって挟持された二つの管の端面間に加熱板403 が配されるように、可動台401をシリンダ装置により更に同方向に動かすよう に構成してもよく、このように管の端面間の所定距離の設定と、これらの加熱と を自動的かつ一連の動作で行い得るようにすると、人手を省き得て更に短時間で 突合せ溶接作業を行うことができるようになり、好ましい。この場合、加熱板4 03の熱がスペーサ402に伝わらないように、断熱空間若しくは断熱部材を加 熱板403とスペーサ402との間に配するとよい。
【0034】
【考案の効果】 以上のように本考案によれば、加熱溶融される管の端面間の距離が予めスペー サにより常に一定にされ、この一定にされた端面間に非接触的に配された加熱板 により合成樹脂製管の両端面を均一に加熱して溶融させるため、加熱板の除去に おいて生じ得る加熱溶融部の曲り、変形の虞をなくすことができ、その上ビード の発生を極力少なくすることができ、加えて酸化熱劣化などの虞が極めて少なく 、また自動的に連続して突合せ溶接をなし得る結果、作業時間の短縮を図ること ができると共に、異なる外径の管の突合せ溶接に際しては部材、部品を取り外し たりすることなしに、簡単に異なる外径の管の挟持、支持を行い得、突合せ溶接 作業が極めて容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の好ましい具体例の斜視図である。
【図2】図1に示す具体例の正面図である。
【図3】図1に示す具体例の右側面図である。
【図4】図1に示す具体例の左一部側面図である。
【図5】図1に示す具体例の正面一部詳細説明図であ
る。
【図6】図1に示す具体例の平面一部説明図である。
【図7】図1に示す具体例のスペーサの斜視図である。
【図8】本考案の好ましい他の具体例の左側面図であ
る。
【図9】図8に示す具体例の正面図である。
【図10】本考案の好ましい更に他の具体例の説明図で
ある。
【符号の説明】
1 突合せ溶接装置 2、3 管 6、7 チャック 13、14 チャック移動装置 17 スペーサ 18 加熱板 19 加熱板移動装置 20 チャック移動装置

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶接されるべき合成樹脂製の一対の管の
    夫々の端部を挟持する一対のチャックと、管の端部を挟
    持する各チャックの対向挟持面を、管の中心に直交する
    方向において互いに接近、離反させるチャック移動装置
    と、チャック間に配して用いられ、一対の管の端面距離
    を設定する可動のスペーサと、前記端面距離が所定値に
    設定された管の端面間に隙間をもって配されて両端面を
    非接触状態で加熱する可動の加熱板と、この加熱板を両
    端面間及びその外方に移動させる加熱板移動装置と、一
    対のチャックのうち少なくとも一方を移動させて、加熱
    板により加熱、溶融された端面同志を所定圧で圧接させ
    る他のチャック移動装置と、加熱板移動装置及び他のチ
    ャック移動装置の動作を制御する制御装置とを具備して
    いる合成樹脂製管の突合せ溶接装置。
  2. 【請求項2】 各チャックはそれぞれ挟持面を有する一
    対のチャック部材を具備しており、各チャックの対向挟
    持面を互いに接近、離反させるチャック移動装置は、案
    内レールと、この案内レールに移動自在に嵌装されてお
    り、各チャック部材を支持した一対のスライダブロック
    と、この一対のスライダブロックが螺合しており、案内
    レールと平行に配された回転自在なねじ棒とを具備して
    おり、ねじ棒において、一方のスライダブロックが螺合
    するねじ部のねじ切り方向は、他方のスライダブロック
    が螺合するねじ部のねじ切り方向と逆である請求項1に
    記載の合成樹脂製管の突合せ溶接装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56141288A (en) * 1980-04-07 1981-11-04 Miyazaki Tekkosho Kk Rotary hooking device
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CN107696511A (zh) * 2017-10-13 2018-02-16 山东省科学院海洋仪器仪表研究所 一种海水盐度传感器电导池的制备装置及制备方法

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CN107696511B (zh) * 2017-10-13 2023-08-08 山东省科学院海洋仪器仪表研究所 一种海水盐度传感器电导池的制备装置及制备方法

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