JPH0445208Y2 - - Google Patents

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JPH0445208Y2
JPH0445208Y2 JP1986026621U JP2662186U JPH0445208Y2 JP H0445208 Y2 JPH0445208 Y2 JP H0445208Y2 JP 1986026621 U JP1986026621 U JP 1986026621U JP 2662186 U JP2662186 U JP 2662186U JP H0445208 Y2 JPH0445208 Y2 JP H0445208Y2
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JP
Japan
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resistor
ring
opening
semi
stop plate
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JP1986026621U
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JPS62140703U (ja
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  • Adjustable Resistors (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は正面、背面の両面から自動調整可能な
半固定可変抵抗器に係る。
〔考案の背景〕
第4図〜第6図は従来例を示し、第4図は側断
面図、第5図は平面図、第6図は背面図である。
第4図においてAは半固定可変抵抗器、1はモ
ールド等よりなる枠体、2は外壁、3は内壁で、
該内、外壁3,2間に抵抗基板4が装着されてい
る。5は該基板4上に設けられた抵抗体、6,7
は抵抗体5の両端に接続される端子、8は抵抗基
板4の下面に装着された中間端子で、各端子6,
7,8の取付脚6a,7a,8aは抵抗基板4の
下面同方向に延びている。9は可変抵抗器に取り
付けられるつまみで、該つまみ9の一面には穴1
0、溝11が十字に交差して形成されている。そ
して穴10、溝11の周辺には、ドライバーガイ
ド用のテーパー面40a,40b,40c,40
dが形成されている。12は該つまみ9に固定さ
れた摺動子、13は止板で、円筒部13aは内壁
3の内方に抵抗基板4に設けられた穴14に回動
可能に遊嵌され、先端の取付脚13bは摺動子1
2の小判型穴15の外縁に折り曲げ係止され、鍔
状の平坦部13cは中間端子8に摺接するように
なつている。またこの平坦部13cの外方の一部
には中間端子8とぶつかり止板13の回転角度を
規制するためのストツパ部13dが設けてある。
ところで、半固定可変抵抗器Aを正面のつまみ
9により自動調整する時は、穴10、溝11の周
辺にドライバーをガイドするテーパー面40a,
40b,40c,40dが設けられているので、
ドライバーが多少ずれても、前記テーパー面40
a,40b,40c,40dに案内されて穴1
0、溝11にうまく入るが、背面側の穴15で自
動調整する場合、調整用ドライバーを止板13の
円筒部13aの下方開口端から挿入する訳である
が其の際この調整用ドライバーの先端は平坦部1
3cにぶつかつてしまい自動調整が困難であつ
た。
尚、この平坦部はトルク出し、或いは良好な接
触圧を得るために不可欠なものである。
〔考案の目的〕
本考案の目的は上記従来技術の欠点を解消し、
背面側からの自動調整を容易に行うことができ、
かつ、小型化に好適な半固定可変抵抗器を提供す
るにある。
〔考案の概略〕
上記目的を達成するために、本考案は、抵抗体
を装着した抵抗基板と、該抵抗基板に回転可能に
軸支される円筒部および該円筒部の一端から外方
へ延出する鍔状の平坦部を有する止板と、前記円
筒部の他端に固定されると共に前記抵抗体上を摺
動する摺動子を有するつまみとを備え、前記円筒
部の内底部に形成した調整孔に調整用ドライバー
を係合させて前記摺動子を回転するようになつて
いる半固定可変抵抗器において、前記止板に前記
平坦部に折り畳まれるリングを連設し、該リング
に前記調整孔に対向する開口部を設けると共に、
該開口部の周囲に前記円筒部に向かうテーパーを
形成し、且つ、前記平坦部と前記リングとの間に
前記テーパーを収納する空間を設けたことを特徴
とするものである。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明す
る。尚、従来例と同一個所は同一符号とし、説明
は省略する。
第1図、第2図、第3図は本考案の一実施例を
示し、第1図は側断面図、第2図は背面図、第3
図は要部の展開平面図である。
本考案に係る半固定可変抵抗器においては、下
面を開口した円筒状の止板13の下端外周部の鍔
状の平坦部13cが被着されるようにして、テー
パー部を形成したものである。具体的には平坦部
13cの更に外周部のストツパ部13dを含む下
端縁と略同形の外縁部を有し、中央に開口部13
gを有するリング13eをこの止板13の下端縁
と展開状態で一体的に形成し、且つこれを下端縁
と折り重なるように180度折り曲げ、更に開口部
が平坦部13cに近づくようなテーパー部を形成
したものである。
第1図にはこの折り曲げた状態のリング13e
が示されており、開口部13gは円筒部13aと
ほぼ同形となつている。テーパー部13fはドラ
イバーの進行方向に向かつて内方に傾斜してお
り、平坦部13cとリング13eとの間にはこの
テーパー部13fが収納される空間が画成されて
いる。従つて、ドライバーはこのテーパー部13
fにより案内されて開口部13gに導びかれ、こ
の開口部13gは円筒部13aの内径寸法とほぼ
同径に設定されているので、そのまま支障なく円
筒部13aの内定面に形成した孔15まで導かれ
る。そのため、止板13の平坦部13cにドライ
バーの先端がぶつかることを防止でき、背面側か
らの自動調整を容易なものにできる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、平坦部
に連設したリングにテーパーと開口部を形成し、
このリングを平坦部に対して折り畳むことによ
り、開口部を円筒部の開口端に対向させたため、
調整用ドライバーの先端を平坦部にぶつかること
なくスムーズに調整孔まで導くことができ、背面
側からの自動調整を容易なものにすることができ
る。
また、上記テーパーは、平坦部とリングとの間
に画成される空間に収納されるようになつている
ため、開口部の内径を円筒部の内径とほぼ同じに
設定することができ、換言すると、開口部によつ
て円筒部の直径が大きくなるのが防止され、小型
化に好適な半固定可変抵抗器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図は本考案の実施例を示
し、第1図は側断面図、第2図は背面図、第3図
は要部の展開図、第4図〜第6図は従来例を示
し、第4図は側断面図、第5図は平面図、第6図
は背面図である。 4……抵抗基板、5……抵抗体、9……つま
み、13……止板、13c……平坦部、13d…
…ストツパ部、13e……リング、13f……テ
ーパー部、13g……開口部、15……穴(調整
孔)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 抵抗体を装着した抵抗基板と、該抵抗基板に回
    転可能に軸支される円筒部および該円筒部の一端
    から外方へ延出する鍔状の平坦部を有する止板
    と、前記円筒部の他端に固定されると共に前記抵
    抗体上を摺動する摺動子を有するつまみとを備
    え、前記円筒部の内底部に形成した調整孔に調整
    用ドライバーを係合させて前記摺動子を回転する
    ようになつている半固定可変抵抗器において、前
    記止板に前記平坦部に折り畳まれるリングを連設
    し、該リングに前記調整孔に対向する開口部を設
    けると共に、該開口部の周囲に前記円筒部に向か
    うテーパーを形成し、且つ、前記平坦部と前記リ
    ングとの間に前記テーパーを収納する空間を設け
    たことを特徴とする半固定可変抵抗器。
JP1986026621U 1986-02-27 1986-02-27 Expired JPH0445208Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986026621U JPH0445208Y2 (ja) 1986-02-27 1986-02-27

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986026621U JPH0445208Y2 (ja) 1986-02-27 1986-02-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62140703U JPS62140703U (ja) 1987-09-05
JPH0445208Y2 true JPH0445208Y2 (ja) 1992-10-23

Family

ID=30827873

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JP1986026621U Expired JPH0445208Y2 (ja) 1986-02-27 1986-02-27

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6127304B2 (ja) * 1984-07-20 1986-06-25 Hitachi Ltd

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53102037U (ja) * 1977-01-24 1978-08-17
JPS6127304U (ja) * 1984-07-24 1986-02-18 アルプス電気株式会社 可変抵抗器

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6127304B2 (ja) * 1984-07-20 1986-06-25 Hitachi Ltd

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Publication number Publication date
JPS62140703U (ja) 1987-09-05

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