JPH0445034Y2 - - Google Patents

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JPH0445034Y2
JPH0445034Y2 JP9654586U JP9654586U JPH0445034Y2 JP H0445034 Y2 JPH0445034 Y2 JP H0445034Y2 JP 9654586 U JP9654586 U JP 9654586U JP 9654586 U JP9654586 U JP 9654586U JP H0445034 Y2 JPH0445034 Y2 JP H0445034Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、主シリンダのストロークを短くした
熱間静水圧加圧装置に関する。
(従来の技術) 液圧HIP装置と呼ばれる熱間静水圧加圧装置
は、コンテナ内に挿入した被成形体を、超高圧の
粘塑性圧力媒体の等方圧によつて加圧成形するも
のであり、コンテナの被成形体挿入用貫通孔は一
端がダイスによつて施蓋され、他端は主シリンダ
先端の加圧ステムによつて閉鎖され、主シリンダ
の作動によつて、加圧ステムが被成形体側へ押圧
され、被成形体に設けた粘塑性圧力媒体容器を破
壊して圧力媒体を昇圧し、加圧成形後に加圧ステ
ムを更に挿入してコンテナ内の成形器を押出すよ
うに構成されている。
(考案が解決しようとする問題点) 前記従来装置では、加圧ステムが昇圧のために
コンテナ内で移動する場合の他に、コンテナへの
被成形体及び成形品の挿脱のために加圧ステムが
移動する場合も主シリンダの動作に頼つており、
昇圧時以外の無負荷時の主シリンダの必要移動距
離が長く、ストロークの長いシリンダを必要とし
ており、加工速度が遅くなつている。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、加圧ステム15を有する主シリンダ
18を移動台26に装着し、この移動台26を移
動手段27で移動可能にすると共に、加圧ステム
15がコンテナ10の近傍に達した位置で移動台
26をコラム4にロツク可能にし、コンテナ10
内で加圧ステム15を昇圧動作させる以外は、移
動手段27によつて移動台26を介して加圧ステ
ム15を移動させ、これにより前記従来技術の問
題点を解決できるようにしたものである。
即ち、本考案における問題解決手段の具体的構
成の特徴とするところは、一対のプラテン2,3
を複数本のコラム4で連結した装置枠5と、一方
のプラテン2の内面側に進退自在なダイス6と、
被成形体W挿入用貫通孔10aを有し且つ締付手
段11によつて進出位置のダイス6に貫通孔10
aの一端を嵌合可能なコンテナ10と、ダイス6
に嵌合したコンテナ10の貫通孔10aに他端か
ら被成形体Wを挿入する被成形体供給ローダ12
と、コンテナ10の貫通孔10aに他端から挿脱
自在であり且つ挿入することにより被成形体Wを
加圧可能な加圧ステム15と、この加圧ステム1
5を先端に取付けた主シリンダ18と、この主シ
リンダ18を取付けてコラム4にコンテナ軸線P
方向移動自在に支持された移動台26と、加圧ス
テム15がコンテナ10の近傍に達するまで移動
台26を移動させる移動手段27と、加圧ステム
15がコンテナ10の近傍に達した際に移動台2
6をコラム4に対してロツクするロツク手段28
とを有する点にある。
(作用) コンテナ10を締付手段11のシリンダを介し
てダイス6に嵌合し、被成形体挿入用貫通孔10
aの一端を施蓋する一方、移動手段27のシリン
ダを介して移動台26をコラム4に沿つて移動さ
せる。移動手段27の作動によつて移動台26に
設けた主シリンダ18は速かに前進してコンテナ
10の近傍に達し、そこでロツク手段28が作動
して移動台26をコラム4にロツクする。その
後、主シリンダ18を作動してその先端の加圧ス
テム15は貫通孔10a内を超高圧に昇圧するだ
けで、成形された成形品Sの取出しは、ダイス6
が後退した後にコンテナ10内に挿入されてくる
クリーナ手段16によつて行なわれる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
第1〜4図において、熱間静水圧加圧装置1は
横型を示しており、左右一対のプラテン2,3を
4本のコラム4で連結固定して装置枠5を形成し
ている。
左プラテン2の内面側にはダイス6が配置され
ており、スライドシリンダ7を介して装置枠5の
軸線P上まで進退自在であり、中栓部6aには高
圧パツキン8が設けられている。
10はコンテナで、前記軸線Pと同芯の貫通孔
10aが形成され、この貫通孔10aは被成形体
Wを挿入して加工室となる。コンテナ10は左プ
ラテン2に設けられた締付手段11のシリンダに
取付けられており、この締付手段11の作動によ
つて貫通孔10aの一端をダイス6の中栓部6a
に嵌合可能であり、その嵌合によつて貫通孔10
aの一端は施蓋される。
装置枠5の左右方向略中央には被成形体供給ロ
ーダ12(ビレツトローダ)と、成形品搬出ロー
ダ13とが配置されている。被成形体供給ローダ
12は、円柱状等の加工物Fの端部に粘塑性圧力
媒体Bを入れた容器を添着して形成された被成形
体Wを、コンテナ10の貫通孔10aと同芯の位
置まで供給し、成形品搬出ローダ13は貫通孔1
0aと同芯の位置から成形品を装置枠5外へ取出
す。貫通孔10a内への被成形体Wの挿入及び貫
通孔10aからの成形品Sの離脱は後述する加圧
ステム15とクリーナ手段16とによつて行なわ
れる。
加圧ステム15はクロスヘツド17を介して主
シリンダ18の先端に固定されており、先端外周
に高圧パツキン14を有し、コンテナ10より短
かく、内部が穿孔されていて先端に排気弁19が
形成されている。排気弁19は弁体20をシリン
ダ21で駆動することにより排気孔19aを開閉
自在である。排気孔19aはクロスヘツド17内
の通路17aを介して外部のトラツプ22に連通
している。加圧ステム15は軸線Pと同芯に配置
され、主シリンダ18の作動によつてコンテナ1
0の貫通孔10a内に挿脱自在である。
26は4本のコラム4に軸線P方向摺動自在に
設けられた移動台であり、前記主シリンダ18が
取付けられており、左プラテン2との間に移動手
段27のシリンダが設けられている。移動手段2
7のシリンダは主シリンダ18より小径であり且
つ加圧ステム15を高速で移動可能である。
前記移動台26の右プラテン3側にはロツク手
段28が設けられている。このロツク手段28は
円弧状の2個の割りカラー29と、この割りカラ
ー29を対向移動させる図外の締付手段、例えば
シリンダとを有し、コラム4に形成した少なくと
も1本の周溝30を含むものである。前記割りカ
ラー29を締付手段で周溝30と係合させると、
移動台26の右方向移動を阻止し、主シリンダ1
8の反力を受けても移動台26をコラム4にロツ
クしておくことができる。
前記クリーナ手段16は製品取出し手段を兼務
しており、ラツク軸32の先端に押し部33とク
リーナ部34とを有し、ラツク軸32はピニオン
35の回転によつて進退する。
次に、熱間静水圧加圧装置による成形動作を説
明する。
第1図において、主シリンダ18は収縮して加
圧ステム15は後退位置にあり、コンテナ10は
2点鎖線位置で後退位置であり、ダイス6は進出
位置に配置されている。この状態から締付手段1
1を作動して、コンテナ10をダイス6の中栓部
6aに嵌合して、貫通孔10aの一端を施蓋す
る。
これを平行して被成形体供給ローダ12が作動
して、被成形体Wを軸線P上まで供給する。被成
形体Wが軸栓P上に達した後、移動手段27が作
動して移動台26を左方向へ高速で移動し、加圧
ステム15を介して被成形体Wをコンテナ10の
貫通孔10aに挿入する。この状態で加圧ステム
15は第2図2点鎖線及び第4図に示す位置にあ
り、この状態までは加圧作用はしていなく、無負
荷運転があり、短時間で行なわれる。ここでロツ
ク手段28が作動して、割りカラー29を周溝3
0に係合させ、移動台26をコラム4に固定す
る。
第4図の状態で貫通孔10aの右端は加圧ステ
ム15によつて施蓋され、この状態から主シリン
ダ18を作動して加圧ステム15を前進させる
と、被成形体Wの媒体容器を破壊して貫通孔10
a内に粘塑性圧力媒体Bを充満させ、且つこれを
昇圧して加工物Fを圧縮成形する。主シリンダ1
8に加わる反作用力は移動台26及びロツク手段
28を介してコラム4で支持される。
加工物Fの成形完了後に、シリンダ21を作動
して弁体20を後退して排気弁19を開放し、粘
塑性圧力媒体Bをトラツプ22に排出する。
その後、主シリンダ18が逆作動して加圧ステ
ム15を後退させると同時にロツク手段28が解
除され、移動手段27も逆作動して移動台26を
右方向へ移動する。また、コンテナ10も締付手
段11の作動によりダイス6から離れ、その離脱
が完了するとスライドシリンダ7が作動して、ダ
イス6を軸線P上から退避させる(第3図に示す
状態)。
ダイス6の退避後にクリーナ手段16が作動し
て、貫通孔10a内の成形品Sを押出し且つその
孔内を清掃する。前記成形品Sはクリーナ手段1
6と同期して軸線P上に進出してきた成形品搬出
ローダ13に受渡され、次の処理工程へ送られ
る。
尚、本考案は前記実施例に限定されるものでは
く、種々変形することができる。例えば装置1は
縦形でも良く、スライドシリンダ7、締付手段1
1及び移動手段27等は油圧又は空圧シリンダに
限らず、モータ及びネジ軸等で構成することがで
き、クリーナ手段16はラツク軸32の代りにシ
リンダを用いることもでき、成形品Sはコンテナ
10から落下させて取出してもよく、また、ロツ
ク手段28は割りカラー式の他に、移動台26と
コラム4にピンを挿脱自在にしたりして構成する
こともできる。
(考案の効果) 以上詳述した本考案によれば、加圧ステム15
を有する主シリンダ18を移動台26に取付て、
この移動台26を移動手段27を介してコラム4
上で移動自在にし、且つ加圧ステム15がコンテ
ナ10の近傍に達した位置で移動台26をコラム
4に対してロツク手段28を介してロツク可能に
構成しているので、昇圧時以外で加圧ステム15
を大きく移動しなければならなくとも、加圧ステ
ム15をコンテナ10に近づけ又は遠ざけるまで
の無負荷時の移動を、主シリンダ18を使用せず
に、移動台26を移動手段27で移動することに
よつて行なうことができ、主シリンダ18のスト
ロークを短かくでき、しかも移動速度を速くする
ことが可能になり、また、移動台26を移動した
位置でロツクできるので、超高圧を発生させるた
めの主シリンダ18の作動には支障は生じなく、
加工速度を速くできると共に、座屈強度も向上で
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示しており、第1〜3
図は工程順に示す夫々断面図、第4図は要部の拡
大断面図である。 1……熱間静水圧加圧装置、2,3……プラテ
ン、4……コラム、5……装置枠、6……ダイ
ス、10……コンテナ、10a……貫通孔、11
……締付手段、12……被成形体供給ローダ、1
3……成形品搬出ローダ、15……加圧ステム、
16……クリーナ手段、18……主シリンダ、1
9……排気弁、26……移動台、27……移動手
段、28……ロツク手段、W……被成形体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一対のプラテン2,3を複数本のコラム4で連
    結した装置枠5と、一方のプラテン2の内面側に
    進退自在なダイス6と、被成形体W挿入用貫通孔
    10aを有し且つ締付手段11によつて進出位置
    のダイス6に貫通孔10aの一端を嵌合可能なコ
    ンテナ10と、ダイス6に嵌合したコンテナ10
    の貫通項10aに他端から被成形体Wを挿入する
    被成形体供給ローダ12と、コンテナ10の貫通
    孔10aに他端から挿脱自在であり且つ挿入する
    ことにより被成形体Wを加圧可能な加圧ステム1
    5と、この加圧ステム15を先端に取付けた主シ
    リンダ18と、この主シリンダ18を取付けてコ
    ラム4にコンテナ軸線P方向移動自在に支持され
    た移動台26と、加圧ステム15がコンテナ10
    の近傍に達するまで移動台26を移動させる移動
    手段27と、加圧ステム15がコンテナ10の近
    傍に達した際に移動台26をコラム4に対してロ
    ツクするロツク手段28とを有することを特徴と
    する熱間静水圧加圧装置。
JP9654586U 1986-06-24 1986-06-24 Expired JPH0445034Y2 (ja)

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JPS635386U JPS635386U (ja) 1988-01-14
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