JPH0351207B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0351207B2 JPH0351207B2 JP60199470A JP19947085A JPH0351207B2 JP H0351207 B2 JPH0351207 B2 JP H0351207B2 JP 60199470 A JP60199470 A JP 60199470A JP 19947085 A JP19947085 A JP 19947085A JP H0351207 B2 JPH0351207 B2 JP H0351207B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- platen
- tie bar
- mold clamping
- mold
- movable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 33
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 32
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 32
- 238000003475 lamination Methods 0.000 claims description 13
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 6
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 19
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 4
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 3
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000012768 molten material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/03—Injection moulding apparatus
- B29C45/04—Injection moulding apparatus using movable moulds or mould halves
- B29C45/0441—Injection moulding apparatus using movable moulds or mould halves involving a rotational movement
- B29C45/045—Injection moulding apparatus using movable moulds or mould halves involving a rotational movement mounted on the circumference of a rotating support having a rotating axis perpendicular to the mould opening, closing or clamping direction
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/16—Making multilayered or multicoloured articles
- B29C45/1615—The materials being injected at different moulding stations
- B29C45/1628—The materials being injected at different moulding stations using a mould carrier rotatable about an axis perpendicular to the opening and closing axis of the moulding stations
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/64—Mould opening, closing or clamping devices
- B29C45/67—Mould opening, closing or clamping devices hydraulic
- B29C45/6707—Mould opening, closing or clamping devices hydraulic without relative movement between the piston and the cylinder of the clamping device during the mould opening or closing movement
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/64—Mould opening, closing or clamping devices
- B29C45/67—Mould opening, closing or clamping devices hydraulic
- B29C45/6707—Mould opening, closing or clamping devices hydraulic without relative movement between the piston and the cylinder of the clamping device during the mould opening or closing movement
- B29C45/6714—Mould opening, closing or clamping devices hydraulic without relative movement between the piston and the cylinder of the clamping device during the mould opening or closing movement using a separate element transmitting the mould clamping force from the clamping cylinder to the mould
- B29C45/6728—Mould opening, closing or clamping devices hydraulic without relative movement between the piston and the cylinder of the clamping device during the mould opening or closing movement using a separate element transmitting the mould clamping force from the clamping cylinder to the mould the separate element consisting of coupling rods
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、2種類の異なる材質あるいは異なる
色のプラスチツク材料を重ね合わせた積層成形品
を得るための射出成形装置に関するもので、特
に、固定盤と可動盤との間に回転盤を有し、可動
盤と回転盤との間及び固定盤と回転盤との間でそ
れぞれ一次成形及び二次成形を行うようにした、
射出積層成形装置に関するものである。
色のプラスチツク材料を重ね合わせた積層成形品
を得るための射出成形装置に関するもので、特
に、固定盤と可動盤との間に回転盤を有し、可動
盤と回転盤との間及び固定盤と回転盤との間でそ
れぞれ一次成形及び二次成形を行うようにした、
射出積層成形装置に関するものである。
(従来の技術)
プラスチツク成形品には、その特性や外観等を
向上させるために、異なる材質あるいは異なる色
のプラスチツク材料を重ね合わせて成形した積層
成形品が求められることも多い。そのような積層
成形品を射出成形によつて得る場合には、通常、
一方のプラスチツク材料を一次側の金型によつて
射出成形した後、その一次成形品を二次側の金型
に入れ、その表面に他方のプラスチツク材料を射
出して、二次成形するようにする。
向上させるために、異なる材質あるいは異なる色
のプラスチツク材料を重ね合わせて成形した積層
成形品が求められることも多い。そのような積層
成形品を射出成形によつて得る場合には、通常、
一方のプラスチツク材料を一次側の金型によつて
射出成形した後、その一次成形品を二次側の金型
に入れ、その表面に他方のプラスチツク材料を射
出して、二次成形するようにする。
第7図は、そのような積層成形品を成形する場
合に用いられる従来の射出積層成形装置の一例を
示す縦断側面図である。
合に用いられる従来の射出積層成形装置の一例を
示す縦断側面図である。
この図から明らかなように、この射出積層成形
装置1は横型のものであつて、そのベツド2上に
は、固定盤3、回転盤4、及び可動盤5が、順に
設置されている。これら固定盤3、回転盤4及び
可動盤5は、いずれも車輪6によつて前後方向、
すなわち図で左右方向に移動自在に支持されてい
る。固定盤3の周辺部には、複数の型締めシリン
ダ7が設けられており、この型締めシリンダ7の
ピストン8のロツドが、タイバー9として、回転
盤4及び可動盤5を貫通して後方に延びている。
このタイバー9の後端は、可動盤5の背後側に立
設されたベツド2と一体のエンドプレート10に
固定されている。
装置1は横型のものであつて、そのベツド2上に
は、固定盤3、回転盤4、及び可動盤5が、順に
設置されている。これら固定盤3、回転盤4及び
可動盤5は、いずれも車輪6によつて前後方向、
すなわち図で左右方向に移動自在に支持されてい
る。固定盤3の周辺部には、複数の型締めシリン
ダ7が設けられており、この型締めシリンダ7の
ピストン8のロツドが、タイバー9として、回転
盤4及び可動盤5を貫通して後方に延びている。
このタイバー9の後端は、可動盤5の背後側に立
設されたベツド2と一体のエンドプレート10に
固定されている。
回転盤4は、回転装置11によつて、垂直方向
の軸線のまわりに180°ずつ回転されるようになつ
ている。そして、その回転盤4のボス部4aに
は、固定盤3に設けられた回転盤開閉シリンダ1
2のピストンロツド13が固定され、そのシリン
ダ12によつて、回転盤4が固定盤3に対して前
後移動されるようになつている。また、可動盤5
は、エンドプレート10に設けられた可動盤開閉
シリンダ14によつて、エンドプレート10に対
して前後移動されるようになつている。
の軸線のまわりに180°ずつ回転されるようになつ
ている。そして、その回転盤4のボス部4aに
は、固定盤3に設けられた回転盤開閉シリンダ1
2のピストンロツド13が固定され、そのシリン
ダ12によつて、回転盤4が固定盤3に対して前
後移動されるようになつている。また、可動盤5
は、エンドプレート10に設けられた可動盤開閉
シリンダ14によつて、エンドプレート10に対
して前後移動されるようになつている。
可動盤5の背面には、ロツキング板15を作動
させるロツキングシリンダ16が設けられてい
る。このロツキング板15は、可動盤5が所定の
位置まで移動されたとき、タイバー9に設けられ
た係止溝9aに係合されるものである。
させるロツキングシリンダ16が設けられてい
る。このロツキング板15は、可動盤5が所定の
位置まで移動されたとき、タイバー9に設けられ
た係止溝9aに係合されるものである。
可動盤5及び固定盤3には、それぞれ異なるプ
ラスチツク材料を溶融状態で射出する一次射出機
17と二次射出機18とが、互いに対向するよう
にして取り付けられている。そして、可動盤5に
は、その一次射出機17のノズル17aに対応す
る位置に、一次側雌型19が取り付けられてい
る。また、固定盤3には、二次射出機18のノズ
ル18aに対応する位置に、二次側雌型20が取
り付けられている。一方、回転盤4には、その両
面のこれら雌型19,20に対向する位置に、そ
れぞれ同一形状の雄型21,22が取り付けられ
ている。
ラスチツク材料を溶融状態で射出する一次射出機
17と二次射出機18とが、互いに対向するよう
にして取り付けられている。そして、可動盤5に
は、その一次射出機17のノズル17aに対応す
る位置に、一次側雌型19が取り付けられてい
る。また、固定盤3には、二次射出機18のノズ
ル18aに対応する位置に、二次側雌型20が取
り付けられている。一方、回転盤4には、その両
面のこれら雌型19,20に対向する位置に、そ
れぞれ同一形状の雄型21,22が取り付けられ
ている。
このような射出積層成形装置1により積層成形
品を成形するときには、まず、第7図の状態から
可動盤開閉シリンダ14及び回転盤開閉シリンダ
12を作動させて、可動盤5及び回転盤4を図の
右方、すなわち固定盤3側へ移動させ、一次側の
雌型19と雄型21、二次側の雌型20と雄型2
2をそれぞれ密着させる。そして、ロツキングシ
リンダ16を作動させてロツキング板15をタイ
バー9の係止溝9aに係合させ、可動盤5を固定
する。次いで、型締めシリンダ7のピストンロツ
ド側、すなわちピストン8の左側の油室に高圧油
を導入する。すると、固定盤3に左側、すなわち
固定された可動盤5側へと引き寄せる力が加えら
れ、各金型19,21及び20,22が同時に同
一の型締め力によつて押圧される。
品を成形するときには、まず、第7図の状態から
可動盤開閉シリンダ14及び回転盤開閉シリンダ
12を作動させて、可動盤5及び回転盤4を図の
右方、すなわち固定盤3側へ移動させ、一次側の
雌型19と雄型21、二次側の雌型20と雄型2
2をそれぞれ密着させる。そして、ロツキングシ
リンダ16を作動させてロツキング板15をタイ
バー9の係止溝9aに係合させ、可動盤5を固定
する。次いで、型締めシリンダ7のピストンロツ
ド側、すなわちピストン8の左側の油室に高圧油
を導入する。すると、固定盤3に左側、すなわち
固定された可動盤5側へと引き寄せる力が加えら
れ、各金型19,21及び20,22が同時に同
一の型締め力によつて押圧される。
この状態で、最初は一次射出機17のみを作動
させ、一次側の金型19,21内に溶融材料を射
出する。次いで、上述の手順とは逆の手順に従つ
て各金型19,21;20,22を開き、第7図
の状態となつたところで回転装置11を作動させ
て、回転盤4を180°回転させる。それによつて、
一次成形品が付着している雄型21が二次側雌型
20に対向し、他方の雄型22が一次側雌型19
に対向する状態となる。そこで、再び上述の手順
に従つて、各金型19,22及び20,21を閉
じ、型締めを行う。そして、2回目以後は、一次
射出機17及び二次射出機18の両方からそれぞ
れ材料を射出させ、一次側の金型19,22及び
二次側の金型20,21の双方により同時に成形
する。
させ、一次側の金型19,21内に溶融材料を射
出する。次いで、上述の手順とは逆の手順に従つ
て各金型19,21;20,22を開き、第7図
の状態となつたところで回転装置11を作動させ
て、回転盤4を180°回転させる。それによつて、
一次成形品が付着している雄型21が二次側雌型
20に対向し、他方の雄型22が一次側雌型19
に対向する状態となる。そこで、再び上述の手順
に従つて、各金型19,22及び20,21を閉
じ、型締めを行う。そして、2回目以後は、一次
射出機17及び二次射出機18の両方からそれぞ
れ材料を射出させ、一次側の金型19,22及び
二次側の金型20,21の双方により同時に成形
する。
その結果、二次側の金型20,21において
は、一次成形品の表面に他の材料を重ね合わせた
状態で二次成形が行われることになり、異なる材
質あるいは異なる色の積層成形品が得られること
になる。そこで、再び型開きをして、その積層成
形品を取り出す。そして、回転盤4を回転させ
て、次の成形サイクルへと移行させる。
は、一次成形品の表面に他の材料を重ね合わせた
状態で二次成形が行われることになり、異なる材
質あるいは異なる色の積層成形品が得られること
になる。そこで、再び型開きをして、その積層成
形品を取り出す。そして、回転盤4を回転させ
て、次の成形サイクルへと移行させる。
このようにして、この射出積層成形装置1によ
れば、2種類の異なる材質あるいは異なる色のプ
ラスチツク材料を重ね合わせた積層成形品が、連
続して成形されるようになる。
れば、2種類の異なる材質あるいは異なる色のプ
ラスチツク材料を重ね合わせた積層成形品が、連
続して成形されるようになる。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、このような射出積層成形装置1
では、固定盤3、回転盤4及び可動盤5のほか
に、エンドプレート10等の大形部品が必要であ
り、装置全体が前後方向に長くなるとともに重量
も大きくなり、製造コストが高いものとなるとい
う問題がある。また、油圧シリンダについても、
型締めシリンダ7、回転盤開閉シリンダ12、可
動盤開閉シリンダ14、及びロツキングシリンダ
16等、多数のものをそれぞれ別個に配設しなけ
ればならず、その配管が長く複雑なものとなるば
かりでなく、作動シーケンスも複雑となり、その
ために成形の1サイクルに要する時間も長くなつ
てしまうという問題がある。
では、固定盤3、回転盤4及び可動盤5のほか
に、エンドプレート10等の大形部品が必要であ
り、装置全体が前後方向に長くなるとともに重量
も大きくなり、製造コストが高いものとなるとい
う問題がある。また、油圧シリンダについても、
型締めシリンダ7、回転盤開閉シリンダ12、可
動盤開閉シリンダ14、及びロツキングシリンダ
16等、多数のものをそれぞれ別個に配設しなけ
ればならず、その配管が長く複雑なものとなるば
かりでなく、作動シーケンスも複雑となり、その
ために成形の1サイクルに要する時間も長くなつ
てしまうという問題がある。
更に、使用される2組の金型19〜22を取り
換えた場合にも対応できるようにするためには、
型締めシリンダ7の長さを長くして、その型厚に
応じて固定盤3の位置を調整することができるよ
うにしなければならないが、そのように長い型締
めシリンダ7を固定盤3に内蔵させようとする
と、固定盤3の厚さを大きしなければならず、装
置の重量が一層増大してしまう。逆に、装置の軽
量化を図ろうとすると、使用し得る金型が制限さ
れてしまうことになる。
換えた場合にも対応できるようにするためには、
型締めシリンダ7の長さを長くして、その型厚に
応じて固定盤3の位置を調整することができるよ
うにしなければならないが、そのように長い型締
めシリンダ7を固定盤3に内蔵させようとする
と、固定盤3の厚さを大きしなければならず、装
置の重量が一層増大してしまう。逆に、装置の軽
量化を図ろうとすると、使用し得る金型が制限さ
れてしまうことになる。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたも
のであつて、その主な目的は、大形の部品の数を
減少させることにより、装置の軽量小形化を図る
ことができるようにするとともに、油圧シリンダ
の数を減少させ、かつ集中的に配置されるように
することにより、作動シーケンスが簡素化されて
成形サイクルに要する時間が短縮されるようにす
ることである。
のであつて、その主な目的は、大形の部品の数を
減少させることにより、装置の軽量小形化を図る
ことができるようにするとともに、油圧シリンダ
の数を減少させ、かつ集中的に配置されるように
することにより、作動シーケンスが簡素化されて
成形サイクルに要する時間が短縮されるようにす
ることである。
また、本発明の他の目的は、固定盤の厚さを増
大させることなく、使用される金型の厚さの自由
度が増大されるようにすることである。
大させることなく、使用される金型の厚さの自由
度が増大されるようにすることである。
(問題点を解決するための手段)
この目的を達成するために、本発明では、タイ
バーの一端を可動盤に固定するとともに、そのタ
イバーが固定盤を摺動可能に貫通するようにし、
そのタイバーの他端に設けられた可動盤開閉シリ
ンダによつて、可動盤が移動されるようにしてい
る。そして、そのタイバーが貫通する固定盤部分
に、型締めシリンダを設け、その型締めシリンダ
のピストンをタイバーが貫通するようにしてい
る。その型締めシリンダのピストンには、その内
部に、タイバーを取り巻く圧力室が形成されてお
り、その圧力室に高圧油を導入することによつ
て、タイバーに隣接する内周部分が弾性変形し
て、そのタイバーを締め付けるようにされてい
る。
バーの一端を可動盤に固定するとともに、そのタ
イバーが固定盤を摺動可能に貫通するようにし、
そのタイバーの他端に設けられた可動盤開閉シリ
ンダによつて、可動盤が移動されるようにしてい
る。そして、そのタイバーが貫通する固定盤部分
に、型締めシリンダを設け、その型締めシリンダ
のピストンをタイバーが貫通するようにしてい
る。その型締めシリンダのピストンには、その内
部に、タイバーを取り巻く圧力室が形成されてお
り、その圧力室に高圧油を導入することによつ
て、タイバーに隣接する内周部分が弾性変形し
て、そのタイバーを締め付けるようにされてい
る。
(作用)
このように構成することにより、型開閉時の可
動盤の移動は、タイバーの先端に設けられた可動
盤開閉シリンダによつて行われるようになる。し
たがつて、従来のものにおけるエンドプレートは
不要となる。
動盤の移動は、タイバーの先端に設けられた可動
盤開閉シリンダによつて行われるようになる。し
たがつて、従来のものにおけるエンドプレートは
不要となる。
型締め時には、従来のものと同様にして2組の
金型をそれぞれ密着させた後、型締めピストン内
の圧力室に高圧油を導入する。すると、その型締
めピストンのタイバーに隣接した内周部分が弾性
変形して、タイバーを締め付ける。それによつ
て、型締めピストンとタイバーとが一体化され
る。そこで、その型締めピストンを型締め方向に
移動させる。その結果、タイバーを介して可動盤
が固定盤側に引き寄せられ、各金型の雌型と雄型
とが互いに押圧されて、型締めが行われる。
金型をそれぞれ密着させた後、型締めピストン内
の圧力室に高圧油を導入する。すると、その型締
めピストンのタイバーに隣接した内周部分が弾性
変形して、タイバーを締め付ける。それによつ
て、型締めピストンとタイバーとが一体化され
る。そこで、その型締めピストンを型締め方向に
移動させる。その結果、タイバーを介して可動盤
が固定盤側に引き寄せられ、各金型の雌型と雄型
とが互いに押圧されて、型締めが行われる。
したがつて、従来のものにおけるロツキングシ
リンダは不要となり、油圧シリンダの作動シーケ
ンスが簡素化される。また、各油圧シリンダが固
定盤側に集中することになるので、その配管も容
易となる。更に、型厚に応じた固定盤と可動盤と
の間の間隔調整は、可動盤開閉シリンダによつて
なされるようになる。したがつて、固定盤に内蔵
される型締めシリンダの長さは短いものとするこ
とができる。
リンダは不要となり、油圧シリンダの作動シーケ
ンスが簡素化される。また、各油圧シリンダが固
定盤側に集中することになるので、その配管も容
易となる。更に、型厚に応じた固定盤と可動盤と
の間の間隔調整は、可動盤開閉シリンダによつて
なされるようになる。したがつて、固定盤に内蔵
される型締めシリンダの長さは短いものとするこ
とができる。
(実施例)
以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。
る。
図中、第1及び2図は本発明による射出積層成
形装置の一実施例を示すもので、第1図はその装
置の全体主要構造を示す縦断側面図であり、第2
図はその要部の拡大縦断側面図である。なお、こ
の実施例において、従来のものとの比較を容易に
するために、上述の第7図に示された成形装置の
各部分に対応する部分には同じ符号が付されてい
る。
形装置の一実施例を示すもので、第1図はその装
置の全体主要構造を示す縦断側面図であり、第2
図はその要部の拡大縦断側面図である。なお、こ
の実施例において、従来のものとの比較を容易に
するために、上述の第7図に示された成形装置の
各部分に対応する部分には同じ符号が付されてい
る。
第1図から明らかなように、この射出積層成形
装置1の固定盤3は、アンカボルト31によつて
ベツド2に固定されている。また、可動盤5は、
ベツド2上に、車輪6によつて固定盤3に対して
前後移動可能に支持されている。これら固定盤3
及び可動盤5は、互いに対向する2組の射出機、
すなわち一次射出機17と二次射出機18との間
に設けられている。一次射出機17は、従来のも
のと同様に可動盤5に取り付けられ、可動盤5と
ともに移動するようにされている。また、二次射
出機18は、ベツド2あるいは固定盤3に取り付
けられ、そのノズル18aを固定盤3の中央孔3
aに進入、あるいはその中央孔3aから後退させ
得るようにされている。
装置1の固定盤3は、アンカボルト31によつて
ベツド2に固定されている。また、可動盤5は、
ベツド2上に、車輪6によつて固定盤3に対して
前後移動可能に支持されている。これら固定盤3
及び可動盤5は、互いに対向する2組の射出機、
すなわち一次射出機17と二次射出機18との間
に設けられている。一次射出機17は、従来のも
のと同様に可動盤5に取り付けられ、可動盤5と
ともに移動するようにされている。また、二次射
出機18は、ベツド2あるいは固定盤3に取り付
けられ、そのノズル18aを固定盤3の中央孔3
aに進入、あるいはその中央孔3aから後退させ
得るようにされている。
タイバー9,9,…は、その先端側が固定盤3
の四隅部を前後に摺動可能に貫通するようにされ
ている。このタイバー9の先端は、固定盤3に設
けられた可動盤開閉シリンダ14のピストン14
aとされている。また、タイバー9の後端は、ナ
ツト32によつて可動盤5に固定されている。し
たがつて、可動盤5は、可動盤開閉シリンダ14
によつてタイバー9を介して前後移動されるよう
になつている。
の四隅部を前後に摺動可能に貫通するようにされ
ている。このタイバー9の先端は、固定盤3に設
けられた可動盤開閉シリンダ14のピストン14
aとされている。また、タイバー9の後端は、ナ
ツト32によつて可動盤5に固定されている。し
たがつて、可動盤5は、可動盤開閉シリンダ14
によつてタイバー9を介して前後移動されるよう
になつている。
回転盤4は、従来のものと同様に固定盤3と可
動盤5との間に設けられ、固定盤3に取り付けら
れた回転盤開閉シリンダ12のピストンロツド1
3によつて、タイバー9に沿つて移動されるよう
になつている。また、この回転盤4は、回転装置
11によつて、垂直軸線のまわりに180°ずつ回転
されるようになつている。
動盤5との間に設けられ、固定盤3に取り付けら
れた回転盤開閉シリンダ12のピストンロツド1
3によつて、タイバー9に沿つて移動されるよう
になつている。また、この回転盤4は、回転装置
11によつて、垂直軸線のまわりに180°ずつ回転
されるようになつている。
更に、可動盤5、固定盤3、及び回転盤4に
は、従来のものと同様に、それぞれ一次側雌型1
9、二次型雌型20、及び雄型21,22が取り
付けられている。
は、従来のものと同様に、それぞれ一次側雌型1
9、二次型雌型20、及び雄型21,22が取り
付けられている。
そして、固定盤3の、タイバー9,9,…が貫
通する部分には、それぞれ型締めシリンダ7,
7,…が設けられている。この型締めシリンダ7
は、十分な大きさの径を有するもので、その内部
には型締めピストン8が設けられている。タイバ
ー9は、この型締めピストン8の中心部を軸線方
向に貫通するようになつている。特に第2図に明
瞭に示されているように、タイバー9はこのピス
トン8にゆるくはめ合わされ、通常はこれらが互
いに軸線方向に摺動し得るようにされている。
通する部分には、それぞれ型締めシリンダ7,
7,…が設けられている。この型締めシリンダ7
は、十分な大きさの径を有するもので、その内部
には型締めピストン8が設けられている。タイバ
ー9は、この型締めピストン8の中心部を軸線方
向に貫通するようになつている。特に第2図に明
瞭に示されているように、タイバー9はこのピス
トン8にゆるくはめ合わされ、通常はこれらが互
いに軸線方向に摺動し得るようにされている。
これら型締めピストン8とタイバー9との間
は、シールリング33によつてシールされてい
る。また、ピストン8の外周面とシリンダ7の内
周面との間も、シールリング34によつてシール
されている。こうして、型締めシリンダ7の内部
には、ピストン8の左右両側にそれぞれ油室7
a,7bが区画形成されるようになつている。固
定盤3には、これらの油室7a,7bに連通する
油孔35,36が設けられ、各油室7a,7bに
対して高圧油を導入あるいは排出し得るようにさ
れている。これらの油室7a,7bの軸方向の長
さ、すなわちピストン8のストロークは、型締め
負荷時のタイバー9の伸びなどによる全体の軸方
向変形量よりやや大きい程度とされている。
は、シールリング33によつてシールされてい
る。また、ピストン8の外周面とシリンダ7の内
周面との間も、シールリング34によつてシール
されている。こうして、型締めシリンダ7の内部
には、ピストン8の左右両側にそれぞれ油室7
a,7bが区画形成されるようになつている。固
定盤3には、これらの油室7a,7bに連通する
油孔35,36が設けられ、各油室7a,7bに
対して高圧油を導入あるいは排出し得るようにさ
れている。これらの油室7a,7bの軸方向の長
さ、すなわちピストン8のストロークは、型締め
負荷時のタイバー9の伸びなどによる全体の軸方
向変形量よりやや大きい程度とされている。
型締めピストン8の内部には、タイバー9と同
心の環状の圧力室37が設けられている。この圧
力室37は、ピストン8に形成された導入孔38
及び外周溝39を通して、固定盤3に設けられた
油孔40に連通しており、外部から高圧油を導入
させ得るようにされている。ピストン8の外周溝
39の幅はそのピストン8のストロークよりやや
大きいものとされ、ピストン8の位置にかかわら
ず、常にその高圧油を導入し得るようにされてい
る。また、圧力室37の内壁、すなわちピストン
8のタイバー9に隣接する内周部分8aは、肉厚
の薄いものとされ、圧力室37に高圧油が導入さ
れたとき、その内周部分8aが弾性変形して、タ
イバー9を締め付けるようにされている。
心の環状の圧力室37が設けられている。この圧
力室37は、ピストン8に形成された導入孔38
及び外周溝39を通して、固定盤3に設けられた
油孔40に連通しており、外部から高圧油を導入
させ得るようにされている。ピストン8の外周溝
39の幅はそのピストン8のストロークよりやや
大きいものとされ、ピストン8の位置にかかわら
ず、常にその高圧油を導入し得るようにされてい
る。また、圧力室37の内壁、すなわちピストン
8のタイバー9に隣接する内周部分8aは、肉厚
の薄いものとされ、圧力室37に高圧油が導入さ
れたとき、その内周部分8aが弾性変形して、タ
イバー9を締め付けるようにされている。
次に、このように構成された射出積層成形装置
1の作用について説明する。
1の作用について説明する。
積層成形品を成形するときには、まず、第1図
の状態から、回転盤開閉シリンダ12及び可動開
閉シリンダ14の左側の油室にそれぞれ圧油を導
入して、回転盤4及び可動盤5を固定盤3方向へ
移動させ、型閉じ動作を行わせる。そして、2組
の金型、すなわち一次側の雌型19と雄型21、
及び二次側の雌型20と雄型22がそれぞれ密着
した後、型締めピストン8の圧力室37内に高圧
油を導入する。すると、タイバー9を取り巻く型
締めピストン8の内周部分8aが弾性変形して、
タイバー9を周囲から締め付ける。その結果、型
締めピストン8とタイバー9とが摩擦力により一
体化される。そこで、この状態を保つたまま、油
孔35から型締めシリンダ7の左側の油室7aに
高圧油を導入する。それによつて、大径の型締め
ピストン8に大きな力が加えられ、その力がタイ
バー9を介して可動盤5に型締め力として伝えら
れて、各金型19,21及び20,22が互いに
押圧される。
の状態から、回転盤開閉シリンダ12及び可動開
閉シリンダ14の左側の油室にそれぞれ圧油を導
入して、回転盤4及び可動盤5を固定盤3方向へ
移動させ、型閉じ動作を行わせる。そして、2組
の金型、すなわち一次側の雌型19と雄型21、
及び二次側の雌型20と雄型22がそれぞれ密着
した後、型締めピストン8の圧力室37内に高圧
油を導入する。すると、タイバー9を取り巻く型
締めピストン8の内周部分8aが弾性変形して、
タイバー9を周囲から締め付ける。その結果、型
締めピストン8とタイバー9とが摩擦力により一
体化される。そこで、この状態を保つたまま、油
孔35から型締めシリンダ7の左側の油室7aに
高圧油を導入する。それによつて、大径の型締め
ピストン8に大きな力が加えられ、その力がタイ
バー9を介して可動盤5に型締め力として伝えら
れて、各金型19,21及び20,22が互いに
押圧される。
こうして、第3図に示されているような状態と
なると、まず、一次射出機17により一次側の金
型19,21内に一次材料41を射出して、一次
成形を行う。次いで、冷却後、型締めシリンダ7
の油室7a内の高圧油を排出し、型締め力を除去
する。そして、型締ピストン8の圧力室37内の
高圧油を逃がし、そのピストン8の内周部分8a
によるタイバー9の締め付けを解除する。それに
よつて、タイバー9は、型締めピストン8から分
離され、そのピストン8及び固定盤3に対して摺
動可能な状態となる。そこで、回転盤開閉シリン
ダ12及び可動盤開閉シリンダ14の右側の油室
にそれぞれ圧油を導入して、回転盤4及び可動盤
5を左方、すなわち固定盤3から離れる方向に移
動させ、型開き動作を行わせる。
なると、まず、一次射出機17により一次側の金
型19,21内に一次材料41を射出して、一次
成形を行う。次いで、冷却後、型締めシリンダ7
の油室7a内の高圧油を排出し、型締め力を除去
する。そして、型締ピストン8の圧力室37内の
高圧油を逃がし、そのピストン8の内周部分8a
によるタイバー9の締め付けを解除する。それに
よつて、タイバー9は、型締めピストン8から分
離され、そのピストン8及び固定盤3に対して摺
動可能な状態となる。そこで、回転盤開閉シリン
ダ12及び可動盤開閉シリンダ14の右側の油室
にそれぞれ圧油を導入して、回転盤4及び可動盤
5を左方、すなわち固定盤3から離れる方向に移
動させ、型開き動作を行わせる。
こうして、第4図に示されているような状態と
なる。この状態では、一次材料41の一次成形品
は雄型21に付着している。そこで、その成形品
に残された不要なスプルー部41a等を切断除去
した後、回転盤4を180°回転させて、第5図のよ
うな状態とする。
なる。この状態では、一次材料41の一次成形品
は雄型21に付着している。そこで、その成形品
に残された不要なスプルー部41a等を切断除去
した後、回転盤4を180°回転させて、第5図のよ
うな状態とする。
次いで、上述の型閉じ及び型締めの手順によ
り、再び型閉じ、型締め動作を行わせる。そし
て、第6図に示されているように、一次側の金型
19,22及び二次側の金型20,21が型締め
された状態で、今度は一次射出機17及び二次射
出機18を作動させる。それによつて、一次側の
金型19,22においては一次材料41の射出成
形が行われ、二次側の金型20,21においては
固化した一次材料41の表面に二次材料42が射
出成形される。こうして、一次材料41と二次材
料42とが重ね合わされた積層成形品が成形され
る。
り、再び型閉じ、型締め動作を行わせる。そし
て、第6図に示されているように、一次側の金型
19,22及び二次側の金型20,21が型締め
された状態で、今度は一次射出機17及び二次射
出機18を作動させる。それによつて、一次側の
金型19,22においては一次材料41の射出成
形が行われ、二次側の金型20,21においては
固化した一次材料41の表面に二次材料42が射
出成形される。こうして、一次材料41と二次材
料42とが重ね合わされた積層成形品が成形され
る。
冷却後、型開き動作をさせて、二次側の金型2
0,21から積層成形品を取り外せば、再び第4
図の状態となる。ただし、雄型21と22とは入
れ替わつている。こうして、以後は第4図の状態
から第6図の状態に至る成形サイクルを繰り返す
ことにより、積層成形品が連続的に成形される。
型開きを行うとき、金型19〜22と成形品との
付着力のために、可動盤開閉シリンダ14の力の
みではそれらを剥離させることが難しい場合があ
る。そのような場合には、型締めピストン8によ
つてタイバー9を締め付けた状態で、型締めシリ
ンダ7の右側の油室7bに高圧油を導入する。す
ると、型締めピストン8に左方向の大きな力が作
用し、その力がタイバー9を介して可動盤5に伝
えられるので、可動盤5がわずかに後退する。こ
のようにして、大きな型剥離力が得られるように
なるので、金型19〜22は確実に剥離され、そ
の後の型開きは容易に行われる。
0,21から積層成形品を取り外せば、再び第4
図の状態となる。ただし、雄型21と22とは入
れ替わつている。こうして、以後は第4図の状態
から第6図の状態に至る成形サイクルを繰り返す
ことにより、積層成形品が連続的に成形される。
型開きを行うとき、金型19〜22と成形品との
付着力のために、可動盤開閉シリンダ14の力の
みではそれらを剥離させることが難しい場合があ
る。そのような場合には、型締めピストン8によ
つてタイバー9を締め付けた状態で、型締めシリ
ンダ7の右側の油室7bに高圧油を導入する。す
ると、型締めピストン8に左方向の大きな力が作
用し、その力がタイバー9を介して可動盤5に伝
えられるので、可動盤5がわずかに後退する。こ
のようにして、大きな型剥離力が得られるように
なるので、金型19〜22は確実に剥離され、そ
の後の型開きは容易に行われる。
なお、上記実施例においては、積層成形装置1
を横型のものとしているが、その固定盤3、回転
盤4及び可動盤5を上下に配置して、竪型の積層
成形装置とすることもできる。
を横型のものとしているが、その固定盤3、回転
盤4及び可動盤5を上下に配置して、竪型の積層
成形装置とすることもできる。
また、上記実施例においては、可動盤開閉シリ
ンダ14を固定盤3に設けるものとしているが、
これをベツド2に取り付けるようにしてもよい。
ンダ14を固定盤3に設けるものとしているが、
これをベツド2に取り付けるようにしてもよい。
(発明の効果)
以上の説明から明らかなように、本発明によれ
ば、タイバーを可動盤開閉シリンダのピストンロ
ツドとして、可動盤をそのタイバーにより移動さ
せるようにしているので、従来の射出積層成形装
置が有していたエンドプレートが不要となり、装
置の小形軽量化を図ることが可能となる。
ば、タイバーを可動盤開閉シリンダのピストンロ
ツドとして、可動盤をそのタイバーにより移動さ
せるようにしているので、従来の射出積層成形装
置が有していたエンドプレートが不要となり、装
置の小形軽量化を図ることが可能となる。
また、タイバーが貫通する型締めピストンの内
部に圧力室を設け、その圧力室に高圧油を導入す
ることにより、そのピストンとタイバーとを摩擦
結合させ、型締め力を発生させるようにしている
ので、従来のものにおけるロツキングシリンダが
不要となり、油圧シリンダの数を減らすことがで
きる。したがつて、作動シーケンスを簡素化し
て、成形サイクルに要する時間を短縮させること
ができる。しかも、各油圧シリンダが固定盤側に
集められるので、その配管も容易となる。更に、
タイバーに係止溝等を設ける必要がなくなり、タ
イバーを一定の径のものとすることができるよう
になるので、その加工が容易となるとともに、強
度も向上させることができ、小径のものとするこ
とが可能となる。
部に圧力室を設け、その圧力室に高圧油を導入す
ることにより、そのピストンとタイバーとを摩擦
結合させ、型締め力を発生させるようにしている
ので、従来のものにおけるロツキングシリンダが
不要となり、油圧シリンダの数を減らすことがで
きる。したがつて、作動シーケンスを簡素化し
て、成形サイクルに要する時間を短縮させること
ができる。しかも、各油圧シリンダが固定盤側に
集められるので、その配管も容易となる。更に、
タイバーに係止溝等を設ける必要がなくなり、タ
イバーを一定の径のものとすることができるよう
になるので、その加工が容易となるとともに、強
度も向上させることができ、小径のものとするこ
とが可能となる。
そして、金型を厚さの異なるものと交換した場
合にも、その型厚の差は可動盤開閉シリンダのス
トロークによつて吸収されるようになるので、型
締めシリンダのストロークは小さくてよく、その
型締めシリンダが固定盤に内蔵されていても、そ
の固定盤の厚さは小さくすることができる。
合にも、その型厚の差は可動盤開閉シリンダのス
トロークによつて吸収されるようになるので、型
締めシリンダのストロークは小さくてよく、その
型締めシリンダが固定盤に内蔵されていても、そ
の固定盤の厚さは小さくすることができる。
こうして、生産性が高く、製造コストの低い射
出積層成形装置を得ることができる。
出積層成形装置を得ることができる。
第1図は、本発明による射出積層成形装置の一
実施例を示す全体主要構造の縦断側面図、第2図
は、その成形装置の要部の拡大縦断側面図、第3
〜6図は、その成形装置の成形サイクルを説明す
るための、それぞれ異なる過程における成形装置
の縦断側面図、第7図は、従来の射出積層成形装
置の一例を示す縦断側面図である。 1……射出積層成形装置、2……ベツド、3…
…固定盤、4……回転盤、5……可動盤、7……
型締めシリンダ、7a,7b……油室、8……型
締めピストン、8a……内周部分、9……タイバ
ー、12……回転盤開閉シリンダ、14……可動
盤開閉シリンダ、17……一次射出機、18……
二次射出機、19〜22……金型、37……圧力
室。
実施例を示す全体主要構造の縦断側面図、第2図
は、その成形装置の要部の拡大縦断側面図、第3
〜6図は、その成形装置の成形サイクルを説明す
るための、それぞれ異なる過程における成形装置
の縦断側面図、第7図は、従来の射出積層成形装
置の一例を示す縦断側面図である。 1……射出積層成形装置、2……ベツド、3…
…固定盤、4……回転盤、5……可動盤、7……
型締めシリンダ、7a,7b……油室、8……型
締めピストン、8a……内周部分、9……タイバ
ー、12……回転盤開閉シリンダ、14……可動
盤開閉シリンダ、17……一次射出機、18……
二次射出機、19〜22……金型、37……圧力
室。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 2組の対向する射出機17,18間に設けら
れた固定盤3と、 その固定盤3を前後方向に摺動可能に貫通する
複数のタイバー9と、 そのタイバー9の一端が固定され、そのタイバ
ー9の他端に設けられた可動盤開閉シリンダ14
によつて前記固定盤3に対して前後移動される可
動盤5と、 これら固定盤3と可動盤5との間に設けられ、
前記タイバー9に案内されて移動される回転盤4
と、 を備え、 前記固定盤3の、前記タイバー9が貫通する部
分に、そのタイバー9が摺動可能に貫通する型締
めピストン8を内蔵した型締めシリンダ7を設け
るとともに、 その型締めピストン8の内部に、高圧油を導入
することにより前記タイバー9に隣接する内周部
分8aが弾性変形してそのタイバー9を締め付け
るようにされた圧力室37を設けて、 前記固定盤3と回転盤4との間、及び可動盤5
と回転盤4との間でそれぞれ金型19,21;2
0,22の型締めが行われるようにしたことを特
徴とする、 射出積層成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19947085A JPS6260618A (ja) | 1985-09-11 | 1985-09-11 | 射出積層成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19947085A JPS6260618A (ja) | 1985-09-11 | 1985-09-11 | 射出積層成形装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6260618A JPS6260618A (ja) | 1987-03-17 |
JPH0351207B2 true JPH0351207B2 (ja) | 1991-08-06 |
Family
ID=16408336
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19947085A Granted JPS6260618A (ja) | 1985-09-11 | 1985-09-11 | 射出積層成形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6260618A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009118833A1 (ja) | 2008-03-25 | 2009-10-01 | 三菱重工プラスチックテクノロジー株式会社 | 二材成形用射出成形機及びその制御方法 |
JP2011178095A (ja) * | 2010-03-03 | 2011-09-15 | Meiki Co Ltd | 複合成形品用射出成形機の型締装置およびその作動方法 |
JP2013166378A (ja) * | 2013-04-15 | 2013-08-29 | Meiki Co Ltd | 複合成形品用射出成形機の型締装置およびその作動方法 |
US8550800B2 (en) | 2009-12-07 | 2013-10-08 | Mitsubishi Heavy Industries Plastic Technology Co., Ltd. | Injection molding machine for two-material molding |
Families Citing this family (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2788635B2 (ja) * | 1988-02-01 | 1998-08-20 | 日本板硝子株式会社 | ウインドモールの成形方法 |
US5817345A (en) * | 1996-03-06 | 1998-10-06 | Husky Injection Molding System Ltd. | Turrent article molding machine and method of use |
DE19733667C2 (de) * | 1997-08-04 | 2002-02-07 | Ferromatik Milacron Maschb Gmb | Vorrichtung zur Herstellung von Spritzgießartikeln aus mindestens zwei Kunststoffschmelzen |
CA2255096C (en) * | 1998-04-30 | 2002-01-22 | Husky Injection Molding Systems Ltd. | Tiebar structure for injection molding machine |
DE19937200B4 (de) | 1999-08-06 | 2006-11-16 | Krauss-Maffei Kunststofftechnik Gmbh | Dreheinrichtung für Horizontalspritzgießmaschinen |
DE10164900B4 (de) * | 2001-08-03 | 2009-09-03 | Kraussmaffei Technologies Gmbh | Formschließvorrichtung für eine Spritzgießmaschine |
DE10152625A1 (de) | 2001-10-25 | 2003-05-08 | Krauss Maffei Kunststofftech | Verstellbare Dreheinrichtung für Horizontal-Spritzgießmaschinen |
DE102005016239A1 (de) | 2005-04-08 | 2006-10-12 | Krauss-Maffei Kunststofftechnik Gmbh | Horizontalspritzgießmaschine mit Dreheinrichtung |
JP4410192B2 (ja) * | 2005-12-07 | 2010-02-03 | 株式会社名機製作所 | 射出成形機 |
DE102006034919A1 (de) * | 2006-07-28 | 2008-01-31 | Ferromatik Milacron Maschinenbau Gmbh | Spritzgießmaschine |
JP4942088B2 (ja) * | 2006-09-28 | 2012-05-30 | 三菱重工プラスチックテクノロジー株式会社 | 二材成形用射出成形機及び制御方法 |
KR101002969B1 (ko) | 2008-07-22 | 2010-12-21 | 정병원 | 차량용 성형부품 제조장치 및 이를 이용한 차량용 성형부품제조방법 |
KR101002968B1 (ko) | 2008-07-22 | 2010-12-21 | 정병원 | 회전형 금형장치 및 이를 이용한 성형물 제조방법 |
JP4827946B2 (ja) * | 2009-04-01 | 2011-11-30 | 株式会社名機製作所 | 多材質射出成形機および多材質射出成形機の制御方法 |
KR101355419B1 (ko) | 2009-05-28 | 2014-01-27 | 우베 고산 기카이 가부시키가이샤 | 적층 성형장치 및 적층 성형방법 |
JP5030116B2 (ja) * | 2010-04-27 | 2012-09-19 | 株式会社名機製作所 | 複合成形品用射出成形機およびその成形方法 |
JP5630713B2 (ja) * | 2011-04-12 | 2014-11-26 | 宇部興産機械株式会社 | 回転金型支持装置 |
ITAN20130073A1 (it) * | 2013-04-10 | 2014-10-11 | Fintema S R L | Struttura integrata di stampo di formatura, in multi-iniezione, di manufatti plastici. |
ITAN20130072A1 (it) * | 2013-04-10 | 2014-10-11 | Fintema S R L | Struttura di stampo di formatura, in multi-iniezione, di manufatti plastici |
CN109311194B (zh) | 2016-06-08 | 2021-01-19 | 尼根机械有限公司 | 具有旋转装置的注射成型机器 |
CN110666566B (zh) * | 2018-07-03 | 2021-05-11 | 江苏金科森电子科技有限公司 | 用于cnc加工的上下料一体设置 |
JP7135126B2 (ja) * | 2021-01-20 | 2022-09-12 | キヤノン株式会社 | 製造装置、物品の製造方法、制御プログラム、記録媒体 |
DE102021130687B3 (de) | 2021-11-23 | 2023-01-19 | Schreiber Kunststofftechnik GmbH & Co. KG | Mehrkomponenten-Spritzgießmaschine |
DE202022102721U1 (de) | 2022-05-18 | 2022-05-25 | Schreiber Kunststofftechnik GmbH & Co. KG | Etagenwendegruppe für eine Mehrkomponenten-Spritzgießmaschine |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS551909A (en) * | 1978-06-17 | 1980-01-09 | Nippon Steel Corp | Welding wire for austenitic stainless steel |
JPS599889U (ja) * | 1982-05-21 | 1984-01-21 | 川崎重工業株式会社 | 直角方向目盛付きさし |
-
1985
- 1985-09-11 JP JP19947085A patent/JPS6260618A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS551909A (en) * | 1978-06-17 | 1980-01-09 | Nippon Steel Corp | Welding wire for austenitic stainless steel |
JPS599889U (ja) * | 1982-05-21 | 1984-01-21 | 川崎重工業株式会社 | 直角方向目盛付きさし |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009118833A1 (ja) | 2008-03-25 | 2009-10-01 | 三菱重工プラスチックテクノロジー株式会社 | 二材成形用射出成形機及びその制御方法 |
EP3000577A1 (en) | 2008-03-25 | 2016-03-30 | Mitsubishi Heavy Industries Plastic Technology Co., Ltd. | Injection molding machine for bimaterial molding and methods of controlling the same |
US8550800B2 (en) | 2009-12-07 | 2013-10-08 | Mitsubishi Heavy Industries Plastic Technology Co., Ltd. | Injection molding machine for two-material molding |
JP2011178095A (ja) * | 2010-03-03 | 2011-09-15 | Meiki Co Ltd | 複合成形品用射出成形機の型締装置およびその作動方法 |
JP2013166378A (ja) * | 2013-04-15 | 2013-08-29 | Meiki Co Ltd | 複合成形品用射出成形機の型締装置およびその作動方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6260618A (ja) | 1987-03-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0351207B2 (ja) | ||
JP2010064278A (ja) | 多色成形用金型 | |
US4029457A (en) | Molding machine | |
US7404920B2 (en) | Molding-system clamp assembly | |
JP3343792B2 (ja) | 2層発泡射出成形装置 | |
KR100314356B1 (ko) | 고속의 고정클램프 | |
KR100304237B1 (ko) | 사출성형기의타이바구조 | |
JP2808247B2 (ja) | 成形条件を異にする複数成形品の同時射出成形方法及び成形機 | |
US4240781A (en) | Injection molding machine having dual tonnage traversing cylinder | |
US4013116A (en) | Die-casting machine | |
JP2546646Y2 (ja) | 射出成形機の型締装置 | |
JP2675425B2 (ja) | 射出成形機の型締装置 | |
JPH0148128B2 (ja) | ||
EP1855825B1 (en) | Improvement to a die-casting machine | |
EP0595588B1 (en) | Set of two dies for a crimping tool | |
WO1989002357A1 (en) | Improved die press | |
JP3483810B2 (ja) | ディスク成形用射出成形機の型締機構 | |
JPH0536218B2 (ja) | ||
US4312828A (en) | Method for opening die sections | |
JPH08267463A (ja) | 型締装置の可動盤 | |
SU729079A1 (ru) | Литьева машина | |
JP2915760B2 (ja) | 局部加圧式の射出成形機 | |
JPH0392311A (ja) | 型締装置 | |
JPH08243717A (ja) | 成形装置の型締装置 | |
JPS61189859A (ja) | 竪型射出成形機の型締装置 |