JPH0445023B2 - - Google Patents

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JPH0445023B2
JPH0445023B2 JP61193032A JP19303286A JPH0445023B2 JP H0445023 B2 JPH0445023 B2 JP H0445023B2 JP 61193032 A JP61193032 A JP 61193032A JP 19303286 A JP19303286 A JP 19303286A JP H0445023 B2 JPH0445023 B2 JP H0445023B2
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JP
Japan
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energy
signal
voice
count
audio
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Application number
JP61193032A
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JPS6288464A (ja
Inventor
Aran Einkaafu Maaku
Paakaa Uesuto Rin
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International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
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Publication date
Application filed by International Business Machines Corp filed Critical International Business Machines Corp
Publication of JPS6288464A publication Critical patent/JPS6288464A/ja
Publication of JPH0445023B2 publication Critical patent/JPH0445023B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS TECHNIQUES OR SPEECH SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING TECHNIQUES; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L25/00Speech or voice analysis techniques not restricted to a single one of groups G10L15/00 - G10L21/00
    • G10L25/78Detection of presence or absence of voice signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q1/00Details of selecting apparatus or arrangements
    • H04Q1/18Electrical details
    • H04Q1/30Signalling arrangements; Manipulation of signalling currents
    • H04Q1/44Signalling arrangements; Manipulation of signalling currents using alternate current
    • H04Q1/444Signalling arrangements; Manipulation of signalling currents using alternate current with voice-band signalling frequencies
    • H04Q1/46Signalling arrangements; Manipulation of signalling currents using alternate current with voice-band signalling frequencies comprising means for distinguishing between a signalling current of predetermined frequency and a complex current containing that frequency, e.g. speech current

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computational Linguistics (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Audiology, Speech & Language Pathology (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本発明は音声エネルギーの検出、特に電話呼進
行信号等の電話回線上の他のエネルギー源から音
声エネルギーを区別する方式に関する。
B 従来技術 電話の分野において、音声エネルギーを検出
し、電話呼進行信号等の他の原因によるエネルギ
ーから音声エネルギーを区別する事が非常に重要
である。電話呼が行なわれた後、被呼者が答えた
事を発呼者に信号する手段を設けられなければな
らない。これを行なうために、被呼者の音声エネ
ルギーが電話の呼び出し音信号のエネルギーから
区別されなければならない。典型的には、呼び出
し音信号及び他の電話呼進行信号は、1つ以上の
周波数から合成された楽音(トーン)より成つて
いる。別の問題は、呼が確立される前にライン・
スイツチングによるあるエネルギーがしばしば存
在する事である。従つて、呼が確立され最初の呼
び出し音が受信される前は、検出機構が音声エネ
ルギーに対してかなり鈍感である必要がある。こ
の鈍感さは、スイツチング・ノイズによるエネル
ギーが音声信号と同じエネルギー・スペクトルを
占めるので、必要である。
電話呼進行信号等の他の原因のエネルギーから
音声エネルギーを区別するための1つの方法は、
しきい値を設定し、そのようなしきい値を越えた
時にだけエネルギー信号を認識する事である。こ
の時、しきい値を越えた信号は音声信号と特徴付
けられる。この方法は、雑音信号の間違つた検出
を避けるためにしきい値は高く設定されるべきで
あり、一方同時に音声信号の認識ミスを避けるた
めにしきい値はあまりに高く設定すべきでない。
この問題を克服するための1つの方式は、話者の
平均電力レベルに従つて、しきい値レベルを変更
する事である。しかしながら、これは比較的長い
期間にわたつて行なわれるので、単語の子音の開
始部を検出するために充分に短かい期間にしきい
値レベルを充分に減少させる事ができない。
電力レベル弁別技術の変種が米国特許第
4027102号に開示されている。ここではパルス状
のトーン信号から音声を弁別する事が試みられて
いる。この特許は弁別機構に対する信号入力のサ
イクル数を計数する事を開示している。入力信号
のサイクル数を計数するために所定のしきい値が
設定される。計数された信号の数が所定の期間中
にしきい値を越えると、これは音声信号が回線上
にある事の表示とされる。
電話回線上に音声が存在する事を検出する別の
方法は、音声信号がゼロ・レベルを通過するのを
記述するパラメータの評価に関係している。この
ゼロ交差技術は、信号の電力特性よりも周波数特
性により多く依存している。そのような方法を使
用した例は、米国特許第4061878号に示されてお
り、これはPCM多重式の音声チヤネルの音声の
検出を提供している。入力信号の受信中にモニタ
されるパラメータは、信号の振幅、信号のゼロ交
差及び信号の導関数のゼロ交差を含んでいる。音
声の検出は、一定期間の連続的なPCMサンプル
にわたるそれらのパラメータの計算に基いてい
る。
上記方式の特性をある程度組み合せた1つの方
式が米国特許第4426730号に見い出される。これ
は電話信号中の音声の存在を検出しようとするも
のである。この方法は、信号のゼロ・レベル通過
回数がある時間間隔当り所定の数に接近すると共
に減少するしきい値を設定している。次に、この
所定の時間間隔にわたるゼロ・レベル通過回数に
従つて減少した所定のしきい値を、信号の平均電
力レベルが越える場合、その信号を音声として解
釈する。
C 発明が解決しようとする問題点 雑音を検出する事なく、音声エネルギーを検出
し且つ電話呼進行信号からそのようなエネルギー
を区別できる事が望ましい。さらに、音声が生じ
そうもなく且つ雑音信号の生じる可能性の高い時
には比較的感度に、そして音声の生じる可能性が
高く且つ雑音信号が生じそうもない時にはより敏
感になるように、音声エネルギーを検出する事が
望ましい。
従つて、本発明の目的は、音声エネルギーの改
良された検出方式を提供する事である。
D 問題点を解決するための手段 上記問題点は、高周波域を含む入力信号のエネ
ルギーを現わす信号を出力する第1手段と、予定
の境界周波数よりも低い周波数域における入力信
号のエネルギーを現わす信号を出力する第2手段
と、 上記第1手段および第2手段の出力を一定間隔
で比較し、大小関係が反転するごとに計数を進め
る計数手段と、上記計数がしきい値を越えると
き、音声検出信号を出す検出手段とを備える音声
検出装置によつて解決される。上記しきい値は発
呼開始時はセツトされており、発呼開始後、低レ
ベルの入力信号が予定期間検出されるとき、低く
セツトされる。
E 実施例 本発明によれば、電話呼進行信号等の他の信号
の存在する時に音声エネルギーを検出するための
方法及び装置が提供される。音声エネルギーを信
頼性良く検出するために、この方法及び装置はか
なり鋭敏でなければならないが、音声エネルギー
が存在しそうもない時に生じる雑音エネルギーを
検出する程敏感であつてはならない。本発明は音
声が生じそうになく且つ雑音が生じそうな時には
比較的鈍感であつて、音声信号が生じそうであり
且つ雑音信号がありそうにない時にはより敏感に
なるような感度が適応的な検出方式を提供する。
電話の呼び出しが行なわれた後、ここで説明す
る検出技術は、被呼者が答えた事を発呼者に知ら
せる事を可能にする。良好な実施例では、音声エ
ネルギーの検出は、特定の期間、エネルギーの所
定のしきい値を越えるまでは開始しない。これ
は、この時間には優勢な可能性のある雑音信号を
誤つて検出し、そのような雑音信号を音声エネル
ギーと間違える可能性を大幅に減少させるために
行なわれる。この特定の期間は、呼び出し音の信
号を受信した後は連続的である必要はない。呼び
出し音を受信した後、ある特定の時間よりも短か
い長さの時間の間に、受信したエネルギーが所定
のしきい値以上になり、次にしきい値レベル以下
に低下し、次に再びしきい値レベル以上に増加す
ると、しきい値レベル以上の時間の総和が所定の
時間を越える限り音声検出が進行する。そのよう
にする事によつて、ライン・スイツチングによる
エネルギー・パルスは音声としては検出されな
い。さらに、呼び出し音の受信された後は、音声
エネルギーによる短かいパルスは検出される。本
発明によれば、音声スペクトルの一部が高周波数
帯域及び低周波数帯域に分割され、それらの帯域
のエネルギー内容が調査される。入力音声信号は
低減フイルターを通され、その信号出力からエネ
ルギーのレベルが得られる。このエネルギーのレ
ベルは、エネルギーが高周波数又は低周波数のど
ちらで優勢かを、即ち低域フイルターのカツトオ
フ周波数の上又は下のどちらで優勢かを判定する
ために、入力音声信号のエネルギーのレベルと比
較される。このようにして、カツトオフ周波数の
上下にランダムに優勢な周波数が切り換わる音声
エネルギーは、低域フイルターのカツトオフ周波
数の上又は下のいずれかの他の信号から区別でき
る。
単純化された機能ブロツク図が、第1図に示さ
れている。信号プロセツサ11はテキサス・イン
スツルメント社のTMS32010等の商業的に利用可
能なプログラマブルな信号プロセツサである。
信号プロセツサ11はホスト・プロセツサ19
によつて全面的に制御され、その中央処理ユニツ
ト(CUP)命令が動作前にロードされなければ
ならない。信号プロセツサ11は命令メモリ12
及びデータ・メモリ13を使用する。これら両者
のメモリ、即ち命令メモリ12及びデータ・メモ
リ13はホスト・プロセツサ19によつてアクセ
ス可能である。しかしながら、命令メモリ12
は、信号プロセツサ11がターン・オフ即ちリセ
ツトされた時にのみ、ホスト・プロセツサ19に
よりアクセス可能である。この時、ホスト・プロ
セツサ19は命令メモリ12からロードを行ない
次にデータ・メモリ13にスイツチする事ができ
る。データ・メモリ13は信号プロセツサ11と
常時動的に共有される。信号プロセツサ11及び
ホスト・プロセツサ19の両者は、ホスト・プロ
セツサ19の制御の下に割り込みマスキングを用
いて互いに割り込みを行なう能力を有している。
音声及び電話呼進行信号は信号線22及び23を
経て受信器17に入力される。これらの入力信号
は、A/D変換器16によつてデイジタルに変換
され、データ・レジスタ15に一時的に記憶され
る。これらのデイジタル化された信号は次にデー
タ・メモリ13に入力される。A/D変換器16
は信号線22及び23上の信号入力のデイジタル
化されたサンプルを提供する。データ・メモリ1
3中に記憶され、振幅が調整され、それによつて
信号プロセツサ11を用いた自動利得制御を与え
るのは、これらのデイジタル化されたサンプルで
ある。
第2図は、単純化された機能ブロツク図の形
で、信号プロセツサ11によつて実行される付加
的機能を示している。信号プロセツサ11に入力
されたデイジタル化入力サンプルは、自動利得制
御(AGC)機構32により振幅が調整され、低
域フイルター34によつて低域が通過され、全波
整流器31によつて全波整流され、そして低域フ
イルター71によつて低域が通過される。AGC
機構32によつて振幅が調整されるサンプルは、
全波整流器72により全波整流される経路及び低
域フイルター73により低域通過される径路と並
行に動作する。全波整流器31、AGC機構32、
低域フイルター71、全波整流器72、低域フイ
ルター73、及び低域フイルター34は、論理3
3の制御の下に動作する。
本発明の良好な実施例を、第3図を参照しなが
ら説明する。デイジタル化された入力サンプルが
信号プロセツサ11によつて最初に受信された
時、論理33は、呼び出し音フラグ(RBフラ
グ)、音声フラグ(Vフラグ)、音声カウント(V
カウント)及びエネルギー・オン・カウント
(ONカウント)を全てゼロの初期条件に等しく
セツトする。この時、論理33は、音声カウント
しきい値を高い値にセツトし、音声検出機構が状
態1、初期状態にある事を示す。音声カウント
は、優勢な受信エネルギーが高周波域から低周波
域へまたはその反対に変化した回数である。ブロ
ツク35で、デイジタル化された入力サンプルが
データ・メモリ13から信号プロセツサ11に読
み込まれる。入力サンプルの信号プロセツサ11
への読み込みに先行して、タイマーが検査され
る。このタイマー機構は、充分な時間が経過した
後に音声又は呼び出し音のいずれかの、有効な信
号が検出されていない場合に、信号プロセツサ1
1による処理を中断させるために含まれている。
良好な実施例では、2つのタイムアウト値が使用
される。1つは沈黙期間用、もう1つはエネルギ
ー用である。音声検出機構が始動する時、沈黙タ
イムアウトは、相当量のエネルギーが検出される
まで減計数を始める。もし相当量のエネルギーを
検出する前に沈黙タイムアウトが経過すると、エ
ネルギー不在の状況と報告され、音声検出処理は
終了する。しかし、沈黙タイムアウトが経過する
前に相当量のエネルギーが検出されると、エネル
ギーのタイムアウトが減計数を始める。もし有効
な信号が検出される前にエネルギー・タイムアウ
トが期間満了すると、認識不能エネルギーの状況
が報告され、音声検出処理は終了する。
入力サンプルが読取られた後、それは自動利得
制御のためにブロツク41に入力される。次に自
動利得制御増幅器の出力サンプルは、低域フイル
ター・ブロツク45で処理される。低域フイルタ
ー・ブロツク45の帯域内利得K2は1に等しく、
そのカツトオフ周波数は680Hzである。ブロツク
45の出力はブロツク46に入力され、そこで信
号は全波整流され、50Hzのカツトオフ周波数を有
するフイルタにより低域が通過するようにフイル
タされ、低域フイルター・ブロツク45のAC出
力の大きさに対応するDCエネルギー・レベルが
得られる。低域フイルター・ブロツク46の出力
はY出力と表わされ、YがXよりも小さいか否か
を判定する判定ブロツク52に入力される。この
ブロツクへのX入力は、自動利得制御に続く他の
分岐から生じる。ブロツク42の全波整流の後に
示されているように、入力信号は50Hzのカツトオ
フ周波数及びK1の利得を有する低域フイルタ
ー・ブロツク43によつて低域を通過するように
フイルタされる。低域フイルター43の出力は、
ブロツク41の出力の大きさに対応するDCエネ
ルギー・レベルである。K1は、フイルター・ブ
ロツク46の出力Yが、680Hzの周波数において、
フイルター・ブロツク43の出力Xに等しくなる
ように、選定される。その結果、680Hzより高い
周波数ではXはYよりも大きく、また680Hzより
低い周波数ではXはYよりも小さい。680Hzが境
界周波数として選択されるのは、電話呼進行信号
が680Hzよりも低い領域にあり、且つ平均的な音
声エネルギー・スペクトルが約680Hz付近に中心
を有しているからである。電話呼進行信号以外の
信号から音声エネルギーを区別するために使われ
るシステムでは、低域フイルター45は680Hz以
外のカツトオフ周波数を有するように変更され、
K1及びK2は境界周波数が680Hz以外になるよう
に設定される。
次に出力Xは、状態が1即ち初期状態に等しい
か否かを判定する判定ブロツク45に送られる。
答えがノーであれば、それは53ミリ秒のエネルギ
ーが受信され、検出機構が状態2に切り換わつた
事を示している。この時、出力サンプルはブロツ
ク47に来る。Xの出力レベルが雑音レベルより
大きくなければ、ブロツク48で、ONカウント
値が0.8秒と2.5秒との間にあるか否か、即ちこの
期間中のエネルギーが受信されたか否かについて
判定が行なわれる。もしそれがこの範囲内になけ
れば、ブロツク49で他の電話呼進行信号に関し
て検査が行なわれる。従つて、信号が0.8秒と2.5
秒の間に存在しなければ、信号は呼び出し音以外
のものであると判定される。多くの場合、その信
号は話し中信号である。もし信号が電話呼進行信
号であると判定されなければ、処理はブロツク3
5に進む。しかし、もしONカウント値が0.8秒と
2.5秒との間に来て、それにより信号が0.8秒と2.5
秒との間に存在する事が示されると、その信号は
呼び出し音信号であると判定される。この時、ブ
ロツク51に示すように呼び出し音フラグ(RB
フラグ)が1にセツトされ、音声フラグ(Vフラ
グ)、音声カウント(Vカウント)、及びONカウ
ントが全てゼロの初期状態に等しくセツトされ
る。次に音声カウント(Vカウント)しきい値が
低い値に減らされ、状態が1に等しいままである
事の表示が行なわれる。呼び出し音の後では雑音
の可能性が減少し音声エネルギーの可能性が増大
するので、音声カウントしきい値は減少される。
この時、音声検出機器はブロツク35に進み、次
の入力サンプルを読取る。
一方、ブロツク47でX出力レベルが雑音レベ
ルよりも大きいと判定されると、ブロツク52で
X出力がY出力よりも大きいか否かについて判定
が行なわれる。X出力がY出力よりも大きけれ
ば、高周波数が優勢な信号が受信されたものと判
定される。逆に、X出力がY出力レベルよりも低
ければ、それは低周波数が優勢な信号が受信され
た事の表示である。後者の、即ち低周波数信号の
場合、最初ブロツク53で音声フラグが1に等し
いか否かに関する判定が行なわれる。もしその答
がノーであれば、ブロツク54に示すようにON
カウント値が増計数され音声フラグがゼロにセツ
トされる。この時、一定のトーンが存在している
か否かの検査が行なわれる。もしそうであれば、
ダイヤル・トーンが検出され、音声検出処理は終
了する。もしそうでなければ、処理はブロツク3
5に続く。しかしながら、音声フラグが1に等し
ければ、それは優勢な受信エネルギーがちようど
高周波数から低周波数へ変化した事の表示であ
る。音声カウントが増計数され、ブロツク55で
その時の音声カウントが音声カウントしきい値よ
りも大きいか否かについて判定が行なわれる。そ
の答が否定的であれば、ONカウントが増計数さ
れ、音声フラグがゼロにセツトされ、定常的なト
ーンが受信されているか否かについて検査が行な
われる。再び定常的なトーンが受信されていれ
ば、ダイヤル・トーンが報告され、音声検出処理
は終了する。しかし、答が肯定的であれば、音声
信号が検出されたという判定がなされる。この
時、音声検出処理は終了する。
ブロツク52でX出力信号がY出力信号よりも
大きく、従つて高周波数信号が受信された事が示
される時、ブロツク61でONカウント値がゼロ
にセツトされ、音声フラグ値がゼロに等しいか否
か、即ちこの時までに受信したエネルギーが主と
して低周波数か否かの判定が行なわれる。音声フ
ラグが1に等しければ、次の入力サンプルが読取
られ、音声検出処理が続行する。しかし、音声フ
ラグがゼロに等しく、従つて以前は低周波数が優
勢であつた事が示されると、それは1の値に切り
換えられ、音声カウント値が増計数される。ま
た、ブロツク63で、音声カウント値が音声カウ
ントしきい値よりも大きいか否かが判定される。
もし音声カウント値が音声カウントしきい値より
も大きければ、音声が検出されており、音声検出
処理は終了する。しかし、音声カウントしきい値
が音声カウントよりも大きければ、音声は検出さ
れておらず、ブロツク35で次の入力サンプルが
読取られる。
低域フイルター・ブロツク43からX出力が発
生する時に、音声検出機構の状態が1に等しけれ
ば、ブロツク65でX出力レベルが雑音レベルよ
りも大きいか否かについての判定が行なわれる。
雑音レベルの方が大きければ、ブロツク68で、
呼び出し音フラグが1に等しく、従つて呼び出し
音信号の受信が示されているか否かの判定が行な
われる。呼び出し音フラグがゼロに等しく、呼び
出し音がまだ受信されていない場合、ONカウン
ト値はゼロにセツトされ次の入力サンプルが読取
られる。しかし呼び出し音フラグが1であれば、
次の入力サンプルが読取られる。しかし、ONカ
ウントのエネルギー受信値はゼロにリセツトされ
ない。
しかし、ブロツク65のX出力レベルが雑音レ
ベルよりも大きければ、ONカウントが増計数さ
れ、ONカウント値が53ミリ秒よりも大きいか否
かが判定される。ONカウント値が53ミリ秒より
も小さければ、次の入力サンプルが読取られた。
しかし、ONカウント値が53ミリ秒よりも大きけ
れば、音声検出機構は状態2に切り換り次の入力
サンプルが読取られる。
上述の音声検出機構は、53ミリ秒の期間内に相
当量のエネルギーを受け取るまで、実行を開始し
ない。呼び出し音が受信される前に、入力された
エネルギーのレベルは、53ミリ秒の期間中連続し
て雑音しきい値を越えなければならない。しかし
呼び出し音の後では、エネルギーは53ミリ秒の間
しきい値を越えなければならないが、連続的な53
ミリ秒の間そのレベルを越える必要はない。例え
ば呼び出し音が受信された後、エネルギーが20ミ
リ秒間しきい値を越え、次に1秒間しきい値の下
に落ち、そして33ミリ秒間しきい値より上になつ
たとすると、音声検出が進行する(即ち状態は1
から2へ変化する)。しかし、このシナリオが最
初の呼び出し音の前に起きると、受信エネルギー
のレベルが少なくとも53ミリ秒の間、連続しない
ので音声検出は進行しない事に注意されたい。こ
れは、回線スイツチングによる雑音エネルギーの
パルスが検出機構を始動させる事を防止しなが
ら、同時に音声信号による短かいエネルギー・パ
ルスが呼び出し音の受信後には検出機構を始動さ
せる事を可能にする。
代替的な実施例が第4図に示されている。ここ
では、第3図に関連して以前に述べた適応的感度
は存在していない。第4図から明らかなように、
入力サンプルが読取られAGC増幅器へ入力され
た後、信号は分割され、1つの分岐では全波整流
され次にフイルターを通され、X出力と呼ばれる
出力が得られる。他方の分岐では、入力信号は低
域フイルターを通され、整流されそして再びフイ
ルターを通され、Y出力と呼ばれる出力が得られ
る。この時、X出力又はY出力のどちらが大きい
かの判定が行なわれる。
X出力がY出力よりも大きければ、低周波数
(LF)フラグが1に等しいか否かの判定が行なわ
れる。もし低周波フラグがゼロに等しければ、高
周波数(HF)フラグが1にセツトされ、次の入
力サンプルが読取られる。しかし、低周波数フラ
グが1に等しければ、低周波数フラグはゼロにセ
ツトされ、音声カウントが増計数される。この
時、音声カウントが音声カウントしきい値を越え
るか否かの判定が行なわれる。もしその答が肯定
的であれば、音声信号の受信が認められ、検出機
構は動作を終了する。しかし、しきい値が音声カ
ウントよりも大きいままであれば、高周波数フラ
グが1にセツトされ、次の入力サンプルが読取ら
れる。
Y出力がX出力よりも大きい時、高周波数フラ
グが1に等しいか否かの判定が最初に行なわれ
る。もし等しくなければ、低周波数フラグが1に
セツトされ、次の入力サンプルが読取られる。し
かし、高周波数フラグが1に等しければ、高周波
数フラグはゼロにリセツトされ、音声カウントが
増計数される。この時、音声カウントがしきい値
よりも大きいか否かの判定が行なわれる。その答
が肯定的であれば、音声が受信されており、検出
機構は動作を終了する。しかし、しきい値の方が
音声カウントよりも大きければ、低周波数フラグ
が1にセツトされ、次の入力サンプルが読取られ
る。
F 発明の効果 本発明によれば、従来技術よりも高い精度で音
声信号を弁別する事ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は音声検出システム全体のブロツク図、
第2図は信号プロセツサのブロツク図、第3図は
第3A図と第3B図との関係を示す図、第3A図
及び第3B図は良好な実施例の流れ図、第4図は
代替的な実施例の流れ図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電話音声を検出するための音声検出装置であ
    つて、 高周波域を含む入力信号のエネルギーを現わす
    信号を出力する第1手段と、 予定の境界周波数よりも低い周波数域における
    入力信号のエネルギーを現わす信号を出力する第
    2手段と、 上記第1手段および第2手段の出力を一定間隔
    で比較し、大小関係が反転するごとに計数を進め
    る計数手段と、 上記計数がしきい値を越えるとき、音声検出信
    号を出す検出手段とを備える音声検出装置。 2 特許請求の範囲1に記載の音声検出装置にお
    いて、上記しきい値は発呼開始時はセツトされて
    おり、発呼開始後、低レベルの入力信号が予定期
    間検出されるとき、低くセツトされるようにした
    音声検出装置。
JP61193032A 1985-10-11 1986-08-20 音声検出装置 Granted JPS6288464A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/786,972 US4764966A (en) 1985-10-11 1985-10-11 Method and apparatus for voice detection having adaptive sensitivity
US786972 1985-10-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6288464A JPS6288464A (ja) 1987-04-22
JPH0445023B2 true JPH0445023B2 (ja) 1992-07-23

Family

ID=25140084

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