JPH0445004Y2 - - Google Patents

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JPH0445004Y2
JPH0445004Y2 JP1986181104U JP18110486U JPH0445004Y2 JP H0445004 Y2 JPH0445004 Y2 JP H0445004Y2 JP 1986181104 U JP1986181104 U JP 1986181104U JP 18110486 U JP18110486 U JP 18110486U JP H0445004 Y2 JPH0445004 Y2 JP H0445004Y2
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compressor
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はインバータ駆動圧縮機を具備するヒー
タポンプ式空気調和機に関する。
[従来の技術] 第5図は従来の空気調和機の冷媒系統図であ
り、1は圧縮機、2は四方弁、3は冷媒ガス管、
4は室内熱交換機、5は逆止弁、6は冷房用絞
り、7は冷媒液管、8は暖房用絞り、9は逆止
弁、10は室外熱交換器、11はアキユームレー
タ、12は室内フアン、13は室外フアン、14
はクランクケースヒータである。
第4図は本考案の一実施例における電気回路の
一部を示す図であるが、便宜上第4図を用いて従
来例を説明する。1Aは圧縮機用モータ、15は
元電源用スイツチ、16は圧縮機用リレーの正接
点、17はヒユーズ、18は圧縮機用リレーの逆
接点である。第4図および第5図において、元電
源スイツチ15がONの時、圧縮機1が運転され
る時、クランクケースヒータ14はOFFとなり、
圧縮機1が停止時、クランクケースヒータ14は
通電されるようになされている。
[考案が解決しようとする問題点] 第4図および第5図において、元電源スイツチ
15がOFFのまま、長時間放置され、特に冬場
室外機が冷えていると、冷媒は液で圧縮機1へ溜
り込んでしまう。この状態で第3図のパターン
に示す様に、クランクケースヒータ14が通電さ
れている時と同じ起動方法つまり短時間に高い周
波数で圧縮機1を運転すると、圧縮機1内の冷凍
機油は、冷媒と共に圧縮機1から大量に出てしま
い、圧縮機1内の冷凍機油が不足し、圧縮機1内
の軸受などが潤滑油不足のため焼付きを起こし圧
縮機1が損傷することになる。
本考案は上記従来の問題点を解消し、常に圧縮
機内の冷凍機油を確保することにより、圧縮機の
損傷を防止することができる空気調和機を提供す
ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案による空気調和機は、インバータ駆動圧
縮機を具備した空気調和機において、前記圧縮機
の運転停止時における液冷媒寝込み状況を検出す
る手段を設けると共に、同検出手段により検知し
た液冷媒寝込み状況に応じて圧縮機の起動時の周
波数パターンを決定する手段を設けたことを特徴
とする。
[作用] 本考案によれば、例えば第4図に示す様に、タ
イマ19を設置し、元電源がONとなつた時セツ
トし、通電時間をカウントし、その通電時間の長
さによつて、第3図に示すように圧縮機1の起動
方法を変更するようにし、例えば、クランクケー
スヒータ14の通電時間(圧縮機1の運転時間も
含む)が設定時間より長ければ、第3図のパター
ン、設定時間が短かければ第3図のパターン
の様に低い周波数で第3図パターンより長い時
間運転するようにして、圧縮機1の運転停止時に
おける液冷媒寝込み状況に応じて圧縮機1の起動
時の周波数パターンを変えることにより、圧縮機
1内の冷凍機油を確保し、冷凍機油不足により生
ずる圧縮機1の損傷を防止することができる。
[実施例] 第1図は本考案の一実施例の構成を示すブロツ
ク図であり、19はタイマで元電源15がONに
なつた時セツトされ、ON中カウントされ、OFF
でリセツトされる。20は基準時間設定手段でい
わゆる設定時間SP(セツトポイント)でクランク
ケースヒータ14を通電し、圧縮機1内の液冷媒
が完全に蒸発するのに十分な時間である。21は
比較手段でタイマ19で検出された時間と設定時
間SP20とを比較する。22は圧縮機周波数パ
ターン決定手段で、比較手段21で比較された大
小で第3図に示す,のパターンを決定する。
23は圧縮機周波数パターン出力手段で圧縮機周
波数パターン決定手段22で定められた周波数パ
ターンを出力するようになされている。
第2図は第1図に示す一実施例のフローチヤー
トで、冷房(あるいは暖房)運転スイツチをON
とすると、タイマの時間Aを検知し、その時間A
が設定時間SPより等しいかあるいは大きい場合
はパターンの周波数パターンで圧縮機1を起動
し、また設定時間SPより小さい場合はパターン
のパターンで起動するようになされている。
第3図は本考案の一実施例の圧縮機の運転周波
数と圧縮機の起動後の運転時間との関係を示す
図、第4図は本考案の一実施例の電気回路の一部
を示す図である。
上記本考案の一実施例の作用について説明す
る。元電源スイツチ15がONとなると、圧縮機
1が運転されていなければクランクケースヒータ
14は通電され、圧縮機1は加温される。その時
タイマ19はセツトされクランクケースヒータ通
電時間をカウントする。その時間Aがある設定時
間SP(圧縮機1が加温され圧縮機1内の冷媒が蒸
発し液冷媒がなくなるに十分な時間)以上となつ
た時、圧縮機1は、第3図に示すパターンの様
に比較的短い時間に高い周波数で起動運転する。
タイマ19の時間Aが上記設定時間SPより小さ
い場合は、第3図に示すパターンの様に、低い
周波数で長い時間圧縮機1を運転し液冷媒を圧縮
機1より徐々に追い出してから高い周波数に移行
する。
圧縮機1が高速つまり、高い周波数で運転され
ると冷凍機油に溶け込んだ液冷媒は著しく攪拌さ
れてフオーミングし冷凍機油と共に圧縮機1内か
ら出ていく。低い周波数の場合にはゆるやかに運
転されるため圧縮機1内のフオーミングはなく、
液冷媒は徐々に圧縮機1内から出ていくので冷凍
機油の圧縮機1内からの放出は少ない。
[考案の効果] 本考案によれば、圧縮機内の液冷媒の寝込みを
クランクケースヒータの通電時間の長短またはハ
ウジング温度と外温温度との温度差により検知
し、上記クランクケースヒータの通電時間の長短
または上記温度差によつて圧縮機の起動方法(周
波数の上げ方法)を変更することにより、圧縮機
内の冷凍機油が確保でき、圧縮機の損傷を防止で
きる等の優れた効果が奏せられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の構成を示すブロツ
ク図、第2図は本考案の一実施例の作用を示すフ
ローチヤート図、第3図は本考案の一実施例の圧
縮機起動後の圧縮機の運転時間と圧縮機周波数と
の関係を示す図、第4図は本考案の一実施例にお
ける電気回路の一部を示す図、第5図は空気調和
機の冷媒系統図である。 14……クランクケースヒータ、19……タイ
マ、20……基準時間設定手段、21,35……
比較手段、22,36……圧縮機周波数パターン
決定手段、30……ハウジング温度検知器、31
……外温温度検知器、32……制御器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 インバータ駆動圧縮機を具備した空気調和機に
    おいて、 前記インバータ駆動圧縮機に設けられたクラン
    クケースヒータの通電時間を検出する検出手段
    と、 この検出手段により検知した通電時間に応じて
    前記インバータ駆動圧縮機の起動時の周波数パタ
    ーンを決定する周波数パターン決定手段とを具備
    したことを特徴とする空気調和機。
JP1986181104U 1986-10-29 1986-11-27 Expired JPH0445004Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986181104U JPH0445004Y2 (ja) 1986-10-29 1986-11-27

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16502186 1986-10-29
JP1986181104U JPH0445004Y2 (ja) 1986-10-29 1986-11-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63150258U JPS63150258U (ja) 1988-10-03
JPH0445004Y2 true JPH0445004Y2 (ja) 1992-10-22

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ID=33133286

Family Applications (1)

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JP1986181104U Expired JPH0445004Y2 (ja) 1986-10-29 1986-11-27

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JPH07117304B2 (ja) * 1988-03-25 1995-12-18 ダイキン工業株式会社 冷凍装置
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JPS59195467U (ja) * 1983-06-15 1984-12-26 株式会社東芝 冷凍機の回転数制御装置

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JPS63150258U (ja) 1988-10-03

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