JPH0444550Y2 - - Google Patents

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JPH0444550Y2
JPH0444550Y2 JP11835186U JP11835186U JPH0444550Y2 JP H0444550 Y2 JPH0444550 Y2 JP H0444550Y2 JP 11835186 U JP11835186 U JP 11835186U JP 11835186 U JP11835186 U JP 11835186U JP H0444550 Y2 JPH0444550 Y2 JP H0444550Y2
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frame
screw rod
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screw
lifting device
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、スクリユウジヤツキによる上昇装置
に関する。
「従来の技術と考案が解決しようとする問題点」 ダム等コンクリート構造物の構築におけるステ
ツプフオーム工法のように、壁体に反力をとつて
型枠を上昇させる場合、スクリユウジヤツキによ
る上昇装置が使用されることがある。
この種上昇装置として従来、例えば第8図及び
第9図A,Bに示すものがある。
これは、スクリユウジヤツキ1のスクリユウロ
ツド2上端が第1フレーム3に、また上記スクリ
ユウロツド2に噛合する上昇ギヤ(ウオームギ
ヤ)を備えた駆動部4が第2フレーム5にそれぞ
れ取り付けられ、上記上昇ギヤが正逆回転するこ
とにより、両フレーム3,5が交互にせりあげら
れるものである。
ところで、このような従来の上昇装置にあつて
は、スクリユウロツド2の上端部が第1フレーム
3に対して止めナツト6等により剛に結合されて
いる。
そのため、第9図Aのように、第1フレーム3
を固定して第2フレーム5を上昇させる時は、ス
クリユウロツド2には引張荷重がかかるため問題
はないが、逆に第9図Bのように、第2フレーム
5を固定して第1フレーム3を上昇させる時は、
スクリユウロツド2には圧縮(座屈)荷重がかか
り、これによつて、スクリユウロツド2のロツド
径を上記座屈荷重を考慮して太くしなければなら
ず、装置全体が大型化するという欠点があつた。
そこで、本考案は、上昇装置のスクリユウロツ
ドを常に引つ張り側で使用するよう構成して、ス
クリユウロツドにおけるロツド径の小径化ひいて
は装置全体の軽量、コンパクト化を図ることを目
的とする。
「問題点を解決するための手段」 上記目的を達成するため、本考案はスクリユウ
ジヤツキのスクリユウロツドを第1フレームに、
また上記スクリユウロツドに噛合する上昇ギヤを
備えた駆動部を第2フレームにそれぞれ取り付
け、上記上昇ギヤの正逆回転により上記両フレー
ムが交互にせりあがるよう設けた上昇装置におい
て、上記スクリユウロツドの両端部を第1フレー
ムの上、下両部にそれぞれ取り付けると共に、こ
れら取付部に上下方向に所定の遊びを持たせたこ
とを特徴とする。
「作用」 上記構成により、第1フレームを固定して第2
フレームを上昇させる時は、該第2フレームがス
クリユウロツドを介して第1フレームが吊持され
た状態で上昇し、逆に第2フレームを固定して第
1フレームを上昇させる時は該第1フレームがス
クリユウロツドに引き上げられることになり、結
局、スクリユウロツドには常に引張荷重のみがか
かり、圧縮(座屈)荷重はかからない。
「実施例」 以下添付図面に基づいて、本考案の実施例を説
明する。
第1図において、10はスクリユウジヤツキ、
11は第1フレーム、12は第2フレームをそれ
ぞれ示す。そして、スクリユウジヤツキ10のス
クリユウロツド13が第1フレーム11に、また
図示しない上昇ギヤ(ウオームギヤ)や電動モー
タを備えた駆動部14が第2フレーム12にそれ
ぞれ取り付けられている。
上記スクリユウロツド13は、第2図A,Bに
も示したように、その上、下両端部に扁平な板状
取付部15,15が突設され、これら取付部1
5,15が、第1フレーム11の上、下両部に固
設された左、右一対のブラケツト16,16に対
して、ピン17,17と上下方向に長い長孔1
8,18とで結合されている。即ち、スクリユウ
ロツド13が第1フレーム11に対して上下方向
に所定の遊びを有して取り付けられるのである。
図示例では、上記ピン17が板状取付部15に
取り付けられ、また長孔18がブラケツト16に
突設されて、上部のピン17が長孔18の下端に
接触する時は、下部のピン17が長孔18の中間
部に位置し、逆に下部のピン17が長孔18の上
端に接触する時は、上部のピン17が長孔18の
中間部に位置するように、各部の寸法設定がなさ
れている。
従つて、本実施例によれば、第1フレーム11
を固定して上昇ギヤにより第2フレーム12を上
昇させる時は、第2図Aに示すように、上部の長
孔18の下端にピン17が接触して、下部のピン
17は長孔18の中間部分でフリーであるため、
スクリユウロツド13には引つ張りだけが加わ
る。
逆に、第2フレーム12を固定して第1フレー
ム11を上昇させる時は、第2図Bに示すよう
に、上昇ギヤを逆転させて第1フレーム11を引
き上げるため、下部の長孔18の上端にピン17
が接触して上部のピン17はフリーとなり、上記
したと同様にスクリユウロツド13には引つ張り
だけが加わる。
尚、上記実施例において、第3図に示すよう
に、板状取付部15側のピン挿入孔19も左、右
方向に長い長孔に形成して、スクリユウロツド1
3にかかる横方向の力を逃がすようにしても良
い。また、長孔18とピン17の取付構造に代え
て、第4図に示すように、スクリユウロツド13
のねじ部13aと止めナツト20との間に所定の
クリアランスlをもたせて第1フレーム11に取
り付けても同様の作用効果が得られる。
次に、第5図乃至第7図に、本考案に係る上昇
装置をステツプフオーム用型枠に適用した例を示
す。尚、上昇装置は、第1図及び第2図と同様の
構成であるため、第1図及び第2図と同一部材に
は同一符号を付して説明する。
第5図A,Bおいて、21は型枠、22は該型
枠に固定した作業足場、10,10は型枠に設け
たスクリユウジヤツキをそれぞれ示す。
型枠21は、せき板24の背後に複数の横端太
25と縦端太26とからなる第1フレーム11を
配設している。そして、該第1フレーム11に
は、スクリユウジヤツキ10,10を介して、複
数の縦端太27等からなる第2フレーム12が上
下動自在に組み付けられている。
スクリユウジヤツキ10,10は、型枠21の
左、右両部に二つ設置されて同期連動されるよう
になつている。そして、スクリユウジヤツキ10
のスクリユウロツド13が第1フレーム11の下
二段の横端太25間に、また上昇ギヤを備えた駆
動部14が、第2フレーム12の縦端太27間に
架設したブラケツト28上にそれぞれ取り付けら
れている。また、上記スクリユウロツド13の取
り付けにあたつては、第7図A,Bに示すよう
に、その第1フレーム11(ブラケツト16)へ
の取付部15が上下部分とも、長孔18とピン1
7で取り付けられ、上下にクリアランスをもたせ
た構造になつている。
作業足場22は、第2フレーム12下部の縦端
太27間に架設されている。
尚、図中29は第1フレーム11及び第2フレ
ーム12にそれぞれ設けられて、打設コンクリー
トAへ埋入されたアンカーボルト30と螺着する
支持ボルト(雌ねじボルト)を、また31はジヤ
ツキボルトをそれぞれ示す。
このように構成されるため。型枠21の盛替え
時には、先ず第5図A,Bに示した状態から打設
コンクリートAの硬化後にジヤツキボルト31を
作動させて脱型する。
この後、第1フレーム11側の支持ボルト29
を取り外し、スクリユウジヤツキ10を作動させ
る。
スクリユウジヤツキ10の作動に伴い、せき板
24が取り付けられた第1フレーム11が、第2
フレーム12を打設コンクリートAに対して固定
するアンカーボルト30に反力をとつて上昇す
る。
第1フレーム11が、第6図A,Bに示すよう
に、所定の高さまで上昇したところでスクリユウ
ジヤツキ10を停止させ、この後第1フレーム1
1の下二段の支持ボルト29を打設コンクリート
Aのアンカーボルト30に螺着する。尚、この際
第1フレーム11の最上段の支持ボルト29はダ
ミーボルトとして機能する。
次に、第2フレーム12の支持ボルト29を取
り外した後、スクリユウジヤツキ10を再び作動
させる。勿論、この際の上昇ギヤは逆回転され
る。
スクリユウジヤツキ10の作動に伴い、第2フ
レーム12が、第1フレーム11を打設コンクリ
ートAに対して固定するアンカーボルト30に反
力をとつて上昇する。
第2フレーム12が所定の高さまで上昇したと
ころでスクリユウジヤツキ10を停止させ、この
後第2フレーム12の下二段の支持ボルト29を
打設コンクリートAのアンカーボルト30に螺着
して、盛替えを終了する。尚、この際第2フレー
ム12の最上段の支持ボルト29は第1フレーム
11の場合と同様にダミーボルトとして機能す
る。
その後、コンクリートを打継ぐ。この打継ぎで
第5図A,Bの状態になる。
このようにして、型枠21が順次上方へ盛替え
られるのであるが、スクリユウジヤツキ10のス
クリユウロツド13は、上述したようにその上、
下両端部において第1フレーム11に対して上下
方向に遊びを有して取り付けられているため、常
に引つ張り側で使用される。
「考案の効果」 以上説明したように本考案によれば、スクリユ
ウロツドの両端部を第1フレームの上、下両部に
それぞれ取り付けると共に、これら取付部に上下
方向に所定の遊びを持たせ、スクリユウジヤツキ
のスクリユウロツドを常に引つ張り側だけで使用
できるように構成したので、押し上げの座屈を考
えた場合のロツド径に比較して1/2以下のロツド
径にでき、ひいては装置全体の軽量、コンパクト
化が図れるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す概略構成
図、第2図A,Bはその異つた作用状態を示す
各々の要部拡大図、第3図は本考案の別の実施例
を示す要部構成図、第4図は本考案のさらに別の
実施例を示す要部構成図、第5図A,Bは本考案
の適用例を示す正面及び側面図、第6図A,Bは
その作用状態を示す正面及び側面図、第7図A,
Bは同じく要部拡大正面及び側面図、第8図は従
来の概略構成図、第9図A,Bはその異つた作用
状態を示す各々の概略構成図である。 10……スクリユウジヤツキ、11……第1フ
レーム、12……第2フレーム、13……スクリ
ユウロツド、14……駆動部、17……ピン、1
8……長孔、l……クリアランス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スクリユウジヤツキのスクリユウロツドを第1
    フレームに、また上記スクリユウロツドに噛合す
    る上昇ギヤを備えた駆動部を第2フレームにそれ
    ぞれ取り付け、上記上昇ギヤの正逆回転により上
    記両フレームが交互にせりあがるよう設けた上昇
    装置において、上記スクリユウロツドの両端部を
    第1フレームの上、下両部にそれぞれ取り付ける
    と共に、これら取付部に上下方向に所定の遊びを
    持たせたことを特徴とする上昇装置。
JP11835186U 1986-07-31 1986-07-31 Expired JPH0444550Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11835186U JPH0444550Y2 (ja) 1986-07-31 1986-07-31

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11835186U JPH0444550Y2 (ja) 1986-07-31 1986-07-31

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JPS6324191U JPS6324191U (ja) 1988-02-17
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JP11835186U Expired JPH0444550Y2 (ja) 1986-07-31 1986-07-31

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JPH09184157A (ja) * 1995-12-29 1997-07-15 Yoshitsugu Hirano 把手取付金物

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