JPH0444548A - ネジ鉄筋を使用したプレキャスト部材の接続方法 - Google Patents

ネジ鉄筋を使用したプレキャスト部材の接続方法

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Publication number
JPH0444548A
JPH0444548A JP15158390A JP15158390A JPH0444548A JP H0444548 A JPH0444548 A JP H0444548A JP 15158390 A JP15158390 A JP 15158390A JP 15158390 A JP15158390 A JP 15158390A JP H0444548 A JPH0444548 A JP H0444548A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coupler
couplers
reinforcing bar
precast
threaded reinforcing
Prior art date
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Pending
Application number
JP15158390A
Other languages
English (en)
Inventor
Norikatsu Sato
佐藤 則勝
Tsuneo Takazawa
高沢 恒男
Toshichika Takazawa
高沢 利親
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toda Corp
Original Assignee
Toda Corp
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Publication date
Application filed by Toda Corp filed Critical Toda Corp
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Publication of JPH0444548A publication Critical patent/JPH0444548A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、隣接するプレキャスト部材の接続用にネジ鉄
筋を配筋したプレキャスト部材の接続方法に関する。
(従来の技術) 一般に、例えばネジ鉄筋を主筋として梁を工場で製造し
たプレキャスト部材を、現場に搬入して互いに隣接する
梁と梁とを接続するには、第4図に示すように、プレキ
ャスト部材20.21から突出しているネジ鉄筋22.
23を中継鉄筋24を介して接続具25.25で螺着す
る。この場合ネジ鉄筋22.23同士の位置ズレを解消
するために前記中継鉄筋24と接続具25.25の2個
とを使用する。
そして、前記中継鉄筋24と接続具25.25による接
続後、現場打ちコンクリート26を打設して一体化する
(発明が解決しようとする課題) 七かしながら、上述のプレキャスト部材の接続方法では
、位置ズレを解消するために前記中継鉄筋と接続具2個
とを使用しなけらばならず、狭い間隙の中での作業に手
間がかかり作業能率が悪いと言った欠点が存在した。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたもので、互いに
隣接するプレキャスト部材の連結に、カプラーを埋設し
たプレキャスト部材を使用して接続する方法を提供する
ことを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明に係るネジ鉄筋を使用したプレキャスト部材の接
続方法の上記課題を解決し、目的を達成するための要旨
は、ネジ鉄筋の両端部にモルタルグラウト用注入孔を設
けたカプラーを螺着し、該カプラーの一端面が外部に露
出するように型枠に配置し、この型枠にコンクリートを
打設することによりカプラーを埋設したプレキャスト部
材を形成し、互いに隣接する前記プレキャスト部材の対
向した前記カプラーの両端面に接続用ネジ鉄筋の一端部
を螺着して、更にこの接続用ネジ鉄筋の両他端部を連結
用のカプラーで螺着・締結し、前記カプラーの注入孔か
らグラウト剤を注入することに存する。
(作用) このように、本発明に係るネジ鉄筋を使用したプレキャ
スト部材の接続方法によれば、プレキャスト部材に埋設
されたカプラーによってこれに接続用ネジ鉄筋を螺着す
ると、埋設されたカプラーのネジ山の径をネジ鉄筋のネ
ジ山の径より少し大きくしであるので、このいわゆるガ
タ分 で前記接続用ネジ鉄筋がその軸心回りに動き易く
なって自由度が増す。従って、接続用ネジ鉄筋の両端部
をカプラーで接続する作業の能率が向上する。
また、プレキャスト部材には埋設されたカプラーがプレ
キャスト部材表面から突出していないので、運搬−搬入
作業にも施工性が良くなる。
(実施例) 以下、添付図面に従って、本発明の一実施例を説明する
。第1図は、本発明のネジ鉄筋を使用したプレキャスト
部材の接続方法に係る使用例の縦断正面図、第2図は、
本発明に使用するカプラーの一部を断面にした正面図、
第3図は、同じくその側面図である。
プレキャスト部材1を形成するには、所定長さのネジ鉄
筋2の左右両端部2a、2bに埋設用カプラー3.4を
螺着する。
ここにおいて、前記埋設用カプラー3,4は、第2図に
拡大して示すように、貫通孔内部にネジ山5を刻設し、
この貫通孔内部にまで貫通するグラウト用注入孔6を設
けた注入管7を突設したカプラー本体8と、該本体8の
左右端部に設けられたロックナツト9.10とからなる
前記ネジ山5は、プレキャスト部材1内に配筋されるネ
ジ鉄筋2のネジ径よりも少し大きくしである。
従って、上記埋設用カプラー3もしくは4に前記ネジ鉄
筋2を本体8の略中央まで螺挿して、前記ロックナツト
9もしくは10で締結する。
この様にして、1本のネジ鉄筋2の両端部2 a12b
に埋設用カプラー3,4を螺着する。
次に、これを図示しない型枠内に配置してコンクリート
11を打設する。このとき、前記カプラー3,4の片側
端面を外部に露出するようにし、同じく注入管7の端面
7aを外部に露出するようにしておく。
そして、所定のコンクリート強度の発現後、型枠より脱
型させて、プレキャスト部材1が完成する。
このプレキャスト部材1を建築現場に搬入して、第1図
に示すように、互いに隣接するプレキャスト部材1の対
向した前記カプラー3.4の露出している両端部からそ
の略中央にまで接続用ネジ鉄筋12.13を螺挿する。
そして、連結用のカプラー14で前記ネジ鉄筋12.1
3の端部を螺着し、ロックナツト9,10で締結する。
この後、カプラー3. 4. 14のグラウト用注入孔
6からグラウト剤を注入する。
このグラウト剤は、ネジ鉄筋2とカプラー3゜4、14
のネジ山5との隙間に充填されることになる。そして、
現場打ちコンクリート15を打設する。
この場合、互いに隣接するプレキャスト部材1゜1の間
隔L1は一個のカプラー14の取付に要する移動寸法が
確保されればよいので、従来の様に2個分の接続具の必
要な移動寸法L2と比較して、間隔L1は狭くなる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明に係るネジ鉄筋を使用した
プレキャスト部材の接続方法を、ネジ鉄筋の両端部にモ
ルタルグラウト用注入孔を設けたカプラーを螺着し、該
カプラーの一端面が外部に露出するように型枠に配置し
、この型枠にコンクリートを打設することによりカプラ
ーを埋設したプレキャスト部材を形成し、互いに隣接す
るプレキャスト部材の対向した前記カプラーの両端部に
接続用ネジ鉄筋を螺着して更にこの接続用ネジ鉄筋の両
端部を連結用のカプラーで螺着連結し、前記カプラーの
注入孔からグラウト剤を注入することしたので、埋設さ
れたカプラーのネジ山の径をネジ鉄筋のネジ山の径より
少し大きくしであるので、このいわゆるガタ分で前記接
続用ネジ鉄筋がその軸心回りに動き易(なって自由度が
増し接続用ネジ鉄筋の両端部をカプラーで接続する作業
の能率が向上する。
また、プレキャスト部材には埋設されたカプラーがその
プレキャスト部材表面から突出していないので、運搬・
搬入作業にも施工性が良くなる。
そして、互いに隣接するプレキャスト部材の間隔を従来
よりも狭くすることが出来て、現場打ちのコンクリート
量を減らし工期を短縮することになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のネジ鉄筋を使用したプレキャスト部
材の接続方法に係る使用例の縦断正面図、第2図は、本
発明に使用するカプラーの一部を断面にした正面図、第
3図は、同じくその側面図、第4図は、従来例に係るプ
レキャスト部材の接続方法を示す説明図である。 1・・・プレキャスト部材、2・・・ネジ鉄筋、3、 
4. 14・・・−カプラー 5・・・カプラーのネジ
山、6・・・グラウト用注入孔、7・・・注入管、8・
・・カプラー本体、9.10・・・ロックナツト、11
.15・・・コンクリート、 12.13・・・接続用ネジ鉄筋。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ネジ鉄筋の両端部にモルタルグラウト用注入孔を設けた
    カプラーを螺着し、該カプラーの一端面が外部に露出す
    るように型枠に配置し、この型枠にコンクリートを打設
    することによりカプラーを埋設したプレキャスト部材を
    形成し、互いに隣接する前記プレキャスト部材の対向し
    た前記カプラーの両端部に接続用ネジ鉄筋一端部を螺着
    して、更にこの接続用ネジ鉄筋の両他端部を連結用のカ
    プラーで螺着・締結し、前記カプラーの注入孔からグラ
    ウト剤を注入することを特徴としてなるネジ鉄筋を使用
    したプレキャスト部材の接続方法。
JP15158390A 1990-06-12 1990-06-12 ネジ鉄筋を使用したプレキャスト部材の接続方法 Pending JPH0444548A (ja)

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