JPH0444370B2 - - Google Patents
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- JPH0444370B2 JPH0444370B2 JP8680784A JP8680784A JPH0444370B2 JP H0444370 B2 JPH0444370 B2 JP H0444370B2 JP 8680784 A JP8680784 A JP 8680784A JP 8680784 A JP8680784 A JP 8680784A JP H0444370 B2 JPH0444370 B2 JP H0444370B2
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 8
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 17
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 2
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
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- Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は、断路器の開閉操作時のように一定
角度の揺動動作をさせる開閉装置の操作機構に関
するものである。
角度の揺動動作をさせる開閉装置の操作機構に関
するものである。
従来のこの種の操作機構を第1図に示した断路
器の操作機構について説明する。図において、1
は断路器で、ブレード1aにより電路を開閉する
ものである。2は断路器1のブレード1aを開閉
動作させ、操作機構部と電気的に絶縁する絶縁ロ
ツド、3は中間軸4を支点に絶縁ロツド2と係合
し動作方向を変えるレバー、5は操作機構出力を
レバー3に伝達するロツド、6は操作機構出力軸
11に固着されたレバーで、ロツド5と回動自由
にピン等で係合されている。7は操作機構本体で
電動機を原動機とする電動操作機構である。この
操作機構本体7は原動機としての電動機8と、ク
ラツチ9および減速機10とで構成され、電動機
出力をクラツチ9を介して減速機10で減速およ
び増力し、操作機構出力軸11を回動させる。1
2は電動機8およびクラツチ9を制御する制御装
置、13は電動機8と制御装置12を電気的に結
ぶ制御線、14はクラツチ9と制御装置12を電
気的に結ぶ制御線である。次に動作について説明
する。電動機8は制御装置12より制御線13を
介する「断路機閉」の信号により回転し、クラツ
チ9を介し減速機10で減速されて出力軸11を
回転させ、レバー6の回転出力をロツド5の下方
向の動きに伝達する。更に中間軸4に回動自在に
支持されたレバー3により回転運動に変換し、絶
縁ロツド2を突上げることにより断路器1のブレ
ード1aは閉成する。断路器1の閉成が完了する
と、リミツトスイツチ等でその位置を検出し、信
号により制御装置12より電動機8の停止並びに
クラツチ9の切り離しが制御線13,14を介し
て電気的になされる。「断路器開」の場合も同様
に動作する。このような断路器1では一般にその
閉成位置および開路位置が正しく制御される必要
があり、操作機構出力軸11の回転角が常に一定
の正しい角度である必要がある。もし出力軸11
の回転角が正しく制御されない場合断路器1のブ
レード1aの入りすぎ、あるいは接触不良、ある
いは開離距離不完全による耐電圧性能の低下とい
う現象が起り、断路器1および操作機構の損傷、
ひいては装置全体の大幅な損傷を招く結果とな
る。ところが電動機8が正しく制御されて停止し
ても、その慣性で電動機8が数回転から10数回転
するので、従来はこの停止指令後の慣性による電
動機8の回転を操作機構出力軸11に伝達しない
ようにクラツチ9を設けて軸の切り離しを行なつ
ている。
器の操作機構について説明する。図において、1
は断路器で、ブレード1aにより電路を開閉する
ものである。2は断路器1のブレード1aを開閉
動作させ、操作機構部と電気的に絶縁する絶縁ロ
ツド、3は中間軸4を支点に絶縁ロツド2と係合
し動作方向を変えるレバー、5は操作機構出力を
レバー3に伝達するロツド、6は操作機構出力軸
11に固着されたレバーで、ロツド5と回動自由
にピン等で係合されている。7は操作機構本体で
電動機を原動機とする電動操作機構である。この
操作機構本体7は原動機としての電動機8と、ク
ラツチ9および減速機10とで構成され、電動機
出力をクラツチ9を介して減速機10で減速およ
び増力し、操作機構出力軸11を回動させる。1
2は電動機8およびクラツチ9を制御する制御装
置、13は電動機8と制御装置12を電気的に結
ぶ制御線、14はクラツチ9と制御装置12を電
気的に結ぶ制御線である。次に動作について説明
する。電動機8は制御装置12より制御線13を
介する「断路機閉」の信号により回転し、クラツ
チ9を介し減速機10で減速されて出力軸11を
回転させ、レバー6の回転出力をロツド5の下方
向の動きに伝達する。更に中間軸4に回動自在に
支持されたレバー3により回転運動に変換し、絶
縁ロツド2を突上げることにより断路器1のブレ
ード1aは閉成する。断路器1の閉成が完了する
と、リミツトスイツチ等でその位置を検出し、信
号により制御装置12より電動機8の停止並びに
クラツチ9の切り離しが制御線13,14を介し
て電気的になされる。「断路器開」の場合も同様
に動作する。このような断路器1では一般にその
閉成位置および開路位置が正しく制御される必要
があり、操作機構出力軸11の回転角が常に一定
の正しい角度である必要がある。もし出力軸11
の回転角が正しく制御されない場合断路器1のブ
レード1aの入りすぎ、あるいは接触不良、ある
いは開離距離不完全による耐電圧性能の低下とい
う現象が起り、断路器1および操作機構の損傷、
ひいては装置全体の大幅な損傷を招く結果とな
る。ところが電動機8が正しく制御されて停止し
ても、その慣性で電動機8が数回転から10数回転
するので、従来はこの停止指令後の慣性による電
動機8の回転を操作機構出力軸11に伝達しない
ようにクラツチ9を設けて軸の切り離しを行なつ
ている。
また、断路器1は一般に大電力回路に使用さ
れ、回路故障時の短絡電流を通電させる責務を有
しており、その大電流通電による電磁力によりブ
レード1aが開路しないように強固に保持させる
必要がある。そのために、一般に断路器1のブレ
ード1aおよび絶縁ロツド2とレバー3とで第1
図中想像線で示すように機構的にデツドポイント
を形成し、断路器1を閉路状態で保持させるか、
あるいは減速機10をウオーム減速機のような逆
転防止付きのものにしている。
れ、回路故障時の短絡電流を通電させる責務を有
しており、その大電流通電による電磁力によりブ
レード1aが開路しないように強固に保持させる
必要がある。そのために、一般に断路器1のブレ
ード1aおよび絶縁ロツド2とレバー3とで第1
図中想像線で示すように機構的にデツドポイント
を形成し、断路器1を閉路状態で保持させるか、
あるいは減速機10をウオーム減速機のような逆
転防止付きのものにしている。
従来の操作機構は以上のように電動機8の停止
後の慣性による回転を切り離すためにクラツチ9
を使つていたので装置全体の寿命がクラツチ寿命
により制御され、またこのクラツチ9を組込むた
めに装置が大形となり、制御部も複雑となる等の
欠点があつた。さらに減速機10として逆転防止
付きのウオーム減速機を使用しなければならない
ので入力軸を出力軸の方向が制限され全体のコン
パクト化が阻害される欠点があつた。
後の慣性による回転を切り離すためにクラツチ9
を使つていたので装置全体の寿命がクラツチ寿命
により制御され、またこのクラツチ9を組込むた
めに装置が大形となり、制御部も複雑となる等の
欠点があつた。さらに減速機10として逆転防止
付きのウオーム減速機を使用しなければならない
ので入力軸を出力軸の方向が制限され全体のコン
パクト化が阻害される欠点があつた。
この発明は上記のような従来のものの欠点を除
去するためになされたもので、駆動軸側に少なく
とも2個のローラと円筒凸部とを備えた駆動ロー
タを設け、かつ前記ローラの1個と係合する凹部
とこの凹部の左右両側に突設されるフオーク部と
を有するフオークレバーを従動軸側に設けること
により、原動機停止指令後の慣性による原動機回
転が従動軸に伝わらず、かつ従動軸側からの回転
防止、即ち逆転防止もできるので、クラツチが不
要となり装置全体がコンパクトとなり、その上安
価で、信頼性の高い開閉装置の操作機構を提供す
ることを目的としている。
去するためになされたもので、駆動軸側に少なく
とも2個のローラと円筒凸部とを備えた駆動ロー
タを設け、かつ前記ローラの1個と係合する凹部
とこの凹部の左右両側に突設されるフオーク部と
を有するフオークレバーを従動軸側に設けること
により、原動機停止指令後の慣性による原動機回
転が従動軸に伝わらず、かつ従動軸側からの回転
防止、即ち逆転防止もできるので、クラツチが不
要となり装置全体がコンパクトとなり、その上安
価で、信頼性の高い開閉装置の操作機構を提供す
ることを目的としている。
以下、この発明の一実施例を第2図〜第6図に
ついて説明する。図において15は操作機構のケ
ース、16は電動機、17は電動機出力軸に固着
した歯車、18は減速機、19は減速機18の入
力軸18aに固着した歯車で、電動機出力軸の歯
車17と噛合する。20は減速機18の出力軸、
21は駆動軸としての出力軸20に固着した駆動
ロータで、出力軸20と同心軸線上に位置する一
部切欠きの円筒凸部21aと、この円筒凸部21
aと同心の円筒線上に円筒凸部21aの外周面よ
り離れて配置される3個のローラ22a,22
b,22cとを有する。23は略T字形のフオー
クレバーで、ローラ22aと係合する放射方向の
凹部23aと、この凹部23aの両側に左右対称
形に突設されてその前面23cが円筒凸部21a
の外周面に対接しまた後面23bがローラ22
b,22cのいずれかと係合する円弧状のフオー
ク部23dとを有する。24はフオークレバー2
3が固着される従動軸としての操作機構出力軸、
25は駆動ロータ21に重ねて固着したカム板
で、リミツトスイツチ26を駆動ロータ21の所
定の回転角で動作させるものである。
ついて説明する。図において15は操作機構のケ
ース、16は電動機、17は電動機出力軸に固着
した歯車、18は減速機、19は減速機18の入
力軸18aに固着した歯車で、電動機出力軸の歯
車17と噛合する。20は減速機18の出力軸、
21は駆動軸としての出力軸20に固着した駆動
ロータで、出力軸20と同心軸線上に位置する一
部切欠きの円筒凸部21aと、この円筒凸部21
aと同心の円筒線上に円筒凸部21aの外周面よ
り離れて配置される3個のローラ22a,22
b,22cとを有する。23は略T字形のフオー
クレバーで、ローラ22aと係合する放射方向の
凹部23aと、この凹部23aの両側に左右対称
形に突設されてその前面23cが円筒凸部21a
の外周面に対接しまた後面23bがローラ22
b,22cのいずれかと係合する円弧状のフオー
ク部23dとを有する。24はフオークレバー2
3が固着される従動軸としての操作機構出力軸、
25は駆動ロータ21に重ねて固着したカム板
で、リミツトスイツチ26を駆動ロータ21の所
定の回転角で動作させるものである。
次に動作について説明する。第3図、第4図に
おいて歯車17,19を経て減速機18により減
速増力された電動機16の回転力は、駆動ロータ
21を反時計廻りに回転させる。駆動ロータ21
のローラ22aは、実線で示されたフオークレバ
ー23の凹部23aに入り込みながら、フオーク
レバー23を時計方向に回動させる。そして駆動
ロータ21が120゜回転した状態ではフオークレバ
ー23を第4図中2点鎖線で示す位置まで60゜回
動させる。この時ローラ22aは22bの位置ま
で、ローラ22cは22aの位置まで回転してい
る。この位置で電動機16の電源がリミツトスイ
ツチ26により切れるが、慣性により、電動機1
6は更に数回転から10数回転して停止する。従つ
て駆動ロータ21も減速機18の減速比により異
なるが、必ずオーバランする。しかしながら第4
図中2点鎖線の位置より駆動ロータ21がオーバ
ランし更に反時計方向に回転してもローラ22a
は22bの位置より更に反時計方向に回転してフ
オークレバー23の凹部23aより外れるが、元
の状態(実線)より120゜回転しているローラ22
cが22aの位置より更に反時計方向に回転する
ので2点鎖線の位置のフオークレバー23の後面
23bに乗り上げる(第6図の点線の状態)よう
になり、フオークレバー23の反時計方向への回
転が阻止される。また、その時同時に駆動ロータ
21の円筒凸部21aがフオークレバー23の前
面23cに接しているので、フオークレバー23
の時計方向の回転も阻止される。従つて、電源切
後の電動機16の慣性による回転が出力軸24に
伝達されないし、逆に出力軸24からの逆転もフ
オークレバー23の後面23bがローラ22cに
当つて阻止される。
おいて歯車17,19を経て減速機18により減
速増力された電動機16の回転力は、駆動ロータ
21を反時計廻りに回転させる。駆動ロータ21
のローラ22aは、実線で示されたフオークレバ
ー23の凹部23aに入り込みながら、フオーク
レバー23を時計方向に回動させる。そして駆動
ロータ21が120゜回転した状態ではフオークレバ
ー23を第4図中2点鎖線で示す位置まで60゜回
動させる。この時ローラ22aは22bの位置ま
で、ローラ22cは22aの位置まで回転してい
る。この位置で電動機16の電源がリミツトスイ
ツチ26により切れるが、慣性により、電動機1
6は更に数回転から10数回転して停止する。従つ
て駆動ロータ21も減速機18の減速比により異
なるが、必ずオーバランする。しかしながら第4
図中2点鎖線の位置より駆動ロータ21がオーバ
ランし更に反時計方向に回転してもローラ22a
は22bの位置より更に反時計方向に回転してフ
オークレバー23の凹部23aより外れるが、元
の状態(実線)より120゜回転しているローラ22
cが22aの位置より更に反時計方向に回転する
ので2点鎖線の位置のフオークレバー23の後面
23bに乗り上げる(第6図の点線の状態)よう
になり、フオークレバー23の反時計方向への回
転が阻止される。また、その時同時に駆動ロータ
21の円筒凸部21aがフオークレバー23の前
面23cに接しているので、フオークレバー23
の時計方向の回転も阻止される。従つて、電源切
後の電動機16の慣性による回転が出力軸24に
伝達されないし、逆に出力軸24からの逆転もフ
オークレバー23の後面23bがローラ22cに
当つて阻止される。
第5図、第6図は電動機16の慣性によるオー
バランによる駆動ロータ21の許容回転角を示
し、その状態でのフオークレバー23の保持状態
を示す図である。第5図は第4図の状態から駆動
ロータが時計廻りにオーバランした状態(点線で
示す)を示すもので、αがオーバラン角度であ
る。第6図は第4図の2点鎖線の状態から反時計
廻りのオーバランした状態(点線で示す)を示す
もので、αがオーバラン角度である。このオーバ
ラン角度αは電動機16の電源停止後の慣性によ
りオーバラン回転数、減速機18の減速比により
決められる。
バランによる駆動ロータ21の許容回転角を示
し、その状態でのフオークレバー23の保持状態
を示す図である。第5図は第4図の状態から駆動
ロータが時計廻りにオーバランした状態(点線で
示す)を示すもので、αがオーバラン角度であ
る。第6図は第4図の2点鎖線の状態から反時計
廻りのオーバランした状態(点線で示す)を示す
もので、αがオーバラン角度である。このオーバ
ラン角度αは電動機16の電源停止後の慣性によ
りオーバラン回転数、減速機18の減速比により
決められる。
上記実施例では駆動ロータ21の円筒凸部21
aの一部を切欠いてフオークレバー23が当らな
いようにしたものを示したが、この切欠きは限ら
ずしも必要ではなく、例えば第7図に示すように
各ローラ22a,22b,22cを円筒凸部21
Aから大きく離し、変形フオークレバー23Aと
すれば切欠きのない円筒凸部21Aであつても変
形フオークレバー23Aは当らない。
aの一部を切欠いてフオークレバー23が当らな
いようにしたものを示したが、この切欠きは限ら
ずしも必要ではなく、例えば第7図に示すように
各ローラ22a,22b,22cを円筒凸部21
Aから大きく離し、変形フオークレバー23Aと
すれば切欠きのない円筒凸部21Aであつても変
形フオークレバー23Aは当らない。
また上記実施例では駆動ロータ21に3個のロ
ーラ22a,22b,22cを円周上に等間隔に
配置したものを示したが、フオークレバー23の
旋回角度が小さければ3個のローラをフオークレ
バー23側に片寄せて配置することもできるし、
またローラは第8図に示すように円周の対角線上
に2個配置してもよい。このように2個のローラ
22a,22bの場合には円筒凸部21aを弧状
21Bとして変形フオークレバー23Bが当らな
いようにする必要がある。
ーラ22a,22b,22cを円周上に等間隔に
配置したものを示したが、フオークレバー23の
旋回角度が小さければ3個のローラをフオークレ
バー23側に片寄せて配置することもできるし、
またローラは第8図に示すように円周の対角線上
に2個配置してもよい。このように2個のローラ
22a,22bの場合には円筒凸部21aを弧状
21Bとして変形フオークレバー23Bが当らな
いようにする必要がある。
さらに上記実施例ではフオークレバー23のフ
オーク部23dの前面23cを円筒凸部21aの
外周面と同心状の円弧状として全面が対接するも
のを示したが、前面23cの一部においてのみ円
筒凸部21aの外周面と接合するものでもよい。
例えば第3図中1点線で示すようにフクーク部2
3dの先端のみを円筒凸部21aの外周面に係合
させてもフオークレバー23は円筒凸部21aの
外周面とローラ22bとの間に保持される。
オーク部23dの前面23cを円筒凸部21aの
外周面と同心状の円弧状として全面が対接するも
のを示したが、前面23cの一部においてのみ円
筒凸部21aの外周面と接合するものでもよい。
例えば第3図中1点線で示すようにフクーク部2
3dの先端のみを円筒凸部21aの外周面に係合
させてもフオークレバー23は円筒凸部21aの
外周面とローラ22bとの間に保持される。
なお上記実施例ではフオーク部23dが左右対
称形に突出した略T字形のフオークレバー23を
示したが、フオーク部は左右対称形でなくてもよ
く、フオーク部の長さが異なるものでもこれに合
わせて各ローラの間隔を調整すればよい。
称形に突出した略T字形のフオークレバー23を
示したが、フオーク部は左右対称形でなくてもよ
く、フオーク部の長さが異なるものでもこれに合
わせて各ローラの間隔を調整すればよい。
上記実施例において減速機入力軸18aに第2
図中1点鎖線で示す如く操作ハンドル27を装着
すれば手動操作ができる。この場合操作ハンドル
27により出力軸20を回すと、出力軸20の所
定の位置で出力側が無負荷となるため、出力軸2
0の所定の位置の検出が容易で確実にできる。従
つてハンドル回し過ぎによる機構の破損等の故障
も軽減できる。
図中1点鎖線で示す如く操作ハンドル27を装着
すれば手動操作ができる。この場合操作ハンドル
27により出力軸20を回すと、出力軸20の所
定の位置で出力側が無負荷となるため、出力軸2
0の所定の位置の検出が容易で確実にできる。従
つてハンドル回し過ぎによる機構の破損等の故障
も軽減できる。
なお上記実施例では電動機16と減速機18と
の間の動力伝達を歯車17,19で行なうものを
示したが、他の伝達要素例えばベルト、チエンで
も良く、また構成によつては電動機と減速機を直
接接続してもよい。また上記実施例では操作機構
の原動機として電動機16を示したが、他の原動
機あるいはゼンマイバネ等のものでも良い。
の間の動力伝達を歯車17,19で行なうものを
示したが、他の伝達要素例えばベルト、チエンで
も良く、また構成によつては電動機と減速機を直
接接続してもよい。また上記実施例では操作機構
の原動機として電動機16を示したが、他の原動
機あるいはゼンマイバネ等のものでも良い。
以上のように、この発明によれば駆動軸側に少
なくとも2個のローラと円筒凸部とを備えた駆動
ロータを設け、かつ前記ローラの1個と係合する
凹部とこの凹部の左右両側に突設されるフオーク
部とを有するフオークレバーを従動軸側に設ける
ことにより、原動機停止指令後の慣性による原動
機回転が従動軸に伝わらず、かつ従動軸側からの
回転防止、即ち逆転防止もできるので、クラツチ
等の切り離し機器が不要となり装置全体がコンパ
クトとなるし、また所定位置での停止、保持がで
きるので減速機に逆転防止機構が不要となつて、
減速機の種類に制約を受けず、操作機構の構成お
よび伝達効率面から最も適正なものを選定するこ
とができる効果を奏する。したがつて安価で、信
頼性の高い開閉装置の操作機構が得られる。
なくとも2個のローラと円筒凸部とを備えた駆動
ロータを設け、かつ前記ローラの1個と係合する
凹部とこの凹部の左右両側に突設されるフオーク
部とを有するフオークレバーを従動軸側に設ける
ことにより、原動機停止指令後の慣性による原動
機回転が従動軸に伝わらず、かつ従動軸側からの
回転防止、即ち逆転防止もできるので、クラツチ
等の切り離し機器が不要となり装置全体がコンパ
クトとなるし、また所定位置での停止、保持がで
きるので減速機に逆転防止機構が不要となつて、
減速機の種類に制約を受けず、操作機構の構成お
よび伝達効率面から最も適正なものを選定するこ
とができる効果を奏する。したがつて安価で、信
頼性の高い開閉装置の操作機構が得られる。
第1図は従来の操作機構を示す図、第2図はこ
の発明の一実施例による操作機構を示す図、第3
図は第2図の線−の断面図、第4図〜第6図
はこの発明の構成要素を示す動作図、第7図およ
び第8図はこの発明の他の実施例を示す図であ
る。 図中15は操作機構ケース、16は電動機、1
7,19は歯車、18は減速機、20は減速機出
力軸、21は駆動ロータ、21は円筒凸部、22
a,22b,22cはローラ、23はフオークレ
バー、23aは凹部、23bは後面、23cは前
面、23dはフオーク部、24は操作機構出力軸
である。
の発明の一実施例による操作機構を示す図、第3
図は第2図の線−の断面図、第4図〜第6図
はこの発明の構成要素を示す動作図、第7図およ
び第8図はこの発明の他の実施例を示す図であ
る。 図中15は操作機構ケース、16は電動機、1
7,19は歯車、18は減速機、20は減速機出
力軸、21は駆動ロータ、21は円筒凸部、22
a,22b,22cはローラ、23はフオークレ
バー、23aは凹部、23bは後面、23cは前
面、23dはフオーク部、24は操作機構出力軸
である。
Claims (1)
- 1 駆動軸により一定角度で往復回動されかつ前
記駆動軸と同心軸線上に位置する円筒凸部とこの
円筒凸部と同心の円周線上に前記円筒凸部の外周
面より離れて配置される少なくとも2個のローラ
とを有する駆動ロータ、および従動軸に固着され
かつ前記ローラの1個と係合する放射方向の凹部
とこの凹部の左右両側に突設された一対のフオー
ク部とを有しさらに前記の1個のローラにより一
定角度で往復回動されるフオークレバーを備え、
前記フオーク部の前面は少なくともその一部が前
記フオークレバーの両死点の位置において前記円
筒凸部の外周面に係合するようにすると共に後面
は前記フオークレバーの両死点の位置において、
前記ローラの他の1個と係合しうるように前記駆
動軸と同心の円弧状に形成して前記フオーク部が
交互に前記円筒凸部の外周面と前記の他の1個の
ローラとの間に保持されるようにしたことを特徴
とする開閉装置の操作機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8680784A JPS60230320A (ja) | 1984-04-27 | 1984-04-27 | 開閉装置の操作機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8680784A JPS60230320A (ja) | 1984-04-27 | 1984-04-27 | 開閉装置の操作機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60230320A JPS60230320A (ja) | 1985-11-15 |
JPH0444370B2 true JPH0444370B2 (ja) | 1992-07-21 |
Family
ID=13897074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8680784A Granted JPS60230320A (ja) | 1984-04-27 | 1984-04-27 | 開閉装置の操作機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60230320A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4723900B2 (ja) * | 2005-04-27 | 2011-07-13 | 三菱電機株式会社 | 開閉器の電動操作装置 |
-
1984
- 1984-04-27 JP JP8680784A patent/JPS60230320A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60230320A (ja) | 1985-11-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |