JPH0444154A - 折畳み型電子装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、少なくとも３つ以上の平面領域に分割され、
例えば携帯用のコンピュータやワードプロセッサとして
使用される折畳み型電子装置に関する。

（従来の技術） 従来、折畳み型の電子装置としては、パーソナルコンピ
ュータやパーソナルワードプロセッサ、あるいはポケッ
トコンピュータや電子手帳等が実用化されている。

例えば上記パーソナルコンピュータやパーソナルワード
プロセッサは、ハードケース基体側がキ入刃部を備えた
制御部、他面側が液晶等の表示部として構成され、キー
人力部、制御分を備えた基体上に表示部が折畳んで一体
化される構造を有している。

また、ポケットコンピュータや電子手帳等は、例えば左
右に折畳み可能なソフトケースの一面側に制御部及び表
示部が、他面側にタッチ式のキー人力部が配設され、こ
れらを上記ソフトケースに内蔵させたフレキシブル信号
ケーブルにより電気的に接続して構成される。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、上記従来の折畳み型電子装置では、パー
ソナルコンピュータやパーソナルワードプロセッサの場
合、あるいはポケットコンピュータや電子手帳の場合の
何れの場合でも二つ折りの構造であるため、折畳んだ状
態での平面領域に対して開いた状態での有効領域を最大
二倍までしか得ることができない。このため、携帯性を
重視したサイズに小型化すると、充分な表示領域や人力
領域を確保することができない。

本発明は上記課題に鑑みなされたもので、携帯性を重視
して小型化した場合でも、充分な表示領域や人力領域を
確保することが可能になる折畳み型電子装置を提供する
ことを目的とする。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） すなわち、本発明に係わる折畳み型電子装置は、少なく
とも３つ以上の平面領域に分割され、そのそれぞれの平
面領域が折曲げ自在な接続部により接続されると共に、
この接続部にはフレキシブル信号ケーブルが内蔵され、
上記各平面領域には上記フレキシブル信号ケーブルを介
して表示部あるいは入力部あるいは機能制御部が配設さ
れてなるものである。

（作用） つまり、三つ折り構造の電子装置とした場合、折畳んだ
状態での平面領域に対して開いた状態での有効領域を最
大二倍まで得ることができる。

（実施例） 以下図面により本発明の一実施例について説明する。

第１図は４つ折り型携帯電子装置の外観構成を示すもの
で、この４つ折り型携帯電子装置は、例えばそれぞれ正
方形の平面領域に４分割されたパネルｌｌａ〜１１ｄを
備えている。この４つのパネルｌｌａ〜１１ｄは、それ
ぞれその展開状態において上下左右に隣接配置され、パ
ネルｌｌａとパネル１１ｂとの間、パネルｌｌａ、ｌｌ
ｂとパネルｌｉｅ、ｌｌｄとの間が、何れも折曲げ自在
な接続部１２ａ〜１２ｃにより接続されるもので、この
接続部１２ａ〜１２ｃには、何れもこの４つ折り型携帯
電子装置の外装材として使用される人工皮やビニールが
連続使用される。

ここで、上記接続部１２ａ〜１２ｃには、各パネルｌｌ
ａ〜ｌｌｄ間の繰返し開閉操作に耐久性を持たせるべく
、若干の厚みを有した可撓性のプラスチック板等が内蔵
される。

一方、パネルｌｌａ、ｌｌｂには、液晶デイスプレィで
構成される表示部が配設され、また、パネルｌｉｅ、ｌ
ｉｄには、多数のタッチセンザで構成されるキー人力部
が配設される。そして、上記パネル１１．ｃ、ｌｉｄの
内部には動作制御部が設置され、各パネルｌｌミル１１
ｄ間の信号伝送は、上記接続部１２ａ〜１２ｃに内蔵さ
れたフレキシブル信号ケーブルを介して行なわれる。

第２図は上記４つ折り型携帯電子装置の折畳み手順を示
すもので、まず、矢印Ｘで示すように、表示部が配設さ
れるパネルｌｌａ、ｌｌｂとキ入刃部が配設されるパネ
ルｌｌｃ、ｌｌｄとが重なるように接続部１２ｂ、１２
ｃを境にして折畳み、この後、矢印Ｙで示すように、接
続部１２ａを境にして折畳むことにより、最終的には１
パネル分の平面領域に対応する携帯サイズにまとまるよ
うになる。

したがって、上記構成の４つ折り型携帯電子装置によれ
ば、携帯時における１パネル分の平面領域に対して、展
開時にはその４倍もの表示あるいは入力有効領域を得る
ことができる。

尚、上記実施例では、４分割されたパネル１１ａ〜ｌｌ
ｄからなる折畳み型電子装置について述べたが、例えば
第３図に示すような３つ折り型、あるいは第４図に示す
ような６つ折り型であっても、その用途に応じて上記同
様の効果を発揮することができる。

また、上記実施例において、各パネル１１．　ａ〜１１
ｄに対する表示部及びキー人力部の割付けは、その用途
に応じて任意に組合わせればよい。

［発明の効果］ 以上のように本発明によれば、少なくとも３つ以上の平
面領域に分割され、そのそれぞれの平面領域が折曲げ自
在な接続部により接続されると共に、この接続部にはフ
レキシブル信号ケーブルが内蔵され、上記各平面領域に
は上記フレキシブル信号ケーブルを介して表示部あるい
は入力部あるいは機能制御部が配設されてなるので、例
えば三つ折り構造の電子装置とした場合、折畳んだ状態
での平面領域に対して開いた状態での有効領域を最大二
倍まで得ることができ、携帯性を重視して小型化した場
合でも、充分な表示領域や人力領域を確保することが可
能になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の折畳み型電子装置の一実施例に係わる
４つ折り型携帯電子装置の外観構成を示す図、第２図は
上記４つ折り型携帯電子装置の折畳み手順を示す図、第
３図は３つ折り型電子装置の外観構成を示す図、第４図
は６つ折り型電子装置の外観構成を示す図である。 １１　ａ　〜１１．　ｆ−・・パネル、１２　ａ　〜１
２　ｅ−接続部。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 少なくとも３つ以上の平面領域に分割され、そのそれぞ
   れの平面領域が折曲げ自在な接続部により接続されると
   共に、この接続部にはフレキシブル信号ケーブルが内蔵
   され、上記各平面領域には上記フレキシブル信号ケーブ
   ルを介して表示部あるいは入力部あるいは機能制御部が
   配設されてなることを特徴とする折畳み型電子装置。