JP3206642B2 - 携帯用電子機器 - Google Patents
携帯用電子機器Info
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- JP3206642B2 JP3206642B2 JP15081697A JP15081697A JP3206642B2 JP 3206642 B2 JP3206642 B2 JP 3206642B2 JP 15081697 A JP15081697 A JP 15081697A JP 15081697 A JP15081697 A JP 15081697A JP 3206642 B2 JP3206642 B2 JP 3206642B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯用電子機器に
関するものであり、特に詳しくは、より効果的な使用が
可能なディスプレイパネルを有する、ノートブック型パ
ーソナルコンピュータ、携帯用ワードプロセッサ、及び
携帯端末といった携帯用電子機器に関するものである。
関するものであり、特に詳しくは、より効果的な使用が
可能なディスプレイパネルを有する、ノートブック型パ
ーソナルコンピュータ、携帯用ワードプロセッサ、及び
携帯端末といった携帯用電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ノートブック型パーソナルコンピ
ュータ、ノートブック型ワードプロセッサ、および携帯
端末に用いられているディスプレイパネル等は、キーボ
ードやコンピュータ手段を含む本体部の上部に取り付け
られており、当該ディスプレイパネルを一方の主面に配
置した表示部と共に、その一方の端部を軸として旋回状
に開閉する様な方向にのみ動作可能である。
ュータ、ノートブック型ワードプロセッサ、および携帯
端末に用いられているディスプレイパネル等は、キーボ
ードやコンピュータ手段を含む本体部の上部に取り付け
られており、当該ディスプレイパネルを一方の主面に配
置した表示部と共に、その一方の端部を軸として旋回状
に開閉する様な方向にのみ動作可能である。
【0003】従って、当該表示部のディスプレイパネル
は、当該携帯用電子機器を直接使用している、当該携帯
用電子機器の正面に位置しているオペレータに対しては
見やすく構成されており、更にオペレータは、当該表示
部の開閉角度を調整して該ディスプレイパネルが最も見
やすい様に調整する事が可能となっている。
は、当該携帯用電子機器を直接使用している、当該携帯
用電子機器の正面に位置しているオペレータに対しては
見やすく構成されており、更にオペレータは、当該表示
部の開閉角度を調整して該ディスプレイパネルが最も見
やすい様に調整する事が可能となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、近年の情
報化社会が発達して、有らゆる産業分野に於いて、携帯
用の電子機器を使用して情報交換を行う様になってきて
おり、当該携帯用電子機器を1台使用して多数の関係者
に当該携帯用電子機器の表示部に設けられたディスプレ
イパネルを見せる必要が生じてきている。
報化社会が発達して、有らゆる産業分野に於いて、携帯
用の電子機器を使用して情報交換を行う様になってきて
おり、当該携帯用電子機器を1台使用して多数の関係者
に当該携帯用電子機器の表示部に設けられたディスプレ
イパネルを見せる必要が生じてきている。
【0005】処で、上記した様な従来の携帯用電子機器
に於いては、当該ディスプレイパネルを含む表示部が固
定されているものが多いので、一人の使用者が当該携帯
用電子機器の端末を操作しながら当該使用者以外の単独
若しくは複数の相手にディスプレイパネルに表示される
内容を見せることは、少々困難を要していた。その理由
は、使用者以外の相手にディスプレイパネルに表示され
た画面を見せるには、本体ごとその人の方向へ向けた
り、使用者が正面の位置を相手に譲る必要があるからで
ある。ディスプレイパネルの性能が向上し、視野角が広
くなっている現在でも、斜め方向から画面をみるより、
正面から見る方が大変見やすくなる。従って、相手に画
面を見やすく提示する場合には上記の方法をとる事とな
る。
に於いては、当該ディスプレイパネルを含む表示部が固
定されているものが多いので、一人の使用者が当該携帯
用電子機器の端末を操作しながら当該使用者以外の単独
若しくは複数の相手にディスプレイパネルに表示される
内容を見せることは、少々困難を要していた。その理由
は、使用者以外の相手にディスプレイパネルに表示され
た画面を見せるには、本体ごとその人の方向へ向けた
り、使用者が正面の位置を相手に譲る必要があるからで
ある。ディスプレイパネルの性能が向上し、視野角が広
くなっている現在でも、斜め方向から画面をみるより、
正面から見る方が大変見やすくなる。従って、相手に画
面を見やすく提示する場合には上記の方法をとる事とな
る。
【0006】又、従来の携帯用電子機器に於ける別の問
題点としては、当該携帯用電子機器の端末をデスクトッ
プ上で用いる場合、ディスプレイパネルをそのまま用い
て、キーボード、マウスといった入力デバイスを、別の
多機能型或いは、異なる入力形式を有する外付けキーボ
ード或いは外付けマウスを接続して使用するといった方
法が考えられるが、この時、従来の携帯用電子機器に於
ける本体備え付けのキーボード、本体そのものが、別に
接続させた外付けキーボード或いは外付けマウスを使用
する際の邪魔になる。
題点としては、当該携帯用電子機器の端末をデスクトッ
プ上で用いる場合、ディスプレイパネルをそのまま用い
て、キーボード、マウスといった入力デバイスを、別の
多機能型或いは、異なる入力形式を有する外付けキーボ
ード或いは外付けマウスを接続して使用するといった方
法が考えられるが、この時、従来の携帯用電子機器に於
ける本体備え付けのキーボード、本体そのものが、別に
接続させた外付けキーボード或いは外付けマウスを使用
する際の邪魔になる。
【0007】その理由は、ディスプレイパネルの手前に
本体及び備え付けのキーボードがあるからである。更
に、上記従来に於ける携帯用電子機器の他の問題点とし
ては、ディスプレイパネルがタッチパネルの機能を有
し、タッチパネルとして利用する場合、本体備え付けの
キーボードが邪魔になり、かつコンパクトに使用できな
い。
本体及び備え付けのキーボードがあるからである。更
に、上記従来に於ける携帯用電子機器の他の問題点とし
ては、ディスプレイパネルがタッチパネルの機能を有
し、タッチパネルとして利用する場合、本体備え付けの
キーボードが邪魔になり、かつコンパクトに使用できな
い。
【0008】その理由は、ディスプレイパネルを使用す
るには、ディスプレイパネルを開いて用いなければなら
ず、必然的にディスプレイパネルを閉じている状態より
コンパクトではなくなるからである。本発明の目的は、
上記した従来技術の欠点を改良し、当該携帯用電子機器
に於けるキーボード等の入力手段を構成する端末を直接
使用している人以外の人にも容易にディスプレイパネル
に表示される内容を提示する事が可能であり、然かも当
該表示部のディスプレイパネルを使用するにあたって、
本体部及び本体部に備え付けキーボードその他の操作手
段が邪魔にならずコンパクトに、端末使用者がより一層
使いやすい、ノートブック型パーソナルコンピュータ、
ノートブック型ワードプロセッサ及び携帯端末といった
携帯用電子機器を提供することである。
るには、ディスプレイパネルを開いて用いなければなら
ず、必然的にディスプレイパネルを閉じている状態より
コンパクトではなくなるからである。本発明の目的は、
上記した従来技術の欠点を改良し、当該携帯用電子機器
に於けるキーボード等の入力手段を構成する端末を直接
使用している人以外の人にも容易にディスプレイパネル
に表示される内容を提示する事が可能であり、然かも当
該表示部のディスプレイパネルを使用するにあたって、
本体部及び本体部に備え付けキーボードその他の操作手
段が邪魔にならずコンパクトに、端末使用者がより一層
使いやすい、ノートブック型パーソナルコンピュータ、
ノートブック型ワードプロセッサ及び携帯端末といった
携帯用電子機器を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、以下に記載されたような技術構成を採用
するものである。即ち、本発明に係る携帯用電子機器
は、入力手段であるキーボードがその一主面上に設けら
れており且つ、該キーボードから入力されるデータに従
って予め定められた処理を実行するコンピュータ手段が
その内部に配置せしめられている本体部と、当該コンピ
ュータの処理結果を表示するディスプレイパネルを一方
の主面に配置した表示部とから構成された携帯用電子機
器であって、当該表示部は、該ディスプレイパネルの面
が、該本体部の一主面に設けられたキーボードを被覆す
る様に開閉自在に当該本体部に取り付けられていると共
に、該表示部は、当該本体部の主面に直角な法線を中心
として旋回可能に構成されており、且つ当該表示部は、
当該表示部が該本体部の主面に直角な法線を中心として
旋回する際には、当該表示部の該本体部に対する相対位
置が変化する様に当該法線の方向に変位せしめられる様
に構成されている携帯用電子機器であって、当該表示部
と当該本体部とは、当該本体部の所定の部位に、当該本
体部の主面と直交する方向に中心軸が設けられる様に旋
回可能に嵌合しえる中空状の水平方向回転軸部と当該表
示部の一端部と係合しえる当該水平方向回転軸部に直交
する方向の中心軸を有し当該水平方向回転軸部と一体化
されている中空状の表示部開閉方向回転軸部とからなる
接合手段を介して接合せしめられており、且つ当該水平
方向回転軸部には、当該表示部を該本体部の主面に直角
な法線を中心として旋回せしめられる以前の段階で、当
該法線の方向に沿って所定の距離だけ上昇及び下降せし
める機構が設けられている事を特徴とする携帯用電子機
器。
達成するため、以下に記載されたような技術構成を採用
するものである。即ち、本発明に係る携帯用電子機器
は、入力手段であるキーボードがその一主面上に設けら
れており且つ、該キーボードから入力されるデータに従
って予め定められた処理を実行するコンピュータ手段が
その内部に配置せしめられている本体部と、当該コンピ
ュータの処理結果を表示するディスプレイパネルを一方
の主面に配置した表示部とから構成された携帯用電子機
器であって、当該表示部は、該ディスプレイパネルの面
が、該本体部の一主面に設けられたキーボードを被覆す
る様に開閉自在に当該本体部に取り付けられていると共
に、該表示部は、当該本体部の主面に直角な法線を中心
として旋回可能に構成されており、且つ当該表示部は、
当該表示部が該本体部の主面に直角な法線を中心として
旋回する際には、当該表示部の該本体部に対する相対位
置が変化する様に当該法線の方向に変位せしめられる様
に構成されている携帯用電子機器であって、当該表示部
と当該本体部とは、当該本体部の所定の部位に、当該本
体部の主面と直交する方向に中心軸が設けられる様に旋
回可能に嵌合しえる中空状の水平方向回転軸部と当該表
示部の一端部と係合しえる当該水平方向回転軸部に直交
する方向の中心軸を有し当該水平方向回転軸部と一体化
されている中空状の表示部開閉方向回転軸部とからなる
接合手段を介して接合せしめられており、且つ当該水平
方向回転軸部には、当該表示部を該本体部の主面に直角
な法線を中心として旋回せしめられる以前の段階で、当
該法線の方向に沿って所定の距離だけ上昇及び下降せし
める機構が設けられている事を特徴とする携帯用電子機
器。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に係る携帯用電子機器は、
上記した様な技術構成を採用しているので、ノートブッ
ク型パーソナルコンピュータ、或いはノートブック型ワ
ードプロセッサ、及び携帯端末といった携帯用電子機器
のディスプレイパネルを含む表示部を従来の携帯用電子
機器に於ける様な、単に当該本体部の主面に設けられて
いる当該キーボードと該表示部の一主面に設けられてい
るディスプレイパネルとが、当接する様な第1の方向に
当該表示部を折り畳んで閉鎖する方向に旋回させ、又其
とは反対の第2の方向に、つまり当該表示部を該本体部
のキーボードから離れる方向に旋回させて当該キーボー
ドとディスプレイパネルを開いた状態にする様な方向に
回転旋回させるのみではなく、当該開閉方向の旋回回転
とは独立に水平方向に旋回回転自在となるようにし、か
つ望ましくは180度水平方向に旋回する様に構成する
と共に、当該表示部の水平方向の旋回回転に際して、当
該本体部の主面に設けられている当該キーボード及びそ
の他の入力手段或いは操作手段と該本体部とが互いに干
渉しない様にする為に、当該本体部を水平方向に旋回さ
せる必要がある場合には、当該本体部の位置を若干上昇
させて、当該本体部の旋回時にキーボードその他の入力
手段或いは操作手段が破損しない様に構成されたもので
あれる。
上記した様な技術構成を採用しているので、ノートブッ
ク型パーソナルコンピュータ、或いはノートブック型ワ
ードプロセッサ、及び携帯端末といった携帯用電子機器
のディスプレイパネルを含む表示部を従来の携帯用電子
機器に於ける様な、単に当該本体部の主面に設けられて
いる当該キーボードと該表示部の一主面に設けられてい
るディスプレイパネルとが、当接する様な第1の方向に
当該表示部を折り畳んで閉鎖する方向に旋回させ、又其
とは反対の第2の方向に、つまり当該表示部を該本体部
のキーボードから離れる方向に旋回させて当該キーボー
ドとディスプレイパネルを開いた状態にする様な方向に
回転旋回させるのみではなく、当該開閉方向の旋回回転
とは独立に水平方向に旋回回転自在となるようにし、か
つ望ましくは180度水平方向に旋回する様に構成する
と共に、当該表示部の水平方向の旋回回転に際して、当
該本体部の主面に設けられている当該キーボード及びそ
の他の入力手段或いは操作手段と該本体部とが互いに干
渉しない様にする為に、当該本体部を水平方向に旋回さ
せる必要がある場合には、当該本体部の位置を若干上昇
させて、当該本体部の旋回時にキーボードその他の入力
手段或いは操作手段が破損しない様に構成されたもので
あれる。
【0011】従って、本発明に係る携帯用電子機器に於
いては、当該表示部のディスプレイパネルが稼働中で
も、当該表示部を全方位に向けて旋回させる事が出来る
ので、直接当該携帯用電子機器を使用しているオペレー
タのみならず、周囲の人々にもディスプレイパネル表示
内容を提示することができる。また、ディスプレイパネ
ル部を180度水平方向に回転させて本体、キーボード
部を端末使用者から見てディスプレイパネル部の奥に配
置することで、本体及びキーボード部が邪魔にならず
に、外付けのキーボード、マウス等の入力デバイスを接
続して使用することができる。
いては、当該表示部のディスプレイパネルが稼働中で
も、当該表示部を全方位に向けて旋回させる事が出来る
ので、直接当該携帯用電子機器を使用しているオペレー
タのみならず、周囲の人々にもディスプレイパネル表示
内容を提示することができる。また、ディスプレイパネ
ル部を180度水平方向に回転させて本体、キーボード
部を端末使用者から見てディスプレイパネル部の奥に配
置することで、本体及びキーボード部が邪魔にならず
に、外付けのキーボード、マウス等の入力デバイスを接
続して使用することができる。
【0012】また、ディスプレイパネル部を180度水
平方向の回転と、本体側に閉じる方向の回転の組み合わ
せにより、ディスプレイパネル表示部が端末の上面に向
くために、ディスプレイパネルをタッチパネルとして使
用する事が可能となり、更にその際、キーボード等が邪
魔にならず、コンパクトに使用することが可能となる。
平方向の回転と、本体側に閉じる方向の回転の組み合わ
せにより、ディスプレイパネル表示部が端末の上面に向
くために、ディスプレイパネルをタッチパネルとして使
用する事が可能となり、更にその際、キーボード等が邪
魔にならず、コンパクトに使用することが可能となる。
【0013】さらに、本発明に於いては、ディスプレイ
パネル表示部が上面にむいた状態で、縦置きにして、当
該携帯用電子機器の端末をドッキングステーションの所
定の端子に接続して、該端末のディスプレイパネルをデ
ィスクトップ型の表示部として使用しつつ、あまり場所
をとらずに、該端末の機能を拡張することができる。以
下、本発明に係る携帯用電子機器の具体例について図面
を参照して詳細に説明する。
パネル表示部が上面にむいた状態で、縦置きにして、当
該携帯用電子機器の端末をドッキングステーションの所
定の端子に接続して、該端末のディスプレイパネルをデ
ィスクトップ型の表示部として使用しつつ、あまり場所
をとらずに、該端末の機能を拡張することができる。以
下、本発明に係る携帯用電子機器の具体例について図面
を参照して詳細に説明する。
【0014】即ち、図1は、本発明に係る携帯用電子機
器の一具体例であるノートブック型パーソナルコンピュ
ータの構成を示す図であり、図中、入力手段であるキー
ボード1がその一主面S1上に設けられており且つ、該
キーボード2から入力されるデータに従って予め定めら
れた処理を実行するコンピュータ手段20がその内部に
配置せしめられている本体部1と、当該コンピュータ2
0の処理結果を表示するディスプレイパネル30を一方
の主面S2に配置した表示部3とから構成された携帯用
電子機器50であって、当該表示部3は、該ディスプレ
イパネル30の面が、該本体部1の一主面S1に設けら
れたキーボード2を被覆する様に開閉自在に当該本体部
1に取り付けられていると共に、該表示部3は、当該本
体部1の主面S1に直角な法線Oを中心として旋回可能
に構成されており、且つ当該表示部3は、当該表示部3
が該本体部1の主面に直角な法線Oを中心として旋回す
る際には、当該表示部3の該本体部1に対する相対位置
Xが変化する様に当該法線Oの方向に変位せしめられる
様に構成されている携帯用電子機器50が示されてい
る。
器の一具体例であるノートブック型パーソナルコンピュ
ータの構成を示す図であり、図中、入力手段であるキー
ボード1がその一主面S1上に設けられており且つ、該
キーボード2から入力されるデータに従って予め定めら
れた処理を実行するコンピュータ手段20がその内部に
配置せしめられている本体部1と、当該コンピュータ2
0の処理結果を表示するディスプレイパネル30を一方
の主面S2に配置した表示部3とから構成された携帯用
電子機器50であって、当該表示部3は、該ディスプレ
イパネル30の面が、該本体部1の一主面S1に設けら
れたキーボード2を被覆する様に開閉自在に当該本体部
1に取り付けられていると共に、該表示部3は、当該本
体部1の主面S1に直角な法線Oを中心として旋回可能
に構成されており、且つ当該表示部3は、当該表示部3
が該本体部1の主面に直角な法線Oを中心として旋回す
る際には、当該表示部3の該本体部1に対する相対位置
Xが変化する様に当該法線Oの方向に変位せしめられる
様に構成されている携帯用電子機器50が示されてい
る。
【0015】本発明に係る上記具体例に於ける構成を更
に詳細に説明するならば、図1において、ノートブック
型パーソナルコンピュータ50は本体部1と本体部1上
部である第1の主面S1に取り付けられたキーボード2
と本体部1、キーボード2の上面の蓋となるように開閉
可能なディスプレイパネル30をその一主面S2に設け
た表示部3から構成されている。
に詳細に説明するならば、図1において、ノートブック
型パーソナルコンピュータ50は本体部1と本体部1上
部である第1の主面S1に取り付けられたキーボード2
と本体部1、キーボード2の上面の蓋となるように開閉
可能なディスプレイパネル30をその一主面S2に設け
た表示部3から構成されている。
【0016】ディスプレイパネル30を含む表示部3
は、図示の様な開閉方向回転軸Pを中心として開閉方向
に旋回回転可能である。また、ディスプレイパネル30
を含む表示部3は、本体部1の主面S1に直角な法線
O、つまり水平方向回転軸O、を中心として旋回可能に
構成されて前記した開閉方向の回転とは独立に水平方向
に回転可能である。
は、図示の様な開閉方向回転軸Pを中心として開閉方向
に旋回回転可能である。また、ディスプレイパネル30
を含む表示部3は、本体部1の主面S1に直角な法線
O、つまり水平方向回転軸O、を中心として旋回可能に
構成されて前記した開閉方向の回転とは独立に水平方向
に回転可能である。
【0017】図2は本発明に於ける携帯用電子機器に使
用される当該本体部1と表示部3との、上記2方向に旋
回を可能とする当該両者間の接続部の構成の一例を示す
断面図である。図2に示すように、ディスプレイパネル
30を含む表示部3は、開閉方向回転軸Pを有する中空
管部21の両側に設けられている開閉方向ヒンジ部22
に回転自在の状態で嵌合固定され、それによって、当該
表示部3が該開閉方向回転用ヒンジ22を介して開閉方
向の回転を可能にしている。
用される当該本体部1と表示部3との、上記2方向に旋
回を可能とする当該両者間の接続部の構成の一例を示す
断面図である。図2に示すように、ディスプレイパネル
30を含む表示部3は、開閉方向回転軸Pを有する中空
管部21の両側に設けられている開閉方向ヒンジ部22
に回転自在の状態で嵌合固定され、それによって、当該
表示部3が該開閉方向回転用ヒンジ22を介して開閉方
向の回転を可能にしている。
【0018】一方、当該中空管部21の略中央部には、
当該中空管部21の開閉方向回転軸Pと略直交する様な
方向に延展されている水平方向回転軸23が設けられて
いる。当該水平方向回転軸23はその中心軸線は、該本
体部1の主面S1に直角な法線Oと一致する様に構成さ
れている。
当該中空管部21の開閉方向回転軸Pと略直交する様な
方向に延展されている水平方向回転軸23が設けられて
いる。当該水平方向回転軸23はその中心軸線は、該本
体部1の主面S1に直角な法線Oと一致する様に構成さ
れている。
【0019】然かも当該水平方向回転軸23には、水平
方向様のヒンジ部24が形成されており、該本体部1に
接続されている、当該表示部の上下昇降機構25の一部
が回転自在の状態で嵌合固定され、それによって、当該
表示部3が、該本体部1の主面S1に直角な法線Oを中
心として水平方向に旋回する事が出来る様になってい
る。
方向様のヒンジ部24が形成されており、該本体部1に
接続されている、当該表示部の上下昇降機構25の一部
が回転自在の状態で嵌合固定され、それによって、当該
表示部3が、該本体部1の主面S1に直角な法線Oを中
心として水平方向に旋回する事が出来る様になってい
る。
【0020】即ち、本発明に於いては、当該ディスプレ
イパネルを含む表示部3の本体部1に対する開閉方向の
回転と、水平方向の回転は、相互の依存性がない。尚、
図2から明らかな様に、当該本体部1とディスプレイパ
ネル30を含む本体部3とを電気的に接続するケーブル
6は上記した中空管部21及び23内通して配線される
ものである。
イパネルを含む表示部3の本体部1に対する開閉方向の
回転と、水平方向の回転は、相互の依存性がない。尚、
図2から明らかな様に、当該本体部1とディスプレイパ
ネル30を含む本体部3とを電気的に接続するケーブル
6は上記した中空管部21及び23内通して配線される
ものである。
【0021】本発明に於て、当該本体部3の水平方向の
回転によりケーブル6はよじれていくので、ケーブル保
護のために、当該本体部3はある一定角度以上には回転
できないようにする必要がある。例えば、片側の回転方
向で最大180°とする事が望ましく、その為に、例え
ば、水平方向回転軸23の一部と上記表示部の上下昇降
機構25の一部にストッパとなる突起物(図示せず)を
装着することで、水平方向に時計周り、反時計周りそれ
ぞれ約180度まで回転可能としてそれ以上の回転を防
止することができる。
回転によりケーブル6はよじれていくので、ケーブル保
護のために、当該本体部3はある一定角度以上には回転
できないようにする必要がある。例えば、片側の回転方
向で最大180°とする事が望ましく、その為に、例え
ば、水平方向回転軸23の一部と上記表示部の上下昇降
機構25の一部にストッパとなる突起物(図示せず)を
装着することで、水平方向に時計周り、反時計周りそれ
ぞれ約180度まで回転可能としてそれ以上の回転を防
止することができる。
【0022】ディスプレイパネル3があまり容易に回転
しないように、水平方向用ヒンジ9の部分の摩擦力を適
当な大きさにする必要がある。本発明に於て、当該表示
部3が水平方向に回転のする時に、該表示部3が本体部
1のキーボード2或いはその他の操作キーと接触しない
ように、水平方向回転軸23の高さを考慮する必要があ
る。
しないように、水平方向用ヒンジ9の部分の摩擦力を適
当な大きさにする必要がある。本発明に於て、当該表示
部3が水平方向に回転のする時に、該表示部3が本体部
1のキーボード2或いはその他の操作キーと接触しない
ように、水平方向回転軸23の高さを考慮する必要があ
る。
【0023】本発明に於いては、当該ディスプレイパネ
ル30を含む表示部3を本体部1側に閉じた時に、しっ
かり固定されるように、当該水平方向回転軸23を低く
して、当該表示部3と本体部1との間隔Xを小さくする
様に、当該表示部3の位置が低くなるように構成し、一
方、当該表示部3が水平方向に回転する時には水平方向
回転軸23を上昇させて、該表示部3の位置を高くなる
様に構成された、表示部上下可動機構25が設けられる
事が望ましい。
ル30を含む表示部3を本体部1側に閉じた時に、しっ
かり固定されるように、当該水平方向回転軸23を低く
して、当該表示部3と本体部1との間隔Xを小さくする
様に、当該表示部3の位置が低くなるように構成し、一
方、当該表示部3が水平方向に回転する時には水平方向
回転軸23を上昇させて、該表示部3の位置を高くなる
様に構成された、表示部上下可動機構25が設けられる
事が望ましい。
【0024】図3に本発明に使用しえる当該表示部3の
上下可動機構の一具体例の構成を示す。即ち、図3
(A)には、本発明に係る携帯用電子機器50に於て、
本体部1から該表示部3が矢印の様に90°開かれて、
該表示部3が該本体部1の主面S1に対して略直角の状
態となる様に、旋回回転させた状態を示している。
上下可動機構の一具体例の構成を示す。即ち、図3
(A)には、本発明に係る携帯用電子機器50に於て、
本体部1から該表示部3が矢印の様に90°開かれて、
該表示部3が該本体部1の主面S1に対して略直角の状
態となる様に、旋回回転させた状態を示している。
【0025】そして、本発明に於いては上記した様に、
当該表示部3を水平方向に旋回させる際には、当該表示
部3が、図3(A)の様な開いた状態となる事が必要で
あり、その状態となった際に、当該表示部3の上下可動
機構25を可動させるスイッチ部52が当該本体部1の
一部に設けられている。係るスイッチ部52は、適宜の
構成によって、当表示部3が、図3(A)の状態にある
場合以外の状態に於いては、作動しない様に構成してお
くことが望ましい。
当該表示部3を水平方向に旋回させる際には、当該表示
部3が、図3(A)の様な開いた状態となる事が必要で
あり、その状態となった際に、当該表示部3の上下可動
機構25を可動させるスイッチ部52が当該本体部1の
一部に設けられている。係るスイッチ部52は、適宜の
構成によって、当表示部3が、図3(A)の状態にある
場合以外の状態に於いては、作動しない様に構成してお
くことが望ましい。
【0026】係る上下可動機構25に付いて、更に詳細
な構成を図3(B)〜図4(B)に示す。即ち、本発明
に使用される当該上下可動機構25の一構成例として
は、図2に示されている上下可動機構25の一部を構成
する保持ブロック59の底部にスプリング55が設けら
れており、当該保持ブロック59が、最下段にある状
態、つまり当該表示部3が、通常の位置にある状態の時
には、当該スプリング55は縮められた状態にあり、そ
のため当該スプリング55は、該上下可動機構25を常
に上昇させる方向にバイアス力を与えている。
な構成を図3(B)〜図4(B)に示す。即ち、本発明
に使用される当該上下可動機構25の一構成例として
は、図2に示されている上下可動機構25の一部を構成
する保持ブロック59の底部にスプリング55が設けら
れており、当該保持ブロック59が、最下段にある状
態、つまり当該表示部3が、通常の位置にある状態の時
には、当該スプリング55は縮められた状態にあり、そ
のため当該スプリング55は、該上下可動機構25を常
に上昇させる方向にバイアス力を与えている。
【0027】一方、該上下可動機構25の一部に伸縮性
ロッド53が横方向に突出しておりその先端に適宜のス
トッパー部56を有する押しボタン部52が設けられて
いる。そして、当該押しボタン部52は、該伸縮ロッド
53に設けられたスプリング53の作用により、常時当
該本体部1の側部に設けられたパネル部60から外部に
突出せしめられており、その突出の程度は、該ストッパ
ー部56が、該パネル部60に当接する位置で規制され
る様になっている。
ロッド53が横方向に突出しておりその先端に適宜のス
トッパー部56を有する押しボタン部52が設けられて
いる。そして、当該押しボタン部52は、該伸縮ロッド
53に設けられたスプリング53の作用により、常時当
該本体部1の側部に設けられたパネル部60から外部に
突出せしめられており、その突出の程度は、該ストッパ
ー部56が、該パネル部60に当接する位置で規制され
る様になっている。
【0028】又、当該上下可動機構25と該パネル部5
8との間には、当該押しボタン部52の駆動規制ブロッ
ク51が設けられており、当該規制ブロック51は、そ
の正面から見ると図4(B)に示す様なスリット部5
7、58が設けられており、又その側面は、図3(B)
或いは図4(A)に示す様に、L字型のスリット59が
設けられている。
8との間には、当該押しボタン部52の駆動規制ブロッ
ク51が設けられており、当該規制ブロック51は、そ
の正面から見ると図4(B)に示す様なスリット部5
7、58が設けられており、又その側面は、図3(B)
或いは図4(A)に示す様に、L字型のスリット59が
設けられている。
【0029】従って、係るスリット内を該押しボタン部
52の本体部と該ストッパー部56がそれぞれ以下に説
明する様に摺動する様に構成されている。つまり、図3
(B)の状態に於いては、該押しボタン部52の本体
が、該規制ブロック51のスリット57の下方部に位置
し、その位置は、該押しボタン部52に設けられた該ス
トッパー部56がスリット58で上下の運動が規制され
ることから固定される。
52の本体部と該ストッパー部56がそれぞれ以下に説
明する様に摺動する様に構成されている。つまり、図3
(B)の状態に於いては、該押しボタン部52の本体
が、該規制ブロック51のスリット57の下方部に位置
し、その位置は、該押しボタン部52に設けられた該ス
トッパー部56がスリット58で上下の運動が規制され
ることから固定される。
【0030】又、この位置では、当該押しボタン部52
は、スプリング53の作用によって該伸縮ロッド53が
最大の長さに延びた状態で該パネル部60に当接せしめ
られている。次に、当該表示部3を上昇させたい場合に
は、該押しボタン部52を押し込む事によって、該スト
ッパー部56が該スリット58から外れることから、当
該保持ブロック59が、該スプリング55の作用によっ
て、上昇せしめられ、それに伴って当該押しボタン部5
2もスリット57に沿って上昇して図4(A)に示す様
な第2の位置に到達した状態で停止する。
は、スプリング53の作用によって該伸縮ロッド53が
最大の長さに延びた状態で該パネル部60に当接せしめ
られている。次に、当該表示部3を上昇させたい場合に
は、該押しボタン部52を押し込む事によって、該スト
ッパー部56が該スリット58から外れることから、当
該保持ブロック59が、該スプリング55の作用によっ
て、上昇せしめられ、それに伴って当該押しボタン部5
2もスリット57に沿って上昇して図4(A)に示す様
な第2の位置に到達した状態で停止する。
【0031】本発明に於いては、当該スリット57の高
さを調整する事によって、該表示部3の上昇しえる範囲
を決定する事が可能である。又、本発明に於て、該表示
部3をもとの状態に戻す場合には、図4(A)の状態に
ある間に当該表示部3を手で押しさげる事によって図3
(B)の状態に復帰させる事によって実現可能である。
さを調整する事によって、該表示部3の上昇しえる範囲
を決定する事が可能である。又、本発明に於て、該表示
部3をもとの状態に戻す場合には、図4(A)の状態に
ある間に当該表示部3を手で押しさげる事によって図3
(B)の状態に復帰させる事によって実現可能である。
【0032】即ち、本発明に於いては、当該表示部3が
変位する範囲は、少なくとも当該表示部3の下端部が、
当該本体部1の当該主面S1に設けられたキーボード等
の入力手段或いは操作手段に接触しない様な関係が形成
される様に設定されるのである。又、本発明に於いて
は、当該表示部は、当該表示部を該本体部の主面に直角
な法線を中心として旋回せしめられるものであるが、係
る回転の中心位置は特に限定はされないが、当該本体部
1の略中央部に設けられる事が望ましい。
変位する範囲は、少なくとも当該表示部3の下端部が、
当該本体部1の当該主面S1に設けられたキーボード等
の入力手段或いは操作手段に接触しない様な関係が形成
される様に設定されるのである。又、本発明に於いて
は、当該表示部は、当該表示部を該本体部の主面に直角
な法線を中心として旋回せしめられるものであるが、係
る回転の中心位置は特に限定はされないが、当該本体部
1の略中央部に設けられる事が望ましい。
【0033】本発明に於いては、上記した様に、当該表
示部3を該本体部1に対して、任意の角度水平方向に回
転させ、かつその位置で当該表示部を垂直軸方向に対し
て任意の角度に傾けることが出来る。更に、本発明に於
いては、当該本体部1に、該本体部1に設けられている
キーボード2とは別の機能を有するキーボード10或い
はマウス11を接続しえる接続部15が設けられてお
り、当該表示部3を当該本体部1の主面に直角な法線O
を中心として所定の角度旋回させた状態で、該本体部1
に設けられているキーボード2とは別の機能を有する外
付けキーボード10或いは外付けマウス11を接続し、
当該表示部3のディスプレイパネル30と対向する位置
で該外付けキーボード10或いは外付けマウス11を使
用する事が可能となる。
示部3を該本体部1に対して、任意の角度水平方向に回
転させ、かつその位置で当該表示部を垂直軸方向に対し
て任意の角度に傾けることが出来る。更に、本発明に於
いては、当該本体部1に、該本体部1に設けられている
キーボード2とは別の機能を有するキーボード10或い
はマウス11を接続しえる接続部15が設けられてお
り、当該表示部3を当該本体部1の主面に直角な法線O
を中心として所定の角度旋回させた状態で、該本体部1
に設けられているキーボード2とは別の機能を有する外
付けキーボード10或いは外付けマウス11を接続し、
当該表示部3のディスプレイパネル30と対向する位置
で該外付けキーボード10或いは外付けマウス11を使
用する事が可能となる。
【0034】係る本発明に於ける使用状態の例を図5に
示す。図5に於いては、ディスプレイパネル30を含む
表示部3を180度水平方向に回転し、該本体部1に設
けられているキーボード2とは別の機能を有する外付け
キーボード10或いは外付けマウス11を接続部15に
接続する様にしたものである。
示す。図5に於いては、ディスプレイパネル30を含む
表示部3を180度水平方向に回転し、該本体部1に設
けられているキーボード2とは別の機能を有する外付け
キーボード10或いは外付けマウス11を接続部15に
接続する様にしたものである。
【0035】即ち、係る態様に於いては、表示部3を1
80度水平方向に回転して本体部1を背後に配置して、
前面の空いたスペースに、外付けキーボード10と外付
けマウス11を外部接続で使用する例である。本体部1
が表示部3の奥側に配置されるので、本体部1が操作の
邪魔にならない。又、本発明に於ける他の使用方法の例
としては、当該表示部3を当該本体部1の主面S1に直
角な法線Oを中心として所定の角度旋回させた状態で、
当該表示部3の該ディスプレイパネル30が設けられて
いない他の主面S3が該本体部1のキーボード2を被覆
する様に折り畳む事も可能である。
80度水平方向に回転して本体部1を背後に配置して、
前面の空いたスペースに、外付けキーボード10と外付
けマウス11を外部接続で使用する例である。本体部1
が表示部3の奥側に配置されるので、本体部1が操作の
邪魔にならない。又、本発明に於ける他の使用方法の例
としては、当該表示部3を当該本体部1の主面S1に直
角な法線Oを中心として所定の角度旋回させた状態で、
当該表示部3の該ディスプレイパネル30が設けられて
いない他の主面S3が該本体部1のキーボード2を被覆
する様に折り畳む事も可能である。
【0036】図6は、上記の使用例を説明する図であ
り、当該表示部3のディスプレイパネル30を上面に向
けて折り畳む状態を示すものであり、係る態様に於いて
は、当該表示部3をタッチパネル等として使用する場合
に便利である。係る態様に於いては、該表示部3を18
0度水平方向に回転して、閉じるとディスプレイパネル
30が上面に向き、コンパクトな状態でディスプレイパ
ネル30をタッチパネルとして使用可能である。
り、当該表示部3のディスプレイパネル30を上面に向
けて折り畳む状態を示すものであり、係る態様に於いて
は、当該表示部3をタッチパネル等として使用する場合
に便利である。係る態様に於いては、該表示部3を18
0度水平方向に回転して、閉じるとディスプレイパネル
30が上面に向き、コンパクトな状態でディスプレイパ
ネル30をタッチパネルとして使用可能である。
【0037】又、ディスプレイパネル30が通常の方法
の様に、下向きで閉じたときと同様に、上向きで閉じた
ときも、表示部3が本体部1にしっかり固定されるよう
にしてもよい。更に、本発明に於ける別の使用態様とし
ては、当該ディスプレイパネル30が表面を形成する様
に当該表示部3を当該本体部1の、該キーボード2が配
置されている主面S1に対して折り畳んだ状態にして、
適宜のドッキングステーション13に立体的に挿入して
使用うる事も可能である。
の様に、下向きで閉じたときと同様に、上向きで閉じた
ときも、表示部3が本体部1にしっかり固定されるよう
にしてもよい。更に、本発明に於ける別の使用態様とし
ては、当該ディスプレイパネル30が表面を形成する様
に当該表示部3を当該本体部1の、該キーボード2が配
置されている主面S1に対して折り畳んだ状態にして、
適宜のドッキングステーション13に立体的に挿入して
使用うる事も可能である。
【0038】つまり、図7に示す様に、図6に示す様な
状態に折り畳んだ携帯用電子機器50をそのまま適宜の
ドッキングステーション13に、当該表示部3を前面に
向け縦置きにドッキングして使用する様にしたものであ
る。係る使用形態に於いては、本体部1が縦形にドッキ
ングステーション12とドッキングするので、ドッキン
グステーション12の奥行きを短くすることが可能であ
り、スペースを有効に活用できる。
状態に折り畳んだ携帯用電子機器50をそのまま適宜の
ドッキングステーション13に、当該表示部3を前面に
向け縦置きにドッキングして使用する様にしたものであ
る。係る使用形態に於いては、本体部1が縦形にドッキ
ングステーション12とドッキングするので、ドッキン
グステーション12の奥行きを短くすることが可能であ
り、スペースを有効に活用できる。
【0039】又、当該携帯用電子機器50をデスクトッ
プ型のパソコン或いはデスクトップ型のワープロの表示
部として使用する事が可能となる。その他、当該携帯用
電子機器50を使用してドッキングステーション12に
より機能拡張を行い外付けキーボード10、外付けマウ
ス11といった外部接続による入力デバイスを使用する
ことが可能である。
プ型のパソコン或いはデスクトップ型のワープロの表示
部として使用する事が可能となる。その他、当該携帯用
電子機器50を使用してドッキングステーション12に
より機能拡張を行い外付けキーボード10、外付けマウ
ス11といった外部接続による入力デバイスを使用する
ことが可能である。
【0040】尚、本発明に使用されるドッキングステー
ション12の構成は特に限定されるものではなく、該携
帯用電子機器50と適宜の接続コネクターを介して情報
の伝達が出来る構成のものであれば使用可能であり、特
に、当該携帯用電子機器50に搭載されていない拡張機
能を有するものあれば使用可能である。本体部1とドッ
キングステーション12との接続部13はディスプレイ
パネル3が見やすい角度になるように調節可能とする。
ション12の構成は特に限定されるものではなく、該携
帯用電子機器50と適宜の接続コネクターを介して情報
の伝達が出来る構成のものであれば使用可能であり、特
に、当該携帯用電子機器50に搭載されていない拡張機
能を有するものあれば使用可能である。本体部1とドッ
キングステーション12との接続部13はディスプレイ
パネル3が見やすい角度になるように調節可能とする。
【0041】
【発明の効果】本発明に係る携帯用電子機器50は、上
記した様な構成を採用しているので、第1の効果は、使
用者以外の相手にディスプレイパネル30に表示された
画面を容易に見せることが可能となる。その理由は、デ
ィスプレイパネル30が従来の開閉方向に加えてそれと
は独立に、水平方向に回転することが可能であるからで
ある。
記した様な構成を採用しているので、第1の効果は、使
用者以外の相手にディスプレイパネル30に表示された
画面を容易に見せることが可能となる。その理由は、デ
ィスプレイパネル30が従来の開閉方向に加えてそれと
は独立に、水平方向に回転することが可能であるからで
ある。
【0042】又、本発明に係る携帯用電子機器50の第
2の効果は、端末をデスクトップ上で外部接続の入出力
デバイスを使用する場合、本体部1や備え付けのキーボ
ード2が邪魔にならずに使用できる。その理由は、ディ
スプレイパネル30を含む表示部3を180度水平回転
させることで、ディスプレイパネル30の奥側に本体
1、キーボード2を配置することができるからである。
2の効果は、端末をデスクトップ上で外部接続の入出力
デバイスを使用する場合、本体部1や備え付けのキーボ
ード2が邪魔にならずに使用できる。その理由は、ディ
スプレイパネル30を含む表示部3を180度水平回転
させることで、ディスプレイパネル30の奥側に本体
1、キーボード2を配置することができるからである。
【0043】更に、第3の効果は、タッチパネルとして
使用する場合コンパクトに使用することができる。その
理由は、ディスプレイパネル30を含む表示部3を18
0度水平回転させ、本体側に閉じると、ディスプレイパ
ネル30は上面を向くので、通常携帯する大きさのまま
で使用することが可能であるからである。
使用する場合コンパクトに使用することができる。その
理由は、ディスプレイパネル30を含む表示部3を18
0度水平回転させ、本体側に閉じると、ディスプレイパ
ネル30は上面を向くので、通常携帯する大きさのまま
で使用することが可能であるからである。
【0044】第4の効果は、携帯用電子機器50の表示
部3を使用して、ドッキングステーション12と接続さ
せる事によって、場所をあまりとらないコンパクトな機
能拡張が可能である。その理由は、表示部3を上面に向
け、縦置きでドッキングすることにより、奥行きの短く
コンパクトなドッキングステーション12にドッキング
することが可能であるため。
部3を使用して、ドッキングステーション12と接続さ
せる事によって、場所をあまりとらないコンパクトな機
能拡張が可能である。その理由は、表示部3を上面に向
け、縦置きでドッキングすることにより、奥行きの短く
コンパクトなドッキングステーション12にドッキング
することが可能であるため。
【図1】図1は、本発明に係る携帯用電子機器の一具体
例の構成を説明する斜視図である。
例の構成を説明する斜視図である。
【図2】図2は、本発明に係る携帯用電子機器に於ける
表示部を本体部に対して開閉方向と水平方向に独立に回
転させる為の接続部材の一例を説明する断面図である。
表示部を本体部に対して開閉方向と水平方向に独立に回
転させる為の接続部材の一例を説明する断面図である。
【図3】図3(A)〜図3(B)は、本発明に於ける携
帯用電子機器に使用される表示部の上下可動機構の一具
体例の構成及びその動作を説明する図である。
帯用電子機器に使用される表示部の上下可動機構の一具
体例の構成及びその動作を説明する図である。
【図4】図4(A)〜図4(B)は、本発明に於ける携
帯用電子機器に使用される表示部の上下可動機構の一具
体例の構成及びその動作を説明する図である。
帯用電子機器に使用される表示部の上下可動機構の一具
体例の構成及びその動作を説明する図である。
【図5】図5は、本発明に於ける携帯用電子機器に於
て、表示部を180度水平方向に回転し、外付け入力デ
バイスを別途本体部に接続して使用する形態を示す斜視
図である。
て、表示部を180度水平方向に回転し、外付け入力デ
バイスを別途本体部に接続して使用する形態を示す斜視
図である。
【図6】図6は、本発明に於ける携帯用電子機器に於
て、表示部を上面に向け、ディスプレイパネルをタッチ
パネル等として使用する形態を示す斜視図である。
て、表示部を上面に向け、ディスプレイパネルをタッチ
パネル等として使用する形態を示す斜視図である。
【図7】図7は、本発明に於ける携帯用電子機器に於
て、表示部を上面に向けにして折り畳んだ携帯用電子機
器を縦置きにドッキングステーションに接続した形態を
示す斜視図である。
て、表示部を上面に向けにして折り畳んだ携帯用電子機
器を縦置きにドッキングステーションに接続した形態を
示す斜視図である。
1…本体部 2…キーボード 3…表示部 4…開閉方向回転軸 5…水平方向回転軸 6…ケーブル 10…外付けキーボード 11…外付けマウス 12…ドッキングステーション 15…接続部 20…コンピュータ 21…開閉方向回転軸用中空管 22、24…ヒンヂ部 23…水平方向回転軸用中空管 25…上下可動機構 30…ディスプレイパネル 50…携帯用電子機器 51…規制ブロック 52…押しボタン部 53…伸縮ロッド 54…スプリング 55…スプリング 56…ストッパー部 57、58…スリット部 59…L字型のスリット 60…パネル部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 1/16 G06F 15/02 G09F 9/00
Claims (6)
- 【請求項1】 入力手段であるキーボードがその一主面
上に設けられており且つ、該キーボードから入力される
データに従って予め定められた処理を実行するコンピュ
ータ手段がその内部に配置せしめられている本体部と、
当該コンピュータの処理結果を表示するディスプレイパ
ネルを一方の主面に配置した表示部とから構成された携
帯用電子機器であって、当該表示部は、該ディスプレイ
パネルの面が、該本体部の一主面に設けられたキーボー
ドを被覆する様に開閉自在に当該本体部に取り付けられ
ていると共に、該表示部は、当該本体部の主面に直角な
法線を中心として旋回可能に構成されており、且つ当該
表示部は、当該表示部が該本体部の主面に直角な法線を
中心として旋回する際には、当該表示部の該本体部に対
する相対位置が変化する様に当該法線の方向に変位せし
められる様に構成されている携帯用電子機器であって、
当該表示部と当該本体部とは、当該本体部の所定の部位
に、当該本体部の主面と直交する方向に中心軸が設けら
れる様に旋回可能に嵌合しえる中空状の水平方向回転軸
部と当該表示部の一端部と係合しえる当該水平方向回転
軸部に直交する方向の中心軸を有し当該水平方向回転軸
部と一体化されている中空状の表示部開閉方向回転軸部
とからなる接合手段を介して接合せしめられており、且
つ当該水平方向回転軸部には、当該表示部を該本体部の
主面に直角な法線を中心として旋回せしめられる以前の
段階で、当該法線の方向に沿って所定の距離だけ上昇及
び下降せしめる機構が設けられている事を特徴とする携
帯用電子機器。 - 【請求項2】 当該接合手段の中空状内部を介して、当
該本体部と当該表示部とを電気的に接続するケーブルが
配線されている事を特徴とする請求項1記載の携帯用電
子機器。 - 【請求項3】 当該中空状の表示部開閉方向回転軸部の
一部に、当該表示部と係合するヒンジ部が設けられてい
る事を特徴とする請求項1又は2に記載の携帯用電子機
器。 - 【請求項4】 当該表示部が、所定の距離上昇せしめら
れた際には、当該表示部を所定の角度以上には回転させ
ない様にする機能が有効になる様なストップ機構が設け
られている事を特徴とする請求項1乃至3の何れかに記
載の携帯用電子機器。 - 【請求項5】 当該本体部に、該本体部に設けられてい
るキーボードとは別の機能を有するキーボード或いはマ
ウスを接続しえる接続部が設けられており、当該表示部
を当該本体部の主面に直角な法線を中心として所定の角
度旋回させた状態で、該本体部に設けられているキーボ
ードとは別の機能を有する外付けキーボード或いは外付
けマウスを接続し、当該表示部のディスプレイパネルと
対向する位置で該外付けキーボード或いは外付けマウス
を使用する様に構成されている事を特徴とする請求項1
記載の携帯用電子機器。 - 【請求項6】 当該表示部を当該本体部の主面に直角な
法線を中心として所定の角度旋回させた状態で、当該表
示部の該ディスプレイパネルが設けられていない他の主
面が該本体部のキーボードを被覆する様に折り畳んで構
成された事を特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載
の携帯用電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15081697A JP3206642B2 (ja) | 1997-06-09 | 1997-06-09 | 携帯用電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15081697A JP3206642B2 (ja) | 1997-06-09 | 1997-06-09 | 携帯用電子機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10340134A JPH10340134A (ja) | 1998-12-22 |
JP3206642B2 true JP3206642B2 (ja) | 2001-09-10 |
Family
ID=15505049
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15081697A Expired - Fee Related JP3206642B2 (ja) | 1997-06-09 | 1997-06-09 | 携帯用電子機器 |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP3206642B2 (ja) |
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KR100936766B1 (ko) * | 2003-11-10 | 2010-01-15 | 엘지전자 주식회사 | 컨버터블 컴퓨터의 터치패드보호방법 및 장치 |
WO2005069103A1 (ja) * | 2004-01-16 | 2005-07-28 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | タスクライト |
TWI250764B (en) * | 2004-05-14 | 2006-03-01 | Benq Corp | Hinge connector for folding-type electronic apparatus |
JP2005337301A (ja) | 2004-05-24 | 2005-12-08 | Kato Electrical Mach Co Ltd | ヒンジ装置並びにこのヒンジ装置を用いた電子機器 |
WO2006103755A1 (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-05 | Fujitsu Limited | 電子機器 |
JP2007183830A (ja) | 2006-01-06 | 2007-07-19 | Toshiba Corp | 電子機器 |
JP4665936B2 (ja) * | 2007-05-08 | 2011-04-06 | 株式会社デンソーウェーブ | 携帯端末用置台 |
JP5318954B2 (ja) * | 2009-06-25 | 2013-10-16 | 株式会社日立メディコ | 携帯型超音波診断装置 |
-
1997
- 1997-06-09 JP JP15081697A patent/JP3206642B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH10340134A (ja) | 1998-12-22 |
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