JP2949538B2 - ノート型コンピュータ装置 - Google Patents

ノート型コンピュータ装置

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JP2949538B2
JP2949538B2 JP2115592A JP2115592A JP2949538B2 JP 2949538 B2 JP2949538 B2 JP 2949538B2 JP 2115592 A JP2115592 A JP 2115592A JP 2115592 A JP2115592 A JP 2115592A JP 2949538 B2 JP2949538 B2 JP 2949538B2
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cabinets
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伸彦 宮崎
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二つ折り開閉可能なノ
ート型コンピュータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のノート型コンピュータ装置では、
二つ折り可能に二つ一対のキャビネットが結合されてあ
って、下側キャビネットの内面にキーボードが、また、
上側キャビネットの内面に表示部がそれぞれ一体的に埋
め込まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のノート型コンピュータ装置は、キーボードを備える下
側キャビネットに上側キャビネットを蓋代わりに取り付
けているに過ぎず、使用にあたっては上側キャビネット
を斜めに開いた状態で使用している。つまり、表示部と
キーボードとの相対位置は常に一定であるため、オペレ
ータの体格差が千差万別であることを考慮すると、使い
にくいと感じる人もいると考えられる。
【0004】また、前述のノート型コンピュータ装置の
表示部が手書き入力可能な入力部を兼ねるものである場
合、入力部が上側キャビネットの内面に設けられること
になるため、手書き時の押圧力によって装置全体が傾い
てしまうなど、入力できないことがある。この場合、片
方の手で装置全体を支えておいて残りの手で手書き入力
を行うようにする必要があるなど、その入力操作が極め
て煩わしく、不便なことが指摘される。
【0005】本発明は、このような課題を解決するため
に創案されたもので、表示部とキーボードとの相対位置
をオペレータの好みに応じて任意に変更できるようにし
て、使い勝手を良くすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、次のような構成をとる。
【0007】本発明のノート型コンピュータ装置は、手
書き入力兼用の表示部を備える第1キャビネットと、各
種の制御回路を備える第2キャビネットとから構成さ
れ、前記表示部が第2キャビネットに対向しないように
両キャビネットの一端を回動可能に連結し、他端を開閉
可能とした二つ一対のキャビネットと、前記両キャビネ
ットと別筐体で構成されるキーボードとを備え、前記両
キャビネットを開放させてその開放した両端が下向きで
載置面に接するように起て置きした状態において前記キ
ーボードを用いたデータ入力を行う第1入力形態と、前
記両キャビネットを閉じた状態において前記第1キャビ
ネットの表示部を用いた手書き入力を行う第2入力形態
とを選択可能にしたことを特徴としている。
【0008】
【0009】
【作用】キャビネットを開いた状態では、キーボードを
取り外せるから、一対のキャビネットから離れた任意の
位置にキーボードを配置できるようになる。そのため、
どのような体格のオペレータにも使いやすくなる。
【0010】また、表示部を手書き入力可能な入力部を
兼ねるものとして、一方のキャビネットの外面に設けた
場合、一対のキャビネットを閉じたままであっても装置
全体を卓上に寝かせるだけで、入力部がキャビネットの
上面に位置することになり、そのため、手書き時に、従
来のように、片方の手で装置全体を支える必要がなくな
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0012】図1ないし図6に本発明の一実施例を示し
ている。図例のノート型コンピュータ装置は、二つ折り
開閉可能に結合された二つ一対のキャビネット1,2
と、一対のキャビネット1,2間に挟まれて保持されか
つ一対のキャビネット1,2を開いた状態では着脱可能
となるキーボード3とを有している。
【0013】第1キャビネット1の外面には、手書き入
力兼用の表示部4が一体的に設けられている。この表示
部4は、上記兼用のため例えば文字、数字、図形などを
表示するもので液晶デバイスで構成された周知のLCD
パネル上に手書き入力部としての透明スイッチパネルを
貼着したものなどからなる。この透明スイッチパネル
は、LCDパネルの表示の邪魔にならないように透明状
とされたスイッチの複数をパネル化し、かつそのスイッ
チをオペレータが直接手指で触れることなどで、即、そ
のスイッチに対応した位置、あるいは適宜の位置のLC
Dパネル上に所要の情報が手書き入力情報として表示さ
れるものである。
【0014】第2キャビネット2の内部には、図示しな
いが、フロッピィディスクドライバや、例えばキーボー
ド3の操作入力に応答した該キーボード3からのキー入
力情報または表示部4の透明スイッチパネルの操作に応
答した該表示部4からの手書き入力情報を表示部4に表
示させるといった文章作成機能などを実行する制御回路
が収納されている。なお、第2キャビネット2の側面に
はフロッピィディスクドライバのフロッピィディスク挿
抜口5が設けられており、第1キャビネット1側の表示
部4と第2キャビネット2側の制御回路とは上記機能実
現のための電気信号を送受するためのフレキシブルケー
ブル6を介して接続されている。また、キーボード3
は、機構的に第2キャビネット2とは分離されているか
ら、このキーボード3と第2キャビネット2内部の制御
回路との間の前記信号の送受はワイヤレス通信で行われ
るようになっている。
【0015】前述の二つのキャビネット1,2は、二つ
のチルトダンパ付きの蝶番7,7を介して二つ折り開閉
可能に結合されており、このチルトダンパ付き蝶番7で
は二つのキャビネット1,2を任意の開閉角度姿勢に保
持できるようになる。ここでのチルトダンパとは、図6
に示すように、蝶番7の回転軸7aに装備されるもので
あり、皿ばね7b,7cの伸張力によって固定摩擦板7
dと回転摩擦板7eとの間に生じる摩擦抵抗を利用し
て、上記両キャビネット1,2の前記姿勢保持を可能に
したものである。
【0016】キーボード3の上面上辺側の長手方向両端
には舌片3a,3bが、また、下面下辺側の長手方向両
端には台形状の凹部3c,3dがそれぞれ設けられてお
り、これに対応して第2キャビネット2の内面には、前
述の舌片3a,3bが係合される孔部2a,2bと、凹
部3c,3dが嵌まる台形状の凸部2c,2dとが設け
られている。前述の凸部2c,2dの中心には孔2e,
2fが開けられているとともに、キーボード3の凹部3
c,3dの存在する位置には上下に貫通する貫通孔3
e,3fが設けられている。
【0017】そして、第1キャビネット1の左右両側面
には、キャビネット1,2を開放不可能にするロック位
置と開放可能にするフリー位置との間でスライド可能で
あって、キーボード3の貫通孔3e,3fを貫通して第
2キャビネット2の孔2e,2fに挿入された状態で引
っ掛けられる掛止片8,8が取り付けられている。この
掛止片8,8は、コイルスプリング9,9の圧縮力によ
ってロック位置(図5で示す右方位置)に引張付勢され
ているが、その側面に形成の操作用ノッチ8aを操作す
ることによりコイルスプリング9,9を伸張するように
してフリー位置(図5の左方位置)へスライドさせるこ
とができる。
【0018】上述した掛止片8,8と、キーボード3の
貫通孔3e,3fと、第2キャビネット2の孔2e,2
fとが、請求項に記載のフック手段の一例を構成してい
る。次に、使用時の取り扱い例を説明する。左右の掛止
片8,8をフリー位置に操作すると、第1キャビネット
1を第2キャビネット2から引き離すように開くことが
できるようになる。そして、第1キャビネット1を開け
る途中の任意の角度位置で開ける動作をやめれば、チル
トダンパがその角度位置を保持する。この後、キーボー
ド3の手前側を持ち上げれば、それだけでキーボード3
の凹部3c,3dが第2キャビネット2の凸部2c,2
dから外れることになるので、引き続いてキーボード3
を手前側に引き出せば、今度はキーボード3の舌片3
a,3bが第2キャビネット2の孔2a,2bから抜け
出る。これにより、キーボード3が第2キャビネット2
から分離することになる。
【0019】こうしてキーボード3を取り外せば、例え
ば図1に示すように、キャビネット1,2を立てて表示
部4をオペレータ側に向けておいて、その手前の任意の
位置にキーボード3を配置することができる。したがっ
て、キーボード3と表示部4との離間間隔は、オペレー
タの好みに合わせて適宜に調節できる。
【0020】ところで、表示部4から手書き入力する場
合では、上述したような動作は全く不要で、図2に示す
ように、両キャビネット1,2を閉じた状態のままとし
て表示部4を上向けて卓上に置けば、片方の手だけで入
力できるようになり、従来のように片方の手で支える必
要がない。
【0021】
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、ノー
ト型コンピュータ装置を、二つ折り開閉可能に結合され
た二つ一対のキャビネットの間からキーボードを取り外
せるように構成しているから、キーボードと第1キャビ
ネットに設けられている表示部との相対位置を任意に遠
近調節できるようになる。そのため、千差万別であるオ
ペレータの体格やオペレータそれぞれの好みに合わせた
状態での入力操作ができるようになって使い勝手が向上
するだけでなく、入力効率の向上にも大きく貢献でき
る。
【0023】また、ノート型コンピュータ装置の表示部
を手書き入力可能な入力部を兼ねるものとして、一方の
キャビネットの外面に設けた場合、一対のキャビネット
を閉じたままであっても装置全体を卓上に寝かせるだけ
で、入力部がキャビネットの上面に位置することになる
ため、手書き時に、従来のように、片方の手で装置全体
を支える必要がなくなり、手書き入力操作がしやすくな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のノート型コンピュータ装置の一実施例
の使用状態を示す斜視図。
【図2】図1の装置の手書き入力時の使用状態を示す斜
視図。
【図3】図1の装置の分解斜視図。
【図4】図1の装置のさらに細部の分解斜視図。
【図5】図1の装置のフック手段を示す断面図。
【図6】図4の一部拡大上面図。
【符号の説明】
1 第1キャビネット 2 第2キャビネット 2e,2f 第2キャビネットの孔 3 キーボード 3e,3f キーボードの貫通孔 4 表示部 7 チルトダンパ付き蝶番 8 掛止片

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手書き入力兼用の表示部を備える第1キ
    ャビネットと、各種の制御回路を備える第2キャビネッ
    トとから構成され、前記表示部が第2キャビネットに対
    向しないように両キャビネットの一端を回動可能に連結
    し、他端を開閉可能とした二つ一対のキャビネットと、 前記両キャビネットとは別筐体で構成されるキーボード
    とを備え、 前記両キャビネットを開放させてその開放した両端が下
    向きで載置面に接するように起て置きした状態において
    前記キーボードを用いたデータ入力を行う第1入力形態
    と、前記両キャビネットを閉じた状態において前記第1
    キャビネットの表示部を用いた手書き入力を行う第2入
    力形態とを選択可能にしたことを特徴とするノート型コ
    ンピュータ装置。
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JPH05216830A JPH05216830A (ja) 1993-08-27
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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TW551518U (en) 2001-09-07 2003-09-01 Wistron Corp Electronic equipment having dual-way fastened apparatus
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