JP2002055736A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JP2002055736A
JP2002055736A JP2000242982A JP2000242982A JP2002055736A JP 2002055736 A JP2002055736 A JP 2002055736A JP 2000242982 A JP2000242982 A JP 2000242982A JP 2000242982 A JP2000242982 A JP 2000242982A JP 2002055736 A JP2002055736 A JP 2002055736A
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display unit
display
unit
electronic device
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JP2000242982A
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English (en)
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Eiji Hirata
栄治 平田
Yoshiaki Iizuka
義明 飯塚
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Toshiba Corp
Toshiba Telecommunication System Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Telecommunication System Engineering Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Telecommunication System Engineering Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利便性の高い電子機器を提供する。 【解決手段】 蓋100を閉じた状態においては、表示
部200は、蓋100と本体300の間に格納された状
態にあり、本体300内の制御部は、マイクロスイッチ
310がON状態にあることを検出する。すると、制御
部は、表示部200のLCD制御電圧を可変して、視野
角θをαだけ、前部側に傾ける。蓋100は透明な部材
からなることより、表示部200に表示される内容が、
蓋100を透過し、使用者はのぞき込むことなく正しい
姿勢で視認できるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばPDA
(Personal Digital Assistance)や携帯型の電子辞
書、パーソナルコンピュータをはじめとする、表示部と
キー入力部を備える電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、LCD(Liquid Crystal
Display)パネルとキーボードが一体化した従来の電子
機器は、図22に示すような開閉構造をとっており、使
用時に開き、非使用時には閉じて、携帯性と表示部の保
護を両立している。
【0003】しかしながら、上記のような従来の電子機
器では、閉じた状態ではLCDパネルが下向きとなり、
表示が見えないという問題がある。また、LCDパネル
にタッチパネルによる入力機構を採用した場合には、タ
ッチ入力を行うと、LCDパネルの角度が変わってしま
うという問題がある。
【0004】また、図23に示すように、LCDパネル
を外向きに設ける電子機器においては、テーブルの上に
置いて使用すると、使用者は、LCDパネルの表示視野
角内に顔が来るような姿勢を取ることが強いられるとい
う問題がある。そしてまた、LCDパネルを保護するた
めに、カバーが設けられているが、カバーを使用した際
には、表示を見ることができないという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
電子機器では、種々の不具合があり、利便性が低いとい
う問題があった。この発明は上記の問題を解決すべくな
されたもので、利便性の高い電子機器を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に係わる本発明は、種々の情報を表示す
る表示部と、キー入力部が設けられる側に表示部を表示
面を上にして収納する収納部と、表示部の下端が摺動し
て複数の位置に選択的に固定可能なスライド部とを備え
る本体と、この本体に回動自在に蝶着する蝶着部を備
え、収納部に収納される表示部の表示面を覆って保護
し、非収納状態にある表示部が寄りかかる際には、蝶着
部近傍に設けたストッパにより回動を制限し、表示部の
位置を固定する蓋とを具備して構成するようにした。
【0007】上記構成の電子機器では、表示部を起こし
て用いた場合には、表示部の下端が本体のスライド部に
固定された状態で、ストッパにより支持された蓋に寄り
かかるようにしている。また、表示部のスライド部にお
ける固定位置は、多段階に位置を可変できる。
【0008】したがって、上記構成の電子機器によれ
ば、表示部を通じてタッチパネル入力を行っても、表示
部は、ストッパにより支持される蓋にて支持されるた
め、表示部の角度が変化することがないとともに、当該
電子機器全体を移動させたり、使用者が移動しなくて
も、スライド部における固定位置を使用者が適宜可変し
て、使用者と表示部との距離を適正に保つことができ、
利便性の高めることができる。
【0009】また、請求項2に係わる本発明では、蓋が
透明な部材よりなり、表示部が収納状態にあるか否かを
検出する検出手段と、この検出手段の検出結果に基づい
て、表示部が収納状態にある場合には、非収納状態にあ
る場合より、表示部の視野角を使用者側に傾ける制御を
行う視野角制御手段とを備えることを特徴とする。
【0010】上記構成の電子機器では、表示部の表示面
を透明な蓋で覆うようにし、表示部を起こさない状態で
は、表示部の視野角を使用者側に傾くように可変制御し
ている。
【0011】したがって、上記構成の電子機器によれ
ば、上記電子機器を水平なテーブルなどの上に置いた状
態で、表示部を起こさずに用いたとしても、表示部は蓋
により保護されつつ、表示内容が蓋を透過して、使用者
は表示内容を視認でき、なおかつ視野角が使用者側に傾
けられるので、使用者はのぞき込むことなく正しい姿勢
で視認でき、利便性の高めることができる。
【0012】また、上記の目的を達成するために、請求
項3に係わる本発明は、種々の情報を表示する表示部
と、キー入力部が設けられる側に表示部を表示面を上に
して収納する収納部と、表示部の下端が摺動するスライ
ド部と、表示部に軸支されるリンクアームを軸支し複数
の位置に選択的に固定可能な軸支部とを備える本体と、
表示部に回動自在に蝶着する蝶着部を備え、収納部に収
納される表示部の表示面を覆って保護する蓋とを具備し
て構成するようにした。
【0013】上記構成の電子機器では、表示部を起こし
て用いた場合には、表示部の下端が本体のスライド部を
摺動する状態で、リンクアームにより軸支され固定され
るようにしている。
【0014】したがって、上記構成の電子機器によれ
ば、表示部を通じてタッチパネル入力を行っても、表示
部は、リンクアームにより支持されるため、表示部の角
度が変化することがなく、利便性の高めることができ
る。
【0015】また、請求項4に係わる本発明では、蓋が
透明な部材よりなり、リンクアームと本体がなす角度を
検出する検出手段と、この検出手段の検出角度に応じ
て、表示部の視野角を制御する視野角制御手段とを備え
ることを特徴とする。
【0016】上記構成の電子機器では、表示部の表示面
を透明な蓋で覆うようにし、表示部と本体がなす角度に
応じて、表示部の視野角を可変制御している。
【0017】したがって、上記構成の電子機器によれ
ば、上記電子機器を水平なテーブルなどの上に置いた状
態で、表示部を起こさずに用いたとしても、表示部は蓋
により保護されつつ、表示内容が蓋を透過して、使用者
は表示内容を視認でき、なおかつ視野角が使用者側に傾
けられるので、使用者はのぞき込むことなく正しい姿勢
で視認でき、利便性の高めることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の一実施形態について説明する。まず、この発明の第1
の実施形態に係わる電子機器について説明する。図1
は、上記電子機器を閉じた状態の斜視図である。図2
は、図1中のA面における断面図である。
【0019】また、図3は、上記電子機器を開いた状態
の斜視図である。図4は、図3中のB面における断面図
である。この電子機器は、基本構成として、蓋100
と、表示部200と、本体300とからなる。
【0020】蓋100は、例えば透明なアクリル素材か
らなり、後部側の一辺が蝶着部110により本体300
に回動自在に蝶着されるが、蓋100の後部側に設けら
れたストッパ120が、蝶着部110の回動に応じて本
体300に接触することにより、上記回動量が制限され
る。
【0021】表示部200は、LCD(Liquid Crystal
Display)パネルを備えたタッチパネル式の表示器で、
上記LCDパネル面が上記蓋100と本体300との間
で、上記蓋100向きになるように設けられる。
【0022】そして、表示部200は、前部側の左右両
側面に固定軸210が設けられている。この固定軸21
0は、本体300上の設けられたスライド用レール33
0上を摺動する。
【0023】本体300は、当該電子機器の各部を制御
する制御部10を備えた制御基板などを内部に備えると
ともに、上面に、表示部200を起こしたか否かを検出
するマイクロスイッチ310や、キーボード320が設
けられる。
【0024】また、スライド用レール330は、固定軸
210が多段階でラッチするような機構となっており、
ラッチ解除ボタン340を押下することにより、上記ラ
ッチが解除される。
【0025】図5に、当該電子機器の機能ブロック図を
示す。制御部10は、上述したように当該電子機器の各
部を統括して制御するもので、新たな制御機能として、
マイクロスイッチ310のON/OFFに応じて、表示
部200の制御電圧を制御して、図6に示すように視野
角θの中心をαだけずらす機能を持つ。
【0026】次に、上記構成の電子機器の動作について
説明する。まず、蓋100を閉じた状態においては、図
1および図2に示すように、表示部200は、蓋100
と本体300の間に格納された状態にあり、制御部10
は、マイクロスイッチ310がON状態にあることを検
出する。
【0027】すると、制御部10は、表示部200のL
CD制御電圧を可変して、図6に示すように、視野角θ
をαだけ、前部側に傾ける。蓋100は透明な部材から
なることより、表示部200に表示される内容が、蓋1
00を透過し、図7に示すように、使用者はのぞき込む
ことなく正しい姿勢で視認できる。
【0028】次に、図3および図4に示すように、蓋1
00を開け、スライド用レール330上の固定軸210
を、後部側へ回転摺動させ、表示部200を起こすと、
マイクロスイッチ310がOFF状態になり、表示部2
00が起こされた状態にあることを制御部10が検出す
る。
【0029】なお、表示部200は、蓋100に寄りか
け、表示部200の重みにより、蓋100は、ストッパ
120で支持される角度まで開かれる。表示部200は
寄りかかった蓋100のストッパ120により支持され
るので、表示部200よりタッチパネル入力を行って
も、表示部200の角度が変化するようなことはない。
【0030】また、このような状態になると、表示部2
00の下に隠れていたキーボード320が露出し、使用
者はキーボード320を通じた入力が可能となる。制御
部10は、マイクロスイッチ310がOFF状態である
ことを検出すると、表示部200のLCD制御電圧を可
変して、図8に示すように、視野角θの中心を表示部2
00への垂線に合わせる。これにより、使用者は、図9
に示すような、正しい姿勢で視認できる。
【0031】また、使用者は、必要に応じてラッチ解除
ボタン340を押下して、固定軸210のスライド用レ
ール330上でのラッチを解除し、固定軸210をスラ
イドさせて表示部200を任意の角度にする。
【0032】以上のように、上記構成の電子機器では、
表示部200を表示面を上向きにして本体300上に設
け、表示部200を透明な蓋100で覆うようにし、表
示部200を起こさない状態では、表示部200のLC
D制御電圧を可変して、視野角θをαだけキーボード3
20側に傾けるようにしている。
【0033】このため、上記電子機器を水平なテーブル
などの上に置いた状態で、表示部200を起こさずに用
いたとしても、表示部200は蓋100により保護され
つつ、表示内容が蓋100を透過して、使用者は表示内
容を視認でき、なおかつ視野角θがキーボード320側
に傾けられるので、使用者はのぞき込むことなく正しい
姿勢で視認できる。
【0034】そして、適正な視野角を得るために、図1
0に示すように視野角範囲の広い表示器であるCRT表
示器を操作卓に埋め込んで、使用者の足の位置が制限さ
れるようなこともない。
【0035】また、表示部200を起こして用いた場合
には、ラッチ機構により表示部200の一辺が本体30
0に固定され、表示部200の他辺は、ストッパ120
により支持される蓋100に寄りかかるようにしてい
る。
【0036】このため、表示部200を通じてタッチパ
ネル入力を行っても、表示部200は、ストッパ120
により支持される蓋100にて支持されるため、表示部
200の角度が変化することがない。
【0037】また、表示部200と本体300との間の
固定位置は、固定軸210がスライド用レール330上
を摺動し、多段階に位置を可変できる。このため、従
来、図11に示すように、表示部を起こすに従って表示
面と使用者の目までの距離がL1からL2へと近くな
り、特に老眼の人にとっては目への負担が大きかった。
この結果、当該電子機器全体を移動させたり、使用者が
移動する必要があった。
【0038】一方、上記構成の電子機器によれば、表示
部200を起こしても表示面と使用者の目までの距離は
ほぼ一定であり、目への負担を軽減でき、見やすい電子
機器を提供することができる。すなわち、上記構成の電
子機器によれば、従来より利便性を飛躍的に向上させる
ことができる。
【0039】尚、この発明は上記実施の形態に限定され
るものではない。例えば、図12に示すように、蓋10
0を、表示部200の表示面に対して平行に、多層に積
層した透明部材より構成し、この積層した透明部材の少
なくとも一端(図12では、使用者側の面)を前記表示
面に対して傾斜させる。
【0040】このような構成によれば、表示部200に
表示される映像が蓋100を屈折して、使用者方向に透
過するので、電子機器を水平なテーブルなどの上に置い
た状態でも、使用者は表示部200をのぞき込むことな
く、楽な姿勢で使用することができる。また、この場合
には、マイクロスイッチ310と、制御部10による視
野角制御は不要となる。
【0041】その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々の変形を施しても同様に実施可能であることはい
うまでもない。
【0042】次に、この発明の第2の実施形態に係わる
電子機器について説明する。図13は、上記電子機器を
閉じた状態の斜視図である。図14は、図13中のA面
における断面図である。
【0043】また、図15は、上記電子機器を少し開い
た状態の斜視図である。図16は、図15中のB面にお
ける断面図である。そしてまた、図17は、上記電子機
器を開いた状態の斜視図である。図18は、図17中の
C面における断面図である。この電子機器は、基本構成
として、蓋400と、表示部500と、本体600とか
らなる。
【0044】蓋400は、例えば透明なアクリル素材か
らなり、後部側の一辺が蝶着部410により表示部50
0に回動自在に蝶着される。表示部500は、LCD
(Liquid Crystal Display)パネルを備えたタッチパネ
ル式の表示器で、上記LCDパネル面が上記蓋400と
本体600との間で、上記蓋400向きになるように設
けられる。
【0045】そして、表示部500は、前部側の左右両
側面に固定軸510が設けられている。この固定軸51
0は、本体600上の設けられたスライド用レール63
0上を摺動自在に設けられる。
【0046】また、表示部500の両側面の、前部と後
部のほぼ中間に、回転ヒンジ520が設けられている。
この回転ヒンジ520はリンクアーム530の一端を軸
支する。
【0047】本体600は、当該電子機器の各部を制御
する制御部20を備えた制御基板などを内部に備える。
また、本体600は、後部側に上記リンクアーム530
の多端をロータリ式ラッチ機構で軸支し、その回転量を
検出するロータリエンコーダ610を備えるとともに、
前部側の上面にキーボード620が設けられる。
【0048】図19に、当該電子機器の機能ブロック図
を示す。制御部20は、上述したように当該電子機器の
各部を統括して制御するもので、新たな制御機能とし
て、ロータリエンコーダ610の検出回転量に応じて、
表示部200の制御電圧を制御して、図20に示すよう
に視野角θの中心をβ(0≦β≦α)だけずらす機能を
持つ。
【0049】次に、上記構成の電子機器の動作について
説明する。まず、蓋400を閉じた状態においては、図
13および図14に示すように、表示部500は、蓋4
00と本体600の間に格納された状態にあり、制御部
20は、ロータリエンコーダ610からの検出信号より
上記の状態にあることを検出する。
【0050】すると、制御部20は、表示部500のL
CD制御電圧を可変して、図20に示すように、視野角
θをβ(=α)だけ、前部側に傾ける。蓋400は透明
な部材からなることより、表示部500に表示される内
容が、蓋400を透過し、図7に示すように、使用者は
のぞき込むことなく正しい姿勢で視認できる。
【0051】次に、図17および図18に示すように、
蓋400を開け、スライド用レール630上の固定軸5
10を、後部方向へ回転摺動させ、表示部500を起こ
すと、この起こした度合いをロータリエンコーダ610
が検出し、この検出信号から、表示部500が起こされ
た状態にあることを制御部20が検出する。
【0052】なお、表示部500は、ロータリエンコー
ダ610のラッチ機構により本体600とリンクアーム
530とによりなされる角度が固定されて、表示部20
0の位置も固定される。このため、表示部500よりタ
ッチパネル入力を行っても、表示部500の角度が変化
するようなことはない。
【0053】また、このような状態になると、表示部5
00の下に隠れていたキーボード620が露出し、使用
者はキーボード620を通じた入力が可能となる。制御
部20は、ロータリエンコーダ610からの検出信号よ
り、表示部500と本体600とによりなされる角度γ
を求め、この角度に応じて表示部500のLCD制御電
圧を可変して、図21に示すように、視野角θの中心を
βだけ可変する。表示部500が完全に開いて、角度γ
が最大になると、β=0、すなわち視野角θの中心を表
示部200への垂線に合わせる。これにより、使用者
は、図9に示すような、正しい姿勢で視認できる。
【0054】また、使用者は、必要に応じてラッチ解除
ボタン640を押下して、ロータリエンコーダ610の
ラッチを解除し、固定軸510をスライドさせて表示部
500を任意の角度にする。
【0055】以上のように、上記構成の電子機器では、
表示部500を表示面を上向きにして本体600上に設
け、表示部500を透明な蓋400で覆うようにし、表
示部500を起こさない状態では、表示部500のLC
D制御電圧を可変して、視野角θをβ(=α)だけキー
ボード620側に傾けるようにしている。
【0056】このため、上記電子機器を水平なテーブル
などの上に置いた状態で、表示部500を起こさずに用
いたとしても、表示部500は蓋400により保護され
つつ、表示内容が蓋400を透過して、使用者は表示内
容を視認でき、なおかつ視野角θがキーボード620側
に傾けられるので、使用者はのぞき込むことなく正しい
姿勢で視認できる。
【0057】また、表示部500を起こして用いた場合
には、固定軸510がスライド用レール630上を摺動
し、表示部500の側面中央部がリンクアーム530に
よりラッチが利いた状態で支持されるようにしている。
【0058】このため、表示部500を通じてタッチパ
ネル入力を行っても、表示部500は、リンクアーム5
30によりラッチが利いた状態で支持されるため、表示
部500の角度が変化することがない。すなわち、上記
構成の電子機器によれば、従来より利便性を飛躍的に向
上させることができる。
【0059】尚、この発明は上記実施の形態に限定され
るものではない。その他、この発明の要旨を逸脱しない
範囲で種々の変形を施しても同様に実施可能であること
はいうまでもない。
【0060】
【発明の効果】以上述べたように、この発明では、表示
部を起こして用いた場合には、表示部の下端が本体のス
ライド部に固定された状態で、ストッパにより支持され
た蓋に寄りかかるようにしている。また、表示部のスラ
イド部における固定位置は、多段階に位置を可変でき
る。
【0061】したがって、この発明によれば、表示部を
通じてタッチパネル入力を行っても、表示部は、ストッ
パにより支持される蓋にて支持されるため、表示部の角
度が変化することがないとともに、当該電子機器全体を
移動させたり、使用者が移動しなくても、スライド部に
おける固定位置を使用者が適宜可変して、使用者と表示
部との距離を適正に保つことができ、利便性の高めるこ
とが可能な電子機器を提供できる。
【0062】また、この発明では、表示部の表示面を透
明な蓋で覆うようにし、表示部を起こさない状態では、
表示部の視野角を使用者側に傾くように可変制御してい
る。したがって、この発明によれば、上記電子機器を水
平なテーブルなどの上に置いた状態で、表示部を起こさ
ずに用いたとしても、表示部は蓋により保護されつつ、
表示内容が蓋を透過して、使用者は表示内容を視認で
き、なおかつ視野角が使用者側に傾けられるので、使用
者はのぞき込むことなく正しい姿勢で視認でき、利便性
の高めることが可能な電子機器を提供できる。
【0063】さらに、この発明では、表示部を起こして
用いた場合には、表示部の下端が本体のスライド部を摺
動する状態で、リンクアームにより軸支され固定される
ようにしている。
【0064】したがって、この発明によれば、表示部を
通じてタッチパネル入力を行っても、表示部は、リンク
アームにより支持されるため、表示部の角度が変化する
ことがなく、利便性の高めることが可能な電子機器を提
供できる。
【0065】そしてまた、この発明では、表示部の表示
面を透明な蓋で覆うようにし、表示部と本体がなす角度
に応じて、表示部の視野角を可変制御している。したが
って、この発明によれば、上記電子機器を水平なテーブ
ルなどの上に置いた状態で、表示部を起こさずに用いた
としても、表示部は蓋により保護されつつ、表示内容が
蓋を透過して、使用者は表示内容を視認でき、なおかつ
視野角が使用者側に傾けられるので、使用者はのぞき込
むことなく正しい姿勢で視認でき、利便性の高めること
が可能な電子機器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる電子機器の第1の実施の形態
の閉じた状態における外観を示す斜視図。
【図2】図1に示した電子機器の断面を示す図。
【図3】この発明に係わる電子機器の第1の実施の形態
の開いた状態における外観を示す斜視図。
【図4】図3に示した電子機器の断面を示す図。
【図5】図1に示した電子機器の回路ブロック図。
【図6】図1に示した電子機器の閉じた状態における視
野角を示す図。
【図7】図1に示した電子機器の閉じた状態における視
野角と使用者の位置関係を示す図。
【図8】図1に示した電子機器の開いた状態における視
野角を示す図。
【図9】図1に示した電子機器の開いた状態における視
野角と使用者の位置関係を示す図。
【図10】従来のCRT表示器を操作卓の埋め込んだ電
子機器と使用者の位置関係を示す図。
【図11】従来の電子機器の表示部と使用者との位置関
係を示す図。
【図12】図1に示した電子機器の蓋の変形例を示す
図。
【図13】この発明に係わる電子機器の第2の実施の形
態の閉じた状態における外観を示す斜視図。
【図14】図13に示した電子機器の断面を示す図。
【図15】この発明に係わる電子機器の第2の実施の形
態の少し開いた状態における外観を示す斜視図。
【図16】図15に示した電子機器の断面を示す図。
【図17】この発明に係わる電子機器の第2の実施の形
態の開いた状態における外観を示す斜視図。
【図18】図17に示した電子機器の断面を示す図。
【図19】図13に示した電子機器の回路ブロック図。
【図20】図13に示した電子機器の閉じた状態におけ
る視野角を示す図。
【図21】図13に示した電子機器の開いた状態におけ
る視野角を示す図。
【図22】従来の電子機器の外観を示す斜視図。
【図23】従来の電子機器の閉じた状態における視野角
と使用者の位置関係を示す図。
【符号の説明】
10,20…制御部 100,400…蓋 110,410…蝶着部 120…ストッパ 200,500…表示部 210,510…固定軸 300,600…本体 310…マイクロスイッチ 320,620…キーボード 330,630…スライド用レール 340,640…ラッチ解除ボタン 520…回転ヒンジ 530…リンクアーム 610…ロータリエンコーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 5/03 G06F 1/00 312F 312Q 312V (72)発明者 飯塚 義明 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 東 芝通信システムエンジニアリン株式会社内 Fターム(参考) 2H089 HA40 QA16 4E360 AA02 AB02 AB04 AB05 AB14 AB24 AB42 BB02 BB12 BC02 BC08 CA02 EA12 EA18 EA24 EC14 EC15 ED04 ED28 GA46 GB26 GB43 GB46 5G435 AA09 BB12 EE02 EE16 GG43 LL07 LL08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 種々の情報を表示する表示部と、 キー入力部が設けられる側に前記表示部を表示面を上に
    して収納する収納部と、前記表示部の下端が摺動して複
    数の位置に選択的に固定可能なスライド部とを備える本
    体と、 この本体に回動自在に蝶着する蝶着部を備え、前記収納
    部に収納される前記表示部の表示面を覆って保護し、非
    収納状態にある前記表示部が寄りかかる際には、前記蝶
    着部近傍に設けたストッパにより回動を制限し、前記表
    示部の位置を固定する蓋とを具備することを特徴とする
    電子機器。
  2. 【請求項2】 前記蓋は、透明な部材よりなり、 前記表示部が収納状態にあるか否かを検出する検出手段
    と、 この検出手段の検出結果に基づいて、前記表示部が収納
    状態にある場合には、非収納状態にある場合より、前記
    表示部の視野角を使用者側に傾ける制御を行う視野角制
    御手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の電
    子機器。
  3. 【請求項3】 種々の情報を表示する表示部と、 キー入力部が設けられる側に前記表示部を表示面を上に
    して収納する収納部と、前記表示部の下端が摺動するス
    ライド部と、前記表示部に軸支されるリンクアームを軸
    支し複数の位置に選択的に固定可能な軸支部とを備える
    本体と、 前記表示部に回動自在に蝶着する蝶着部を備え、前記収
    納部に収納される前記表示部の表示面を覆って保護する
    蓋とを具備することを特徴とする電子機器。
  4. 【請求項4】 前記蓋は、透明な部材よりなり、 前記リンクアームと前記本体がなす角度を検出する検出
    手段と、 この検出手段の検出角度に応じて、前記表示部の視野角
    を制御する視野角制御手段とを備えることを特徴とする
    請求項3に記載の電子機器。
  5. 【請求項5】 前記蓋は、閉じた状態において、前記表
    示部の表示面に対して、多層に平行積層した透明部材よ
    りなり、この積層した各透明部材の少なくとも一端を前
    記表示面に対して傾斜させたことを特徴とする請求項1
    に記載の電子機器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006162871A (ja) * 2004-12-06 2006-06-22 Sanyo Electric Co Ltd 電子表示装置
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