JP2006162871A - 電子表示装置 - Google Patents

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Tatsuo Koga
達雄 古賀
Tomoji Yamamoto
友二 山本
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Abstract

【課題】 ケース12の置き場所がないところであっても、比較的長い時間、ケースを把持しながら視聴すること。
【解決手段】 折りたたみ式のケース12と、この折りたたみ式のケース12の内部に収容される板状の電子表示媒体14と、ケース12を開いた際に、電子表示媒体14の表示面14aを使用者の正面に臨ませるように、電子表示媒体14とケース12とを相対的に変位可能に連結する連結機構20とを備えている。ケース12を開いて電子表示媒体としての液晶表示パネル14aを開放した際、連結機構20によって、液晶表示パネル14aの表示面が使用者の正面に臨むので、使用者は、ケース12を書籍のように開いて把持したときに、液晶表示パネル14aを最も視認しやすい姿勢に維持することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は電子表示装置に関し、特に液晶表示パネルを好適に採用することのできる電子表示装置に関する。
マルチメディア時代を迎え、液晶ディスプレイを用いた電子表示装置の普及が進んでいる。一般的な電子表示装置は、ノートブックパソコンと呼称されているものと同様の形態であり、本体と、本体に枢着されて本体の上面を開閉するカバーと、このカバーの内面(本体に臨む面)に取り付けられた電子表示媒体とを有している。
また、特許文献1には、冊子状に複数の電子表示媒体を束ねた構成が開示されている。
特開2003−58081号公報
ノートブック式の表示装置や一般的な折りたたみ式の表示装置では、ケースの面に沿って電子表示媒体が設けられているので、装置全体を把持した状態で画像を視聴する際に、電子表示媒体を見やすい角度でケースを把持することが困難であった。そのため、装置を載置する場所がない状態での長時間の視聴は、使用者にとって不便なものとなっていた。特に、電子表示媒体をLCDで具体化する場合、僅かな角度の変化で視認性が大きく変わるため、先行技術に係る電子表示装置では、使用者が不自然な姿勢で装置を把持する必要があった。
本発明は前記課題に鑑みてなされたものであり、ケースの置き場所がないところであっても、比較的長い時間、ケースを把持しながら視聴することのできる電子表示装置を提供することを課題としている。
前記課題を解決するために、本発明は、電子的情報を表示する電子表示媒体と、この電子表示媒体を内部に収容する閉蓋姿勢と電子表示媒体を視認可能に開放する開放姿勢との間で変位する折りたたみ式のケースと、ケースを開いた際に、電子表示媒体の表示面を使用者の正面に臨ませるように、電子表示媒体とケースとを相対的に変位可能に連結する連結機構とを備えていることを特徴とする電子表示装置である。
この態様では、ケースを開いて電子表示媒体を開放した際、連結機構によって、電子表示媒体の表示面が使用者の正面に臨むので、使用者は、ケースを書籍のように開いて把持したときに、電子表示媒体を最も視認しやすい姿勢に維持することができる。また、折りたたみ式のケースを採用し、このケース内に電子表示媒体を収容する構成を採用しているので、電子表示媒体をケースによって保護することが可能になる。電子表示媒体としては、液晶表示パネルで具体化することが好ましい。また、液晶表示パネルは、外力によって操作することのできるタッチパネル式のものであることが好ましい。その場合には、操作部をケースに設ける必要がなくなる。
好ましい態様において、前記連結機構は、開放姿勢にあるケースの長手方向途中部に電子表示媒体を止定する止定手段を有している。
この態様では、電子表示媒体を開放姿勢のままロックすることができるので、より一層、開放姿勢での把持が容易になる。加えて、開放姿勢にあるケースの長手方向途中部から、ヒンジと反対側の部位が電子表示媒体の遮蔽フードを構成することになる。このため、外光を遮断することができる他、他人ののぞき見をも防止することが可能になる。
好ましい態様において、前記ケースは、ヒンジを介して開放姿勢と閉蓋姿勢との間で変位する一対のケース片を有している。
この態様では、ヒンジを用いた簡素な構成で、本体の開閉機構を構成することが可能になる。
好ましい態様において、前記ケース片は、一方のみが電装品を収容する矩形の本体であり、他方がカバーである。
この態様では、ケースが電装品を収容する本体を有しているので、配線構造が簡素化する。
別の好ましい態様において、前記連結機構は、各ケース片のそれぞれに形成されたレール部材と、このレール部材に沿って往復移動可能に連結され、前記電子表示媒体に取り付けられる可動体とを有し、一方のケース片の可動体と他方のケース片の可動体とを互いに逆向きに移動させるようにレール部材が構成されている。
この態様では、一対のレール部材でリンクを構成して電子表示媒体を開放姿勢と閉蓋姿勢との間で変位させることが可能になる。また、レール部材によって電子表示媒体をケースに連結しているので、当該ケースの開度を大きく(例えば60°以上に)設定することが可能になる。
別の好ましい態様において、前記連結機構は、可動体を遮蔽する遮蔽部を有している。
この態様では、遮蔽部によって、使用者が可動体に接するのを阻止できる。
別の好ましい態様において、前記連結機構は、電子表示媒体の幅方向一端部分に設けられ、当該電子表示媒体を一方のケース片に軸支する回動軸と、電子表示媒体の幅方向他端部分に設けられた係止部材と、他方のケース片に設けられ、前記係止部材を受けることにより当該電子表示媒体を開放姿勢に維持するロック部材とを備えている。
この態様では、簡素な機構で連結機構を構成することが可能になる。また、ロック部材を有しているので、本体、ケース、および電子表示媒体が3角形状に止定され、開放姿勢にある装置を安定させることが可能になる。
別の好ましい態様において、前記係止部材は、軸状の部材であり、前記ロック部材は、当該係止部材を着脱自在に把持する金属製の弾性部材である。
この態様では、より簡素で廉価な構成で係止部材、ロック部材を実施することが可能になる。
以上説明したように、本発明によれば、ケースを開いて電子表示媒体を開放した際、連結機構によって、電子表示媒体の表示面が使用者の正面に臨むので、使用者は、ケースを書籍のように開いて把持したときに、電子表示媒体を最も視認しやすい姿勢に維持することができるという顕著な効果を奏する。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好ましい実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施の一形態に係る表示装置10の外観斜視図であり、図2、図3は、図1の実施形態に係る表示装置10の平面略図である。
これらの図を参照して、図示の表示装置10は、携帯型映像再生装置として具体化されたものであり、ケース12と、電子表示媒体としてのLCDユニット14と、LCDユニット14をケース12に連結するための連結機構20とを有している。
ケース12は、電装ユニット16および電池17を収容する本体12aと、本体12aを覆うカバー12bと、本体12aとカバー12bとを連結するヒンジ12cとを有している。この本体12aとカバー12bは、本発明のケース片の具体例である。
本体12aは、概ね矩形の板金成型品である。本体12aの内部は、仕切板12dによって、平面でみて内側の室S1と、外側の室S2とに間仕切られている。内側の室S1は、カバー12bに向かって開く凹部12eで形成されている。凹部12eは、LCDユニット14および連結機構20の一部が収容可能に構成されている。また、外側の室S2には、電装ユニット16が収容されている。前記仕切板12dには、図略の挿通孔が形成されており、この挿通孔を通して、電装ユニット16とLCDユニット14を接続するフレキシブルフラットケーブル18が設けられており、このフレキシブルフラットケーブル18によって、LCDユニット14の液晶表示パネル14aと、電装ユニット16との電気的な接続が図られている。
カバー12bは、本体12aと内寸法が等しく設定された箱体であり、その内面(本体12aに臨んでいる面)には、凹部12fが形成されている。凹部12fは、LCDユニット14および連結機構20を収容するためものものであり、その諸元は、本体12aの凹部12eと同等に設定されている。
ヒンジ12cは、本体12aおよびカバー12bの一端部に設けられ、本体12aに対しカバー12bを所定角度(例えば、本体12aとカバー12bとが接合している状態から90°)回動できるように設定されている。なお、具体的には図示していないが、このヒンジ12cには、開閉動作によって接続状態を切換える開閉検出スイッチが内蔵されており、ケース12が開いたときに、回路を閉じて、電装ユニット16が給電されるように構成されている。
次に、LCDユニット14は、矩形の液晶表示パネル14aと、この液晶表示パネル14aを保持する取付枠14bとを有している。図示の実施形態において、液晶表示パネル14aは、外圧による位置情報を検出することによって、操作部としての機能を奏する感圧式または静電式のタッチパネルである。取付枠14bは、樹脂成型品であり、正面に液晶表示パネル14aを担持している。LCDユニット14は、本発明の電子表示媒体の具体例である。また、液晶表示パネル14aは、本発明の表示面の具体例である。
次に、連結機構20は、本体12aの凹部12eに嵌合する第1のフレーム体21と、カバー12bの凹部12fに嵌合する第2のフレーム体22と、各フレーム体21、22に設けられ、前記LCDユニット14の幅方向の端部を対応するフレーム体21にリンクするピン23、24を備えている。なお図1〜図3におけるフレーム体21、22は、簡略化して細部を省略している。
図4は図1の実施形態に係る表示装置10の要部を示す断面部分略図である。
同図を参照して、フレーム体21は、本体12aの凹部12eの内奥部に接合する背板21aと、この背板21aの上下から水平に屈曲して本体12aの長手方向に延びる一対のフランジ21bとを有している。各フランジ21bには、長孔21cが形成されている。ピン23は、かしめ加工によって、上下に離脱不能且つ長孔21cの長手方向に往復移動可能に連結されている。このピン23は、組付時において、前記LCDユニット14を構成する取付枠14bの一方の端部を貫通し、LCDユニット14の端部を相対回動自在に支持している。各フランジ21bの両側には、リブ21dが延設されており、これらリブ21dが組付時において、ピン23の頭部23aを凹部12e内に遮蔽するように構成されている。
他方、カバー12bに取り付けられるフレーム体22は、カバー12bの凹部12fの内奥部に接合する背板22aと、この背板22aの上下から水平に屈曲してカバー12bの長手方向に延びる一対のフランジ22bとを有している。各フランジ22bには、長孔22cが形成されている。ピン24は、かしめ加工によって、上下に離脱不能且つ長孔22cの長手方向に往復移動可能に連結されている。このピン24は、組付時において、前記LCDユニット14を構成する取付枠14bの他方の端部を貫通し、LCDユニット14の他方の端部を相対回動自在に支持している。各フランジ22bの両側には、リブ22dが延設されており、これらリブ22dが組付時において、ピン24の頭部24aを凹部12f内に遮蔽するように構成されている。
図1〜図3に示すように、一方のフレーム体21のフランジ21bに形成された長孔21cと、他方のフレーム体22のフランジ22bに形成された長孔22cは、それぞれケース12の長手方向にずれているとともに、長さも変更されている。図2の閉蓋姿勢から図1、図3の開放状態に変位する際には、本体12aのフレーム体21に連結されているピン23が、図2に示す本体12aの自由端側の位置から基端側へ変位するとともに、カバー12bのフレーム体22に連結されているピン24が、図2に示すカバー12bの基端側の位置から自由端側へ変位することにより達成され、また、これと逆向きの方向に各ピン23、24が移動することにより、図1、図3の開放状態から図2の閉蓋姿勢に変位することが可能になる。
さらに、図2の矢印Pで示すように、閉蓋姿勢にあるケース12の長孔21cの基端側と長孔22cの自由端側とは、何れもケース12の長手方向途中部において、当該ケース12の厚さ方向に対向している。これにより開放姿勢にあるケース12のLCDユニット14は、ケース12の長手方向途中部に止定されることになる。この結果、本体12aおよびカバー12bは、長手方向途中部(矢印Pで示された位置)から、ヒンジ12cと反対側の部位P1、P2がLCDユニット14の遮蔽フードを構成することになる。
本実施形態において、ピン23、24は、本発明の可動体の具体例である。また、フレーム体21、22の各フランジ21b、22bは、本発明のレール部材の具体例である。さらに、各フランジ21b、22bに設けられたリブ21d、22dは、本発明の遮蔽部の一例である。さらに、前記ピン23、24並びにこれらピン23、24を摺動自在に嵌合させる長孔21c、22cが、本発明の止定手段の具体例を構成する。
図5は図1の実施形態に係る電装ユニットのブロック図である。
図2および図3並びに図5を参照して、電装ユニット16および電池17は、本体12aの外側に設けられた室S2内に収容される基板160と、この基板160に構成されるバス16aに接続されるCPU161、ハードディスク162、デコーダ163、インターフェース164、および開閉検出スイッチ165を有している。
前記CPU161およびデコーダ163には、フレキシブルフラットケーブル18の分岐線18a、18bが接続されており、このフレキシブルフラットケーブル18を介して、前記CPU161およびデコーダ163に対して、LCDユニット14の液晶表示パネル14aが電気的に接続されている。上述したように、液晶表示パネル14aは、感圧式または静電式のパネルを有し、外圧による位置情報を検出することによって、操作部としての機能を奏するタッチパネル式のものであり、GUIによって表示される操作部14cにより、電装ユニット16のCPU161に制御信号を入力することが可能に構成されている。
CPU161は、前記基板160に接続されている図略のメモリやハードディスク162に記憶されているプログラムによって、操作部14cの表示制御や、操作部14cの操作に基づく動作を行うことができるようになっている。
ハードディスク162は、上述のプログラムの他、前記液晶表示パネル14aに表示されるコンテンツ(圧縮データ)を記憶するための媒体である。前記コンテンツは、例えばMPEG方式によって圧縮された状態で記憶され、デコーダ163によって復号化される。
デコーダ163は、CPU161の命令に基づいて、ハードディスク162に記憶されたコンテンツを復号し、液晶表示パネル14aによって表示するためのものである。
インターフェース164は、表示装置10を外部機器と接続するためのものであり、例えば、IEEE規格のポートやUSBポートで具体化されている。これらのポートを用いて、ハードディスク162にコンテンツを提供したり、電池17に給電するためのクレードル(ハードディスク装置付給電装置)との接続が可能になっている。また、具体的には図示していないが、このインターフェース164は、ヘッドホンと接続するためのヘッドホンジャック、スピーカと接続するためのスピーカジャック、マイクと接続するためのマイクジャックを備えていてもよい。
開閉検出スイッチ165は、ヒンジ12cに内蔵されて、カバー12bの開閉状態を検出するためのものである。なお、開閉検出スイッチ165は、この例に限らず、例えば市販のリミットスイッチで具体化してもよい。
電池17は、充電式のものが好適に利用される。この電池17への給電は、前記インターフェース164に接続される外部機器によって行うことが可能である。
以上の構成によれば、ケース12を開いて電子表示媒体としての液晶表示パネル14aを図1、図3に示すように開放した際、連結機構20によって、液晶表示パネル14aの表示面が使用者の正面に臨むので、使用者は、ケース12を書籍のように開いて把持したときに、液晶表示パネル14aを最も視認しやすい姿勢に維持することができる。このため、本実施形態では、表示装置10を載置する場所がない場合であっても、比較的楽な姿勢で長時間、視聴し続けることが可能になる。
このように、本実施形態においては、ケース12を開いてLCDユニット14を開放した際、連結機構20によって、LCDユニット14の表示面が使用者の正面に臨むので、使用者は、ケースを書籍のように開いて把持したときに、LCDユニット14を最も視認しやすい姿勢に維持することができるという顕著な効果を奏する。
また、図2から明らかなように、折りたたみ式のケース12を採用し、このケース12内に液晶表示パネル14aを収容する構成を採用しているので、液晶表示パネル14aをケース12によって保護することが可能になる。
また、本実施形態において、前記ケース12は、ヒンジ12cを介して本体12aとカバー12bとを連結しているので、ヒンジ12cを用いた簡素な構成で、本体12aの開閉機構を構成することが可能になる。
さらに本実施形態において、前記ケース12は、電装ユニット16で具体化される電装品を収容する矩形の本体12aを備えているので、配線構造が簡素化する。
さらに本実施形態において、連結機構20は、開放姿勢にあるケース12の長手方向途中部に液晶表示パネル14aを止定する止定手段としてのピン23、24並びに長孔21c、22cを有している。そのため、本実施形態では、LCDユニット14を開放姿勢(図1、図3参照)のままトグル状にロックすることができるので、より一層、開放姿勢での把持が容易になる。また、開放姿勢にあるケースの長手方向途中部から、ヒンジ12cと反対側の部位P1、P2(図1、図3参照)が液晶表示パネル14aの遮蔽フードを構成することになるので、外光を遮断することができる他、他人ののぞき見をも防止することが可能になる。
また、本実施形態では、連結機構20は、本体12aとカバー12bとにそれぞれ形成されたレール部材としての長孔21c、22cを有するフランジ21b、22bと、長孔21c、22cを有するフランジ21b、22bに沿って往復移動可能に連結され、LCDユニット14に取り付けられる可動体としてのピン23、24とを有し、本体12a側のピン23、24とカバー12b側のピン23、24とを互いに逆向きに移動させるように長孔21c、22cを有するフランジ21b、22bが構成されている。
このため本実施形態では、一対のフランジ21b、22bでリンクを構成し、本体12aに形成された長孔21cを当該本体12aの自由端側に配置し、ケース12に形成された長孔22cを当該ケース12の基端側に配置することと相俟って、トグル状にLCDユニット14を開放姿勢と閉蓋姿勢との間で変位させることが可能になる。また、長孔21c、22cを有するフランジ21b、22bによってLCDユニット14をケース12に連結しているので、当該ケースの本体12aとカバー12bの開度を60°よりも大きく設定することが可能になる。
また、本実施形態では、連結機構20は、ピン23、24を遮蔽する遮蔽部としてのリブ21d、22dを有している。このため本実施形態では、リブ21d、22dによって、使用者がピン23、24に接するのを阻止できる。
上述した実施形態は、本発明の好ましい具体例を例示したものに過ぎず、本発明は上述した実施形態に限定されない。
図6は本発明の別の実施の形態に係る表示装置10の外観構成を示す斜視図であり、図7は同表示装置10の平面略図、図8は同表示装置10の使用状態を示す斜視図、図9は同表示装置10の開放姿勢の状態を示す平面略図である。なお、以下の説明では、図1から図5の実施形態と同等の部材には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
これらの図を参照して、この実施形態に係る表示装置10では、ケース12を構成する本体12aの自由端側にLCDユニット14の幅方向一端部を回動軸30により枢支している。これにより、LCDユニット14は、回動軸30を中心に回動自在に本体12aに連結され、当該本体12aの凹部12e内に収容される収容姿勢(図7参照)と凹部12eから自由端側が突出する突出姿勢(図8参照)との間で変位可能になっている。
LCDユニット14の取付枠14bには、当該自由端の上下両側に係止軸31が設けられている。この係止軸31に対応して、本体12aの凹部12e内には、収容姿勢にあるLCDユニット14の係止軸31を弾性的に把持する金属製の弾性クリップ32が設けられており、収容姿勢において、LCDユニット14は、本体12a側から不用意に突出姿勢に変位しないように構成されている。なお、図示の実施形態では、収容姿勢にあるLCDユニット14を使用者が容易に突出姿勢に変位させるために、凹部12eの基端側部分に窪み部12gを形成している。
他方、ケース12のカバー12bに形成された凹部12fには、LCDユニット14の係止軸31を把持することにより、LCDユニット14を開放姿勢(図9参照)に着脱自在に把持するための一対の弾性クリップ33が設けられている。これら弾性クリップ33は、図示の実施形態において、回動軸30と協働し、ケース12の長手方向途中部にLCDユニット14を止定する止定手段を構成している。
各弾性クリップ32、33は、板金部材を平面視C字形に湾曲させ、その両端部分を窪ませることにより、係止軸31を弾性的に内奥側で着脱自在に把持するように構成されている。この実施形態では、前記回動軸30が本発明の連結機構の具体例を構成している。また、LCDユニット14に設けた係止軸31並びにこれら係止軸31を受けるためにカバー12bに設けた一対の弾性クリップ33が、本発明の係止手段並びにロック部材の具体例を構成している。
この構成では、図6および図7に示す閉蓋姿勢にある表示装置10を開き、さらに、収容姿勢にあるLCDユニット14を図8に示す突出姿勢に変位させた後、LCDユニット14の係止軸31をケース12bの弾性クリップ33に係止することにより、LCDユニット14を開放姿勢にロックすることが可能になる。これにより、本実施形態においても、図1の実施形態と概ね同様の作用効果を奏することが可能になる。
しかも、本実施形態では、回動軸30によって、LCDユニット14をケース12に連結しているので、簡素な機構で連結機構20を構成することが可能になる。また、係止部材としての弾性クリップ33が止定手段をも構成しているので、本体12a、ケース12、およびLCDユニット14が3角形状に止定され、開放姿勢にある装置を安定させることが可能になる。
また、本実施形態では、係止部材が軸状の係止軸31であり、ロック部材が当該係止軸31を着脱自在に把持する金属製の弾性クリップ33であるから、より簡素で廉価な構成で係止部材、ロック部材を実施することが可能になる。
この実施形態では、LCDユニット14を本体12aに取り付けているが、フレキシブルフラットケーブル18の配線が可能であるときには、前記回動軸30をケース12側に設けて、LCDユニット14をケース12b側に取り付けてもよい。
また、本体12a、ケース12bの配置が左右逆向きになっていてもよい。
さらに上述した実施形態では、携帯型映像再生装置として具体化されたものを例示しているが、本発明は携帯型映像装置に限らず、携帯型情報端末PDAにも同様に適用が可能である。
その他、本発明の特許請求の範囲内で種々の変更が可能であることはいうまでもない。
本発明の実施の一形態に係る表示装置の外観斜視図である。 図1の実施形態に係る表示装置の平面略図である。 図1の実施形態に係る表示装置の平面略図である。 図1の実施形態に係る表示装置の要部を示す断面部分略図である。 図1の実施形態に係る電装ユニットのブロック図である。 本発明の別の実施の形態に係る表示装置の外観構成を示す斜視図である。 同表示装置の平面略図である。 同表示装置の使用状態を示す斜視図である。 同表示装置の開放姿勢の状態を示す平面略図である。
符号の説明
10 表示装置
12 ケース
12a 本体
12b ケース
14 LCDユニット(電子表示媒体の一例)
14a 液晶表示パネル(表示面の一例)
16 電装ユニット
20 連結機構
21、22 フレーム体
21b、22b フランジ(レール部材、止定手段の一例)
21d、22d リブ(遮蔽部の一例)
21c、22c 長孔(レール部材、止定手段の一例)
23、24 ピン(可動体の一例)
30 回動軸
31 係止軸(係止部材の一例)
33 弾性クリップ(止定手段、ロック部材の一例)

Claims (8)

  1. 電子的情報を表示する電子表示媒体と、
    この電子表示媒体を内部に収容する閉蓋姿勢と電子表示媒体を視認可能に開放する開放姿勢との間で変位する折りたたみ式のケースと、
    ケースを開いた際に、電子表示媒体の表示面を使用者の正面に臨ませるように、電子表示媒体とケースとを相対的に変位可能に連結する連結機構と
    を備えていることを特徴とする電子表示装置。
  2. 請求項1記載の電子表示装置において、
    前記連結機構は、開放姿勢にあるケースの長手方向途中部に電子表示媒体を止定する止定手段を有していることを特徴とする電子表示装置。
  3. 請求項2記載の電子表示装置において、
    前記ケースは、ヒンジを介して開放姿勢と閉蓋姿勢との間で変位する一対のケース片を有していることを特徴とする電子表示装置。
  4. 請求項3記載の電子表示装置において、
    前記ケース片は、一方のみが電装品を収容する矩形の本体であり、他方がカバーであることを特徴とする電子表示装置。
  5. 請求項3または4記載の電子表示装置において、
    前記連結機構は、各ケース片のそれぞれに形成されたレール部材と、このレール部材に沿って往復移動可能に連結され、前記電子表示媒体に取り付けられる可動体とを有し、一方のケース片の可動体と他方のケース片の可動体とを互いに逆向きに移動させるようにレール部材が構成されていることを特徴とする電子表示装置。
  6. 請求項5記載の電子表示装置において、
    前記連結機構は、可動体を遮蔽する遮蔽部を有していることを特徴とする電子表示装置。
  7. 請求項3または4記載の電子表示装置において、
    前記連結機構は、電子表示媒体の幅方向一端部分に設けられ、当該電子表示媒体を一方のケース片に軸支する回動軸と、電子表示媒体の幅方向他端部分に設けられた係止部材と、他方のケース片に設けられ、前記係止部材を受けることにより当該電子表示媒体を開放姿勢に維持するロック部材とを備えていることを特徴とする電子表示装置。
  8. 請求項7記載の電子表示装置において、
    前記係止部材は、軸状の部材であり、前記ロック部材は、当該係止部材を着脱自在に把持する金属製の弾性部材であることを特徴とする電子表示装置。
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