JP2002132385A - 携帯型パーソナルコンピュータ - Google Patents

携帯型パーソナルコンピュータ

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JP2002132385A
JP2002132385A JP2000327366A JP2000327366A JP2002132385A JP 2002132385 A JP2002132385 A JP 2002132385A JP 2000327366 A JP2000327366 A JP 2000327366A JP 2000327366 A JP2000327366 A JP 2000327366A JP 2002132385 A JP2002132385 A JP 2002132385A
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angle
screen
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display unit
personal computer
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Yukio Kanamaru
幸雄 金丸
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本体と画面表示部とが一体型の携帯型パソコ
ンであって、画面表示部の開閉角度に連動して、一つの
操作で画面の表示方向を変えられるようにする。 【解決手段】 操作者が通常の使用を行う時は、画面表
示部2の開閉角度、つまりヒンジ3の角度は一定角度以
下であり、その角度判定信号S2がヒンジ3から表示制御
部4へ送信される。すると、表示制御部4は、ヒンジ3
の角度が一定角度以下である旨の角度判定信号S2に基づ
いて、画面表示部2の画面を正方向(つまり、操作者が
画面を見る向き)に表示させる。次に、操作者と向かい
合う被説明者に画面を提示する場合は、画面表示部2の
開閉角度、つまりヒンジ3の角度は一定角度以上である
ので、所定の開閉角度以上である旨の角度判定信号S2
が、ヒンジ3から表示制御部4へ送信され、画面表示部
2の画面を逆方向に表示させる。これによって、対向側
にいる被説明者から正常方向で画面を見ることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯型パーソナル
コンピュータ(以下、携帯型パソコン)の画面表示の方
法に関し、特に、使用状態に応じて画面の表示方向が変
えられる携帯型パソコンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯型パソコンは、モバイルコンピュー
タとして手軽に持ち歩いて外出先で使用したり、オフィ
スや家庭内の不特定な場所で使用するのに便利である。
このような携帯型パソコンは、例えば、外出先で顧客と
商談するときなど、パソコン上の画面を顧客に見せなが
ら説明を行う場面も多い。また、オフィスなどにおいて
も携帯型パソコンに情報を入力した後に、相手にパソコ
ン上の画面を提示することも多く行われている。このよ
うに、携帯型パソコンを用いて説明時に画面を表示する
場合に、画面の表示方向を上下反転する表示システムが
知られている。例えば、パソコン上の画面を上下反転す
る表示システムとして、携帯型パソコンのキーボードの
特定ボタンを押下して画面の表示方向を切り替えたり、
画面表示切り替え用のソフトウェアを実行して表示方向
を切り替えるなどの方法が行われている。
【0003】また、特開平11-296259号公報などには、
表示パネルと本体とを切り離すことの出きる携帯型パソ
コンにおいて、表示パネルの設置状態を検知するセンサ
を設け、表示パネルの設置方向に応じて画面の表示方向
を天地逆転できる携帯型パソコンが開示されている。こ
の技術によれば、本体から表示パネルを任意に取り外し
て顧客に画面を提示しながら所望の情報を入力すること
もできるし、本体から表示パネルを任意に取り外して、
この表示パネルを逆V字型に設置し、いわゆるデスクト
ップ型の配置で画面を見ながら入力操作を行うこともで
きる。当然、この場合の画面の表示方向は、表示パネル
が本体と一体になっているときに対して上下反転されて
いる。また、本体から表示パネルを取り外したときは、
光通信あるいはケーブルの何れかによってデータ送信を
行うことができるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように、キーボードの特定ボタンを押下したり、ソフト
ウェアを実行させて画面の表示方向を切り替える方法で
は、表示画面の角度を検知する手段がないため、反対側
にいる被説明者に対して見やすくするためには、表示パ
ネルを見やすい角度に変え、さらに表示画面の上下反転
の切り替えを行うという二重の操作が必要であり、使い
勝手があまりよくない。また、特開平11-296259号公報
の技術においては、表示パネルを本体から取り外して使
用したときに、使用環境に合わせて画面の表示方向を上
下反転できるようにしたものである。したがって、本体
と表示パネルを分離型にしているために、携帯型パソコ
ンの構造が複雑になったり、本体と表示パネルとの通信
に光通信を用いるために回路構成が複雑になるなどし
て、携帯型パソコンそのものをコストアップさせる要因
となる。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、本体と表示パネル(以下、画
面表示部という)とが一体型の携帯型パソコンであっ
て、画面表示部の開閉角度に連動して、一つの操作のみ
で画面の表示方向を変えることのできる携帯型パソコン
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の携帯型パソコンは、情報処理を行う本体
と、本体に分離不可能に付設され、本体からの情報に基
づいて画面の表示を行う画面表示部とを備え、画面表示
部が、本体に対して回動自在に構成された携帯型パソコ
ンにおいて、画面表示部が、本体に対する回動角度に応
じて画面の表示方向を変更することを特徴とする。
【0007】すなわち、本発明の携帯型パソコンによれ
ば、画面表示部の傾きを変更することによって、他には
一切の操作を行うことなく、表示画面を見る人の環境に
合わせて、画面を正方向に表示させたり上下反転して逆
方向に表示させることができる。これにより、通常の一
人でパソコンを使用する時には、正方向の画面表示とし
て使用することができるし、パソコンの表示画面を使っ
て他人に対して説明する時などには、画面表示部を傾け
る操作だけで、対向面から見ている人に対して見やすい
画面の表示を行うことができる。
【0008】また、本発明の携帯型パソコンは、前記発
明において、本体と画面表示部とは回動可能な連結手段
によって一体化され、この連結手段が画面表示部の回動
角度を検出する角度センサを備え、画面表示部が、角度
センサの角度情報に基づいて画面の表示方向を変更する
ことを特徴とする。つまり、本体と画面表示部とが一体
型の携帯型パソコンであって、角度センサが、画面表示
部の回動角度、すなわち画面表示部の本体に対する開き
角度を検出して、画面表示部の開き角度の大きさに応じ
て、画面の表示方向を変更する。したがって、常に、画
面表示部を見る人の環境に最適な表示方向で画面を表示
させることができる。
【0009】また、本発明の携帯型パソコンは、前記発
明において、本体が、角度センサからの角度情報を受信
して画面表示部の画面の表示方向を変更制御する表示制
御手段を備え、画面表示部が、表示制御手段からの情報
に基づいて画面の表示方向を変更することを特徴とす
る。さらに、本発明の携帯型パソコンは、前記発明にお
いて、本体が、角度センサから表示制御手段への角度情
報の送信/遮断を行う切り替え手段を備え、この切り替
え手段が、角度センサから表示制御手段への角度情報の
遮断を行ったときは、画面表示部は、回動角度の如何に
拘わらず画面の表示方向を変更しないことを特徴とす
る。
【0010】すなわち、本発明の携帯型パソコンによれ
ば、角度情報の送信/遮断を行う切り替え手段を設け、
この切り替え手段を操作することによって、画面表示部
が所定の角度以上に開いているときに、画面表示部の画
面を逆方向に表示させることもできるし、正方向に表示
させることもできる。このようにして、必要に応じて操
作者が使いやすい表示状態にすることもできる。
【0011】また、本発明の携帯型パソコンにおける画
面表示部への具体的な表示方法としては、角度センサか
らの角度情報が、本体に対する画面表示部の開き角度と
して、90度を中心とした所望の角度範囲にあるとき
は、画面表示部は、画面の表示方向を本体側から見て正
方向に表示させ、ほぼ180度の角度にあるときは、画
面表示部は、画面の表示方向を本体側から見て逆方向に
表示させる。
【0012】つまり、画面表示部の本体に対する開き角
度が、ほぼ90度ぐらいから120度ぐらいのときは、
操作者が画面を見ながら操作している環境にあるので、
本体側から見て画面表示部の正方向に画面を表示させ
る。また、画面表示部の本体に対する開き角度がほぼ1
80度のときは、画面表示部を机上に開いて向かい合っ
ている相手に画面を提示している状態にあるので、本体
側から見て画面表示部の逆方向に画面を表示させる。
【0013】また、本発明の携帯型パソコンにおける画
面表示部への具体的な表示方法として、角度センサから
の角度情報が、本体に対する前記画面表示部の開き角度
として、180度を越えたときは、画面表示部は、画面
の表示方向を本体側から見て逆方向に表示させることを
特徴とする。
【0014】つまり、本発明の携帯型パソコンをデスク
トップのように配置するために、画面表示部を180度
より大きく開いて、携帯型パソコンを逆V字型に立てて
被説明者に画面を提示することもできる。勿論、その場
合は画面は逆方向で表示されているので、被説明者は画
面を自然の状態で見ることができる。
【0015】また、本発明の携帯型パソコンにおいて、
角度情報の送信/遮断を行う切り替え手段を設けた場合
は、切り替え手段が、角度センサから表示制御手段への
角度情報の送信を行ったときは、角度センサからの角度
情報が、本体に対する画面表示部の開き角度として、9
0度を中心とした所望の角度範囲にあるときは、画面表
示部は、画面の表示方向を本体側から見て正方向に表示
させ、ほぼ180度の角度にあるときは、画面表示部
は、画面の表示方向を本体側から見て逆方向に表示させ
ることを特徴とする。
【0016】さらに、本発明の携帯型パソコンにおい
て、角度情報の送信/遮断を行う切り替え手段を設けた
場合において、切り替え手段が、角度センサから表示制
御手段への角度情報の送信を行ったときは、角度センサ
からの角度情報が、本体に対する画面表示部の開き角度
として、180度を越えたときは、画面表示部は、画面
の表示方向を本体側から見て逆方向に表示させることを
特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明にお
ける携帯型パソコンの実施の形態を、ノート型パソコン
を例に挙げて詳細に説明する。本発明のノート型パソコ
ンは、画面表示部の傾きに連動して、画面の表示方向を
正方向/逆方向に上下回転できる機能を設けたことを特
徴としている。図1は、本発明の第1の実施の形態にお
けるノート型パソコンを側面から見た概念図であり、先
ず、この図を用いて、本発明のノート型パソコンにおけ
る第1の実施の形態の画面表示方法について説明する。
【0018】図1において、ノート型パソコンは、パソ
コン全体の制御機能を実行し情報処理を行う本体1と、
本体1からの指令に基づいて画面を表示する画面表示部
2と、本体1に対して画面表示部2の開閉角度を変える
ためのヒンジ3と、本体1に内蔵され、画面表示部2の
表示状態を可変制御する表示制御部4とによって構成さ
れている。このような構成により、画面表示部2が、ヒ
ンジ3の回動によって、本体1に対して所定の角度を回
転できるようになっている。
【0019】また、本体1に内蔵された表示制御部4か
ら画面表示部2に対して、表示用信号S1が送信されるよ
うに構成されている。さらに、表示制御部4は、ヒンジ
3に付設された図示しない角度センサから、ヒンジ3の
開閉角度、つまり画面表示部2の開閉角度を示す角度判
定信号S2を受信するように構成されている。この角度判
定信号S2は、ヒンジ3の開閉角度が一定以上の角度にな
っているか否かを示した信号として表示制御部4に入力
される。
【0020】また、表示制御部4は、ヒンジ3からの角
度判定信号S2を受信して、ヒンジ3の開閉角度が所定の
値より小さいときは、画面表示部2の表示画面を正方向
に表示させるような表示用信号S1を画面表示部2に送信
し、ヒンジ3の開閉角度が所定の値より大きいときは、
画面表示部2の表示画面を上下回転して、逆方向に表示
させるような表示用信号S1を画面表示部2に送信する。
【0021】次に、図1に示すノート型パソコンにおけ
る画面表示操作について説明する。画面表示部2は、ヒ
ンジ3によって任意に開閉角度を変更できるようになっ
ており、ヒンジ3に内蔵された角度センサ(図示せず)
によって、ヒンジ3の開閉角度が一定角度以上になって
いるか否かが検出される。このとき、ヒンジ3の開閉角
度が一定角度以上か以下かを判定する角度判定信号S2
が、ヒンジ3から表示制御部4へ送信される。また、表
示制御部4は、画面を表示させるための表示用信号S1を
画面表示部1に対して送信する。
【0022】操作者が通常の使用を行う時は、操作者が
画面表示部2を見やすい角度、すなわち画面表示部2を
ある程度立てて本体1のキーボードを操作する。この
時、ヒンジ3の開閉角度は一定角度以下となり、所定の
開閉角度以下である旨の角度判定信号S2が、ヒンジ3か
ら表示制御部4へ送信される。これにより、表示制御部
4は、ヒンジ3の開閉角度が一定角度以下である旨の角
度判定信号S2に基づいて、正方向(つまり、操作者が画
面を見る向き)に画面を表示するように表示用信号S1を
制御し、この表示用信号S1を画面表示部2に送信する。
これによって、画面表示部2には正方向に画面が表示さ
れ、操作者は通常の状態で画面を見ることができる。
【0023】図2は、図1に示すノート型パソコンの概
念図において、操作者が通常の使用時に画面が表示され
た状態を示すート型パソコンの斜視図である。すなわ
ち、図2を参照して操作者の通常使用状態を説明する
と、通常の使用時は、画面表示部2上に“ABC”とい
う文字列画面が正方向で表示される。
【0024】次に、図1において、画面表示部2の開閉
角度を大きくして、例えば、操作者と向かい合う被説明
者に画面を提示する場合について説明する。この場合
は、ヒンジ3は一定角度以上に開かれるので、所定の開
閉角度以上である旨の角度判定信号S2が、ヒンジ3から
表示制御部4へ送信される。これにより、表示制御部4
は、ヒンジ3の開閉角度が一定角度以上である旨の角度
判定信号S2に基づいて、画面の表示状態を上下に回転す
るように、つまり画面の表示を上下逆転するように、表
示用信号S1を制御する。そして、この表示用信号S1を表
示制御部4から画面表示部2へ送信する。これによっ
て、画面表示部2には逆方向に画面表示され、被説明者
の方向から正常に画面を見ることができる。
【0025】図3は、図1に示すノート型パソコンの概
念図において、操作者が被説明者に画面を提示するとき
の表示状態を示すート型パソコンの斜視図である。図3
を参照して、操作者が被説明者に画面を提示するときの
使用状態を説明する。この場合は、図3に示すように、
ヒンジは一定角度以上開かれているので、画面は上下回
転して表示される。つまり、“ABC”という文字列が
逆向きに表示されている。 このような表示状態によっ
て、パソコン操作側とは反対方向にいる被説明者から自
然の状態で表示画面を見ることができる。尚、上記の説
明において、表示制御部4が画面表示部2へ画面を表示
させる技術は、当業者にとって周知の技術であり、また
本発明とは直接関係ないので、その説明は省略する。
【0026】次に、本発明のノート型パソコンにおける
第2の実施の形態の画面表示方法について説明する。図
4は、本発明の第2の実施の形態におけるノート型パソ
コンを側面から見た概念図である。図4に示す第2の実
施の形態は、図1に示す第1の実施の形態と基本的構成
は同じであるが、表示制御部4へ送信する角度判定信号
S2の送信方法について第1の実施の形態の改良を行って
いる。したがって、重複する説明は省略して、第2の実
施の形態によって追加された機能についてのみ説明す
る。
【0027】すなわち、図4に示す第2の実施の形態で
は、図1に示す第1の実施の形態の構成に加え、切り替
え回路5が追加されている。そして、この切り替え回路
5により、ヒンジ3からの角度判定信号S2を表示制御部
4へ入力するか否かの切り替え制御を行う。これによ
り、画面表示部2を大きく開いてヒンジ3を一定角度以
上に開いた場合でも、画面表示部2の画面が上下回転し
て表示されないようにすることができる。
【0028】つまり、切り替え回路5のスイッチを閉に
したときは、図1の場合と同じであり、画面表示部2が
所定の角度以上に開いているときは、所定の開閉角度以
上である旨の角度判定信号S2が、ヒンジ3から表示制御
部4へ送信される。これにより、表示制御部4は、ヒン
ジ3の開閉角度が一定角度以上である旨の角度判定信号
S2に基づいて、画面の表示状態を上下に回転するよう
に、つまり画面の表示方向を上下逆転するように表示用
信号S1を制御する。これによって、画面表示部2には逆
方向に画面表示され、被説明者の方向から正常に画面を
見ることができる。
【0029】一方、切り替え回路5のスイッチを開にし
たときは、画面表示部2が所定の角度以上に開いている
ときでも、所定の開閉角度以上である旨の角度判定信号
S2は、ヒンジ3から表示制御部4へ送信されない。した
がって、画面表示部2が所定の角度以上に開いていると
きでも、画面表示部2の画面は逆方向に表示されること
なく、正方向に表示された状態となっている。このよう
にして、必要に応じて操作者が使いやすい表示状態にす
ることもできる。
【0030】図5は、図4に示すノート型パソコンの概
念図において、切り替え回路5を開にして画面表示部2
を大きく開いたときの表示状態を示すート型パソコンの
斜視図である。すなわち、図5に示すように、ヒンジ3
の角度(つまり、画面表示部2の角度)が一定ち以上開
かれていても、画面を上下回転しないで正方向で表示さ
せることもできる。
【0031】以上述べた実施の形態は本発明を説明する
ための一例であり、本発明は、上記の実施の形態に限定
されるものではなく、発明の要旨の範囲で種々の変形が
可能である。例えば、上記の第1の実施の形態では、図
3に示すように画面表示部2を本体1に対して180度
開いて被説明者に画面を提示している状態を示している
が、画面表示部2をさらに大きく開いて、ノート型パソ
コンを逆V字型に立てて被説明者に画面を提示すること
もできる。勿論、その場合も画面は逆方向で表示されて
いるので、対向側にいる被説明者は画面を自然の状態で
見ることができる。さらに、上記の各実施の形態はノー
ト型パソコンを例に挙げて説明したが、これに限ること
はなく、サブノート型パソコンやパームトップ型パソコ
ンなどの携帯型パソコンなどにおいても、上記の各実施
の形態を適用することができることはいうまでもない。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の携帯型パ
ソコンの画面表示の方法によれば、画面表示部の傾きを
変えることによって、他には一切の操作を行うことな
く、表示画面を見る人の環境に合わせて、画面を正方向
に表示させたり上下反転して逆方向に表示させることも
できる。これにより、通常の一人でパソコンを使用する
時には、正方向の画面表示として使用することができる
し、パソコンの表示画面を使って他人に対して説明する
時などには、画面表示部を傾ける操作だけで、対向面か
ら見ている人に対して見やすい画面の表示を行うことが
できる。したがって、パソコンを使って相手に説明する
場面などにおいては、説明手順が簡略化できるので、極
めて使い勝手のよい携帯型パソコンを実現することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態におけるノート型
パソコンを側面から見た概念図である。
【図2】 図1に示すノート型パソコンの概念図におい
て、操作者が通常の使用時に画面が表示された状態を示
すノート型パソコンの斜視図である。
【図3】 図1に示すノート型パソコンの概念図におい
て、操作者が被説明者に画面を提示するときの表示状態
を示すノート型パソコンの斜視図である。
【図4】 本発明の第2の実施の形態におけるノート型
パソコンを側面から見た概念図である。
【図5】 図4に示すノート型パソコンの概念図におい
て、切り替え回路5を開にして画面表示部2を大きく開
いたときの表示状態を示すート型パソコンの斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 本体 2 画面表示部 3 ヒンジ 4 表示制御部 5 切り替え回路 S1 表示用信号 S2 角度判定信号

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理を行う本体と、前記本体に分離
    不可能に付設され、該本体からの情報に基づいて画面の
    表示を行う画面表示部とを備え、前記画面表示部が、前
    記本体に対して回動自在に構成された携帯型パーソナル
    コンピュータにおいて、 前記画面表示部が、前記本体に対する回動角度に応じ
    て、画面の表示方向を変更することを特徴とする携帯型
    パーソナルコンピュータ。
  2. 【請求項2】 前記本体と前記画面表示部とは回動可能
    な連結手段によって一体化され、 前記連結手段が 前記画面表示部の回動角度を検出する
    角度センサを備え、 前記画面表示部が、前記角度センサの角度情報に基づい
    て、画面の表示方向を変更することを特徴とする請求項
    1に記載の携帯型パーソナルコンピュータ。
  3. 【請求項3】 前記本体が、前記角度センサからの角度
    情報を受信して前記画面表示部の画面の表示方向を変更
    制御する表示制御手段を備え、 前記画面表示部が、前記表示制御手段からの情報に基づ
    いて画面の表示方向を変更することを特徴とする請求項
    2に記載の携帯型パーソナルコンピュータ。
  4. 【請求項4】 前記本体が、前記角度センサから前記表
    示制御手段への角度情報の送信/遮断を行う切り替え手
    段を備え、 前記切り替え手段が、前記角度センサから前記表示制御
    手段への角度情報の遮断を行ったときは、前記画面表示
    部は、回動角度の如何に拘わらず画面の表示方向を変更
    しないことを特徴とする請求項3に記載の携帯型パーソ
    ナルコンピュータ。
  5. 【請求項5】 前記角度センサからの角度情報が、前記
    本体に対する前記画面表示部の開き角度として、 90度を中心とした所望の角度範囲にあるときは、前記
    画面表示部は、画面の表示方向を前記本体側から見て正
    方向に表示させ、 ほぼ180度の角度にあるときは、前記画面表示部は、
    画面の表示方向を前記本体側から見て逆方向に表示させ
    ることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の携
    帯型パーソナルコンピュータ。
  6. 【請求項6】 前記角度センサからの角度情報が、前記
    本体に対する前記画面表示部の開き角度として、180
    度を越えたときは、前記画面表示部は、画面の表示方向
    を前記本体側から見て逆方向に表示させることを特徴と
    する請求項2または請求項3に記載の携帯型パーソナル
    コンピュータ。
  7. 【請求項7】 前記切り替え手段が、前記角度センサか
    ら前記表示制御手段への角度情報の送信を行ったとき、 前記角度センサからの角度情報が、前記本体に対する前
    記画面表示部の開き角度として、 90度を中心とした所望の角度範囲にあるときは、前記
    画面表示部は、画面の表示方向を前記本体側から見て正
    方向に表示させ、 ほぼ180度の角度にあるときは、前記画面表示部は、
    画面の表示方向を前記本体側から見て逆方向に表示させ
    ることを特徴とする請求項4に記載の携帯型パーソナル
    コンピュータ。
  8. 【請求項8】 前記切り替え手段が、前記角度センサか
    ら前記表示制御手段への角度情報の送信を行ったとき、 前記角度センサからの角度情報が、前記本体に対する前
    記画面表示部の開き角度として、180度を越えたとき
    は、前記画面表示部は、画面の表示方向を前記本体側か
    ら見て逆方向に表示させることを特徴とする請求項4に
    記載の携帯型パーソナルコンピュータ。
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