JP2005316656A - 情報処理装置および表示制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】装置本体の操作面を開閉するように回転自在に支持された蓋体の両面にディスプレイが設けられたノート型の情報処理装置において、蓋体の開閉の各状態での表裏各ディスプレイの表示のオン/オフと表示の向きを高い自由度で選択することを可能とする。
【解決手段】表裏の各ディスプレイの開時および閉時の表示のオン/オフと表示の向きを設定しておき、この設定内容に応じて、蓋体の開時および閉時の、表裏各ディスプレイの表示のオン/オフと表示の向きを制御する。これにより、操作者から見て、蓋体開時での裏側のディスプレイ上の表示データの向きと、蓋体閉時での表側のディスプレイ上の表示データの向きが上下左右とも同一となり、操作者が情報処理装置を蓋体を開いた状態と閉じた状態とで切り換えて利用する場合の表裏各ディスプレイの利用性が向上する。
【選択図】図7
【解決手段】表裏の各ディスプレイの開時および閉時の表示のオン/オフと表示の向きを設定しておき、この設定内容に応じて、蓋体の開時および閉時の、表裏各ディスプレイの表示のオン/オフと表示の向きを制御する。これにより、操作者から見て、蓋体開時での裏側のディスプレイ上の表示データの向きと、蓋体閉時での表側のディスプレイ上の表示データの向きが上下左右とも同一となり、操作者が情報処理装置を蓋体を開いた状態と閉じた状態とで切り換えて利用する場合の表裏各ディスプレイの利用性が向上する。
【選択図】図7
Description
本発明は、たとえばノート型のパーソナルコンピュータのように、コンピュータ本体の操作面を開閉するようにコンピュータ本体に対して回転自在に支持された蓋体を有し、かつその蓋体の表裏両面にディスプレイを備えた情報処理装置とその表示制御方法に関する。
たとえばノート型のパーソナルコンピュータなどの情報処理装置は、装置本体の操作面を開閉するように装置本体に対して回転自在なディスプレイ付きの蓋体を備えている。蓋体を装置本体から開くように回転させると、情報処理装置の操作者から見て正面にディスプレイが現れるように、ディスプレイは蓋体の裏側に配置されている。
このように蓋体の裏側に設けられた形態のディスプレイは、情報処理装置を個人的に利用する範囲では十分構成であるといえるが、たとえば、対面形式で他者との間で業務や教育などを目的としたプレゼンテーションを行う場合には不向きである。
そこで、蓋体の表裏両側にディスプレイを配置して、各々ディスプレイに同時に同一のデータの表示を行うことで、プレゼンテーション用途などに好適な情報処理装置が考えられている(たとえば特許文献1などを参照)。
特開平5−53991号公報(段落0006など)
ところで、この種の情報処理装置の表側のディスプレイは専らプレゼンテーション用途に限定されており、操作者の個人的な用途での利用性に欠く。すなわち、表側のディスプレイは蓋体を装置本体に閉じた状態とすることで操作者から見えるようになるが、この際、表側ディスプレイの表示データの向きは操作者から見て上限が逆になっているからである。
蓋体を開いた状態での裏側のディスプレイ上の表示データと蓋体を閉じた状態での表側のディスプレイ上の表示データとの向きを一致させる方法として、特許文献2には、透過型液晶表示板の両面にスクリーン用の液晶を配置し、蓋体の開閉の状態に応じて、スクリーン用の液晶の透過/遮光状態の切り替えと、透過型液晶表示板の操作方向の切り替えを行う技術が記載されている。
特開平6−195151号公報
しかしながら、この方式では、蓋体を開いた状態において、ディスプレイの表裏両側より表示データを見れるような構成としても、その表裏両側より見える各々の表示データの左右の向きが逆さまとなり、プレゼンテーションへの利用には不向きである。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、蓋体の開閉の各状態での表裏各ディスプレイの表示の向きを高い自由度で選択することのできる情報処理装置と表示制御方法を提供することを目的としている。
かかる目的を達成するために、本発明の情報処理装置は、操作面を有する本体と、本体にヒンジを介して回動可能に取り付けられる蓋体と、蓋体の有する面のうち、蓋体が本体に対して閉時の状態において、本体の操作面と対向する第1の面に取り付けられる第1の表示部と、蓋体の有する面のうち、第1の面と対向する第2の面に取り付けられる第2の表示部と、蓋部が開時および閉時における第1の表示部および第2の表示部の表示の向きを設定する設定部と、蓋部の開時および閉時を検知する検知部と、検知部による検知結果および設定部の設定内容に基いて、第1の表示部および第2の表示部の表示の向きを制御する制御部とを具備することを特徴とする。
ここで、設定部は、蓋部の開時から閉時に移行する際、前記第2の表示部に表示されている表示内容を所定の角度回転させて表示するように設定するものとしてもよい。より具体的には、設定部は、前記蓋体の閉時において前記本体の操作面に対向する表示部である前記第1の表示部の表示データの向きを固定とし、この第1の表示部の表示データの向きを基準として、前記第2の表示部に表示させる表示データの回転角度を設定する。さらに、設定部は、蓋部の開時および閉時における前記第1の表示部および前記第2の表示部の表示のオン/オフを設定するものであってよい。
この発明により、蓋体の開閉の各状態での第1の表示部と第2の表示部の表示の向きを高い自由度で選択することができる。たとえば、蓋体の閉時での表側のディスプレイ上の表示データの向きを上下180度回転とすることで、操作者から見て、蓋体の開時での裏側のディスプレイ上の表示データの向きと、蓋体の閉時での表側のディスプレイ上の表示データの向きを上下左右とも同一にすることができる。また、蓋体の開時において、表裏両側のディスプレイに同一の向きの表示データを同時に表示させることもできる。
本発明の情報処理装置および表示制御方法によれば、蓋体の開閉の各状態での第1の表示部と第2の表示部の表示の向きを高い自由度で選択することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかる情報処理装置100の外観を示す斜視図、図2および図3は情報処理装置100の側面図である。
これらの図に示すように、この情報処理装置100は、装置本体1と蓋体2とで構成される。装置本体1にはキーボード3やトラックパッド4などが配設された操作面5が設けられている。蓋体2は、図2に示すように、装置本体1の操作面5を開閉するように装置本体1に図示しないヒンジ機構により回転自在に支持されている。より具体的には、蓋体2は、装置本体1の上記の操作面5を露出するように当該操作面5に対して所定角度に起立した姿勢と、図3に示すように、操作面5を覆うように横臥させた姿勢との間で、両端が装置本体1に支持された軸6に回転自在に支持されている。
また、図2および図3に示すように、蓋体2は、バックライトのための蛍光管11および導光板12と、導光板12の両側に偏向板13,14を挟んで貼り合わされた液晶構造部15,16とで構成される。導光板12は蛍光管11の光を面光源にするためのものである。
図4は、この情報処理装置100の電気的なハードウェア構成を示すブロック図である。この情報処理装置100は、全体の制御を行うCPU(Central Processing Unit)21と、メインメモリ22と、グラフィックコントローラ23と、描画処理用のVRAM(Video Random Access Memory)24と、LCD(Liquid Crystal Display)などの2つのディスプレイ25、26と、外部記憶部としてのHDD(Hard Disk Drive)27と、BIOS(Basic Input Output System)28と、EC(Embedded Controllers)29と、2つのディスプレイ25、26の表示設定の切り替えを手動で行うためのディスプレイ切替設定スイッチ30と、蓋体2の回転角度を検出するセンサー31と、CPU21、メインメモリ22、グラフィックコントローラ23および第2のブリッジ回路32の間でのデータのやりとりを制御する第1のブリッジ回路33と、HDD17、BIOS28、EC29および第1のブリッジ回路33の間でのデータのやりとりを制御する第2のブリッジ回路32とを備えて構成される。
2つのディスプレイ25、26は、蓋体2の液晶構造部15,16に対応するものである。2つのディスプレイ25、26は、グラフィックコントローラ23から表示データの供給を受けて表示動作を行う。VRAM24には、各々のディスプレイ25、26に対応したメモリ空間が設けられており、グラフィックコントローラ23は、VRAM24の2つのメモリ空間に対して表示データの描画処理を行う。また、グラフィックコントローラ23は、EC29からの制御情報に基づいて、2つのディスプレイ25、26の表示のOn/Offおよび表示の向き(回転無し、左90度回転、右90度回転、上下180度回転)を制御することが可能である。
EC29は、レジスタとして、ディスプレイ切替設定スイッチ30の切替設定内容に対応するディスプレイ切替設定情報を保持するディスプレイ切替設定情報レジスタ41と、各々のディスプレイ切替設定情報に対する2つのディスプレイ25、26の開閉時の表示のOn/Offおよび表示の向き(回転無し、左90度回転、右90度回転、上下180度回転)を記述したディスプレイ切替設定テーブルを格納したディスプレイ切替設定テーブルレジスタ42とを有している。
図5に、ディスプレイ切替設定テーブルの例を示す。なお、裏側のディスプレイ26は、蓋体2が装置本体1に対して閉時の状態において、蓋体2の、装置本体1の操作面5と対向する第1の面に取り付けられた第1の表示部であり、第1の面と対向する第2の面には第2の表示部である表側のディスプレイ25が配置されている。
ディスプレイ切替設定情報が”0001”のとき、裏側のディスプレイ26は、開時に表示Onで表示の向きは”回転無し”、閉時に表示Offとする。表側のディスプレイ25は常に表示Offとする。
ディスプレイ切替設定情報が”0010”のとき、裏側のディスプレイ26は、開時に表示Onで表示の向きは”回転無し”、閉時に表示Offとする。表側のディスプレイ25は、開時に表示Off、閉時に表示Onで表示の向きは”上下180度回転”とする。
ディスプレイ切替設定情報が”0011”のとき、裏側のディスプレイ26は、開時に表示Onで表示の向きは”回転無し”、閉時に表示Offとする。表側のディスプレイ25は、開時に表示Off、閉時に表示Onで表示の向きは”左90度回転”とする。
ディスプレイ切替設定情報が”0100”のとき、裏側のディスプレイ26は、開時に表示Onで表示の向きは”回転無し”、閉時に表示Offとする。表側のディスプレイ25は、開時に表示Off、閉時に表示Onで表示の向きは”右90度回転”とする。
ディスプレイ切替設定情報が”0101”のとき、裏側のディスプレイ26は、開時に表示Onで表示の向きは”回転無し”、閉時に表示Offとする。表側のディスプレイ25は、開時に表示Onで表示の向きは”回転無し”、閉時に表示Offとする。
ディスプレイ切替設定情報が”0110”のとき、裏側のディスプレイ26は、常に表示Offとする。表側のディスプレイ25は、開時に表示Off、閉時に表示Onで、表示の向きは”上下180度回転”とする。
ディスプレイ切替設定情報が”0111”のとき、裏側のディスプレイ26は、開時に表示Onで表示の向きは”回転無し”、閉時に表示Offとする。表側のディスプレイ25は、開時に表示Onで表示の向きは”回転無し”、閉時に表示Onで表示の向きは”上下180度回転”とする。
ディスプレイ切替設定情報が”1000”のとき、裏側のディスプレイ26は、開時に表示Onで表示の向きは”回転無し”、閉時に表示Offとする。表側のディスプレイ25は、開時に表示Off、閉時に表示Onで表示の向きは”回転無し”とする。
ディスプレイ切替設定スイッチ30は、図1に示すように、たとえば装置本体1などに設けられ、たとえばユーザが指で直接操作可能な押し釦式のスイッチである。EC29はディスプレイ切替設定スイッチ30の操作を監視しており、ディスプレイ切替設定スイッチ30の切替設定内容に対応するディスプレイ切替設定情報をディスプレイ切替設定情報レジスタ41にセットする。
ユーザが自分の設定したディスプレイ切替設定情報の内容を認識し得るように、ディスプレイ切替設定スイッチ30の切替設定内容に応じて、2つのディスプレイ25、26の開閉時各々の表示のOn/Offおよび表示の向きを示す文字や画像などの視覚的な情報を、たとえば一方のディスプレイ(たとえば裏側のディスプレイ26)に表示させるようにしてもよい。
なお、ディスプレイ切替設定情報の設定には、上記のディスプレイ切替設定スイッチ30を用いた方法以外に、たとえば一方のディスプレイ(たとえば裏側のディスプレイ26)にディスプレイ切替設定用のGUI(Graphical User Interface)を表示し、このGUI上で、装置本体1のキーボード3などを操作して所望の項目を選択する方法が考えられる。
また、EC29は、センサー31の出力に基づいて蓋体2の開閉の各状態を検知する。より具体的には、装置本体1の操作面5に対して蓋体2が閉じた状態から所定角度まで開かれた状態、および、装置本体1の操作面5に対して一杯に開いた状態から所定角度まで閉じられた状態を検知する。そしてECは、各々の検知結果と、ディスプレイ切替設定情報レジスタ41にセットされたディスプレイ切替設定情報およびディスプレイ切替設定テーブルレジスタ42に保持されたディスプレイ切替設定テーブルの内容に基づいて、グラフィックコントローラ23に出力する制御情報を生成する機能を有している。この制御情報は、2つのディスプレイのOn/Offおよび表示の向きを指定する情報を含む。
次に、この情報処理装置100における表裏2つのディスプレイ25,26の表示制御について説明する。
図6は、表裏2つのディスプレイ25、26の表示制御の流れを示す図である。
例として、ディスプレイ切替設定情報に”0010”が設定され、蓋体2が装置本体1の操作面5に対して所定角度まで起こされた状態(たとえば図2の状態)にあるものとする。蓋体2が完全に閉じられたとき(たとえば図3の状態)の蓋体2の回転角度を0度として、蓋体2が装置本体1の操作面5に対して所定角度まで起こされたときの回転角度はたとえば100度とする。
蓋体2が装置本体1の操作面5に対して所定角度まで起こされた時点では、EC29は、ディスプレイ切替設定テーブルから”0010”のディスプレイ切替設定情報に対応する蓋体開時に関する情報を読み込み、この読み込んだ情報に基づき、裏側のディスプレイ26の表示をOn、その表示の向きを回転無しとし、表側のディスプレイ25の表示をOffにするようにグラフィックコントローラ23に対して制御情報を出力する。グラフィックコントローラ23は、この制御情報を受けて、裏側のディスプレイ26の表示のみをOnとし、回転無しの通常の向きの表示データをVRAM24上で生成して裏側のディスプレイ26に供給する。
この状態から蓋体2がユーザによって徐々に閉じられて行くと、センサー31の出力である回転角度の値が徐々に低くなって行く。
EC29は、センサー31の出力を基に蓋体2の回転角度を監視している(ステップS101)。EC29は、複数のサンプリング点でのセンサー31の出力を基に蓋体2の回転角度が減少過程(蓋体2が閉じられる過程)であるか増大過程(蓋体2が開かれる過程)であるかを判断する(ステップS102)。
今回EC29は、蓋体2の回転角度が減少過程であることを判断し(ステップS102の減少)、さらに、その回転角度が所定角度(たとえば60度)まで減少したことを検知すると(ステップS103のYES)、ステップS104へ進む。回転角度が所定角度(たとえば60度)まで減少していない場合にはステップS101のセンサー31の出力の監視に戻る。
ステップS104では、EC29は、ディスプレイ切替設定テーブルから”0010”のディスプレイ切替設定情報に対応する蓋体閉時の情報を読み込む。そして、EC29は、読み込んだ情報に基づき、裏側のディスプレイ26の表示をOffとするとともに、表側のディスプレイ25の表示をOnとし、その表側のディスプレイ25の表示の向きを上下180度回転させるようにグラフィックコントローラ23に対して制御情報を出力する(ステップS105)。
グラフィックコントローラ23は、この制御情報を受けると、裏側のディスプレイ26の表示をOff、表側のディスプレイ25の表示をOnとし、通常の向きの表示データに対して上下180度回転させた表示データをVRAM24上で作成して表側のディスプレイ25に供給する。
次に、蓋体2が閉じた状態から開かれる時の動作を説明する。
蓋体2が閉じた状態において、センサー31の出力である蓋体2の回転角度は0度とする。この時点では、EC29はディスプレイ切替設定テーブルから”0010”のディスプレイ切替設定情報に対応する蓋体閉時の情報を読み込み、この読み込んだ情報に基づき、裏側のディスプレイ26の表示をOff、表側のディスプレイ25の表示をOnとし、その表側のディスプレイ25の表示の向きを上下180度回転させるようにグラフィックコントローラ23に制御情報を出力する。グラフィックコントローラ23は、この制御情報を受けると、裏側のディスプレイ26の表示をOff、表側のディスプレイ25の表示をOnとし、通常の向きの表示データに対して上下180度回転させた表示データをVRAM24上で作成して表側のディスプレイ25に供給する。
この状態から蓋体2がユーザによって徐々に開かれて行くと、センサー31の出力である回転角度の値が徐々に増大して行く。
EC29は、センサー31の出力を基に蓋体2の回転角度を監視している(ステップS101)。EC29は、複数のサンプリング点のセンサー31の出力を基に蓋体2の回転角度が減少過程(蓋体2が閉じられる過程)であるか増大過程(蓋体2が開かれる過程)であるかを判断する(ステップS102)。
今回EC29は、蓋体2の回転角度が増大過程(蓋体2が開かれる過程)であることを判断し(ステップS102の増大)、さらに、その回転角度が所定角度(たとえば30度)まで増大したことを検知すると(ステップS106のYES)、ステップS107に進む。
ステップS107では、EC29は、ディスプレイ切替設定テーブルから”0010”のディスプレイ切替設定情報に対応する蓋体開時の情報を読み込む。そして、EC29は、読み込んだ情報に基づき、裏側のディスプレイ26の表示をOn、表示の向きを回転無しとし、表側のディスプレイ25の表示をOffにするようにグラフィックコントローラ23に対して制御情報を出力する(ステップS108)。
グラフィックコントローラ23は、この制御情報を受けて、裏側のディスプレイ26の表示のみをOnとし、回転無しの通常の向きの表示データをVRAM24上で生成して裏側のディスプレイ26に供給する。
これにより、図7に示すように、操作者から見て、蓋体2の開時での裏側のディスプレイ26上の表示データの向きと、蓋体2の閉時での表側のディスプレイ25上の表示データの向きが上下左右とも同一となり、操作者が情報処理装置100を蓋体2を開いた状態と閉じた状態とで切り換えて利用する場合の表裏各ディスプレイ25、26の利用性が向上する。
この情報処理装置100では、ディスプレイ切替設定情報として”0011”が設定された場合には、図8に示すように、蓋体2の閉時には表側のディスプレイ25のみ表示がOnとなり、その表側のディスプレイ25に通常の向きに対して左90度回転させた表示データが表示される。同様に、ディスプレイ切替設定情報として”0100”が設定された場合には、図9に示すように、蓋体2の閉時には、表側のディスプレイ25のみの表示がOnとなり、その表側のディスプレイ25に通常の向きに対して右90度回転させた表示データが表示される。これにより、蓋体2を閉じた状態で表側のディスプレイ25を、縦横いずれの向きでも利用することができる。
さらに、ディスプレイ切替設定情報として”0101”または”0111”が設定された場合には、図10に示すように、蓋体2の開時において、表裏両側のディスプレイ25、26に同一の向きの表示データが同時に表示される。これにより、プレゼンテーションへも好適に利用することができる。
そして、ディスプレイ切替設定情報として”0001”を設定することで、一般的な片面表示型のディスプレイのように、蓋体2の開時に裏側のディスプレイ26のみ表示をOnにすることができる。
なお、本発明は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1…装置本体、2…蓋体、5…操作面、23…グラフィックコントローラ、25…表側のディスプレイ、26…裏側のディスプレイ、30…ディスプレイ切替設定スイッチ、31…センサー、41…ディスプレイ切替設定情報レジスタ、42…ディスプレイ切替設定テーブルレジスタ、100…情報処理装置。
Claims (9)
- 操作面を有する本体と、
前記本体にヒンジを介して回動可能に取り付けられる蓋体と、
前記蓋体の有する面のうち、前記蓋体が前記本体に対して閉時の状態において、前記本体の操作面と対向する第1の面に取り付けられる第1の表示部と、
前記蓋体の有する面のうち、前記第1の面と対向する第2の面に取り付けられる第2の表示部と、
前記蓋部が開時および閉時における前記第1の表示部および前記第2の表示部の表示の向きを設定する設定部と、
前記蓋部の開時および閉時を検知する検知部と、
前記検知部による検知結果および前記設定部の設定内容に基いて、前記第1の表示部および前記第2の表示部の表示の向きを制御する制御部と、
を具備することを特徴とする情報処理装置。 - 前記設定部は、
前記蓋部の開時から閉時に移行する際、前記第2の表示部に表示されている表示内容を所定の角度回転させて表示するように設定することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。 - 前記設定部は、
前記蓋部の開時および閉時における前記第1の表示部および前記第2の表示部の表示のオン/オフを設定することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。 - 操作面を有する本体と、
前記本体に回動可能に取り付けられる蓋体と、
前記蓋体の有する面のうち、前記蓋体が前記本体に対して閉時において、前記本体の操作面と対向する第1の面に取り付けられる第1の表示部と、
前記蓋体の有する面のうち、前記第1の面と対向する第2の面に取り付けられる第2の表示部と、
前記蓋部が開時および閉時における前記第1の表示部および前記第2の表示部の表示のオン/オフと表示の向きを設定する設定部と、
前記蓋部の開時および閉時を検知する検知部と、
前記検知部による検知結果および前記設定部の設定内容に基いて、前記第1の表示部および前記第2の表示部の表示のオン/オフと表示の向きを制御する制御部と
を具備することを特徴とする情報処理装置。 - 前記設定部は、前記蓋体の閉時において前記本体の操作面に対向する表示部である前記第1の表示部の表示データの向きを固定とし、この第1の表示部の表示データの向きを基準として、前記第2の表示部に表示させる表示データの回転角度を設定することを特徴とすることを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
- 前記回転角度は、0度および180度を含む選択肢の中から設定可能であることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
- 本体の操作面を開閉するように前記本体に回転自在に支持された蓋体の表裏両面に第1の表示部および第2の表示部を備えた情報処理装置の表示制御方法であって、
前記第1の表示部および前記第2の表示部の開時および閉時における表示のオン/オフと表示の向きを設定しておき、この設定内容に応じて、前記蓋体の開時および閉時の、前記第1の表示部および前記第2の表示部の表示のオン/オフと表示の向きを制御することを特徴とする情報処理装置の表示制御方法。 - 前記第1の表示部および前記第2の表示部の開時および閉時の表示のオン/オフと表示の向きの設定に関し、前記蓋体の閉時において前記本体の操作面に対向する表示部である前記第1の表示部の表示データの向きを固定とし、この第1の表示部の表示データの向きを基準として、前記第2の表示部に表示させる表示データの回転角度を設定することを特徴とすることを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置の表示制御方法。
- 前記回転角度は、0度および180度を含む選択肢の中から設定可能であることを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置の表示制御方法。
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