JPH0444045B2 - - Google Patents

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JPH0444045B2
JPH0444045B2 JP18252985A JP18252985A JPH0444045B2 JP H0444045 B2 JPH0444045 B2 JP H0444045B2 JP 18252985 A JP18252985 A JP 18252985A JP 18252985 A JP18252985 A JP 18252985A JP H0444045 B2 JPH0444045 B2 JP H0444045B2
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JP
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layer
water
pile
cement
absorbing
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JP18252985A
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Masato Oohori
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  • Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、杭全面に貼着しておいてセメント層
中に打設し、親杭としての用済み後、杭面とセメ
ント層間に滑りを与えて杭を引抜き易くする時等
に用いる吸水潤滑テープに係るものである。
従来の技術 アースオーガを用いて地盤にセメントを主材と
して柱列土留壁をつくり、土留壁に囲まれた地盤
土を除去して形成される下穴にビルデイング等の
地下構造物を構築すると、前記下穴形成のための
土留壁は用済みとなり、当然土留壁を支える親杭
も不要となるが、この親杭はセメント層中に固く
打込まれて引抜困難なためにそのまま放置されて
いる。しかし親杭は長天のH形鋼等、比較的値段
の張るものを多数用いているために引抜き回収で
きるれば工事コストを下げるために極めて好都合
である。それで従来、この種の杭の引抜きが試み
られているが、未だ引抜きにかなり手数が掛り、
引抜費用も高くついて採算的にも充分満足できる
手段がないのが現状である。
発明が解決しようとする問題点 本発明は、セメント層中に打設された杭類を回
収する場合に引抜き補助材として用いる特殊テー
プであつて、杭全面に貼着しておけば、吸水によ
つてセメント層と杭面間に潤滑面ができて通常の
クレーンの力で簡単に杭を引上げることができ、
その取扱い用法も極めて簡便である吸水潤滑テー
プを得ることを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は、前記問題点を解決するために、テー
プの裏面を貼着面として、粘着剤等の塗着可能な
面とし、表裏間の層中に、吸水ポリマーと再湿性
バインダーを混練して乾燥固化させた再湿性潤滑
層を有する吸水潤滑テープを構成した。前記粘着
剤は、常温において粘弾性的性質を有する感圧接
着材料で、アクリル系、ビニルエーテル系、ポリ
ブタジエン系、イソプレン系等の合成樹脂系粘着
剤、天然ゴム、合成ゴム等のゴム系粘着剤、また
はシリコン樹脂系粘着剤等を用いる。そして吸水
ポリマーとは、水に溶解せず水中で自重の数十倍
乃至数百倍の水を吸収して膨張し、ヒドロゲルを
形成する合成樹脂粉末で、例えばアクリル酸系共
重合体(架橋ポリアクリル酸、でん粉−ポリアク
リル酸共重合物等)、アクリル酸ビニルアルコー
ル共重合体、架橋ポリエチレンオキサイド、架橋
カルボキシルメチル化セルローズナトリウム塩ま
たはカルシウム塩等である。再湿性バインダーと
は、乾燥時固化連結しているが水分を与えると練
り糊化するもの、例えばでん粉糊、ポリビニール
系糊等の他、乾燥時固化連結しているが吸水によ
つて寒天状、泥状化する物質等をいう。
作 用 例えば杭の周囲全面に本発明の吸水潤滑テープ
を貼着して、セメントと、水、土砂、ベントナイ
ト等を混練した未固化セメントミルクよりなるセ
メント層中に、杭とセメント層が直接、接しない
状態で杭を投入すると、テープの再湿性潤滑層中
の吸水ポリマーが、セメント層から再湿性バイン
ダー中に浸入した水、あるいは直接セメント層中
の水を自重の数十倍乃至数百倍に至るまで吸収し
て膨潤し、無数の吸水微粒子のヒドロゲルを形成
する。この吸水ポリマーのゲル化と同時進行して
再湿性バインダーは水によつて糊化、泥状化し、
ゲル化した吸水ポリマーと混ざり合つて潤滑層と
なる。この潤滑層の形成はセメント層の未固化中
に行われ、同潤滑層の膨張によつてセメント層は
杭表面より排除されて固化する。杭面においては
潤滑層は極く薄く形成されるが、この潤滑層は有
効な潤滑性を呈する。元来、合成樹脂は潤滑性を
有し、特にゲル化した吸水ポリマーは微粒の転が
りボールとなり且つ互に滑り合つて、糊化、泥状
化したバインダーが潤滑油代りとなり、杭面とセ
メント層間において極めてすぐれた球入りで潤滑
面を形成する。よつて杭頭を掴んでクレーンで引
上げると容易に杭を引抜くことができる。
実施例 1 第1図によつて本発明の実施例1を示す。図に
おいて、1はテープ全体に強度を与えテープ形状
を維持する支持体シートで、クラフト紙(100
g/m2)が用いられる。2は支持体シート1の裏
面に貼着面として、これに設けた粘着層でポリア
クリル酸エステルを主成分とする粘着剤を10μ厚
に塗布してある。3は再湿性潤滑層で、再湿性バ
インダーとしてでん粉(コーンスターチ)から製
したでん粉糊100部、吸水ポリマーとしてアクリ
ル酸ビニルアルコール共重合体よりなる商品名ス
ミカゲルSP−510(住友化学製)を20部、これに
適度の水分を加えて混練し、この混練物を前記支
持体シート1の表面に塗布し、乾燥固化させて
100μ厚の層とした。4は再湿性潤滑層3の上に
設けたコート層で、再湿性潤滑層3の未固化の間
に同層上に置いたポリプロピレン系の不織布で、
再湿性潤滑層3の固化によつて同層上に接着され
る。コート層4は再湿性潤滑層3を保護し、水浸
透時のフイルターとなる。5が粘着層2に貼着し
た剥離紙で、クルパツク紙(73g/m2)上にポリ
エチレンフイルム層(20μ)を設け、この上にシ
リコン樹脂をコーテイング(0.5〜1g/m2)し
たシリコン樹脂塗工紙である。このように剥離紙
5を裏打ちした吸水潤滑テープは、幅30cmとし、
リールに巻取つた。
以上の吸水潤滑テープを用いるに際しては、全
長5m、H型断面のフランジ長150cmウエブ長300
cm、厚さ0.7cmのH型鋼材よりなる杭の上端を残
して杭全面に同テープを貼着した。粘着層を欠く
テープは、接着剤、糊剤等で貼着する。そしてア
ースオーガによつて柱列土留壁用の地盤穴を穿
ち、地盤穴に低アルカリ性のセメント、掘削土
砂、ベントナイト、水等を混練したセメントミル
を注入して後、巻上機より繰出してオーガのリー
ダマスト上端より垂下させたワイヤによつて杭上
端を掴んで吊下げて、前記セメントミルクを注入
した地盤穴にワイヤを緩めつつ杭を投入した。杭
の重量は約165Kgであつた。この場合、セメント
ミルクは吸水潤滑テープを介して杭面に接してい
る。そしてセメントミルクが固化した10日後、杭
上端を前記ワイヤによつて確保した巻上機によつ
て杭の重量に若干の力を加えてワイヤを上方へ引
くと、テープのコート層4が杭の跡穴内に残り、
支持体シート1が杭面に残る状態で、強力な特別
の杭引抜機を要せず、杭を引抜くことができた。
この引抜き時、第2図に示すように、吸水ポリマ
ー9は吸水膨潤し、再湿性バインダー8は糊化し
てセメント層7と杭6との縁切り面となり、潤滑
層となつた。約1月後になると、セメント層が乾
燥し、潤滑層中の吸水ポリマーと糊剤の水分が脱
出し再び固化してスケルトン状に縮小するが、膨
潤した潤滑層の厚みはそのまま保持されて、杭面
とセメント層間に空隙ができる。この状態では杭
上端を一旦叩いて再固化した再湿層を破壊すると
杭は容易に引抜けた。
実施例 2 第3図によつて本発明の実施例2を説明する。
10は支持体を兼ねるコート層で、クラフト紙
(100g/m2)が用いられる。11は再湿性潤滑層
で、再湿性バインダーとしてでん糊100部、吸水
ポリマーとしてアクリル酸共重合体よりなる商品
名ワンダーゼエル(花王石鹸製)を30部、これに
水と若干の増量材としてバーミユキユライト末を
加えて水と混練し、コート層10に塗布して乾燥
固化させて100μ厚の層にしてある。12は粘着
層で、イソシアネート系接着剤と硬化剤とを重量
比10:1に混ぜて再湿性潤滑層11の裏面に20μ
厚に塗布したものである。13は剥離紙である。
なお粘着層としては、シリコン樹脂を用いても
よい。この場合は被塗布面にコーテイングしたポ
リエチレンフイルムを接着媒体として塗布し、こ
の上にシリコン樹脂系粘着層を設ける。この種の
粘着層は杭面への貼付、剥離の繰返しができ、杭
引抜後杭面に残る粘着層の剥離が容易で杭面が汚
れない利点があるが引抜中剥離しないように、あ
る程度粘着力の強いものに調整しておくことが必
要である。
支持体シートは、強力な紙類の他に、不織布、
通常の布、合成樹脂フイルム等を用いてもよい。
また再湿性潤滑層の表面強度が充分ならばコート
層はなくてもよい。
発明の効果 本発明の吸水潤滑テープは通常のテープのタイ
プであるから取扱いが容易で、杭面に貼着するだ
けで使用でき、吸水前の取扱い中再湿性潤滑層は
固化状態にあるから杭面から再湿性潤滑層が剥離
したり、たれ落ちたりすることがなく、また吸水
後は吸水ポリマーが球状に膨潤して転がり滑り合
い、且つ再湿性バインダーが糊化、泥状化して一
種の潤滑油代りとなり、このようにして吸水した
再湿性潤滑層はセメント層と杭面間で縁切りされ
た球入り潤滑面を構成するので、杭の引抜きが容
易となり、通常のクレーンで杭を上げることがで
き、回収した杭を何度も利用できて甚だ経済的と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例1の断面図、第2図は
同上の作用を示す拡大断面図、第3図は実施例2
の断面図である。 図中、2……粘着層、3……再湿性潤滑層、8
……再湿性バインダー、9……吸水ポリマー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 裏面に貼着面を有し、表裏間に吸水ポリマー
    と再湿性バインダーを混練して乾燥固化させた再
    湿性潤滑層を有することを特徴とする杭引抜等に
    用いる吸水潤滑テープ。
JP18252985A 1985-08-20 1985-08-20 杭引抜等に用いる吸水潤滑テ−プ Granted JPS62174418A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18252985A JPS62174418A (ja) 1985-08-20 1985-08-20 杭引抜等に用いる吸水潤滑テ−プ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18252985A JPS62174418A (ja) 1985-08-20 1985-08-20 杭引抜等に用いる吸水潤滑テ−プ

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Publication Number Publication Date
JPS62174418A JPS62174418A (ja) 1987-07-31
JPH0444045B2 true JPH0444045B2 (ja) 1992-07-20

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ID=16119898

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JP18252985A Granted JPS62174418A (ja) 1985-08-20 1985-08-20 杭引抜等に用いる吸水潤滑テ−プ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0639784B2 (ja) * 1987-06-15 1994-05-25 株式会社技研製作所 杭打及び引抜工法
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JPS62174418A (ja) 1987-07-31

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